あらすじ
近畿地方のある場所にまつわる怪談を集めるうちに、恐ろしい事実が浮かび上がってきました。
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Posted by ブクログ
ドキドキが止まらない。人生初めてのモキュメンタリー小説に、ぞわぞわと動悸が止まらず一気に読んだ。少しずつ同じ事象や重なるフレーズが出てきた時、考察したくなる一方で背筋が凍る最高の体験だった。
Posted by ブクログ
背筋さんの著書は本作が初読。
小説で袋綴じが付いている珍しさもあって購入した。
文体が自分に合っているのかスラスラと読むことができた。
すごく面白かったので何度も読み返そうと思う。
Posted by ブクログ
映画を観てとても面白かったので原作も読んでみた。原作は映画とは別物のようでこれもまた面白かった。この原作からよくまああんな映画を作ったもんだと監督さんに感心したよあたしゃ。巻末の付録(多分袋とじ)が強烈に恐ろしかった。順番としては「映画を観てから原作を読む」がオススメです。
Posted by ブクログ
ずーっと読みたかった本が映画化されて、しかも主題歌が椎名さんやったから映画を先に見た。映画と比べると情報量が多く、話の解像度も上がったことで余計気味悪くなっていた。家に置いておくのも嫌なタイプの本。ただ、面白怖かったことは確かだし、読んで良かった。
Posted by ブクログ
怖い!!怖くてひとりで読めない!!
読み終わったあともひとりでトイレに行けない!!
でも続きが気になって一気に読んでしまった。
モキュメンタリーというらしいこういう形式、好きだった。読み終わってからも自分の生活にちょっと影響が出るような。
怖いけどおもろい。読んでしまう。
きもちわるい
気持ち悪くて不思議なホラーで私好みでした!
神様や祟り系が好みですが、そんな感じのお話しでとても面白かった。映画で知った方もいると思うが映画よりも何倍も面白い
Posted by ブクログ
ホラー好きの後輩におすすめされて。
カクヨムで読んで、点と点が繋がる感じが天才…って感激してたら一晩で読めてしまった。単行本の方が後味悪くて好き。
家で一人の時には見たくない本ですね!笑
読んでいる最中に「やっぱり怪しいものにかかわっちゃだめだよなあ」なんて
のんきに考えていたのが、最後に「あなたも関わりすぎた」というように書かれていてぞっとしました。
そうだ、自分もめちゃくちゃ覗き込んじゃってたのか……と。
ホラーに慣れてない自分には、最後の写真は刺激が強すぎてほとんど直視できませんでした笑
匿名
ぼりゅーみー!
ボリューミーでお得感でした。謎が多くて考える楽しさがあります。実際にあったのかなと思えるリアルさが良かったです。読みやすいです。
匿名
かなり怖かった
久々に怪談系のホラーを読んだ。
ひとつひとつの話も怖いし、
段々と気になるワードが絡み合ってくるのが面白く、一気に読んでしまった。
いい歳をして、夜中にひとりでいるときにはキツイ怖さだった!
怖くて面白い
SNSで話題になっていたなーと思い、
カクヨムで一気読みし、気になったので本でも読みました。
モキュメンタリーホラーていうんですかね?
