ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 舟を編む

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    再読。やっぱり手元に置いておきたい素敵な作品と再認識しました。言葉で伝えることの難しさと大切さ、何かに一生懸命にひたむきに取り組むって素晴らしいなと思います。人生をかける価値のある仕事に出会えるってそうそうないですよね。かぐやちゃんが私の中の素敵な妻の姿そのもので見習いたくなりました。読んでる間中松田龍平が馬締くんとして動いていてほっこりしました笑

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    2026年05月31日
  • 咲良は上手に説明したい!

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    軽い気持ちで手に取ってみたが、自身の仕事にも使えるようなテクニックがたくさん載っていてとても勉強になった。
    それでいてお仕事小説としても完成されている。テクニカルライターという仕事があるのを初めて知ったが、マニュアル作成の中にたくさんの苦労や工夫があるのだと知る事ができた。

    私も浅倉と同じくサッカー経験者のため、エリクセンや松田選手、バロンドールの話が出た時は「おっ」となった。エリクセンは事故後私の推しチームでもプレイしていた為、個人的にもAEDの有り難みや重要性を考えさせられた。

    本書で得た知識を実際の仕事に活かせるようにしたい。

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    2026年05月31日
  • 名探偵と学ぶミステリ 推理小説アンソロジー&ガイド

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    いまをときめく作家による、古典ミステリの名探偵のパスティーシュ集で
    杉江松恋さんのミステリ愛のあふれるガイド集だった。

    各話すごく面白く、かなりのオマージュを感じた。

    本当に全部面白かった!
    特に斜線堂有紀のポアロは構成の妙が光っていた。

    これは一家に1冊あっていいものじゃないかな。

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    2026年05月31日
  • イーロン・マスク 下

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    『イーロン・マスク』上下巻を読んで、最も印象に残ったのは、常人では耐えきれないほどの強烈な危機感をエネルギーに変えている点だった。TeslaやSpaceXが現在のような巨大企業になる前、資金繰りや開発遅延で本当に倒産寸前まで追い込まれていた場面が何度も描かれている。しかしイーロン・マスクは、その極限状態でも逃げず、「どうすれば実現できるか」を考え続ける。普通なら諦める状況でも、最後まで突破口を探し続ける執念に圧倒された。

    また、彼の思考法として非常に参考になったのが、「まず要件を疑う」という姿勢だった。一般的な企業では、与えられた前提条件や業界常識をそのまま受け入れてしまいがちだが、マスクは

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    2026年05月31日
  • ザ・マジック

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    至極分かりやすくシンプルなワークに見えるが、「知っている」「読んだ」は誰でも言える。そこから「やってみた」「身についた」に変えるのは自分次第。
    読者全員がこのワークをすれば世界はより良くなると思う。その期待を込めて星5つ。

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    2026年05月31日
  • 病の皇帝「がん」に挑む(上)人類4000年の苦闘

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    上巻はがんの歴史を古代から1980年代ごろまでを描く。がんの治療の移り変わり・がん治療の政治的キャンペーン・がんの多様さが描かれている。上巻は治療であったが今まで予防が驚くほど軽視されていた、と結んで終わる。
    インタビューから下巻は予防の話になり、その中でも発がん性物質についてになるようだ。

    ムカジーの本は「遺伝子」→「細胞」→「がん」と読んできたが、デビュー作の本書からとても面白い。

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    2026年05月31日
  • おやすみまくら

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    羊はふわふわだけど、やっぱり毛がのびきってないと少しかたいから、ぼくは羊のまくらはちょっと嫌だなと思った。ぼくは、あひるのまくらが気持ちよさそうだと思った。

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    2026年05月31日
  • デーミアン

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    私は孤独で良いのだ、と思わせてくれる作品

    社会問題として孤立化が取り上げられ、一般人の素養として人脈や恋人が求められる、そんな「つながり」を求められる現代へ、「自己の幸福は、孤独に、真摯に、たゆまず自己を探す中にしかない」という登場人物たちの声は、ひとつの答えではないか。
    それは手本も理想もない苦しい道だけど、その道中にはきっとこの本が寄り添ってくれると感じる。

    > 気の利いたおしゃべりなんて、なんの価値もない。自分自身からどんどん遠ざかってしまうだけだ。自分から遠ざかるのは罪だ。亀みたいに自分の内面に入り込むことが肝要なんだ

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    2026年05月31日
  • 恍惚の人

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    数十年前の小説なのに全く古びていないことに驚く。

    赤子から成長し、出来ることが増え、成熟し、年を取ることで出来ないことが増えていき、赤子に戻っていくような。

    時にユーモアを交えながら軽妙な筆致で目をそらしたい老化、死への道筋を丁寧に描き出す。

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    2026年05月31日
  • 赤と青とエスキース

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    タイトルにぴったりの1つの"エスキース"に関連する短編集。残念ながら僕に芸術的な心得はないけれど、登場人物たち芸術との向き合い方がとてもかっこよくて、色や音が感じられそうな素敵な描写も好きでした。それぞれの物語が進むにつれてカチカチとはまっていく構成もさすがで、最後まで楽しめました。

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    2026年05月31日
  • 北条氏康 二世継承篇

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    北条早雲につつぎ、今度は3代目の氏康の物語を読み始めてみた。
    3代目の当主として、少年が青年として仲間とともに、日頃の切磋琢磨と戦いととも成長する姿は戦国時代ではあるものの、青春小説といえる感じがする。
    これから本格的に関東平定に進むなかで、知ってる地名もチラホラでてきて、ますます楽しめる段階に入ってきた!

