【感想・ネタバレ】恋とか愛とかやさしさならのレビュー

あらすじ

プロポーズの翌日、恋人が盗撮で捕まった。

カメラマンの新夏は啓久と交際5年。東京駅の前でプロポーズしてくれた翌日、啓久が通勤中に女子高生を盗撮したことで、ふたりの関係は一変する。「二度としない」と誓う啓久とやり直せるか、葛藤する新夏。啓久が“出来心”で犯した罪は周囲の人々を巻き込み、思わぬ波紋を巻き起こしていく。

信じるとは、許すとは、愛するとは。

男と女の欲望のブラックボックスに迫る、
著者新境地となる恋愛小説。

わたしの心と体を通ってきた、無数の、犯罪の名前が付かないたくさんの傷のことを考えた。苦しかった。読めてよかった。
――高瀬隼子(作家)

僕はこの物語を、生涯忘れることはありません。
――けんご(小説紹介クリエイター)

女性が置かれている地獄のある側面が突きつけられる。
――スケザネ(書評家)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

めちゃくちゃおもしろかった。
身につまされる、というか、ほぼ我が事というか、、。
人間は本当に多面的だと思う。僕が見ているあの人は本当であるけれど、それ以外にもあの人は別の本当の姿も持っている。だれもが、そうだと思う。
それでも僕は、わかりたい。
わかることが、いや、わかろうとすることが、おこがましいけれど、愛だと思うから。

啓久が「出来心」以外に、罪を犯した理由がはっきりとは描かれなかったけれど、それはたぶん、彼自身がわかっていないからだと思う。
そして、現実に、そういう場合が多いのではないかとも思う。
「衝動的に首を絞めてしまった」とか、「気がついたらカバンに入れていた」とか、本心からそう思っている人もいるんだと思う。全ての人とは言わないけれど。
時間が経って、その瞬間の自分を振り返ってみても、なぜ自分がそうしたのか、自分でもわからない。
その一線を越えるのは、そんな、本当に些細な、目に見えない、曖昧な浮遊感なのかもしれない。

だからこそ、わかろうとしても、わからない。
そう「わかる」ことで、すこしは生きやすくなるのかもしれない。でも、それはなんだか、寂しい気もする。

うーむ。
ニカと対面して逆ギレするヒラク(胸糞)も、転職先で嗤われて固まるヒラクも、やっちまう瀬名も、全て良かった。

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2026年04月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

これおもっっっしろい。
啓久とニカの最後の写真館のシーンの臨場感が特に半端なかった。
文字だけなのにテンポがあって、それだけじゃなくて、勝手に映像が浮かび上がってきて、ドラマチックな音楽とスローモーションが浮かびながら読んでました。
なにこの文才…

ミチ先生は女性なのに、男性の心理をよくとらえておられる。
ニカがわかりたかったことを、啓久が、人との出会いでわかっていく。
複雑な気持ちを紐解いて、人との関わりと出来事で色付けて、一言では言い表せないところを物語で理解できるようにする。ほんとに面白い。傑作。最高。ファンになりました。

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2026年04月16日

Posted by ブクログ

め〜ちゃめちゃ面白かった…というとかなり語弊があるが。さらりと読めるけど内容は身近で非常に読み応えがある。

結婚間近の恋人が突然盗撮で逮捕される。罪を犯した人とその後も一緒にいられるかという問題、総括すれば葵の言ったように「総合的な判断」でしかない。主人公の両親や相手の義母、周囲のいろんな人の姿にいろんな選択と飲み込みきれない感情が垣間見えて、その匙加減も見事だったなぁ。

これ、男性が普段無自覚に女性に寄せている暴力性の話でもあるので、男性の感想がめちゃくちゃ気になる。それを加害という形で一度表出させてしまうと、家族だろうが恋人だろうがその後一生軽蔑の対象になる。「ちょっとくらい」「有罪にならなければ」許されると思っている男性たち、どう受け止める?

