万能鑑定士Qの事件簿 II

万能鑑定士Qの事件簿 II

550円 (税込)

2pt

『週刊角川』記者・小笠原は途方に暮れていた。わずか2日で、コンビニの弁当は数千円から数万円に、JRのひと区間は九千円以上になり、いくら金があっても足りないのだ。従来のあらゆる鑑定をクリアした偽札が現れ、ハイパーインフレに陥ってしまった日本。だが、まだ万能鑑定士・凜田莉子の鑑定がある! パーフェクトな偽札の謎を暴き、未曾有の危機から国家を救うことができるのか!? 書き下ろし「Qシリーズ」第2弾!

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万能鑑定士Qの事件簿 のシリーズ作品

1~12巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~12件目 / 12件
  • 万能鑑定士Qの事件簿 I
    550円 (税込)
    東京23区を侵食していく不気味な“力士シール”。誰が、何のために貼ったのか? 謎を追う若き週刊誌記者・小笠原は、猫のように鋭く魅惑的な瞳を持つ美女と出会う。凜田莉子、23歳──瞬時に万物の真価・真贋・真相を見破る「万能鑑定士」だ。信じられないほどの天然キャラで劣等生だった莉子は、いつどこで広範な専門知識と観察眼を身につけたのか。稀代の頭脳派ヒロインが日本を変える! 書き下ろしシリーズ第1弾!!
  • 万能鑑定士Qの事件簿 II
    550円 (税込)
    『週刊角川』記者・小笠原は途方に暮れていた。わずか2日で、コンビニの弁当は数千円から数万円に、JRのひと区間は九千円以上になり、いくら金があっても足りないのだ。従来のあらゆる鑑定をクリアした偽札が現れ、ハイパーインフレに陥ってしまった日本。だが、まだ万能鑑定士・凜田莉子の鑑定がある! パーフェクトな偽札の謎を暴き、未曾有の危機から国家を救うことができるのか!? 書き下ろし「Qシリーズ」第2弾!
  • 万能鑑定士Qの事件簿 III
    550円 (税込)
    人気ファッションショップで、ある日突然、売り上げが落ちてしまう。いつも英語は赤点の女子高生が、東大入試レベルのヒアリング問題で満点を取る。この奇妙な事象をともに陰で操っていたのは、かつてミリオンセラーを連発した有名音楽プロデューサー・西園寺響だった。借金地獄に堕ちた彼は、音を利用した前代未聞の詐欺を繰り返していた。凜田莉子は鑑定眼と機知の限りを尽くして西園寺に挑む。書き下ろし「Qシリーズ」第3弾!
  • 万能鑑定士Qの事件簿 IV
    550円 (税込)
    希少な映画グッズのコレクターの家が火事になり、プレミア品の数々が灰になった。翌朝、やはりレア物のパンフレットやポスターを扱う店が不審火で全焼する。連続放火魔の狙いは、かつて全国規模でヒットを飛ばしながら存在を封印された1本の邦画だった。ミリオンセラー『催眠』の主人公、カウンセラー嵯峨敏也が登場、凜田莉子との初顔合わせを果たす。頭脳明晰な異色コンビが挑む謎とは? 書き下ろし「Qシリーズ」第4弾!
  • 万能鑑定士Qの事件簿 V
    550円 (税込)
    お盆休みにパリ旅行を計画した凜田莉子を波照間島の両親が突然訪ねてきた。天然キャラで劣等生だった教え子を心配した高校時代の恩師・喜屋武先生が旅に同行するというのだ! さらにフランスで2人を出迎えたのは、かつて莉子がデートした同級生の楚辺だった。一流レストランに勤める彼は2人を招待するが、そこでは不可解な事件が起きていた。莉子は友のためにパリを駆け、真相を追う! 書き下ろし「Qシリーズ」第5弾!
  • 万能鑑定士Qの事件簿 VI
    550円 (税込)
