【感想・ネタバレ】恋とか愛とかやさしさならのレビュー

あらすじ

プロポーズの翌日、恋人が盗撮で捕まった。

カメラマンの新夏は啓久と交際5年。東京駅の前でプロポーズしてくれた翌日、啓久が通勤中に女子高生を盗撮したことで、ふたりの関係は一変する。「二度としない」と誓う啓久とやり直せるか、葛藤する新夏。啓久が“出来心”で犯した罪は周囲の人々を巻き込み、思わぬ波紋を巻き起こしていく。

信じるとは、許すとは、愛するとは。

男と女の欲望のブラックボックスに迫る、
著者新境地となる恋愛小説。

わたしの心と体を通ってきた、無数の、犯罪の名前が付かないたくさんの傷のことを考えた。苦しかった。読めてよかった。
――高瀬隼子(作家)

僕はこの物語を、生涯忘れることはありません。
――けんご(小説紹介クリエイター)

女性が置かれている地獄のある側面が突きつけられる。
――スケザネ(書評家)

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Posted by ブクログ

読んで良かった

新夏に一番共感できた
自分は好きな人のこと分かりたいと思う

みんな自分の人生を正当化したいんだよね

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2026年06月21日

Posted by ブクログ

アカンやばい鳥肌立っちゃった。帯の「プロポーズされた翌日に恋人が盗撮で捕まった」というバンダム級右ストレートパンチのある言葉にノックされて読みました。

人と人はどうしてこれ程までに分かり合えないのだろうか。私たちは同じ世界を生きており、そこに赤色の箱があれば赤色の箱が見えている、はず。ただ、色盲の人がいるように私が見る赤い箱と貴方が見る赤い箱は異なるかもしれない。

人の脳の組織の構造や物質、電子の流れが分かったところで自分以外の人は自分以外、分かる事なんてできない。ここまでが前半の感想。

恐ろしいのは、生まれてからこの方ずっと片時も離れることもなく一緒に過ごしてきた自分自身、果たして自分が何をしたいのか、何を考え"たい"のか、それすら分からない。

過去に囚われているようで、そうではなく今を真剣にというか、暗中模索している。人の目のある現代社会に依存せざるをえないながらも、息苦しいこの雰囲気が完全に灰色な感じが素晴らしかった。

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2026年06月20日

Posted by ブクログ

読みながら「自分だったらどうするだろう」とこれほど考えたのは久しぶりだった。
自分には理解できないと投げ出すのも、理解できないけど目を瞑って受け流すのも簡単で、それなのにそうせずひたすら対峙し理解しようとする新夏の一所懸命さは、読んでいてとにかく胸が痛かった。
でも、だからこそ啓久は、親や周囲の人に無力化され続けて怒ることすら諦めていた莉子のために怒ることができたんじゃないか。
最後、莉子に怒るべきだと伝える啓久の様子に、私自身が少し救われたような気がした。

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2026年06月16日

Posted by ブクログ

プロポーズされた日に恋人が盗撮で捕まった。
許すことと自分の気持ちとの葛藤、なんとも言えない気持ちになった。

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2026年06月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結婚間近のカップルがこんなシチュエーションになったら?を突き詰めていくだけなのに面白い!
捕まったけど示談になり、前科もつかなかった。少し躓いただけって見ないふりもできない、だけどちゃんと向き合おうにもどうすればいいかも分からない、どうすれば折り合いがつくのかを探り続ける。
1度間違えればもう死ぬまで許してもらえないのか、2度と元には戻せないならどうすればいいのか、他の人ならどう考え、どう対処して生きていくのかを読めるのが最高です。
特に新夏の友達葵と啓久の母親の考え方が面白い!2人はどうすればいいかを分かっているというか決めている?からこの問題に対処できる。
それに対して新夏と啓久が手探りで答えを探そうとするのが可笑しいし悲しい。

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2026年05月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

感情移入しすぎて、読み終わってもしばらくまともな会話ができなかった。

痴漢をした人の婚約者の気持ちも、痴漢をした人の気持ちも痛いほど共感できる描き方で、何度も本を閉じたくなった。

自分の婚約者が性犯罪を犯したらどうするだろう?
彼の罪を咎めず見て見ぬふりしたら、幸せな未来が待っているかもしれない。でも果たしてその人を“信頼”して生きていけるのか?