同時に被害者側に立つ女性の暴力性も描かれてて、誰の戸惑いも怒りも苦しみも、ちょっとずつわかってしまって、答えなんかないんだよな、これ。
ぶり返す「許せない」「信じられない」「罪を犯した」「傷つけた」「傷つけられた」と「一緒にいたい」(打算含む)のはざまで一生揺れ続ける。でも人間関係ってたぶん全部そう。

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2026年04月13日

Posted by ブクログ

もうあのような過ちを犯すことは絶対にない、と思っているが、今、それを証明することはできない。

読んでいて、心が痛い。

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2026年04月11日

Posted by ブクログ

「恋とか愛とかやさしさなら」
タイトルから勝手に純恋愛ものかなあ?なんて想像していたら全然違った!
一癖も二癖もある作品で、人間の心理の奥深いところまで見えてしまうストーリー。
場面設定も、「本当にあったら自分からどうしよう?」を考えてしまうリアルさで、一気読みしてしまう面白さでした。

一度の過ちが人生をに付き纏う。
昔なら逃れられたかもしれないけど、デジタル時代の現代だから、逃れられないよね。
莉子と啓久の最後はなんとも言えない切なさが残る。

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2026年04月04日

Posted by ブクログ

 もし自分だったらどうするか、容易に答えの出ない問いを読後もずっと考え続けさせられた本書。婚約中の恋人が不意の出来心で犯した電車内での盗撮を許すことができるのか。「盗撮」という比較的軽微な性犯罪である点がミソ。比較的軽微とはいえ犯罪は犯罪であり、一線を超えた人種と区別されることに変わりはない。啓久の姉・真帆子の性格が主人公・新夏と対比させるために、性犯罪は一生許さないと振り切れたスタンスだったのが判断を惑わせる。ただ断罪するのではなく、正しさや贖罪、信頼、愛情など様々な事柄をいろんな立場から深く考え続けることを忘れないでいたい。

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2026年03月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分が女性だからこそ、とても考えさせられる作品だった。

結婚間近の婚約者による盗撮。
自分だったら許せるかどうか、分からない。
でも、「気まぐれでやった」では済まされない。
さっさと別れた方が良い───
そう言うのは簡単。だからこそしっかりと、どこまでも相手に向き合う主人公。
でも、ふとした仕草で二人は道を違えてしまう…。
盗撮した婚約者の側に立ってみると、ちょっとした出来心だったのだと分かるし、別れることはなかったのではとも思ってしまう。

盗撮された女子高生が、何故自分を盗撮した相手に声を掛けたのか。
「振り返った時にがっかりした顔をされた」
母に「顔が私に似てたら完璧なのに」と言われる娘の哀しさと、義父に性の対象として消費されることへの虚しさ。

それぞれの立場を垣間見ることで、思いや感情に触れてより深く考えさせられた。


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2026年03月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

よりを戻してハッピーエンドみたいな事にならなくて良かった。いや、それもそれで悪くはなかったし期待していたのは否めない。だからこそ、この終わり方が良かった。
あなたのしたことは、そうゆうことなんだよ。そして、まだ捕まってない人は捕まったらこんなことになりかねないよって言うのは、スゴク響く気がする。理屈じゃない感情が、とても伝わってきて、その感覚が心地よいものでした。

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2026年03月21日

Posted by ブクログ

【2025年お気に入り本】


いろんなことがリアルすぎて読んでて
こっちまで苦しくなった…

自分が主人公の立場だったらどうするだろう?
どうするのが正解なんだ?
って考えさせられる作品。

久々の恋愛要素強めの作品が
ここまで重たい内容でしばらくいいや…って
思ったくらい。

最終的に主人公が選んだ道は
間違ってなかったのかも。
自分でもそうしてたのかも。
読んでるうちにそう思えてきたくらい
重いけど心にスーッと入ってくる。
また改めて読みたい。

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2026年03月18日

Posted by ブクログ

題名の意味を考えながら読むけれど
結局しっくりくる答えは判らないままだった。
ずっと正解が何かもわからない中で生きていかなければいけないことが、日常には山ほどある。

どの側面を見て、信じて生きていくか。

「信じることって、その人に期待してしまっていることなのかもしれない」というようなコメントを
芦田愛菜さんが何かの映画の登壇の中で言っていたけれど、
相手に期待したい部分を勝手に「信じている」と告げて安心したい、結局は傲慢なんだろうな、という真実を突きつけられるような読後感だった。

