ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 黒牢城

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    何が人を動かすのか。今も昔もそうは変わらない。戦国の世にあっては、それが一国を興し、一国を滅ぼす。歴史に名を刻む将も一人で何かを成し得たわけではない。人を動かし事を成す、そのヒントが垣間見える。

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    2026年07月28日
  • 普天を我が手に 第三部

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    第一部を読み始めたのが去年の今頃、1年かけてこの大作を読み終えた。感無量である。
    タイトルを勘違いしていた。
    「普天間」と関係があるのかと思っていたら、普天、「天があまねく地上を覆う限りの所、つまり普天を手にしなければならない」とのこと。
    昭和元年の初日12月25日に生まれた境遇が大きく異なる二人のシロウ、竹田士郎と矢野四郎、そして森村ノラ、五十嵐満が、昭和を史実とともに活躍していく様は、あまりにも見事であった。

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    2026年07月28日
  • 風と行く者

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    終ってしまった。
    読み終わりたくなかった。
    1ヶ月ほど前に出会った守り人シリーズ。
    1ヶ月楽しかったーーー。
    番外編というか、もう一つの壮大な冒険じゃないか。
    タンダとの生活も垣間見れたし、ジグロとの冒険も知れたし。
    もう満足。
    でも出来ればまた書いてほしい。

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    2026年07月28日
  • 暗殺の冬

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    強く、正しくなければならないはずの
    警察官たちも
    迷ったり、間違ったりするひとりの人であり
    誰かの子で、誰かの親だったりする。
    そして、それぞれに物語がある。
    事件の真相を解明しながら
    それまで隠れていたものがあらわになったり
    信じてきたものが覆されたり
    事件そのものによって
    変わっていく人々の心の深層に光をあて
    探り、突き詰め
    真実を知ることの痛みのようなものがあった。

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    2026年07月28日
  • 神様の暇つぶし

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    本を読んでいて久しぶりに涙が出た。
    切ない、とかじゃ全然片付かない感情で息ができなくなりそう!夏に読んでよかった!
    タイトルも読み終わると色んな意味に捉えられる・・・

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    2026年07月28日
  • 早朝始発の殺風景

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    それは無理があるのでは?、無神経では?、と思いながら読み進めていたのですが、「三月四日、午後二時半の密室」で腑に落ちました。さかのぼって全部の物語が収まるべきところに収まりました。なるほど。

    ちょうど良い青春でした。満足。

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    2026年07月28日
  • わすれていいから

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    「わすれないで」はわかるけど「わすれていいから」は涙が止まりませんでした。
    ホームにいる101歳の母にも、読んで聞いてもらったら泣いていました。
    ありふれた景色なのに、最後の言葉で泣かされました。最高です!

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    2026年07月28日
  • 星の王子さま

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    ネタバレ

    大学の時に買って読むのは3回目くらいだけど大人の風刺が笑えるくらいに私も大人になってしまいました。私にとってのバラというような存在もできたのですが、先日小さな王子さまのようになってしまい、大切に育てている植物に対しても「種類は珍しくないけど、“私の”植物だからこんなにも愛おしい」と思えていて、久々に読みたくなり再読しました。
    訳者がバラとの関係を「男女の」と書かれているのがモヤモヤしますが、私は私の解釈でいるつもりです。
    また再読すると思います。この本はいつでも手元におき、読めるようにしています。

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    2026年07月28日
  • 明日、あたらしい歌をうたう

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    くすかが突然別れ話をしちゃう感じとか、あらたが友達を突き離す感じとか、めちゃくちゃわかる。
    見殺しにしちゃえよってどっかで思っちゃうんだよ〜のくだり、まじでそれ。
    あらたが生まれるところ、爆泣き。
    RCサクセションを好きな人はもちろんやけど、知らなくてもグッとくるよね。

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    2026年07月28日
  • 男ともだち

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    世間的に見ると「クズ」と言われるようなことをする登場人物ばかりだったけれど、登場人物たちの関係性が気になって引き込まれるように読めた作品でした。読み終わった後には、ハセオの優しさに惚れてしまった。

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    2026年07月28日
  • 金の角持つ子どもたち

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    塾や受験勉強ってそうだったよなって懐かしく思うとともに、俊介の焦せる気持ちも過去の自分と重なって共感しっぱなしだった

    学生のうちに加地みたいな先生や大人と出会えることって、成人してからもなんだかんだその記憶が支えになるんだよなって改めて感じた

    26.7.27-28

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    2026年07月28日
  • インシテミル

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    ネタバレ

    面白かった!
    ここ最近で一番好き
    特大どんでん返しで、最後ちょっと6人の嘘つきな就活生みたいなオチかなって思って萎えたけどそんなことなくて良かった
    普通に監獄入ったら給料ゼロになるとかじゃないと甘くないか?と思ったが、多分監獄に入ってる間も躊躇の間という機能がある事で自由に動くことができるからそういう設定にしなかったんだろうな
    10億は何に使うの?こいつに本当に4000万円渡す必要あったんか???

