ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 見えるか保己一

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    直木賞候補作ということだけであらすじもよく見ないまま手に取りました。
    時代小説はほとんど読んだことがないので、読めるか不安でしたが、現代に通ずるものを感じる場面も多く、楽しんで読むことができました。

    独特の文体で、前半は先が気になるもののあまり進まずやきもきしましたが、後半は慣れて来たのもあり一気読みでした。

    本書を読みながら、視点が変わると真実は全く違うものになるという体験ができました。

    メッセージ性が込められた作品だと感じます。掴みきれていないメッセージもあると思いますが、考えさせられる作品でした。

    目が見える見えないに関わらず、人は見たいものを見たいようにしか見ていないものなのだ

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    2026年08月18日
  • 13階段

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    じりじりと迫る執行までに間に合うか。真相は、真犯人は誰なのか。ずっと、終盤は特にハラハラドキドキだった。
    さらには死刑執行風景がリアルで、死刑制度についても深く考えさせられる濃密さがあった。

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    2026年08月18日
  • 硝子のハンマー

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    ネタバレ

    犯人は小さい頃から本当に不憫な思いをしていたにも関わらず、必死に生きていこうとしていたので、ダイヤを盗んで終わりにすれば良かったのにと思ってしまいました。(外から見ただけでダイヤが会社のお金を横領して得たものだと推測できるのは、上手く行き過ぎだと思いましたが、、)

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    2026年08月18日
  • 森羅記 三 流星の塵

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    兄の死を受けクビライが皇帝に、実弟アリクブケをあしらいながら国を固める。一方、日本では 覚悟を決めた時宗が泰盛らとともに大陸へ。覇権を広げる大モンゴル、守りを固める南宋と高麗、そして日本…。蒙古襲来はまだ先、大モンゴルの動きが気になる。

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    2026年08月18日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    ネタバレ

    講談社文庫フェアの一冊
    どういう話かは全く知らず、帯の「怖い」が作品名から
    は想像できなくて、好奇心から購入。
    面白かった。
    「嫌だ」と思う人・事柄が多くて、自分の性格の悪さを
    見せつけられた感じ。
    ”弱い”を守ろうという姿勢は理解できるけど、芦川が40、
    50歳になっても今同様に守るか?というと、違うと思う。
    若くて可愛い芦川だから暖かく守られてる。
    弱さも可愛さに含んで守ってる。
    好きでスイーツを作ってきているのに、食べてる(食べ
    させられてる)から材料費を出し合おうってさ…
    勘弁して!と思った私は、顰蹙を買うんでしょう。
    食べずに捨ててた二谷ともう一人も何も言わなかったし、
    私もその場に

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    2026年08月18日
  • 逆ソクラテス

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    全編にわたって、特に「逆ワシントン」で、人間はいかに社会的動物であり、その社会性は良くも悪くもSNSの時代では、加速度がタワー・オブ・テラー並みに恐ろしいほどに増していることが感じられました。

    小学生の自分に読ませてやりたい、そうすればもっと思慮深くなれたのかも。

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    2026年08月18日
  • ダクダデイラ

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    ネタバレ

    初挑戦したモキュメンタリーホラーがこの作品で本当によかったのか、今でも自分に疑問をぶつけています。それ程までにトラウマを植え付けてきた、あまりにも悍ましかった作品でした。未読の方には正直勧めづらいです、単なる好奇心で手を付けない方がいいかもしれません。

    特に吐き気を覚えたストーリーは、やはり【人ノ形ヲシタ地獄-Inferno Humanoid-】です。特別グロテスクでホラーな写真や画像が添付されているわけではありません、終始活字だけです。にも関わらず、ページを捲る度に吐瀉物を無理矢理口に詰め込まれるようなこの読書体験、二度と味わいたくありません。

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    2026年08月18日
  • TUGUMI 新版

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    いい本に出会えたなーと思った。

    いとこ同士のつぐみとまりあの関係が(たぶん本人達が思っている以上に)なんだか素敵で眩しい。

    海で、つぐみとまりあの父親との軽快な軽口がとても印象に残った。

    再読したい本。

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    2026年08月18日
  • 殺戮の狂詩曲

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    ネタバレ

    中山七里さん、好きな作家のはずなのに、まったく刊行ペースについていけていない。
    やっと殺戮の狂詩曲を読んだ。

    とても読みやすく、結末や先が気になりすぐに読めた。
    ずっと御子柴弁護士が何故この事件に自ら関わった理由が最後に明かされて、最後の最後で感動した。

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    2026年08月18日
  • コスメの王様

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    この話、たかだか100年ほど前の話。
    今、自分の生きている時代もものすごい勢いで動いていることを感じるけど、文明開花後半からの戦争からの戦後。どう考えても生きてくだけで大変だよね。
    ずっと阪神間に暮らしてるから、ハナちゃんのいた花隈も、元町通りも、三田も鳴尾浜もメリケン波止場も、知ってる場所がたくさん出てきて胸がいっぱい。
    とりあえず、ドラッグストアにクラブコスメチックスの商品買いに行く。

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    2026年08月18日
  • 何者

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    初めのうちはそれぞれの登場人物の考え方の違いに対する葛藤が描かれるのかと思っていましたが、読んでいくにつれてこの登場人物達は自分の心の様々な側面が分離して作られたのかと思うほど、どの登場人物にも自分と重ねられることが沢山ありました。
    作品を読む中でも自分の意見や考えが二転三転して、結局どのような考え方や生き方が正しいのか分からなくなってしまいますが、その沢山の考え方全てをありのまま残しても良いと思わせてくれるような優しさがあります。手放しに「面白かった!!」と簡単に人には言えないですが、必ずいつかもう一度読み返したいと自分の心の中に置いておきたいです。
    読者という客観的な目線を通じて、自分の凝

