ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 帰れ 野生のロボット

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    前作よりも人間の世界が関わってくる。その容赦のなさと子供たちの純粋さのギャップもリアルで、数段おもしろかった。
    森の描写の瑞々しさも健在。まるで自分がヒョウに打たれたような心地になる描写力にはドキドキする。

    ロズとキラリが再会できてよかった。
    ロズはキラリの母で、博士もまた、ロズの母なんだというようなことを思った。
    博士がロズに向ける複雑な愛情。

    0
    2026年08月18日
  • 流星の絆

    Posted by ブクログ

    東野圭吾さんの作品は本当に読みやすい
    分厚い本でも苦にならない

    ドラマ見てこれは絶対小説の方が
    面白いと思って小説を読んだ
    本当に最高だった
    行成がいいやつすぎて惚れた
    ドラマと小説の違いに
    また衝撃うけるシーンもあって
    2度楽しめた。
    何度も胸が締めつけられた

    まだ完読した本は少ないが
    殿堂入りの本になった

    0
    2026年08月18日
  • 合言葉はフリンドル! (新版)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     「第三のできごとが起こったのはそのときです。
     ニックは『ペン』といいませんでした。かわりにこういいました。『はい、きみの……フリンドル。』

    小学校五年生のニックは、新しい言葉を生む実験を始めた。しかし、辞書と言葉を愛するグレンジャー先生が立ちはだかり、言葉の戦争が勃発。「フリンドル」という言葉は定着するのだろうか。

    いたずら好きなニックが、授業をわき道にそらしたり、先生をからかったりする場面は子どもが喜んで聞きそう。ペンを「フリンドル」と呼ぶ実験は、一見くだらないけれど、言葉がどのように普及していくかが見せられているようで興味深く読める。

    頑なに見えたグレンジャー先生は、やはり卓越し

    0
    2026年08月18日
  • 恋大蛇――羽州ぼろ鳶組 幕間

    Posted by ブクログ

    『愛する人や街』がいるという、力強さ

    留吉、弾馬、銀治、与市、そして燐丞。
    彼らの胸に秘めた思いが、しっかりと描かれていた短編集。

    罪を犯したから…火消だから…医者の家系だから…。
    誰かと出会い、誰かを助け、愛しあう。
    本当ならば、思うがままで生きたい。
    だけど自分が持つ傷や家系などの葛藤に本心を蓋をしてしまいがち。
    そんなままじゃ前に進めない。そんなんでいいのかな。
    世のため人のために救いたいから
    火消(燐丞は医者兼火消)になってるんだから矜持は大事でしょ。
    だから荒れ狂う火と戦う。

    特に印象深い弾馬の回(恋大蛇)。
    紗代の弾馬に対する愛は自分の人生を委ねたいと願ってることに心が震えて

    0
    2026年08月18日
  • 【NEW!!】あなたが出品されました

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ふぅーって一息付かせてくれる時間なんて与えてくれない。
    最初から最後まで恐怖を与え続けてくるノンストップホラー。

    フリマアプリをしたことのある人
    1人暮らしをしたことのある人
    友達のいる人
    誰かと付き合ったことのある人
    ゴミ出ししたことのある人

    あなたを恐怖に導くものはどこをきっかけに現れるか分からない。

    自分にも当てはまる部分が少しでも感じられる設定が本当に怖すぎる⋯。

    私1人暮らしだよ。
    今日からどうするよ⋯⋯。

    0
    2026年08月18日
  • 死亡フラグが立ちました!

    Posted by ブクログ

    Threadsでオススメされてて読んでみたくなりました。ミステリーは好きだけど、そんなに重い内容でもないのでスラスラ読めちゃいました。うん!面白い!他のシリーズも読みたくなりました。

    0
    2026年08月18日
  • ドミノ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まったく違うところで、いろいろなことが起きている
    数ページで別の人物と場面に変わるのはまるで映画を見ているようで楽しい
    登場人物が多いのに混乱しないのは、それぞれの登場人物の設定や特徴に際立つものがあるからだと思う。
    最初は違う場所にいた人同士がつながったところで思わず「あー!」と声を出してしまった。

    『ひとじち』になっているのに、今夜お寿司食べられるのかな(257p)と呑気で緊張感のない麻里花や、警察がわらわらと囲んでいるのに『どらや』のお菓子の方が気になる優子。

    3つある『どらや』の行方や如何に!まじでおもしろい。

    エンタメ角川はやっぱりおもしろい!

