ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 茜唄(下)

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    源義経の登場で窮地に立つ平家。物語終盤は怒涛の展開で一気読みしてしまった。少し難しい内容だったので、時間があれば読み直したい。

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    2025年11月24日
  • 文学は何の役に立つのか?

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    平野啓一郎さんがこれまで講演で話されたことや、文芸誌などに寄稿された文学・文豪・文学作品への批評やエッセイなどを収録したものとなっています。その冒頭に収録されている或る研究集会の基調講演のテーマが「文学は何の役に立つのか?」ということで、これがそのままこの本のタイトルになっています。

    このタイトルを少し噛み砕くと、「文学は、私たちの人生や社会に対して、どんな価値があるのだろうか」ということになるのかと思いますが、この本を読んで私なりに思ったのは、以下のことでした。

    文学は、①社会の不条理に気づかせ考えさせてくれること、②人間関係の機微を巧みな表現で心を動かされること、③現実社会からの解放す

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    2025年11月24日
  • アルプス席の母

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    この本は、高校野球をやっていた人にも読んでほしいし、その両親にも読んでほしい一冊。

    主人公は、幼少期に父を亡くし、母子家庭で育ち、飛び抜けた野球センスで中学時代は名のある選手になるが、中3で怪我を隠しながらピッチャーをする中で、高校では、手術をし野手に専念。ただ、ピッチャーのスカウトで入学した高校というのもあり、高3でピッチャーをまたやり始める。

    母は、裏の父母会だったり、ママ友の付き合いなどが書れている。

    実際に私も高校まで野球をやっていたが、自分の両親もこんな気持ちだと思うと、余計に感情移入してしまった。

    物語の結末は、主人公が甲子園がかかったところでピッチャーで出場をし、アルプス

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    2025年11月24日
  • 風と共にゆとりぬ

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    卒論の執筆の合間に……頭を空っぽにして読めるエッセイです。ユーモアの緩急が刺さりました。卒論のストレスを読んでる時に忘れさせてくれます!ありがとう!そして、痔瘻という私のスマートフォンで変換15個目にある、訳のわからない恐怖を覚えた単語も心に刻んで、私はこれから生きていきます。早く第3部も読みたい!!!

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    2025年11月24日
  • ずうのめ人形

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    ネタバレ

    ずうのめ人形→そう ぶんぜ
    この言葉通り消えた記憶は全部嘘。都合のいいように書き換えられた記憶。だからずうのめ人形の本体はそっちじゃなかった。今回も最後の紐解きが凄かった!途中から彼が彼女で彼女が彼で、あの人がこの人でわーーーーって駆け抜けて、、、スカッと!するかと思った!が!私は真実が歪んで他人の記憶に残ってしまった事がもどかしくてもどかしくてもやもやして読み終わり。そっかー井原くんが上手く話せないってことは、もう彼女の本性を知り得る人は1人もいないから、なんで呪いが解かれたかもわかってないんだ。ヤングケアラーさせてる母親、中学生と風呂入りたがる父親、被虐待児の歪んだ愛着。可哀想な私。その拠

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    2025年11月24日
  • ほたるいしマジカルランド

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    うんうん、テーマパークじゃなくて遊園地。
    もちろん、両方とも好きやけど遊園地のほうが好き度が高いかもしれない。
    テーマパークよりも遊園地の方が良い意味で遊びに行ってる人も働いてる人も人間っぽい気がするのはアタシだけ?
    久々に遊園地、行きたいなぁ。

    ☆月曜日 萩原紗英
    ☆火曜日 村瀬草
    ☆水曜日 篠塚八重子
    ☆木曜日 山田勝頼
    ☆金曜日 国村佐門
    ☆土曜日 三沢星哉
    ☆日曜日 すべての働くひと

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    2025年11月24日
  • 蜜蜂と遠雷(下)

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    はあああああああ、、、めっちゃよかった…風間塵推しとしては3位がさみしいけど、彼はそんな次元にいる子じゃないだろうし、、
    とにかく引き込まれる世界だった。
    彼らの将来を読んでみたいなあ


    ピアノということで、子どもの頃を思い出した。
    それはとにかくつらい思い出で、レッスンの帰り道には弾けないことで親に怒られ、家での練習でもなんで弾けないのかと親に怒られ、ピアノのことでいつも怒られて泣いていた
    怒られっぱなしじゃ萎縮して、どんどんできなくなるし嫌になるであろうことなんて考えなくてもわかるが、、当時のわたし、よく頑張ったよ

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    2025年11月24日
  • 君のクイズ

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    悲しかったことも、面白かったこと一晩経つと忘れてしまうタイプなのだけれども、これからは自分の人生の、日々のかけらを大切にしようと思えた。

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    2025年11月24日
  • 香君4 遥かな道

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    ネタバレ

    一度は静まったはずの天炉のバッタ。
    けれど物語は、まるで風が巻き戻るように、
    再び羽音が空を覆うところから始まりました。
    この巻があるということは、きっとまだ世界には揺らぎが残っている――
    そんな予感を胸の奥で鳴らしながら、私はページを開きました。

