ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • モモ

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    起きる、家事、子の支度、自分の支度、送迎、出勤、仕事、送迎、夜ごはん、お風呂、寝る時間!
    毎日毎日、何時何分までにあれをしてこれをして終わらせて…の繰り返しで自分のためのまとまった時間がない!とすぐいっぱいいっぱいになり、爆発する。

    そういう日々を送っている中でモモの物語はとても心に刺さった。

    便利さを常に追求して、できた自分の時間は動画を観るなどで消費。
    子どもの世話を効率よくこなしつつ家事も出来るだけ負担軽くしたくて、結果的に子どもと遊ぶ時間を満足に取れてなかったり…。

    時間というものをどういう心で過ごすのか、誰と過ごすのか、考えさせられた。

    そして読み終わって奥付を見たら、198

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    2026年03月28日
  • ザ・ロイヤルファミリー(新潮文庫)

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    父に薦められて手に取った一冊だった。

    この本で最も心を動かされたのは、人と人とのつながりがとても熱く描かれているところだ。なかでも山王社長の、人間の信頼に賭ける一貫した姿には強く惹かれた。多くのものを背負いながら前に進もうとする姿は実に格好いい。ただその一方で、人情の熱さや自分の信念が強すぎるからこそ、慕われもするし疎まれもする。ときには、その瞬間の思いに突き動かされて失敗もする。その危うさも含めて、とても人間らしい人物だった。

    この作品の熱さは、人間関係だけにとどまらない。登場人物たちの多くが、馬に対してもまた真剣で、切実な思いを抱えている。競馬に出る馬を育てることは本当に馬のためなのか

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    2026年03月28日
  • 葬儀を終えて〔新訳版〕

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    ネタバレ

    あーーー犯人そこーーーーー。
    となった。まさかコーラが別人だとは思わなかったし、本命が〈そっち〉だとは思わなかったよなあ。
    最初は弁護士のエントウィッスル氏を疑っていたよ。だってあまりにも語り口が胡散臭くてさ。信用できない語り手かと思っていたら、いつの間にか気配が薄くなって消えていた…。
    途中では、そこまで頭良くない設定なのに分かっている風なことを言うロザムンドも疑った。
    その全てがミスリードだったとは…。
    確かにミステリーの定石は「一番怪しくない人が犯人」だけれども、「怪しくない人が複数いる」のはクリスティの十八番ですね。してやられた感。
    やはりクリスティは好きです。

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    2026年03月28日
  • ハウスメイド2 死を招く秘密

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    あっという間の読破!
    相変わらず面白かったです。
    どんなサイコパス旦那が出てくるのかと思いきや、、
    最後の最後まで気が抜けなかったです。

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    2026年03月28日
  • 教養としての上級語彙2―日本語を豊かにするための270語―(新潮選書)

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    豊富な語彙を使って、コミュニケートすることは単純に楽しい。
    GHQが行ったローマ字採用や漢字廃止などの政策は、意図的な日本語の簡素化であり、長期的には日本語の豊かさを失わせた。また若者の語彙力低下やコミュニケーション能力の問題は、戦後のこの政策に一因があると思う。

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    2026年03月28日
  • 心はどこへ消えた?

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    東畑さんの本質を見抜く力が凄い。

    本書はフィクションも含めてつくられたカウンセリングエッセイ集。
    そこで患者が語る悩みは、実は本当の悩みではなく改善すべきことは他にあると考えられるものが非常に多くあった。

    自分のことを自分で判断分析することが、いかに難しいことか。だから人は悩み苦しむ。
    そんな時は主観だけでなく、客観的に自分の状態をみてもらうこと。また、家族や友達以外の他人に話をすることも大事であるという気づきを得た。

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    2026年03月28日
  • ソ連兵へ差し出された娘たち

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    閉鎖的な自治体共同体の保身(隣保共助)のため、自国国民である女性たちを犠牲にした歴史を直視する必要がある。戦争とはこういったことが起こりうる。
    いつも弱い立場の人間が犠牲になることを。

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    2026年03月28日
  • 赤と青のガウン オックスフォード留学記

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    同年代の、日本のプリンセスのオックスフォード滞在記があるということを、彬子さまのオールナイトニッポンをたまたま聴く機会があって知りました。そのオールナイトニッポンも、とてもとても楽しく拝聴して、彬子さまって素敵な人だなぁという印象がありました(お酒の入ったアイスをひとくち食べて酔っ払い、側衛を困らせたエピソードがめちゃ好きです)。そしてこの留学奮闘記ですが、「女王」「英国」「美術」「留学」という、全く自分に1ミクロンもかすってない世界の話なのに、とてもわかりやすく面白く書かれていて、夢中になって読んでしまいました。英国での奮闘、女性皇族初の博士号取得、英国での生活のエピソードの数々も、知らなか