    0
    2026年08月18日
  • AIMの研究 「世界初」のネコが長生きする薬ができるまで

    Posted by ブクログ

    子供さん向けの本、猫は腎臓の疾患で亡くなる。
    そのための薬の開発をされた方の、ストーリー。
    お子様向けなので分かりやすく、あっという間に読めた。色々な巡り合わせからここまで辿り着いたというのが、実感。一つのことをやり続ける運命にあった方なのだと、尊敬します。素晴らしい生き方。
    大人向けであれば、もっとエピソードはあったろうけど、これくらいがよいかな。

    0
    2026年08月18日
  • 花檻の園

    Posted by ブクログ

    -皆を喜ばせる存在。
    皆に奉仕する存在。
    愛され、
    すべてを剝ぎ取られ、
    美しさだけを纏い、
    見世物となる者。



    大正時代を舞台に、同性からも持て囃されるほどの美しい少年のその『美』と抗い、向き合う、痛くも幻想的なお話でした。
    『見世物』というとこの話とは逆に『フリークショー』というのが先に浮かぶのですが、行き着く先は同じように思いますね。
    ルッキズムとも言える。

    姉のことで悩み本音を出そうとしない朔哉の苦悩は時代もあるだろう。
    彼の優しさが青路と友情で垣間見えた最後が嬉しい。

    花が生える恐怖も同級生が花を奪う気持ち悪さも、私にとって初めて味わうホラーでした。

    0
    2026年08月18日
  • わざわざ書くほどのことだ

    Posted by ブクログ

    とっても面白く読ませていただきました!
    考え方や言葉の使い方が面白くて、良かったです。朝井リョウさんや岸田奈美さんのエッセイが大好きなのですが、また大好きなエッセイ作家さんが増えて嬉しいです。

    0
    2026年08月18日
  • 八本目の槍(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    読前は、賤ヶ岳七本槍も石田三成がどのような武将かも知らずに、大河豊臣兄弟の影響で本書を手に取った。石田三成は、関ヶ原の戦いで敗戦し、「のぼうの城」でも忍城の水攻めで失敗するなど、将としての才がない印象だった。しかし本書を読み、石田三成がいかに豊臣にもちいられていたのか、著者今村翔吾のファインダーごしにその人物像に触れることが出来た!
    賤ヶ岳7本槍の将それぞれ視点から見た石田三成像と八本目の槍の伏線が明かされて行く様は圧巻で、次の話をどんどん読み進めたくなり、爽快な読後感でした!

    0
    2026年08月18日
  • 貞観政要

    Posted by ブクログ

    帝王学のバイブルと呼ばれる「貞観政要」であるが、世界中で1000年以上も読み継がれ、淘汰されることはなかった。唐の太宗が、政治でどんなミスを犯し、また、先代の名だたる帝王たちもどのような過ちの元に国を滅ぼしてしまったのかが、理解できた。なぜ、リーダーは人格者たることが難しいのか。それは、己の優秀さに加え、周りの指摘しにくい環境の二つが主である。私も、リーダーたる者になるときは、再読しよう。

    0
    2026年08月18日
  • 類

    Posted by ブクログ

    森鴎外の家の息子の類の一生。面白かった。

    森林太郎と志げとの間に類は生まれた。父は陸軍軍医総監、陸軍省医務局長。類には姉がいて、茉莉、杏奴、兄の於兎は離れに暮らしている。
    類の成績は良くない。ことに算数。父に教えてもらえばわかるのだが。
    於兎がドイツに留学。茉莉も夫が留学中のパリへ。父はイギリスの皇太子が正倉院にいらっしゃるので、博物館長として奈良へ出張。だが父はげっそりして帰宅。病気なのだそうだ。父が亡くなる。

    類は中学生になった。小さな一軒家で使用人と家族と暮らしている。兄の於兎は東京帝国大学医学部の助教授を勤めている。類は中学を中退する。類は絵を描くようになった。茉莉が離縁されて帰っ

