小説・文芸の高評価レビュー
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【作品に感じた色】
曙光のような不明瞭な色
夜明けに差し込んでくる太陽の光、曙光。
赤、青、黄、緑、白、黒・・・どの色にも例えられない不明瞭で、神々しい色。
そんな曙光を浴びた時のように、少しずつ心に温かい光が広がっていくような作品である。
【感想】
浅倉先生の『君の名残を』は、私の大大大好きな作品のひとつ。しかし、他の作品は読んだことがなかったので、新たな感動に出会うため、最近、先生の作品をいくつか購入した。そのうちの一冊が『四日間の奇蹟』である。
物語の最後に収録されていた解説文の表題には、「出会えたことに感謝したくなる傑作」と書かれていたが、まさにその一言に尽きる。
『君の名残 -
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タイピストとして働くマカベーアはこれまでの履歴だけを見ると不幸であると分類されてしまう環境に生きているが、無知である彼女は不幸であることを知らず、幸福さえ感じながら日々を過ごしていた。
物語の語り手であるロドリーゴが描く彼女の輪郭は始まりの時、絵画のように平面の人物として登場するが、「ぼくはいまこの瞬間、こんな他人ごとの、あからさまな話であなたがたの領分に入り込んでしまうことに、恥じらいを先取りしながら書いている」と宣言し、視線を先回りして読者を解剖し、用意周到に彼女を立体化させる準備を整えてゆく。
私たちの表層で語られていたはずの物語は気づけばロドリーゴ視点に取り込まれ、肉付けされてゆく -
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ポストしようとして、驚いてしまった。レビュー数がなんと823! 『イニュニック』や『ノーザンライツ』と比べても、それらの10倍以上!
1995年8月刊。急逝するちょうど1年前に出たエッセイ集。全33篇、うち22篇が月刊「母の友」連載。
とくに「母の友」のエッセイ群がいい。なかでも星野の出発点を書いた「十六歳のとき」――中学の時にアメリカ大陸に憧れた。旅して回りたい。そして高校生になった、どうしても夢を叶えたい。もちろん周囲は猛反対、しかし父親が許可を出した。移民船で太平洋をわたり、バスとヒッチハイクでアメリカ、メキシコ、カナダをめぐった。40日ほどのひとり旅、1969年、高校2年の夏休み。
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読み終わるのが惜しくて積読していたが、5巻6巻連続刊行の報を聞きようやく手をつけた。
世界もストーリーも、一段と広がりを見せた今巻。カランバス以外の国の描写は異国情緒に溢れ、まるで旅をしているような気分に浸れた。そしてリョウの今後に深く関わってきそうな人物・クズリも登場。彼の言葉に揺らぐ気持ちを素直に表明したリョウが良かった。失敗したり悩んだりしても、それを理由に楽な道に逃げないリョウが痛々しくもとても好き。
それから今巻は、いつも温和で紳士的なレオの新たな側面が見られたのも非常に美味しかった。車からの奪還シーン、最高。
話のテーマは重く、軽率に答えを出すことができないものではあるけど、最後 -
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ドラマから見てハマった。みっくんがライオンとの関わりを通して精神的に成長し自立していくと同時に、これまでみっくんと生きてきた献身性の塊のようなひろとが改めて夢に向かって歩き出す結末には心打たれるものがある。側から見たら、みっくんはひろとの足枷で、事実そういうふうにひろとが思っていた時期もあった。しかし、ひろとにとってはたった1人の家族であり、一見一方的に支えているように見えながら、自身が支えられている場面もある。みっくんとひろとの関係性に限らず、他人との関わりは、ある種足枷でありながら、同時に自身が歩き出すための原動力でもあるのかもしれない。
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題名と表紙のビジュアルからは恋愛系ライトノベルのような印象を受けたが、実際に読んでみると内容はかなりしっかりとしていた。恋愛や友人関係の描写も、きれい事だけで飾られているわけではなく、人間関係の中で誰もが抱きがちなネガティブな感情や思考まで丁寧に描かれており、とてもリアルであった。特に高校生時代の主人公は、年相応ではあるものの、自分本位で未熟な思考や論理を持っており、その描写に現実味があったため、自然と物語の世界観に引き込まれた。終盤の伏線回収については、おおよその予想の範囲内ではあったものの、それでも十分に感動させられた。また、適齢期の傷のない男女が結ばれることが一般的な幸せとされがちな価
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死が怖くなくなったとは言えませんが、死ぬことは ただ悲しくて恐ろしいだけのものではないのだとこの本を通して思いました
死を受け入れるということは、生きたい、もっともっと長生きしたいという気持ちも正直に認めることなんだ
という文がとても印象に残りました
マドンナはどんな人生を生きてきたのか、すごく気になりました
人の心にすっと入り込むことができて それでいて不快感を与えないどころか心地よさまで与えてしまう。そんなマドンナと、西の魔女が死んだのおばあちゃんをなんとなく重ねてしまいました
人生で死が近づいてきた時に、またこの本を読みたいです
とても素敵な読書時間になりました -
Posted by ブクログ
上巻はピアノコンクールの予選から第二次の結果発表までをカバー。出場者たちの様々な背景・演奏までの曲の解釈や思いを綴りながら、根底には、音楽とは音楽家とは何かと言った疑問を呈す。一気に読んだ。出てくる作品たちを配信サービスで聴きながら、この本を読んだら生演奏で聴かなきゃ悪いような気になる。コンクールの裏事情も面白いけれど、何より面白いのはタイトルにも示唆されている自然の音に関する部分。個人的には最年長で参加の明石の部分に色々心動かされた。音楽家になるってお金にならないし、大変だろうな。
プロの音楽家になった友人の息子さんがいるが(ピアノではなくパーカッション)、子供の頃から見て来たが、親も本当 -
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