【感想・ネタバレ】テスカトリポカのレビュー

あらすじ

心臓を鷲掴みにされ、魂ごと持っていかれる究極のクライムノベル!

メキシコで麻薬密売組織の抗争があり、組織を牛耳るカサソラ四兄弟のうち三人は殺された。生き残った三男のバルミロは、追手から逃れて海を渡りインドネシアのジャカルタに潜伏、その地の裏社会で麻薬により身を持ち崩した日本人医師・末永と出会う。バルミロと末永は日本に渡り、川崎でならず者たちを集めて「心臓密売」ビジネスを立ち上げる。一方、麻薬組織から逃れて日本にやってきたメキシコ人の母と日本人の父の間に生まれた少年コシモは公的な教育をほとんど受けないまま育ち、重大事件を起こして少年院へと送られる。やがて、アステカの神々に導かれるように、バルミロとコシモは邂逅する。

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Posted by ブクログ

アステカについて、ドラッグ、人身売買、ナルコ、ヤクザなど現代の闇を通じて壮大に描かれた読み応えのある物語

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2026年09月27日

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悪い奴らがヤバいビジネスを始めて家族になる話。
普段選ばないジャンルの小説で、内容難しそうだし理解できるか不安だったけど、お、おもしろー!!!主要人物みんな特徴的なあだ名を持っていて、視点もコロコロ変わるので其々の心情が理解できて読みやすかった。そんな悪たちが運命の悪戯で数珠繋ぎに繋がって…。目を背けたくなるような暴力のオンパレードでありながら、まるで上質な海外ドラマを見てるような全く先の読めない展開が続き、緊張と高揚感が止まらない。序盤から中盤、そして終盤から結末に至るまで、余すことなく面白かった。
情報量が多いとは思ってたけど、今まで読んだ中でぶっちぎりの参考資料の量にびっくりしたし納得した。汗と血の結晶だし作者さんには脱帽しかない。正しく怪作。出会えて良かった。

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2026年09月23日

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大規模すぎて一言で表せない。
めちゃくちゃ面白かった
アステカ文明、臓器売買、無戸籍児童、麻薬密売人、暴力
メンバーがどんどん増えていくのが読んでてワクワクする。
アステカ文明をなぞらえて現代に落とし込んで家族へ。リベルタが語る昔話が面白くて、あんなの子供時代に聞いたら信じてしまうな
ソモス・ファミリア

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2026年09月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

メキシコの麻薬密売人のバルミロ・カサソラは、ジャカルタで日本人の臓器ブローカーと出会う。二人は、新たな臓器ビジネスを実現させるために日本へ。壮大な臓器ビジネス、麻薬密売…世界中で工作する運命に翻弄される人々の背後には、アステカの神の陰がちらつく。第165回直木賞受賞作。

異国情緒半端ない。
湿気てむしむしした空気、かと思えば砂丘の焼け付くような太陽、スラムはちょっと陰っていて麻薬中毒者が座り込んでいたり…文章の端々にメキシコの風が揺蕩っていて、気分はアナザースカイ…にしてはちょっと治安悪すぎか。ラテンアメリカな雰囲気が新鮮で、たくさん本を読んできたのにまだ触れたことのない世界があるなあと感心しきり。

「バタフライエフェクト」という言葉を強烈に思い出した。
蝶の羽ばたきが遠くの竜巻を起こすかというあの有名なやつ。メキシコで起きた麻薬カルテルの抗争が、ジャカルタでバルミロと末永を出会わせ、バルミロとコシモを出会わせた。彼らを引き合わせるきっかけとなる教えは、カサソラ兄妹の祖母・リベルタから齎され…みたいに長い長いドミノがパタパタと倒れていく。その最初の一押しを思い返すと日本から一万キロも離れたメキシコにある。スケールのでっかさに大の字で倒れちゃいそう。でっかい。