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    2026年07月28日
  • 道なき道を 大腸がんという宿命を使命に変えて

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    阪神タイガース一筋16年。
    数字以上の数々の記憶を残してくださった原口選手。
    大病を患い、それを克服されたこともあり、自分自身も病気をした経験から何か考え方を学べるかと思い読み始めた。

    原口選手が周りの人達から慕われ、信頼されていたことを知り、また病気のことも細かく記載されていた。
    また、親、妻、梅野選手、城島選手など関係性の深い方々のコメントが全て涙もの。

    子ども、家族、今しかできないことに全力で向き合っていく生き方はお手本としたい。
    これからも原口選手の動向は気にかけていきたい。

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    2026年07月28日
  • イクサガミ 神

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    あー、読み終わってしまった(泣)

    とうとう最終決戦の地、東京へ。
    ここまで来るのに、たくさんの参加者が散っていった。
    愁二郎と双葉はどうなってしまうのか?兄弟達は?響陣は?
    蠱毒の監視員たちもまた、双葉の存在によって心を動かされていく…。

    いやー、号泣です。
    ざっくり言えば、お金目当てのデスゲームなんだけど、それぞれが蠱毒に参加する理由があって、背負うものもあって。読み進むにつれて、それぞれの物語が明らかになっていき、さらに旅を通じてうまれた絆も絡み合って、本当に深い。

    ネトフリも見たほうがよいよね?

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    2026年07月28日
  • SHOーTIME 3.0 大谷翔平 新天地でつかんだワールドシリーズ初制覇

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    ドジャース移籍1年目のシーズンを、番記者の目線から細かく追いかけていて、あの“50‐50”と世界一がどれだけ異常な出来事だったのかがよくわかりました。
    開幕直後の騒動からクラブハウスの空気がどう変わっていったのか、周囲の選手やスタッフの証言が多く、現場の温度が伝わってきました。
    淡々と準備を重ね、感情をあまり表に出さない大谷の姿が、静かな熱として積み上がっていく感じが心地よかったです。
    ハイライト映像だけでは見えない「チームの中の大谷翔平」に触れられる、野球ファンなら一度は開いておきたい一冊でした。

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    2026年07月28日
  • 硝子の塔の殺人

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    しかし知念さんの作品は入り込みやすいなと実感する。
    この作品も本当に面白かった。
    すっかりファンです。

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    2026年07月28日
  • シャーロック・ホームズは引退しました

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    1932年、ロンドンのベイカー街が舞台。
    名探偵シャーロック・ホームズの実在を信じている人々からの依頼の手紙が舞い込むのは、ベイカー街221番地に建つアビーロード住宅金融組合郵便室。
    主人公ハリーはホームズの秘書を名乗り、ホームズの引退を伝える返信の手紙を打ち続けている。
    そんな中ひとつの気になる依頼を見つけてハリー自ら調査に乗り出す。。
    男爵の孫娘というお嬢様育ちのハリーだけど依頼人のために物怖じせず調査を進めていく。
    ワクワクしたしすごく面白かった。
    ハリーの恋の行方も気になるところ♡
    続編が待ち遠しいです(っ ॑꒳ ॑c)

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    2026年07月28日
  • 幻獣辞典

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    古今東西の怪物たちを淡々と紹介していく辞典形式の一冊です。
    どの章からも著者らしい知的な遊び心が滲んでいて、読んでいるだけで頭の奥が少しざわつくようでした。
    想像上の生き物を扱っているのに、言葉の端々に文学史や神話への深い敬意があり、ただの知識の羅列ではなく“幻想文学の地図”を手渡されているような感覚があります。
    ページをめくるたびに世界の裏側にひっそり棲む“何か”を覗き込んでいるような魅力があって、読み終えたあともしばらく頭の中で異形たちがざわめき続ける、不思議な余韻を残す一冊でした。

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    2026年07月28日
  • 思い出のマーニー 下

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    マーニーが見えているときは、マーニーからも杏奈は孤独で好かれていないような言い方をされていた。だけど、マーニーの存在の意味に目をむけるようになると同時にマーニーから離れていく(現れなくなってくる)。すると周りに目が向くようになり、周りの反応を肯定的に見えるようになり、周りからより好かれるようになる。その好循環が目の前で起きてるように鮮明に描かれたようだった。
    杏奈は実はみんなから愛されてる。読者にも、私たちもそうだよと間接的に伝えてくれてるのかも。

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    2026年07月28日
  • 告白

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    暁星に衝撃を受けて、次に読んだのが告白。暁星は最終的に少し感情が和らいだけど、告白は最後まで刃だった。
    映画は観たことないけど、最後に「なーんてね」と入るそう。何にかかった言葉なのかが議論されてるが、熱血ではないにしろ信頼されていた森口先生が、エイズ含めサイコパスちっくなことをするのは信じたくない。これが大切な人を失った人間の残虐さなのか。

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    2026年07月28日