ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 翠雨の人

    Posted by ブクログ

    地球科学者であり、女性科学者のパイオニアである猿橋勝子の人生をフィクションを混じえて綴った物語

    彼女の事をネットで調べてみると、限りなく現実に沿っているようで伝記に近い小説なのかもしれない

    『何もない空からなぜ雨が落ちてくるの?』
    幼い勝子はそんな疑問を持つような少女だった
    理系女などほとんどいない昭和初期
    キュリー夫人に憧れた彼女は物理に心をときめかせ科学の道へと進んでいく

    戦争が起こり、原爆が落とされ、科学者たちは憤りと使命を胸に、放射能がどのように地球をむしばむものなのか真実を追求する

    男性社会の中、女性が新しい学問を切り開くには困難しかない時代
    たった1人で日本の代表としてアメ

    0
    2026年05月10日
  • ゴールデンスランバー(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    「お前、オズワルドにされるぞ」と告げられた主人公青柳が、逃げて逃げて逃げまくるストーリー。
    あらすじを見ると重たい内容だが、ユーモアを交えてどこか軽くテンポ良く読み進められた。
    事件の真相については解決していなく放り投げられたような感覚になるが、そこを含めて逃げた先に見える結末の爽快感が堪らなかった。
    ひたすらエンタメに振り切った作品はやっぱり大好き。

    0
    2026年05月10日
  • 魔眼の匣の殺人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    久々の休日で一気読み。
    前作のことはちょっと忘れたことが多かったけど、たしかナンセンスな設定をミステリに落とし込む、みたいな強烈な思い出。今作は、予言というナンセンスを前提として動機やトリックが仕込まれるのが新しい。設定が邪道だけど、それなのにちゃんとその設定を王道ミステリに落とし込んでるというか。

    めっちゃネタバレ


    犯人が、明確な殺意を持ってクローズドサークルに人々を招いたわけではない、というのがまずずるい。と思わせて、それが予言というナンセンスを際立たせる。明らかに人為ではどうしようもない第一の犠牲者と、以降が整合性とれない、というジレンマも予言を際立たせる。そういう点では、前作より

    0
    2026年05月10日
  • あなたの人生の物語

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    美しい。
    未知の生物とのアプローチの面白さもさることながら娘との描写が生々しく愛おしさが強く伝わってくる。著者にも子供がいるんだと思うけどいなかったら驚く。
    色々な意味で人生を肯定してくれる気がする。

    あと「いま、会いにゆきます」はこの本真似したんだろうな、ちょうど発刊年が近いし。

    0
    2026年05月10日
  • 言語化するための小説思考

    Posted by ブクログ

    面白すぎる、、、楽しすぎる、、、頭の中に今まで無かった栄養素が染みて目がカッと開く、、、!そんな感覚になる読後感でした!

    批評や誤読、本から与えられるものと自ら取りに行くもの、今まではこのあたりの関係性をうっすらと感じていながらも自分の中でしっかりと認識し言葉にしたり出来ていなかったんだなぁ、、、。
    感心!!!

    私は読書初心者なので、本の中に自分が分からない事があれば調べたりすることが楽しく、その分からなかった事を理解してから再読するのが真底好き!
    "考えること"に関して自分の中に色んな道具が増えていくことが楽しく、読書の心理ってそういう所なんだ!と勝手に思っていたんだなぁ、、、とも思った

    0
    2026年05月10日
  • スマホになじんでおりません

    Posted by ブクログ

    スマホの操作が難しく、なかなかうまく使いこなせない前期高齢者による本。母が亡くなった時は泣かなかったけど、ツムツムのデータが消えた時に泣いてしまった友人のエピソードが面白すぎた。高齢の方が読むと「あるある」なんだと思う。

    0
    2026年05月10日
  • 馬と少年 ナルニア国ものがたり5

    Posted by ブクログ

    シリーズ第五作目
    ナルニア時間としては『ライオンと魔女』で魔女を倒した後の四人の兄弟姉妹たちが、ナルニアの王や女王になっている時代
    今回の主人公はシャスタという人間の少年とアラビスという人間の少女、それからブレーとフインというナルニア生まれのものいう馬たち。
    彼らがそれぞれの事情から戦好きのカロールメン国からナルニアを目指す
    カロールメンのモデルはイスラム教圏の国だと思われる
    ナルニア国物語はキリスト教物語でもあるので、十字軍的な話にも読める。

    0
    2026年05月10日
  • 45歳(独身)、どんな感じ?

    Posted by ブクログ

    年齢を重ねて経験を積まれていくだけでなく、自分自身についても理解していき、上手に付き合っている様子が、まさに円熟した大人の姿という感じがして、自分も歳を重ねてこんな風に考えられるようになりたいなあと思いました。
    特に「歩こう」のエピソードにでてくる著者の考え方がすごく素敵で、心にほわっと染み込むあたたかさを感じました。

    著者のエッセイを「独りでできるもん」から続けて読んできた身として、クリスマスを純粋に楽しんでいる姿が感慨深くて、なんだか嬉しい気持ちになりました。
    また、なにかと人生を絡めて考えるようになったという話で、本当に様々なことを人生に絡めていて、思わず笑ってしまいました。

    0
    2026年05月10日
  • キネマの神様

    Posted by ブクログ

    現実にはありえない話なんだけど、登場人物たちの思いの強さでこんな奇跡のようなことも起こせるのではないかと思った。
    一つのことに対してみんなが同じ想いをもって奮闘する姿が素敵で印象的。
    映画化されてしばらく経つけど、文字で想像を広げながら物語を読み進めるのがやはり楽しい。

    0
    2026年05月10日
  • 時間割男子(1) わたしのテストは命がけ!

