あらすじ
全国の書店員から熱烈な支持!
『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』の著者による、名エッセイ集。
時が過ぎ、変わっていくもの、変わらないもの。
さりげない日常の場面や心情を切り取る言葉が、読む人の心に響く23編。
「いまのわたしが、いまのわたしで、いまを書く。いまはこれから。」(本書より)
【文庫版あとがき収録】
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
くどうれいんさんブーム到来中で一気に三作品めを読みました。うたうおばけよりもれいんさんが多忙な時期に書かれたエッセイだからか少し沈むように終わることが多かったように思ったけど、それがまた「その感情わかるな〜」と思うことが多くてとても良かったです。私はプライドが高くて、ついつい自分をよく見せようとしちゃうけど、れいんさんはどんな感情も書いてくれてて、なんだかすごく救われました。れいんさんの話しているように書かれている文章が大好き。今まで読むことが好きで書きたいと思ったことはなかったけど、書くっていいなぁと思いました。
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著者の本に今年はまってて読んだ。兼業作家としてと日々のエッセイで、ふしぶしからチャーミングさを感じた。好かれるかわいい営業さんだったのかなと思った。
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くどうれいんさんの言葉が好き。
こんなにも素敵に言語化できることが羨ましいし尊敬する。
「蝿を飼う」面白かった(*´艸`)フフフッ♡
タイトルにもなっている「虎のたましい人魚の涙」の意味を初めて知った。
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くどうれいんさんのエッセイは初めて読んだけど、1つの話にさまざまな時期の内容が詰め込まれていて読んでいてとても楽しかったし温かい気持ちになった。
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2026年13冊目『虎のたましい人魚の涙』
エッセイって面白い…!という気持ちを加速させてくれた本。くどうれいんさんの文章って素敵。タイトルの付け方も上手で「なになに」って気になっちゃう。特に「蝿を飼う」「あっちむいてホイが嫌い」「耳朶の紫式部」好きだったな。
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れいんさんのエッセイは一生懸命に生きたり、どんよりしていたり、ワクワクしていたり、ダイレクトに気持ちが伝わってきて、飾らない、等身大に語る姿が想像できました。
そして、その人柄に一気に惹かれました。
だからこそ、もっとれいんさんのことを知りたい、
と思うようにページをめくっていったのですが、
読み終わる頃にはなんだか友達のようにすごく近い存在に感じました。
こんなふうに毎日の生活の中での出来事を丁寧に拾い上げることができたら人生どんなに楽しいのだろうか、大切に生きるってこういうことだよねと思うと共に私もそんな(れいんさんのような)人になりたいと思う一冊でした。
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祝福の速度で激務時代の自分を思い出した。
生活とは生きる活動と書くけど、あの時代の私は働く活動しかしていなくて、生きていなかった。夜12時過ぎに帰ってくるくせに、お弁当を作る生活はなんとか続けていた。思えば自分の生活への渇望だったのかもしれない。くどうさんも書いているけど、人間が生活する時間帯に会社を出ると、生活の気配で嫌になっていた。生活の気配がするLINEグループも嫌になって抜けてしまった。私の仕事が忙しすぎて行けなかった飲み会のLINEグループの通知にもイラついていた。私は自分の世界が落ち着いて、回復するまで殻にこもっていたけど祝福の速度を上げるという方法があっただなんて驚きだった。
くどうさんの本は日常や人の感情への解像度が高い。なぜかいつも読みながら自分の過去をあてはめたり、思い出したりする。ささる話、ささらない話さまざまだったけどくどうさんの目を通じて見た世界は面白いなと思った。
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パチンコ屋の前を通った時の表現が秀逸だなと思った。『音はでろり、と溢れて、自動ドアに削ぎ切られるように静かになる』
一日一遍づつじっくり読んだ。
私も誰かに花を贈りたいと思った。
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どれもよかったけど、キートン山田と蝿を飼うがよかった。余裕がないとき誰かのひと言がやけにぐさりと刺さってしまうことがあるけど、今を生きているのはそういうことで、それも含めてまるっと祝福できるといいな。
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嬉しかったこと悲しかったこと辛かったことムカついたこと、そのままポンと出されてるようで、冷静に見つめて言語化されてるエッセイでした。
書き出しは軽くても、エピソードで描かれる気持ちは決して軽くない。
寧ろ、れいんさんは何一つ取りこぼさずに全てに全力で立ち向かってて、そんな日々で疲弊してヒリついて苦しみすら感じてしまうけれど、それでも…というのが伝わってきました。
結構壮絶では…みたいなエピソードもあるのにクスッと笑えそうな読み心地なのがすごい。
笑えるエピソードにまで昇華できて、初めて書かれてるんだろうか。つよさを感じました。
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会社員との掛け持ちで日々疲弊しながら描き上げた
んだろうなというヒリヒリするような気持ちが文面に溢れていて人間らしくて好きな一冊。あの時のれいんさんしか書けない本。あとがきに描いてあることは今の私に当てはまりすぎててずっとお守りにしたいと思った。
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『耳朶の紫式部』が好きだ。
全てがいっぱいいっぱいになってしまう瞬間を、誰もが感じたことのある感情をここまで言語化できるのか!
