ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 屋上で縁結び 縁つむぎ

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    3巻最終話。1.ビル管理会社に就職し受付として働く苑子はビル内の歯医者へ行き親知らずを抜くことを勧められる。2.ブランコに乗って窓掃除をしていた有来は空部屋のはずの部屋に男女2人が言い争いをしているのを見かけた。3.ビルのオーナーが入院しているからと真辺部長がお見舞いに行くと開かずの扉の中にある物を託すと言われる。4.ビルの屋上にある賀上神社でクリスマスに結婚式が開かれた。地下二階から参道である階段を雅楽が流れる中屋上までゆっくりゆっくり登る。就活で悩んでいた時に見た神社に縋りたい気持ちでお願いした縁は会社だけでなく人との縁も紡いでいた。それは苑子が人の顔をすぐに覚え困っている人をほっとけない

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    2026年01月28日
  • 百花

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    病に侵されている心情や描写がやるせない気持ちで溢れて読み進めていく中でとても苦しくなった。
    しかし、解説にも書いてあったようにその個人は痛いほど、悲しいほど、愛おしいくらいにその人であり続ける ということ。徘徊、見たかった花火 も全ては息子を想う気持ちや母にとっての大切な思い出。
    記憶を失っていく反面、息子は母親の記憶を元に、幼少期の記憶を思い出していく場面では、病と葛藤する悔しさ悲しさ、母への複雑な想いがある中2人の思い出を甦らせる母親からの2度目の愛のプレゼントのように感じた。

    花火は、忘れちゃうからこそ素敵…
    形は忘れても気持ちは残るということ。自然や人間の儚さ、尊さを表現されているよ

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    2026年01月28日
  • 六人の嘘つきな大学生

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    ネタバレ

    『6人の嘘つきな大学生』を読んで、就活の裏側や人間の本質について考えさせられた。この本は、大手IT企業の最終選考で出会った6人が「全員内定」を目指して仲を深めていくところから始まる。しかし直前になって採用枠が1人に減らされ、結果、ディスカッションの場で6人が争い、それぞれの裏の顔が暴かれていく。

    特に印象に残ったのは、就活から時間が経過した後、嶌が4人にインタビューする場面だ。情報が一部省かれているため、彼らの印象が悪く見え、「やっぱりクズだったのか」と感じた。しかし、省かれていた情報を知ると、彼らへの印象が変わる。少しの情報だけでその人がどんな人間であるかを結論づけてしまっていたことに気付

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    2026年01月28日
  • 「また、必ず会おう」と誰もが言った。

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    学生向けの一冊であるが、人生において大切なことに気付かせてくれる一冊。学生時代に読みたかった。子供達にも読ませたい。TDLに行き、トラブルで家に帰ることができなくなった少年が熊本に戻るまでにである人々との話。居心地のいい場所は人のためになるをするかで決まる。他人の眼鏡は自分には合わない。気づきが沢山あった一冊。人との縁を大切にまた子供を信じる力を私も持ちたいなと思った。

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    2026年01月28日
  • 魔眼の匣の殺人

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    予言×ミステリ

    屍人荘の殺人の続編になります。
    前作が面白すぎるがゆえ、それを超えてこないのではないかという心配は杞憂でしたね。傑作です。

    #深い #ダーク #ドキドキハラハラ

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    2026年01月28日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

    購入済み

    評判通り

    ミステリと言えばでタイトルの挙がる本書。
    小説ならではの薄氷の上をゆく上質なトリックには脱帽です。
    読めば最高の体験が出来ることが確約された作品となります。

    #深い #タメになる #ドキドキハラハラ

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    2026年01月28日
  • 天空の都の物語

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    外国文学はあまり読んでなかったのと700頁超えの分厚さに圧倒されたため「たぶん読み切れないだろうな〜。でも面白そうだし挑戦してみたい。」と思って読んでみた。