小児臓器売買計画の破綻があっけなかった。
よくできたシステムだったのに、内部の裏切りで一気に駄目になっちゃうとは…。バルミロの物語から段々コシモの物語になっていったことで、物語の神性、善性が高まって、バルミロがはじき出されたような感覚。リベルタからの教えでテスカトリポカに憧憬の念を抱いたバルミロと、テスカトリポカに融合していくように見えたコシモ。観念的で上手く表現することが難しいが、バルミロの失墜は何か大きな意志の元に…と考えると何となく納得してしまうところであった。

感想書くのが難しい作品。
そのものが出てこないのに、終始テスカトリポカに見つめられているような居心地の悪さを感じた。物語の最後に、リベルタがカサソラ四兄妹に講義するシーンが綴られるが、私は余韻を破壊されたような気がしたので、文中に入れて欲しかったと思った。

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2026年09月16日

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この本を面白いと言ってていのかすら分からない。ひたすらに凄惨で、1文字1文字から血の匂いがしているのではないかと思うほど、本当に物凄い作品だった。

裏社会、信仰、資本主義、全ての恐ろしさを詰め込んでいるのに、この本の登場人物達の狂気じみた純粋さも感じられるので、彼らの行く末を見たくなる…吐きそうになりながらもページを捲る手が止まらない…そんな事を思ってしまう自分も怖くなる

グロテスクな描写も「どうだ〜!グロいだろ〜!?」みたいな書き方ではなく、日常的に行われる普通のこと、みたいなサラッとした書き方をしているので(とはいえグロい)、その部分よりも、犯罪の背景や、神への信仰、呪い、それらがもたらす圧倒的暴力への正当化、そういったものへの恐ろしさを感じる本。

コシモがパブロの工房でナイフ職人として大人になっていたら…と思ってしまう

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2026年09月01日

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アステカの神テスカトリポカへの信仰を軸に、スリリングな物語が展開され気づいたらあっという間に読み終えていた。
展開が気になりテンポ良く読めるためとてもおすすめ

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2026年08月28日

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圧倒的な情報量と知識量、そして容赦無い暴力描写が詰まりに詰まった圧巻の560ページ。
その重量は正に鈍器。

アングラな世界で暗躍する人間達の群像劇。
こんな事が日本で起こるわけないでしょ!?というフィクション性も、ページをめくる度に説得力が垣間見えてゾワゾワ。

こうしてスマホを弄ってる今現在も、どこかで本書のような事が行われている可能性は0ではない。正義の反対は別の正義。

読み応え抜群で疲労困憊ですorz

補足
メキシコ麻薬戦争を読むと更に興味深く読める。とか言っとく。

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2026年08月16日

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我々の多くは「テスカトリポカ」を知らないし、心臓の輝きを実際に目にすることもない。それでも、見ることのないものを想像することはできる。未知の感覚を読者の内側へ強制的にインストールし、死をも超えて神話を生き延びさせる作品として。

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2026年08月15日

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 メキシコの麻薬密売人と日本人の臓器ブローカーの邂逅、並外れた肉体を持つ少年・土方コシモ、倫理観皆無の臓器ビジネス、古代アステカ王国で信じられた恐るべき神々に交錯する数奇な運命など常軌を逸した暴力描写と各々が抱える欲望が凄まじく思わず飲み込まれるような迫力が詰まった作品だった。

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2026年08月11日

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読んでいる間中 最初から最後まで 地鳴りのような、海鳴りのような、あるいは都会に暮らしていると夜更けに四方から聞こえてくる 低周波音のようなゴーーという音が聞こえてくる気がする。この小説に登場する、あるいは描かれる 私たちの日常からはあまりにもかけ離れた 強欲、暴力、そして不条理が ひしめき合う音なのだろう。 けれども 誰かの利益のために誰かを犠牲にする、という不条理 ないし暴力は 私の身の回りにもあふれている。知らず知らずのうちに 私もきっと 臓器売買者になったりそのブローカーになったり あるいは受益したりしているに違いないのだ。

