ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 普天を我が手に 第三部

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    戦後日本の復興を願い、それぞれが信じる正義を胸に闘う主人公たちの姿が美しい。
    昭和という激動の時代を駆け抜けた壮大な三部作。まるで近現代史の教科書のような重みと、深い感動をもって幕を閉じた。

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    2026年01月29日
  • 博士の愛した数式

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    ネタバレ

    去年はミステリーばかり読んでたので
    温かい物語を欲して手に取りました。
    数学の難しい公式(私は数学が大の苦手)が
    出てきて、大丈夫かな読み進めれるかなと
    思いましたが不思議とスラスラ読めました。

    博士は不器用ながらにルートを守り
    主人公とルートは博士を慕い、
    最後はずっと涙が止まりませんでした。
    終わってほしくないな、と久しぶりに感じた読書体験でした。

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    2026年01月29日
  • ジヴェルニーの食卓

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    ネタバレ

    〇マティス
    この夏上野で開催されたマティス展に行くことができた。
    作中に登場したマグノリアの絵もそこで見ることができた。
    体の自由が利かなくなってもベッドに居ながら、車椅子にのりながら、マティスの視線の先にモネの世界が作り出されるのを思い描くとわくわくした。

    〇ドガ
    ドガの描いたバレリーナの絵はいくつも見たことがあったが、そのリアルな絵の裏にたくさんの蠟で作られた彫刻があったとは。バレリーナたちはお金を持つパトロンの目に留まるために練習を重ね、その中の一握りだけが舞台で喝采を手に入れる。その中でドガの目に留まり彼によって永遠のエトワールの座を手にしたことはモデルになった彼女にとっては喜ばしい

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    2026年01月29日
  • 南アルプス山岳救助隊K-9 愛と名誉のためでなく

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    久々の山岳救助隊シリーズ。短編だけど読み応え充分で作者があとがきでクレヨンしんちゃんといっているが年齢も重ねて欲しい。
    でもこのシリーズは終わってほしくない。

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    2026年01月29日
  • 四畳半神話大系

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    ネタバレ

    時代背景はちがうだろうけど、なぜかコクリコ坂くらいの時代の雰囲気を想像してしまいました。
    文章の感じが昔っぽい。
    そこがいいし、おもしろいのですが。

    主人公、なんだかんだ毒舌を言いつつ親友と呼ぶところがいいですね。
    逆に羨ましい関係かも。
    小学生同士がブーブー言いながら戯れてるみたいでかわいいですね。
    川に落ちたのを川に入ってまで助けてあげるし、お見舞いも行ってあげて、優しい。
    最後のやりとりもいい。

    明石さん、いい

    師匠がかわいいし、ほっとけないというか、関わりたくなってしまうのわかるな。
    まさに、樋口マジック。
    弟子は大変そうだけど。

    第二話以降で、第一話で出てきた人たちとの関係性

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    2026年01月29日
  • 今日も、ちゃ舞台の上でおどる

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    ゆっくり深く染み込ませながら読みたい本だった。中でも「あきらめられず厳冬」「あこがれの春」は涙しながら読んだ。人が自分として生まれ、自分して生きるとは、を考えさせられた。いや、考えずにただ「あきらめ」て生きればいいんだな。お涼さんの短歌もぐっときた。何度も読みたい。

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    2026年01月29日
  • 走ることについて語るときに僕の語ること

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    まず村上春樹さんがサブ3.5くらいで走れることに驚きました!自分も走り始めたのがちょうど同じくらいで走ってる時に考える事はとても共感できました。

    海外のマラソン大会出てみたいー

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    2026年01月29日
  • テスカトリポカ

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    誰がなんと言おうと、わたしを読書という世界に引き摺り込んだ魔物はこの1冊

    川崎駅の丸善でたまたま購入した1冊が、まさかのこれ。運命を感じました

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    2026年01月29日
  • 地図と拳 下

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    上巻で、地形の理解に時間をかけたお陰で下巻はスッーーと読めました

    それぞれの視点で描く圧巻の1作

    時間を空けてまた読み直します

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    2026年01月29日
  • 地図と拳 上

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    出てくる地名や川の名前に場所の注釈が無く
    自分の不勉強のつけがとうとう回って来たなと思いながらも
    背表紙に世界地図を描き、地名を調べながらプロットしていく始末(架空の地名も幾つかありました)

    やっているうちに、楽しくなってしまい
    この1冊のプロになってやるというスイッチオン
    知らない単語に丸をつけ、余白に解説を書き込む

    上下と読み切るまでに四日と時間を要しましたが、圧巻の小説でした

    同じ直木賞受賞作品でもある「同志少女よ敵を撃て」でお馴染み、歴史的事件をミクロな視点で描く本作品は、それぞれの正義、視点が描かれており最後まで楽しめました

    また、日露戦争について学び直すきっかけにもなり面白

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    2026年01月29日
  • ノウイットオール あなただけが知っている

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    名作を読もうキャンペーン中に併読していたのですが、超圧倒的⭐︎5!! 
    このジャンル 好きな人にはたまらない!

