【感想・ネタバレ】新編 銀河鉄道の夜のレビュー

あらすじ

貧しく孤独な少年ジョバンニが、親友カムパネルラと銀河鉄道に乗って美しく悲しい夜空の旅をする、永遠の未完成の傑作である『銀河鉄道の夜』や、『よだかの星』『オツベルと象』『セロ弾きのゴーシュ』など、イーハトーヴォの切なく多彩な世界に、『北守将軍と三人兄弟の医者』『饑餓陣営』『ビジテリアン大祭』を加えた14編を収録。賢治童話の豊饒な味わいをあますところなく集めた一冊。

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感情タグBEST3

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オツベルと象がずっと印象に残ってる。
資本主義の闇、資本家による労働者達への搾取がテーマ?
オツベルが死んでhappyではなく、より良い社会の構築を目指そうねって話。利己的に生きるな他者への想像力や思いやりを持て!

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2026年06月29日

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1989年刊。新潮文庫の新編宮沢賢治は童話が3冊。そのなかの1冊。「銀河鉄道の夜」「よだかの星」「シグナルとシグナレス」「セロ弾きのゴーシュ」など、14篇を収める。
「銀河鉄道の夜」、最初に出会った頃にはバージョンがいくつかあって、戸惑った。いまは第4稿に落ち着いている。これも本書の編者・天沢退二郎と入沢康夫によるテキスト研究の賜物。でも、旧バージョンに出てきたブルカニロ博士がいない。
私のイチ押し、「猫の事務所」も入っている。軽便鉄道の停車場近くにある猫の第6事務所。所長は黒猫。一番書記が白猫、二番が虎猫、三番が三毛猫、そして四番書記のかま猫。ウィットとユーモア全開、そして風刺。
巻末エッセイは、岩手県出身、賢治研究家で宇宙物理の斎藤文一(南極観測隊員としてオーロラ観測もした)。文芸評論家・斎藤美奈子、韓国文学翻訳家・斎藤真理子の御父上。エッセイの題は「宮沢賢治の宇宙像」。期待して読んだが、かなり難解。ポストモダンなのか。

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2026年06月24日

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恥ずかしながら『銀河鉄道の夜』を初めてしっかり読んだ。久しぶりに圧倒される傑作に出会った感覚。読後は暫く放心に陥ってしまい、新たな本を開くのもテレビを観るのも音楽を聴くのも憚られるほどだった。このような瞬間があるから、読書というのは堪らない。

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2026年05月06日

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ネタバレ

通読して4ヶ月でやっと読み終わった本。「ぼく星」というドラマきっかけで、実際に宮沢賢治(以下賢治とする)の作品を読んでみようとなってみたものの、文体に慣れるのに時間がかかってしまった。ただこの文庫は賢治の作品の全体像を総括していたため、時間をかけてこの文庫を読み終えることができてよかったと思っている。『銀河鉄道の夜』は、賢治の宇宙像とジョバンニとカンパネルラの友情から語られる哲学を描いていて、名作とされる所以を感じた。『セロ弾きのゴーシュ』は、ゴーシュが動物たちとの関わりを通して、セロ弾き・または人間としての成長を描いている。はじめ解説で「この作品を「ハッピーな内容」をもつものとする見方に疑問を投げかけている」とされていたことに驚いたが、この作品が晩年に描かれ、かっこうを通して「死」や「孤独」と向き合っていたことから、単なるハッピーエンドではない、ということが理解できた。私は『猫の事件手帳』も気に入っている。猫社会を通して、賢治や今現代を生きる私達の社会を風刺しているからだ。その他にも『双子の星』や『よだかの星』など賢治の宇宙像を鮮明に表している作品や、『飢餓陣営』や『ビジテリアン大祭』など、演劇に力を入れた賢治の喜劇チックな作品など、多様な短編小説が収録されている。まだ賢治の作品を手に取ったことのない方に、読んでいただきたい。

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2026年01月26日

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ネタバレ

ようやく読みました。

以下表題作について。

序盤:おお、余り居心地よくないね……これどうなるんだろうな。おいザネリお前。お前。おまえら。
中盤:銀河鉄道だーー! 幻想的。大学士に思わずときめき鳥捕りがなんか、何か好き。私もその鳥食べたい。
終盤:まあ死後の世界的なあれだと思っ、まって。待って? 待って。待ってわかってて覚悟してるのになんか。え? なんか凄いわかってたのにハラハラする。まって。お父さん。お父さん帰ってくるのあのあのあのあのあの、さぁ!!!!!!!!!!

