小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
あーーーすごく救われた!
ただの恋愛本じゃない、アラフォー版「君たちはどう生きるか」(らしい)
ルーティンを愛し心に波風立たせたくない重たい過去を背負って生きていく人生に希望をもたらすキーパーソンたちが現れてハッピーエンド最高!
平木さんみたいな天真爛漫で無邪気な友達に、まさかさんみたいな過去も今も未来も全てを受け入れてくれるパートナーに出会えて救われただろうな。
押し付けがましくなくて丁寧な言葉選びを自然とかましてくるまさかさん、こんな人、、周りになかなかいないぜ、、?
不妊治療に悩む様を魚グリルに残された魚の炭に例えるのとかさ、、、秀逸。
金原ひとみさんの言葉選びが脱帽の嵐でした〜 -
Posted by ブクログ
伊坂幸太郎らしい洒落た地の文と軽快な会話が気持ちよく読み進められた。
今日び珍しいくらいに真面目な、けれど自身の持つ特殊な能力を持て余している悩める中学教師の檀先生を中心にしてあちこちから問題が集まり絡まってきて、まさに芋づるという感じなのに、その問題が綺麗に纏っていくのが流石だなあと思う。
ネコジゴハンターのふたりが関わってくるのが、彼らが「こちら」に来たのか、「こちら」の世界が「あちら」に行ったのか。まるで『はてしない物語』のような不思議な感覚になるのに、彼らの存在があまりに馴染みすぎていて彼らが去った後に彼らのモノローグがないことが却って不思議に思うほどだった。
とても面白かった。
ネコ -
Posted by ブクログ
一気に読んだ。高校野球の裏側を支える母の目線で書かれた小説。秋山菜々子と航太郎は夫健夫を小4の夏に亡くしてから、母子で野球をしてきた。高校でそれまでの実績を買われ特待生として入学した所から、母の奮闘が始まる。息子の高校がある関西の羽曳野に神奈川から引っ越すのだ。そこで、高校野球
父母会のヒエラルキーを見て、そしてなりたくもない父母会役員になるのだ。子どもたちの練習とは違う裏側の大変さ。その活動を通して、大阪のおかんたちと交流し、親友を得るのだ。子どもが高校野球していなかったら、経験できないことが山ほどやってくる。そして航太郎は甲子園を目指して奮闘し成長していく。
詳しく書くとネタバレになるから -
Posted by ブクログ
まず表紙が素敵。
女性専用の風俗のセラピストと、そのお客さんの話となると、ちょっと購入を躊躇ったけどネットで軽く読んだら好みの文体で即購入。
いやらしい感じも全くなく、文章が綺麗で関西弁もまた読んでいて心地よい。
39歳で彼氏もなく仕事もパッとせず、拠り所はコツコツと貯めてきた貯金のみ。
兄夫婦の子供誕生で、実家が二世帯住居に建て替えるとなり、なんともいえない孤独を感じてしまった主人公の気持ちがなんとなくわかる。
セラピストを好きになってしまい、胸の内を必死に仕舞い込み、折り合いをつけようとしてるのもなんかよかった。
そのセラピスト、宇治の話もとてもよかった。
嶋との会話が軽妙で笑ってしまった -
Posted by ブクログ
どうしてミーチャはこうもダメなんだ…。
第3巻は長男のミーチャが主役。
彼のあまりの計画性のなさと衝動的な行動に、同情の余地がなさすぎて好きになれず、3巻は少し長く感じた。
2巻の長老・次男・三男の話が好きだっただけに、今回はこの三人の出番が少なくて残念。
長老といえば、死後に起きた長老の"ある異変"。あんなに尊敬されていたのに周囲の人の手のひら返しのような仕打ちには胸が痛んだ。
そして、グルーシェニカの魔性の女っぷりに振り回される父と長男。あの潔癖な三男でさえ彼女の誘惑に少し揺らいだように見えた。
よっぽど彼女が魅力的なのか、それとも親子の好みが似てるのか…。
でも、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ表紙のデザインとタイトルに惹かれて購入しました!
共感できる言葉が多くてめっちゃ刺さったし、感動して泣いたඉ_ඉ
出てきた料理も作って食べてみよう〜!!
買ってよかった。
今まで、気が利いて面倒みがよくて、誰にも迷惑をかけない、"みんなのための自分"を、守ってきた。
自分の意見が周りからどう見られるか気にしてしまう。採点されるために自分を変えるようなこと、もう辞めたい…
無理して取り繕った自分を好きになってもらうんじゃなくて、これからは、素の自分を見せれるように頑張る。
そんな自分を愛してくれる人と出会えますように。
斜に構えず綺麗なものを綺麗だと言える人になる。 -
Posted by ブクログ
何冊目かの╍寺地はるな作品╍
一番好きかも
カレーレシピを織り交ぜた食べ物ストーリーかと想像していたけど、深い人間模様だった
自分の亡くなった父親と重なる部分もあり、いつしかこの頑固祖父(小山田 義景)が愛おしく大好きになった
この時代の男の人って本当に不器用らしい
でも心の中は温かく優しいの
子どもへの思いをうまく表現出来なかった父親の本心を聞けて 心が熱くなった
カフェで夢中に読んでいたら 読み切ってしまい、不覚にも涙を流してしまった 笑
余韻に浸れなかったので 家に帰ってからまた最後を読み返した
やっぱり愛おしい涙が溢れてきた
私にとっては亡き父を思い出させる一冊となった
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Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白くて一気読みした。
祝山も良かったけど、はっきりこれがこうなるから怪異がおこります、おこった怪異を、では祓いましょうみたいな物語じゃなくてあくまでも実話怪談の延長ぽい感じが好みなので、目嚢はまさにドンピシャだった。
今回、鹿角南は怪異に悩まされることになるけどまぁわりと自業自得なところが面白かった。あんなに心霊スポットに行くやつらはアホだ扱いしてたのに怪談の載っている古い本は調べたりしちゃうんやーって笑う。
従妹に頼まれたら嫌とはいえないかもだけど、実際自分がめちゃくちゃ怪談好きなので引き受けちゃって、怪異を家の中に呼び込んでしまう。
その古い本には呪いについて書かれていた。
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