すごく繊細で、一穂ミチさんが心血を注いで作られた作品のような気がして
安易に感想を述べられない。

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2026年04月06日

Posted by ブクログ

説明の描写や比喩がとても上手な文章です。
彼氏の盗撮にまつわる人物の気持ちが描かれています。読み始めると続きが気になりすぐに読み終わりました

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2026年04月20日

Posted by ブクログ

「光のとこにいてね」がとても良かったので、すごく期待して読みました。
ずっと、主人公の婚約者の言動が理解できず、なんだかモヤモヤして読み終わりました。
あまり印象に残らなかったと感じましたが、つい先日、主人公の両親がなぜ離婚に至ったかの経緯が、ふと映像で頭の中に流れてきました。あれ、これなんの映画だったっけ?と、映画のワンシーンのように思いましたが、よくよく考えると、この本の内容でした。
なので一穂ミチさんの文章って、映像として記憶できるくらい凄いんだなと改めて感じました。
素晴らしい作家さんです!

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2026年04月16日

Posted by ブクログ

わたしにとって、とっても考えさせられるいいテーマだった!
犯してしまった罪は無かったことには出来ない。一生。
恋人がしてしまった罪を許して(?)一緒にいるか、別れるか。

これは自分が許すか許さかないかの問題

私だったら…どうしてたかな。
うーん、性犯罪は厳しいかなあ、、、。
やっぱり、新夏と同じように罪のことを忘れよう!と思っていても、ふとした時に無意識に思い出してしまう気がする。
どうしたって忘れることができないから辛いと思う。

啓久の母が新夏に言ったように、新夏は啓久と別れればそれで終わりだけど、それに至るまでの思考の過程(?)がほんとに苦しいもの。

なんでこっちは、何もしてないのに答えのでない問題に苦しまなくてはいけないのか、、、。

加害者も、いくら軽い罪でも一生それを背負って生きていって欲しい。
だけど、孤独にならないで。



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2026年04月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分の境遇と似ていたからかとても考えさせられた、
わたしの恋人はわたしに嫉妬から暴力的なことを働いた。それがどうしても忘れられなくて別れた。(それ以外も理由はあるが)
その選択が合っていたのかが全くわからなかった。正解なんてないのかもしれない。ただどうしても自分の選択を信じきれなかった。
その時にこの本に出会い、主人公の境遇と少し似ているものを感じ、自分の選択を信じられるようになった。
人にはいろんな感じ方があることを実感したし、正解はないことも納得できた。
その後の彼側の人生の進み方、莉子の人生の進み方もとても気が晴れるものだった。

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2026年04月05日

Posted by ブクログ

ネタバレ

いやー、難しかった。
なぜなら啓久のことを嫌いになれなかったから。

もし自分の婚約者が性犯罪を犯していたら、許せるんだろうか。普段の優しさを知っているのに、パッと切り替えて離れられるんだろうか。
自分がされたら許せない行為を、他人にした人を、許せる?信じられる?
普段は優しくて愛情深くて、たくさんの思い出がある大切な人を、事件にもならないくらいのことで捨てられる?
そんな悪い人じゃないと思ってしまうのは、被害者にとって悪じゃないのか?
犯罪って、どこから?被害者の義父の方がよっぽど尊厳を踏み躙っていて気持ち悪くないか?
様々な自問自答が浮かぶ。
恋とか愛とかやさしさなら、相手を軽蔑した感情を押し殺して一緒にいるより、大切な想いを綺麗に思い出に残したまま離れるかもしれない。

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2026年03月21日

Posted by ブクログ

プロポーズの翌日、恋人が盗撮で捕まった。
とにかく心が晴れることがなく、重たかった。
誰の視点に立ってみても、明るい要素なんてないんだから当然か…
性犯罪という部分が、余計に心を曇らせる。
恋愛というよりも、もっと根本的な愛するって何?信じるって何?この問い掛けに向き合わざるを得なかった。
相手をどうしたら信用できるか、信用を取り戻せるかなんて分からない。分からないから噛み合わないし、答えなんて出ない。
もしかしたら、私は誰のことも信用してないんじゃないかと突き詰めて考えると思えてきた。

