ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • そして誰もゆとらなくなった

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    この場面でよくこんな言葉が出てくるなと、感動すら覚えました。
    その言葉の組み立てで、数々の自虐ネタ?をこんなに堂々と披露されたら、笑わずに読める人は居ないんじゃないかな。
    と言うか、こんな面白いの、ゲラゲラ笑って読まなきゃもったいない!

    作中よく使われる、〜なァ。の書き方が何だかツボにはまったんですよね。
    ちょっとあざとくて、どこ吹く風のようで、いや何だか腹も立つような、、、だけれども、朝井リョウさんの憎めない人柄を感じるような…。

    日々の息抜きにちょっとずつ読んで、笑わせてもらったエッセイでした。最高。

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    2026年03月08日
  • 青青といく

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    出会って僅か4か月。儒学者で経世家の海保青陵の死は、
    16歳の末弟子・堺屋弥兵衛に、大いなる悲しみを与えた。
    そして師の訃を伝えるために兄弟子の暁鐘成と共に
    師の足跡を辿る旅に出る。
    ・序
    第一章 賢弟 第二章 うそ八
    第三章 大地球頭第一花 
    第四章 鰻の蒲焼 第五章 末弟子
    ・終
    主要参考文献、論文一覧有り。

    「死んだら火葬し骨を粉にして空に撒いて欲しい」
    師の訃と望みを伝える相手には、青陵への想いが胸に在る。
    江戸で会うのは、尾張徳川家に仕える青陵の弟・瑞陽。
    彼が抱えるのは、共に過ごした兄への羨望と憤り、そして思慕。
    絵師・司馬江漢。難儀な人「うそ八」の、
    「辞世ノ語」に至る、青陵と

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    2026年03月08日
  • 警官の血(下)(新潮文庫)

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    ネタバレ

    親子三代、戦後史と共に歩む圧倒的な大河感に引き込まれた。犯人の意外性よりも、宿命に翻弄された祖父・父に対し、三代目の和也がノワール的なしたたかさで運命に抗う姿が対照的で良い。読後感が最高。

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    2026年03月08日
  • ボタニストの殺人 上

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    ワシントン·ポーシリーズ5作目
    ようやく読めた!

    安定の読みやすさ、
    ただ、登場人物は相変わらず多めだけど
    登場人物表が付いていて 助かります。
    栞にも使えるし、あっちこっちページをめくる事もなく読めて これは本当にありがたい✨

    上巻冒頭、西表島から始まり 恐ろしいものが見つかったようで…何やら事件のにおい
    パッと場面が変わりイギリスのグラスゴー
    農薬を買う男
    そして、またまたパッと場面変わり番組収録スタジオ。で、収録中に毒殺事件発生。

    リズム良く展開して惹き込まれていきます。

    父親殺しの容疑者となった
    エステル·ドイルのために奔走する
    ワシントン·ポー の姿がとてもかっこいい

    2本

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    2026年03月08日
  • おでかけ料理人 おいしいもので心をひらく

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    おでかけ料理人の佐菜は、居酒屋満々屋の主人に呼ばれ、主人の母親のご飯を作ってやって様子をついでに見て欲しいと言われる。母親の様子を告げに満々屋主人を訪れるも、どうやらちゃんと話を聞いていない。そういう親子もいるんだなと思う。

    白粉や紅の店、白蘭屋のおかみがやってきた。お店のみんなで軍鶏鍋をやりたいらしい。しかし軍鶏をシメられるのだろうか?軍鶏は結局さばいてもらった。白蘭屋のおかみは尾張出身という情報を得て、尾張の豆味噌で割下をつくる。

    大工の甚五郎が鯵を釣りに行ったのに、鯖ばかりかかるので、お裾分けに持ってきた。謡の先生はそれで思い出したのか、船場汁を佐菜に依頼してきた。しめ鯖と南蛮漬けも

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    2026年03月08日
  • 朝が来るまでそばにいる(新潮文庫)

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    美しさを欲すること
    いや、美は欲望から始まる
    欲することから美は生まれる