    バッタたちは、生き抜くために、より大きく、より強く変わっていた。
    その変化を知ったアイシャは、御前会議で
    「国中のオアレ稲を焼くべきだ」と進言します。
    それを実行できるのは、皇帝か香君の言葉だけ。
    オリエとマシュウは策をめぐらせ、
    香君としての言葉が民に届く場を用意しようとします。

    しかしその思いを察したイール・カシュガは、
    オリエに毒を盛ると

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    2025年11月24日
  • PRIZEープライズー

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    おもしろすぎた。

    ゾワゾワっとするというか血の気が引く瞬間たまらなかった

    私もサイン会によく行くので天羽カイン先生のサイン会とても気になる、行きたい。

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    2025年11月24日
  • 春琴抄

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    春琴抄。パッと見読みづらいのかなーと思ってたけど、じっくり単語単語で見ていくと意外とすんなり入ってきて、読めた。それがまず嬉しい。

    ただただ美しかったと思う、ところどころで爆発的に良い部分(感情的に)があって、たまらんですわ

    僕は潤一郎の書く自尊心の強い女が好きなんだと思った。

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    2025年11月24日
  • 女王様の電話番

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    一気読みしてしまった。

    知らない世界と知らない世界と少しだけ知ってる世界が絶妙に入り交じった物語。
    それで良いのかと思わなくもないしなんか色々ダメなのではと思う描写もあるけれどまあでもそうなるかな? という気もする。

    なんだろうな。
    とりあえず面白かった。

    普通に面白くて
    普通に胸糞で
    普通にみんな自分だけの天国と地獄を持っている
    持っていて良いというお話

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    2025年11月24日
  • 掬えば手には

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    切迫で入院していた時の気持ちを思い出した。
    ちゃんとこの世界に生まれさせてあげたいという気持ち。
    今は横に座ってソシャゲをしている不登校の娘。
    学校に行かないことで未来を削っているかも知れないけれども、学校に行くことで今が削られてしまう。

    瀬尾まいこさんの作品を読んだのはこれが初めてで、どの登場人物にも感情移入できる作品も初めてだった。
    他の作品も読んでみたい。

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    2025年11月24日
  • ストーンサークルの殺人

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    海外ドラマを見ているかのようなテンポで話が進んでいき、とても面白かった。かなり厚みのある本だったが、区切りが細かく非常に読みやすい。
    描写も丁寧で頭にその情景が浮かんできて、どんどんと読み進めてしまった。
    凄惨な事件の捜査を進めていく中で、次々と明らかになっていく事実に次の展開が気になって飽きることなく読み終えることができる作品だった。

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    2025年11月24日
  • 告白

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    自分の生徒に子供殺されたことを自分のクラスに告白する先生から始まり、章ごとに人が代わり加害者、クラスメイトなど色んな立場から物語を知れる話。
    立場によってその人が抱える事情が知れて、ただ殺した事実だけを見ていいのか、断罪した事実をみていいのか…何が善で悪なのか考えさせられます。
    また、話しは自分(語り手)の都合の良いように書かれていて、人間味が出ているところも素晴らしいと思いました!!

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    2025年11月23日
  • 屍人荘の殺人

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    めちゃくちゃ読みやすくて、最後までページをめくる手が止まらなくて、めっちゃ面白かったです!舘ミステリーはそんなに数を読んでないのですが、屈指の面白さでした! ただ、比留子さんの取引きで「ちゅーしてあげる」とか「膝枕してあげる」とかは、急にミステリーの世界観が壊れて誰も得しないんでマジで要らなかったです!

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    2025年11月23日
  • 去年の冬、きみと別れ

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    ミステリー初心者なのでめっちゃ衝撃的で面白かったです こんなの映像化出来ないだろと思っていたところ、映画化されてるみたいなので観てみようと思います

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    2025年11月23日
  • 64(ロクヨン)(下)

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    三上の軸がこれまでブレてたからこそ腹括ってからが面白くて読むのが止まらなかった!!
    「たまたまが一生になる」はサラリーマンとして胸に刻んでおきたい言葉

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    2025年11月23日
  • アガワ家の危ない食卓(新潮文庫)

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    タイトル通り、阿川家の食への情熱と遍歴を垣間見れる一冊。

    父親の「1回たりとも不味いものは食いたくない」との口癖は、執念とも取れる情熱であり、娘にとっても強烈な一言なのだろう。

    たとえ傑作を作ったと思っても、一口食べて「よし、明日はなんか美味いものを食いに行こう」なんて言われたら悲しくなる。

    今では笑い話として執筆されているが、トラウマとなって残っている思いなのだろう。


    青パパイヤのサラダ、ぶりの照り焼き、塩にぎり、かつお節弁当、クリームコロッケ、デビルサンド、白味噌雑煮、ミルクトースト、中華粥、角煮など、調理過程から香り漂うような料理が目白押し。


    しかし、料理以外で好きなのはラ

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    2025年11月23日
  • カササギ殺人事件 下

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    おもしれー
    〈下〉の最初の方は何が起こってるか意味分からんかったけど。〈上〉は、小説の中の小説の話だったんだね。
    構成が良すぎるよ

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    2025年11月23日