作品一覧

  • 屋上で縁結び
    2.8
    1~3巻528~605円 (税込)
    勤め先が倒産し、再就職活動中の苑子。生来の地味さゆえか連敗中のある日、面接会場の窓から遠くのビルの屋上に建つ神社を見つけ、神頼みをする。数日後、採用が決まったのは、なんとその神社があるビルの受付だった。初出勤日の昼休み、何気なく屋上に上がった苑子はモッズコート姿で掃除をする神主の幹人と知り合い、弁当を分け合うことになり…。すこし不思議で心温まるお仕事ミステリー。
  • 西洋古家具店アシュリと白い猫
    3.6
    1巻1,100円 (税込)
    大阪ミナミの雑居ビルにある、「ビンテージ&アンティークショップ アシュリ」。アメリカのミッドセンチュリー家具を中心とした西洋古家具店だ。ふと訪れた女子大生の季子は、店頭にあった猫のブックエンドを誤って壊してしまったのをきっかけに、アルバイトをすることになった。時を経た家具に囲まれた店は落ちつくけれど、店長も来客もなんだか謎めいていて――。使い込まれた家具が呼び込む、謎と記憶の、奇蹟によく似た物語。
  • 夏の嵐 手習処神田ごよみ
    3.0
    1巻704円 (税込)
    神田にある「上谷塾」に新たな手習子がやってきた。剣術道場の主・比賀兵衛の遠縁の今井竹之助と紹介された男の子は、幼い顔立ちながらも、抜き出た才で周りを驚かせた。そんなある日、比賀が何者かに襲われて……。
  • 浪花ふらふら謎草紙
    3.3
    1~5巻440~528円 (税込)
    商人の町として賑わう大坂の旅籠「さと屋」の看板娘・花歩は十七歳。実は幼い頃、さと屋に置き去りにされた娘だ。父親らしき男が残した数枚の風景画に描かれた景色を探して町のあちこちを歩くうち、すっかり町に詳しくなり、町の人たちにも何かと親切にしてもらえるようになった。それを生かして、花歩は大坂の名所案内を始めることにするのだが……。浪花の人情溢れる書き下ろし時代小説。
  • 春の雨 手習処神田ごよみ
    3.0
    1巻528円 (税込)
    内神田にある「上谷塾」を祖父から引き継いだ長女の里与は、旗本の父の急死後、上谷家を支えてきた。跡継ぎの弟・幸太郎は幼すぎて出仕が叶わず、家族は下命を待つ日々。そんなある日、事件が起こり……。

ユーザーレビュー

  • 屋上で縁結び 縁つむぎ

    Posted by ブクログ

    内容(ブックデータベースより)

    出会いも別れも、再会も。全部、神さまは見ているのかもしれない。
    日々の暮らしの中で、少しずつ深まったり、離れたり。人と人との「縁」を描く、心温まる連作ミステリー
    いきなり文庫!

    屋上に神社があるテナントビルで受付嬢として働く苑子。屋上神社の神主の幹人と交際中だ。幹人の亡き妻との息子陽人から「おじいちゃんが入院した」と聞いて心配するが、幹人からは何も教えてもらえず不安な気持ちに。いっぽう、ビルに入居する歯科医院には、このところ謎めいた差出人不明の手紙が定期的に届いていて……。日常の小さな謎が人の縁を繋ぐお仕事ミステリー。シリーズ完結!

    令和7年5月21日~2

    0
    2025年05月26日
  • 屋上で縁結び 日曜日のゆうれい

    Posted by ブクログ

    内容(ブックデータベースより)

    神主の幹人との距離を縮められない受付嬢の苑子。だが夏休みで屋上神社に遊びに来るようになった幹人の息子に懐かれ、愛おしさが募る。そんな時、ビルに幽霊が出るという噂が…?(

    令和7年4月27日~29日

    0
    2025年04月30日
  • 西洋古家具店アシュリと白い猫

    Posted by ブクログ

    大学生の主人公、季子はとあるきっかけでネットには情報を載せてない少し変わったアンティークショップで働く事に。
    突然現れるオーナー。愛想の悪い店長。気さくな店長の友達。など、性格はばらばらですが、それぞれに優しさを持つ人たちが登場して、さまざまな家具にまつわるちょっとした事件が起きる話です。

    ちょっと暗くなる部分もありますが、最後には、とても、心が暖かくなる良い話でした。
    読めて良かったと思える作品でした。

    0
    2024年10月15日
  • 西洋古家具店アシュリと白い猫

    Posted by ブクログ

    初めての作家さんだったけど、読みやすくて楽しく読めた。どこか淡々とした雰囲気だけど、飽きない。続きがあるのかなぁ。

    0
    2021年05月28日
  • 西洋古家具店アシュリと白い猫

    Posted by ブクログ

    アンティークショップ「アシュリ」を中心とした日常で起こる小さな謎に関するお話。個人的にとても好きな雰囲気でした。見た目によらず、お人好しな店長と田舎育ちの季子は何だかんだで良いコンビ。尚人さんとキミさんがメル友であることにほっこり。猫で始まり、猫で終わる収まりの良い一冊ですが、これ一冊で終わってしまうんですかね。勿体無いので、ぜひ続編も出して欲しいです。

    0
    2017年02月04日

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