【感想・ネタバレ】テスカトリポカのレビュー

あらすじ

心臓を鷲掴みにされ、魂ごと持っていかれる究極のクライムノベル!

メキシコで麻薬密売組織の抗争があり、組織を牛耳るカサソラ四兄弟のうち三人は殺された。生き残った三男のバルミロは、追手から逃れて海を渡りインドネシアのジャカルタに潜伏、その地の裏社会で麻薬により身を持ち崩した日本人医師・末永と出会う。バルミロと末永は日本に渡り、川崎でならず者たちを集めて「心臓密売」ビジネスを立ち上げる。一方、麻薬組織から逃れて日本にやってきたメキシコ人の母と日本人の父の間に生まれた少年コシモは公的な教育をほとんど受けないまま育ち、重大事件を起こして少年院へと送られる。やがて、アステカの神々に導かれるように、バルミロとコシモは邂逅する。

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Posted by ブクログ

誰がなんと言おうと、わたしを読書という世界に引き摺り込んだ魔物はこの1冊

川崎駅の丸善でたまたま購入した1冊が、まさかのこれ。運命を感じました

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2026年01月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1ページも退屈なページが存在しない。

残虐な暴力シーンと犯罪の限りをつくす良心の呵責というものを全く持ち合わせない冷酷非情な彼らを軸に、ほんの微量の温かみがとても際立つ。

トリックによるどんでん返しなどは一切なく、ストレートな流れの中、全く飽きが来ることなく読み進めずにはいられない。

救いがないと感じる方もいるかもしれないが、私は十分に救いがある結末だと思う。

この作家さんのデビュー作を読んだ時、村上春樹さんの影響を受けていると丸わかりだったが、本作ではその影はほぼ感じないレベルまで昇華させつつ、2箇所程、おそらくオマージュとして残された部分を発見した。

あるいは
まずいコーヒー

締めくくりの回想部分の直前の描写にコシモへの興味は消えず、そして矢鈴と順太のそのごも気になる。
次作が用意されているのなら、一刻も早く読んでみたい。




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2026年01月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

うわー、面白かった!
群像劇が繋がっていってストーリーが展開されていくスピード感がすごくて、ページを捲る手が止まらなかった!

アステカ文明なんて初めて触れたけど、
読み込むと人を殺すことが正当化されていくような錯覚を引き起こした。

だけど最後は現実世界に戻ってきたのかな?

全体的に血と、絶望と、圧倒的な闇の香りが
漂う唯一無二の一冊でした。

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2026年01月23日

Posted by ブクログ

昨今、「やばい」「おもしろい」というだけの感想はナンセンスのようだけど、
まじでやばいくらいおもしろいぞこれ

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2026年01月20日

Posted by ブクログ

そのとき思ったことを書いていこうと思う。
(読書中)どうしたらこんな物語を思いつくのだろう…。麻薬戦争、実際に今、この世界で起こっていることだ。ノーテンキに本(この作品だ)を読んで愉しんでいることすら申し訳なく思ってしまう…。どこが後ろめたいのだ。
「神」の話が度々語られるが、神など存在しないと思わずにはいられない出来事が多すぎる。
この世界は本当に地獄だ。
人間の強欲はとどまるところを知らない——
読む進めるにつれ、後ろめたいどころの話ではなくなった。バルミロたちがやっている違法(なんてもんじゃない)行為を肯定し、自分自身もその片棒を担いでいるような感覚に陥った。
こんな書物があっていいものか——強烈すぎる。
こんな物語を書いた作者も、それを読んでいる私もイカれているよホント…。
これは褒め言葉なのだろうか——。
やはり人間は生まれるべきではなかった。今すぐ土に還るべき。
でも——
(読後感をここに書くと若干のネタバレになると思うので)

嗚呼、確かにこれはアステカの話だったなと。

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2026年01月18日

Posted by ブクログ

約700ページの本だが、1週間で読み終わってしまった。設定が斬新であるが、どこかで起きているようなリアリティがあり、ストーリーも読んでて全く飽きない内容でした。宗教×裏社会を合わせた本作は、宗教とキャラクターの過去から緻密な伏線が張り巡らされており、最後の怒涛な展開は想像もできない程であった。この本のテーマは「家族」であり、児童虐待やネグレクトなどの現代社会に取り巻く問題も登場する。子供の臓器売買を生業とするグループは、非常に冷血な人間たちであり、感情移入が難しいと思えたが、その中の1人「コシモ」というキャラクターの成長が私に温かみを与えてくれた。宗教パートが少し退屈には思えたが、宗教を取り巻く人間たちの出来事は非常に面白かった。

