ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ヤンキーと地元 ――解体屋、風俗経営者、ヤミ業者になった沖縄の若者たち

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    いやぁ、すごい。こんなこと、真似できるはずがない。
    本当に若者たちの現状を知りたい、その思いがあるからできたこと。
    だからこそ、聞けた話があるのだと思う。
    私は、普通の家庭で生まれ、今まで過ごしてこれた。当たり前に学校に行き、当たり前に将来を考え、今に至る。
    でもこの著書に出てきた若者にとっては、そうでない。
    沖縄は、非正規雇用が多く、賃金も安い。離島であり、物流のコストも高く物価高につながっている。米軍基地の使用もあり、経済発展が自由にしづらい状況。そのような中で生活をしていくことで、学校にも行かず、若年での結婚妊娠出産、そして離婚という経験を多くの人がしているため、教育を受けることもできず

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    2026年05月31日
  • 彼女たちは楽園で遊ぶ

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    久々に数日で、隙間時間に一気に読めた。どうなるのか、ハラハラしながら、吸い込まれていった。

    私を大切にしてくれる友を、今一度大切にしたい、思いを伝えなくちゃと思った。

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    2026年05月31日
  • ヘヴン

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    百瀬が語る、ありとあらゆることに意味などなく、自分の行動や意味を決定づけるのは自分自身であるという主張と、コジマの言う「斜視こそが君を君とたらしめるものだ」という言葉を「僕」はどう捉えていくのか。

    人は皆、この世界に劇的な意味を見出そうとしがちだがそんなものはない。良くも悪くも存在する理由や意味なんて、自分で決めれば良い。実存主義的な考えを多方面から感じた物語だった。

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    2026年05月31日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    今、私の中には黒い感情が渦巻いている。この気持ちをどうやって消化したら良いか分からない。小説内のどの人物に共感しましたかと聞かれたら、私は間違いなく押尾だと答える。でも、芦川であり、二谷でもある。どの自分も自分だと思う。要するに、この三人の考え(芦川視点は明かされていないが)や人格を行き来しながら生きている。時に食事を楽しみ、食事を面倒だと思いながら、強さと弱さの両方を抱えながら生活を営んでいる。仕事、食、人間関係どれも生きていく上で必要な要素であり、それを題材にした小説だから、考えの逃げ場がない。なんでこの本を読んでしまったんだろう。私はきっとこの先、生きていく中で度々、芦川さんと二谷と押尾

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    2026年05月31日
  • 透明な夜の香り

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    あらすじに惹かれて衝動買いしました。世界観がジブリっぽくてとても好きで、朝に読みたくなります。綺麗な香りや悲しい香りを想像しながら読むのが楽しくて夢中になりました

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    2026年05月31日
  • トリカゴ

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    無戸籍がテーマのお話。サスペンスでもあるので、とても読み応えがあった。この本を読むまで無戸籍について考えたこともなかった。調べてみると法務省も相談窓口を出しているよう。何不自由なく暮らせている今の環境にありがたみを感じる。読書を通して、新しい価値観や社会の姿を知れるのがいい。

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    2026年05月31日
  • 君のクイズ

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    ここ数日でいっぺんに小説と映画を堪能させていただきました!どちらも本当に面白かった〜!

    クイズを通して人生を見つめてしまうことになるとは思わなかった。
    正解を出し続けることは、確かにしんどいのかもしれない。

    小川哲さんの文章、読めば読むほど好きになってしまう。これからもたくさん読みます!

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    2026年05月31日
  • か「」く「」し「」ご「」と「(新潮文庫)

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    とっても面白かった!5人の心情がどんどん分かっていくのが面白かった。5人全員がいい性格で個性豊かだなと思った。

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    2026年05月31日
  • 生きるぼくら

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    引きこもりの主人公。人生くん。
    母子家庭で、お母さんが出て行ったことをきっかけに動き出す。
    蓼科のおばあちゃんのところに行って米作りを始めたことで考え方が変わる。
    とっても良いお話しでした!

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    2026年05月31日
  • 逆ソクラテス

    購入済み

    どんな気持ちの時に読んでも楽しめる。読んでいると幼少期を思い出すだすだけではなく、どんどん今をもっと素敵に生きられる気がしてくる。

    #アツい #ハッピー #感動する

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    2026年05月31日
  • さばの缶づめ、宇宙へいく 鯖街道を宇宙へつなげた高校生たち

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    ドラマの原作本!
    気になりすぎて購入しました。

    高校生の秘めた力を引き出して、宇宙までさば缶を届けた先生の姿には、教えられるものがたくさんあって、自分もこんなふうな仕事をしたいなぁと思いました。
    ずーっと繋がれてきた研究のバトンのそばに、たくさんの人の愛と応援が詰まっていたことに感動しました。

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    2026年05月31日
  • 水車小屋のネネ【毎日文庫】

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    ネタバレ

    「誰かに親切にしなきゃ、人生は長くて退屈なものですよ」
    身勝手な母親からの逃れ、山間の町で暮らしはじめた18歳の理佐と8歳の律。
    姉妹を見守るそば屋の浪子さん、絵描きの杉子さん、そしてしゃべる鳥「ネネ」。
    ネネのいる水車小屋で働く青年・聡、水車小屋に現れた中学生・研司…
    人々が織りなす40年にわたる愛おしい物語。