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2026年08月08日

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9/21~25
単行本化の時に購入したが、本題に入るまでが長く何がしたいのかよく分からなかった上、単行本だったので読みづらくて挫折した本。文庫本を購入し、読み切った今では前半部分があってこその本題だった気がする。というよりも、後半に差し掛かってやっと全体が連続していることに気づいた感じ?
かなり面白かった!
文量や情報量が重いけど、アステカ神話とか麻薬カルテルとかバイオレンスなものが好きならすぐ読み切れると思う。

人物の背景描写が多いのが良い
本幹にほぼ関わらないようなぽっと出のモブにすら1~2ページをかけて出自を書くので、物語の枝葉がしっかりしている印象。設定厨(?)におすすめ

登場人物は狂ったやつが多くて、刃牙に出てきそうなパワー系も数人いる。

ラストはあっさりしてるかも

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2026年09月22日

購入済み

おもしろい

クライムアクションなのかな。久々に一気読みした。ゾゾっとする描写あるけど、これはしょうがない。この人の作品を読みたくなった。

#ドキドキハラハラ

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2024年08月06日

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ネタバレ

この本の中で唯一人間してたのがパブロだった。
終始頭のおかしい悪者しか出てこないけど、パブロだけは巻き込まれた、ただただ優しい男。
パブロの弟子、コシモが初めて作ったナイフを試すために二人でステーキ屋に行くシーンで泣いてしまった。

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2026年09月08日

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ネタバレ

第165回直木賞と第34回山本周五郎賞のダブル受賞作。やっとの事で読み終わった。

メキシコで麻薬密売組織の抗争があり、組織を牛耳るカサソラ四兄弟のうち三人は殺された。生き残った三男のバルミロは、追手から逃れて海を渡りインドネシアのジャカルタに潜伏、その地の裏社会で麻薬により身を持ち崩した日本人医師・末永と出会う。バルミロと末永は日本に渡り、川崎でならず者たちを集めて「心臓密売」ビジネスを立ち上げる。一方、麻薬組織から逃れて日本にやってきたメキシコ人の母と日本人の父の間に生まれた少年コシモは公的な教育をほとんど受けないまま育ち、重大事件を起こして少年院へと送られる。やがて、アステカの神々に導かれるように、バルミロとコシモは邂逅する…。

序盤の祖母編?あたりはなかなか読書スピードが上がらず、「本当にこれは面白くなるのだろうか?」と疑念を持ちながら読んでいた。なにせ当方、メキシコに全く縁もゆかりも馴染みもない。アステカの神々の名は読み難く、文庫本のフリガナは目がぼやける(年齢からくるもの)。
それでも読み進め、インドネシアで末永が登場し、大掛かりな裏のビジネスが立ち上がる頃から面白さを感じるようになった。

物語自体は一言では表現できないほどの濃厚なクライムサスペンス、とでも言えばいいのか。
基本は犯罪。麻薬取引と臓器売買をベースに、闇取引のオンパレード。そこにアステカの怪しげ(?)な空気が混ざり、小説は謎の魅力を増していく。
そしてコシモ。この無垢であり最強(最凶?)の存在が小説の空気を浄化するようにも思える。

描写はグロい。血飛沫は当たり前。人はあっさりと命を失い、斬首された人の頭はそのへんにゴロゴロと転がる。生きたまま心臓を抉られる。
そのへんの耐性が無い人にはオススメできない。

この小説を読み進めると、コカインって川崎あたりじゃ簡単に入手できてみんなやってそうな気がしてくるがフィクションだ。気を付けよう。

ラスト近く、テスカトリポカの真実(?)に気付いてからのコシモは暴走しすぎな感もあるが、物語の決着を付けるにはこういう流れにせざるを得ないだろう。
正直読むのに疲れた。が、面白かった。

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2026年09月06日

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目を背けたくなる嫌な話だ。
そう感じたことは、経験したこともない世界が舞台なのにリアリティを感じさせられた証左でもある。
どうか遠い世界の話でありますように。