ジョバンニの不幸は「父親が帰ってこない/仕事による疲労/ザネリという馬の合わない存在」が原因なのですが、父親が金持って帰ってきてザネリもこの件で大人しくなる、となると、最後の二ページ程度で彼の問題はあっという間に片付いているんです。
カムパネルラはいません。
あの友人はそこに居ません。
でもカムパネルラは別に、助けてはくれなかったんです。
曖昧な笑顔と「いじめに加担しない」という立場にいただけなので、プラスの行動はしていないと判断しています。
むしろその態度に傷付いているのが冒頭の質問シーンです。

あの旅は夢に限りなく近くて、一緒に旅して対話したというのはジョバンニの理想でしかないとも見れます。
だとしても、ジョバンニがカムパネルラに対して強い感情(依存にも踏み込みかねない友情)を向けているのは、女の子との会話で不機嫌になったあたりで描写されています。
ジョバンニは自分と向き合ってくれる友人が欲しかったんじゃないかと思います。

カムパネルラの死と同時に三つの問題が好転したことが示唆されます。
うち一つは、カムパネルラが居なくなったからこそザネリが何も言えないだろう、という部分になっています。

あの蠍のように、カムパネルラは「本当の幸い」の為にその身を捧げたのでしょうか?

本当の幸いってなんですか?

ほんとうのさいわいって、なんだ。
■最後に

「カムパネルラ、僕達、ずっと一緒に行こうねぇ」
少なくともあの瞬間において、これがジョバンニにとってのほんとうのさいわいだったんだと思います。

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2025年12月06日

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宮沢賢治の文学に初めて触れた。
「銀河鉄道の夜」は以前読んだ気がしたが、内容を大体忘れていたので、半ば新鮮な気持ちで読めた。
賢治の文学はその筆致が独特だった。
いい意味で童心に立ち帰れるような幼さと、それに伴うやさしい感じがある。いいな、と思う作品は多かった。
なんか全体的に人間より動物とか物とかの方が喋ってて、主人公とかもそっち系が多かった。これは賢治の作風とか世界観なんだろうか。


以下、印象に残った作品
「よだかの星」
「ひのきとひなげし」
「銀河鉄道の夜」
「セロ弾きゴーシュ」
「ビジテリアン大祭」

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2025年09月19日

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ネタバレ

17歳になるまでにちゃんと読んだ2冊の本のうちの一冊。読書の原体験であり、大人になって初期バージョンを読んでからこの作品の深層に触れ大きな衝撃を受けた。子供時代と今の自分それぞれに別の覚醒を喰らわされた日本文化の特異点、それが宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」だ。

原作および映画版「ウォッチメン」
是枝裕和の「怪物」
映画版「キャシャーン」
そして浦沢直樹の「モンスター」

共通するテーマは「最大多数の最大幸福を求める」
そして人は必ず間違える「原罪」を背負う

子供の頃読んで魚が舞う天の川の景色にうっとりした読書体験が今だに自分の創作活動の原型となっている

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2025年07月24日

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いいやつ、意地悪なやつ。側から見ればそう印象づけられるようなキャラクターだけど、彼らは彼らの考えがあって、善悪で分けられるほど私たちは偉くない。小さい時に読み聞かせしてもらったような、あの感覚がまた味わえた。優しくてあたたかい文章は私が宮沢賢治に惹かれた理由の一つ。

独特なオノマトペは普段私たちが使うようなオノマトペよりも、よりはっきりと感覚を与えてくれる。この本には入ってないが、私は十力の金剛石の音が大好き。宮沢賢治の自由な表現を私も欲しい。