一つ一つの独立した話が最後にまとまって、あーこういうことか??てなり、個人的には不気味で怖いけど、面白く読めました。
気になる人はまずカクヨムでどんな話か無料で読めるので、気に入ったら本を購入してみたらいいと思います。本ではいろいろ追加要素もあり、個人的には楽しめました。
Posted by ブクログ
昔のオカ板のノリを思い出す、懐かしい怖さだった。
単行本を最後まで読んで「ああ、このタイプですね、全然平気です、なれてますから」と思ったのにやっぱり怖い。
これ系はやめてくれ、数日背後や部屋の隅の方が気になりすぎる…
このまま文庫に突入します
Posted by ブクログ
近畿地方のある場所について★4
おもしろかった。近畿地方のある場所に関わると心霊体験に巻き込まれるという場所がテーマのホラー。いくつかの霊が出現するが最後には全部つながってスッキリして終わる。
Posted by ブクログ
よくある呪い伝播系のオチなのはわかっていたが、それでもちゃんとこわ〜〜〜〜い
絶対知りすぎては良くないのに、気になってどんどんページをめくらされます。カリギュラ効果すぎる
怪異の描写も淡々としててそれが逆に日常に潜んでいそうで不気味だった
Posted by ブクログ
程よく怖くて面白かった!!!!途中ら辺と最後のもう一段階どんでん返しがありそうだった所(猿の神様らへん)が1番怖かったな、結局どんでん返しはなかったけど。
かなり斬新な構成で面白かった。2chみたいな形式が出てくる本はかなりレアだし臨場感とかがすごく伝わって普通に良かったな。
ずっと名字呼びだったのに急に千尋とかいいだすのやめれる。そんな雰囲気全くなかったじゃん。離婚してましたーの所、かなりどっからの何情報???何の話????すぎてかなり置いてけぼりだったな
ホラーと言うよりはホラー風味ドキュメンタリー?1冊を通して幽霊の身辺調査が終了したみたいな感じだったな。結局全国各地に心霊現象が出ているのは現実的に考えるとかなり怖かった。
神じゃなくても崇め奉られることによって偽りの神になるって言うのはかなり真理かもしれない。人はラベリングによって自分の能力を制限したり他人の能力を抑えたりしていると思っているけどこれも近いものがあるなと思った。人間の思い込みって意外と影響力が強いんだろうなと感じた。
単行本の方も読んでみたい
Posted by ブクログ
カクヨムで掲載されたのち、KADOKAWAで書籍化された名作モキュメンタリーホラーです。
今まで読んできたホラーの中でも、トップレベルに面白かったです。
この作品は、「モキュメンタリーホラー」と呼ばれるジャンルで、フィクションなのか実際に起こった出来事なのか分からない書き方がされています。
そのような書き方のおかげで、ドキドキが止まらず、心臓の高鳴りが凄まじかったです。
恐ろしくも読めるのは止められず、あっという間に読みきってしまいました。すべてが繋がるあの結末の満足感といったら……。
ぜひ読んでください。
ただ、1つ注意点が。
KADOKAWAから出版されている本作、最後に袋とじになっているページがあります。
物語を読み終わり、達成感と恐怖がないまぜになった心のまま、その袋とじページを、私は開きました。……真夜中に。
心臓がギュッとなりました。夜中にあのページを読むのは、絶対にやめた方がいいです。
Posted by ブクログ
最近流行っている?のか、こういった読者を巻き込んだモキュメンタリー?だったかの話。
面白いは面白いんだけど、ただ読みにくい。
話がすっと入ってこないのと、なんかモヤモヤする。
でも実際あるかもって思わせられる内容には興味深く、楽しく読ませていただいた。
Posted by ブクログ
『近畿地方のある場所について』は、私と同命者にとって、記憶にあるかぎり初めて体験したホラー小説だ。
本書は、数々の短編が折り重なったオムニバスのような構成になっている。
はじめは脈絡なく展開されていた怪談の数々は、独立したそのままでも恐ろしかった。
だがしかし…
「見つけてくださってありがとうございます。」
「〈了〉」
その意味がわかったときの、嫌な後味に、かえってニヤけてしまった。
少なくとも寝室にはこの本を置いておきたくないとかねがね思っていたが、読後はそれが決定的になった。
メタ的に言うならば、ここまで緻密なモキュメンタリーを紡いだ作者の技量に、舌を巻くばかりだった。
私と同命者は、俗に言う所の「神様」は信じていない。
更に言うならば、唯一神や八百万の神に対して、今のところ、個人的な信仰心を抱くことはしない立場だ。
だがしかし…人々が連綿と語り継ぐ「言葉にしがたいもの」「科学では説明のつかないもの」「浄不浄」「穢れ」…そういったものを頭ごなしに否定するつもりは毛頭ない。
なんなら――都合の言い話かもしれないけれど――神は信じないが、幽霊は信じる。運命も信じる。
幽霊を見たこともあるし、運命的な出会いに恵まれたこともあるからだ。
更に言うならば…
人類が敵わぬ、超自然的な「何か」を。
更に言うならば、この宇宙に、人知を越えた「法」のようなものがあることを。
畏敬の念を抱くべきものが、この世界に確かにあることを。
むしろ私は信じる立場だ。
人々が「何か」に抱く畏敬の念に。
そして「畏敬される何か」の存在を意図することに。
私は心から理解を示す。
少なくとも、そのつもりでいる。
神を信じようが信じまいが、運命を信じようが信じまいが、人は常に人を越えた何かに翻弄されて生きている。
その世界の中で、ポジティブな感情も、ネガティブな感情も、人々の輪の中で共鳴し、広がっていく。
時には、どうしようもない「呪い」にひっかかってしまうことがあるかもしれない。考えたくないが、自分がその「呪い」のもとになってしまうこともあるのかもしれない。
それは例え、物語のような怪異でなかったとしても…。
ふと思い出したのは、キリスト教社会で口承されてきた「ニーバーの祈り」だ。
「神よ、願わくばわたしに、変えることのできない物事を受け入れる落ち着きと、変えることのできる物事を変える勇気と、その違いを常に見分ける知恵とをさずけたまえ」。
和洋の神を信仰しない私としても、この言葉は深く印象に残っている。
だがやはり思うのは…
「触らぬ神に祟りなし」
この言葉は本当なのかもしれないということだ。
仮に、その神に無理やり「触らせられてしまう」ことが起きてしまったのだとしたら…?
