あらすじ
垣谷美雨さん絶賛!
「この本は死ぬまで本棚の片隅に置いておき、自分を見失うたびに再び手に取る。そういった価値のある本です」
就職して理想の一人暮らしをはじめた美帆(貯金三十万)。結婚前は証券会社勤務だった姉・真帆(貯金六百万)。習い事に熱心で向上心の高い母・智子(貯金百万弱)。そして一千万円を貯めた祖母・琴子。御厨家の女性たちは人生の節目とピンチを乗り越えるため、お金をどう貯めて、どう使うのか?
知識が深まり、絶対「元」もとれちゃう「節約」家族小説!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
幸せの基準を自分の中に持って、それを守り抜くのって難しいよなって、友人が金持ちと婚約した人の話を読んでいて感じた。
死亡保険がかかっていて婚約破棄になりそうって話が出てきて、羨む気持ちは無くなっても他者との比較そのものから脱却できるわけじゃないよなと。
他人は他人で自分は自分って、心の底から思うのって難しいね
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(Audibleで聴取)
タイトルを見て実用書かと思いましたが、いろいろな世代、立場の登場人物の「人生」をいろいろと考えさせられる物語になっており面白かったです。
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◯あの人たちには変わらぬ日々が流れているんだな、街絵さんのことなんてなんとも感じてないんだな、と美帆は思った。(18p)
◯秋になったら白菜の種を蒔いて、二ヶ月もかけて丁寧に栽培し、「おいしい鍋にしましょ」と楽しみにいきている。(180p)
◯人生はいつからでもできることがある、ということ。(305p)
◯お金や節約は、人が幸せになるためのもの。それが目的になったらいけない。(337p)
★お金や人生について勉強になる、だけでなく小説が面白く、どんどん読み進めました。何をいまさら、ですが原田先生の著書を読むのは初めてでした。
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三千円あれば何ができるか。豪華な食事も、遠い旅も難しい。その小さな額に人生の価値観を映し出した。節約とは、ただ我慢することではない。将来への備えであり、家族への思いやりでもある。登場人物たちは金額以上に、自分が何を大切にしたいのかを問い続ける。金は生き方を映す鏡だと気づかされる。財布の中身より、使う人の心のほうが、人生を豊かにも貧しくもするのである。
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月収がおもしろかったので続けて読んだ。
おもしろかった。お金に対する感覚を再度考えた。
すいすいと飽きが来ずに読めて最後はホロリと胸が温かくなった。
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ここに出てくる人だけでもみんなそれぞれいろんな人生があって、いろんな経済状況だなぁと自分も励まされる
最後は綺麗にまとまって、そう来たかー!というミステリに似た快感も笑
しかし全てはお父さんが思ったより話の通じるまともな人だった、という点にかかっている
数人の女性が向き合っている様々なお金関係のことについて。
物の値段が上がって、スーパーでの買い物でも頭をひねらせて「いかに節約するか」を考える必要が出てきてしまった今の社会だからこそ響く本だと思った。
手元に置いておきたい作品でした
たまたま見かけた本ですが、気付けば自分の境遇と重ね合わせて読んでいました。誰にでも当てはまる状況、心情が要所要所にありました。そして最後には自分の生き方や考え方は決して間違ったものではない、むしろ前向きに捉えて良いのかなと思えてきました。不思議ですねー
一見この物語には大きな盛り上がりがないと思えましたが、思い返すと自分の人生に当てはまる事が多くてそれを盛り上がりとせずになんと言うか?と思いました。お金の事や人間関係や自分の醜さに悩んだ時(この先人生に何度あることか)にふと思い出しては読み返したくなる作品だと思います。
おすすめです
小説としての話の展開も、最近のお金の話も、全て興味深い。人気の作品なのはよく分かります!女性におすすめです!
