ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記

    Posted by ブクログ

    素敵な文章に癒された一冊。同じく英国留学をしていたので、共感することも多く続きが気になってどんどん読み進めた。

    0
    2025年11月23日
  • ほたるいしマジカルランド

    Posted by ブクログ


    「欠点が生きるポジションがあるかもしれない。誰かがいなくなっても問題なく仕事がまわるのが会社。」
    国村社長が素晴らし過ぎる。
    水曜日、木曜日の章にじいんとし、日曜日の章にほっこりする。

    0
    2025年11月23日
  • 地球から来た男

    Posted by ブクログ

    SF的、未来的な場面設定だけど、今でもあり得るかもしれないシチュエーション。
    全体的に寂しい気持ちが漂う。

    0
    2025年11月23日
  • 川のほとりに立つ者は

    Posted by ブクログ

    読み終わった後、視野が広がるような作品だった。
    文章がとても読みやすく、一気読みできた。

    私達は自分の知っている範囲でしか世界を見ることができない。だからこそ、それを自覚して相手を理解しようと努力することが大切なのかなぁと思った。

    人生のヒントになる様な言葉がたくさんあったので、メモしながら読んでみた。
    また時間をあけて読みたい。

    0
    2025年11月23日
  • 神さまのビオトープ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    胸に響く言葉がたくさんありました。
    私も鹿野くんに恋をしました笑
    好きすぎて本買いました(^-^)
    安曇くんも好きです
    心に残った文章を記録しました


    鹿野くんは好き嫌いがはっきりしている。苦手なものには向かい合わないし、克服できるようがんばることもしない。無駄な努力はしない。代わりに、好きなものには愛と力を注ぐ。わたしは、いいかげんで真面目な鹿野くんが大好きだ。(p23)

    それが美しかろうが、醜かろうが、夢はひとりで見るものだ。(p75)

    わたしも、みんな、自分が望む夢をまっとうできればいい。(p77)

    人は自分が見たいものをその目に映す生き物だ。(p82)

    鹿野くんはお気に入りを

    0
    2025年11月23日
  • 最後に手にしたいもの

    Posted by ブクログ

    ANA機内誌翼の王国に掲載されたエッセイをまとめた1冊。先日観た映画国宝に圧倒され、原作の作者の本を読んでみたく手にした1冊。旅好きの私に嬉しい各地の話に出会える短編集。


    「ぽんと完成品があると、最初からその姿でこの世に存在しているようだから、よく考えてみれば全て誰かの出て作られたもの」→物心ついた時、世界は完全なものに見えた。大人になるにつれ、この世界はまだ課題が山積みであると知った。

    0
    2025年11月23日
  • ドラキュラ

    Posted by ブクログ

    誰もが知っているゴシックホラー。

    1897年、100年以上も前の作品なのに読者を惹きつける魅力は健在。

    複数人の手紙や日記を時系列順に並べたという作り。知らずに読めば全体像がなかなか見えないけれど、吸血鬼がどういうものか知っている私たち読者には「ああ!それって!」「やだなーやだなー」と心当たりがありまくり、ドキドキハラハラするしくみになっている。

    冒頭はまるで旅行記。東欧を旅した時の感動を味わえる。ただ、作者自身は東欧へは行ったことがなく、全て想像で書いているらしいです。ありゃりゃ。でも、けっこうリアルに描かれている感じがします。知らんけど。

    ひとつの舞台となる東欧はイギリスから見たら

    0
    2025年11月23日
  • あなたについて知っていること

    Posted by ブクログ

    どこをどう評価したら良いか分からないくらい最初から最後まで素晴らしかった。。
    訳者のあとがきも素晴らしい。
    いろんな感情が湧き上がるけど、とにかく切なさが一番大きい。でもやっぱりピッタリの言葉か見つからない!
    自分の中でベスト3には確実に入った。
    とにかく心にぶっ刺さったので星をさらに5個追加したい!

    0
    2025年11月23日
  • 犯人に告ぐ <文庫合本版>

    Posted by ブクログ

    闇に身を潜め続ける犯人。川崎市で起きた連続児童殺害事件の捜査は行き詰まりを見せ、ついに神奈川県警は現役捜査官をテレビニュースに出演させるという荒技に踏み切る。白羽の矢が立ったのは、6年前に誘拐事件の捜査に失敗、記者会見でも大失態を演じた巻島史彦警視だった──史上初の劇場型捜査が幕を開ける。第7回大藪春彦賞を受賞し、「週刊文春ミステリーベストテン」第1位に輝くなど、2004年のミステリーシーンを席巻した警察小説の傑作。

    0
    2025年11月23日
  • 笑う森

    Posted by ブクログ

    ある少年の失踪事件。いろいろと解き明かされていく真相。

    この少年がとても魅力的で、かつ荻原浩氏の作品らしく、ちょっぴり残念な人たちが繰り広げる物語がたまらなく面白いのです。「早く先を読みたい!」と駆られるように最後まで読みました。

    この本は書店ですぐカバーを掛けてもらったので、読み終えてカバーを外したときに帯を見るまで気づかなかったのですが、中央公論文芸賞を受賞したのですね。納得です。

    あの少年にまた会いたくなって、再読することは間違いありません!