    町工場が作った洋服を、世界的に名の知れたショップに流通させられると豪語する女が現れた。雨森華蓮・26歳。海外の警察も目を光らせる彼女のもうひとつの顔、それは“万能贋作者”だった。彼女が手掛ける最新にして最大の贋作、MNC74とは何か。鎌倉の豪邸に招かれた凜田莉子を待っていたのは、不可思議にして目的不明な鑑定依頼の数々だった。莉子にとって最大のライバル現る。書き下ろし「Qシリーズ」第6弾!
  • 万能鑑定士Qの事件簿 VII
    550円 (税込)
    純金が無価値の合金に変わってしまう〈逆錬金術〉の謎を追って、凜田莉子は有名ファッション誌のカリスマ女編集長に接近する。小説の盗作騒ぎから5億円のペンダント紛失まで、数々の事件を解決に導いた莉子の行く手に、最大の謎が出現した。沖縄・波照間島で育った無垢で天真爛漫な少女が知性を身に付け、いまやマルサにも解き明かせない秘密の真相解明に挑む。書き下ろし「Qシリーズ」第7弾!
  • 万能鑑定士Qの事件簿 VIII
    550円 (税込)
    波照間島から凜田莉子に届いた突然の手紙。そこには「水不足問題は解消。寄付はもう必要ない」とあった。募金はまったく集まっていなかったはずなのに! 故郷に戻った莉子が見たのは、12億円で夢の発明を買えると信じ、無邪気に喜ぶ人々の姿だった。同級生の葵、結愛とトリオを組み、発明者のいる台湾へ向かうが、誰も彼の姿を見たことがないという……。莉子は故郷を救うため、台湾を駆ける! 「Qシリーズ」第8弾!
  • 万能鑑定士Qの事件簿 IX
    550円 (税込)
    「これは贋作ではないか?」かつて、ルーヴル美術館で凜田莉子が『モナ・リザ』に抱いた違和感。その直感が、莉子の人生に転機をもたらす。37年ぶりに日本開催が決まった『モナ・リザ』展。そのスタッフ登用試験に選抜されたのだ! 鑑定士として認められた、初めての大舞台。莉子はこれまで培ってきた全てを注いで合格を目指すが、『モナ・リザ』の謎が襲いかかる。最大の危機、到来!! 「Qシリーズ」第9弾!
  • 万能鑑定士Qの事件簿 X
    550円 (税込)
    凜田莉子は3年前のことを思い出していた。「万能鑑定士Q」を開業したものの、人を疑わない天然の莉子は騙されてばかり。身につけた知識を活かせず、経営も惨憺たる有様だった。見かねた恩人・瀬戸内陸は、門外不出の思考法を莉子に授ける。それは莉子の知性を飛躍的に高め、比類なき推理力を獲得させる重要なキーだった。莉子はなぜ、難事件を解決できるほど賢くなったのか。いま全貌があきらかになる。「Qシリーズ」第10弾!
  • 万能鑑定士Qの事件簿 XI
    550円 (税込)
    わずか5年で京都随一の有名スポットになった音隠寺。そこは、あらゆる願いがかなう儀式で知られていた。京都に赴いた凜田莉子は、住職・水無施瞬によるトリックをほぼ見抜くが、決定的証拠を握れずにいた。止められない瞬は、次の話題づくりに安倍晴明の式盤を狙う。所在不明の式盤を密かに探し、盗むつもりだ。「国宝」にたどりつくのは莉子か瞬か? かつてない敵を相手に、究極の頭脳戦が始まる。「Qシリーズ」第11弾!
  • 万能鑑定士Qの事件簿 XII
    550円 (税込)
    「『太陽の塔』を鑑定してください!」万能鑑定士Qに前代未聞の依頼が持ちこまれた。クライアントを追って大阪・吹田署の警部補が店に飛びこみ、牛込署の葉山も姿を現す。解明の急がれる重大な謎――『太陽の塔』に秘密の抜け穴は存在するのか。万博公園に赴いた凜田莉子を待っていたのは、正体不明の人物による鑑定能力への挑戦だった。知性のシンデレラ・ストーリー、いまここにクライマックスを迎える。Qの事件簿シリーズ第12弾!