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    2026年03月28日
  • みずいらず

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    えー!染井為人ってこんな小説も書くんだ!
    と驚かされる1冊。

    デリカシーが無かったり自分勝手な登場人物に少しイラっとさせられることはあっても、あの染井作品にありがちなヒリヒリ感は無く、なんならほっこりさせられてしまう章もあったり。

    でも最終章にそのアンサーがあったりして、してやられた感がありました(笑)

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    2026年03月28日
  • ちいさな幸福 All Small Things

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    意外と地味なデートの方が記憶に残るというのは凄く気持ちが分かるしありふれた物語みたいなシーンじゃない本当に心の琴線に触れたものを感じられて良い。旅行先で観光地よりもベンチでずっと話をしていた記憶が残るような、自分のそんな大事な思い出も思い出せて良かった

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    2026年03月28日
  • 空、はてしない青 下

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    幸せってなんだろう。別れは避けられないものだけど、でもそれに向き合うことができるというのは、残される者にとっても、旅立つ者にとっても、恵まれた事なのかなと思った。上巻では全てを成り行き任せにしていたジョアンヌが、自分で考えて決断を下したのが良かった。
    悲しいけど、希望のあるラスト。ジョアンヌのこれからの人生が、力強く美しくあってほしい。

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    2026年03月28日
  • 木曜日にはココアを

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    繋がるところがたくさんあって感動しながら読んでいた。終わりが綺麗で好き
    最後から2番目の終わりの文が、将来や未来への不安を感じてしまう今の私の心にすごい刺さった。

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    2026年03月28日
  • 見えるか保己一

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    大作を読み終えた充実感が心地よく拡がる作品だった。
    偉人、塙保己一の生涯の一端を、こうして小説で知ることになろうとは。
    裏切りに遭いながら、そして盲目なこともあり不信のどん底に突き落とされながらも、学を一心に求め、そして極めた生き様に頭が下がる。
    天才には天才の苦悩があるのだろうが、その周囲の人間もまた大いに苦労があるのだろう。

    それにしてもあのような結末は想定していなかったので、得した気持ちになってしまった。

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    2026年03月28日
  • 幸せジャンクション ──キャンピングカーが運んだ小さな奇跡

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    ありえないような出会いや出来事をキャンピングカーと一緒に解決していく優しいお話
    全体的に優しいお話でほっこりできる一冊

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    2026年03月28日
  • イクサガミ 天

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    明治時代のバトル・ロワイアルだが、時代背景や猛者達の生いたちが魅了的。特に序盤から少女の双葉を助ける主人公は正義感が強く応援したくなる。
    たぶん爺はラスボスだと思う。

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    2026年03月28日
  • ライオンのくにのネズミ

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    MOE絵本屋さん大賞2025
    新人賞2位の作品



    ライオンの国に引っ越してきたネズミ


    ライオンは身体が大きいし
    声も大きいし
    何話してるかわからないし


    こわい


    そんなライオンとあることがきっかけで対決します




    知らないから怖いんですよね
    わからないから怖いんです





    こういうメッセージ性の高い絵本は
    私も学ぶことが多くて
    子どもたちに色々感じて欲しいなって思うけど



    こういう本ほど子どもたちは
    なかなか感想が言いづらいみたい



    でもメッセージは伝わってるはず



    真剣に聞いていました(o^^o)




    (子どもの感想にネタバレあります)








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    2026年03月28日
  • その世とこの世

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    対話というよりは、お互いにセレンディピティを取りに行っているような、交差するようでしないような感じが良い。
    冒頭の谷川さんのブリティッシュ・ユーモアの返しがセンスあり過ぎる。

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    2026年03月28日
  • 「推し」という病

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    ルポルタージュとして興味深いエピソードを渉猟しながら、社会学でいう質的調査に近い実践的な探求になっているように思う。それぞれの多様なナラティブから、終章における一つの着地点に至る流れは、こういったものの中でも読後感として優れていた。

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    2026年03月28日
  • 何度も諦めようと思ったけど、やっぱり好きなんだ

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    忘れられない人がいる私にぴったりと思って買ったのだけど、色々あって読むタイミングを逃し、時間が解決してくれた後に読み終わった本。
    心が痛んでた時に読んでいたらもっと刺さっていたんだろうなあ、とは思う。心の拠り所になりそうな、おまもりみたいなエッセイ本だと思います。サクッと数時間で読めた。

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    2026年03月28日
  • どこでもいいからどこかへ行きたい

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    良かった。旅に出るとユートピアなんてどこにもなくて、必要な物は自分の家に詰まってると再認識することができるって着地点に共感した。

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    2026年03月28日