小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレひとつめはSNSでの悪意、一部を見て全体を知った気になる人間の欠陥など現代における問題を書いている。人間の仮面の切り替えを文章に落としていて、とても面白いと感じた。
ふたつめは蛙化現象について。よく聞く言葉だが、その語源となる話もかかれており、勉強になった。人生のピークで終わってしまったほうがいいというのは確かにわかる気がして、少しゾッとした。
みっつめは亡くなった祖父との追想と時間によって変わってしまったものについて。子供の頃、大きかったものが小さくなっていたり、大好きだった人がいなくなってしまったりと身近な気持ちを感じさせる話でした。
よっつめは心優しき探偵とコミュ力高めな相棒の話。生まれ -
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Posted by ブクログ
君のクイズに続き、小川哲さんの作品は2作目。同じ方が書いてるとは思えない作品で、私は本作のほうがお気に入りでした。「真実を話そうとしすぎ。」「才能という黄金を摑みたかったのだ。」「でもそうだとしたらそれこそ偽物じゃないか?」「自分には知らない事が数多くあるのだということを知る。それこそが転だ」など、自身に響くフレーズが多くあった。そしてなにより、(可能世界の?)小川さんが主人公で、エッセイ風でただ、フィクションという、新しいストーリーが不思議なようで読みやすく、非常に楽しい時間を過ごせた。明日から、いや今日からの自分の人生に鮮やかではないが、暗い彩りを重ねてくれそうなそんな作品です。