「恋とか愛とかやさしさなら、打算や疑いを含んでいて当然で…(以下略)なのに「信じる」という行為はひたすらに純度を求められる。」


本文に出てきたこの言葉の重みが、心にずっとのしかかっていて、どんな決断をしても、影を背負うように思えて。

後半を読むと、罪を犯した人には人権なんてまるでないんだなと。たとえ周りが許していたとしても、自分自身が人権を持てなくなる感覚…誰に何を言われても言い返せない人生。

それだけで終わる話ではなかったけれど、物語の途中はその息苦しさで、本当に犯罪者になったような気分だった。

面白いというよりしんどかった。好きな話というより、考えたくなる話だった。

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2026年06月17日

Posted by ブクログ

読みやすくて一気読み。
心の動きを表すのがうますぎる…
普通に外野から見たら盗撮犯の婚約者なんて!!と思うけれど、彼女の気持ち、親や家族の気持ち、さらには盗撮犯の気持ちまで感情移入しちゃうからすごい。もはや読んでて疲れた。

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2026年06月15日

Posted by ブクログ

久しぶりに一穂ミチさんの作品を読んだ。タイトルや表紙を目にしたときから、私の期待感は高まっていた。本作は2編から構成されており、最初の物語は「恋とか愛とかやさしさなら」。

中心人物は、結婚披露宴の会場でシャッターを切るカメラマンの新夏(にいか)。幸せに満ちあふれた描写が続き、さらに彼女には神尾啓久(ひらく)という恋人がいた。その啓久から突然プロポーズを受け、新夏が自然に応える場面までは、まさに幸福の絶頂といえる展開が続く。新夏の両親は離婚しており、彼女は写真館を営む父に育てられ、自身も同じカメラマンの道を歩んでいた。プロポーズを素直に喜んでくれる父との関係は微笑ましい。しかし、その一方で定期的に食事を共にする実の母とは、どこかしっくりいかない関係が続いていた。

そんな平穏で幸せな日常の中、啓久が盗撮で警察に捕まるという急展開を迎える。読みながら思わず息をのんだ。あまりにも衝撃的な出来事に、「なぜ」という疑問を抱えながら先を読み進めることになる。

その後、事態は新たな局面へ向かう。新夏は啓久の実家で彼や両親と向き合うが、到底「謝って許せる」ような状況ではない。それは当然の反応だ。しかし、だからといってすぐに「関係を解消する」ともならない。そこに新夏の本音や、誰にも踏み込めない複雑な感情があるのだろう。啓久の姉・真帆子は新夏を思って別れを勧めるが、こうした局面では、誰の視点に寄り添うかによって見え方が変わってくる。ただ、啓久が盗撮をしたという冷厳な事実だけは変わらない。言い分はあるにせよ、決して許されることではないはず。

結局、すぐには結論を出せなかった新夏。彼女が講師の手伝いをしたカメラ講習会で、参加者の男性につきまとわれる場面では、彼女の怯えや不安が生々しく伝わってきた。そして新夏は、啓久の身勝手な行動によって、被害者の女性がどれほど怖い思いをしたのかに思いを馳せる。当事者ではない新夏が、この問題をどう消化していくのか、解決の難しさを痛感させられる。

さらに、冒頭の披露宴の主役であり、新夏の10年来の友人である葵との再会が描かれる。葵は啓久の事件を知っており、結婚を決断できない新夏に対して自論を展開して説得を試みる。しかし、新夏はその考え方を受け入れられない。それぞれの価値観が交わることはなく、葵が勧めれば勧めるほど、新夏の心に反発と不安が充満していく様子が痛々しい。

やがて新夏は、自らの誘いで啓久とレストランで会う。彼女が知りたかったのは、啓久が盗撮に至った「心の内」だった。だが啓久にとっては、それは「信頼されていないこと」の突きつけでもある。互いの言い分がすれ違う様子に、元の関係に戻ることは難しいのではないかと感じさせられた。さらに、啓久の母から浴びせられる言葉が新夏に追い打ちをかけ、読んでいるこちらの心まで暗くなっていく。