    求めること
    美への渇望
    美を内在したい
    美を自分の身体の一部にしたい
    願わくば、その美を蹂躙したい
    そう思って、そう思ってしまったことに気付いて
    震える

    美について、いろんな触れ方があることに
    稲妻のような衝撃を受けた。
    いつだって実体より幻想の方が美しい。
    そう思うことは悲しいことなのかな。

    -

    生と死を隔てる境界を越えずに生きられているのは
    とても奇跡なことで、例えばボタンのかけ違えみたいに容易く、アッと思う間に、あちら側へいってしまうかもしれなくて。
    足を踏み外した奈落の底で、その時わたしは誰の名を呼ぶのだ

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    2026年03月08日
  • 探偵チームKZ事件ノート クリスマスは知っている

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    案外早く走れたのはランニングのおかげって。あれからずっと一緒に黒木と走ってるのかと思いきや1回きり(笑
    砂原が不幸すぎて、実際は勘違いでしたで終わって欲しかったのに。実家の会社は、空き地に変わり。行き場がなく里親と巡り会って。これはあんまりだぁ

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    2026年03月08日
  • あなたの人生、片づけます

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    汚部屋だった時がある。
    仕事が上手くいかない上、先輩に「いじめ」
    そんなこともわからないの、やる気あるのなど後は無視された。
    そんな時部屋は汚れる。
    たまたま一緒だった上司が霊感が強くて、私の部屋が汚部屋じゃないかって指摘された。家に来た事ないのに!
    その後、新しい部署に移動になっがハラスメントなどもあり、転職して今がある。
    落ち着いて仕事ができるのは、心の安定になり、きれいにしようと思う心が生まれる。
    そんなことを思い出しました。

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    2026年03月08日
  • 鋼鉄の城塞 ヤマトブジシンスイス

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    伊東さんの小説はどの時代を描いても、情景がすぐに分かる読みやすさ。それが本当に凄いと思う。分厚さが全く気にならず、一気読みしました。とてもお勧めの一冊です。

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    2026年03月08日
  • 牡蠣養殖100年 汽水の匂いに包まれて

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    海と川の繋がり、そこに生きる生物の豊かさが伝わった!
    こういった漁師さんが日本の水産業の復活のヒントになる貴重な1冊。

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    2026年03月08日
  • 大事なことほど小声でささやく

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    心に栄養をこれる本。
    ちょっと変わったメンバーが織りなすアンソロジー。一人一人キャラが立っていて、その一人一人に物語がある。
    みんなで楽しく支え合いつつ、肝心なところは自分で立ちあがろうとする強さに痺れました。
    娘のために頑張るケラさんも、マシンガントークの四海さんも、バーテンのかおりちゃんも、ゴンママもみんな大好き!
    こんな人たちと出会いたいと切実に思いました。

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    2026年03月08日
  • 食堂かたつむり

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    久しぶりに涙がほろほろ、いつの間にか涙が止まらなくなっていった本です。親の計り知れない愛を感じ、また、生きること、食べることといった基本的なことを丁寧にしていこうと思った素敵な本です。

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    2026年03月08日
  • ヤマケイ文庫 エスキモーになった日本人

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    エスキモーとなって、北極圏の狩猟で生活し家族を養いっていくことがどんなに大変なことだったか、想像されると同時に
    どうせ5、60年の人生だからと覚悟を決めやりたいことをやって自由に生きる思い切りとエスキモーの生活をやりぬいたことに感服しました。

    2009年出版の「地球最北に生きる日本人、イヌイット大島育雄との旅」として朝日新聞記者に現地取材を受けたその後の大島さんがご家族とともにたくさんの写真付きで紹介されておりイメージが鮮明になり良かった。

    こんな生き方の人が居ると知れば、ネットのあふれる情報を浴びて、新しい情報に追われている自分がなんだかなあ、と思ってしまいます。

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    2026年03月08日
  • 猛毒のプリズン 天久鷹央の事件カルテ

