岡篠名桜のレビュー一覧

  • 屋上で縁結び 縁つむぎ

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    内容(ブックデータベースより)

    出会いも別れも、再会も。全部、神さまは見ているのかもしれない。
    日々の暮らしの中で、少しずつ深まったり、離れたり。人と人との「縁」を描く、心温まる連作ミステリー
    いきなり文庫!

    屋上に神社があるテナントビルで受付嬢として働く苑子。屋上神社の神主の幹人と交際中だ。幹人の亡き妻との息子陽人から「おじいちゃんが入院した」と聞いて心配するが、幹人からは何も教えてもらえず不安な気持ちに。いっぽう、ビルに入居する歯科医院には、このところ謎めいた差出人不明の手紙が定期的に届いていて……。日常の小さな謎が人の縁を繋ぐお仕事ミステリー。シリーズ完結!

    令和7年5月21日~2

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    2025年05月26日
  • 屋上で縁結び 日曜日のゆうれい

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    内容(ブックデータベースより)

    神主の幹人との距離を縮められない受付嬢の苑子。だが夏休みで屋上神社に遊びに来るようになった幹人の息子に懐かれ、愛おしさが募る。そんな時、ビルに幽霊が出るという噂が…?(

    令和7年4月27日~29日

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    2025年04月30日
  • 西洋古家具店アシュリと白い猫

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    大学生の主人公、季子はとあるきっかけでネットには情報を載せてない少し変わったアンティークショップで働く事に。
    突然現れるオーナー。愛想の悪い店長。気さくな店長の友達。など、性格はばらばらですが、それぞれに優しさを持つ人たちが登場して、さまざまな家具にまつわるちょっとした事件が起きる話です。

    ちょっと暗くなる部分もありますが、最後には、とても、心が暖かくなる良い話でした。
    読めて良かったと思える作品でした。

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    2024年10月15日
  • 西洋古家具店アシュリと白い猫

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    初めての作家さんだったけど、読みやすくて楽しく読めた。どこか淡々とした雰囲気だけど、飽きない。続きがあるのかなぁ。

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    2021年05月28日
  • 西洋古家具店アシュリと白い猫

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    アンティークショップ「アシュリ」を中心とした日常で起こる小さな謎に関するお話。個人的にとても好きな雰囲気でした。見た目によらず、お人好しな店長と田舎育ちの季子は何だかんだで良いコンビ。尚人さんとキミさんがメル友であることにほっこり。猫で始まり、猫で終わる収まりの良い一冊ですが、これ一冊で終わってしまうんですかね。勿体無いので、ぜひ続編も出して欲しいです。

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    2017年02月04日
  • 西洋古家具店アシュリと白い猫

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    何をきっかけで借りようと思ったのか忘れたけど・・・(笑)。すんごいきれいなハードカバーでした。2016年7月初版やから、最近やんね。

    もちろん初めて読む作家さん。
    ちょっとくたびれた日やったのであくびまじりに読んだんやけど、不思議な世界観で面白かった。
    心地よい関西弁もいい。季子ちゃんがお住まいの地区は、もしかしてうちの近所なのでは・・・、と、思うと、ますます面白かったわ。

    神出鬼没すぎるオーナーはじめ、各章で起こる不思議な事件があんまりにも不思議すぎて、
    「この話はあれか。幽霊ネタか」
    と、かなり疑いつつ読んだ。
    たぶん、それはなかった(たぶん?)。
    オーナーさんも普通の人間やったみたい

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    2016年11月12日
  • 見ざるの天神さん 浪花ふらふら謎草紙

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    図書ボランティアさんからお借りした、
    初めて読む時代小説。一気に5冊も貸してくれて…
    1巻ではちょっとどうかな~とおもったけれど、2巻目で段々主人公の花歩ちゃんが可愛く思えてきた。あと3冊、楽しく読めそう。たまには全然違うジャンルもいいもんです。

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    2015年03月25日
  • 見ざるの天神さん 浪花ふらふら謎草紙

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    花歩のまわりで起こる“事件”は、優しい。
    花歩自身が、それらの“事件”に深く入り込んで解決するわけでもないのに、いつでも花歩がまとう柔らかい雰囲気を感じるのはなぜだろう。
    江戸時代の市井の人々の体温を感じるような、自然で優しい文章が心地いい。
    今まで読んだ時代小説の中で一番、江戸時代を近くに感じた。
    温かい気持ちになれる時代小説。

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    2013年06月26日
  • 浪花ふらふら謎草紙

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     捕り物帖ではない時代劇、それに舞台が大阪、ぱらぱらっと見た文体も読みやすそうだったので衝動買い。期待どおり楽しく読みました。
     街全体に見守られ育てられたというヒロインが良かったです。物怖じしなくて、でも厚かましくもなくて、ほどよい感じのおてんば娘。

     関係ないけど故中島らも氏が言ってた市場の特権階級を思い出しました(笑)自分だけは市場にお茶碗持って、そこの食べ物をおかずにしてその場でご飯にさせてもらえる特権が欲しいな、みたいなん。

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    2013年02月19日
  • 屋上で縁結び

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    内容(ブックデータベースより)