物語の結末への恐怖と、先を知りたいという好奇心。この相反する感情を抱かせるのは、一穂さんの巧みな構成と心理描写の妙だろう。

その後、定期的に会っている母から、新夏は初めて離婚の本当の理由を聞かされる。それはかつて父から聞かされていた理由とは全く異なるものだった。人間関係とはそんなものかもしれない。分かり合えないことの積み重ねが、決定的な亀裂を生むのだろう。

その直後、新夏は啓久を呼び出し、二人はラブホテルへと向かう。この時の私の心境は、戸惑う啓久と全く同じだった。「新夏は何を考えているのだろう」と。そこで彼女は、こちらの想像を遥かに超えた行動に出る。啓久が怒っても不思議ではない状況。しかし、啓久は新夏の言葉に従う。この極端な出来事が、結果として二人の距離を近づけ、互いの本音を響かせ合う呼び水となる。ドキドキしながらページをめくっていたが、どこか救われたような、ホッとする感覚を覚えた。

この話のラスト数ページの展開は圧巻だった。新夏が向かい合っている啓久の姿は、カメラのレンズ越しにある。カメラマンと被写体という関係でありながら、そこには確かに心が通い合う瞬間があった。この先の二人がどうなるのか、期待が膨らむ結末だった。

続く第二編のタイトルは「恋とか愛とかやさしさより」。こちらの中心人物は神尾啓久である。

舞台は駅へと移り、啓久に声をかけてきたのは、なんとあの盗撮の被害者である女子高生(すでに卒業し私服姿)の莉子だった。慌てる啓久。短い言葉を交わして立ち去るものの、彼の脳裏をよぎる不安がこちらにも伝わってくる。

そして読み進めるうちに、啓久と新夏がすでに別れていたことが明かされ、ハッとさせられた。前作のラストで関係が修復できたものと思い込んでいたからだ。あれから啓久は転職し、新しい環境でやり直そうとしていた。変わろうともがく一方で、周囲の目は常に気になり、自分が犯した「盗撮」という事実は重石のように彼を苦しめ続けている。彼にとっては一回限りの過ちだったとしても、だからといって許されるわけではない。世間の様々な反応に、彼の心は常に揺れ動いている。

被害者である小山内莉子が再び啓久に接触してきた理由。それは彼を糾弾するためではなく、莉子自身もまた、深い孤独を抱えていたからだった。莉子が啓久に自分の胸の内を打ち明けていく、不思議な対話が続く。

さらに読み進めるうちに、加害者と被害者という枠組みを超えて、彼らにとってこのように本音で話せる相手が見つかって本当に良かったのではないか、とさえ思えてくるから不思議だ。

ラストシーンでは、啓久と莉子の本当の心の叫びが伝わってきた。「これでよかったのだろう」と、すとんと胸に落ちるような、これまで味わったことのない独特の読後感が残った。

自分にとって決して身近ではない出来事や登場人物たちに一喜一憂し、何度も心を揺さぶられた。一穂ミチさんの構成や描写の魅力を改めて感じた一冊だった。

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2026年06月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

秒で読み終わった!めっちゃ読みやすい!

新夏がペラペラの制服買って電車の部屋予約したところから帰るまでのシーンめっちゃ良くてキュンキュン?じゃないけど、最高のラブストーリーを見せられてる時の感動?みたいなのが押し寄せてきて泣いた

結局は別れたけど1回受け入れたのすごい
自分なら2週間くらい悩んで別れると思う

ひらくのお母さん、、
結婚したとしても嫁姑になった時めんどくさそう

ひらくが再就職したベンチャー企業も無理
なんか優しいのかクソなのかよくわかんないあの雰囲気が無理すぎて大嫌い

あと瀬名が怖い

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2026年06月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

恋愛小説?一応食わず嫌いせずに読んでおくか。読んだことある作家さんだし。と思って手に取りましたが、ずっしり重たいテーマで驚きました。

恋人が、夫が、性犯罪者になったらどうするのだろう。と考えずにはいられません。盗撮、痴漢なら受け止められる?強姦だったらダメ?いやいや性犯罪なら全て受け入れられないのでは?など。