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2026年01月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

生まれた環境の違いが理由で、同じ生き物でもこうも価値観が異なることがあるのかと驚いた。神の存在をあまり気にしていない自分でもわかるほどの、バルミロやコシモの神への信仰心は、読み応えがあった。ヨワリエエカトル、ティトラカワン、テスカトリポカ。言いたくなるから覚えてしまう。登場人物全員のエゴがぶつかり合うわちゃわちゃがみてて面白かった。

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2026年01月14日

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予備知識ほぼゼロで読んだので、序盤の展開が怒涛で情緒が大変なことに。
犯罪系作品を普段読まないので、最初は精神的に結構大変でしたが、3章、4章と進むうちに話の骨格が把握できて、神話要素がいい具合に混ざりこんできたので、ショッキングなシーンもかなり緩和されました。
クライマックスは期待通りの流れになったので、テンション超上がってしまいました。
中盤、出てくる人が片っ端から麻薬やっているのが何とも。特に矢鈴ちゃんの造形が大好きです。虚勢の張り方とともに併せ持つ、あの弱さにココロから共感する。利用される側の人間ってこうだよねぇ。
話もうまくまとまって、読後感もよく、終わってみれば楽しい内容でした。満足。

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2026年01月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

所謂ノワール小説というのだろうか、裏社会の残忍な合理性に溢れていて、古代アステカの思想と世界観を交えて、世俗を超越した描写が印象的だった。もちろん、起こっていることは凄惨極まりなく、何度も読みたいと思える作品ではない…が、展開が恐ろしくても、描写が直接的で怖くても読み進められる文体が素晴らしかった。

登場人物の描写も良く、とにかく不運としか言えないルシアとコシモを除けば皆根っからのクズでカス。なのにその生き様には、私のような人間には無い誇りと諦観のようなものがあり、それがユーモラスに描かれていて「かっこいい」とすら思ってしまう哲学に溢れていた。
暴力と知略が入り交じっている裏社会、結局理不尽なまでの暴力が全てを解決して、敵は全て殺せばもういない。当然の事だけど、普通の頭じゃ考えつかない思想だらけで、最早痛快とまで言えるほどだ。恐怖に笑いが起こるという描写が何度かあるが、人間の本能をよく理解して描かれていると感じた…

描かれている犯罪は麻薬ビジネスから始まり臓器売買、しかも人の死が前提の心臓売買に進んでいく。さらに凄惨なことに、その対象者は子ども。救いようが無さすぎる。
なのに、背景はとても合理的だった。頭で認めたくないほど体そのものに価値があり、道徳的に許せるはずが無いが、人間1人1人の価値に覆せない差がある…
頭で理解できてしまうほどの合理性がそこにあり、吐きそうなまでに汚らわしいサイコパスたちの考えに溢れていた。

もう読みたくないが、もう読む必要の無いほど刻み込まれてしまった。忘れることは無いだろう…

ティトラカワン、ヨワリ・エエカトル、テスカトリポカ…

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2026年01月10日

Posted by ブクログ

分厚いのでなかなか手が伸びなかったけど、この年末年始にちょろちょろ読み進めて、最後は一気に読んだ。

喪失感のある読書体験だった。めちゃくちゃだし、暴力的で血腥いのに、切ない風が胸に吹く読後感。

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2026年01月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

想像のはるか斜め上をいく悪が集い、日本で臓器売買の新たなビジネスを始める。社会問題・犯罪・暴力、そして南米の神話。そのどれも馴染みのない世界のはずなのに、現実との境界が揺らぐような緊迫感をもって一気に読まされた。

元メキシコの麻薬カルテル幹部・バルミロは、祖母の影響でアステカの精神文化を深く信仰するようになり、「生贄なくして神々は活動できない」という教えに心酔していく。彼の父親はその思想を気味悪がって否定していたが、父の死をきっかけにバルミロの信仰は決定的なものになる。南米の古代文明に触れたことがなかった私にとって、彼の幼少期を通して描かれる神話や、未知の価値観の形成過程はとても興味深かった。