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    天久とコトリとコウノイケ、トリオの絆が深まった!とても良かった、絆は、今までで、少しずつ、深まってはいたけれど、天久本人が、そのことを言葉にした。それで、すごく、感動的だった。
    今回は、天久本人が、第一容疑者に?!ヤバかった。それから、天久の昔の恋人が、出てきたよね。天久にも、恋人いたのね?流されて、付き合ったぽいけど。
    とにかく、面白かった。もうすぐ、シリーズ全部、読み終わりそうで、寂しいなぁ。ゆっくり読みたいけれど、読み始めると、面白いから、ノンストップなんだよね。

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    2026年03月08日
  • つくもがみ笑います

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    つくもがみ達が戦います。
    前作で幼かった十夜たちも思春期を迎えた頃の話。
    つくもがみを心配しながらも見守っているのだから驚きました。
    だんだんコトが大きなことになっていくのですが
    付喪神たちがそれを感じさせないほどにかわいい。
    読んでいるこっちも見守っている気持ちになりました。

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    2026年03月08日
  • 祝山(いわいやま)

    kt

    購入済み

    怖いけれど

    立ち入ってはいけないと言われている場所はやはり立ち入ってはならないのだと。読み終えて感じた次第です。そして自然への畏敬を忘れてはいけませんね。おもしろかったです!実写版も楽しみです!

    #エモい #怖い #共感する

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    2026年03月08日
  • 空、はてしない青 上

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    自分の人生にやがて終わりが来る事を知り旅に出る事にした主人公はこちらもワケありの女性と出会う。
    距離感がある2人だったが主人公は旅の中で女性を通して自分の気持ちの整理や向き合い方を見つけていく。
    そしてその変化はワケありだった女性をも変えていく、その人と人との交わり合いがとても魅力的なお話。野山の厳しくも静謐な雰囲気も好き。
    病は確実に進行していき体を蝕んでいくがむしろ精神的に成長をしていく、その力強さが読み手にも力を与えてくれる。
    読み終わった後に表紙を改めて見ると泣けてくる。

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    2026年03月08日
  • ハウスメイド2 死を招く秘密

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    ネタバレ

     前作とは別の家のハウスメイドとして雇われたミリーを襲う悲劇の数々と巧妙に隠された伏線、前回と同じ展開と思いきやこちらの予想を裏切る真相と結末まで余すところなく楽しめた。今回もエピローグでゾクリとさせられた。

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    2026年03月08日
  • モモ

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    読み始めは、なんて子供じみた話なんだろうと思っていました。
    ところが灰色の男たちがモモの仲間達の時間を奪い始めてから、ページをめくる手が止まらなくなりました。灰色の男に時間を貯蓄しないかと誘われて、生活がガラリと変わっていく。余裕のないいつもイライラした生活は、まるで自分のようで読んでいてとても辛くなりました。

    「時々目をあげてみるんだが、いつ見ても残りの道路はちっとも減っていない。だからもっとすごい勢いで働きまくる。心配でたまらないんだ。そしてしまいには息が切れて動けなくなってしまう。道路はまだ残っているのにな。こういうやり方はいかんのだ。」
    「いちどに道路ぜんぶのことを考えてはいかん、わ

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    2026年03月08日
  • コメディ映画で泣くきみと

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    最初はとにかく軽くて。合わないかもなーなんて思ってたんだけど

    多様性をテーマに、どんどん温度が増していくような
    ルーツ、生い立ち、養子縁組、セクシュアリティ

    高校、ママ友関係、そしてコメディ映画を題材に
    平たく言うとみんな色々あるよねーってことが
    描かれていた

    構成もわかりやすく、重たいテーマだけどねっとりしてなくて、でもさっぱりもしていなくて
    ちゃんとそれぞれの登場人物の感情の揺れや居心地の悪さが伝わってきた

    痺れたのは
    他人の家で出された、自分の家のそれとは違うふわふわタオルや子ども思いの母親
    あと
    差別した側の方を気遣って言えないでいた自分のルーツの描写

    違う作品も読んでみたい

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    2026年03月08日