生きている理由

生きている理由

858円 (税込)

4pt

伝説の美女・川島芳子はなぜ男になったのか?史実の「はいからさんが通る」は危険で謎多し。滅び行く清の王女は国を去り、日本で川島芳子として育てられた。後に日本の大陸進出を邁進する闘士として、東洋のジャンヌ・ダルクと持て囃された彼女が、なぜ十代で女を捨てて男になると宣言し、「男装の麗人」に変貌したのか? 国家を巡る思惑の狭間で生きる少女の数奇な恋と運命。激動の青春篇!

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    男装の麗人と謳われた川島芳子の半生。生まれながらに背負った清王朝の娘という重荷に思いを馳せると不憫でならない。乾坤一擲の機会を逃すまいと理不尽な養父の料簡に耐える様は筆舌に尽くし難い。一方で、切磋扼腕の末、重荷を下ろすまでの少女の懊悩に落涙。続編に期待。

    0
    2021年04月09日

    Posted by ブクログ

    松岡さんの 歴史もの 好きですね。

    推理物も 面白いですが このジャンルも 最高です。

    主人公が 女性なので どうかと 思いましたが。

    いっきに 読むことが 出来ました。

    黄砂の籠城の 続きみたいな感じで

    今後の 作品が 楽しみです。

    0
    2020年04月06日

    Posted by ブクログ

    相変わらず見事な展開に感動すら感じる。史実か否かを問う気にもならない。壮大なトリック(?)を毎回用意しつつも実は言いたいことはそんなことではなく、というのがすごい

    0
    2017年10月18日

    Posted by ブクログ

    来年続編が出るって書いてあるのに奥付け見たら6年前⁈
    粛親王子供多いな。
    恥ずかしながら芳子が結婚離婚してたことも知らなかったので早く続きを読みたい。

    0
    2023年07月08日

    Posted by ブクログ

    川島芳子、本名は愛新覚羅顯シ(王へんに子)。清朝末期、粛親王善耆の第14王女として生まれながら、日本の養父の元で育てられ、男装の麗人として一世を風靡した。
    東洋のマタ・ハリやジャンヌ・ダルクとも呼ばれ、太平洋戦争終結時に中国でとらえられ、スパイとして死刑判決を受けたという彼女の確定した史実は極めて少

    0
    2018年11月17日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    史実の「はいからさん」などと帯に書いてあったが、話はもっとシリアスで重いが、キャラが立っていて読みやすい。
    川島やカンジュルジャムが登場時と最後は180度印象が違うのはどうか?

    0
    2018年08月01日

    Posted by ブクログ

    今回は「男装の麗人」について。最近の松岡圭祐は力作続き。史実通りではないかもしれないが、こうだったのかもしれないという説得力はある。次回作が待ち遠しい。

    0
    2017年10月21日

    Posted by ブクログ

    今年に入って『黄砂の籠城』、『八月十五日に吹く風』に続く3作目。義和団事件、キスカ島から今回は川島芳子である。
    謎が多い人物だけに、さすがに今回は「史実に基づく」とはいかなかったようで、「史実から発想された」とある。

    それにしても、少ない材料から組み立てる手腕は素晴らしい。本書の様々な見方は解説に

    0
    2017年10月18日

    Posted by ブクログ

    何というか、波瀾万丈な人生だなと。
    女を捨てて男として生きるという理由づけは、正直よくわからないフワッとしたものだった。そこに行き着くまでの苦悩や葛藤が、当人視点からは描かれなかったので、少し描写が足りなかったのかなと思った。

    0
    2024年03月20日

    Posted by ブクログ

    最初の方はだるかったけど最後は結構盛り上がった。

    なんでそんな選択しちゃうのかな、と思いつつも彼女なりの精一杯なんだろうなぁ、と。

    続きが発売されるようなので楽しみにしてます。

    2018.10.13

    0
    2018年10月13日

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