ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択

    Posted by ブクログ

    家事=自分の面倒を自分で見れることが、最後まで尊厳を持って生きていくことにつながる、という発想はなるほどと思った。考えてみたら、わたしは鍋でお米をどう炊いたらいいかわからない。もし認知症になって、炊飯器のたくさんのボタンのどれを押していいかわからなくなったら?最低限の道具と単純な動作で家事ができるようにしておくことは、老いに備えることでもあるのだ。

    0
    2026年06月02日
  • まぐだら屋のマリア

    Posted by ブクログ

    傷ついた人たちの再生の物語。

    紫紋は職を失い、死の影がチラついていた。所持金は千円。19歳の浅川悠太が自殺したのだ。海沿いを走るバスに乗り、所持金の額になったところで降りた。歩いていると「まぐだら屋」とある料理屋さんの前に差し掛かった。マリアと名乗る女性がご飯を出してくれた。食べてしまった。無銭飲食だ。食堂を手伝うことになる。

    また行き倒れをマリアが拾う。丸狐くんという。紫紋の家で世話をする。元引きこもりらしい。母を殺したという。

    丸狐くんの母が生きていたことがわかって、丸狐くんは帰っていく。マリアが指のない男と去る。紫紋はひとりになる。もともと体調の悪かった女将さんが、いよいよ危なくな

    0
    2026年06月02日
  • リアルフェイス

    Posted by ブクログ

    硝子の塔の殺人がよかったので購入。

    やっぱり「面白い」は正義!
    展開、読みやすさ、登場人物のキャラクター性、、あんまり持ち上げると変にハードルをあげてしまうかもしれないけど、全部のバランスが良くて、一気に大好きな作者さんになった。

    後半はワクワクとハラハラ、そしてニヤニヤが止まらなかった。

    0
    2026年06月02日
  • 思い出のマーニー 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった!!
    終盤でさまざまな出来事や伏線が回収されていき、それを受けて改めて序盤からのやり取りや言葉を思い返すと、まったく違った印象で見えてくる作品だった。
    観る前はシンプルな少女の成長物語なのかと思っていたが、実際には多くのテーマを内包しているように感じた。
    自分が愛されていたことに気づく物語でもあり、本当の友達とは何かを問いかける物語でもある。また、孤独だと思い込んでいたアンナが、さまざまな人との出会いを通して少しずつ変化していく物語でもあった。
    特に印象的だったのは、アンナが救われるのが「特別な力」や「劇的な出来事」によってではなく、自分を取り巻いていた人たちとのつながりや、自分が受

    0
    2026年06月02日
  • まぐだら屋のマリア

    Posted by ブクログ

    ドラマ化され再読しました。

    ドラマは4回でまとめてあり、それでも内容は濃く感動で終わりましたが、原作はやはり最後の章まで丁寧に描かれていて涙が止まらずでした

    生きることに絶望した人々に温かい食べ物を与えてくれ、母のような愛で支えてくれるマリア
    マリア自身も壮絶な過去を抱えて生きてきたからこその贖罪の思いもあるのでしょう…

    子を想う母の深い愛情、全ての人に生きる糧を与えてくれるような物語だと思いました
    私自身が身内を亡くしたばかりでしたので余計に感情移入したお話でした

    0
    2026年06月02日
  • 第三の時効

    Posted by ブクログ

    先に読んだ噂が面白く、他にも警察小説読みたいなーと思って、そういえば米澤穂信がオススメしてたなと思って読むことに。

    お名前はよく存じてたし、映像化もよくされてる方だけど読むのは初めてでした。

    面白かったー!短編なので読みやすかったです!
    一気に読んでしまった。
    渋くてかっこよかったです。他にも読んでみたいなぁー!次は何が良いかな?

    0
    2026年06月02日
  • シャーロック・ホームズの冒険

    Posted by ブクログ

    『ボヘミアの醜聞』を読んで面白かったので、スルスル読み進められた。
    短編なので平日に読むのに丁度いいバランスであった。
    「こと恋愛となると、まるきり手も足も出ない不器用な男だった」
    ホームズのキャラクターがますます好きになった。

    0
    2026年06月02日
  • 一番の恋人

    Posted by ブクログ

    ぶっ刺さった。刺さりすぎてつらかった。
    たまに自分に向けて書かれた本じゃないかと思える本に出会えるから読書はやめられない。

    結婚して子供を産むのが普通という社会が生きにくい人・男らしいに囚われてる人におすすめしたい。

    このテーマを上手くまとめきってる。

    0
    2026年06月02日
  • 告白

    Posted by ブクログ

    映画は未鑑賞だったので先入観無く読むことが出来てよかった。
    序盤から誰が犯人なのか明らかにされた上で、語り手それぞれから生い立ちや動機が語られるのが答え合わせするようで面白かった。

    0
    2026年06月02日
  • 無機的な恋人たち

    Posted by ブクログ

    前作の「聖なるズー」で、タブーに切り込みつつもマイノリティにフラットな目線で寄り添う著者にとても感動したので、本作も楽しみにしていた。

    本作は何より著者の体当たりの取材が凄かった。英語ができる方なのか?取材対象はほぼ欧米人なのだが、初対面にも関わらずラブドールで埋め尽くされた男性の家に数泊したり、現地の過激なイベントに参加して実体験したり。なかなか日本のノンフィクションライターでもこういうタイプの方はいないので、もっと評価されても良いのでは?と思った。著作がまだ少ないからかな。
    怖いもの知らずというより、偏見がないからこそ体当たりな取材ができてる印象。すっかり著者のファンになってしまった。

