【感想・ネタバレ】プロパガンダゲームのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年02月14日

所々の引っ掛かりがあとあと、しっかり伏線回収されていく。

最後に持っていたのは、レジスタンスカードなのだろうか。スパイカードでは?と思ってしまった。

0

Posted by ブクログ 2024年01月14日

私は大好きな作品だった。政治✕マスコミ✕就職活動。面白くないわけがない題材を綺麗に調理してくれている。

0

Posted by ブクログ 2022年12月10日

『誰かを叩くという発想では、結局何も良くなりはしないということだった。本当に物事を良くしようと思ったら、誰かに都合の悪いことを言うだけじゃなく、誰かの役に立つ必要がある。』


「君たちには、この戦争を正しいと思わせてほしい。そのための手段は問わない」
大手広告代理店「電央堂」の就職試験を勝ちあがっ...続きを読むた大学生8名。彼らに課された最終選考の課題は、宣伝によって仮想国家の国民を戦争に導けるかどうかを競うゲームだった。
戦争をしたい政府側、それを阻止するレジスタンス側に別れ様々な作戦で一般モニターから多くの票を取った方が勝ちとなる。

政府側、レジスタンス側で交互に話が進んでいくのでテンポもよく一気に読んでしまった。
最後にはどんでん返しやミステリー要素もあり面白かった。

実際にある企業を思わせる名前が作中に登場するので、現実にも私たちが知らないだけで情報操作が行われ誘導されているのかと思ってしまうほどリアリティがある。
広告、大衆心理、情報の取り扱い方など考えさせられる内容だった。

中でも印象に残ったのは“ハンロンの剃刀”という言葉。「無能で十分説明されることに,悪意を見出してはいけない。」という意味なのだが、どう物語に関わってくるのか気になる方は是非一読を。

映画化希望作品なのだが、あまりのリアリティさにきっと広告会社はYESと言わないだろう。
脳内でキャストを想像しながら読み返すこととする。

若い作者なのでこれからの活躍に注目したい。
幅広い年齢の方に読んで欲しい一冊。


こんなひとにおすすめ .ᐟ.ᐟ
・どんでん返しが好きなひと
・ミステリーが好きなひと
・就活ものが好きなひと
・広告業界に興味があるひと
・朝井リョウが好きなひと

0

Posted by ブクログ 2022年08月14日

みんな優秀で、気持ちが良いです。
どっちが勝つのかハラハラするだけじゃない。
実際にありそうな現実、起こり得る未来に
一石を投じる学生たちが清々しい。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年07月31日

いいと思ったフレーズ


「国営メディアを使って、係争地の名前と気温を自国の天気予報として流し続けた国がある。そうすることで、国民はその土地を自分たちのものだと疑わなくなった」 「……天気予報なら、毎日やってるから覚えちゃうんだ」

「マーケティングの世界やとね、選挙は先に争点を設定できた側が勝つっ...続きを読むてのが常識になってるんよ。投票するための判断基準を、自分で国民に提供してまう。そうすると、その基準を土台にして国民が考えてくれるようになる」

『愚者は自分を疑うことをしない』。後藤の確信には、ホセ・オルテガが大衆について書いた著作の一節が念頭にあった。愚者は疑わない。大衆は忘れやすい。その性質を考えれば、「警告」というものがいかに無力なのかがよく分かる。

無能の一言で充分説明できることに、悪意を見出すな」。

「どうって、マスコミはまたくだらねぇことを取り上げてんなと思ったけど」「そうだ。くだらないと思ったろ。保守党へのイメージは悪化したか?」「いや、別に」  そう返答してから、今井は後藤の意図に気づいた。確かにスキャンダルには違いないが、支持率に深刻な影響を与えるようなものではない。「視聴者には『マスコミはまた保守党の批判をしている』というイメージを持たせた上で、保守党には致命的なダメージを与えない。だから、ダメージコントロールだ」

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年07月03日

日本最大手広告代理店の最終選考を舞台とした小説。
戦争を推進する政府チームと戦争に反対するレジスタンスチームにわかれ、どちらがより多くの一般市民役を説得できるか、というゲーム。
「六人の嘘つきな大学生」を思い出させる設定だが、あちらはミステリ要素が強かったのに対し、こちらは純粋にゲームの行方が気にな...続きを読むる実況中継的な話の進め方。少し陰謀論に寄っている気もするが、最後まで読み進めると広告、メディアに対して考えるきっかけにもなる。

