ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • シュレディンガーの密室

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    生涯忘れられないような、とんでもない読書体験を味わいました。
    息の詰まるような閉塞感、ビリビリと伝わってくる危機感、倫理をめぐって交わされる議論。二転三転、ついには逆転する結末にまんまと翻弄されました。
    本書の魅力を語ろうとするほど、ネタバレに繋がってしまう。とりあえず読んでください!という無責任な勧め方しかできないことが悔しいです。
    さあ、物語の「扉」を開きましょう。観測を終えるまで決して気を抜かないように。

    ★こんな人におすすめ
    ミステリを愛してやまない人
    生命倫理に興味関心のある人
    絶望を味わいたい人

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    2026年08月19日
  • キネマの神様

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    久しぶりに、マハさんの、ずっと読もうと思ってた本を読めた。
    初めから心捕まれて、2日で読んだ。とても、好きだなぁ。友人にも進めたい1冊!

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    2026年08月19日
  • 美しい距離

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    加藤千恵さんが「素晴らしくない?」と言っていたのを見て読んだ。素晴らしかった。端々から夫が妻という人を大切に大切にしているのが伝わる。夫の妻の愛し方も「距離」を大切にしていて、それも「美しい距離」であると感じた。

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    2026年08月19日
  • 手紙屋 蛍雪篇 ~私の受験勉強を変えた十通の手紙~ ジュニア版

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    勉強って孤独だし、我慢の連続。
    それはそうだけど、みんなやってるし、やるしかない。そんな「精神論」を子供に押し付けなくてよいように。中学生の次男にもわかるように。ジュニア版が出されていたのはありがたい。

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    2026年08月19日
  • 悪女について

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    有吉佐和子の代表作としての紹介であった。芥川龍之介の藪の中の小説かと思っていたら全く異なっていた。富小路君子について反対の見方をしている人はまったくいなかった。これも面白い書き方である。

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    2026年08月19日
  • 寝煙草の危険

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    アルゼンチン。ホラー。短編集。
    めっちゃ面白かった。怖いしグロテスクなんだけどどこかに高潔さがあると思う。ゴシック??
    偏執的な妄想にとらわれている人の心理描写がすごい迫力で取り込まれそうになる。若い時に読んでいたらまずかったかもしれない…。

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    2026年08月19日
  • 山ぎは少し明かりて

    pie

    購入済み

    辻堂ゆめ先生の作品には何度も驚かされてきましたが、今回は読み終えたあとに驚かされました。

    社会的な問題を背景にしながら、その根底にあるのは家族の物語。派手などんでん返しや驚きで読ませる作品ではなく、登場人物それぞれの思いを追いながら、しみじみと読み進めました。

    読了直後に残ったのは、感動と悲しい余韻。そして、少しの引っかかりでした。

    その引っかかりが気になって、もう一度ページを戻ってみると、最初に読んだときには気づかなかったものが見えてきました。語られなかった先の未来で、家族の思いがつながっていくことを私は信じたいと思います。

    #感動する #切ない

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    2026年08月19日
  • イコ トラベリング 1948‐

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    ネタバレ

    泣きながら読み終わりました…。胸がいっぱいです。
    角野栄子さんの「トンネルの森1945」の続編です。「トンネルの森」は戦時中に、小学生くらいの主人公イコが、東京から千葉(だったっけ?)に疎開し、たくさんの辛い経験をしながら成長する物語…だったけど、こちらは戦後です。
    さぁ、戦後…!新しい社会がつくられていく時代に、感受性豊かで芯が強く、好奇心旺盛な…でもある意味、ごく普通の女の子のイコが、どんな風に成長するのか…って考えただけでもドキドキする。
    イコは、勉強は特に得意ではない。数学はてんでダメで、戦後、進駐軍のお金持ちの家の中をのぞいてみたい(っていうか実際にのぞく)、英語で話してみたい、外国

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    2026年08月19日
  • もう怖いのは締め切りだけ ある翻訳家の取り憑かれた日常

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    ネタバレ

    今回もとても面白かった(人の日記を読んで面白いって言うのもなんかちょっと失礼だったりしないだろうか……と、ちょっとビビっているが)。
    失礼ついでに……と言ってはなんだが、これを読む前、なぜか村井さんの義父母はもう……と思っていた。なぜだろう。よくわからないが、どこか違うところで介護が終わった印象を受けたのかもしれない。だから読んでいるあいだじゅうずっと、きっと日記にはついに義父母が……みたいなことが書かれているのだろうと、楽しく読みながらも身構えていたのだけれど、あれ?そんなことはなかった。それぞれ施設に入所はしたようだけど……

    介護とかについて考えると、気が重くなる。もうかれこれ10年以上

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    2026年08月19日
  • うつくしい人

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    ネタバレ

    表現がとても好きだった。こんなに瑞々しい変化の描き方もあるんだって。ぐったりと疲れていたのだが、「疲れて」はいなかった。に全てが詰まっている。

    吸収するだけじゃなくて置いていくことも必要なのかもしれないと思います。 吸収すること身に付けることだけが、人間にとって尊い行為なのではない何かを金繰り捨て忘れていくことも大切なのだ。