それについては…考えたくもない。
Posted by ブクログ
期待していたよりは怖くも面白くもなかったかな。ただ量で質を補っている。凝っていて丁寧な作りだった。すごく「今っぽい」なと思った。元々はネット投稿の形で読むコンテンツだから、書籍にしたところで小説を読む様な快感はあまり感じなかった。情報の羅列をよく分からないまま読み続ける作業はやや苦行だった。
最後まで読むとある程度謎は解けるので「なるほど〜」とはなるのだけど、だからなんなのだろう?って気持ちにもなっちゃって。結局怪異のビジュアルや質感の気味悪さだけほんのりと残る。映画期待出来なさそうだから先に原作読んだけど、逆に映像化観たい気分にはなった(笑)
文庫本も読んでみようかな。
こわい
とてもこわい。小学生の頃読んでいた、学校の怪談系のものからホラー小説は読んでなかったけど、ドキドキしました。
引きずる系の怖さではないのもまた良い。
Posted by ブクログ
最近流行りのモキュメンタリーホラー
作り話を事実かのように、ドキュメンタリー形式にする作品。変な家もこのタイプだったのかな。時系列バラバラで混乱する。
単行本、文庫本と、少し内容が違うそうな。
結局のところ、主人公(背筋)は執筆することで、呪いを広め多くの読者を巻き込むわけだけど、その意図がいまいち腑に落ちなかった。呪いを広めたら自分は逃れられるということなのかな、伝えることで身代わりを差し出すことになるのかな。
なんか、考察しがいのある作品ですね。
「これでおしまいです。」
Posted by ブクログ
ひとり暮らしの部屋で読んだら怖くなるから、電車の中でばかり読んでたら、ついにあと数ページでと言うところまできて金曜の帰りの電車を降りてしまった。
月曜日までお預けは…と思い、今うちで読み終わってしまった。
怖い怖い。
近畿地方に住んでるからさらに怖い。
どこなんやろ。
次は面白おかしい本を読む。
Posted by ブクログ
すごく久しぶりに本を読みたくて表紙に惹かれて購入しました!現実と物語の境目が曖昧になる書き方で、現実のお話かと本気で思えてきて、読み終えてしまっていいのか考えました(怖すぎて)
ネットで創作ということを確認して読みすすめました笑
それくらいすごく没入感があり良かったです!
ただ、やはり読書初心者には時系列や場所がバラバラだと難易度が高かったかな〜と。
Posted by ブクログ
短い記事や投稿をもとに物語が進んでいくので、飽きずに読めた。
全体の物語としてはあまり刺さらなかったが、一つ一つのストーリー自体は面白かった。ホラー小説ってあまり読まないから、ちゃんと怖いんだなって新鮮な気持ち。
Posted by ブクログ
話にリアリティがあって面白かったものの、終わり方が微妙だった。『穢れた聖地巡礼について』よりはホラー小説として読み応えはあった。最後の袋とじの写真が1番怖かった。
Posted by ブクログ
インタビューや記事の寄せ集めみたいな構成のモキュメンタリー。近畿地方にある山に関する怪異の話で、いろんな怪異が複雑に絡み合っているので、モキュメンタリーに慣れていない人は苦労するかもしれない。オチはよく見る手法のものだけど、何度も繰り返されるあの一文の謎がとけてスッキリ。けっこう面白かったです。
映画も見たのですが、まったくの別作品。正直、原作レイプと呼べるレベルのものでした。ぜひ原作を読んでいただきたいです。
Posted by ブクログ
時系列がバラバラで、雑誌記事やインタビュー、2chのスレを織り交ぜて進行していくのは面白かった。
怪異めちゃ安価とるの上手だったけど、ああやって見せられると2chもホラーに見えて新鮮。
Posted by ブクログ
初めてのホラー小説だったけど身構えていたより怖くなかった。
伝聞、インタビュー、WEB記事などの怪談の寄せ集めという不思議な構成。一気に読まないと個々の記事の内容を忘れる。
散々不気味さを振り撒いてきた怪異の正体らしきものが終盤に明かされるが、思ったより小物で拍子抜けしてしまった。
Posted by ブクログ
