ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 山月記
    小説・文芸
    4.5
    (23)

    購入済み

    日本語の色調の美しさ

    入試の問題に出ていた際に読んだ程度で全てを深く読んだことはありませんでした。今回読めない漢字、意味が分からない言葉を調べつつ読みました。
    とても美しく切なく優しく、そして残酷な物語でした。日本語の美しさが冷たく胸に刺さりました。

    0
    2026年08月18日
  • 少年と犬

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    令和8年熊本地震後の余震が続く中、10年前の熊本地震が出てくるとは知らず読みました。
    東日本大震災で飼い主を失った犬の多聞が、離ればなれになった少年光を探して、岩手から熊本まで旅をする物語。

    まさか最後に熊本地震に被災とは。絶句。通勤のバスのなかで、涙しながら読み終えました。

    多聞が出会う人たちが、救われていきます。守り神になるのです。七福神だけに。

    映画はストーリーが違うそうなので、しばらくは見ないことにします。

    最後の終わり方が素敵です。きっとたくさんの連絡がくるのでしょう。

    0
    2026年08月18日
  • 八月の御所グラウンド

    Posted by ブクログ

    直木賞を受賞した作品だけあって、万城目学さんの文章がリズミカルで小気味良くて素晴らしい。

    真夏の朝6時から京都の御所グラウンドで行われる、寄せ合わせチームの野球の試合。
    2戦目、人数が足りずに困っているところに居合わせた中国人の女性シャオさんと、たまたま自転車で来ていた青年えーちゃんが助っ人として参戦する。
    3戦目は、えーちゃんが近藤くんと山下くんを連れて来て、さらに助っ人が増える。
    3人の助っ人の正体、そして野球がやりたかった3人の過去が次第に見えて来て、深い悲しみが胸を打つ。
    最後の試合に3人が現れるか現れないか、どちらだったとしても爽やかな終わり方だろうなと想像できる。

    解説が陸上選

    0
    2026年08月18日
  • 対決

    Posted by ブクログ

    男女雇用機会均等法、そもそも機能しているのかな最近では女性活躍か叫ばれているが、それは本当なのだろうか?いつの時代にも差別はあると思う、人間は生まれた時点ですでに差別があるのだから、でもやり切れない、切ないですね、みんな何かのメンツにこだわっているだけなのかも。本当の意味での男女平等になれば良いと思う。素晴らしい作品でした。

    0
    2026年08月18日
  • 1ミリの後悔もない、はずがない(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    椎名林檎女史が絶賛する理由がよくわかる。彼女のファンとして、彼女が表現する世界が、ここにも在る。彼女が本作に嫉妬する理由がよくわかる。
    女性は人生の途中で別の生き物になる。それが「母親」だ。女として生きてきて、子供を産み母親になる。その境。女と母親の境。ただ、もちろん母親であると同時に女でもある。その状態への困惑、迷い、、
    なんと秀逸に表現できているか。
    私が一番好きな場面は、高山のシーン。だらしのない人間であるはずなのに、言葉にできない魅力があり、ダメなはずなのに、会いたくなってしまう。それがたとえ私を破滅へと誘う存在であっても。もちろんこの感情に共感できるのは、私が似たような人に恋をしてい

    0
    2026年08月18日
  • リバース

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自分に自信のない主人公が、友達のために善意でしていたことが実は…救いようのない事実に、読み終わった時は呆然とした。

    0
    2026年08月18日
  • 犯罪者 下

    Posted by ブクログ

    スピード感があり、ぺージを捲る手を止められない。

    企業側の隠蔽工作。
    それを暴くため、危険を顧みず動く人たち。

    映像で観ているから、修司、相馬、鑓水のイメージが掴みやすい。
    息遣いまで聞こえてきそうだ。
    ドラマでは掴みきれなかった人間模様を
    より深く感じとることができた。

    何も考えず、登場人物を追う。
    ページの上を相馬たちが忙しく走り回る。
    こういう時間も楽しい。
    太田愛さんの著書を探して読んでみよう。

    0
    2026年08月18日
  • 森羅記 三 流星の塵

    Posted by ブクログ

    北方謙三アニキの『森羅記』は、もちろん元寇がクライマックスで、そこに至る道を大モンゴル帝国皇帝クビライ・カーンと鎌倉幕府第八代執権北条時宗のダブル主人公で辿る物語(だと思う)なんですが、日本側の主人公北条時宗はまだ十二歳(たぶん)なんよ

    んで、この先々クビライ・カーンと相対する時宗が、な、なんと、なんと海を越えて大モンゴル帝国に見聞の旅に出るというのが、この第3巻であります

    エグい
    エグいよ、アニキ
    なにその発想
    控えめに言って天才です
    もう78歳よ?
    まだこの発想出てくるか!?