    森バジルさん、『探偵小石は恋しない』を読み
    面白いどんでん返しを書かれる作家さん!として認識していましたが、ブク友さんがこの作品も推しているのを拝見し、探しに探したのでごさいます。

    5つの連作短編集。毎話最初の数ページは乗れないものの、すぐに没入していきます。5編が
    推理小説、青春小説、科学小説、幻想小説、そして恋愛小説へと繋がっていきます。
    ※科学と幻想は深く考えずさらっとで大丈夫です

    阿津川辰海さんの『午後のチャイムがなるまでは』が好きな人にはオススメです!
    全く違うお話に

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    2026年01月29日
  • 個人的な体験

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    ネタバレ

    火見子の多元宇宙論を聞いて余計に頭を悩ませる鳥のシーンが、読み終えた後も頭に残る。それは慰めにはならずむしろ鳥を悲観的にさせてしまったから。

    鳥と正反対の人間として、医者と闘う肝臓のない子の父親や女プロデューサーを登場させるのが良かった。鳥の目からは彼が理想であり、同時になぜそんな子のために行動できるのかと奇怪に思える人物だったのではないか。エゴイズムのかけらもない彼は昔の日本人らしいと私には映った。彼女は鳥の自己欺瞞を指摘するが、父親とは違い責任の無い立場から自由に見解を述べているだけなので反駁する気持ちが強く鳥に宿ったのだと思う。鳥の意志を揺らがせるという点では2人は共通しているが。

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    2026年01月29日
  • 銀河の図書室

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    すごかった。とにかくすごかった。
    眩しさも脆さも鋭さも激しさもはかなさも、青春。
    出てくる大人がみんな良い、というのは大人目線。
    宮沢賢治をちゃんと読みたくなった。

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    2026年01月29日
  • 離婚弁護士 松岡紬(新潮文庫)

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    安易に恋愛に逃げなかった。
    誰かが結婚や恋愛で幸せになっていくわけではなく、結婚や恋愛、それを生活の一部と捉えて、前向きに進んでいく感じ。
    誰かと誰かが付き合ったり、誰かが結婚したり、そんなことをしなかった。

    美人弁護士は恋をできない。探偵は恋人を作れない。縁切り寺の元住職は離婚済み。
    主人公は浮気され、離婚して、弁護士事務所で働いている。
    誰もが自分の人生を前向きに受け止めて、それでも幸せに生きている。
    本当はそれが1番幸せで、1番難しいよね。
    そんなお話です。

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    2026年01月29日
  • 新装版 続・森崎書店の日々

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    登場人物たちが皆、自分の過去と向き合う姿が良かったな。
    こうゆう温かい作品は読んでいてとても落ち着く。
    前作にあまりなかった昔の本を少し紹介してくれているので読んでみたくなった。

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    2026年01月29日
  • ねぼけ人生

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    境港の水木しげる記念館を訪問し、せっかくだからということで読んでみた。記念館で水木しげるの人生については一通り見ていたが、それでも幼い頃からの水木ファンとしては、長年の疑問が解けるうれしい本だった。

    まず何より、「ゲゲゲの鬼太郎」のルーツについて。戦前の紙芝居『ハカバキタロー』が元になったというのは何かで読んだことがあったが、どこまでそれを踏襲していて、どこからが水木御大のオリジナルなのかは定かでなかった。
    この本によれば、そもそも紙芝居というものは印刷をしない原本限り、そのため御大も「ハカバキタロー」を直接見たことはなく、話に聞いただけ。それも怪談の「飴屋の幽霊」のようなよくある話だったと

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    2026年01月29日
  • 同じ星の下に

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    ネタバレ

    誘拐犯と人質という関係であるにも関わらず、同居した五日間の中で、互いに不器用ながらも相手のことを思いやり関係性を築いていく過程が、心温まった。その反面、人に思いを伝える、喧嘩をする、ご飯を一緒に食べるなど、生活する中で至極当たり前と思われることでも、育った環境によっては当たり前ではなく、「感覚が麻痺」してしまう場合があるため、精神的・肉体的虐待の恐ろしさを知った。
    また、沙耶が両親に向けて殺意を持っていたことが明かされたが、それを実行する前に渡辺さんと出会うことができて本当に救われたのではないかと思う。

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    2026年01月29日
  • 砂漠

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    「毎日毎日、わたしたちって必死に生きてるけどさ、どうしたら正しいかなんてわからないでしょ。何をやったら、幸せになれるかなんて、誰にもわからない。どうやって生きればいいか、なんて誰も教えてくれない。お好きなように、と支持されるのは逆に辛い。みんな正解が欲しい。みちしるべが。」

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    2026年01月29日
  • 六つの村を越えて髭をなびかせる者

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    徳内がアイヌが幕府でなく、ロシアに支配される方が、より今の暮らしを手放さずに済むのではないか、と思う瞬間があるのですが、当時はそうだったのかもしれないなと、読後、思いました。

    ただ、幕府側も飢饉で人々が大変なときでしてから、どうにかして田畑を増やしたいところで…

    「尊厳」と「支配」という言葉が、常に浮かんできました。
    人は尊厳を奪われたら生きていけない。
    アイヌの方々、見分隊の方々、おふでさん、そして徳内…
    人に対して敬意をもって接すれば、陥れるようなこともなく、争いもせず、豊かに過ごせるでしょうに。

    表紙の徳内とフルウの後ろ姿を見て、
    この先のアイヌの方々の行く末を思うと…

    読み応え

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    2026年01月29日
  • 俺たちの箱根駅伝 上

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    今年初めてリアルタイムで箱根駅伝を見ました。
    学連というチームも初めて知りました。
    正式記録にならないのに、どうしてもそんなに一生懸命走るんだろうと思いました。
    『俺たちの箱根駅伝』は答えを出してくれました。
    今作に選手と監督だけではなく、テレビ側のいろいろな苦労も書かれています。箱根駅伝本当にすごいです。

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    2026年01月29日