宮沢賢治の作品は大好きなのにそれを伝えられるだけの語彙が私にない

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2025年05月02日

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短編集ということもあり読みやすい。
ただし、決して、宮沢賢治が悪いわけではないのだが、自分に合う話合わない話はやはり出てくる。
そこは仕方ないが、気になるものだけ、惹かれるものだけ摘み読むことができるのはやはり短編集の利点。

私は双子の星、よだかの星、銀河鉄道の夜には美しさの面で強く惹かれた。
沢賢治ならではの清い宇宙が読み取れて、幼い頃の純粋な夢を見てるようでした。

この短編集でも特に異質であろうビジテリアン大祭、童話というにはあまりにも思想、宗教色が強く出ていたため、はっきり好みが分かれる話であると思うが、ビジテリアン大祭を深く読むほど宮沢賢治という人間の内面が垣間見える。私的にはとても読む価値がある話だと思いました。

銀河鉄道の夜は言わずもがな名作です。何度も読み返しました。清く儚く切ない、とても純粋な作品でした。

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2026年06月17日

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ふっと笑ってしまう場面も多いが、全体的に切なく美しく紡がれた物語たち。優しさを持った主人公の目線を繊細に追っている。

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2026年06月11日

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ハマるものとハマらないものの差が激しかった。一生懸命な小さい生き物が出てくる話は大体当たり。『カイロ団長』とか素晴らしい。無理難題に健気に取り組んでいく姿勢、あっぱれ。
『双子の星』もすごい好き。もう明るくなってるのに気が付かず半分目をつぶったまま夢中で銀笛を吹いているポウセさん。かわいいよぉ…

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2026年05月26日

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宮沢賢治の短編集。
宮沢賢治を知るにはまず手にとってこの本を読めば良いのではないかと思います。

様々な短編があるので総合的に評価は難しく、今回は銀河鉄道の夜に絞り評価をつけた。

基本的には作者像を頭に浮かべ作品を読むことはしたくないのだが、この作品(銀河鉄道の夜、個人的には人間失格も)は宮沢賢治がどういう出立で、そして彼の死生観を浮かべながら読んだ、そしてそれがこの本を読む上で大事なのではないかと思う。

彼の死生観は銀河の様に広大で、あまりにも大きく、そして繊細である。
私の人生を通しての死生観からは想像しきれない部分ばかりで、どんな人も若いうちからでも今からでも読むに値する壮大な作品だと思う。

彼自身の宗教に対する捉え方や生が、本人の人生からしっかりと描かれている。その書き方は美しくぜひ読んでいただきたい。

個人的には巻末ベジタリアンも賢治らしく、好きです。

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2026年05月15日

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ネタバレ

表題作は素晴らしい。
最後には、ジョバンニはいろいろなことで胸がいっぱいで何も云えず〜とあり、私も胸がいっぱい。
母親は病弱で、父親は長らく帰ってきておらず貧困、姉も話としてちらっと出てくるがあまり登場せず。ジョバンニは学校に通いつつ、新聞配達や活版の活字集めなどで働いており、授業や友達と遊ぶところまで気が回らない。疎遠になりつつも昔は仲が良かったカムパネルラ。
この設定からして気の毒な話だが、そこで夢を見て、さらには父親が戻ってくる知らせというハッピーエンド。しかしカムパネルラという友人を失った。

雁など食用に人気で、食べてみるかね、と足を引っ張って簡単に外し、食べてみればお菓子みたいな味であったり、
黄金と赤の美しい林檎を貰って食べてみれば、食べ終えて芯の部分などを落とすと灰色になったかと思えば消滅するなど、
明らかにこれは夢なんだろうなと思わせつつも、世界観が面白くて幻想的である。


全14編の、長さの異なる短編が収録されているが、いずれも表題作には及ばない。他の作品だけだと★3だが、表題作分で★4。

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2026年01月08日

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何故か夏に読みたくなる名作。
とにかく文章が綺麗。自分が本を好きになったきっかけで思い出深い作品です。