    後半は一気読みで達成感と満足感を味わい、何より内容が面白かった。あのとき試そうと思った自分と、序盤でやめなかった自分を褒めたい。


    3つの時代、合計5人の主人公で、生い立ちから始まる主人公もいる。こう聞くと読みにくそうだが、実際は文体が読みやすかったため思ったほどではなかった。長い人生をたどることで、晩年の話は感慨深かった。苦難にめげなかった人生を労わる気持ちになった。

    また、物語が彼らの苦境に対する力になっていたこと、今も残ってい

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    2026年01月28日
  • 娘が巣立つ朝

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    とても良い本でした。各登場人物の心情が細やかに描かれています。私にも娘がいるので、母親の気持ち、娘の気持ちなどがよく分かりました。夫の不機嫌な態度が暴力と同じという言葉に身につまされます。家族に不機嫌な態度を取らないようにしないとと思いました。

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    2026年01月28日
  • 語学の天才まで1億光年(集英社インターナショナル)

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    内容が刺激的だし、文章がうまい!
    こういう風に冒険を伴った言語学習なら、外国語=英語?がもっと好きになる中高生が増えると思う。
    そもそも、カリキュラムは「外国語」であって「英語」では無いのだから、何語であっても良いはずだ。
    著者自身が破天荒な学習者だから、教える立場に立ったときの教え方も、ユニーク!
    あと、言語が持つノリと言う考え方も面白かった。音楽のノリと言語は、やはりとても関係があると思った。話す言葉によって、なんと話者の気性まで変わってしまうのだから。
    情報を伝えるための言語と仲良くなるための言語と言うカテゴリー分けも面白い。
    だからいくら翻訳機能が発達しても言語学習はなくならないと言う

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    2026年01月28日
  • ハヤディール戀記(下) 神々の食前酒

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    ネタバレ

    「あなたを愛した罰でしょうか――。」
    「きみを守ることが罪なのか――。」

    この2つの帯を見た瞬間、エスタとレルファンの気持ちが痛いほどわかる。

    ロマンタジー好き必見の1冊。
    作者の町田先生が10年かけて書いた小説!

    ※上下巻のコメントです!
    エスタとレルファンの回想シーンにキュンキュンする上巻。
    そして、エスタ誘拐事件と毒殺事件。絡まり合う2つの事件の謎が明かされるミステリー要素の強い衝撃の下巻。

    最後は、本当に切なすぎる!
    「エスタ!!!」
    マジで、せめてレルファンとリルには、幸せになってほしい。
    本作は、悲恋もの。
    最後は、涙が止まらなくなる。

    私は、レルファンとリルが推し◎

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    2026年01月28日
  • 一九八四年[新訳版]

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    ネタバレ

    2026.1.28
    最初から最後までおもしろい
    過去の扱い方がよかった
    テレスクリーンの声が追随するところは天才だと思った

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    2026年01月28日
  • 白魔の檻

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    探偵役は城崎医師で禁忌の子の続編です。
    クローズドサークルものというだけで加点してしまいます。
    内容としても前作よりもこちらの方が私は好みでした。

    僻地の病院を舞台にしたクローズドサークル。
    緊急救命時の医療現場のスピード感。
    息つく間もなく次々と悪い方に状況が展開していき、
    どうなることかとハラハラしながら読みきりました。

    僻地医療の過酷さとか、地方再生への思いとジレンマとか、
    思いをはせるきっかけにもなりました。

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    2026年01月28日
  • 化物園

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    恒川氏の小説のエッセンスが詰まっており、洗練された内容のイメージである。それぞれの短編は国、地域、時代が異なるが、最後まで読むと繋がっていることがわかる。本のタイトルは充分に検討された結果だと思うが、違ったタイトルの方が良かったように思う。

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    2026年01月28日
  • おでん学!

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    なんと!「民俗学」の本でした!

    というわけで、「おでん」です
    わいも大好きです

    そして、これほどまでに各地域で汁(たれ)、種(具材)、薬味に個性の出る料理があるでしょうか?

