ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 楽園のカンヴァス

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    美術には全く詳しくなく、知識もない状態で読みましたがとっても面白かったです。
    一つの作品を巡る様々な物語、思惑、登場人物にとても引き込まれました。読み始めると止まらない、とても上質なミステリです。

    原田マハさんの作品は「ロマンシエ」を人に勧められて読んだことがあったのですが、そちらはとても幸せでキラキラした物語でそのイメージだったので、期待をいい意味で裏切られました。

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    2026年06月30日
  • オリエント急行の殺人

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    つい『オリエント急行殺人事件』と呼んでしまうが、この全集では『オリエント急行の殺人』。audibleにて。たぶんポアロのシリーズでは一番好きな作品なので、10回くらいは読んでいるし映画やドラマもたぶんだいたい観ている。最近はaudibleで聴くことがおおいのだけど、ポアロのシリーズのなかで今のところこの作品だけが、たぶんあえての女性による朗読だった。納得のクライマックスの語りの素晴らしさ。紙の本で読んだ時より感動したかもしれない。

    原作にないものをあれこれ補足する二次創作って普段あまり好きじゃないんだけど、三谷幸喜のオリエント急行第二夜、犯人の舞台裏の話はたまにもう一度見たくなる。キャラクタ

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    2026年06月29日
  • 新! 店長がバカすぎて

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    山本店長をはじめ書店員たちの暴走ぶりに「仕事しろ!」と何度ツッコミを入れたことかw
    でも、そのバカバカしさの奥には本への愛情と人への優しさがぎっしり♡
    笑っているうちに元気をもらえ、読み終える頃には近所の本屋へ駆け込みたくなる痛快なお仕事小説でした!

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    2026年06月29日
  • 国宝 下 花道篇

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    ネタバレ

    下巻もあっという間に読んだ。映画とは少し違ったエンディングに心揺れる。
    喜久雄、俊介、徳次…それぞれが歌舞伎に向き合っている。映画も視覚的に知らない世界が見えてよかったけど、本もすごく濃くて読んでよかった。

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    2026年06月29日
  • アクロイド殺し

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    audibleにて。たぶん5回目くらいの再読?こちらも『もの言えぬ証人』でさらっとネタばらしされていたので。そんなあっさりネタバレしていい作品じゃないだろう。4人挙げられていた犯人のうちスタイルズ荘とこの本の犯人以外の名前は忘れた。このままシリーズを読み進めたいと思う。
    叙述トリックといえばこれ、な名作。当然犯人は一度読んだら忘れられないので、そのつもりで読んで騙されポイントでにやにやするのが楽しい。アンフェアと言われたことも多かったと聞くが、わざと疑うことができるようにスレスレの記述を入れているのがいい。しばらく前に読んだ『ハサミ男』しかり、こういう作品は読み直して2度おいしいものがよい。ポ

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    2026年06月29日
  • 国宝 上 青春篇

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    映画を見てから読んだ。口調が丁寧だからか、読みやすい。歌舞伎の話も説明がありわかりやすい。読むのが楽しみでどんどん読み進められた。長崎に住んでいたことがあるので、地理や方言が懐かしい。

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    2026年06月29日
  • さよならの夜食カフェ マカン・マラン おしまい

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    マカン•マランシリーズ最後の4作目
    最後までとっても温かい本だった。

    4作目は過去にちょこっと出てきた人たちが主人公のお話もあって、特に「幻惑のキャロットケーキ」が印象的だった。前作で出てきた芦沢さんにすごい苦手意識を持っていたが、苦しんでも最後に逃げない姿勢が本当にかっこいいと思った。

    今回も柳田先生のいいところが最後に出てきて嬉しかった。やる気なさそう、諦めてるように見えて、やる時はやるおじさんほんとかっこいいよなあと改めて感じた。世の中、結構こういうおじさんで成り立ってるよなあ。

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    2026年06月29日
  • 世界のすべて

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    あらすじに惹かれて。鳴海くんの一線を引いているような冷静さが私は好きだった。優しくていっしょにいたら居心地がいいだろうな。「恋愛」をしない自分と周囲の人々とでは世界が違うように感じているからこその俯瞰的な考え方なのかな。
    多様なセクシュアリティって言われていろんな名前が付けられているけど、きっとそれだけじゃ分類なんてできない。そしてどうしたってそれはマイノリティになる。
    「普通」に恋愛して結婚することが難しい人がいる。それを当然のことだとする世の中になるのだろうか。瀬山さんの「コーヒーがないとカフェじゃないのかな?」の言葉で自分にも凝り固まった偏見があるのだとハッとした。

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    2026年06月29日
  • 掬えば手には

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    自分にとっての普通は誰かにとっては特別なもの。
    誰かに心を配るってとても素敵なこと。
    わたしの普通も誰かにとっての特別なものになるのかな。誰かの特別になれるなら、誰かを想いたい。
    瀬尾まいこさんの作るやさしい世界が温かくて、柔らかくてだいすき。

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    2026年06月29日
  • このホラーがすごい! 2026年版

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    今回もベスト20、だいたい押さえてはいるのですが。チェック漏れもちょこちょこあって、まだまだホラーの沼は深いと感じます。そして毎度のことながら積読多すぎる! 楽しみすぎる!
    鈴木光司さんの追悼特集にしんみり。「リング」シリーズも読み返したくなってくる……。

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    2026年06月29日
  • とるに足りない細部