彼にとっての生贄は、私たちが豊穣を祈るときに米や酒を供えるのと同じような感覚なのだろうか。だとすると善悪の感覚がかけ離れすぎていて恐ろしい。敵対勢力の心臓をくりぬくといったカルテルの暴力行為が単なる脅しではなく、儀式的意味を持っていたと知り、もっと得体の知れない恐怖感が増した。

一方、コカイン中毒の保育士・宇野矢鈴の最後の選択には、小さな希望もある。誰かのためなら、人は変われるのかもしれない。そう思わせてくれた彼女の姿に、日本社会へのささやかな信頼も感じた。

フィクションとは思えない重苦しいリアルさと、最後にわずかに差し込む光。強烈な読後感が残る一冊だった。

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2026年01月05日

購入済み

おもしろい

クライムアクションなのかな。久々に一気読みした。ゾゾっとする描写あるけど、これはしょうがない。この人の作品を読みたくなった。

#ドキドキハラハラ

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2024年08月06日

Posted by ブクログ

壮大であまりリアリティがない舞台設定。しかし最初のコシモの母の話は大変惹き付けられ、そこからぐんぐん読み進めた。所々、アステカの難しい話は適当に読み飛ばし笑
コシモの寂しさや孤独、純粋さ故の透明な残酷さ。上手く描き切っている。でも結局人間は1人では生きていけない、コシモにも愛が残っていて良かったと思えた。また読みたいと思える小説。

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2026年01月27日

Posted by ブクログ

麻薬カルテルにもメキシコにもアステカにも詳しくないけど、解説を聞くと「分かったつもり」になれるので物語を楽しむ分には問題なかった。ページ送りしたらすぐさま忘れるくらいには「無理くり知識を詰め込まれた」感は否めなかったけども。
終盤、「煙を吐く鏡」のイメージがぴたりと定まったときは気持ちよかった。ちょっとしたカタルシス。
ただやっぱり、「無理くり知識を詰め込まれた」感は否めない。ギリ楽しめはしたけど、読み返すことはないかなと思う。

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2026年01月25日

Posted by ブクログ

この人の本、QJK…もankも読んだけど登場人物全員が倫理なきパワー(暴力)の嵐という感じで圧倒的な奔流に自分もひきずりこまれそう。タイミング悪く不夜城の後に読んだものだから裏の社会の話続きで薬と金と人身売買でちょっと疲れてしまった。
それは別としてアテスカの神テスカトリポカ、言い伝えのいけにえと鏡と心臓、暗闇と復活の喜びのイメージが日本で繰り返される、それが日本とメキシコの混血児の登場人物達とスペイン語を交えながらバルミロに構築される闇の家族(ファミリア)、ほんとにそんなのありかよと思いつつも独特の雰囲気と力強さを持っています。ナイフ工芸師のパブロと無垢のコシモだけが救い。

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2026年01月17日

購入済み

救いはあるのか

圧倒的なディテールの細かさ、登場人物の背景描写の繊細さで殴りつけてくるような作品。
本当にそこに彼らが存在するかのようなリアリティ。
交差する思想と運命。読み応え抜群です。

#ドキドキハラハラ #アガる #怖い

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2026年01月14日

Posted by ブクログ

めちゃくちゃ難しいのに読みやすくて不思議。
大きなビジネスの表裏に描かれる凄絶さ。
読んでると胸が苦しくなってくる。
でも読み終わったあとはなんともいえない爽快感と胸にこびりつく後味の悪さが残る。
どうやって書いたんだろ。すごい作品だった。

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2025年12月15日

Posted by ブクログ

生きたまま心臓を鷲掴みにされた気分になった。
それほど、狂気に満ちた作品でした。
自分とは暮らす世界が違い過ぎて、中々物語に入り込むことが出来なかった一方で、アステカの神々に対する信仰という絶対的なものを持っている人はかっこいいと感じた。
世界に散りばめられた点が、日本という舞台で1つになり壮大で残酷なストーリーが展開されていくのが圧巻。
自分の知らないアステカ神話について知れて楽しかった。

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2025年12月07日

Posted by ブクログ

力(金・クスリ)を求める人間たちの群像劇であり、少年の成長物語でもある、そんな話でした。暴力による人体破壊描写はいろいろ出てきましたが、それ以上に、末永という男の人間性のグロテスクさが際立っていて良かったです。

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2025年11月05日

Posted by ブクログ

マフィアの冷徹な暴力と、アステカ神話の神秘的で不穏な世界観が絶妙に融合してて、そこに日本の裏社会ビジネスの闇が織り交ざる。遠くの話のはずなのに、現代社会の暗部を抉るようなリアリティがビシバシ響いてくる。裏社会の人間模様を描いているため、必然的に生々しいグロ描写も多いが、緻密なストーリーの構成のため、ページをめくる手が止まらなかった。約700ページの大作なのに、中弛み皆無で一気に読破。知的好奇心をめちゃくちゃ刺激される、深い余韻が残る一冊だった!