すいちゃんとのあたたかい時間も好きだ。
大好きな人と過ごす時間や、食べるご飯は自分を前向きにしてくれる。
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くどうさんのありのままを感じられるエッセイが好き。「蠅を飼う」と「あっちむいてホイがきらい」が印象に残っている。普段なら嫌悪感すら抱いてしまう蠅でも、れいんさんの文章だと愛着が湧いてくる。
また、「あっちむいてホイがきらい」はくどうさんの当時の恋愛を垣間見させてもらった感じで新鮮だった。
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この文章を読んでいて、くどうれいんさんという人にとても惹かれました。共感できるところも多く、クスッと笑ってしまう部分がいくつかありました。楽しかったです。短いお話がいくつもあるので、寝る前に読むのおすすめです。
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作家と会社員の2足のわらじ生活について、得がたい経験も苦悩も葛藤も詰め込まれたエッセイ。うたうおばけよりも、より人間味溢れた内容に感じた。くどうさんのエッセイはあちこちにくすっと笑えるポイントが散りばめられているので、読んでいて楽しい。
Posted by ブクログ
バイト先の友人から好きな作家さんだと教えてもらった。くどうれいんさんの著作は初めて読んだけれど、この方の纏う作中の雰囲気がその友人と似ているような気がして彼女を思い出しては自分を振り返り、ほっこり温まり、少し切ない心地になりました。
読んでいて落ち着く作品は、なかなか無いので非常に貴重だと思います。どれも自然体で好きですが、「陶器のような恋」が一番好きです。恋じゃないといかんのかね、、、
Posted by ブクログ
どのページもほどよく軽重を纏っていて、なんだかうまくいかないなあっていう日も、ぽかぽかのお天道様の下を一日中歩いてるみたいに陽気な日にもなんのわだかまりもなく読めちゃう、酸素みたいなエッセイ。
だけど私は「白鳥は夜でも白い」の文章が忘れられない。
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くどうさんのエッセイは時々「通じ合っている…?」と錯覚してしまうほど共感できる感情描写がり、、毎度惹かれてしまう。彼女のおばあちゃんが大胆で、くどうさんも短歌を嗜まれていたのは本書を読んで知ったこと。
今回の作品は、総じて忙しかったのだろうなと思った。わたしもやりたいことをダブルスタンダードで叶えるというやり方をして、自分で自分を忙しくしがち。しかもそんな状態が少し好きだから、最終章の究極の2択は未来の自分を見ている気がして震えた。それでもいま楽しく生きているくどうさんを知ってるから、なんだか前向きな気持ちになれた。
Posted by ブクログ
くどうさんの日常の出来事の切り取り方や、言葉の選び方が好きだ。
穏やかな日常のなかにひやっとするような空気感がほんの少し感じられる話(『蝿を飼う』の人間とはなんと利己的な生き物だろう。や、『るん♪』の最後。)はとくにこの本の好きな所だと感じた。
あとがきで仕事と作家を兼任していた時期に執筆されていたというのを読んで、改めて読み返してみると、たしかにピリッとした心のあり様が収められている気がした。
うどんを止められて泣いてしまう話し、芥川賞受賞候補になったときの話し、ドリアを求めてファミレスに駆け込む話し、等々、どれもくどうさんの一生懸命に生きてる人間らしさや、日常を生きる私たちが共感できる部分がたくさんあって、とても楽しめた一冊でした。