0

Posted by ブクログ 2022年06月06日

 あー面白かった!最近は当たりの小説が続いている。あくまで就活の最終選考という体で、戦争賛成派と反対派に分かれて広報により世論を所属するチームの主張に誘導するのだが、大衆感情の流動性の高さが恐ろしい。自分の頭で考えているようで、その実、印象で揺れ動いているだけというのがよくわかる。決断のためのストー...続きを読むリーや動機付けが、いかに多くの人に受け入れられるものであるか、に焦点を絞ると、物事の本質を考えなくなり論点がすり替えられることを改めて学んだ。学生たちがほとんど好感を持てるキャラだったのも良かった。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年05月04日

大手広告代理店の最終選考を受けに来た10人の学生たち。
彼らに与えられた選考課題は「戦争に賛成/反対派に分かれて2時間半後に行われる国民投票に勝利すること」

ルールが複雑ながら読み始めるとだんだん理解もできるし、ライアーゲームっぽさがあって面白い。
いかに国民役の方々を味方に引き込めるかが勝負。そ...続きを読むこでのコミュニケーションのされ方に広告のあり方を考えさせられる。
一人ひとりの立ち回り方など読み物として面白いし、テーマがテーマだけに正義や平和などについても考えさせられる小説。

▼ルール(ざっくり)
架空の国パレット国が保有するキャンバス島が隣国のイーゼル国から攻められようとしている。
2時間半後に国民投票が行われその結果で戦争するかどうかが決められる。

学生はランダムに以下の2チームに振り分けられる
・政府チーム:戦争に賛成
・レジスタントスターチ:戦争に反対する

政府チームは2000ポイント、レジスタンスチームは1000ポイントを保有。代わりにレジスタンスチームは国民役の方々と同じようにアカウントを保有してコメントを行うことができる。
(Zoomのコメントのように国民がガヤガヤできるチャットが存在しており、そちらにコメントを投稿できる)

ポイントの活用は
1.演説時間の確保
2.情報素材(国の様子、歴史的背景や事件などの画像や動画)の購入

各チームは10秒ごとにポイントを消費しながら国民の前に顔を出して演説の時間を取れる。その時間に購入した素材の画像や動画を流すことも可能。
また、ポイントを消費せずとも国民の広場にある掲示板に200文字程度の情報を流すことは可能

国民投票は大手広告代理店が属性も均等になるように集めた100人。彼らは2時間半の論戦を眺めて意見の近いチームに投票をすることで報酬がもらえる。

各チームに一人スパイが混ざっており、動画を撮影して自チームに送りつけることができる。

0

Posted by ブクログ 2024年04月07日

とても面白い本だったので、あっという間に読み終わりました。
学生の最終選考での宣伝ゲームのやり取り、心の動きの描写が時間も迫る緊張感も伝わり、ドキドキ、ワクワクしました。
この宣伝ゲームで終わりだろうと思いきや、まだ続く話が面白かったです。

0

Posted by ブクログ 2024年03月20日

先が気になってどんどん読み進めてしまった!
戦争させる側がどうみたって不利だろ、日本は平和主義だし……と思ってたけど、平和の定義を変えて扇動の方法を適切に選べば、大衆の意見なんて変わりやすいんだなーと気付かされた。
広告とか宣伝の勉強がしたくなる
最後までハラハラする展開だったな
そうじゃない、本当...続きを読むの敵は。。みたいな終わり方も結構好きだから全体的に良かった

0

Posted by ブクログ 2023年11月29日

就職の最終試験で課されたプロパガンダゲーム
ゲームの内容は、政府とレジスタンスに分かれてプロパガンダを繰り広げ、国民投票で戦争をするかどうかを決めるもの

以下、公式のあらすじ
-------------------------
「君たちには、この戦争を正しいと思わせてほしい。そのための手段は問わな...続きを読むい」
大手広告代理店「電央堂」の就職試験を勝ちあがった大学生8名。
彼らに課された最終選考の課題は、宣伝によって仮想国家の国民を戦争に導けるかどうかを競うゲームだった。
勝敗の行方やいかに、そしてこの最終選考の真の目的とは?――先の読めないゲーム展開と衝撃のラストが、宣伝広告の本質、ネット社会における民主主義とはなにかを読者に問いかける。
-------------------------

ゲームの概要としては
就活生8名が仮想国家「パレット」の政府チームとレジスタンスチーム、それぞれ4人に分かれる
ただし、それぞれのチームには相手側のスパイが1名紛れ込んでいて、盗聴した音声を本当の自陣営に送ることができる
政府チームは自陣営の宣伝を行う
宣伝を行う対象(パレットの国民)は様々な年代と男女の一般市民100名
隣国・イーゼルと戦争を行うべきかどうかを最後に国民投票で決定する