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

万能鑑定士Qの事件簿 II のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年11月27日

    前巻と合わせて一つの話。
    2巻はスピード感があって一気に読んでしまった。

    松岡圭祐さんの本は初めてだったが、文体も読みやすく、とても良かった。続刊も読んでみようと思う。

    0

    Posted by ブクログ 2020年03月10日

    力士シール編完結!
    力士シールとハイパーインフレが実は裏で繋がってるのにはびっくりでしたね。莉子の鑑定眼ほんと凄すぎるし何よりこの物語のこんなリアリティある事件事細かに設定できる作者さん領域がもはや神、、!!笑
    瀬戸内さん、いい人だと思ってたのに残念だったな、、立場が高くなると金に盲目になりそうです...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年05月30日

    1巻と違って、時系列に物語が進んでいき読みやすかった。1巻で解決されなかった力士シールと偽札事件がちゃんと回収されていてすっきり。二転三転と読み手を振り回してくれるので、飽きない。豆知識豊富で、読んでいて楽しい。最後の結末は、悲しすぎる。これからの凛子と小笠原が楽しみ。

    1

    Posted by ブクログ 2024年01月20日

    1巻から続いてのストーリー。

    ハイパーインフレの謎や、力士シールの謎の回収はおお!という物があったけど、ラストの犯人にと対峙するシーンで莉子の心情描写がないのが気になった。
    どういった感情で彼女は謎を解いていったのか。
    天真爛漫、純粋無垢な彼女であるからこそ、その部分の感情が知りたかったりするのだ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2023年11月11日

    想定外の展開に驚いた。
    当初の始まりであった力士シールのいたずらが、実は紙幣の混乱に結びついていたとは...。
    ハイパーインフレの原因も、偽札製造ではなく、本物の紙幣に加筆してそれを世間へ報じていたということであり、犯人も凜田を育て上げだ瀬戸内さんだということには驚いた。
    当初貼った伏線を全て本巻で...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年12月31日

    力士シールから偽札事件への展開が見事です。日本経済が破綻してハイパーインフレに陥いる。その危機を救うのが万能鑑定士Qであった。

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月08日

    第一巻からの続きで力士シールと偽一万円札の謎が明かされる。
    これはやられた。まんまとやられた。く~。

    0

    Posted by ブクログ 2021年07月20日

    万能鑑定士Q Ⅰ (いち)の続き。
    犯人が意外な人すぎて思わず、え!と声を出した。
    凛田さんの観察力がものすごく鋭く少し見ただけで、この人はこうこうこうだと言って読む側を圧倒するが、時に騙されたと嫌悪感に包まれたり少し人間味ある感じがした。
    よく凛田さんの視点や小笠原さんの視点色んな人の視点に立って...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年10月20日

    凛田莉子はあるだけのお金を持って故郷を目指した。雑誌社に送られてきた一万円と同封の用紙には沖縄の痕跡がある。また藤堂工芸官の部屋のエアコンの室外機は沖縄仕様だ。沖縄に何か痕跡があるはずだ。このハイパーインフレの日本を救うにはやってみるしかないと凛田莉子は決心した。

    0

    Posted by ブクログ 2018年10月08日

    1巻の続き/ 面白い/ 荒唐無稽だと分かってはいるが、ここまで話を成立させるのは凄い/ ご都合も凄いけど、この話を書ける作家はそういないだろう/ 力士シール、一万円札偽造、ロープ、リサイクルショップ、インフレ/ 善良な志をもった社長が救われずにかわいそう/ だが娘が逡巡せずにすぐに通報するからこそ少...続きを読む

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