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2025年11月30日

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作品のタイトルしかそういえば知らなかったな、と。
面白かったですが読みやすくはなかった、音読すると表現に惹きつけられる感じがあった。
未完ってなるほど、と。
銀河鉄道の夜が読んでみたくて読み始めたんですが、こちらが1番好きだったかも。

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2025年11月26日

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正直に言う。難しかった。でも、物語の中に「入りこむ」という感じがあった。たぶん、もうちょっと歳をとってから読むと、もっとわかるのかもしれない、と思った。

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2025年11月18日

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 子どもの頃から親しんできた宮沢賢治の作品。
 様々な作家さんが影響を受けていることをきっかけに今回改めて手に取った。

 音やリズムを連ねているような筆致が小気味良く、また情景の描写が臨場感溢れていて、世界に一気に惹き込まれた。
 また、所々文字や原稿が抜けているところにも想像力を掻き立てられた。

 「銀河鉄道の夜」「よだかの星」「猫の事務所」「ビジテリアン大祭」は再読を含めて心に残った。

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2025年10月29日

Posted by ブクログ

『銀河鉄道の夜』
☆3.8くらい。

筋としては簡単だけど、賢治の仏教やキリスト教の思想が混じっていた。

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2025年10月20日

Posted by ブクログ

恥ずかしながら教科書以外で初宮沢賢治。
自然や動物を愛し、宇宙に想いを馳せ独特な言い回しやオノマトペは声に出して朗読するのに適していると思います。
「銀河鉄道の夜」は何と儚く悲しく美しい物語なのでしょう。こんな切ない想いをしたジョバンニ(カンパネルラもだけど)に幸あれ、と願わずにはいられません。
分の食わず嫌いに後悔。

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2025年08月29日

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登場人物が動物だったり、銀河を旅したりと絵本の中に入り込んだような没入感を体験することができた。
銀河鉄道の夜は、銀河や天の川など絵や写真でしか見た事の無いものを繊細な描写で記しており、美しい世界観を思い浮かべることが出来た。
「シグナルとシグナレス」も同じように主人公が柱という斬新な設定だが、静まり返った夜の駅で密かに恋をする様子がすごく良かった。
ファンタジーが好きな人にはオススメしたい1冊。

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2025年11月08日

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宮沢賢治の短編集。よだかの星、セロ弾きのゴーシュも収録。
銀河鉄道に乗って、夜空の星星の間を走り抜けて行く美しい物語 幻想的で物悲しい。
母親思いのジョバンニが健気で愛おしい。カンパルラはいじめられるジョバンニを友達として庇いたいのだけど、言い出せない。
そんな二人が銀河鉄道で旅をし、いろいろな人と出会い別れる。
そして…
ラストが衝撃的。容赦ない。思わず声が出てしまった。えーっ!
銀河鉄道ってもしかして…と気づき始めていた事が明らかになる。
さいわいとは何か?所々で問いかけられる。
とても難しい。
ただカンパルラが救われたのなら、それでいいと思う。

さすが名作。最後まで読まないとわからない。夏なので急に読みたくなり手に取った。(遠い昔の夏休みの宿題、読書感想文の影響かな。)
ただ、子ども時代に読んでいたら、トラウマになるレベル。悲しみと美しさが際立つ。

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2025年07月25日

Posted by ブクログ

iPhoneのBookアプリで銀河鉄道の夜だけ読んだ。
あまりに有名だけどきちんと読んだことはなかった。
言葉は易しいはずなのに、特に銀河鉄道に乗った後の情景を想像するのが難しく、幻想的なはずの情景を浮かべて読むことができなかった。
昔と比べて想像力が衰えたんだと悲しくなった。

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2026年03月14日

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 表題作含む14編収録の短編集。
 中学校の教科書で取り上げられている「オツベルと象」は、少し懐かしい感じがした。ただ、感じ方は中学時代とは異なる。オツベルは悪い人という印象だけ残っていたが、年齢を重ねるとまた違った見方ができるのも小説の不思議な魅力に思う。

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2026年02月22日

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宮沢賢治の短編集です。
童話とはいえ、どの作品も奥深いです。
巻末に解説があるので、各作品の理解につながりました。