    ないです(断言)

    だからおでんを知ることは「民俗学」なのです
    またあまりに多様なおでんがあるために、「どんな種を入れるか入れないか」「おでんはおかずか主食か」など論争のテーマに事欠きません

    わいはおでんはおかずです
    いやおでん主食とか意味わからん
    醤油の味濃いめの東京風だからかもしれんけど、ごはんのお供でしょ?

    あとは種な、これも地域によって様々ですが、特に東西できれいに分かれる種がありますよね
    代表的なのが

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    2026年01月28日
  • 准教授・高槻彰良の推察12 破られた約束

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    大きな展開を迎える12巻。
    基本的に高槻先生の周りはいい人たちが多い。
    すっかり高槻先生の保護者ぶりが板についてきた尚弥も可愛い。
    めちゃくちゃ次巻が気になる終わりかただったので、発売が待ち遠しい。

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    2026年01月28日
  • エンド・オブ・ライフ

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    訪問医療の世界で患者の最後に寄り添うはなし。何人もの最期を読んで自分が余命を伝えられた時どんな反応をし、それからどう生きていくのか?大切な人が余命宣言をされたとき自分はどう接するのか考えながら読んだ。’生きる’とは’死ぬ’とは人間は悩み迷う生き物としてそれをどう受け入れるのか。読み終わっても結論は出ないけれど大切な人は大切に使用。やりたいことは全部やろうと思う一冊だった。

    方丈記
    ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮かぶうたかたはかつ消えかつ結びて久しくとどまりたる。ためしなし世の中にある人とすみかとまたかくのごとし

    ’楽しく楽しく’

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    2026年01月28日
  • 空、はてしない青 上

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    ネタバレ

    若年性アルツハイマーとの診断を受けた26歳のエミルは、自分に残された時間の過ごす場所を、病院ではなく旅先に選んだ。旅のパートナーを掲示板で募集して…。
    あらすじを読んで、死に向かう若い青年の悲話と捉えていたが、出会いと気づきの物語だった。上巻では悲壮感はまだ先に見える程度だが、旅の友ジョアンヌ側のストーリーが辛い。下巻へ。

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    2026年01月28日
  • 俺たちの箱根駅伝 下

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    面白くて一気読み。
    下巻は、箱根駅伝当日の二日間(往路•復路)の話。各選手の紹介文書に思わず泣けそうになる。
    感動的なスポーツ小説でした。

    甲斐監督の今後の話も気になるところ。
    続編も欲しいな〜

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    2026年01月28日
  • 源氏物語 8

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    最終巻ものすごく面白くてあっという間だった!!
    特に蜻蛉→手習→夢浮橋の流れがドラマチックで、なんというか今風で…とにかく読みやすかった。
    古典を読んでいるというよりエンターテインメントを楽しんでいる感覚
    浮舟に憑いてた魔物が「1人目は取り殺した」って言うシーン怖すぎて鳥肌。大君の名前出さずに、でも読者には大君のことだとわかる、そういう昨今の漫画のような演出を1000年前からやってたのスゲエ…
    源氏物語途中で作者変わってる説あるけど、たしかに宇治十帖(特にこの8巻に入っている浮舟以降)はテイストがかなり違うように思える。でも私は、創作している過程で書き方が変わったり書きたいものが変わったり筆が

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    2026年01月28日
  • お探し物は図書室まで

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    5人の登場人物が図書室で司書におすすめされる本と付録の羊毛フェルトで自分自身を見つけていく話。他人のおしりをみておいかけて先頭もびりもない。メリーゴーランドのはなし。幸せに優劣も完成形もないというフレーズが心に残った。(させられた)や(やらされた)ではだめ、(たいした仕事じゃない)ではなく(私がたいした仕事をしていない)等心に響く言葉もたくさんあった。ストーリーが最後に回収される展開ですっきり読めた。羊毛フェルトもやってみたいな。

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    2026年01月28日