Posted by ブクログ
今年で3冊目のれいんさんの作品。最初に読んだ「スノードームの捨て方」から、感情の機微をありありと表現する言葉の美しさに魅了され、次に読んだ「うたうおばけ」では、日常を彩る大切な人たちとの時間や思い出が、自分自身を作っていくのだと気付かされた。そしてこの「虎のたましい人形の涙」では、がむしゃらに働くことを、遠くから肯定してもらえたように思う。
本編の「祝福の速度」を読みながら、残業と出張を繰り返す日々の中で、「本屋が開いている時間に帰りたい」、「空が明るい時間に帰りたい」、「大切な人の誕生日も側でお祝いできない」と、幾度となく同じように感じ、もう駄目だと思いながら働いた日々を思い返した。ただ、この本を読み、振り返り思う。あの日々は、余裕がなかっただけだった。働くことに引き換え、時間を失ったように思っていたけれど、「日々を祝福するために働けばいい」のだ。
れいんさんは、抱えすぎていたものを1つ手放し、また新しい道へと進む。「おめでとうございますさようなら」。会社員と作家を兼業しながら日々を乗りこなしていたときとは、また違うことを感じながら、作品にしてくれるのだろうか。
今年は、くどうれいんという作家に出会い、隙間時間に読んだ数々の言葉に救われた1年だった。今、出会えて良かった。新しい道に進んだれいんさんの作品を、これからの自分がどう感じるのかもまた楽しみだ。
Posted by ブクログ
くどうれいんさんのユニークな日常を綴ったエッセイ。
物事に対しての視点がとても独特で、その世界観を覗けるのが楽しい。くどうれいんさんの本を読むのは2冊目だけど、やっぱり友達にはなれないタイプ(わたしは萎縮してしまうと思うし、あちらもわたしみたいなタイプには興味ないだろうと思うから)だなと思うと同時に、彼女の感性と言語力に毎度感銘を受ける。ご自身も言っている通り「ちょっと捻くれている」ところがまた面白い。
眉間から血が出た話なんて、凡人にとっては小さなことだけど、あんなに壮大で面白い話に持って行ける筆力。声出して笑ってしまった。
ひとつの話の中にいくつか関連するエピソードが詰まっていたりして飽きずに読める良質なエッセイ。しんどいときにも笑わせてくれる。
Posted by ブクログ
読めば読むほど、くどうれいんさんは可愛らしい人だな、と思う。
お風呂きらい、なんとなく分かる。
わたしも子どもの頃はお風呂が億劫で嫌いだった。服を脱ぐのも面倒だったし、頭から足先まで洗うことのなんと面倒なことか。
大人になったら洗うのは面倒だけど湯船に浸かるのは好きで、入浴剤がかかせない。
お仕事も大好きだったのね。
犬のお話も面白かった。特に愛媛に出没した坊っちゃん列車と走る犬。
剣道の話も。蹲踞、わたしも出来なかったから気持ちは分かる…けど、わたしの場合は膝が悪かったから、ということがあったり…。
読むとほっこりするエッセイが書けるくどうれいんさん。他の本も読みたいな。
Posted by ブクログ
今回は作者の内面に触れていることが多かったように思います
作家としての苦悩を知ることができました
簡単に芥川賞候補すごいとか言ってはいけませんね
今回もくどうさんの言葉の選び方や表現はすてきでした!
次は何を読もうかな?
Posted by ブクログ
等身大で好き。お風呂はきらいだけど清潔には保ちたいとか。うーん他にもいいなぁってとこあったんだけど、メモできてない!
れいんさんの周りは温かい方が多くて盛岡行ってみたいなぁとか思ったりした。サイゼにハマった話も好きだったなぁ。次国内旅行行くなら東北行きたい!まだ雪の降る季節のうちに行けたらな!