    受付嬢として働き始めた苑子の勤務先のビルの屋上には、なぜか神社の鳥居とお社が。縁結びに御利益があると言われているらしく、様々な事情を抱えた人々がそこを訪れていて……。

    令和7年4月24日~27日

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    2025年04月28日
  • 屋上で縁結び 縁つむぎ

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    シリーズ完読。

    恋愛ものって苦手なので、挫けるかと思いきや、挫けずに読んだのは、おそらく、スムーズには進めないであろう設定の中での心理状態をうまく書いていたからだろうな。
    読みながら、どこか、傾聴モードに入る部分があったから、読めたのだと。
    あと、神社にまつわるものだったから。っていうのもあるかな。

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    2021年07月11日
  • 屋上で縁結び 日曜日のゆうれい

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    1作目で、恋愛要素が強めなことに「うーん」となりながら読み始めた2作目。
    今回は、その恋愛要素に感情移入。
    亡くなった方を乗り越えることはできないからね。。

    とりあえず。。
    地下2階から屋上までの参道を登りたい気分にはなりました。
    自分と対峙する時間。
    それが、あの参道だから。

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    2021年07月10日
  • 屋上で縁結び

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    「少し不思議で心温まるお仕事ミステリー」という巻末のあらすじに惹かれて読み始めた。

    不思議さは、あまり感じなかったかなーー。
    お仕事ミステリーではある。

    主人公の特技がめちゃくちゃ羨ましかった。
    人の顔を覚えるのが得意。
    それって、すごいよいなー。
    自分は、かなり忘れる人なので。。

    こけしの事件は、感情移入をしてしまい、「あー、これをやられたら、辛い」と思った。
    良い方なんだけどね。。。

    恋愛要素が多めなので、なんか、ティーンズな香りがする。。。と、思ったら、著者さん、コバルト出身の方なのですね。
    なんか納得。。

    まあ、とりあえず、続きを読みます。

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    2021年07月08日
  • 屋上で縁結び 日曜日のゆうれい

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    ネタバレ

    3年…3年かぁ…。奥さんに感情移入しちゃうと読んでて辛いね。でもまぁ、二人の気持ちの向き合い方はいいね

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    2021年05月28日
  • 屋上で縁結び

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    ネタバレ

    人の顔を覚えられる特技、いいなぁ!主人公苑子も神主さんも好きだし、話の雰囲気も好き。だけど、そもそも死に別れた伴侶がいる相手はしんどいっすわ…。しかも子どもいるし。苑子目線で読んでたハズが、奥さんに感情移入しちゃって。

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    2021年05月28日
  • 花の懸け橋 浪花ふらふら謎草紙

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    ネタバレ

    浪花ふらふらシリーズ5作目。
    一之介からの提案に花歩は悩みつつも、町案内を続けているが。シリーズ最終巻。

    父の行方の謎は4・5巻で駆け足で書かれ描写不足な感じ。
    千代ちゃん、そんな小さい時から恋心があったんだなぁ
    花歩を守るために武士になって、ずっと守っていたなんてラストに甘いエピソード。恋模様はなんとなく予想していた通りのほのぼのする大団円でした。

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    2020年01月19日
  • 芝居巡り 浪花ふらふら謎草紙

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    浪花ふらふら謎草紙 シリーズ4作目。
    今回も花歩は町案内のお客さんが巻き込まれた事件に助けに入ったり、佐名ちゃんの縁談相手が関係していたり…。

    花歩と千代ちゃんの関係はあいかわらずもどかしいですが、今作で大きく動いた!(周りが)
    そして明かされなかったままの平左の謎は…

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    2020年01月18日
  • 雪の夜明け 浪花ふらふら謎草紙

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    浪花ふらふら謎草紙 シリーズ3作目。

    今作も町歩きの傍ら、千代ちゃんとの関係も進展してるのやらしてないのやら…ヤキモキの初々しさ。千代太郎わかりにくすぎ、花歩も鈍感すぎな(笑)
    父の手がかりも見つかるも暗雲が…

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    2019年12月28日
  • 見ざるの天神さん 浪花ふらふら謎草紙

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    浪花ふらふら謎草紙 シリーズ2作目。
    大坂の街案内をする花歩。人情味のある時代小説。

    見ざるの天神さん、七墓めぐり、浪華御役録録の3話。
    今回は父親探しは小休止、旅籠のお客さんの引き起こすエピソードや恋のライバルらしき人物登場。
    七墓めぐりに出てきた「おいと」が可愛かった 江戸時代の子供って小さい時から親元を離れ奉公に出て健気に頑張ってて健気。

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    2019年04月02日
  • 屋上で縁結び 日曜日のゆうれい

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    白い幽霊騒動は表紙がネタバレ的。他、元彼の付き纏い等の全四編。各話の流れが滑らかでぶつ切りにならない。シングルファーザーの神主の幹人と苑子のほのかな関係と進展が柔らかい。一巻にもあった気もする幹人のチャラ男的に思える要素も今巻では前半に少しあっただけでいつの間にか何だか真摯。息子の陽人が可愛いなあ。

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    2018年10月14日