おすすめです。
色々な人と考え方があって良いんだと、改めて思わされた作品でした。
次々と読みたくなり、すぐに読み終わりました。
とても 読みやすい
登場人物それぞれに共感しながら、自分の金銭感覚や生活について 改めて考えさせられる小説でした。これからの生き方にも影響しそう。読んで良かったです。
Posted by ブクログ
目的を持った節約が大事だよって教えてくれる一冊。
様々な人の視点から
・お金の使い方
・人生設計
・周囲の人間との関わり方
などをストーリー形式で学べる。
特に印象に残ったのは、二つある。
一つ目は『家計簿という記録』
少しでも節約するにはまずどのくらい使ってるかを可視化させることで目標と手段が明確になる。
二つ目は『隣の芝生は青く感じるものだということ』
誰かが良い経験をしてるのに、自分はそれはできない立場だから羨ましく思う。しかし気持ちは無駄である。
考えればおこがましい話だし、自分ば自分の歩幅で生きていけばいいと思う。
そういう考えで生きていけば、友人や知り合い、他人がどんな良い体験をSNSに上げててもストレスにならないだろう。
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実用書的なものかと思って購入した一冊。がっつり小説でびっくりした。けれど、ちょうどお金のことを考え始めたばかりだったので共通する部分が多くて、ふむふむとなりながら読むことができたので実質実用書だと思う(←)
登場人物たちのキャラがなんか好きだ!
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すらすら読めて、お金の勉強にもなってよかった!
家計簿ちゃんとつけなきゃ
琴子さんみたいに何歳になってもチャレンジ(理由がなんであっても)したいし、美帆みたいに好きな人と乗り越えていけるように色々お金の勉強しなくちゃ
この家族の、距離感が良かったな
Posted by ブクログ
Audibleで聴了。
お金の話ではあるけれど、それ以上に、家族との距離感や働くことについて考えさせられた。
三千円って大金ではないけど、何に使うか、何を我慢するかに、その人の価値観が出るんだなと思った。
こんなふうに、悩みながらも何かあれば話せる家族っていいなぁ。
私は家族に自分のことをあまり話さない方なので、そこは少しうらやましかった。
おばあちゃんが70歳を超えても働きたいと思うところも印象的だった。
お金のためだけじゃなく、人の役に立ちたいとか、社会とつながっていたい気持ちもあるんだろうな。働くって何なんだろう、とぼんやり考えた。
次女の結婚相手については、お母さんの反対もかなり現実的だと思った。
結婚って、やっぱり本人同士だけでは済まない部分もある。
聴き終わって、祖母に連絡してみようかなと思った。
Posted by ブクログ
社会人1ヶ月目。家計簿(ほぼお小遣い帳)をつけ始めて気づいた。やばい、このままだといくら稼いでもお金が増えない…!そんな時にAudibleでオススメされたのがこの『三千円の使いかた』だった。この前の『視点倉庫』でのお話が面白かったし、この機会に読んでみるか!と思い聴き始めてみると、これがめちゃくちゃ面白い。
章ごとに主人公が変わっていくのだが、全てのお話が繋がってるし、それぞれの視点からお金の使い方と価値観が書かれていて、めちゃめちゃ勉強になった。最後のオチの付け方も素晴らしい。「そう来たか!」と思わずツッコんでしまったけど、十分に納得できて大満足。
私も自分に合った「三千円の使いかた」で心が豊かになる暮らしをしたい。
Posted by ブクログ
「月収」と合わせて読んで、どちらもお金に関する話が中心だが、非常に勉強になるし、小説としても面白くて惹き込まれるものがあるし、読んで良かったと思える作品だった
Posted by ブクログ
原田ひ香さんの作品を読むのはほろ酔い読書のアンソロジーを含め2回目です。
御厨家の女性たちそれぞれの視点で、各々抱えるお金に関する悩みが描かれています。
祖母の琴子、母の智子、長女の真帆、次女の美帆、琴子の隣人の安生ときなり。全然年齢も異なる女性たちのお金に関するお悩みですが、自分も一度通ったなあと思うことや、経験はしていないものの琴子や智子の友人の千さとが直面した悩み等想像に容易かったです。
お金の話はあまりしないのが美徳という考えもありますが、生活に直結することなので考えすぎもよくないけれど個人としてのライフプランを立てたりいざという時のリスクマネジメントをしておくのは重要だなと改めて思います。
あと、ひと通り読んでみてどうしても女性の方が一般的に給料が低かったり、出産によって出世に影響がでたり、専業主婦の熟年離婚とかお金にシビアにならざるを得ない社会だよなあと漠然と感じました。
Posted by ブクログ