普段あらすじはほとんど見ずに読み始めるのに、今回は先に読んでしまっていました。プロポーズの後の展開がわかってしまっていたので、ネタバレを本当に後悔しました。
すごく、新夏の気持ちがよくわかります。そんな男と別れてしまえとも、こんなことで別れるなんてとも、簡単には思えません。
そして、親が息子には甘いのも現実感があってキツいと思いました。自分の息子が成人して、性犯罪者になったらどんな対応をするだろう?特に息子の交際相手に、どう言葉をかけるだろう。許してやって、なんて言えないと思うけど実際は・・?

新夏と啓久は、新夏がさまざま手を尽くして、苦難を乗り越え再度結婚式の手筈を整えにかかったように見えました。
しかし一緒に電車に乗った時に聞こえた、他人のスマホのシャッター音によって、二人の交際は終わりを迎えることになりました。
この、前を向いているように見えても心の奥底には傷が残ったままであることの描写が、巧いなあと思わされました。
無意識に、ふとした拍子に、これからも付き纏っていく感情が、結婚前に表出してよかったと、私は思いました。

2章目は、語り手が啓久に変わります。
彼は、新夏に勧められて一度は拒んだはずの性加害者のためのワークショップに、参加するようになっています。
この集まりのところは、薬物依存者のコミュニティが出てきた、映画「あんのこと」を思い出しました。雰囲気の想像がつきました。
最後まで読んでみると、全員性加害者で構成されてるっておかしくない?リーダーがそんな心持ちの人で大丈夫なの?と思ってしまいましたが、自助グループの場合は当事者だけが参加する。というのが基本のようですね。

リーダーの瀬名は、痴漢の衝動を抑えるために電車には誰かと乗るようにしている。という事が分かった時は、え、そこまで。。と啓久と共に驚きました。
そして終盤になり、裁判で逮捕されたという連絡が瀬名の妻から入った時は、やっぱり耐えられなかったか。他人と一緒に乗るようにしてるんじゃなかったの。と責めるような気持ちに。再犯を見届けたい、と言っていた妻の気持ちはいかほどだろう。

そして啓久は、被害者に再会し、悪い関係性ではないもののおかしな距離感になっていきます。
被害者と加害者が再び個人的な関係を持とうとする展開には強い違和感を覚えました。ラスト、被害者が義父に直接的ではないものの性的搾取されていることに対して、啓久が異議を唱えるシーン。そこで被害者が、生まれて初めて「尊重されている」と思えた。と気持ちを伝えて物語が終わり、なんだか綺麗におさまったように見えました。しかし、啓久にも被害者にも、下心や悪気はなかったのかもしれませんが、被害者と加害者という関係性でありながら、やはり無理があるのではないかと受け入れられない気持ちでした。

恋愛小説だと思って手に取りましたが、実際には「加害」と「許し」、「責任」と「再生」を考えさせられる作品でした。読み終えた後も簡単に答えは出ず、深いため息とともに長く心に残る一冊でした。

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2026年06月05日

Posted by ブクログ

辛かった。
新夏の葛藤に合わせて、うーんと私の考えも行ったり来たりして。

後半は啓久目線。
こっちも辛かった。
自業自得といえばそうなんだろうけど。

いやぁ、考えさせられた。

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2026年06月03日

Posted by ブクログ

大きなドラマは発生しないけど、人間の心の中の表に出しにくい(出さないようにしている)感情がたくさん描かれている。読後言語化の難しい、でも何かを得たような気持ちにさせられる。好き嫌い分かれる心情表現が多いが、是非一読して自分の考えや心情との差を感じてみて。

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2026年06月03日

Posted by ブクログ

身近にいる人と罪を犯す人が無意識に別々のところにあると思っていたけど、突然身近な人がそうなったら、自分はどう思うのか?答えが出ないなと思った。受け入れることができないのか?、それとこれとは別と割り切るのか?罪にもよるのか?普段の生活では直面することのない話だったので、自分だったらどうするかを考えるきっかけになった。読んで良かったと思った。