    もちろん史実にはそんな旅はありまへん
    そんなんありえへん
    将来執権になるのが決まってる人がモンゴル帝国に行っ

    0
    2026年08月18日
  • 旅をする木

    Posted by ブクログ

    私にとってこの本は、旅の友。
    旅立つ時にふと読みたくなる本だ。

    私の旅といえば、スマホ片手に時間に追われた旅なのだけれど、このアラスカの雄大な自然を想像しながら待ち時間を過ごすことで旅に不思議と安らぎを与えてくれる。

    星野道夫という人の素晴らしさ
    自然の素晴らしさがたくさん詰まっている。

    旅の友として、何度でも手にしたい。

    0
    2026年08月18日
  • そして、バトンは渡された

    Posted by ブクログ

    たくさんの人から注いでもらった愛が今の私を形作っている。私をずっと見守ってきてくれた人たちに、自分は向き合えているだろうか。

    0
    2026年08月18日
  • 夜行堂奇譚 漆

    Posted by ブクログ

    ハナちゃんのお話がいちばん好き!相変わらず、物語自体はちゃんと怖いもののはずだけど、千早目線で見ると『人間』として描写されるから怖さが和らいで、いいお話になるのがやっぱり好き(*^^*)

    0
    2026年08月18日
  • マザコン

    Posted by ブクログ

    母と娘問題を含む短編が8個収められています。

    わたしは日頃から母娘は、呪縛関係だと思っています。

    母、娘問題は、女に生まれたら、誰しもがおりに触れ、考え、悩む問題だろう。
    完璧な母親などいない、母親も変化すると知る事は大切だ。ひとつ言えることは、愛されて育てられたという根底は、人の人生の支えとなるだろう。一方で、人は欲張で、もっと、もっとと、良き母親像を求めるのだろう。わたしは自分の母が、もっとこうだったら、ああだったらと何度考えた事だろう。

    母、娘の呪縛を、物語りに落とし込むなんて、言語化する作家ってほんとに深い思考力だなぁと、尊敬する。


    300冊の本を読んで、読むことは、人生の地

    0
    2026年08月18日
  • ご利益ごはん

    Posted by ブクログ

    主人公の気持ちに随所で共感。神頼みしたくなる時もあるよね。その道に詳しい姉の導きもナイス。タイトルがちょっと違和感あるけど、アラフィフ女子おすすめ。

    0
    2026年08月18日
  • 漂流

    Posted by ブクログ

    小説マイベスト5には必ず入る。
    読んでいて情景が浮かぶし、ハラハラもするし、なんて面白いんだろうと思いながら読んだ。

    0
    2026年08月18日
  • 45歳(独身)、どんな感じ?

    Posted by ブクログ

    すぐ老後を考えてしまうところが共感できた。
    いいおばさんでいいなと思う。
    更年期の辛さと日常を受け入れている感じに好感が持てて、よかった。
    老後や更年期だけでなく、観劇にハマって、人生を楽しんでいる感じがよかった。
    他の作品も読んでみたいと思った。

    0
    2026年08月18日
  • 過疎ビジネス

    Posted by ブクログ

    企業版ふるさと納税の抜け穴を利用した脱法ビジネスを克明に記したノンフィクションである。
    「過疎ビジネス」というタイトルと、「コンサル栄えて国滅ぶ」の惹句が極めて秀逸だ。
    始まりは特別職員の給料アップの条例が可決された事から始まる。また当該自治体に不釣り合いな高規格救急車を12台購入するという一見関係ない事実が一つに繋がる。上質なミステリのような導入。
    最終的にはふるさと納税で税額控除を受けつつ、同グループの企業が事業を受注する「循環売上」。さらに入札仕様を自ら固め、通常より高額で落札させるというスキームということが判明する。
    国がコンサルタントにお墨付きを与えたため自治体側も信じ込んでしまった

    0
    2026年08月18日
  • 言葉の園のお菓子番 扉を開けて

    Posted by ブクログ

    言葉の園のお菓子番。
    素敵な言葉と、人間関係と、実在するお菓子が出てくる。
    慌てない、焦らない、静かに繋がって育んでいくような物語の世界観がとても心地よかった。

    0
    2026年08月18日
  • 紅茶とマドレーヌ キャロットケーキの愛情

    Posted by ブクログ

    『紅茶とマドレーヌ』は好きなシリーズで、読むのがもったいなくてしばらく積んでいた。今やっと読めて、やっぱりほのぼのして好きだ。
    泪夫婦の初々しいデートが、熟年夫婦なのに可愛くてキュンキュンした。泪は前回から最も変わった登場人物だと思う。『翼の騎士』様は天然で健在だった。
    真冬も中年太りながら、本質は変わらない乙女で、夫婦仲の危機もあっさり去ってハッピーエンド。
    姫乃さんだけは作中につられて「さん」付けしてしまう。姫乃さんは相変わらずほわほわしているけど、しっかり者で、読んでいて安心する。クリスマスの準備のくだりは共感した。
    本書も続いてほしいシリーズの一つ。

    0
    2026年08月18日
  • 書店員は見た!~本屋さんで起こる小さなドラマ

    Posted by ブクログ

    おすすめ本の紹介、本を紹介するに至ったエピソードが描かれている。
    ひとつひとつに物語性があり、自分に刺さるものは読んでみたくなってしまう。
    本屋さんでおすすめ聞いてみたくなる。

    0
    2026年08月18日
  • 破門

    Posted by ブクログ

    オーディブル
    二宮のキャラがええわ
    レミのパンツ穿いたり風呂でオシッコしたりする育ちの悪さ
    一個動くごとに金をせびる根性の悪さ
    ヤクザでもなくカタギでもない半端モンの生き様がリアルで自分にブッ刺さった
    破門ってタイトルも惹きがあってええ
    結局桑原の兄貴はどうなるんやろか
    カタギとして生きるんは絶対に無理
    あんなヤクザ今おるんか?
    あーディープ大阪大好き
    地名も馴染みの場所ばっかりで大阪人としてワクワクした
    続編はあるんか?
    ないなら是非書いてもらいたい
    シリーズ化全然いけるやろ
    このキャラ達なら復縁するまでで一冊書けそう
    最高でした

    0
    2026年08月18日