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    2026年08月18日
  • 死ねばいいのに

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    京極夏彦さん久しぶりに読んだけど、文章良すぎる…。文章がページを跨がないようにしていると聞いたことがあったけど、それが効果的なのか、ノイズに引っかかることなく話が入ってくるから読んでいて楽しかった。
    各登場人物の解像度がめちゃくちゃ高い。なんか嫌なやつの喋り方、ヒステリーな喋り方が「あるある」過ぎて、ムカつきながら読みました。最高!

    色々な人物に話を聞きに行くケンヤだけど、誰もアサミのことを分かっていなかった。自分の都合の良いようにアサミを見て、扱っていただけだった。
    けど、アサミみたいに如何様にも態度と気持ちを順応させれる人っているよね。

    アサミもケンヤも、人間味がなくて怖かった。

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    2026年08月18日
  • エルマーとりゅう

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    名作。エルマーシリーズの2作目。
    エルマーのぼうけんは記憶にあるものの、実はこちらは無い。

    純粋に楽しめた。
    エルマーの住むかれき町に帰る途中、嵐に遭い、なんとかとある島に辿り着く。そこにいたのはカナリアたち。知りたがりの病気にかかったという王様のカナリアたちを救えるのか?というお話。

    嵐に遭い、未知の島との遭遇というのも面白いが、カナリア達の会話が面白く、どうなるのかなと思わせる。

    子供も次第に夢中になっていた様子。

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    2026年08月18日
  • オリジン 上

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    『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』
    今回はこれがテーマ。象徴学者であるおなじみのラングドン教授が、教え子兼友人の科学者であるカーシュに、世界的な発表がなされるという、スペインのビルバオ・グッゲンハイム美術館美術館に招待される。
    宗教との真っ向からの対立を思わせる魅力的なプレゼンテーションの最中に、カーシュは何者かに殺害される。
    ビルバオ・グッゲンハイム美術館の館長であり、スペイン皇太子の婚約者と、カーシュが発明したAIのウィンストンと、カーシュがプレゼンテーションで明かそうとした内容を、世界に発信し、カーシュの想いを遂げようと、ラングドンは奔走していく。


    今回、

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    2026年08月18日
  • ありか

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    子育てをしていると感じることが言葉になっていて、あぁ、そうだよね、とめちゃくちゃ刺さる。
    皆が子どもを好きなわけではない。悪気がある訳ではない、でも毒親からの呪縛に抜けられない。
    どんどん強くなっていく美空をみてスカッとするし、ひかりちゃんが可愛いし、全てが優しい世界感で心が温かくなった。

    子育てって永遠に続くものだって、だからゴールがなくてしんどいって思ってたけど、終わりの連続だよね

    早く成長して手がかからなくなったら楽だろうな。そう思うけど、もう少しこのままでいてほしい。すっぽり私の体でくるんでしまえる大きさ。ひかりの体の心地いい温度と柔らかさにほっとする。この小さな体で一日を過ごして

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    2026年08月18日
  • 優等生は探偵に向かない

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    ネタバレ

    自由研究の伏線回収もあり、前作に引き続き楽しめた。サルの時と同様、事情も知らない人が囃し立てすぎ。好きになれるキャラクターと嫌なキャラクターの差がすごい笑

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    2026年08月18日
  • お嬢さん放浪記

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    どこの国でもそこの人とコミュニケーションを取り、友人を作る、その行動力に、感服。
    私にはない行動力を本を通してお裾分けしてもらえた気分。なんか感謝。

    時代や国の関係なく、よりよい方へともがく姿は変わらないのかもしれないと思った。

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    2026年08月18日
  • 寂しい生活

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    究極の断捨離ですね。
    流石にここまで真似しようとは思いませんが、モノは減らしたいと思いました。
    タイトルに「寂しい」とありますが、本人は至って寂しそうではありません。
    むしろ、楽しんでますよね。
    こんな生活をしている人もいるんだなと、楽しめました。

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    2026年08月18日
  • 噛みあわない会話と、ある過去について

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    ほんとに噛み合わってない会話
    短編になっていて読みやすく、心にズキズキ刺さった
    面白かった
    ママ・ははが切なかった。振袖の返品はないわ〜って…
    自分に娘が生まれた今、そうならないように気をつけなければ!

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    2026年08月18日
  • 元カレの名前なんて忘れた

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    彼女の家に行ってこの本が置いてあるのを彼氏が見たらどきり。とするんじゃないか..!?って妄想を膨らませながら発売を楽しみにしていました。
    がしかし、一木先生のお話を読んでいる時に私自身彼氏と別れ話になり(嘘みたいですがまさかなんです。こんなにタイムリーなの私だけか..!?ネタ風に書いてますが、実はしっかり落ち込んでたりします。あとちょっと恥ずかしくてこのことを書くか迷いました。)本当に4人の先生に救われました。
    元カレの名前なんて忘れたくても忘れられないもんだと思います。忘れたと自分に言い聞かせて、たくさん散らばってる思い出をそっと置いて、少しずつで良いんだと思えました。

    青山先生らしさのあ

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    2026年08月18日