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    ネタバレ

     著者は1974年、パレスチナ生まれ。イースト・ロンドン大学にて博士号を取得、現在はベルリンを拠点に執筆活動を継続しているという。訳者の山本薫によれば、「とるに足りない細部」はアラブ世界の女性作家を対象としたドイツの文学賞「リベラトゥール賞」を2023年に受賞したが、ハマースのイスラエル攻撃後に授賞式は無期延期となった。

     小説は2部構成。第1部は1949年に実際に起きたイスラエル軍兵士によるベトウィン少女に対する強姦・殺人事件をイスラエル軍将校の視点から語り、第2部では現代のパレスチナに住む女性が、その出来事のことをどうしても知りたいと記録や証言を捜し求める道程が書き込まれる。
     興味深い

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    2026年06月29日
  • 白色光の影を浚う

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    麗一の過去は涙無くしては読めない
    麗一の幸せな過去は一生の宝物
    本当の幸せを知ってる人は道を間違えずにいけるはずと麗一に祈りにも似た感情を抱いた

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    2026年06月29日
  • 白色光の影を浚う

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    冬汪高校たこ糸研究会シリーズ三作目にしてこれで完結かな? 麗一と蓮司が友達になったいきさつや、麗一がなぜあのような生活を送っているのかがわかります。
    引きこもりの友人が別人に入れ替わったのではないかという相談を受けた二人。しかしその友人の引きこもりの原因がある事故にあることを知り、麗一の態度が豹変する。麗一の過去に何があったのか、そして事故の裏にあった真実とは。
    今回もとんでもなくしんどい物語でした。前二作と違って陰惨な殺人事件は起こらないのだけれど、悲痛さはトップクラスかもしれません。幼い頃の過ちは許されてもよいとは思いますが、それをなかったことにして反省も謝罪もしなくてよい、というのはもち

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    2026年06月29日
  • 少女Aが消えたとき

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    十四歳の少女が姿を消した。誘拐なのか、家出なのか。警察は防犯カメラの映像から、前科のある男に目をつける。その情報を得た記者は他社を出し抜こうとするものの、それが原因で思いがけない事態が起こってしまう。刑事と記者、それぞれの正義が心にしみるミステリです。
    ストーリー的にあまり明かせないところがあるので、そこを語れないのはつらいけれど。とにかくタイトルが秀逸でした。そういう意味だったのか! そして悲しみと救いに満ちた物語なところも素敵。微笑ましいワンシーンなのに「わたしにもあったかもしれない過去」という言葉にはっとさせられたり、ラストで悲痛な真相が判明するけれど、それでもその呪縛が解かれる印象があ

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    2026年06月29日
  • 星のカービィ 天駆ける船と虚言の魔術師

    匿名

    ネタバレ

    マホロア好きにはたまらない

    ゲーム本編ではなかったような細かな描写や、マホロアのあざとい喋り方や計算高いところがとてもよく表されているし、小説の描写で冒頭でローアとの出会いが描かれているのがとても良い。

    #癒やされる #カッコいい #エモい

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    2026年06月29日
  • 坂の上の雲(六)

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    ネタバレ

    「大諜報」の章、夢中で読みました。
    これまで正面からの戦術や戦略に関してで頭がいっぱいになっていたので、内側から国を滅ぼそうなんてアイデアがあったなんて思ってもみなかった。ロシアという国についての理解もより深まります。もっともっと知りたい。
    明石元二郎、こんな人がいたなんて。ほんと、頁をめくる手が止まらない。ラスト2巻、続きが気になって仕方ない。

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    2026年06月29日
  • いけない

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    ネタバレ

    独立した4章の話かと思いきや、人物が再登場して繋がっていく感じがいい意味でゾワっとした。
    各章の最後にある写真も謎を推理する上ですごく楽しかった。

    山内の手にある黒い穴と、宮下が殺された理由だけは読み終わって色々考えてみたが分からなかった。
    山内はヒロのグウェイってことなのか?

    他にも白紙の手紙も弓子にどういう意図かあったのかとか考え出したらキリがないけど、
    兎にも角にも色んな謎が散りばめられてて、謎解きがすごく面白かった。

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    2026年06月29日
  • 深夜特急1―香港・マカオ―(新潮文庫)【増補新版】

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    私は旅をしたことがないのですが、
    まるで自分も旅をしているような感覚になり、「旅に出てみたい」と思わせてくれる一冊でした。

    その場の風景や情景が頭に浮かび、読んでいる私もワクワクします。

    個人的に好きな場面は、香港の賑やかな街や、カジノの喧騒から離れた帰り道に、主人公がふと思いにふける場面です。

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    2026年06月29日
  • マイボディ・オン・ザ・ムーン 上

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    プロローグ

    中国の月面探査機が月の裏側で、ある構造物を発見する
    その構造物の中には数十体の頭のない遺体が、坐禅を組んだような姿で配置されていた

    果たして、これを造ったのはどこの国なのか!?
    はたまた未知の生物が創り出したものなのか!?

    今、空前絶後の扉が開かれようとしている
    これは、SFなのかミステリーなのか!?

    そして4人の登場人物の行方は!?

    果たして人間のいや、地球の未来はどうなってしまうのか!!!


    レビューは怒涛の下巻のその後で……

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    2026年06月29日
  • そして、バトンは渡された

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    ネタバレ

    結婚式の時バージンロードをどのお父さんが歩くのかというところが印象に残りました。森宮さんと優子の関係性はその2人にしかわからない信頼関係があると思いました。中島みゆきさんの「糸」素敵でした。 
    ぜひ、実写化されたものも観てみたいです。

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    2026年06月29日