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    2026年05月31日
  • 君のクイズ

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    ミステリー小説に分類されるものではなく、「クイズ小説」だと思った。
    競技クイズが非競技クイズプレイヤーにもある程度わかるように解説されている一方で、競技クイズプレイヤーに対しても納得させられるような論が展開されており、かなり良かった。abcや高プン、京都駅近くの学習センターで行われる大会など、競技クイズに関してはかなり現実的な描写が多かったので、クイズを齧っている人はのめり込める作品だと思う。
    本庄や三島に対して向けられていた、視聴者やファンによって勝手にイメージされた虚像なるものは、クイズ界隈だけでなく他界隈でもかなり見かけるものなので考えさせられる部分があった。

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    2026年05月31日
  • ラスト・ワルツ

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    うわっ。これは大変な物を読んだ。

    「たった一度でも、すり切れるほど激しく、ひとりの人を愛した記憶があれば、たとえその人といっしょになれなくても、人は残りの人生を幸せに生きていける」

    この気持ちわかる。。と思いながら、すっかり永遠子になって旅をした。ラストはこうなると良いなと思っていた部分と、やっぱりそうかという諦めと、両方だった。

    私も永遠に終わらない、ラストワルツをこの先も踊るのだろうな。

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    2026年05月31日
  • 火星の人〔新版〕 下

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    ネタバレ

    ラストは、意外な余韻を味わえた。

    絶体絶命の状況でもふざけていたワトニーが、最後にめちゃくちゃいいことを言っていて泣かされた。

    あ、ジャガイモは美味しく食べられたみたいだね。

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    2026年05月31日
  • イーロン・マスク 上

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    『イーロン・マスク』上下巻を読んで、最も印象に残ったのは、常人では耐えきれないほどの強烈な危機感をエネルギーに変えている点だった。TeslaやSpaceXが現在のような巨大企業になる前、資金繰りや開発遅延で本当に倒産寸前まで追い込まれていた場面が何度も描かれている。しかしイーロン・マスクは、その極限状態でも逃げず、「どうすれば実現できるか」を考え続ける。普通なら諦める状況でも、最後まで突破口を探し続ける執念に圧倒された。

    また、彼の思考法として非常に参考になったのが、「まず要件を疑う」という姿勢だった。一般的な企業では、与えられた前提条件や業界常識をそのまま受け入れてしまいがちだが、マスクは

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    2026年05月31日
  • 風が強く吹いている(新潮文庫)

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    学生時代に駅伝部に属していたため、より駅伝を走ることや、走ることそのものへの感情、身体感覚に共感でき、深く入り込んで感情を揺さぶられた。何度も何度も涙が出る場面があった。
    個性豊かな10人のメンバーそれぞれにフォーカスが当てられ、同じ箱根駅伝を走るメンバーであっても、一人一人背景や感情が全く異なる10人の物語を知ることができおもしろかった。箱根駅伝を扱っているため必ずレース展開がある物語ということもあり、全く飽きることなくどんどん先を読みたくて仕方なくて、夢中で読み進めた。走りたくなって、久しぶりにランニングシューズを取り出して走った。なんという高揚感、充足感、爽快感。その中にある人間らしさ。

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    2026年05月31日
  • 体の居場所をつくる

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    フィールドワークを徹底的に行うことを通じて、身体をめぐる思考を深く豊かに展開してきた伊藤亜紗の最新作。
    期待を裏切らない快著だ。
    さまざまな不自由を抱えるインタビュイーの経験の特異性と、彼らの自分の経験への向き合い方の魅力、そして言語化の力に加えて、やはり著者の共感力と分析力の卓越性によって、非常に興味深く読ませる。
    特にALSの新井英夫氏と、PAPA症候群という難病(医者の私も知らなかった稀少な病)の今井美佳氏の話には、心打たれた。
    全篇を読み終え、あらためてこの本が「体の居場所をつくる」と銘打たれていることに、深い感銘を受ける。
    ふだん私たちが自分の体に面と向き合って格闘しなくて済むという

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    2026年05月31日
  • ととはり屋敷

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    ネタバレ

    比嘉家の子ども達の事が明らかに!
    しかも何よりもオヤジーーー!!こんなヤツだったのか!そりゃあ琴子も怒るわ!

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    2026年05月31日
  • 赤縄 神田職人えにし譚

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    内容(ブックデータベースより)

    取引先である瑞香堂の伊麻から弟の嫁取りの祝いに職人仲間の修次との合作で鏡入れを注文された縫箔師・咲。
    修次に心惹かれている咲は新たな仕事に胸を躍らせる。
    だが突如、乗り気だった修次から急ぎの大きな仕事が入ってしまったと断られた。
    その後音沙汰もなくなった修次に、咲はきな臭いものを感じ取り……。
    縁結び神狐の化身(?)しろとましろも大活躍!
    職人の覚悟と絆、市井に生きる人々の縁を紡いできた傑作人情時代小説、最終巻!

    令和8年5月27日~30日

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    2026年05月31日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    シリーズ3作目から読んでしまった。。
    朝井リョウさんのエッセイですが、何も隠し立てなく下ネタ?を晒すところがすごいと思いました。
    くすくす笑ってしまう場面が何度もあって、とても楽しく読ませていただきました。
    海外での失敗話や便にまつわるエトセトラが、一番印象に残りました。こんなに繰り返し便に関する話が出てくる小説は読んだことないです(笑)
    私もトイレが近いのでとても共感できました。
    朝井さん、最終手段は紙おむつですかね...。
    1作目と2作目も読んでみたいと思います!

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    2026年05月31日