知的生産の技術

知的生産の技術

1,056円 (税込)

5pt

学校では知識は教えるけれど知識の獲得のしかたはあまり教えてくれない。メモのとり方、カードの利用法、原稿の書き方など基本的技術の訓練不足が研究能力の低下をもたらすと考える著者は、長年にわたる模索の体験と共同討論の中から確信をえて、創造的な知的生産を行なうための実践的技術についての提案を試みる。

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知的生産の技術 のユーザーレビュー

情報と共に生きる上で必要な「知的生産の技術」が、この本には詰まっています。
1969年に出版された本のため、章によっては、現代にそぐわないものもあります。そのような章は、現在と比較して読むと非常に面白いです。
現代にそぐわない章として、「ペンからタイプライターへ」の章があります。漢字が打てないタイプライターでどうにか手紙を書こうとする努力が記されています。現在のWebやパソコンの普及した社会のありがたさが身に沁みました。
反対に、現代でもそのまま参考にできる章もあります。
特に、「読書」の章は非常に参考になりました。一度読んだ本を積んでおく「つん読法」など、知的生産をするための読書の技術が書かれています。
日々の暮らしのなかで情報と関わるすべての人に読んでもらいたい一冊です。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    名著ということで少し前に買っていた。置いていたが気になってふと読んだ。

    知的生産とは、頭を働かせて新しいことを人にわかる形で提出すること。そして、そのやり方を教わらないので、自分なりの技術を持っていない人が多い。それを考えていこうというのが主題。

    フィールドワークのごとく日常の発見をカードに書き

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    大変ためになった。Twitterでおすすめの本としてツイートされていたのを見て購入。
    会社のデータ整理が下手で、いつもどのデータがどこにあるか探し出すのに時間がかかる。パソコンなど普及してない時代にかかれたものだが、現代においても使える思想が多い。本を読んで考えた内容をもとに、フォルダ整理してみよう

    0
    2025年07月27日

    Posted by ブクログ

    > かんたんにいえば、知的生産というのは、頭をはたらかせて、なにかあたらしいことがら─情報─を、ひとにわかるかたちで提出することなのだ...今日おこなわれている読書論のほとんどすべてが、読書の「たのしみ」を中心に展開しているのは、注目してよいことだとおもう。今日、読書はおもに知的消費としてとら

    0
    2025年06月08日

    Posted by ブクログ

    方法論として読むと内容が古すぎるけど、知的生産に関する昔のエッセイだと思うとかなり面白かった。理論的には現代にも通じるものはあるし、手法も使えそうな部分はあるっちゃある。
    著者が挙げている問題はPCやインターネットの普及によってかなり解消されたと思うけど、どうだろう。

    0
    2024年10月25日

    Posted by ブクログ

    著者は、知的生産とは、「頭を働かせて何か新しい情報を人にわかる形で明らかにすることである」と定義している。

    知的生産は一般的には、個性的・個人的営みであり、普遍性がなく公開不可能なものであると受け止められがちであるが、実際はその反対で、皆同じような工夫や失敗をしており、技術と呼ぶに足る客観性・普遍

    0
    2022年05月11日

    Posted by ブクログ

    半世紀前の本なので、今のテクノロジーがあったら著者はなんというか聞いてみたかった。
    全体を通してイチオシは京大カードだな。

    0
    2025年06月05日

    Posted by ブクログ



    1969年に書かれた、京大の大学教授が書いた、「知的生産」の技術の本。

    マメだな…というのが第一印象。
    自分の発見や考えを、規格化したカードに記載して、それを材料として整理、分類して論理としてまとめ上げる方法をとっている。
    よく、グループワークなどで用いられるKJ法を日頃からこなしているイメー

    0
    2025年05月04日

    Posted by ブクログ

    まえがきに1969年とあり、今とマッチしない知的生産術も多い。しかし後半の「手紙」「日記と記録」「文章」の生産術については、いかに自身の生活でのつれづれなる考えをまとめ発信するか苦心しているので、とても参考になった。

    0
    2024年09月11日

    Posted by ブクログ

    現代にも通ずる内容と、時代が古いのもあり、若干アナログである面を感じる。
    読む章の取捨選択をしても良いかも。

    0
    2024年05月21日

    Posted by ブクログ

    学校ではあまり教えてくれないが知的生産に必要なこと~メモの取り方、カードの作成の仕方と活用法、読書法、日記と記録、文章の書き方など~について、梅棹忠夫先生がまとめた本。
    まだワープロも一般に普及する前の1969年発行だが、"京大型カード"の利用法や、将来"情報科&quo

    0
    2023年11月06日

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