ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ライオンのおやつ

    Posted by ブクログ

    読み始めはもしかして暗くて重たい話……?って身構えてしまいました。
    主人公はどんな不幸な星の元に生まれたんだろうって読んでる私の方が逃げたくなりました…。
    でもライオンの家での豊かな生活や瀬戸内海の美しい自然の描写に引き込まれ読む手を止められずに一気に読んでしまいました。
    読みながら私だったら最後にどんなお菓子が食べたいかな〜と考えていましたが、私にはまだまだ決めるのは難しそうですね…笑
    読む前と読んだ後では死に対する考え方はかなり変わりますし、私も亡くなったご先祖さまや飼っていたペット達の事をなんでもない日にでも思い出してあげようと思えました

    0
    2026年03月08日
  • 神の蝶、舞う果て

    Posted by ブクログ

    大好きな上橋菜穂子さんの作品。
    植物を含めた生態系の話。

    あとがきにも書いてあった、
    「この世は多様な生命いて、それぞれが複雑に関わりあっていて、人間はその中に組み込まれている生命のひとつ」という考え方。

    香君や鹿の王など上橋菜穂子作品でよく感じられるテーマだが、この作品はよりシンプルに表していたと思う。

    短い話のはずなのに、この世界観にぐっと引き込まれて、読み終えた後に異国を旅してきたような感じになった。

    0
    2026年03月08日
  • 逆ソクラテス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    再読。自分が小学校時代に戻った錯覚に陥りました。先入観やいじめに対して的確に言語化されており、自分の中で納得と感動、喝采の嵐でした。ビジネス書のような小説でした。相手によって態度を変えるやつはカッコ悪い。見下すやつは相手にしなくて良い。いじめられた人は、いじめたやつのことは忘れない。世間は狭いし繋がっていて、いつか再会し見返され、やり返される。されて嫌なことはしないようにと思った。

    0
    2026年03月08日
  • 未来

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    親ガチャという言葉が世の中でも一般化されつつあるが、まさに象徴的なストーリー出会った。
    物語の前半は、章子という小学生が未来の自分から手紙をもらい、そのあとはひたすら、章子が未来の自分に当てて書いた手紙の内容が続く。
    最初のシーンは10歳の章子の書いた手紙が続くため、漢字とひらがなが入り混じった読みにくい文章であり、これがいつまで続くのだろうという気持ちになる。しかし、物語が進むにつれ、手紙を書く章子も成長していくため、文章もきちんと漢字で書かれ、文体も変わってくる。
    章子は、父を亡くし、精神を病んだ母と2人で生きていくが、担任教師が母のストーカーとなったり、疎遠だった父方の祖母から「母親は人

    0
    2026年03月08日
  • 今夜、すベてのバーで 〈新装版〉

    Posted by ブクログ

    全ての酒飲みに捧ぐアル中物語。

    二日酔いになって二度と酒なんて飲まないと
    これから何回誓うのか…日々のストレスを忘れ浴びるように酒を飲んだ翌日は決まって酒鬱になる。

    人としての脆さ、依存心が面白く書かれてて夢中になって読んじゃった!

    何事もほどほどに…乾杯。

    0
    2026年03月08日
  • ダイナー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「俺はここの王だ。ここは俺の宇宙であり、砂糖のひと粒までがおれの命令に従う」

    「怖いのか。オオバカナコ」ボンベロはニヤリと嗤った。

    再読したんです。
    面白すぎて!!!!!
    お腹がペコペコになるんです!!

    ボンベロとオオバカナコ最高で、最強です!!

    0
    2026年03月08日
  • ぼくだって ウルトラマン

    Posted by ブクログ

    こちらの続編となるセブンを先に読んで、とてもよかったので1作目を購読。
    続編同様すばらしい。何がすばらしいって、登場させる怪獣のチョイス。アボラスじゃなくてバニラを選び、ネロンガ→マグラ→ガボラの着ぐるみ改造レガシーを欠かすことなく登場させ、まさかのゴルドンを出すという玄人好み。かと思えばメジャーな怪獣と宇宙人ももれなく出す。作家さんのセンスとこだわりに脱帽です。
    ストーリーは子供達にわかってほしいことを丁寧に伝えている。
    人間は弱いし弱くていい。その怖さを知った上で踏み出す一歩が強さであり勇気なのです。

    0
    2026年03月08日
  • アイネクライネナハトムジーク

    Posted by ブクログ

    出会いの短編集かと思いきや、キュンキュンする話、スカッとする話、いろいろあって面白いなぁと思ってたら、最後にはたくさんの伏線回収がされて、本当によくできてるなと思った

    0
    2026年03月08日
  • 国宝 上 青春篇

    Posted by ブクログ

    序盤ゴリゴリのヤクザもので、なかなか進まなかったが、
    幼少期時代からは人間模様やそれぞれの個々の想いが丁寧に描かれていて面白い。
    歌舞伎の世界がカラーでイメージでき映像化が観たいと強く思った。

    0
    2026年03月08日
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟

    Posted by ブクログ

    伏線回収。
    最後にここが繋がっていたのかと感動する。
    彼氏がとても面白かったよと勧めてくれて、こういう話が好きなんだと新たな一面を知れた気がして嬉しい気持ちになった。
    映画も気になって見たが、本の方が好きだな。