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2026年08月27日

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アステカとメキシコカルテルの話
前半はアステカの説明が多く、なかなか進まないが、中盤からどんどん引き込まれていく
こういう系はオチが微妙なのも多いが最後まで面白かった
地上波では難しいけどサブスクならギリ映像化してもいいんじゃないかと思う

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2026年08月26日

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ネタバレ

麻薬の密売、無戸籍児童の心臓を闇医者に摘出させての密売、自動車工場での銃の発砲練習、ナイフ作成‥全てが裏の社会での出来事で、頭が追いつかないほど恐ろしかった。殺されるに決まってるのに裏切るのはなぜ?人間はやっぱり真っ当に戻りたくなるのか?

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2026年08月25日

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メキシコで滅びたアスステ文明
その文明の儀式や神々を土台として
犯罪を加速していくナルコ

逃げ延びてインドネシアから
臓器売買のビジネスが始まる

犯罪組織の緻密さ
圧倒的な暴力が丁寧に描かれている

後半にかけての収束がもう少し
作り込まれて欲しかった気がする

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2026年08月19日

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神への生贄として心臓を__
違法ビジネス"臓器売買"を通じて描く裏社会の非道さや残忍さ。緻密な文章に心掴まれ、特に中盤からは渦に巻き込まれるようにこの世界観に引き込まれた。純粋さをも飲み込み、肥大化する悪を止めることはできるのか...最後まで気が抜けなかった

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2026年07月27日

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夢中で読んだ
たくさんの登場人物がいて、どこでどう繋がるのか読めない展開
麻薬カルテルの恐ろしいストーリーだけど
それでも救いのあるお話なので
読み切れた

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2026年07月24日

Posted by ブクログ

とても面白かった最初の100ページくらいはそこそこって感じだったが途中からすごく面白くなり、読む手が止まらなくなった
アステカ文明の知識や人々の物語が沢山描かれていてその小説に落とし込む力もすごいと思った 4.6!

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

様々なバックグラウンドを持つ者達が臓器売買の世界で生きる物語。登場人物の1人であるコシモに魅力を感じ、彼の行く末も気になりグイグイと物語に引き込まれて行きました。
 
難解なアステカ文明やその用語に関する箇所は内容をしっかり理解するのは難しかったので、大雑把に先に読み進めました。終始漂う不穏な空気感は読んでいて緊張しっぱなしで、ダークで硬派な物語は読み終えるまで時間もかかってしんどかったです。

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2026年07月14日

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巻末の膨大な参考資料からもわかるとおり圧倒的な濃厚さがすごい。
国と時代を超越した目まぐるしい物語展開と、残虐な暴力描写がもたらす不思議な酩酊感。
ラストは意外とこじんまりとしていたのは意図的なんだろうか。

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2026年07月12日

購入済み

救いはあるのか

圧倒的なディテールの細かさ、登場人物の背景描写の繊細さで殴りつけてくるような作品。
本当にそこに彼らが存在するかのようなリアリティ。
交差する思想と運命。読み応え抜群です。

#ドキドキハラハラ #アガる #怖い

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2026年01月14日

Posted by ブクログ

面白かったが、この手の作品は評価が難しい。
ダークな部分に振り切れて、不のパワーに圧倒されるのだが、クライムノベルは出尽くしてるのかもしれない。
過去の、たとえば羊の目などの作品群を超えてはこない。
主人公は誰だったのか?コシモかもしれないが、曖昧なのも評価に悩む。
まあまあ、面白かった。

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2026年09月27日

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人物像やその背景が丁寧に描かれており、後半の展開に期待を持たせるが、結局こんな暴力と金儲けがしたかったの?という感想を持った。アステカの神への信仰心を持っていたらこんなことはしないのでは? 残忍性とインパクトが勝ち過ぎているのでは?

