小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
仕事に打ち込むことってこんなにかっこいいんだ〜!責任をもつこと、やり遂げること。勇気を出して変わること。大人になってから、現状維持に必死で何かを変えてみようと思うことは本当に減ったと思う。でも、いくつになっても変化を求めていいんだ!とエネルギーが湧いてくる。
言葉の力、そばにいる優しさ、誰しもが持っているかもしれない誰かを救う人との関わり方の可能性に視界が明るくなった気がする。
そしてなにより、結婚式のスピーチでも政治家のスピーチでも根本は同じノウハウで聴衆の心を掴むスピーチライターのかっこよさ。読み始めは「こんな職業あるんだ、ふーん」くらいだったけれど、読み終わってみるとこの職業への好奇心が -
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◼︎総括
・手軽に読み始められるエンタメ性を備えつつ、読後には確かな満足感が残る、バランスの取れた一冊。
・理不尽な状況への没入感と、読者の思い通りには進まない展開が生み出す特有の心理体験が最大の魅力。
◼︎良かった点
1. 可読性が高く没入感がある
・軽やかな文章で、心理的ハードルなく読み始められる。
・高い牽引力があり、気づけば物語の世界観に引き込まれるストーリー展開。
2. 理不尽な逆境を擬似体験できる
・日常では味わえない「追い詰められる感覚」や「逃げ場のなさ」をリアルに体感可能。
・主人公の逆境を追体験することで、高い焦燥感・緊迫感を味わえる。
・終盤の結末を含め、 -
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タイトルに惹かれて読んでみた。実に面白かった。ネットで見つけたヨルダンの本屋にそこで住み込みで働かせてくれと連絡し、本当に働きに行ってしまった女子学生の手記である。文章も上手いし、行動力あるし、画才もあるし、英語力もそこそこありそうである。
件のヨルダンの本屋が面白いし、そこに集う人たちも多国籍でまた面白い。イタリア人のラウラとの女子会のような付き合いもまた良い。ヨルダンでの体験記でありながら、人間として自分はどうあるべきなのかという自問自答が必ず背景にあり、学ぶべき時は学びまた、能力を発揮できる時はしっかり発揮しているので読んでいて心地よい。似たような本にたかのてるこさんの旅行エッセイがあ -
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涙はやはり止まりません。
令和だというのに男女差別が色濃く残る看護師業界。を、男子学生目線で書いた珍しいお話!今や男性看護師はそう珍しくはないと考えるのは一部で、当事者たちは謂れのない中傷が沢山あるのだろう…様々な診療科で激動の実習があり、同級生、家族、先輩、患者とのエピソードはどれも丁寧で、筋はブレないし、勉強になるし、本当に作者はバランス栄養満点に仕上げるのがうまいなーと。
私は美国くんと成道くんの初めての帰り道が好きだったなあ。
微かな疎外感を感じたり、人生史上一番怖い顔つくる成道くん素敵…
ちょっと毒親なお母さんキツかったー。作者はヤングケアラーもよくとりあげますよね。
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Posted by ブクログ
めちゃくちゃ良かった。今年度暫定トップだ。
『Page Turners』で竹下隆一郎さんがお勧めしていたこの作品を手に取って、本当に恵まれていた。
物凄い事実を学び、落とし込み、痛い思いをするが、本の世界線上で抉られていて良かった。
この物語を読まなければきっと、現実世界で痛い思いをしてもっと酷い経験になったかもしれないから。
色の違いじゃなく、階級闘争だということ。
笑子が最終的に、自分を「日本人」ではなく「ニグロ」だと真に受け止めたことにより、現実世界の見方を180度変えるシーンは圧巻だ。
「差別とは何か?」という問いを、日本人目線から、アメリカ白人目線から、白人の中でもイタリア人目線から
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