ライアーゲームみたいに劇場型のゲームを取り扱った作品が好きな人向け
最大手の広告代理店の最終試験まで残った人達だけあって、呆れるほどのバカとか、天才的な能力を持つ見た目が変人なキャラはいない
皆ある程度のコミュニケーション能力を備えていて、それなりに賢く知識がある
その中でもやはり何か隠している事がありそうな描写が序盤からあって、それがゲーム内の役割なのか、他の要素なのかのカモフラージュになっている


確かにと頷けるセリフがいくつか
-------------------------
市民感覚ほど、信用できないものもない。「口では『差別反対! 暴力反対!』と言いながら、『差別する人間は死刑にしろ!』って平気で言う
-------------------------
市民感覚というのは、目の前の感情論に左右されがち
一見論理的な意見かと思いきや、総合的に見れば感情が発端の意見を理論武装してるだけって場合もあるしね

自分の信じたい情報だけ選択するように、気がつかない内に誘導されている可能性がある
多数決で決まる場合、倫理的な正しさや、価値観の正当性が絶対的な力を持つわけではない
正しいことを言っているから勝つわけではない


-------------------------
選挙は先に争点を設定できた側が勝つ
-------------------------
これは小泉政権の時代に顕著だったよなー
重要度の優先度と世論の興味とのギャップを巧みに操ってたましたね
まぁ、一般的には現時点で政権を担ってる方が有利というのも、選挙の時期を選べるからですよね


-------------------------
リアルとリアリティは違う
-------------------------
本当のことでもリアリティがないと人は信じない
逆を言えば、リアリティさえあれば嘘でも人は信じてしまいがち

それのもっと酷いのが陰謀論とかになっちゃうんでしょうねぇ


-------------------------
自分たちは戦争を望んでいない。相手が一方的に平和を踏みにじろうとしている。だから、私たちは立ち上がる。言い回しはオリジナルだけど、戦争をはじめる指導者は、驚くほど同じことを言ってる。全員が平和を望むなら、戦争になるわけないのにね
-------------------------
これは確かになー
まぁ、作中でも言及されているけど、平和なんてものはイメージが抽象的だけど、戦争は具体的なイメージをしやすく忌避感を抱く
だからこそ、自分達の平和を守るために戦争が必要だという理屈にも乗ってしまうわけで


ゼロサムゲームは奪い合いなので、分け与える事が必要だという意見が終盤で出てた
ただ、世の中は結局資源の奪い合いが基本ですからね
分け与える事のメリットが明確に示されない限りは、グローバルな視点では難しいと思う




それにしても、チームメンバーの中にスパイがいることがわかっているのに皆無頓着すぎ
知られたら困る情報とかあるんだし、チーム内のコミュニケーション方法にも気を配りましょうね
ま、この辺は就職試験という前提があり、皆自分の優秀さを出したいわけで
スパイの立ち回り方もかなり難しいよな
見た目上のチームにスパイと疑われないように貢献しつつ、最終的には本来の自陣営のために貢献しなければいけないわけで




ゲームそのものだけじゃなく、そのゲームが考案された真相
まぁなくはないけど、お金かかりすぎだからな
ペイする仕組みにしたいのもまぁわかる

ただ、受験者達のその後の推測がなぁ……
自分たちが落ちたからって、考え過ぎじゃない?

ゲーム中にも、無能で十分説明されることに悪意を見出すなという「ハンロンの剃刀」の話題が出てたけど
これって陰謀論の揶揄の意味で私は理解している
なので、その議論は無駄なものに思えるんだけど、それだと物語があっさりと終わってしまうので仕方がないか



一体本当の敵は何なのかというところ
ダメージコントロールの話題も出てたけど、果たして本当にコントロールできているのか?
メディアも攻撃されてる気がするけどね?
でもまぁ、本当に隠したい事はメディアで大々的に扱われないという風潮は理解できる



何となく、三崎亜記「となり町戦争」に通じるものがあると感じた
戦争というものを身近なものとするような、怪しげな何か

今の日本も防衛費の増額とか、隣国との領土問題とか、何かに付けていちゃもんをつけて外交カードにしてくるとか、キナ臭いものを感じるようになってきたからなぁ
架空の国とは言え、危機感は感じましたね