友達と感想共有しようということで、ホラーは苦手だけど読んでみた。
電子で読んだので、突然写真とかイラストとかでてきてびびってしまった。
袋綴じ読みたくなかったのに、電子だから横行ったらでてきて否応なしに見せられた泣
呪い系は苦手なので読んでて怖かったです…泣
最初はそんなに怖くないんだけど、読み進めるうちに怖さが増す感じ。
●●とか伏字が多いのはちょっと気になる。
それを気にならせるための手法なんだろうけど、、
電子図書で借りれたので、買わなくてよかった笑
手元には置いておきたくない笑
Posted by ブクログ
映画化されてるみたいなんだけど、
これをどうやって映画化したのかな
山って怖いものだよね
何が潜んでるか分からないし、
なにやら霊的なものもあるだろうし
朽ちた祠とか、封印がとけた石とか
想像するだけでゾワゾワくる
2チャンネルぽいとこで、
突撃した後、消えるとか
いやいや、ホントゾワゾワする
Posted by ブクログ
ホラー 怪談を読むのは
久し振りでしたが良かったです
読み始め当初は個人的に
ラノベっぽさを感じていて
こういう感じの小説ね
と先が読めた気もして
舐めていましたが⋯
話しが進むにつれて
小刻みというか断片的というかの
情報が数種類のカテゴリーに
別れて行くほどの豊富な怪談話があり
それがラストに向けて少しづつ
収束して行き
当初の私の浅はかな予想などは
あららすみませんでしたと
納得のラストでした
幽霊おばけはもう残念ながら
信じられなくなった私ですが
怪談部分の描写や内容も不気味で
禍々しく充分満足しました
個人的なマイナス評価部分は
ストーリーに絡む断片的な怪談話が
多いのは良いのですが
主人公達が指す話がどれだったか
時間軸もごっちゃになり
解ったふりをして読み進めたのは
もったいないと思いました
Posted by ブクログ
初めてモキュメンタリーを読みました。
袋綴じのしかけは面白かったです。
本の内容は、モキュメンタリーが慣れてないのもあり頭に入らない部分がありましたが、読み進むにつれて不穏な雰囲気が増してくるのが怖かったです。
もう一回読み直そうかな。
Posted by ブクログ
前半は面白いのだけれど、後半の謎が解き明かされていく過程がちょっと飛躍している様な気がする。
モキュメンタリー作品は大好きなのだが、背筋さんの作品は好みが合わなくて、、、
でも、この手の作品を世に広めた方として、とても尊敬しています!
Posted by ブクログ
点と点がつながった瞬間、怪異の全貌が見えた瞬間ゾワっとした。
情報の収集元が掲示板の書き込み、インタビューや新聞記事と様々な形式で面白かった。情報の中に度々出てくるキーワードがまた不気味で興味を引かれた。最後に分かるこの本の真の姿、なるほどですね。
匿名
期待が膨らみ過ぎた⁉
「断片的な話が徐々に繋がってきて・・・」という評判に、期待が大きくなり過ぎたのかも知れません。
楽しみにしていた「繋がり」がとても弱く、率直に言って竜頭蛇尾と言うか尻つぼみな印象でした。
一風変わっていて面白い
様々な記事が並べられている形式なのが面白いし読みやすい。普通に夜中トイレ行くの怖くなった。けど別に起承転結がある訳でもない。
うーん
話題になっていたので購入。
途中まではかなり面白かった。
ノンフィクションなのか?と思わせる内容で、場所や事件を探してしまったくらい。
ただ、終盤がイマイチ。
そういうオチだったのねー。
自分的にはナシかな〜
話題になっていたので読んでみました。ホラー好きです。
新しい感じの書き口で、ネット時代の産物だと思いました。どんどんサクサク読み進められて、ん?と思ったら戻って確認したりしながらもすぐ読み終えました。内容は面白かったです。
ただ、最後の写真で一気に冷めました。自分の頭の中で想像しながら読むのが楽しいので…。
スマホだと読みづらい
話題になってたので読んでみた
拡大しないと読めないレイアウトがあったので読みづらかった
内容はそれなりにゾワゾワするのがあったものの、挿絵がギャグ漫画の絵に近くトーンダウンさせられてしまう
最後の最後の写真?が一番気持ち悪かった