あらすじ
★★★★★
「すみません」の大安売りはもうやめた!
72歳の殺し屋が、「モラハラ」「カスハラ」「介護は娘」……全部まとめてぶっとばす!
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口を開けば「すみません」、理不尽には「しょうがない」。
更年期に悩む52歳・榊冴子はパート先で舐められ、実家では介護要員にされかけ、冴えない日々を過ごしていた。
ある日、レジで迷惑客を撃退するド派手なジャージの老女に遭遇。山田グロリアという名の彼女の正体は、齢72にして凄腕の殺し屋だった!
「私、今からでも変われますか?」
束縛夫に軟禁された親友を救うため、冴子はグロリアに弟子入りを志願する――。
読後のスカッと絶対保証!
怒ることを諦めてきたあなたに読んでほしい、自分自身を取り戻すリベンジ・アクション!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
私のことだ、そう思った。
なんだかいつも弱気で、すみませんが口癖、頭の中で考えるだけで行動にうつせず、怒ることが苦手。
主人公のことが分かりすぎて、爽快なのに、泣きそうだった。
わたし、これからちゃんと怒ります!
Posted by ブクログ
プロローグ
ニキータ、レオン、ハンナ、キル・ビル、
キル・ボクスン、悪女、アナ、コロンビアーナ、
レッド・スパロー、アトミック・ブロンド等々
女殺し屋映画を挙げていくと枚挙にいとまがない
因みに、私のお気に入りは、コロンビアーナだ
まぁ、リュック・ベッソンが製作、脚本だから
内容は、ニキータ、レオン風だが、、、
本作に生まれた、新たなるキャラクター
殺し屋に養成したはずなのに、殺さない屋
その名も冴子!!!
冴子は、サエコーだ、いやサイコーのキャラ誕生である!
冴子の本当の正体が最後に証される
果たして彼女の正体は如何に、、、!?
本章
『殺し屋がレジにいる』新たなる刺客★4.5
榎田ユウリさん初読み
小説現代11月号より
プロローグでミスリードを掴まされ
エピローグでホロッとさせる
素晴らしい構成だ
リーダビリティも高く、頁を捲る手が止められない
止まらないのかっぱえびせん状態である
うだつの上がらない、高身長52歳バツイチの
レジ打ち女性が親友のDV夫と縁を切らせるために
立ち上がる!
ひょんなことから、殺し屋ババア軍団に殺しの
手ほどきを受け、強くなっていくさまをコミカルに
描いたシスターフッド的な物語
殺し屋軍団の各キャラも立っていて、ラストまで
一気に持っていく
そして、驚愕の!?エピローグにはホロッとせずには
いられない!!!
女殺し屋のお話し好きだなー
殺さないけど、、、
エピローグ
さて、主人公冴子である
何か読みながら親しみを覚えた
高身長、お人好し、波風立たせない、猫背
ん?
ン?
もしや!?
あっ!
あぁ〰!
殺し屋に仕立てたのに、何故か殺さない屋に!
そして、その優しさ
その正体は〰
そう、bmaki こと、まきちゃんではないか〰(≧∇≦)!
皆様、本作を読む機会がございましたら、彼女を想起しながら読んでみて
完