小説・文芸の高評価レビュー
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いやぁ、すごい。こんなこと、真似できるはずがない。
本当に若者たちの現状を知りたい、その思いがあるからできたこと。
だからこそ、聞けた話があるのだと思う。
私は、普通の家庭で生まれ、今まで過ごしてこれた。当たり前に学校に行き、当たり前に将来を考え、今に至る。
でもこの著書に出てきた若者にとっては、そうでない。
沖縄は、非正規雇用が多く、賃金も安い。離島であり、物流のコストも高く物価高につながっている。米軍基地の使用もあり、経済発展が自由にしづらい状況。そのような中で生活をしていくことで、学校にも行かず、若年での結婚妊娠出産、そして離婚という経験を多くの人がしているため、教育を受けることもできず -
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今、私の中には黒い感情が渦巻いている。この気持ちをどうやって消化したら良いか分からない。小説内のどの人物に共感しましたかと聞かれたら、私は間違いなく押尾だと答える。でも、芦川であり、二谷でもある。どの自分も自分だと思う。要するに、この三人の考え(芦川視点は明かされていないが)や人格を行き来しながら生きている。時に食事を楽しみ、食事を面倒だと思いながら、強さと弱さの両方を抱えながら生活を営んでいる。仕事、食、人間関係どれも生きていく上で必要な要素であり、それを題材にした小説だから、考えの逃げ場がない。なんでこの本を読んでしまったんだろう。私はきっとこの先、生きていく中で度々、芦川さんと二谷と押尾
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ネタバレ「誰かに親切にしなきゃ、人生は長くて退屈なものですよ」
身勝手な母親からの逃れ、山間の町で暮らしはじめた18歳の理佐と8歳の律。
姉妹を見守るそば屋の浪子さん、絵描きの杉子さん、そしてしゃべる鳥「ネネ」。
ネネのいる水車小屋で働く青年・聡、水車小屋に現れた中学生・研司…
人々が織りなす40年にわたる愛おしい物語。
子供二人を女手一つで、新しい恋人を優先するようになり生活がままならなくなってきた頃
理佐の進学資金を母親の恋人に使われたことをきっかけに様々な問題が浮き彫りになり、姉妹二人で川の音がせせらぐ山間の町へ移り住み再出発。
そこで出会う人、動物を巡る希望と再生の物語です。
物語の前半は、 -
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ネタバレ一度、10年くらい前に読みました。
そのあと高校と大学に入学して卒業して、10年分大人になりました。
高校時代の部活、化学系で研究してたんですけど、結構過酷だと思いつつも楽しかったんですよね。
それがすごくキラキラしていて、大切に取っておきたい記憶だと思ったのは、卒業してしばらくしてからでした。そのしんどくも楽しい時間を、宝物だと思えるようになったのは、それを手放してからでした。
キケンを再読して、彼らの気持ちがすごく分かりました。がやがやしていて、自由な先輩に振り回されたりもして、でもそれを手放すと寂しくなるんですよね。
後輩たちのものになると、自分たちのものだったのに、って思うんですよ -
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Audible。直木賞作品から。
学生時代、職場、ママ友など、友達付き合いに悩んだことがある人は刺さるんじゃないかな。
【結婚する女、しない女、子供を持つ女、持たない女、たったそれだけのことで、なぜ女どうし、わかりあえなくなるんだろう】
高校時代と現在の〈葵〉が交互に描かれる。
高校時代
積極的で明るく周りの目を気にしない〈ナナコ〉と、いじめられた経験から友達付き合いが怖くなってしまった〈葵〉。
現在
ベンチャー企業の社長で自分のやりたいように生きる〈葵〉と、専業主婦で夫の顔色を伺いながらママ友との関係に悩む〈小夜子〉。
高校時代の〈ナナコと葵〉、現在の〈葵と小夜子〉この2つの関係 -
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ネタバレ全編グロMAX血みどろスプラッタ殺人小説でした
いや、もう最初っから全力で殺人鬼に残酷に殺される描写全開で苦手な人とことんダメだろ。思いながら読んでたら
オチっ!!!
いや、そんなオチある!?トリックていうか描写に完全にやられました。グロとか死体描写とか殺人鬼に殺される被害者の恐怖とかに完全に意識持っていかれて文章の些細な描写のおかしさに気が付かなくて、最後の最後のトリック暴かれた瞬間、ありかこんなのやられた!と、頭抱えました。
双子トリックずるーい
やられたーって感じた後、もう一回読み直しました。読んでたら気づく違和感に2回目でやっと気づきました。
綾辻先生強い。 -
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恋は盲目というが、恋だけでなく友情も盲目になりうるのか。
恋愛を前にすると友情は途端に無力になってしまうことがある。
これは自分は恋人優先で、友情を蔑ろにする人間だ、ということではなく、親友に恋人ができたらどことなくその恋人に遠慮してしまうだろう、という話である。(これまで誕生日を当日に祝ってきたがそれもできないな、とか。週末は恋人と会うかもしれないから誘うのは控えた方がいいかな、とか。もし同棲するなら泊まりで遊ぶのは控えた方がいいかも、とか。)
しかし、恋だろうが盲目だろうが、のめり込むと視野が狭くなるという点、行き過ぎたものは狂気とも言える点では共通している部分もあるのかもしれない。
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