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2025年12月13日

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ずっと読みたかった名作。
「銀河鉄道の夜」の切ないほど美しい銀河の描写と結末があまりに合っていて、短編とは思えない、美しい映像を見たような心地になった。
個人的には童話感の強い「北守将軍と三人兄弟の医者」と、令和の今だからこそ同じ議論をしてみて欲しいと思う「ビジテリアン大祭」が面白かった。

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2025年11月17日

Posted by ブクログ

宮沢賢治の世界観にどっぷり浸ることが出来た。
銀河鉄道からの車窓を思い浮かべるのが楽しかった!
児童書のような語りだけれど、中身は抽象的なことが多くて、たくさんの考察ができるんだろうなと思う。なかなか難しい。

(オーディブルにて)

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2025年11月01日

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銀河鉄道の夜にがこんなにも悲しい話だとは知らなかった。切ない。
独特なオノマトペの表現が世界観を作っていて人間以外の生物や無機物までが喋り出して繰り広げる物語はどこか愛らしくて好きだった。

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2025年09月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

有名な作品ですが、ジョバンニとカムパネルラの仲の良さが伺える描写が少なく、こちらが想像する2人の関係性と、物語の中での2人の温度感が結構違っていて、個人的にあまり感情移入できませんでした。少なくともジョバンニはカムパネルラのことを好きで仲良くしたいのだろうなとは思えたのですが、カムパネルラからのアクションが無いので、そこまで深い絆があるようには思えない状態で銀河鉄道での旅が始まってしまい、不思議な気持ちでした。自己犠牲を幸せとするのも個人的には共感できませんが、宮沢賢治は優しい人だったのだろうなと、なんとなく思いました。

そのなかで、印象に残った言葉があります。
「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら峠の上りも下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから。」
灯台守のこの言葉です。最初はただ良い言葉だと思っただけだったのですが、自分の人生の中で割と大きいといえる失敗の経験をつい最近したときに、この言葉にかえって傷つけられました。結局、何かしらの形で成功に辿り着いたものにとってしか、道中の苦難を、それも幸せへの過程だったと言うことはできないと思ったんです。
それでもよくよく考えてみて気づいたのは、ここで失敗したことで自分はほんとうの幸福を得られなかったし、ここまでの苦労もすべてただの苦労に終わってしまったと思っていたけれど、実際はそうではなくて、ほんとうの幸福というのはもっと先にあって、自分の今のこの失敗も、そこへ続く道のまだ途中にあるものなのかもしれないということです。こうやって無理やりにでも明るい方向へ意識を向けないといけないのかもしれません。生きていかなければいけないから。そしてその答えは、死ぬ時にならなければわからないのだと思います。

自分の勉強不足で、文章がとても読みにくく、読み終わるまでにものすごく時間がかかったのですが、読んでよかったと思いました。

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2025年08月21日

Posted by ブクログ

 短編集だから良いなと思ったものあり、ピンとこなかったのもあるのはまぁ普通だと思うけど。ビジテリアン大祭は自分には難解で挫折しそうになってしまった。

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2025年08月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編集の読んだやつだけ残していく
双子の星
率直な感想は不思議な話だった。
どこかで出会ったことのあった星めぐりの歌は、この作品だったんだ……(銀河鉄道の夜にもでるらしい)
この話によって、さそり座と双子座が近くのあることを知った。双子は幼いから、疑ったり、関わらないことを選ぶのが難しいのかなと思った。
最終的に海に落ちた彗星は、実際の彗星のかけらが隕石になることとか、動いていて海に落ちたように見えることからその立ち位置なんだろうか……?

よだかの星
QuizKnockであらすじを聞いたときよりももっとずっと悲しい話だったなと思った。
よだかには全く非のない「名前」でいじめられていた彼は、どういう気持ちで空へ飛んだのだろうか。悔しい、見返したい一心だったのか、ただ自分が受け入れられる場所が欲しかったのか、ただ逃げて死のうと思ったのか。どれであっても、まだ、今でもずっと、タカよりもずっと生き続けて光り続けている彼が、幸せであってほしいと願っている。

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2025年07月16日

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