小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
こんなにもかと思うほどに情景が生々しく目に浮かぶ言葉たち
読み終わったあと、神様の暇つぶしっていろんな捉え方ができて面白いし、これから経験を重ねてもまた捉え方変わるのかもと思った。
読んでいる間は、お互いに神様だと思い合っているんだなと感じていたけど
読み終わってふと考えると、
藤子はまだまだ若くて、彼女が歳を重ねてふとあの夏のことを思い出したときに、暇つぶしだったなあと考える瞬間もあるかもと思った。
その時には藤子は沢山の経験をして全さんとの記憶も薄れていて、また神様と思える人と出会えているかもしれなくて。
当時全さんから神様と言われていた当時の自分を思い返すと、人生の暇つぶしだったなと -
Posted by ブクログ
今回もとても心温まる素敵なお話でした。
新入社員のあかりちゃんのお話。
わたしも以前アルバイトだけどファミレスに勤めていたことあるから初出勤とかの気持ちがすごく共感できた!先輩たちは動けてすごいと感じるし、何もできない自分が惨めで、、ミスもするし。
でもあかりちゃんは先輩たちに恵まれているし、守ろう信じようとしてくれる先輩たち素晴らしいなって感じました。
わたしは今はその先輩たちの年代になっている。いつきさんの存在のようになりたいなってすごく思いました。今後の仕事のモチベーションが上がった!
若い子達からどんどん学んで一緒に成長していきたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著作権管理団体で働く青年が、チェロ教室に潜入調査に入る。人との繋がりを持たない孤独な青年が潜入先で出会う人との絆、葛藤の物語。
瑞々しく張り詰めた空気感と透明感、人との絆の暖かさを描いた作品、とても面白かったです…!
浅葉先生が人間味がありとても魅力的。展開の緊張感と最終的に主人公が選んだ結末、全て含めて読ませる展開でした。
学校、習い事含めて恩師という存在は自分にはいないですが、こんな人脈があったらな、と思わせるような活き活きとした人物像でした。
面白かった!
スパイがバレた後の、言い訳を挟まない関係再構築の展開が良い。彼が奏でる音楽同様、それは純粋なものだったのだろう。
出てくる人物、全 -
Posted by ブクログ
ネタバレコラプティオ→日本語に訳すと『腐敗』・『汚職』と言う意味だそうです。
冒頭から、彗星のように現れた、名政治家の熱い演説から物語は始まり、その政治家が国を思い総理になり、また、その政治家の演説を聞き、憧れ政治の世界に飛び込み秘書官にまで登り詰める若者と、その同級生の新聞記者を中心に物語は進んで行く。
これだけ熱く国を思い行動する総理と、その総理を時に諌めながらも支える秘書官、そして権力を監視すると言う使命を追い求める記者。
そんな総理でも権力の魅力には逆らえなかったか、と思うラストではありましたが、こんなにも熱い方々が実在したならば、日本はもう少しマシな国になっていただろうなぁ〜と思わせてくれた -
Posted by ブクログ
「もう二度と味わいたくない
あの日々を、どうしてか、
書き留めておこうと思った。」
文庫化にあたり、著者直筆のしおりが付いていたこの作品。
私にはとても大切な物になった。
パンデミックと人の罪を合わせた造語の「ツミデミック」
人間はなんて簡単な生き物だろう。
あの思い出したくはない異常な世界を当たり前に生きて、当たり前に過去のものにしている自分に大きな失望と微かな希望を感じていた。その何とも表現し難い気持ちを、この作品は綺麗に消化させてくれた。
パラソルでパラシュート以来の一穂ミチさんの作品だったが、読みやすく誰もが抱いている人間故の罪を暴きながら綺麗に昇華させてくれている短篇集。
ますま -
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