名探偵にさよならを

名探偵にさよならを

1,760円 (税込)

8pt

おじいちゃん、まだそばにいてよ。
もっと物語を聞かせて――

累計25万部突破!
『このミス』大賞受賞作
『名探偵のままでいて』
シリーズ完結

レビー小体型認知症を患う祖父の「最後」の名推理!
『赤い館の秘密』『ユダの窓』『暁の死線』など
古典作品が彩る感涙の安楽椅子探偵ミステリー。

(あらすじ)
楓たちが知り合った“小林少年”の夏の記憶――炎に包まれる家の中、車椅子に乗ったおばあさんはどこへ消えてしまったのか。
古アパートの“音”と“鍵”の二重密室や、豪華客船内で起きた『ユダの窓』パターンの密室殺人など、レビー小体型認知症の楓の祖父は快刀乱麻に謎を解き明かしていく。
しかし、祖父の病状は悪化の一途をたどっており、楓との永遠の別れは確実に近付きつつあった……。

【著者について】
小西マサテル
1965年生まれ。香川県高松市出身、東京都在住。明治大学在学中より放送作家として活躍。現在、『ナインティナインのオールナイトニッポン』『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』『笑福亭鶴光のオールナイトニッポン.TV@J:COM』『明石家さんま オールニッポン お願い!リクエスト』を担当。『南原清隆、いまナンしょん。』(RNC)のアシスタントパーソナリティとして出演中。第21回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、2023年に『名探偵のままでいて』でデビュー。他の著書に『名探偵じゃなくても』(以上、宝島社)など。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    宝島社
  • ページ数
    320ページ
  • 電子版発売日
    2025年09月10日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    3MB

閲覧環境

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名探偵にさよならを のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    完結編にふさわしい物語
    死亡フラグが立っていたので、ドキドキしてました
    作者の仕掛けにまんまとはまってしまった
    1巻のレベルは突き抜けていたけど、単独の作品推としても、評価は✡5です

    0
    2025年11月15日

    Posted by ブクログ

    ──『楓、煙草を一本くれないか』
     
     
    「名探偵」シリーズの最新作にして最終章。レビー小体型認知症を患った、元校長先生の名探偵『おじいちゃん=碑文谷さん』とバディ役の『孫娘=楓』が様々な事件を解決していく、安楽椅子探偵モノのミステリ作品。

    過去の名作ミステリを踏襲しつつ、ハートウォーミングなこの

    0
    2025年11月10日

    Posted by ブクログ

    レビー小体型認知症を患う祖父と孫娘。祖父の症状は着実に悪化しているけど、ミステリの話になると元気を取り戻し、謎を明らかにしていく。両親を幼い頃に亡くし、祖父母に育てられた孫娘・楓と祖父がミステリに挑む3シリーズ目。

    ミステリを解く祖父、楓の矛盾点を着く力も今までのシリーズに比べたら、着実についてい

    0
    2025年10月24日

    Posted by ブクログ

    『名探偵のままでいて』『名探偵じゃなくても』に続く大好きなシリーズの完結編。

    ミステリーではあるんだけど、愛情や人とのつながりが物語を通して伝わってくる。
    というか、そっちが主軸なのでは?とすら思うほどにわたしの琴線にふれてくるシリーズだった。

    なんせ、おじいちゃんこだったもので。

    認知症を患

    0
    2025年10月24日

    Posted by ブクログ

    認知症探偵シリーズ第三弾、完結編。
    おもしろかったー!

    魅力的なキャラクターたち。
    海外ミステリーを夢中で読んでいた若いころを思い出す、
    「図」を多用した事件の説明。
    今回、『刑事コロンボ』が重要な局面で出てきたのもうれしかった。
    そして、ストーリー展開は
    まさに碑文谷さんが“ずばりといった”通り

    0
    2025年10月13日

    Posted by ブクログ

    名探偵シリーズ3作目にして完結編。
    身内にパーキンソン病の人がいたので、病気の進行していくのを見るのは正直しんどいところもありました。ちょっと出来すぎ?というところがない訳でもないですがリアルドキュメンタリーを見たい訳ではないので少しキレイにまとめてくれているくらいがよいです。(それでも泣いてしまい

    0
    2025年11月24日

    Posted by ブクログ

    古典作品の魅了が伝わる小説。

    僕自身が古典作品のミステリー小説を読んでいないのが口惜しくなるぐらい良かった小説でした。古典作品を知らなくてももちろん楽しめる物語でした。

    短編の話が続くと思いきや・・・
    まさかの展開に持っていく物語展開が興奮しました。

    「名探偵のままでいてシリーズ」が完結したの

    0
    2025年11月21日

    Posted by ブクログ

    優しい空気感を持つミステリシリーズ第3巻。これはシリーズ順に読んで欲しい本です。ついに楓がパートナーを選ぶシーンもあります。
    冒頭はカンウセリングを行っている医師。なぜかバーのような診療所、そして患者をおかあさんと呼び、殺意を煽るような治療をしている。しかし、この医師は各章でチラチラと気配はするもの

    0
    2025年11月17日

    Posted by ブクログ

    シリーズ完結。徐々に病状が悪化してくる「碑文谷さん」と孫の楓に訪れる別れの予兆。そして楓を巡る居心地のいい三角関係にも終止符が打たれる日が来るのか。切なさと、しかしそれ以上にミステリの楽しさが感じられる作品です。たぶんミステリ好きの人って、こういう謎に惹かれると元気になる気は分かる気がするのよね……

    0
    2025年11月16日

    Posted by ブクログ

    レビー小体型認知症の住所に因んで「碑文谷さん」と呼ばれるミステリー好きのおじいさんが、次々と謎を解いていく。殺人は次々起こるが、オシャレに軽やかに謎は解かれて、読み口は爽やか。

    0
    2025年11月10日

名探偵にさよならを の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    宝島社
  • ページ数
    320ページ
  • 電子版発売日
    2025年09月10日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    3MB

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