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2025年10月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

麻薬密売人のバルミロと長身で無敵のコシモとその仲間が出会い、犯罪に手を染めていく話。
序盤はカタカナの名前の多さや大規模な話についてけず、読み進められなかったけど、中盤からやっと全体が見えてきて面白かった。
バルミロは祖母に幼い頃から教わってきた話や神という存在を信じ、宗教じみたものを感じる。
コシモは孤独で学校も行かなくなり友達もいなかったからこそ、自分が犯罪を犯している事に気づいてない(犯罪が何かも分かってない)ようなある意味純粋な本当はきっと優しい青年だからこそ辛かった。
全体的に自分には難しい作品だった!

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

第165回直木賞受賞作
圧倒されるクライム小説
しかし、スペイン語があちこちで使われ、正直読みにくい(笑)
そして、あまり人にはお勧めできない。

麻薬、暴力、子供臓器ビジネスとダークな世界観!
加えて、アステカの神話がグロです。

メキシコの麻薬カルテルを仕切るバルミロは、敵対する組織から攻撃され、一人ジャカルタに潜伏。
そこで、日本人の臓器ブローカーの末永と知り合い、日本で臓器ビジネスを立ち上げます。
さらに、殺し屋になれる者たちを集め、殺しのトレーニングも進めていきます。

コシモは、小学生ぐらいの知識しかなく、かつ、2Mもの巨体+パワーを持つ人物。手先が器用で、ナイフの作成を学ぶ。しかしバルミロに見出されて、犯罪に巻き込まれていきます。

読み進めていって、この物語はいったいどこに着地するのか?
といった感じでした。

しかし、最後、ちょっといい感じでした。

メキシコに行きたくなりました。

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2026年01月25日

Posted by ブクログ

神話と暴力に巻き込まれてすごく疲れた。
分厚いけど読みやすく壮大な物語に一気に連れていかれる。面白い。でも体力も持っていかれる。

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2026年01月09日

Posted by ブクログ

読み替えが多くて少し読みづらかったが、内容は面白かった。
グロい描写が多いので、好き嫌いは分かれそう…。

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2026年01月02日

Posted by ブクログ

親となり"清く正しい"生活を送るようになってからというもの、暴力や性描写の激しい映画や小説を摂取するのを避けているように思う。意識してそうしているわけではないのだけど、大体そうした作品は重すぎて数日間頭の中で引きずってしまう。それにどっぷり浸れる時間と心の余裕があれば良いのだけれど、子供と向き合っているとそうもいかない。というわけで、現時点の私に適した作品ではなかったんだなぁというのが感想です。
ただ、それを置いといたとしても、ページを開けば一瞬でこの世界に引き込まれてしまい、抜け出せない。自分の日常とはかけ離れた倫理観を持つ登場人物たちが、おそらくこの世には実際に存在するんだ、という生身の人物として感じられた。
コシモには幸せな人生をおくってほしいと心から思いました。

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2025年12月26日

Posted by ブクログ

歴史の信仰の設定は面白かったが、自分には若干くどく感じた…
闇社会と信仰と、どちらに主軸をもっていきたかったのかなんともわならなかった

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2025年12月21日

Posted by ブクログ

ついに読みました

おもしろかったですが、メキシコの麻薬カルテルの王みたいな人が、再起のためとはいえ、わざわざ日本で面倒な臓器密売ビジネスをリスク承知で展開しますかねぇ?というところが、最後まで腑に落ちず。

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2025年12月14日

Posted by ブクログ

祖母が丁寧に話してくれる内容が入ってこず、理解するのが難しかったです。

序盤なかなか話が進展しないので、しばらくほったらかしにしてしまいました。笑

麻薬密売人と闇医者が接触したときは海の向こうの遠い国での話だなと思っていたけど、元保育士が薬を吸ったり真相のわからない仕事をしている様子には身近にも密売組織が存在するのかもしれないとゾッとしました。

何でこんなに異国の話が鮮明に表現できるのだろうと思ったらたくさん調べて書いたんですね…
お疲れ様です☺️

異文化理解を深めたい方は面白いと思います!

