小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
もしも本当にこの作者が人心掌握術に長けていたとしたら本当にゾッとする。そんな印象を持った上巻でした。
特にカウンセリングの先生と心理テストの内容について話しているところは、相当勉強しないと分からないような会話が飛び交っていて、作者の熱意というか、努力というか、凄さを見た気がした。
だからこそ、人間の内面の描写には思い当たることが幾つもあって、このこの作者と会話をしたら簡単に全てを見透かされてしまうのだろうなと、さらに恐ろしさを感じた。
とにかく主人公であるところの蓮見先生の人間性が、もう人間ではなくて化け物じみている。
それが最初は全く分からずに、学校での些細なトラブルからその素性が徐々に明 -
Posted by ブクログ
1995年ウィンドウズ95が発売され、インターネットが市民権を獲得した。2008年にスマートフォンが発売されると、若者を中心に爆発的に普及。様々なSNSの開発も相まって、短文のテキストメディアを閲覧し、紙媒体読む機会が極端に減少した。本書では、長文の本などを読める人を「特殊能力」とし、ましてや本屋で品定めできる人は、それ以上に特殊な人だとする。ニュースを無料で読むのがあたりまえとなり、信頼性が定かでないコタツ記事に翻弄される人々。本を読まない(読めなくなった)人たち。はやりの電子書籍によって、本と出会えなくなった人たち。そもそも街から本屋がなくなり、本屋に行けなくなり、インターネットでポチッと
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Posted by ブクログ
自分の考えを打ち明けるのってなかなかはずかしいなあって思うけど、それを言ったらどう思うかな、どんなふうに受けとるのかなって不安や心配になってしまうとき
背中を押してもらいに行くのが占いなのかなあって思いました
自分の心の奥にある気持ちを言葉にして伝えてくれた時、占いが当たったとかおもうのかなあ
がんばりたいときになんだかんだ漠然とした目標・目的をもらって、なんとなくそれに向かってやってみて達成できた時
占いが当たったっておもうのかなあ
自分で自分を占ったときが1番当たるな、なんて思っているけれど
ちょっぴり自分に自信がなくなったとき、大切な人に打ち明けることが難しくなったら
占いの力をかりてみ -
Posted by ブクログ
『恋歌』は、幕末の歌人・樋口一葉…ではなく、樋口一葉の師として知られる中島歌子の半生を描いた、第150回直木賞受賞作品です。
特に印象に残ったのは、崇徳院の百人一首の歌です。
瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ
「今は離れ離れになっても、最後にはまた会えると信じている」という恋の決意を表した歌で、この物語全体を象徴しているように感じました。
物語は、歌子のおてんばな少女時代から始まり、恋をし、やがて水戸藩の天狗党の乱に巻き込まれます。投獄されるなど過酷な運命に翻弄されながらも、一人の人を信じて待ち続ける姿には心を打たれました。
また、二度と内乱が起こらない -
Posted by ブクログ
ネタバレどれも軽く読めて、ちょっとイヤミスっぽくて楽しい。
十時刑事はシリーズものとして読みたい。
表題作の『あなたが正しくいられたとき』がなんだかスッキリしない。
私の考え方が窪田くんと同じヒーロー的なんだろうか。
いくら父親が自分(娘)を助けたせいで亡くなってしまった重荷から解放するためとは言え、母親がわざと落として他人に助けさせて記憶を上書きするかな…?
それが本当の正義なの?
意図的にいろいろなことを準備したとしても絶対安全なわけでもないし、それにひとの口にとは立てられぬとも言うし上書きしてもいつか本当のことを知ってしまうかもしれない。
…っていうところまで考えさせるお話だったってことなの -
Posted by ブクログ
綾野剛が教師、児童の母親が柴咲コウ、メディア記者が亀梨和也で映画化されたが、冒頭から虚偽で教師が追い詰められていく様子、これがノンフィクションということが信じられない話、しかし作り事ではここまで書けないだろう。
教師は無辜だ児童と両親はモンスターペアレンツだと思い込みに依拠した作品でなく、教師側代理人から入手した証拠に照らしてわりと冷静に描写されており、反対尋問の切り口の学習にもなるので、とくに福岡の弁護士は読む価値がある、しかしそれでも完勝させてもらえなかったとは。初期の専ら児童と両親のコメントのみを裏付にして、一方的に教師を攻撃するメディアスクラムのひどさがいまネットには全く残っていない -