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2026年06月01日

Posted by ブクログ

愛する人だからこそ受け入れなければならないとか、受け入れられないとか、あらゆる感情が交錯した。
どんなに良い人でも一度の過ち(犯罪)で印象が変わる。本人も相手も周りも。そんなお話。

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2026年05月28日

Posted by ブクログ

婚約前の彼氏が盗撮で捕まった…。

必死に許そうとする彼女目線と
後半は盗撮そのものを軽く見ていた当事者が
どんどん自らのした過ちに苦しんでいく様子が描かれていた。
少しの出来心が何人もの人生を狂わせるのだと思った。

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2026年05月27日

Posted by ブクログ

 心にずっしり来た。かなり解像度の高い文章が胸の内にあるはっきりしないものをこれでもかと言語化していく。人の心を奥の奥、底の底、隅から隅まで覗き見た感じだ。

 新夏と啓久のどちらに感情移入すれば良いかを掴みかねながらも、信じるという行為の意外な難度の高さを思い知らされた。

 信じる、とか、赦す、とか、今後は容易く言えなくなってしまいそうである。
 それくらい、このふたつの言葉の持つ意味の奥深さについて考えさせられた。
 もし当事者になってしまったら、自分ならどんな選択をするだろうか。悩ましい。
 恋人が出来た時に読み返すと、また違った印象になるかもしれないと思った。

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2026年06月05日

Posted by ブクログ

自分ならどうするかな?と考えさせられる。
多目的トイレのタレントの時も自分が配偶者ならどうするかな?と考えたものだけど。
加害者はもちろん、自業自得だけど、前後のストーリーでその人を知ってしまってるから、辛い。

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2026年06月22日

Posted by ブクログ

ざわつく〜!一度できたひびって、もう元には戻らないんだなと。
"わかりたい、わからない"
恋人なんてただの他人だし、なんなら兄弟や家族だって実は得体が知れない。わかるってなんだろう。

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2026年06月21日

Posted by ブクログ


すっきりした終わり方ではなかった。

自分だったら絶対別れれないと思ったし、途中自分に重ねて考えたら苦しくなった。

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2026年06月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あらすじ全く読んでなかったから、タイトルと表紙の感じで絶対20〜30代の繊細で(ややダルい)人間関係を扱った恋愛ものだと思ったら全然違って裏切られたー!苦しい 助けて

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2026年06月15日

Posted by ブクログ

この本には、2つの中編小説が入っている。「恋とか愛とかやさしさなら」と、「恋とか愛とかやさしさより」の2つ。一穂ミチの作品らしく「人間の愚かさ、醜さ、欲の深さ」が描かれているが、それでも後の方で「優しさ、前向きさ」を奏でている。この作家の作品は、けっこう好きだ。
題名から分かるように後者の「恋とか愛とかやさしさより」は、「恋とか愛とかやさしさなら」の後日談のようになっている。ただ私的には、この「恋とか愛とかやさしさより」の方が、前者より心にぐぐっとくる。より強く「人間の愚かさや醜さ、欲の深さ」が描かれているように思われるからだ。でも両作品とも最後には「相手に優しく、そしてある意味前向きに開き直って進んでいく」生き方をしていくように思える。
前者「恋とか愛とかやさしさなら」の最後の方、主人公の「関口新夏」と恋人の「神尾啓久」が2人でメトロ丸ノ内線に乗っていた時、大学生くらいの女の子が押したスマホのシャッター音に「新夏」が反射的に振り向いた時と、その場面を「啓久」が見たというシーンは、小説というよりドラマの1シーンのようで切ないと感じた。
性犯罪は、強盗、殺人と同様、或いはそれ以上に被害者とその家族だけでなく、加害者の家族や関係者にも強い嫌悪感、罪悪感を感じさせるものかもしれない。そして最悪なのは、まったく関係の無い他人が面白可笑しく話題にし、責め立てるかもしれないことだ。この小説のテーマは、性犯罪とそれに翻弄される人たちの思いを描くことだろう。ちょっと主人公と恋人の心理、行動が綺麗ごとのように思えるが。

