あらすじ
「君たちには、この戦争を正しいと思わせてほしい。そのための手段は問わない」大手広告代理店「電央堂」の就職試験を勝ちあがった大学生8名。彼らに課された最終選考の課題は、宣伝によって仮想国家の国民を戦争に導けるかどうかを競うゲームだった。勝敗の行方やいかに、そしてこの最終選考の真の目的とは?――先の読めないゲーム展開と衝撃のラストが、宣伝広告の本質、ネット社会における民主主義とはなにかを読者に問いかける。アマゾン電子書籍の人気作を大幅改稿した完全版!
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Posted by ブクログ
めちゃくちゃ面白かった。
だけどさ、これ、参加者よりも国民から話が漏れそうじゃない? グループがいくつもあるらしいし。主人公たちだけが深いところまで気付いて、それを公開して、っていうのは都合いいな……と思った。
そんなことを書いてから、自分も重箱の隅をつつくような短所論い人間になっていることに気付く。
でもとってもワクワクしたのでよいです。最高でした。
Posted by ブクログ
「国民を戦争に導いてほしい」帯に寄せられて購入。就活の最終選考、2時間という限られた時間で、論争されていく展開が読みやすかった。
「武器がSNSに変わっただけ」(のようなニュアンスだった)言葉がとても刺さった。自分たちが今当たり前に使っているSNS、言葉も使い方一つで誰でも殺めることができると痛感した。
Posted by ブクログ
面白い!
ここからどうなるの??どこに着地するの??と、ずーっとハラハラしていました
将来が決まる最終選考、有能さをアピールしなければならない状況とはいえ、騙し合い探り合いながらすすめなければいけないゲームの中、よくここまで理性的に振る舞えるのだなぁと感心してしまった
そして、それが崩れていく様にも人間らしさを感じられて良かったです
が、今最終選考中だよ!!!と我に返ってほしいと願う気持ちもありました笑
椎名くんの裏切り演説にはぞっとしながらも高揚しました
越智さんの暴露ターンもしびれましたし、香坂さんのピュアさ故にしたたかに映ってしまう感じもすっごく恐ろしくて好きでした
皆さま、良いキャラすぎる!
以前から気になっていた作品で、近々ドラマ化されると知りました
ドラマ化前に読むことができて良かったです
個人的には椎名くんの裏切り演説シーンがいちばん楽しみです!
Posted by ブクログ
展開にはスピード感があり、最後まで飽きずに読めた。
一方で、登場人物に感情移入はあまりできなかったが、選考の一部始終を外側から見ている感覚であれば感情移入せずに読むのが正解なのかもしれない。
また、物語の核となる“プロパガンダゲーム”が、テレビ番組の企画という枠に収まってしまった点は少し惜しかった。
個人的には、国家規模や社会実験のような、より大きな陰謀や計画の試験運用だった、という展開まで踏み込んでほしかった。
Posted by ブクログ
就活試験にこうしたゲーム要素が入るのはワクワクする設定で、実際に内容も期待を裏切らない。もっといろいろ展開したり膨らむ要素があったのかなとも思うが、ゲーム内容としては制限が設けられているからこそ飽きずに見られたのかなとも感じた。
ゲーム終了後の流れは、ゲーム自体の白熱と比較するとトーンダウンしてしまい、少しご都合も入ってきて、大丈夫かな、と違うハラハラも覚えた。が、ラストは少し違った角度もあり、良かったと思う。ゲーム終了後の流れについては賛否あると思うが、物語の必然性や背景を入れることによる重厚さ(単なるフィクションに留めない)を出しているのかな、と感じた。