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    2026年08月19日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    俺たちが、己の振る舞いも含めて、きっとどこかで直面してるようなリアルな悩み、妬み、吐き出せない本音に、ウンウンと頷きながら読み進めた。

    連作ではないが、シリーズ2作目までに登場した常連たちにまつわるエピソード、常連たちも、生きづらさを抱えて、この夜カフェにたどり着き、マスター「シャールさん」の染み渡るように刺さる優しいコトバと、身に沁みるマクロビオティック料理に心のウミを出しながら前を向き始めた人たちだった。

    第三話、めんどくせぇなぁ、早く折り合いつけて自由になれよ、と読み進めたら、終盤になって、なんと企業人だった頃のシャールさんも関係するエピソード、カッコ良すぎるだろ、と心の狭い俺は妬み

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    2026年08月19日
  • 猛毒のプリズン 天久鷹央の事件カルテ

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    悲恋のシンドローム並みに好きな話だった。
    天久鷹央シリーズのクローズドサークルはさぞ面白いと思っていたが、想像以上の面白さだった。
    物語として綺麗に完成されている感じがした。
    謎が重なりあっている物語としての面白さと、登場人物同士の信頼や意思が見えるシリーズものとしての面白さ両方があった。

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    2026年08月19日
  • 向日葵の咲かない夏

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    私を道尾秀介沼に引き込んだ作品。

    好き嫌いが分かれると言われているのはとても納得。ジャンルはミステリーだが、ホラーの要素もあり、どんでん返しの内容には不快感も含んでいる。
    でも、その不快感がイヤミス好きなどには刺さると思う。私は大好きだった。

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    2026年08月19日
  • オオルリ流星群

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    空缶タペストリー昔作ったなぁと思いながら、読み進め、いつの間にか涙が出てきた作品。
    登場人物一人一人の45才だからこその心理、様々な境遇の心理が描かれて、一部でも重なる部分があるからこその自然な涙なのかも。
    持つべきものは友。そしてどんなものでもいいから何かにこだわれる事はとても幸せ。そんなことを思える本です。元気が出ます。

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    2026年08月19日
  • 赤パンラプソディ

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    あら大変・・大変と思いながら、面白く読みました。
    家族の中のお父さんであり、夫であるこんな人も…何だかね…
    インスタで見てこの本を読みました。

    最近は、次に読む本の種は・・・インスタから・・・なんですけど・・

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    2026年08月19日
  • 夜明けのすべて

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    瀬尾まいこさんの本を読むのは、「そしてバトンは渡された」に続き2作目だが、どちらも人のぬくもりに触れられる素敵な本だと思った。

    PMSに苦しむ藤沢と、パニック障害に苦しむ山添は、最初はお互い病気のことで諦めていたり、イライラしていたが、藤沢の思い切った行動(本人は無自覚)により関係が変わっていき、お互い素の自分を出せる気楽で居心地の良い関係を築いていく。

    友情も恋愛感情もないが、おせっかいな性格から相手の事を思って行動して、それが相手にとって救われて…ということが繰り返されていて、とてもいい関係だと思った。
    やっぱり、人と関わることはいいなと思った。私も大切に思ってくれる友達をとても大切に

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    2026年08月19日
  • 大好きな人、死んでくれてありがとう(新潮文庫)

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    面白かった。誰にとっての大切な人なのか、想像しながら読んだ。
    ハッピーエンドではないけど、サクサク読めて、一気に読み終わった。

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    2026年08月19日
  • 大人になったら、

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    今年27歳の代の自分の周りは結婚ラッシュで少し不安や焦りを抱え始めた時期に出会えて良かった。共感できる部分あり、少し勇気をもらえる場面もあった。

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    2026年08月19日
  • 神様のカルテ

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    やっぱり好きだな夏川草介さん。

    上橋菜穂子さんの解説が秀悦。
    『本を読み終えたとき、心に灯火がともるような物語があります。ロウソクの炎のような、小さい静かな灯火が本からそっと移ってきて胸の底に灯され、ちょっと揺れ、やがて、しっかりと炎の姿を保ちつづけていく-本書は、私にとってそういう物語でした』

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    2026年08月19日
  • ハヤブサ消防団

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    東京を離れ、亡き父の故郷・ハヤブサ地区へ移住したミステリ作家・三馬太郎。地元の消防団に入団し、田舎暮らしに馴染んでいく一方、長閑な集落では不審な火災が相次いでいた――。

    田舎の風景や暮らしの描写が素晴らしい。魚釣りやゴルフ、狩猟、地域ならではの食。そんな日常が生き生きと描かれ、いつしか自分までハヤブサ地区の住人になったような錯覚すら覚えた。きっと、移り住んで間もない太郎と同じ目線で、この土地を知り、好きになっていったのだと思う。

    そして何より魅力的なのがハヤブサ消防団の面々。地方コミュニティならではのクセはありながら嫌味がなく、みんな自分たちの地域を愛する熱い心の持ち主だ。その思いに触れる

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    2026年08月19日