    0
    2026年08月18日
  • ようこそ、ヒュナム洞書店へ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人というのは複雑で、人生というのは複雑で。大切な人達がいるから、今の自分のままでいられるし、自分なりのペースで進んで行っていいんだなと。登場人物達の葛藤や変化を自分と重ねたり重ねなかったりしながら、自分も肯定できるようなそんな本でした。

    0
    2026年08月18日
  • 告白

    Posted by ブクログ

    第二章が特に大好き
    初めて読んだときの衝撃が忘れられません
    最近この本が湊さんの処女作と知ってとても驚きました

    0
    2026年08月18日
  • ミトンとふびん

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私は私の今の感情を思う存分に、そのままにしておいていい。あいまいなことを曖昧なままにしておいていいし、それをさせてくれる大切な人が周りにいることに感謝したい気持ちになった。読み終わった後と前だとなんとなく気持ちが変わってるといいなというようなことを作者が言っていたけど、まさにそんな本だった。とっても好き。

    0
    2026年08月18日
  • コーヒーにミルクを入れるような愛

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「わたしたちはこれから、婚姻届を持って市役所へ行く」という文章を見て、
    近々入籍を控えているので、結婚するその日 どんな気持ちになるもんなのかな と気になり「読みたい」にずっと入れていました。

    一緒にふざけて、一緒に笑って、一緒に失敗して、一緒に学んで、そんな特別じゃない忘れちゃうかもしれないけど大事な日々がこれからも続くんだなあ。

    「しあわせは半分こ、悲しみは、二倍!」
    二倍の悲しみが降りかかっても、たぶん泣いて笑って吹っ飛ばせるな、この人となら。

    0
    2026年08月18日
  • ムーン・パレス(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    『ブルックリン・フォリーズ』を読んでポール・オースターにハマり、『ガラスの街』、『幽霊たち』、『鍵のかかった部屋』とニューヨーク三部作を読んで、一作飛ばしてオースター5作目となる本作を読んだ。
    ニューヨーク三部作のようなメタ的な作品ではなく、程よくエンタメしていてどちらかといえば『ブルックリン・フォリーズ』に近いが、人間ドラマには全く収まっていない。登場人物が少ない分、主人公の内面がフォーカスされ、極限的な状況と強烈な人物の洪水によって現実離れした魔術的な魅力を持った作品となっている。

    物語の前半は、全てを失った天涯孤独の青年が友人や恋人など周りの人たちの力も借りながら自分のアイデンティティ

    0
    2026年08月18日
  • ミサゴの守る町

    Posted by ブクログ

    『龍の守る町』の続編。

    5年前の大水害で義父母を救助出来なかった秋月龍朗は、後悔と自責の念に加えて水恐怖症に陥り、現場を離れて今は司令室にいる。
    仕事のできる仲間たちに少しでも近づけるように日々頑張っていた。
    そんな中、再び線状降水帯が発生し…。
    誰かのためにと奮起する。


    それは突然に起こる。
    いついかなるときでも…
    まだ大丈夫、ここは安心だから、と勝手に解釈していると、とんでもないことになってしまう。
    大災害とはそういうことだ。
    防災を侮ってはいけない。

    今作では、秋月が再び現地で死と向き合いながらも救助に向かう。

    古い体制に縛られるより、通信機能の不備を補うアプリの開発することが

    0
    2026年08月18日
  • 今日も君は、約束の旅に出る

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    夏に読むのにぴったりの恋愛小説。

    杏子サイダーって、本当にあるのかな? と思って調べてみたら、実際にあるみたい! どんな味なのか気になる。

    読み進めていくと、嫌でも約束について考えさせられる。

    これまでに私は、いくつの約束を交わしてきたのだろう。
    守れた約束もあれば、破ってしまった約束も、叶わなかった約束もある。
    そして、今も信じている約束がある。

    守れないのならば、約束なんてしない方が良かったのか。そう後悔したこともある。けれど、そうではないのだ。たとえ叶わなかったとしても、約束したことに意味はある。

    だって、約束は生きていく上での希望であり、救いであり、支えにもなるのだから。

    0
    2026年08月18日