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2026年03月20日

Posted by ブクログ

読み進めながら、これは恋愛小説ではないと気づいた。《愛とはなにか》がテーマだったそれは、各々の愛情の形を通して最終的には《性犯罪とは》という問に変わっていった。

莉子の父が行っていることは性犯罪ではないのか?それを性的に消費する視聴者は?実際に触れていなければ、撮っている人間が家族であれば許されるのか?
性犯罪の線引きはいつまで曖昧なのだろうか。
これら全てもいずれ、名前のついた犯罪になるのだろうか。
性犯罪は衝動が抑えられず何度も繰り返し苦しむものだと認識していたが、啓久のように“自分でも分からないけれど、見たいなーと思った”という感覚でたった1度犯してしまう人もいるんだ、と思った。
でも、彼が今後の人生でまたふとした時に「見たいな」と思う可能性も拭いきれないのである。
今私の周りにいる人間が0(したことがない)なだけであって、彼らが1になる可能性は大いにある。
同時に、1の人間がその時タイミングや場所全てが違えば0だった可能性も大いにあるのだ。

じゃあやっぱり性犯罪ってなんだろうか。

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2026年03月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

帯に惹かれて買ってみた。
プロポーズされた翌日に、恋人が盗撮で捕まった。
自分だったらどうするかな、そう思いながら読み進めた。
主人公の気持ちがわかるような、わからないような。
どうしたら許せるのか?許すなのか?

わたしもきっと主人公と同じ結末を選ぶと思うけど、彼氏はもう消せない過去、罪を抱えながら生きていく。そう思うと犯罪って見えないけど、その人を確実に変えてしまうものなんだなって。周りもその人自身も。
主人公とその彼氏が向き合う本。
でもそんな簡単な言葉では表せない本。きっとしばらく余韻で2週目はできないだろうな。
でも言葉の表現がとてもよくて、読んでいてその感情が感じられて読んでてよかった。

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2026年03月18日

Posted by ブクログ

自分だったらどうするか。
考えてみたけどその状況に立たないと本当にどう思うかは分からなかった。でも、にいかと同じ選択をしたんじゃないかと思う。
ひらくは、バレないと思ったのか??
そこは書かれていなかったから気になった。

100%正しい人間なんていない。
みんな、人に見せない一面がある。
自分のこともわからない時があるのに、人のことをすべて分かるなんて無理。

何があっても一緒にいる
何があっても愛してる
それが本当の愛?
だとすると自分は本当の意味で夫を愛せているのか?
まだまだこれからなのかもしれない。

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2026年04月19日

Posted by ブクログ

サクッと読めた。犯罪の罪の重さを考えさせられる作品。
スカート内の盗撮でここまで一生罪を背負って生きていかなければならないのか?等と少し思ってしまった。もちろんされた側の気持ちを考えると何とも言えないが。スカート捲りも気持ち的には死刑か去勢では?浮気された側の気持ちもそうでは?となってしまう。
新夏が啓久を理解したいからとラブホで再現するシーンがあったが、その新夏の気持ちが全く理解できず引いてしまった。
犯罪と決まっていることに対して、一線を越えるかどうかは全く違うよということなのだろうか。。。悩ましいのでジャムを作ろうと思う。

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2026年04月19日

Posted by ブクログ

イマイチ何が言いたいのかわからなかった。
一度犯罪を犯した者は、一生責められ続けないといけなくて、一生自分でも責めないといけない、ということなんだろうか。
救済の余地なし、やり直しの余地なし、なのだろうか。

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2026年04月15日

Posted by ブクログ

結局ひらくがなんで犯したのかがわからなかった。一瞬の出来心で、男ならみんな可能性があるってことを作者は言いたいの?自分のパートナーがしたら、とか全く考えたことなかったけど、考えたら、怖いなー

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2026年04月12日

Posted by ブクログ

婚約者が盗撮で捕まったら自分ならどうする?って考えながら読みました。それぐらいで別れないと言う友達、弟だろうと縁を切るし娘にも会わせないと言う姉。
多様性とか人に対して寛容になりましょうという世の中になりつつあるけど、小説の中の場合で言うと、たった一度の過ちで、これに関しては自分の許容範囲とか相手の性癖を理解できるかの問題もあるし悩ましい。
簡単にバッサリ別れるではなく相手と向き合って決断を下せたところはよかった。