    Posted by ブクログ

    私も、初めて読みました。友達から「これ面白いよ」と進められ読んでみたところ、とても面白かったです。確かに、男子たちが寿命があるのは嫌です…
    7日は、短すぎる!! こんなに(寿命が)分かるもんなんですね。ビックリです。

    0
    2026年05月10日
  • ドーナツの歩道橋

    Posted by ブクログ

    この本は、個人的に大好きです♡
    文の書き方や、進み方などがポイントです。
    絵は、表紙だけで本文には出てきませんが、想像力を使って考えるとこができるので、お気に入りです✨️ おばあちゃんが出てくるお話で、「あー。なんかわかる」と共感する時もあれば、「え。そういう考え方もあるんだ」と思えるお話です。
    ぜひ、読んで見てください!!

    0
    2026年05月10日
  • 私たちの世代は

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2人の女の子の視点で物語が進んでいくから、初めは混乱した。でも、進んでいくうちに「そういうことだったのか!」とすっきり。
    コロナ禍は大人にとっても子どもにとっても人との関わりを築くことについて少なからず影響があったんだろう。
    それが時間をかけてまた人とのつながりを取り戻すところにグッときた。
    友達や家族以外の関わりや繋がりを大切にしたいと感じられた作品。

    0
    2026年05月10日
  • 豊臣家の人々 新装版

    Posted by ブクログ

    豊臣秀吉に関わる様々な人物を通して豊臣家の栄華と転落を描いた人気作品。

    現在放送中の大河ドラマ『豊臣兄弟!』にも関係し、大変読みやすい内容でオススメです。

    甥の秀次の運命、晩年の秀吉の衰え振りがあまりにも悲劇すぎるのを司馬遼

    0
    2026年05月10日
  • 幸福な生活

    Posted by ブクログ

    19の短編小説でラスト1行であっと驚くオチに惹きつけられ、一気に読み終えました。
    作者の人間の裏を描く洞察力に感服します。しかも作品は毎回、全く違うジャンルの内容を生み出しているのも凄い。面白い作品をまだまだ出して欲しい。

    0
    2026年05月10日
  • 星を編む

    Posted by ブクログ

    読んでいてしんどくなってくるけど、後半はどんどん読み進められる不思議。
    みんな上手くいかずにもがく事もあるけど、最後には自分で納得できたり、思い出した時にそんなこともあったなと愛おしくなったりできればいい。
    そう思わせてくれた作品。

    0
    2026年05月10日
  • 月夜行路 Returns

    Posted by ブクログ

    1作目が面白かったので、続編のこちらも。
    ドラマの予告編は、こちらを原作としているのね。
    あのノートPCの厚み、旧式だなーと思ってた。
    東京編ということで、こちらにはあの刑事さんは登場しないけど、ドラマでは登場のようだし、人気があるのだろうな。
    今回探すのは、ママに託されたPCのパスワード。
    キーワードは『吾輩は猫である』
    どうやってパスワードを導き出すのか、その途中で様々な謎を解き明かす2人のコンビが健在で嬉しい。
    メインで登場するあたりが、谷根千巡りで歩いたあたりなのも嬉しかった。
    もし、シリーズの続編が出たら、また読みたい。

    0
    2026年05月10日
  • 燻る骨の香り

    Posted by ブクログ

     朔の人柄が、これまでとは違って見えた。優れた嗅覚による洞察力の鋭さは変わらないが、この頃の朔は尖った印象が強い。
     燻る骨の香りは1、2作目の前日譚にあたるが、朔がそうなってしまうのも無理はないように思えた。由緒ある瑞雲堂で繰り広げられるドロドロした人間関係のなかで、朔はよそ者でありながら、その類まれな嗅覚ゆえに、そこに漂う嘘や執着、人の業まで見抜いてしまう。閉ざされた世界の内側には入りきれないのに、見えすぎてしまう。そのことが、朔を心底疲れさせ、消耗させたのだと思う。
     正直、そこまで内容そのものに強く惹かれたわけではないが、この作品には、人の業のような生々しさと、京都のもつ高貴で閉ざされ

    0
    2026年05月10日
  • 追憶の烏 八咫烏シリーズ8

    Posted by ブクログ

    どう言い表せばいいのか分からない。
    それだけ色々な人が居なくなりすぎた。

    読み進めるほど、今までの登場人物がなにを画策しているのか、不安になる。
    読みたくないのに、先行きが怪しすぎて読まざるを得ない。

    もう一度楽園の烏を読み直そうかな

    0
    2026年05月10日
  • アンソーシャル ディスタンス(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    男性である自分には知りうることができない、女性特有のダークな部分の感情に直で触れられる稀有な作品だと思う。自分はよく女心が分かっていないといわれるが、これは絶対わかりようがない。

    0
    2026年05月10日
  • ありふれた愛じゃない

    Posted by ブクログ

    ありふれた愛じゃない、本当にそう

    世界には色んな愛が転がっていて、たった1つ輝きを纏った真珠のようなものに時間を経てから惹かれることもある

    情熱的な思いのままに人生を急展開するのも悪くないのかも
    2人の物語の続き、覗いてみたいな

    0
    2026年05月10日