右から二番目の星へ

右から二番目の星へ

1,782円 (税込)

8pt

3.8

結末に涙する、仕掛けに満ちたひと夏の物語。

ノイズに溢れたこの世界で、
「大人になる」とは一体どういうことなのだろうか。

「子どもの土地」で永遠の子どもだった「その子」は、心に曇りが生まれ、ある日飛べなくなってしまった。だから、地上に堕とされた……自らの代わりとなる子を一人、連れ去るために。
夏休みの始め、青森のボーイスカウトで、スナメリが座礁した熊本の海岸で、埼玉から繋ぐオンラインゲーム内で、悩める子どもたち3人に奇妙な出会いが訪れる。いなくなる子は、誰なのか。自由と不自由のあいだでもがく少年少女、それぞれの決意とは。

誰もが経験し、忘れてしまう、「あの頃」の怒りと光にいま向き合う。
意外なその結末にきっと涙する、仕掛けに満ちたひと夏の物語。

最後の2行に込められた意味を
理解できる「大人」でありたいと思いました。
……青山美智子氏

人が生きる底の底から、子どもという存在を見詰めれば
こんなにも不思議で美しく、残酷な物語が生まれる。
……あさのあつこ氏

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • ページ数
    304ページ
  • 電子版発売日
    2025年09月03日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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右から二番目の星へ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本の世界は
    時々 過去の自分と向き合わせてくれる。

    だから やめられないのだけれど
    一気に10代の頃の自分へと戻された。

    いつからだろう
    心が自由に飛べなくなったのは。。。
    『大人』というカテゴリーに 詰め込まれて
    『そんな気』になった時からかな??

    でも思う
    『あの頃』のままの『心』であっ

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    いつまでも子どもの心を忘れないピーターパンの皆様こんにちは✩.*˚

    「右から二番目の星」とはネバーランドへの道しるべを意味するんですね✩.*˚

    みなさんは 子どもの頃、早く大人になりたかったですか?
    大人になる怖さはありませんでしたか?

    ✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
    プロローグ

    右から二番目の星「

    0
    2025年10月17日

    Posted by ブクログ

    プロローグとどこでつながるの…?と最初は淡々と読み進めていたけれど、なんだこれは。みんな大変じゃないか。というか、そもそもみんな大変なのか。生きづらさを密かに抱えて、子どもなのに心は大人にならなければならない辛さ。エピローグは、そこか!と驚いた。ただ、もう少し深くその子のことを知りたかったな。表面的

    0
    2025年09月28日

    Posted by ブクログ

    読みながら、そして読み終えても、解釈が難しい作品と思いました。
    登場した子供たちの多くは、大人の身勝手によって生きづらさを強いられているというのが、胸が苦しくなります。
    生きていくために、その大人たちに依存せざるを得ない時期を過ぎたら、それぞれの場所で幸せを掴んでほしいと思います。
    今の中学生は、自

    0
    2025年10月01日

右から二番目の星へ の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    小学館
  • ページ数
    304ページ
  • 電子版発売日
    2025年09月03日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    2MB

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