    0
    2026年03月08日
  • ジャガー・ワールド

    Posted by ブクログ

    久しぶりの恒川光太郎さんの作品。まさに恒川光太郎ワールドですね。不思議な世界に連れてってもらいました。

    舞台はマヤ文明。マヤ文明が衰退していく時の話。
    恐怖で民衆を支配する王。その王、国を革命を起こし良くしようとする勢力。この二つの戦い。革命の起こそうとしている中心人物の2人の青年。海賊の頭領のスレイ、天界から来たと教えを説くレイリ。王側の最高神官たち、最高戦士たち。この面々の視点で話が進んでいく。国は平和になるのか?それとも圧政は続くのか?気になり読み切りました。帯に「鈍器本なのに一気読み!」と書かれてたけど、書いてあったとおりでした。

    登場人物の生い立ちの話が私は好きです。みんな必死に

    0
    2026年03月08日
  • 木曜日にはココアを

    Posted by ブクログ

    おばあちゃんが貸してくれて読んだ。
    あまりにもほっこりする何度でも読みたくなるような本。
    ページが少ないからあっという間に読み終わってしまった。
    心温まるとはこういうこと、幸せな気持ちになる本だった。
    今度カフェに行ったら温かいココアを注文する

    0
    2026年03月08日
  • 阪急電車

    Posted by ブクログ

    有川浩さんの小説は面白い。
    関東住みだから阪急電車に乗ったことがないが、本に出てきた街に訪れたくなるような本。
    阪急電車に乗って色々な街に行ったあともう一度読みたい。

    0
    2026年03月08日
  • 喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白くて面白くて、止まらなかった。
    最後が衝撃的で悲しかった…。
    自分のやりたいことが見つかって、それにひたすら没頭できることは、なんて幸せなんだろう。

    0
    2026年03月08日
  • 最後の皇帝と謎解きを

    Posted by ブクログ

    愛新覚羅溥儀の名前は、歴史の勉強をした時になんとなく口なじみがよかったから、いつまでも心に残っていた。

    その皇帝と謎解きとは、一体どんな展開になるんだろうと読み始めると、続きが気になりすぎてページをめくる手を止められなかった。

    一つの真実が見えてくると、そこに隠れていたそれぞれの想い。読み進めていくほどに本当の真実が分かっていく感じが面白かった。

    0
    2026年03月08日
  • 陽だまりの偽り

    Posted by ブクログ

    ずっと読みたかった初めての長岡さん。
    面白くてあっという間で一瞬で大好きになった。

    心の葛藤、人間模様…どの短編もハズレなし。

    0
    2026年03月08日
  • ナチュラルボーンチキン

    Posted by ブクログ

    読書会の人に勧められて読んだ一冊。
    私にすごく刺さる話だった。
    ただ、チグハグ感はあった。両親への思い、カサマシマサカとの出会い、離婚した元夫や結婚生活の思い出。きっとつながっているのだろう。まさかさんとのアレコレと苦しかった結婚生活にはつながりを感じるが、長く割いた両親についての話は何につながっていたのだろう。

    前半はなんの面白みもなくルーティンを繰り返すだけの日常。アクティブな母と、冷え切った仲なのに絶対離婚しない父。恋人がいるが離婚してもらえないので再婚できない母。自分に関心も愛も抱かなかった父への思い。そんなことが無気力なタッチで描かれている感じ。

    後半はそんな生活の中で出会った破

    0
    2026年03月08日
  • スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章

    Posted by ブクログ

    なかなか粒揃いのミステリー短編集で、どの話も楽しめた。
    主人公の心の病の原因は?ワトソン役との出会いの事件は?など、まだまだ謎が残ったままなので、次回にも期待したい。

    0
    2026年03月08日
  • 春、戻る

    Posted by ブクログ

    結婚を間近に控えた望月さくらのもとにある日兄を名乗る年下の男の子が現れる。まったく覚えのない(しかも年下の)兄にさくらは戸惑うもいつのまにかこの「お兄さん」のペースに巻き込まれて自然と心を許していく……と同時に過去のトラウマが顔を出す……。

    再読。何回読んでもお兄さんの自由な振る舞いが可愛くて癒やされる。
    瀬尾まいこの作品に出てくる男性って良い意味で現実味がなくて好き。生臭さがなくて掴みどころがなくてどこかおとぼけてて。こんな人がいたら絶対に仲良くなりたい!実際に見ず知らずの男から意味不明な理由で付きまとわれたら恐怖以外の何物でもないけど、さくらがお兄さんに心を許してしまうのもわかる。
    引き

    0
    2026年03月08日
  • なぜ日本文学は英米で人気があるのか

    Posted by ブクログ

    ​漫画などのサブカルチャーの枠を超え、現代の日本小説が英米で「正統な文芸作品」として確固たる評価を獲得している現在地を解き明かす一冊。
    ​特筆すべきは、その人気の理由を歴史的・社会的背景と接続させた分析の鋭さ。9.11以降の不安やブレグジット等に揺れる社会の閉塞感。そこに、日本の女性作家たちが描く多様な価値観や、猫・ヒーリングをテーマとした中編小説が、現代人の精神的渇望を満たすものとして合致しているという見事な構造的理解。
    ​また、このムーブメントの裏にある「翻訳者」の存在への着目。文化的文脈や解釈を深く理解し、言語の壁を越えて共感を再構築する彼らの媒介なしに、いまの熱狂は語れないという確信。

    0
    2026年03月08日