ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • マリアビートル

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    殺し屋シリーズの第2作。出てくる殺し屋たちのキャラが立ってて特徴的なので、ばんばん人が死ぬのにコミカルに読めます。
    「蜜柑」と「檸檬」のコンビと前作から登場している「槿」が好きなキャラクターです。

    一見すると優等生の中学生である「王子」が伊坂作品でも屈指の悪役なのは意外性がありました。
    「王子」に殺し屋たちが翻弄されるのをもやもやしながら読んでいましたが、最後には……。

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    2026年07月28日
  • 名探偵にさよならを

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    ネタバレ

    シリーズ最終作、ついに読み終えてしまった。
    3作品の中で個人的にいちばん好きだった!

    恋愛メインで終わるかな、と予想していたから作中にあっさり想いを伝え合うだけに驚きもありつつ、碑文谷さんと楓の素敵な会話で終わるこのラストで良かったと思った。
    1作目のタイトル回収に拍手でした。

    にしても、3作とも危険人物を家に入れるのだけは変わらなくて怖かった。
    この物語は連作短編のように見えて、実は長編だったんだなぁ。

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    2026年07月28日
  • Nのために

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    10年ぶりに読みました、相変わらず面白かったです。
    ドラマの印象が頭にあるので、専ら演者の姿で読み進めました。成瀬だけは原作とちょっとイメージが違う印象でした。
    「究極の愛とは罪の共有」を体現化した小説でした。

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    2026年07月28日
  • マリアビートル

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    個人的に伊坂幸太郎さんの最高傑作だと思ってます!
    最初から最後まで話のテンポも良く、一気読みでした。
    登場人物も皆んな魅力的で、1番のお気に入りは七尾です。
    不運だけど、死にそうな場面で結果的に死なないのは、強運なのかな?
    そこも七尾の魅力ですね。
    檸檬も蜜柑も良いキャラだし、日本版で是非映画化して欲しい作品です!
    何度でも言わせてください!
    最高!!!

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    2026年07月28日
  • あの夜、君との恋は永遠に続くと思ってた。

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    短編集だからテンポよく読めてあっという間に読み終わってた。

    登場人物の話し方や反応が自然で、
    「この人ならこう言うよね」とすんなり思えるから
    気づけばどんどん読み進めてました。
    環境や状況・属性も自分とは違うのに、ふとした考え方や感情が重なることが多くて、
    名前のない感情が名前のないまま描かれているように感じました。

    忘れていたり、なんなら無意識のうちに見ないようにしている気持ちまで思い出させてくれる作品でした。

    特に好きだったのは、「わたしがわたしを許せますように」「メンヘラでごめんね」「どこから間違ってたんだっけ」「永遠の愛は存在するのかもしれない」「ひと休憩分の恋」とか…。

    どの

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    2026年07月28日
  • グラスホッパー

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    ネタバレ

    伊坂幸太郎らしいテンポの良さで最後まで一気に読めた。複数の殺し屋や裏社会の人物たちの物語が少しずつ交差し、終盤でつながっていく展開が見事。軽妙な会話の一方で、人間の罪悪感や復讐、生き方についても考えさせられる作品だった。読後に考察を読むと新たな発見も多く、続編を読みたくなる一冊。

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    2026年07月28日
  • 労組日本プロ野球選手会をつくった男たち(集英社インターナショナル)

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    選手会を甘く見ていた。中畑清を軽く見ていた。。

    以下にプロ野球オーナーたちが選手を使いつぶしていたか。
    スターはごく一部の選手、それ以外の選手はいつ首になるかわからない中、
    短い野球人生を必死に過ごしている。
    それを、ファンの夢だのなんだのともっともらしい言葉で選手を搾取するオーナーたち。
    プロ野球界のこと、日本の野球のことなど何も考えていない。
    自分の利益だけ。
    選手会にかかわる選手たちは自分のプレー、練習の時間も犠牲にして、
    知識を身に着け、オーナーと戦い、権利を勝ち取る。

    ストライキ権、フリーエージェント、最低年俸、さらにはWBCでの利益の権利、、
    震災時の開幕延長まで。

    現場と、

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    2026年07月28日
  • あなたが正しくいられたとき

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    前回「おまえレベルの話はしてない」を読んだ時は話の展開についていけずイマイチな印象を抱いていましたが、色んな短編が揃っていて、どれを読んでも濃淡があり読みやすさがありました。
    こういう味が揃ってない作品もいいなと思いました。
    人によって感じ方が違うかもしれないと思い面白さが増すと思います。

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    2026年07月28日
  • 家族

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    ネタバレ

    とても恐ろしい話だった。実際におきた事件をもとに作られた物語だとしてもこの世で一番人間が怖いと感じさせる作品だった。瑠璃子がいなくなったとしてもずっと続いていく支配の世界、それを家族と呼べるのか…宗太と澄には幸せになって欲しかった…

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    2026年07月28日
  • べつに怒ってない

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    ゆるゆるエッセイ、冒頭で断りがあるようにほんとにどうしようもない内容ばかり。分かることもあれば全く分からないことも多々ある。エレベーターの中で全員を敵に回した回と、解説の人の「不穏がきらめいている」が面白かった。
    エッセイを書いてみたくなった。
    あと作者が東大和市出身だった