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2026年06月15日

Posted by ブクログ

雑誌で紹介されていたので、読んでみた。

付き合っていた彼ととてもうまくいっていたのに、婚約した直後に、電車内での盗撮で捕まった。受け入れるのか、婚約解消して別れるのか、という話。後編は彼の方が主人公で、その後の話になっている。

結局どうするのかという主人公の心の揺れの描写が長くて、話が進まない。描かれ方はリアルだが、もっと話がサクサク進んだ方が読みやすい。後編もあまり結論がなく、全体的に読み応えがなかった。

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2026年06月14日

Posted by ブクログ

難しい…。
一瞬の過ちで、人生を棒に振った男。
その過ちのせいで悩み、振り回され、幸せな未来を奪われた彼女。
容姿を理由に傷つけられる女。
女の容姿を商品にする男。
裏切った男と一緒に居続ける女。
性犯罪者のその後の人生。
コスパ、プラマイ…自分の人生にとってトータルプラスかマイナスかで、選べる人、選べない人。
救われない罪のお話。
難しい。自分の身の回りに起こらないことを祈るばかり。

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2026年06月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

面白くてサクサク読めました
ですが登場人物全員気持ち悪かったです
啓久視点に切り替わりそれで着地させるから、別れる描写をあえて書かなかったと思うんですけど
最初に新夏に寄り添った読者の気持ちが救われないままで、被害者家族が歪だった話で終わるのはあんまり納得いきませんでした。
盗撮ひとつで、多くの人にとって何もかも解決しないし納得のいかない人生が続いていくんだ
という事を表現しているのでしょうか。うーん。

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2026年06月07日

Posted by ブクログ

2025本屋大賞7位

婚約中に彼氏が,逮捕されてしまう。彼を信じ理解しようと揺れる彼女の話と、逮捕された彼氏視点の話。性犯罪の罪を背負って生きて行く苦しさ、つらさなどの心情をつづったストーリー

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2026年06月06日

Posted by ブクログ

表紙に惹かれて読んだ
情景の表現がとても綺麗で繊細で美しかった
盗撮の加害者側の視点というめずらしい作品。
当事者なのかと思うくらい作者の想像力がすごい。
ただ、題名の「恋とか愛とかやさしさなら」、、、なんなの?ってなった。
あと伝えたいこともよく分かんなくてただ盗撮は怖いことだよと再認識されたぐらい。
あと男性はこういう心理なのかとりかいできた。
いろんな家庭があるのだともおもった。
この読書を通して何かを得たのかと言われるとうーんとなる。

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2026年06月05日

Posted by ブクログ

面白かったけど、、、ちょっと辛くなった。許されない罪だけど、代償が大きいというか、長く続くことが切なかった。

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2026年06月04日

Posted by ブクログ

出来心で犯した犯罪であっても、その罪は一生背負っていかなければならない。恋や愛ややさしさがあっても、罪は消えないし、元には戻れないことがある。罪を犯すことの重さを今一度考えてみようと思った。

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2026年05月30日

Posted by ブクログ

自分だったらどうするか。

100%正しい人間なんていない。
みんな、人に見せない一面がある。
自分のこともわからない時があるのに、人のことをすべて分かるなんて無理。

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2026年06月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

わかりたいと思ってしまう どうしても
と思ってしまった

なにがそうさせたんだろう

ずっと考え続けたというより
おりにふれて考え続けそうな内容だった

YouTube、変に、あのあと
とりあげられないといいなあ

容姿で 蔑まれたり
そんなの わかる
相手にとってものわかりのいい態度
じゃないだけで蔑まれたり
美人でスタイルがよかったら
違うんだなあって
この本のいろいろなことは
いろいろな人にとって

〈わかる〉んだろうか

✍️引用
あなたの眼差しで世界を見られたら、
そしてわたしの眼差しで見てもらえたら、
こんなに言葉を費やさなくて済むのに。

なのに「信じる」という行為はひたすらに純度を求められる。………そして一度でも、わずかでも損なわれたら、二度と元には戻らない。

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2026年06月11日

匿名

購入済み

思ったよりは

もっと心に刺さるものがあると思って読んでいましたが、うーん、そこまででした。でも自分だったら?と考えさせられました。

#切ない

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2025年03月25日

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