    0
    2025年11月23日
  • spring

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    8歳でバレエに出会い、15歳で海を渡った萬春。「跳ねる」「芽吹く」「湧き出す」「春になる」。1人の天才を巡る4つの「spring」。

    久々に恩田陸さんのこう言う感じの本を読んだけど、読んでいる間ずっと面白い。バレエなんが全然分からないけど、引き込まれた。
    「芽吹く」が好き。

    0
    2025年11月23日
  • ものがわかるということ

    Posted by ブクログ

    わかるということの答えは載っていません。
    これは、ヒント本です。
    答えのないものは考えれば考える程に新たな疑問が出てきます。
    養老先生の語りの中で、答えは一人一人違う形で存在することが、わかりました。
    考えることは楽しいですね。

    0
    2025年11月23日
  • 13月のカレンダー

    Posted by ブクログ

    妄想の中でも「人の生き死にに関わることは」
    変えられなかったのに…

    生きていれば奇跡は起こるのかもしれない!
    今、生きている
    それは、奇跡の繋がりだった

    0
    2025年11月23日
  • 特定しないでください

    Posted by ブクログ

    和田正雪作家の作品はあと一つ読めてないだけ。
    推し活とかしてないけどこの作家はワタシの推しのひとりだなぁと改めて思うくらいまじで面白かった!!
    書き方が好きなんだと思う。
    ほかの2つの作品もめっちゃプロット組まれてるのわかる感じだし。
    ホラー小説ってプロットないとたぶんダメだと思うし、いやでも和田正雪作家にはプロットなしでホラー書いてほしい気持ちもあるなーまぁこれ(プロットの件)はワタシの想像なんやけどあくまでも。
    そしてこの『特定しないでください』は話題になっていいし、売れてほしい。
    純文学読めなくなっちゃってて、軽く読める本とか思ってるけどそうじゃなくてジャンルじゃなくて好きか嫌いかどっち

    0
    2025年11月23日
  • 幼年期の終り

    Posted by ブクログ

    小学生の時から読んでる。面白いから、と人にあげたりして3冊購入している。今は息子が読んでる。
    何度読み返したかわからないくらい読んでいるが、年齢によって登場人物への感情がかわる。若い頃は自分も密航する!と思った。親になってからは、子どもを失う両親の気持ちに胸が張り裂けそうなった。

    0
    2025年11月23日
  • 春の星を一緒に

    Posted by ブクログ

    人の生きる目的や最後にどのように過ごすか。
    とても心地がいい小説でした。

    三上さんの人柄に惚れてしまいそうになりました。
    奈緒さんと涼介と耕平の三人の関係性や三上さんがいること、成り立ちがいいバランスが心地よく読めました。

    構成や文も個人的には読みやすくかなり好きな作家の人になりました。
    起承転結や伏線の作り込みなど、最近小説の書き方の本も読んでいたので刺さるものがありました。

    本当に人生って色々なイベントがあって退屈品物なんだろうと実感しました。
    前作もあるので読みたいと思わせる作家さんだと思います。

    0
    2025年11月23日
  • 透析を止めた日

    Posted by ブクログ

    自分がいかに、人工透析について知らなかったか、それだけでなく偏見の目を持っていたのかに気付かされた。
    透析クリニックの前に、送迎の車が停まり、患者さんたちが乗り降りしているのを見ると、不摂生の結果、医療費の高騰、という言葉が頭をよぎることがあった。

    でも、透析を受ける(まわす、というらしい)というのは、その人の心にも身体にも大きなダメージがあること、家族の負担も大きいこと、そもそも透析を始める理由も様々であること。

    知らずに判断するのは良くない、とよく言われるけれど、まさにそう。


    さらに、「人工透析」が市場のシステムに組み込まれているのも悲しい現実だと思った。以前いった病院に「病ではな

    0
    2025年11月23日
  • 僕は、死なない。 全身末期がんから生還してわかった人生に奇跡を起こすサレンダーの法則

    Posted by ブクログ

    がん患者ならずとも、スピリチュアルや悟り系のサレンダー、アーメン、御心のままに、委ね、手放し、お任せ、降参、南無、帰依、諦め(明らめ)…に興味がある人は読んでみるといいと思います。

    0
    2025年11月23日
  • 二木先生

    Posted by ブクログ

    『ロリコン』と聞いただけで拒否反応が起こる。反射のようなもので、深く考えるまでもなくタブーという認識だ。
    ただ、二木の話を聞いているうちに「確かに冷静に考えれば何も悪いことではないのかもしれない」とも思った。
    多様性が叫ばれる世の中で、小児性愛はその対象に入っていないだろう。その願いが成就して行き着く先にあるものが犯罪だからだ。
    ただ、そちら側に立ってみると本当に辛い。
    僕自身は性自認が男、恋愛対象は女性で、女性しか好きにならない、年齢幅はざっくり20〜30歳くらいだろうか。それと同じように、小児性愛者は恋愛対象が幼い子供で、それはもうどうしようもない。自分には変えようのない自分を、世界のルー

    0
    2025年11月23日
  • ブレイクショットの軌跡

    Posted by ブクログ

    伏線回収が超気持ちいい終わり方。
    期間工の話とサッカー選手たちの話とアフリカの武装勢力の話が最後にうまくつながる。

    0
    2025年11月23日