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2025年11月10日

Posted by ブクログ

最初とっつきづらいけど、ぐんぐん引き込まれる。
国語力が足りない自分にとっては、宗教儀式の記述が多すぎて正直わかりづらかった。
それを読み飛ばせば本当にスリリングで引き込まれる犯罪小説。

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2025年10月30日

Posted by ブクログ

メキシコ人が書いた本と言われればサラッと読めたのかもしれないが、
日本人が考えるメキシコ、アステカの世界観に突っかかってしまったというか。
でも参考文献を見るにめちゃくちゃ調べて書いているんだと思う。
カッコよいとされている美学に自分が合わなかったというか。

合う人には合いそうだが、自分にはハマらず、だった。

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

直木賞受賞の壮大な犯罪小説。かなり絶賛の声は目にしていていつか読んでやろうと思っていた作品のひとつ。そんなに話題なら、そのうち映像化しそうだし早めに読まなきゃ…なんて思っていたが、読み終わった今は思う、これは映像化無理だろ…人が次々と残酷な殺され方で葬られてゆく描写が続く。レベチのノンストップクライムノベル。

私にはちょっとハードボイルドすぎ、暴力的すぎということで私にしては珍しく星3つ。だけど星3つにするのを躊躇するくらい、この壮大なストーリーを組み上げ、重厚な設定を作り込み、読者を飽きさせずに語りきった作者の力量には舌を巻く。心躍らなかったくせに、なんだかんだ文庫で700ページ近い物語を1週間で読み切った。

舞台は川崎。登場人物は、南米の血を引く人が多い。メインの登場人物3人は、川崎育ちで親殺しの混血児、崩壊したメキシコの巨大麻薬密売人組織のトップ、ドラッグ使用のために日本の医療界から追放されインドネシアに潜伏していた心臓外科医。彼らがそれぞれの地の闇で生きていて、そして後半で川崎に集結し、闇のビッグビジネスを立ち上げようとする。

そこに、アステカの神の信仰の話も絡み、濃度がすごい。前半のメキシコパートだけでも読み応えがありすぎた。そして登場人物のほとんどは悪人だけど、魅力的だ。物語の行く末よりも、彼らがどう考え動いていくのかを追いたくて、それだけでこのダークな物語のページを捲り続けた。

まあしかし。ドラッグをやりたくなる気持ちも、人の命を平然と奪える気持ちも、残忍さに躊躇がないことも、法に背いて大金を稼いだりプライドをかけたりすることも、ひとつも、かけらも、共感できないので、600ページ読みながらずっと、なんでこんなことになんねん、と今一つ物語にはのめりこめず。

結局、信仰だ手術の技術だと崇高な高みを目指しているようで、実は自分の私欲のために大人たちは犯罪を重ねていた、ということを最後のほうで読者も混血児も気づく。そして600ページかけて築かれて行った鉄壁そうな悪の組織は、一気に崩壊。あぁ、むなし…

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

以前、古代メキシコ展に行きました。
古代メキシコの宗教や世俗などが展示されていて、生贄の儀式の様子なんかも書いてありました。
すごく惨いなあとその時は思っていたのですが、この小説を読んで、結局は現代社会もあまり変わりないのかもしれないな、と思いました。

「テスカトリポカ」はクライムサスペンスです。
麻薬や臓器売買、一生関わりたくない恐ろしい人たちしか出てきません。
とてもボリュームのある小説でスペイン語も多いのですが、勢いがあって不思議とずんずん読めます。ただ内容はかなり重厚感があってしんどい(というか怖い)ですね…

血の資本主義。弱いものを犠牲にする。
それは程度は違えど、資本主義社会に住んでいる私たちが行っていることです。むしろ神に捧げるという神秘性が無い分、冷酷なのかもしれません。
万人におすすめはしないけど、救いもある作品なので興味がある方は是非。

古代メキシコ展で撮った写真を見返してみたら、テスカトリポカ神の写真撮ってたー!私ってすごい!

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2025年10月27日

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