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2026年04月09日

Posted by ブクログ

恋愛小説は苦手だけど、
ストーリーから恋愛系というよりは
恋人がまさかの盗撮で捕まるという展開に
惹かれて借りました。

いや〜しばらくは手作りジャム見るのが
怖いなぁと思ってしまいました。
ジャムを煮ている人の感情が沸々と
煮出されて、それが善意ならいいけれど
憎悪を煮詰めたものを家族に与える人の
心理が恐ろしい。

恋人が盗撮してしまったことで葛藤する主人公視点と盗撮したその後の恋人側視点から描かれています。

もし自分の大切な人が犯罪を犯してしまって
それが性犯罪やったら、正直なところ
嫌悪感がすごいと思いますが、
この主人公は恋人が何でそんなことをしてしまったのか必死に「理解」しようとしているところに
愛とやさしさを感じたかな。

盗撮だけじゃなくて物語の中で痴漢常習犯の人も
出てくるけれど、痴漢をしないために
一緒に誰かと電車に乗るという行為から
悪いことだと分かっていても、どうしても
してしまう部分は依存症的な部分があるのかなと。

一度の小さな犯罪が人生を簡単に狂わせてしまう
呆気なさには怖さを感じました。
しかし、狂ってしまった後も人生は続いていくから
そこからどう生きていくのかを考えていかなければ
いけないんだな。
生きている限りは日々は続いていく
そう思った作品でした。

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2026年04月07日

Posted by ブクログ

「おかしな話だよね。誰でも気軽に写真が撮れるようきなるにつれて、どんどん『撮ってはいけない』ふうになっていくのは」

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2026年04月10日

Posted by ブクログ

彼氏からプロポーズされた翌日に盗撮で彼氏が捕まった。新夏と啓久の2人の未来は…。

今どきだなって感じ。思ったよりも重い話が続き読むのに心が痛くなりました。
性犯罪は盗撮も痴漢も犯罪は犯罪。重いも軽いもない。たった一つの行動で家族、仕事、恋人、周りの全てが変わる。それが何年経っても事実として消えることは無い。

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2026年04月05日

Posted by ブクログ

自分の恋人が盗撮したら私はどうするだろうか、読んでいる中で結論は出せなかった。
「一点の傷も汚れも許されないレンズのように透き通っていなければ信じていることにならない」のだとすれば、信じることはあまりにも難しい。

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2026年03月31日

Posted by ブクログ

新夏は恋人の啓久からのプロポーズを受け、承諾するが、そこ次の日に啓久が盗撮で捕まる。新夏の葛藤や、加害者家族の心の持ちようが複雑で、自分だったらどうしようと考えさせられた。前半は新夏目線、後半は啓久目線で進んでいく。
「恋とか愛とか優しさなら、打算や疑いを含んでいて当然で、無垢に捧げすぎなければ時に愚かだ幼稚だと批判される。なのに信じるという行為はひたすらに純度を求められる。一点の傷や汚れも許されないレンズのように澄み切っていなければ、信じていることにはならない。」一度崩れた信頼は、取り戻すことが限りなく難しい。

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2026年03月23日

Posted by ブクログ

プロポーズをしてくれた翌日に痴漢をして捕まった婚約者。

何故痴漢をしたのか?(私がいるのに…)婚約者を許せるのか?周りの考えに違和感を覚えながらも、どうすることが正解なのかを考える主人公の葛藤が描かれる。

痴漢に限らず悪い事をした相手を許せるのか、逆に自分が悪い事をしてしまった時どうしたらいいのか、考えさせられる内容だった。

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2026年03月20日

Posted by ブクログ

相手を深く想うからこそ、すべてを受け入れ共鳴したいと願う。けれど、その一歩手前で無意識に自分を繋ぎ止めてしまう、もう一人の自分がいる――。
そんな、言葉にできない恋愛の「ままならなさ」を見事に掬い上げた一冊です。読後、性別や立場によって、この物語から受け取る温度感は劇的に異なるはず。誰かと語り合いたくなるような、そして自分自身の心の奥をそっと覗き込みたくなるような、深い余韻を残す物語でした。

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2026年03月22日

匿名

購入済み

思ったよりは

もっと心に刺さるものがあると思って読んでいましたが、うーん、そこまででした。でも自分だったら?と考えさせられました。

#切ない

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2025年03月25日

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