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エッセイ・紀行 19位
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全国の書店員から熱烈な支持! 『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』の著者による、名エッセイ集。 時が過ぎ、変わっていくもの、変わらないもの。 さりげない日常の場面や心情を切り取る言葉が、読む人の心に響く23編。 「いまのわたしが、いまのわたしで、いまを書く。いまはこれから。」(本書より) 【文庫版あとがき収録】
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Posted by ブクログ
素晴らしい読書体験をさせてもらった。 書き表したい比喩の言葉が浮かびそうで浮かばない。そんな自分の語彙力やセンスのなさに打ちひしがれながらも、この本を読む事でそのセンスの限界をどうにか拡張しようと助けてくれている気がして励まされる。 なぜ、自分は本を読んでいるのか。その一つの理由として、誰かが悲しん...続きを読むでいる時、辛い時にそっと無言で差し出してあげられるような言葉を探しているのだと思う。 いつもなら自分の行動に対して、「誰かのために」というのは、あまりにも横柄で、客観視できていないと思えてしまい、言葉にも文字にもできないが、今日は確信を持って書き記そう。 くどうさんの言葉が自分の心を軽快にしてくれたように、自分も誰かの心を支えることのできる花束をいくつか携えていたいと思えた。
装丁が好きすぎて、一目惚れした本。 会社員と作家の二刀流で、一生懸命に日々を生きていくれいんさんの感情に共感。 私の今の状況と重なることが多くて、全部自分で選んできたんだし頑張ろう!と支えてくれるような存在。
初めてくどうれいんさんの作品を読みましたが とても好きな作家さんいになりました。 文庫版のあとがきが私は特に好きでした。
社会人と作家という兼業作家を頑張るがゆえ、苦悩さがにじみ出ている一冊。 がんばりたいけどがんばりきれない。仕事も書きものもプライベートも100%がんばっているのに、まだ高嶺を目指そうともがく姿勢に読んでいてはっとさせられる。 タイトルの意味を知り好きになる。 自分も頑張らねばと思わされた。
出てくるエピソード的に、20代~30代くらいの女性に特に刺さるエッセイ集だと思う。どの作品も短く読みやすい。 文庫版あとがきにて作者が語っていたように、コンビニに入るとまず栄養ドリンクコーナーに行ってしまうような人、本屋が開いている時間に立ち寄ることが出来ない忙しい人がどうかこの本に出会えますように...続きを読む。 日常への些細で強烈な違和感と、自分を作り上げてきた環境への愛着と、プライドと劣等感と反骨精神と、あらゆるものがぐちゃぐちゃになっている。 でも作者の目から見る世界は美しくて優しくて愛しい。 エッセイというものをこれまで食わず嫌いしていたけど、出会えてよかった。
すごく良かった。 年齢や出身地が近いことなど、共感できる点が多く、等身大の姿が書かれた文章だなと思いました。 自由について書かれた文にはハッとされられました。 また別の作品もぜひ読みたいです。
またまた、れいんさんの本を。 大学生の私は、まだ心も幼くて、他人を信用できていないところがある。 就活、大学生活、友達関係、美味しいもの。まさに現在進行形で私の生活を彩っているものだ。れいんさんも大学生活の頃の話をよくエッセイで取り上げていて、ああ、そうだよな、私もだよ。と心の中でずっと思っている。...続きを読むれいんさんの実家は岩手県で、私の暮らす場所とはずいぶんと離れたところで、東北の生活に想いを馳せることがしばしばある。遠く離れたところでも私を繋いでくれる本という媒体は、私の心の支えになり、私とれいんさんにとっての架け橋でもある。れいんさんと大学の授業の影響で、詩が最近気になっている。やってみようかな、どうやってやるんだろう。やってみるしかないな、楽しそうだし。私の心を豊かにしておくれよ。 れいんさーん。 タイ料理が食べたい。てへへ。 花を買うことも挑戦したいよ
まだ会社員と作家の二足の草鞋であったくどうれいんさん。 はー!とため息をつきたくなるような話をまとめていて、 勝手にくどうれいんさんは若くしてこんなに売れっ子になったすごくスムーズな人生の方と思っていたが そうではなく、ますます魅了された!
今年で3冊目のれいんさんの作品。最初に読んだ「スノードームの捨て方」から、感情の機微をありありと表現する言葉の美しさに魅了され、次に読んだ「うたうおばけ」では、日常を彩る大切な人たちとの時間や思い出が、自分自身を作っていくのだと気付かされた。そしてこの「虎のたましい人形の涙」では、がむしゃらに働くこ...続きを読むとを、遠くから肯定してもらえたように思う。 本編の「祝福の速度」を読みながら、残業と出張を繰り返す日々の中で、「本屋が開いている時間に帰りたい」、「空が明るい時間に帰りたい」、「大切な人の誕生日も側でお祝いできない」と、幾度となく同じように感じ、もう駄目だと思いながら働いた日々を思い返した。ただ、この本を読み、振り返り思う。あの日々は、余裕がなかっただけだったと。働くことに引き換え、時間を失ったように思っていたけれど、「日々を祝福するために働けばいい」のだと。 れいんさんは、抱えすぎていたものを1つ手放し、また新しい道へと進む。「おめでとうございますさようなら」。会社員と作家を兼業しながら日々を乗りこなしていたときとは、また違うことを感じながら、作品にしてくれるのだろうか。 今年は、くどうれいんという作家に出会い、隙間時間に読んだ数々の言葉に救われた1年だった。今、出会えて良かった。新しい道に進んだれいんさんの作品を、これからの自分がどう感じるのかもまた楽しみだ。
正社員と作家の両立で目まぐるしながらも葛藤の日々をエッセイに落とし込んでくれたれいんさんにあっぱれ!おふろがだいきらいって可愛かった。
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虎のたましい人魚の涙
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