小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレこれがデビュー作だなんて衝撃すぎる。
内容も衝撃の一言。
子どもがいる人みんな、まさか自分の子供が犯罪者になると思って育ててはいないだろう。
だけど、世の中の犯罪者にも必ず子ども時代があって、親がいるわけで…。
我が子がこんなことになったら…と、考えると怖すぎる。怖い怖い…と思って読んでいたんだけど、
最後の最後で、女性教師が復讐を果たしたことに対して、スッキリした気持ちが自分にあることに気づいて、そんな自分も怖かった。
女性教師の娘が本当に可哀想すぎて、犯人の子どもたちを許せないと思ったし、もし我が子を殺され、犯人を少年法のせいで裁けないというなら、私もこの女性と同じことできるもんなら、した -
Posted by ブクログ
418P
「「悲しむべき事に日本には静脈バイパス術以外の術式を実施できる施設がない。日本トップクラスの帝華大も維新大も、静脈置換バイパス術しかできない。だが諸君が医師になる頃には桜宮は心臓外科手術では世界最先端の地域になっているだろう。バイパス手術の完成形、ダイレクト・アナストモーシス(直接吻合術)という術式を実施できる施設、スリジエ・ハートセンターが創設されるからだ。ではここで、世界でも、ここ桜宮でしか実施されないこの術式について講義しよう」」
—『スリジエセンター1991【電子特典付き】 ブラックペアンシリーズ (講談社文庫)』海堂尊著
「「悲しむべき事に日本には静脈バイパス術以外の -
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SFと愛、あと幸運 短編集なので集中出来るタイミングにドワーっと読み進められる手軽さは助かる。しかもどれも話として綺麗で読みやすく、かつ面白かった。(一部話ではないようなものもあるが……)
解説にある、隔たり/繋がりというのはSFにおける"フィクション"部分の条件にも感じられるが、全体的に『エモい』というのは同意できる。エモいという言葉ではチープかもしれないけれど、要するに進化した世界規則の則(ノリ)、あるいは矩(ノリ)を越える行動力に必要なのは愛なのだという理解をしておきたい。
あとがきのところで書いてあった和製SFのリストは疎いので一切わからなかったが、こうして同人 -
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ネタバレ犬養道子さんの自伝。
戦後の混乱期にヨーロッパに行く手段がなっことから、
まず渡米し、結核にかかりながらも、稼ぐ手段を探し渡欧して回ってゆく。
犬養毅の孫のということで、かなりの資産家の親を持つと思われるが、そこにできるだけ頼らず、自分と自分の知り合いとで道を切り開いていく。お嬢さんどころか、ものすごい貧乏旅行かつ旅行というより住んだという方が正しい。
数々のトラブルに対して、対応策を出せることもすごいが、その行動力がものすごい。とてもまねできない。
これはいつの時代でも読み継がれる名作でないか。
この人の他の本も読んでみたくなった。 -
Posted by ブクログ
睦月晦日、木挽町の芝居小屋「森田座」の裏の空き地で、若侍の菊之助が父親の仇であるごろつきの作兵衛を仕留め、見事に仇討ちを晴らした。
この一件について、関係者からの証言を聞いてまわる武士。話は、それぞれの証言者のこれまでの人生にも及び、やがてこの仇討ちの詳細が見えてくるー
インタビュー形式で話を進むが、一人ひとりの来し方が描かれており、それぞれのパートだけでも、十分に読み応えがある上に、それらが繋がった仇討ちの詳細は見事としか言いようがありません。
映画化された方を先に観ましたが、各人の人生部分は省略されてしまっていたものの、原作とは少し変えた部分もあって、笑いどころが盛り込まれていたり、
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