    子供二人を女手一つで、新しい恋人を優先するようになり生活がままならなくなってきた頃
    理佐の進学資金を母親の恋人に使われたことをきっかけに様々な問題が浮き彫りになり、姉妹二人で川の音がせせらぐ山間の町へ移り住み再出発。
    そこで出会う人、動物を巡る希望と再生の物語です。
    物語の前半は、

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    2026年05月31日
  • うたうおばけ

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    ネタバレ

    面白くて何処か寂しくて、愛おしい日々の詰め合わせ。
    特に劇的なストーリーがあるわけでもないのに、最後までずっとページから目が離せなかったです。離したくないな、読み終わりたくないなと思ったくらい。
    くどう先生の心にある柔らかい部分をたくさん見せてもらったような気がします。
    "内線のひと"が可愛すぎて笑っちゃいました。
    初めて読んだ作家さんでしたが、大好きになっちゃったな。

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    2026年05月31日
  • キケン

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    ネタバレ

    一度、10年くらい前に読みました。
    そのあと高校と大学に入学して卒業して、10年分大人になりました。

    高校時代の部活、化学系で研究してたんですけど、結構過酷だと思いつつも楽しかったんですよね。
    それがすごくキラキラしていて、大切に取っておきたい記憶だと思ったのは、卒業してしばらくしてからでした。そのしんどくも楽しい時間を、宝物だと思えるようになったのは、それを手放してからでした。

    キケンを再読して、彼らの気持ちがすごく分かりました。がやがやしていて、自由な先輩に振り回されたりもして、でもそれを手放すと寂しくなるんですよね。
    後輩たちのものになると、自分たちのものだったのに、って思うんですよ

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    2026年05月31日
  • 短くて恐ろしいフィルの時代

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    ネタバレ

    短くエンタメっぽいのに、気づけばフィルの姿が歴史上の独裁者に重なる。独裁者の誕生の流れ、衆愚政治やメディアの機能不全の怖さこういったものがコンパクトに知れるおとぎ話。面白こわいディストピア。時を経て読んでもその時々に思い浮かべる独裁者が異なりそうなのは現実世界の悲しいところ。

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    2026年05月31日
  • はじめての短歌

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    有益でロジカルでわかりやすくてなんだか素敵なことではなく、意味がなくて自分だけにわかってなんだか恥ずかしいような社会の網の目の外にあることを書こう。そういうことを、「生きのびる」ための言葉(考え方)と「生きる」ための言葉(考え方)という二項対立で、例を挙げながらわかりやすく教えてくれる。生きのびる人の価値体系で「価値がある」と思われることは、短歌では評価されない。割れた後のくす玉に目をやれるような、そういう短歌的な生き方をしたい。

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    2026年05月31日
  • 対岸の彼女

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    Audible。直木賞作品から。

    学生時代、職場、ママ友など、友達付き合いに悩んだことがある人は刺さるんじゃないかな。

    【結婚する女、しない女、子供を持つ女、持たない女、たったそれだけのことで、なぜ女どうし、わかりあえなくなるんだろう】

    高校時代と現在の〈葵〉が交互に描かれる。

    高校時代
    積極的で明るく周りの目を気にしない〈ナナコ〉と、いじめられた経験から友達付き合いが怖くなってしまった〈葵〉。

    現在
    ベンチャー企業の社長で自分のやりたいように生きる〈葵〉と、専業主婦で夫の顔色を伺いながらママ友との関係に悩む〈小夜子〉。

    高校時代の〈ナナコと葵〉、現在の〈葵と小夜子〉この2つの関係

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    2026年05月31日
  • ヤクザときどきピアノ

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    52からの手習い。ピアノ、音楽の楽しさ、遅くからでも努力する甲斐など、エピソードを楽しく、軽やかなタッチで描いていて、笑いながら楽しめるお話でした。

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    2026年05月31日
  • 殺人鬼 ――覚醒篇

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    ネタバレ

    全編グロMAX血みどろスプラッタ殺人小説でした

    いや、もう最初っから全力で殺人鬼に残酷に殺される描写全開で苦手な人とことんダメだろ。思いながら読んでたら

    オチっ!!!

    いや、そんなオチある!?トリックていうか描写に完全にやられました。グロとか死体描写とか殺人鬼に殺される被害者の恐怖とかに完全に意識持っていかれて文章の些細な描写のおかしさに気が付かなくて、最後の最後のトリック暴かれた瞬間、ありかこんなのやられた!と、頭抱えました。
    双子トリックずるーい

    やられたーって感じた後、もう一回読み直しました。読んでたら気づく違和感に2回目でやっと気づきました。
    綾辻先生強い。

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    2026年05月31日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    恋は盲目というが、恋だけでなく友情も盲目になりうるのか。

    恋愛を前にすると友情は途端に無力になってしまうことがある。
    これは自分は恋人優先で、友情を蔑ろにする人間だ、ということではなく、親友に恋人ができたらどことなくその恋人に遠慮してしまうだろう、という話である。(これまで誕生日を当日に祝ってきたがそれもできないな、とか。週末は恋人と会うかもしれないから誘うのは控えた方がいいかな、とか。もし同棲するなら泊まりで遊ぶのは控えた方がいいかも、とか。)

    しかし、恋だろうが盲目だろうが、のめり込むと視野が狭くなるという点、行き過ぎたものは狂気とも言える点では共通している部分もあるのかもしれない。

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    2026年05月31日