小説・文芸の高評価レビュー
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私は妻が子宮筋腫の摘出手術の日に仕事を選ぼうとした瞬間があった。だから私は癌になったんだ。いつも仕事の何かに怯えてた。何かを埋めるのに必死だった。心身の悲鳴をごまかし働いた。見失っていた。
今、病床で無事手術を終えた妻に進められてこの本を読んでいる。
病で己と向き合う作者は勿論のこと、関わる人たちは皆主体的に生きていた。明るく強く優しかった。愛に溢れていた。
私は見失っていたと思う。効率重視過ぎる世の中に流され、人の目に怯えて生きる、いや、生かされていたと痛感する。
病床では有り余る時間があることはわかっていた。この機会にこれまでの物の考え方や認識の枠組みをシフトをすべきではと心に決めてい -
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ネタバレ勝ちも負けも無い、己の使命を全うするだけ。一人一人の旅路に胸が熱くなった。
物語の後半になるにつれ、ひとり、またひとりと退場していくのが辛かった!それでもほっとするラストだったと思う。
刀弥ですら、愁二郎の表と裏と表現することで、誰しもが恐ろしい怪物になりうるかもしれない事を表現するのは流石。
響陣も、カムイコチャも、ギルバードも、幻刀斉や無骨でさえもそれぞれが愛すべき個性で、彼らの物語をもっと読んでいたかった。
木偏の人々もいい味出してたよ。
勧善懲悪ストーリーになるのかと思ったけれども、敵方には敵方なりの訳があり、逆境や絶望の中であってもどう生きるのかを問いたかったのでは、と作者の想い -
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初めて葬儀場に関する物語を読んだ。
「死」をテーマとしているだけに、「生」に対する場面が色濃く見えた。生と死の空間にしっかりと区切りをつけている印象だった。
漆原の言った「形だけの葬儀ではなく、死者にとっても遺族にとってもきちんと区切りとなる式をするのが仕事だ。」と。遺族にとっても区切りとなる式という言葉になるほどなと思った。死者を見送る儀式をすることで、少しでも前向きになれるように葬儀を担当する者は尽力する。漆原と美空が執り行う葬儀はどれも、死者にも遺族にも心に寄り添った行動がなされていて、心がじんわりと温かくなった。
第四話では、祖父母が亡くなった時を思い出して彼らと重ねて読んでしまった。 -
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今まで読んだ海外滞在エッセイ(勝手に分類してしまってすみません)のなかで圧倒的におもしろく、活力に溢れ、人間のあたたかさに心が救われる素晴らしい本でした。こんなに素晴らしい本屋さんでも、著者のフウさんが思い切って行動し、こうやって本にしてくれていなければわたしが知ることは無かったのだろうと思うと感謝を覚えます。自分の人生に置き換えてみると、やはり日本以外の文化に触れる機会というのは、ハードルは高くとも多ければ多いほど良く、積極的に設けていく必要を感じました。人生一度きりですから、宇宙船地球号の乗組員としてたくさんの船員と触れ合いたいものです。素晴らしい本でした、また読み返します。
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同じ日を何回も繰り返す体質という設定を活かしたSFミステリー!設定は今となっては(?)よく見るネタのような気がしますがすごくおもしろかったです。違和感が散りばめられていてそれが最後きちんと回収されるのが鮮やかでした。まんまと引っかかりました。
時間を繰り返すのが高校生の男の子というところもうまいなと思います。久太郎は周囲の人から精神年齢は大人とか老人とか言われているけれど、それでもやはり"子ども"であるから推理や行動に拙さや甘さがあってさらにおもしろくなっていました。そして思い込みってすごいですね、一回こうと信じてしまったものは違和感があってもなかなか気づけないんだなあと。 -
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ネタバレまさきとしかさんの三ツ矢&田所刑事シリーズ第3弾。めーっちゃおもしろかったぁ!!!
今作は2020年頃と1993年頃、現在と過去の話が交互に出てくるけど、登場人物も場所も全く関連がなくて、その二つの時代がどういうふうに繋がっているのかだいぶ後半になるまでわからんかったし、登場人物も多くてなかなか覚えられなくて真相も全く予想できないままやったけど、ちゃーんと繋がっててめっちゃすごいーってなった。
このすごさを上手く表現できひんのが残念やけど。
推理小説が好きで東野圭吾さんが大好きやけど、他の人見つけたいなーと思ってた時に偶然見つけたこのシリーズ。あの時出会えて良かった!このシリーズ以外 -
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ネタバレハッピーエンドではないかもしれないが、読み終わって、清々しい気持ちになった
3人の小中学生が主人公
崩れかけた家庭の中で悩む真面目な少女
ボーイスカウトで出会った少女は、全く空気が読めず、人の輪に入ることができない
全く異なるタイプの2人はいつしか惹かれあうが、親の過ちにより残酷な因果があることが分かる
スナメリの座礁に遭遇した少年
その場である美しい少女と出会う
少年は親に捨てられ、クラスメイトからも馬鹿にされながらバイトをしながら一生懸命生きている
少年は少女に恋するが、ここにも残酷な因果がある
学校に通わずに毎日オンラインゲームして過ごす少年
ゲーム内で1人の少年と出会う
2人はいつ
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