ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 君が面会に来たあとで

    Posted by ブクログ

    軽犯罪まで含めたら全ての話に「犯罪」と呼ばれるものが入ってるんじゃないかと思うレベルのアンダーグラウンドなショートショート集。舞台はほとんど歌舞伎町。闇の世界を垣間見ながら、ショートショートならではの発想の飛ばし方や裏切られ方まで味わえる、あまりしたことない読書体験だった。面白い。
    話によっては一行目からパンチが効いていて、笑ってしまうと同時に、本当にこんな世界あるんだろうなとゾッとする。

    『立ちんぼから裏スロ店員、ホームレスにキャバ嬢ホスト、公務員からヤクザ、客引きのナイジェリア人にゴミ置き場から飛び出したネズミまで。繁華街で蠢く人々の日常を多彩なタッチで描く、東京拘置所差し入れ本ランキン

    0
    2025年12月16日
  • 地上の楽園

    Posted by ブクログ

    1959年から開始された北朝鮮への帰還運動による悲劇をめぐる在日朝鮮人の青年二人の物語。

    日本国内での、在日朝鮮人に対する執拗ないじめ、勉学に励んだところで就職先もない、健康保険に入れないから病院にもかかれないなどの、絶望的な状況があったところへ、「地上の楽園」北朝鮮への帰還事業が始まった。
    これには、朝鮮総連のみならず、共産党、社会党、自民党の超党派の議員、その上、マスコミもこぞってこの事業を賛美する。
    優秀な高校生である孔仁学は、北朝鮮を礼賛する本に影響を受けた上、総連にそそのかされ、この運動にのめり込み、多くの人を北朝鮮に送り込むのだった。

    あまりの悲惨さにページを捲る手が止まらず一

    0
    2025年12月16日
  • ままならないから私とあなた

    Posted by ブクログ

    私は、朝井リョウの本に出てくる、二者の意見の対立シーンがいつもすごく好きで、私はこっち寄りだしこっちに共感するけど、だけどもう片方の意見もわかるし、うううううって気持ちになる。他者である限り分かり合えない部分はあるし、自分と相手は全く別の人間であり人生を送っているという、あたりまえの事実をはっきりと感じさせてくれる。

    0
    2025年12月16日
  • 三頭の蝶の道

    Posted by ブクログ

    若い頃は古典や純文学に苦手意識があって、芥川賞よりは直木賞、それよりもミステリや小説家の書くエッセイが好みだったけれど‥近頃は好みも様変わり‥。これも年齢的なものなんだろうか。
    今は“三頭の蝶”を覚えている世代としては、その存在を伝え、“女流作家達”の遺した作品を読まずに死ねるか!な気持ち。楽しみが増えた。

    0
    2025年12月16日
  • 首取物語

    Posted by ブクログ

    記憶がない少年と、首だけになったおっさん。
    名前がないと不便なので、少年は13歳くらいなのでオサ、首だけのおっさんはオビトと便宜的に名付ける。2人は喧嘩しながら、いろいろな国を抜けて都に向かう。旅をするのだ。

    0
    2025年12月16日
  • 東京バカッ花

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    室井さんが早稲田大学時代に出会った、クセ強な人たちのお話と、あやしすぎるバイトの経験談。

    相変わらずの面白さ。室井さんは、首をつっこみがちな性格なので、普通の人では絶対に経験しない事件にあってしまう。

    ●3ヶ月以上風呂に入らなかったカミヤくん。
    ●父の贈り物
    ●お運び屋さん
    ●表札売り
    ●赤い服の男
    ●ホステス
    ●ウグイス嬢
    ●バッタ屋
    どれも強烈なエピソード。

    今だったら問題になりそうな詐欺まがいのバイドもいろいろとやってたんだな。
    逞しすぎる。

    0
    2025年12月16日
  • ハウスメイド2 死を招く秘密

    Posted by ブクログ

    万人におすすめできる、間違いなく面白いサスペンス作品。
    私は1の閉塞感が好みだったため、2の方が好みで言うと下だが、完成度が高くて最後までイッキ読みできてしまう。
    はやく3作品目を読みたい。

    読んだ本はすぐ他人に譲るが、このシリーズは本棚に居続けるだろう。

    0
    2025年12月16日
  • 芋虫 江戸川乱歩ベストセレクション(2)

    Posted by ブクログ

    私に新しい性癖を与えてくれた作品。芋虫を読んで以降、四肢欠損や白痴化、幼児退行、とにかく誰かの手を借りなければ物理的に生きていけない、もはや人間と呼ぶにはあまりにも哀れすぎる生き物と化してしまった人間が登場する作品が大好きになってしまった。誰にでも勧めようとは思わないが、できる限り多くの人に読んでもらい、人のエゴの罪深さや、どうしても抱いてしまう優越感と嗜虐欲、罪悪感、全てを感じてもらいたい。新しい世界が開かれるので。

    0
    2025年12月16日
  • かのこちゃんとマドレーヌ夫人

    Posted by ブクログ

    473 audible
    読書垢のフォロワーさんのお勧め。
    子供目線の描写がとても可愛らしく猫のマドレーヌ夫人もとても良かった。
    お友達とのシェアがとても楽しい
    「ござる」が流行った。
    万城目学さんの違う作品が読めて良かった
    自分の子供の頃を思い出した。ほっこりとした作品。またこんな作品のオススメがあったらぜひお願いしたいなぁ。

    0
    2025年12月16日
  • ヨルダンの本屋に住んでみた

    Posted by ブクログ

    ページをめくる手が止まらない。冒険心を掻き立てられる。まるで一緒に自分も体験したかのように、心がぎゅっとなる。

    0
    2025年12月16日
  • びょういんのおばけずかん おばけきゅうきゅうしゃ

    Posted by ブクログ

    ❶せんねんいんちょうせんせいと、❷ぜんじどうふしぎベッドが面白かったです

    ❷は、ご飯を食べさせてくれたり、マッサージだってしてくれるなんて!

