小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
大人になってからはどうしても計算的な恋愛になってしまう。そこには相手のためを想った行動でも、それが相手を息を詰まらせることだってある。
この小説の主人公、麻衣は結婚を考えていた相手に浮気され、ふと高校の頃にクラスメイトとした約束を思い出す。
「30歳までお互い独身だったら、結婚しない?」
お互いを幼い頃から知っているからこそ、そう簡単には恋愛には結びつかないのだけれど、心はずっと惹かれあっているのだと感じた。
家族とは、夫婦とは、居心地の良い相手を選ぶべきというのは間違っていないなぁと認識。
特別な日だけを特別に過ごせる相手よりも、自分の日常に溶け込むような、それでいて言いたいことが言え -
Posted by ブクログ
今まで読んできた本のなかでいちばんハートフルだったかも。すごくあったかくて、優しい気持ちになれる。
人と人とが信頼関係を構築していくなかで自己開示をし、それによって少しだけ前を向いて進んでゆく物語。登場人物が抱える過去やそこから生まれた辛さや苦しみが矮小化されたり馬鹿にされたりせず、どれも等しく尊重されるべきものとして描かれているのがよかった。
人を助けるためには相手の気持ちを考えるだけでなく行動にも移すこと。人との信頼関係を構築するためには、自己開示をする必要があるということ。このふたつの大切さを教えてくれる作品だった。
それぞれがそれぞれの過去と向き合い、少しだけ前を向く。劇的な展開はない -
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宣賛&関勝回かと思いきや、まごう事なき燕青回!!!カッコ良すぎる〜!!
韓滔も好き……呼延灼や彭玘との絡み……泣いちゃうよあたしゃ……。
林冲&史進も良すぎるし、朱富〜!!朱貴とはまた違う空気感、良き!!
青蓮寺もいいね〜!黒いッ!
出てくる漢が毎回カッコよくてマジで眼福。たまらんね(笑)
今回はラストも良き。ほんわか。武松&李逵がこんな扱いになるとは登場時には思わなかったなぁ。李逵が人気なの、わかる。
それにしても、回を追うごとに何言ってもネタバレになるから、ただただカッコいいしか言えなくなるな……(笑)
今回は解説が日中文学の偉い先生だから、知らない話が読めたのも良き。そう言えば史 -
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松下隆一『落としの左平次 三 忘れ去られた女』ハルキ文庫。
来月にはシリーズ第四弾が刊行されるようなので立て続けに第二弾、第三弾を読んでいる。
書下ろし時代小説シリーズの第三弾。表題作『忘れ去られた女』、『恨みのかたち』、『怒りの左平次』の三篇を収録。
左平次が清四郎に厳しく当たるのは清四郎に見所があるが故のことか。左平次が廻り方としての心構え、探索のやり方だけでなく、人としての道までも教えようとするのは、清四郎の父親との約束と左平次自身が辛い思いをしたからに違いない。
今も昔も組織というものは全てが正義とは限らない。どんなに立派な企業であっても密かに不正やコンプライアンス違反を行う輩 -
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最初はかなり読みにくかった…
シングルマザーとかIターンとか、そういった人が生きやすい場所があるというのは救い。自分自身の努力もすごく必要だけど、受け入れ態勢が整っているかどうかもすごく大事。
いま、私には島での暮らし含め、地方の暮らしというのは選択できないけど、長期休みとかでそれを体験出来たらすごくいいな。と思う。
最後はなんなら物足りなかった。もっと読みたい。もっと4人の関係を、その後を知りたい。続編とか出てほしいな...番外編とかも出してほしいな...東京バンドワゴンみたいにできないかな...
ヨシノみたいな仕事が自分にできるとは思わないが、とても憧れる。こういう人間になりたい。 -
Posted by ブクログ
少し時間が経つとは思うが、気になるタイトルだったので、手に取った。車内でもさらさらと読めたが、下車時には目頭が熱くなっていた気がする。
本書は、世界の人口を100人とした場合における
その村に住む住民の構成や状況等を説明する。
昨今の物価高高騰により、日々の暮らしにもどこか焦燥感等を滲ませざるを得ない状況であると思い詰めていた自分の視野の狭さに胸が苦しくなった。
「巡り往くもの、また巡り還る」というフレーズが、脳裏から離れない。
多様性を尊重する時代になってから久しいが、多様性を構成する個人自身が変われば、この村が直面する飢餓等の環境問題等を救えるであろうと主張する筆者に激しく同意し
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