【感想・ネタバレ】虎のたましい人魚の涙のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

「うたうおばけ」とはまた違う雰囲気でこちらも楽しかったです。家に迷い込んだ蝿でこんな素敵な文章が書けるなんて!と感嘆した。個人的に「竹馬とキートン山田」「るん♪」「わたしはお風呂がだいきらい」が好きです。
*生姜。生姜のゆるキャラ。
*働いていると、泣きっ面に蜂どころか、泣きっ面に蜂・ピラニア・猪・カメムシ、というようなときがある。

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2024年04月20日

Posted by ブクログ

初くどうれいんさんのエッセイ。
ずっと読みたいと思っていたけど、やっと読めた。

やっぱり作家さんは、同じものを見ていても感じるものが違うんだなって思った。
くどうさんの独特の感性が見れて面白かった。
センスが溢れている。

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2024年04月16日

Posted by ブクログ

もっとゆるく楽に読める作品かと思っていたらそうでもなかった。
「歌の丘」の歌が歌えなくなった話には私も同じような経験をしたことがあるので、私と同じ経験をした人がここにいた、と思った。ただ、れいんさんは歌えるようになったけど、私は今だに歌えぬまま。れいんさんを丘に連れて行ってくれたような人が私にもいたらよかった。
「雪の道」は雪国あるある。私も同じ雪国なので共感した。
「白鳥は夜でも白い」は3.11を経験した人の3月11日の過ごし方を垣間見た気がします。
「陶器のような恋」に登場するももちゃんが素敵です。「恋じゃないといかんのかね」っていう言葉が刺さりました。
「おめでとうございますさようなら」は沁みました。
退職する時ってこんな気持ちになるのかな?とか想像しました。何より「いままで常にからだの底から湧き上がっていた(負けてたまるか)(やってやるぞ)(見てろ)というやる気が、すこん、と底をついて戻らなくなったのだ。」というところに、これは今の私だと思いました。
くどうれいんさんの作品は初めてで他にどんな作品かあるのか調べたら本屋さんで見たことある!という作品があり、手に取らなかっただけでもっとずっと前にれいんさんの作品を目にしていたことに何だか不思議な気持ちになりました。

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2024年05月19日

Posted by ブクログ

感想
日々努力を重ねる。とても偉い。確かに偉い。だけどそれは疲れる。成長とは己のエネルギーを消費する活動。だけど進み続けなくてはいけない。

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2024年04月24日

Posted by ブクログ

タイトルが面白いと思い手に取った。どちらも琥珀のことなのですね。初めての作家さん、そんなにエッセイは読まないのだけど。
まだ20代の若い方でどんな話を書くのかと思っていたけど、全部読んで感じたことは「頑張ってんなー」でした。
日々頑張ってます!とガツガツしたところがあるわけではなく、なんか頑張ってんな、疲れてるんだな、そんな感じ。なんだか共感できるところがある。
父親が作ってくれた鍋でのうどんの話。ほんとに大したことない些細なことで、感情が爆発して止められなくなることって、確かにある。
花屋の開いてる時間に、本屋の開いてる時間に帰りたい。開いてる時間に買い物できる知らない人のことを羨んだり妬ましく思うことって、確かにある。
そしてそれを気遣われることでさらに落ち込んだり腹が立ったりする。
わかるー!って何度か膝を連打した。

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2024年04月23日

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