雨音
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雨音

1,980円 (税込)

9pt

5.0

「その不謹慎な美しさを、ぼくは愛していた」

世界に降り注ぐ、雨音のような銃声と、銃声のような雨音。
残された銃弾に導かれて、僕は彼女に出会った。

「この映画は、だれかを救うことになるのだろうか?」

スミヒコは映画同好会〈幻燈〉の仲間たちとともに、いつか自分の映画を撮ることを夢見ていた。しかし、彼らの大学を突然の銃乱射事件が襲う。穏やかなキャンパスを戦場に変えた理不尽な殺戮は〈痩せ烏〉と呼ばれる正体不明の銃撃犯の死亡をもって幕を閉じた。後輩たちの命を奪い、親友に二度と立ちあがれない重傷を負わせた事件のドキュメンタリー映画をつくることを決意したスミヒコの前に、ベニと名乗る謎の女性が現れる。「死はいつも、すぐそばにある。――戦争は、すでにはじまっている」そう告げる彼女に危うさを感じながらも、スミヒコは心惹かれていく。

装画/今井喬裕
装幀/二見亜矢子

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雨音 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     ネタバラシにはならないよう気を付けますが、私の文章を読んでいる暇があるなら、ぜひ作品を読みましょう。傑作です。

     人口三万人程度の閑静な住宅街にある奥石大学で発生した銃乱射事件。教員、学生合わせて31名の命を奪った無差別大量射殺事件によって、映画同好会〈幻燈〉の部員だったスミヒコの人生も一変する

    0
    2026年01月28日

雨音 の詳細情報

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