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2026年09月21日

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アステカ王国の歴史と絡めながら臓器売買のビジネスが進行していく。 壮大なストーリーかと思いきや肝心の心臓売買のビジネスは結局成立せずか? アステカの言葉が難しくてフォローするのが大変だった。

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2026年09月14日

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ネタバレ

暴力の描写が生々しくて気持ち悪かった(褒めてる)。

日本が舞台になったあたりから、川崎の光景が思い出されて、こんなことって本当にあるのかもって妙に身近に感じてしまった。

末永結構好きだったのにアッサリ死んじゃって寂しかった。
最後コシモが沖縄にいる時運転してた男って誰でしょうか。

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2026年09月13日

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ネタバレ

始めは登場人物が多くそれぞれのバックグラウンドやメキシコ、アステカ文化などのエピソードが、視点を変えつつ語られていくのでなかなか話に乗っていけずにいました。
でも、それぞれの登場人物が、関わり始めてからはまあ面白い!!
この為に丁寧に一人ひとり書いてくれてたんですねって感じでした。
その中でも望んでいないのに才能があったためにどんどん巻き込まれていくパブロ。
本当に不憫でした。
自分の信じる正しさに背く行為を受け入れてしまった弱い部分、汚い部分を、コシモに知られたくなかったのでしょうが、そうこうしていくうちにそれ以上の恐ろしい行いをさせられるようになったコシモに対して、カヌーの上で聞かせた聖書の一節。
宗教ってこう言うふうにどうしようもなくなった時に支えになるものなんでしょうね。
まあ宗教観は人それぞれですが、生贄にはされたくないな。
アステカの人々は神への捧げ物として喜んで生贄になったのかな。生きたまま心臓を抜かれて首を切り落とされるって相当怖いです。
私は末永の裏切りやコシモが順太と話して感じたバロミアへの不信感やパブロの言葉がなかったら、コシモはバロミアにテスカトリポカとして大事にされた後、見えもさわれもしない存在に返さなければ、ということで殺されたんじゃないかと勝手に想像していました。
コシモには明るい未来は来ないとは思いますが、順太も含めどうかたくさんの幸せを感じる瞬間があって欲しいと願います。

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2026年09月13日

Posted by ブクログ

終盤や所々は夢中になって読めたが、ちょっとアステカの宗教話が長すぎる。その長いのに耐えて読んだ割には、そこまで感情を動かされなかったというのが個人的な感想…。題名の通りアステカ宗教が軸で話が進んでるもわかるが、肝心のそこがあんまり面白くないという。
読みごたえある所がほとんどグロいのも個人的に好みではなかった。ただまあ700ページ割と楽しく読み切れた、とは思う。



他の人の感想読んで思ったけど、自分は書きぶりとか描写とかにあんまり興味がないのかな…。興味あるのが話の内容や作者の哲学なのかな…と思った。

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2026年09月13日

Posted by ブクログ

アステカ文明において小説でここまで細かく書くのか?!ってくらい深掘りされてて参考資料の多さが途方もないほどこの作品に向けられた熱量を表すようだった。

作品はアステカ文明を主軸と言っていいほど密にした内容でほとんどが裏社会の臓器や麻薬の売人といった人ばかりだった。

内容はとっても面白かったし満足度も高かったが、なにぶん慣れない言葉や、登場人物の名前が覚えづらかったりして100%作品の良さを感じ取れずに終わってしまった。

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2026年08月30日

Posted by ブクログ

これはアステカの宗教のお話だ。
麻薬と信仰。
自分が信じたことを正しいと思ってやっていても
本当は、心の奥底ではわかっているはずだ。正しくないと。
この本に出てきた拷問のシーンは、信じがたいと言うよりは、こんな世界があるって言うことを信じたくはないと言う気がする。

登場人物が多く出てくるが、その方たちの育った環境であったり、生活の描写が多く出てくるので、登場人物を理解することはできるが、なかなか同じ気持ちで捉える事は難しい。

結局、テスカトリポカが怖い畏怖の対象だと言う理解には最後まで及ばなかった。

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2026年07月16日

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