    0
    2026年06月02日
  • 百年法 上

    Posted by ブクログ

    日本の政治家たちは、本当にこうなるだろうなーって思いながら読んだ。
    ありそうすぎて、序盤はイライラしました。
    私たち国民も、無関心無責任、先のことは考えない。
    今の同じじゃぁないか。
    それでいて、危機感を持った所でどう動けばいいのかわからない。
    後半はどうなるんだろ。

    0
    2026年06月02日
  • マタニティ・グレイ

    Posted by ブクログ

    現在私自身が妊娠9か月。こういう状況だからこそ手に取った一冊。
    仕事一筋だった主人公が妊娠をきっかけに、周りの人の影響を受けながら変わっていく様子がリアルだった。
    最後の分娩のところは読み進めるのが怖かったけど、これから出産という大仕事を抱えた自身にとっては頑張る源になる言葉をたくさん貰った。
    自身が出産を終えたらこの本からもらった言葉を読み返して答え合わせしたい。

    0
    2026年06月02日
  • リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ

    Posted by ブクログ

    表紙絵がかわいくて、タイトルがおもしろくて、そして今日はサクサクっと本が読みたくて。

    マレーシアからの帰国子女の、女の子が主人公。名前は、花岡沙弥、あだ名はさーや。中2の9月に転入なんて、誰が考えたって大変だ〜
    出来上がった友達の中に入るのは緊張する。

    さーやと中3の佐藤先輩(女子)の出会いがおもしろい。場所は図書室。なんと2人は、短歌を一緒に詠むパートナーになるのです。俄然、おもしろくなってきた! 私、短歌好きです。詠むのは下手くそだけど。変わったタイトルのヒントは、短歌です。タイトルの秘密は、読み始めで分かります。

    さーやの片思いの相手、藤枝くんが給食を食べない、それはなぜ?とか、さ

    0
    2026年06月02日
  • うたうおばけ

    Posted by ブクログ

    同じ岩手県という事で、レギュラー番組を持つラジオでれいんさんを知った。
    作品を読むのは初めて。
    ラジオの語り口やネットで見る姿のほんわかした感じと違い、結構辛口で面白い。
    ちなみにこの前ラジオで聴いた話だと、この頃はまだ、何か爪痕を残そうと思いながら書いてたらしい。

    0
    2026年06月02日
  • 湯気を食べる

    Posted by ブクログ

    もうずっと自炊をしていないのに、読んだそばからぶんぶんチョッパーを買い、自炊の具材を買い込んでしまった。

    0
    2026年06月02日
  • 未完の肖像

    Posted by ブクログ

    メアリ・ウェストマコット名義で出版された作品。
    メアリ・ウェストマコット名義で書かれた作品はクリスティの内面を反映しているように思う

    0
    2026年06月02日
  • 猫鳴く森で謎解きを

    Posted by ブクログ

     埼玉県にある進学校、霧森学院高等部。そこに通う兎川雛太と鷹宮絵愛はボランティア部の部長である渡亜蓮に誘われ、夏休みを使って、保護猫団体のNPO法人が運営に関わる『猫に会えるキャンプ場』を訪ねることに。そこで出会った他の学校の生徒たちと楽しく猫と戯れるはずが、参加メンバー間の小競り合い、さらに殺人事件まで起こってしまう。第一発見者となった雛太は、被害者と直前にトラブルがあったこともあって、疑いの目を向けられることに――。

     というのが本書の導入。シリーズの二作目ということを知らずに読んでしまったのですが、内容自体は独立していたので問題はなさそうです(ただ随所に前作の情報と思わしき記述があるの

    0
    2026年06月02日
  • アリアドネの声

    Posted by ブクログ

    看護師だからか、あらすじを読んでから、その設定に一気に引き込まれました。普段仕事で盲目の人や体の不自由な人と関わることがあります。しかし、災害現場であることすら大変なのに、ドローンで避難誘導を行わないといけないとは。まず意思疎通は?怪我は?どう避難させる?読む前から色々と考えさせられました。劇的な最後ではありませんが、読んで良かったと思える一冊でした。

    1
    2026年06月02日
  • SG シャドウ・ガバメント

    Posted by ブクログ

    心意気がいい!
    政治に無関心な国民ばかりなので、政治家だけが肥え太る!
    身近なテーマだけでなく、大きな問題を扱う小説も必要!
    戦争反対!

    0
    2026年06月02日
  • 地上の楽園

    Posted by ブクログ

    秀作です。慟哭です。
    とても興味深い作品でした。
    私の めったに しない 
    知人に紹介出来る作品です。

    内容が重すぎるので、
    好き嫌いは、ハッキリ別れるとは思いますが。

    作中に登場する「○○」という街の近くに住んでいたことがあります。

    ずいぶん前なので、今でもそうなのかはわかりませんが、
    当時は、近鉄線の扉が プシューっと開くだけで
    焼き肉の香りがする Koreaなところでした。

    別に差別的な偏見で言うわけでは無いのですが、
    その界隈は、歴史的にもいろいろな雰囲気を
    孕んだ
    所でした。
    作者が描いた物語そのものが、
    確かに実感出来る街でした。

    無いように見えて、でも、やっぱり差別や偏

    0
    2026年06月02日