0

Posted by ブクログ 2023年05月03日

プロパガンダという題名にふさわしいプロパガンダ感。

就活最終面接でのシミュレーションゲームで終わるかと思いきやの、その後のリアルでのプロパガンダまで。

宣伝業界とは程遠いだけにどれだけリアル感があるのかはよくわからないが、
大衆、メディア、宣伝の実態的なリアルを表現していて面白い。

自分たちの...続きを読む世界でも少なからずある話なはずだから、自分たちが宣伝やメディアに踊らされるのでなく、自分の頭で考えられるようになりたいし、利用する側になりたいと思う。

0

Posted by ブクログ 2023年02月25日

面白くてイッキ読みしてしまった

『6人の嘘つきな大学生』と
似てるかと思ったが全然違う

どんでん返しとかではなく、
ずっとゲームとして面白い

0

Posted by ブクログ 2022年12月27日

ゲームの設定がよく考えられているなーと思って面白かった。結局広告会社がこの選考方法にした意図は明らかにされず消化不良感。最後にもう一波乱あるのかと期待してしまった。続編を読みたい。

0

Posted by ブクログ 2022年12月17日

【大衆を意図した戦略で、特定の思想へと誘導せよ】

就活生を集めた思考実験が幕を開ける物語。

喧伝と戦争は本質的に似通っている。
如何に自分達が正義だと認識させるか?
官邸で行われる広告代理店の就職試験に勝利した大学生を集めた、仮想国家を戦争に導くゲーム。
醜聞とデマによる情報操作。
嘘とスパイに...続きを読むよる本質の歪曲。
このゲームの本質が垣間見える時、ある種の異変に気付く。
そして、それは波風の様に心に波紋を齎す。
最終投票による暴かれた真実は残酷で、市井の人々は傍観者と化す。

物事には表裏があり、固執した思想だと本質を見失うのだ。

0

Posted by ブクログ 2022年11月01日

選考に参加した8人それぞれキャラも立っていて面白かったです。
世論を動かす心理は勉強になった気がします。

0

Posted by ブクログ 2022年10月06日

面白かったです
大手広告代理店で、就活の最終選考の場でのヒリつくような展開
戦争に賛成か反対か
票をあつめろ! 宣伝しないと!
ゲームだとしても、考えさせられました

0

Posted by ブクログ 2022年08月18日

舞台化されて気になっていた本。
選考最中はハラハラする展開だったが、最後の締めが少し物足りないなーと。
ただ戦争とか平和とか今見ている情報とは?って考えさせられる作品だった。
続編あるのか?

0

Posted by ブクログ 2022年07月25日

大手広告代理店・電央堂の最終試験でプロパガンダ・ゲームをさせられる8人の学生の話。彼らは「政府」vs.「レジスタンス」に分けられて、PC上にいる100人の仮想国民(モニター)を、戦争に導けるか止められるかで争う。

設定が非常に良くできていて、各チーム(4人)に1人敵側のスパイがいたり、保有するPP...続きを読む(プロパガンダ・ポイント)に傾斜がつけられていたり、PPの少ないレジスタンスは市民アカウントとして潜入できたりと、とにかくリアル。架空の島・キャンバス等も自国の問題に置き換えて考えられるのが良かった。

自チームのアカウントを使って行える『宣伝』、画面全てと動画を使って行える『扇動』、形勢を動かし得る情報素材の購入など、学生たちは様々な手を使って互いにプロパガンダを仕掛けていくが、話は最後で思わぬ方向に…。

個人的にはスパイの明かし方が非常にうまい作品だと感じた。

0

Posted by ブクログ 2021年02月05日

【プロパガンダ】特定の思想・世論・意識・行動へ誘導する意図を持った行為の事である。


就職の最終選考という名目で行われるプロパガンダゲーム。
設定が実に興味深く、情報操作は容易い事なんだと思い知らされた。

都合のいい情報だけを信じて選択するよう気がつかない内に誘導され、物事の大半は多数決で決ま...続きを読むるという大前提があり、倫理的にどうだとか、価値観がどうだとか、そんな事は大局では関係なく、正しさだけが選ばれるわけではないという事。
誰かと一緒なら安心、多くの人が選んでいるなら自分も...という刷り込み。
自らが選択しているようで、実はそうではない。

戦争は私達の身近にはない。
戦う事を放棄した今の日本に軍隊はいない。
自衛権が存在するのみ。
それが世界から見たら甘いのかもしれない。
それでも私は正しい在り方だと思っている。
領土拡大の為、正義の為、報復の為に武力を行使する事が明るい未来に繋がるとはどうしても思えない。
尊い生命は何よりも重い。
勝手に奪っていいものなんて何処にもない。
そんな理想論しか私には言えない。
それでも...大切な人が傷つけられたら銃を手に持ってしまうかもしれない。
矛盾だらけの自戒を感じさせられた一冊になった。