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    2026年07月28日
  • 謎解き広報課

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    どこまでも真っ直ぐな性格の結子ちゃんが可愛くて、たくさん応援したくなる1冊でした。
    どこの市町村も抱えているであろうお金の問題を絡めながら、それでも心に寄り添いながら自分の魂を削ったり癒されたりしながら広報を作っていく結子ちゃんのひたむきさが眩しいです。
    とても素敵な作品に出会うことができて嬉しいです。
    天祢先生のこういったユーモアも交えたお話を読むのは初めてだったのでとっても面白かったなぁと思いました。続編も買います〜

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    2026年07月28日
  • 死んだ石井の大群

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    三百三十三人の石井によるデスゲーム、その中に失踪した憑依型の演技をする石井有一が含まれていた。
    バトルロワイヤル系の話かと思ったが、読み進めていくうちに、そういうことか!と合点がいった!
    こんな描き方があったのかと展開も含めて楽しめた

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    2026年07月28日
  • インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー

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    「ロマンスはチープだが、現実はもっとチープだ」

    エドワード・ターナー三部作の掉尾。
    舞台は独立戦争中のアメリカ。植民地開拓者と先住民族のミックスの青年アシュリーが殺された。記者ロディは獄中の囚人エドに殺害の動機を尋ねる。

    最後まで苦くてかなしい物語だった。
    エドワード・ターナーが最期まで彼らしい生き方を貫いたことが憎くて愛おしい。

    至極の小説(ロマンス)だ。

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    2026年07月28日
  • しばけるもんならしばきたい

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    とにかく読みやすい!
    読書初心者の私にはすごくありがたかったです。盛山さん自身をよく知っているからか、全て頭の中で再生される、等身大の文章で素晴らしかったです!

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    2026年07月28日
  • カレー移民の謎 日本を制覇する「インネパ」

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    面白かった!街中にたくさんあるインドカレー屋(インネパ)の実態に迫った本。ネパール国内は産業が少なく海外出稼ぎに行く人も多い、人口の1割は出稼ぎに行くというのは驚いた。ネパール人がインドカレー屋を始めるようになった歴史から、成功した先人達を真似して(何ならメニューも丸パクリしたりして)、現在のように街中に溢れるようになった経緯まで載っていて面白かった。昔は高級路線だったけど、乱立する中でランチなど安価で提供するようになり、そのイメージが定着している。でも、この本を読んで、その苦労とか手間を考えるともっと高い値段をとってもいいように感じた(しかし日本は不景気なのでそれだと売れないジレンマ…)また

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    2026年07月28日
  • まどろみの星たち

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    24時間保育園、その夜間勤務に通う子どもたちと保護者、本当に様々な事情を抱えている
    日中とはまた違った姿が見られるのはなんだかいいな、と少し思う(とても大変そうだけれど)
    保護者も保育士もみんな子どものことに一生懸命で、思いがすれ違うこともあり、読んでいて苦しいなと思うことも…
    ベビーホテルについて話している場面もとてもつらい
    安心して夜に預けられる施設がある事、とてもすごいことなんだなと感じた
    父からの母子手帳のメッセージを見つけたことで、主人公のふみの先生と杏子さんとの関係もいい方向に向かいそうでよかった

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    2026年07月28日
  • 嘘(PHP文芸文庫)

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    本棚から引っ張り出し再読
    嘘を通すことで幸せをつかもうとする物語
    子供への愛情
    親の認知症の進行
    苦しいけど幸せを掴んでくれると願える作品

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    2026年07月28日
  • ヨンケイ!!

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    とにかく爽やか!青春ポカリ。最高でした!
    息子の中学バスケ総体が、近畿大会まであと一歩で終わり、母の私まで推しのチームの引退に
    ロスになっていたので、どストレートな部活物語か心に染み渡りました。

    1走から4走へ読み進めるにつれて時系列も少しずつ進んでいくのですが、テイクオーバーゾーンのように同じ出来事を別の選手から見るとと、重なり合っている場面もあり、読み進めるうちにどんどん引き込まれました。

    惜しいのが、ランナーの名前が今時すぎるというか名字も名前も、読みにくく覚えにくい。それだけが残念。

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    2026年07月28日
  • 世界99 下

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    これが世界平和の成れの果てなのだなと思う。

    今日も私たちは、“自我”という名の最強の娯楽を楽しむために、かわいそうな自分たちを騙し続けている。
    もっと大きな感動を。もっと強烈な刺激を。

    人類の一番の天敵は"退屈"だ。
    "自我"のぶつかり合いは人類を退屈から解放してくれる。

    "自我"さえなければ、この世界に戦争も犯罪もいじめも悪口も存在しないのに。
    "自我"さえなければ、"本当の自分"を乱暴に消費し合って、苦しみ続ける必要も無いのに。

    どんな時も個性は、自我は、外に出すほど乱暴に消費されて

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    2026年07月28日
  • 夜明けのすべて

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    日常の捉え直し。同じ日常でも人と関わることでその日常の見え方が少しずつ変わっていく。それが上手に描かれている。心があたたかくなる1冊です。

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    2026年07月28日