すごく現実的で、身近な人の日常にありそうな話で、大きな事件が起こるわけでもない。けどそれがすごくリアルだし、逆に感動できた。 お金は大事。けどお金が全てじゃない。けどやっぱりお金は大事。
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貯金や収入だけでなく「使いかた」が肝なのだと改めて思わされる。
お金を未来の自分のために使って羽ばたこう!というキラキラした話でなく、現実目線で年代別・ケース別のお財布事情を垣間見るような内容になっており興味深かった。
結婚や家族の有無に関わらず誰かが補償してくれるとは限らないこの人生で、自分が自分を守るために必要なお金を作るには?という視点は、今後も持って生きねばと背筋が伸びる思い。
Posted by ブクログ
今まで何度か挫折してしまっていた本。
なぜこんなに売れているのかと疑問だった。
しかし社会人になりお金が自分ごとになると180度見方が変わった。生活に根付いていて、お金という踏み込みづらいテーマに踏み込んでいる。リアルで日常感を失わず、けれども重すぎず、今の時代、特にコロナ禍が終わって物価高が叫ばれる中で必要とされている理由がわかる本だった。
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原田ひ香さん2冊目!
お金の勉強にもなるし、それでいて全編通して家族ものの温かいお話。お金や節約は幸せになるためのもの、それが目的になってはいけない。の締め、大変同意。
1冊目読んだ《月収》の時にはNISAを始めたけど、今回はFPに相談したくなった。黒船先生の勉強会参加したい。
ストーリーとしても、お金のことと向き合うことをきっかけに登場人物の家族それぞれの人生が良い方向に向かっていくのが読んでいてほっこりした。
個人的には琴子おばあちゃんのキャラクターがとても好きだった。やすおを叱りつけるシーンは特に印象的でこんな背筋の伸びた誠実なおばあちゃんになりたいものだと思った。
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節約についての小説だと思っていた。でも読んでみたらそれぞれのお金の使い方が生き方になるんだと感じられた。
年齢、性別、手取り等様々なところで格差はどうしたって出てくるけれど、一度きりしかない人生を実りあるものにするなら可能な範囲でのお金の使い方を考えるのもとても大事だと感じた!
節約は手段であり目的ではない!私もどうして節約したいのか、この先どんな人生を歩みたいのか改めて考えたいと思わされた。
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節約小説、だと思ってた。
でも読み終えて気づいたのは、お金の使いかたって、生きかたなんだということ。
20代・30代・50代・70代、それぞれ違う立場の女性たちが、それぞれのやりかたでお金と向き合っていく連作短編集。
ドロドロの展開もなく、説教くさくもない。でも確かに、お金に対する何かが変わる感じ。
「三千円の貯めかた」じゃなく「使いかた」というタイトルが、読み終わるとじんわり前向きに思えてくる。節約は手段であって、目的じゃない。
お金の使いかたは、そのままその人の生きかた。
そんな大切なことに、気づかされました。
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自分の今のお金の使い方の真っ直ぐ向き合えるいい機会になった。
どのエピソードも身に覚えがあって、視野に入っていて、歩んでいくであろう人生の話だった。
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オーディブルにて。
優しいFP本という感じで、心温まる小説を読みながらお金の勉強もできる。
元証券会社の姉がとても頼りになるのと、おばあちゃんの人柄が素敵。バックパッカーの男性の頼りないことと言ったらないが、なぜか惹かれてしまう彼女の気持ちもわからなくもない…。原田ひ香さんの著作は初めて読んだが、けっこう気に入ったので他の作品も読んでみたい。
三千円の使い方でその人の人生が決まる。
三千円という絶妙な価値はあっという間に使い切ってしまうことも可能であれば、考え抜いて色々なことに使うことも出来る。
そんな話からお金にまつわるそれぞれの家族の話を堪能できる。
解説の内容が一番心を抉ってきます。人は人、自分は自分と思っても経済格差には目をつぶれないのは誰しもそうなんだろうな。
おもしろく、考える本
3千円の使いかたで、個性、年代、今だからこそ、と読んでいて、共感もたくさん。
考えるいいきっかけにもなるな、と思いました。
何度も読み返したくなる一冊。
楽しくすいすい読める!