0

Posted by ブクログ 2020年09月02日

プロパガンダゲーム自体は皆本気でやりどんでん返しありで面白かったがその後日談の方が更に面白い。
与えられるままの情報に翻弄される人々の感情が登場人物を通し描き出されていて、まさにこれは現実だと思った。
TVのニュースを見てこれはプロパガンダだ!と気付けるだろうか?たぶん無理だ。巧妙に隠され見えるのは...続きを読む末端の情報のみ。きっと日本でもそんなことが起こってるんじゃないかと思うとぞっとする。
情報の偏り、独占が実際問題あるというのも作者の伝えたいところなのか。
余談だけど主人公の今井くんが最後らへんからあまり活躍してなかったのがちょっと残念。

0

Posted by ブクログ 2023年12月28日

入社試験で四名ずつ政府チームとレジデンスチームに分かれて政府チームは国民に戦争をすすめ、レジデンスチームは反対する
最初のゲームの説明で文章だけでゲームを進めるのは無理があるのでは?と思ったが詳細にかかれていて面白かった

0

Posted by ブクログ 2023年07月09日

広告会社の就職最終面接で行われるゲームの話。国民を扇動して戦争に賛成させるか、反対させるかというゲームで、各陣営にはスパイもいて、判断する国民もいて、ゲーム自体が面白い。最終選考のヒリつき感もあってスパイが誰とか含めゲームの行く末が気になる。もし私がこんな最終面接に当たったら絶望してそう。

0

Posted by ブクログ 2023年04月23日

採用試験にプロパガンダゲームを導入する奇抜さと8人の学生のゲームでのパフォーマンスが興味深かったですね。リーダー役の組織一体感の醸成力や判断力、心の葛藤も含めて楽しめました。
採用試験後の展開は、尻すぼみとなり、現実の政府との情報戦争になっていく流れが薄く、もったいない感じがしました。また、学生達の...続きを読む恋話の展開もあったりしたら盛り上がったなと思ったのは私だけでしょうか?

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年04月09日

面白い展開で止まらずに読み終えられた。
短めの小説だったので仕方ないのだが、最後の展開になるまでの感情移入は出来なかった。

0

Posted by ブクログ 2022年10月12日

こんな選考はありえないけどインターンシップとしてはありかもなぁ...なんて思ったりw

終盤話の方向性が思ってもいないところへ進み出すので、驚いちゃいました。

0
ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年10月11日

ノンフィクションなんじゃないかと思ってしまうようなリアルなあり得なさがあった反面、オチについては少し取ってつけた感があってイマイチだった気がする(選考で学んだことを活かして逆に復讐するということ自体は面白いと思った)。テーマは悪くなかったが、そこまで心に響くメッセージが汲み取れなかった。ボードゲーム...続きを読むを側から見てるような感覚で読めた。そもそもゲームの勝敗が選考結果に関係ないということもあり、誰がスパイなのかはあまり気にならなかったし、誰をスパイにしても成り立つような内容だったと思うので、スパイを当てる楽しみもなかった気がする。広告業界において大事なのは真実を述べることではなくて大多数の賛同を得ることだということは確かにそうだなと思った。自分の正義に従うのではなく、クライアントの求めるものを作らなければならないという点はちょっと弁護士に通じるところがあると思った。巨大広告企業が世界を牛耳っているという話はリアルでもあながち間違いではないと思う。昔就活時期に広告系の会社に就職したいと思ったこともあったが、そっちの道に行かないで良かったと思ってしまった。 

0

Posted by ブクログ 2022年02月11日

就活生による、戦争反対賛成の多数決ゲーム!
頭がいい就活生のやりとりを見てると爽快!
どっちにも感情移入できるし、スパイがどう関わってくるのかとドキドキだったし、読み応えありました。

映画化しそうな内容でした。

0

Posted by ブクログ 2021年11月04日

最終選考が終わったあとの、締めがあまり面白いと思わなかった。最後までプロパガンダゲームを無理やり通してる感じがする。

0

Posted by ブクログ 2019年12月04日

政治経済があまりにも苦手なので、読み始めから読破を諦めつつあったけど、そんな私も理解できる内容だった。
スパイ役が誰か判明したあたりから怒涛の展開で、最後はまさかの結末。

0

「小説」ランキング