    手紙も、本人そっくりな字で、書いてくれるし、本も読んでくれたりするから、面白かったです!
    しかも、夜のお散歩なんて!

    ❶は、せんねんヨリも、ずっと長生きなんてすごいなぁ。

    怖くない感じのお化けもあるなんて、びっくりしたなぁ‼️

    0
    2025年12月16日
  • 入居条件:隣に住んでる友人と必ず仲良くしてください

    Posted by ブクログ

    隣人、可愛い!怪異なのに。
    『これは友達から聞いた話なんだけどね』とか語った後に『怖かった?』とか必ず言うんだけど、そこがちょっと可愛さがあります。
    けど、なんだか分からない怖さもあって不思議な感じです。
    これからホラーを深掘りしていこうとしてる私にぴったりなやつでした。読書初心者にも、自信持ってオススメできそうな内容でした。

    0
    2025年12月16日
  • ルポ 保健室 子どもの貧困・虐待・性のリアル

    Posted by ブクログ

    保健室をしれば今どきの子どもの問題をしる

    「人間として扱われたい」という訴えがとても心に残った

    日々関わる人と人間として向き合っていきたいと思わせてくれる本

    0
    2025年12月16日
  • 母という呪縛 娘という牢獄

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    やっと、、やっと読み終わった。この本は出版されて2ヶ月とかそのあたりでいつか読みたいと思ってた本です。でも私生活が忙しくて実際に手にすることができたのはその1年くらい後でした。
    さらに、読み始めるまでにも時間がかかってずっと積読状態でここ3日ぐらいをかけてやっと読み終わりました。

    内容はとても壮絶で、事件当時にニュースだとかそういうドキュメンタリーとかを流し見したり聴いたりはしていたので大筋は分かっていたんだけれども、実際に詳細に事件に至るまでの同期や母娘関係を読むととても胸が苦しくなりました。
    同時期に、というか昨日ちょうど小学校時代のアルバムを全部デジタル化する作業してて過去を振り返った

    0
    2025年12月16日
  • 魔女ののろいアメ

    Posted by ブクログ

    知らない人にアメをもらったら、駄目だなと思いました。
    でも、おねえちゃんが食べなくて良かったなあ。

    1日も気絶するなんて、怖そうだなぁ。

    0
    2025年12月16日
  • 踏切の幽霊

    Posted by ブクログ

    まず文章が美しい。そして社会派とも、ホラーとも、ドラマともいえるこのストーリー。ラスト100ページはゆっくりとだが、目が離せなかった。
    悲しいストーリーではあるんだが、この物語を最後まで見届けたくなる。ジェノサイド以来の長編だったみたいなのでジェノサイドも読もうと思います。

    0
    2025年12月16日
  • 時をこえた怪談 金の本

    Posted by ブクログ

    「時を超えた」の理由がわかってなるほどとなった。
    階段パートはいつもの楽しい階段だし、少しずつ現実とリンクしてるのも面白いけど
    やっぱり最後の方の怒涛の展開が好き!
    最後、私ならどうしよう。戻って来れるなら行きたいかも。悪いこと、してないしね!

    0
    2025年12月16日
  • 殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス

    Posted by ブクログ

    メロスの半分は正義、もう半分はフィジカル。

    まさにこの通りで、悪いことが許せない心優しいメロスと、最終的に筋肉で何でも解決しようとしてしまうメロスのギャップが最高でした。

    古代ギリシアならではのエピソードもユニークで、他では味わえない読書体験ができる一冊です。
    名前の 〜ス というのほ、男性を表す言葉と聞いて、名前も覚えやすくなりました。

    みくのしんさんの「本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む」のあとに、本作を読むとより楽しめると思いました。

    誰にでもオススメできる一冊、みんなで笑いながら読みましょう。

    0
    2025年12月16日
  • 地上の楽園

    Posted by ブクログ

    重い、とにかく重い。
    本作の感想を一言で言ってしまうとこうなりますが、『重い』という言葉だけで片付けられるような話ではありませんでした。
    また、このような悲惨な事案に再び人々が巻き込まれるような事があってはならない、とかやはり差別はあってはならない、などと言ってもそれはどこまでいっても綺麗事でしかない、と思わずにはいられないほどに色々と考えさせられました。
    今はまだ読み終わったばかりなので色々と思うところがありすぎてうまくまとめられないのですが、とにかくまずはこの本の末尾に列記されている参考文献をいくらかでも読んでいきたい、そして日朝の歴史についてわずかながらでも理解を深めたいと思いました。

    0
    2025年12月16日
  • レディオ ワン

    Posted by ブクログ

    月曜夜9時、ラジオの電波(と不思議な◯◯)に乗せて犬のジョンが繰り広げるトーク。
    本当にありそうで、ワクワクするお話。
    児童文学らしい夢が詰まっていて、大人が読んでも面白い。

    0
    2025年12月16日