ママ友に勧められて読んでみました。
小説としてすいすい楽しく読めて、お金の知識も高まる、素敵な本でした。
年代、世代、ライフスタイルなどにより、人によって異なるお金への悩みが、分かりやすく、共感しやすく、書かれています。
読み進めていくと、お金の悩みへの対処法(対処法というと言い過ぎかも?)もわかります。
貧しい家庭で育った私は、
この家の人々はしっかりとお金に対しての
考えを持っていて、少し羨ましくなりました。
でも借金などは無いし、今後の不安を取り除くための
主人公達のようにお金と向き合っていきたいと感じました。
Posted by ブクログ
もっと3000円に注目した物語かと思ってました。
家計簿を付けているので、3000円の重みは良く分かってるつもりです。だからこそ、3000円の使い方についてもっと知りたかった!
Posted by ブクログ
家族それぞれについての短編集。
面白かったし読みやすくすぐ読み終わった。
お金を貯める理由になった保護犬を飼うというところはちょっとモヤモヤした。
Posted by ブクログ
登場人物5人ほどがそれぞれの物語の主人公となって金銭感覚と性格、もとい人生について思考しながら展開するストーリーチックな本。
大学生の私にとっては、大変共感できる一人という人は見つからなかったものの、真帆のポイ活癖や、安生のなんとかなるさ精神など各々の登場人物の部分部分にとても共感した。
特に、最近なんとかなるさ精神では将来を考える時にどうしても不安定な人になってしまい、将来も一緒になる想像がつくような人にはならないだろうと思案していた私にとって私の一部分を反映した安生の態度は大変ぐさっとくるものであり、私もいつか自分の将来についてきちんと考えなければいけない時が来るのだろうと思う。
その時が来る時にはもう遅く、今はまだ間に合う時なのでお金の使い方、強いては自分の人生設計について今月中に真剣に考えるようにしようと決心できるような本であった。
Posted by ブクログ
Audibleにて拝聴
お金という現実的な問題から出発して、だれかにとっての大切なものに気がつき歩み出すというお話。
登場人物がどこにでもいそうな人物像なので、感情移入しやすい。コトコさんみたいな歳の取り方をしたいなぁ。
Posted by ブクログ
オーディブルで聴きました。
お金を増やす指南書的な本と思いきや、普通の家族の物語。借金で首がまわらない人は読まないほうがいい。借金がなくても想像してドキドキしてしまった。お金は大切。絶対に必要な時に必要な額がないことを想像するだけで絶望する。
自分の大切な人に大きな借金があったら、助ける?安生を許す?翔平を信じる?
究極の賭け。終わり良ければ⋯だけれど、終わりっていつだろう。
夫婦でお互いに助け合って年老いていくのは素敵だけれど、いつ一人になってもオッケーな状態であるか時々チェックしたほうがよい。男も女も。
この本の中の男たちはほぼ全部ダメ男。一人くらい真っ当なのが出てきてもよかったかも。
「その人」を表す三千円の使い方
「貴方は3000円貰ったら何に使いますか?」この大金とまでは言えなくとも、それでも何かやりたいこと欲しいものであれば何かしら出来てしまう。そんな金額だからこそ、その人となりが現れてくることに妙に納得してしまった。
就職、結婚、出産、定年。人生には様々な節目がある。そのいずれかを経験した人であれば、この作品に共感して頂けるかと思う。むしろどの節目を経験しているかによっては異なる印象を持つ作品で、いつ、誰が、何度読んでも「私もこんなことがあったなぁ」と共感できる作品。