ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 教誨師

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    作品内に出てくる死刑が執行されても被害者も加害者も誰も幸せにならないという言葉の重さ、人間が人間を赦すということはどういうことかを考えさせられ、読んでいて何度も気持ちが押しつぶされそうになる。
    どんな人間であっても最後まで生を全うしようする。教誨師として死を待つ死刑囚を救うとはどういうことか。生と死の矛盾を感じた教誨師の苦悩。印象に残った一冊だった。

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    2026年06月28日
  • ウチの共有不動産揉めてます!

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    読みやすく、面白かった
    実家の売却はほとんどの方が経験すると
    思う、自分もいずれこういう事が起きるのかなと
    思いながら、読み終わりました
    他の作品も読んでみたいと思った作家さんでした

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    2026年06月28日
  • GOAT Summer 2026

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    「食」というテーマと、510円と言う安さに惹かれて購入したが、物凄い満足度だった。
    様々な作家による「食」をテーマにした小説は、読み応えも十分でありながら、一作の長さがちょうど良く、サクサク読み進められる。
    (今回特に印象に残ったのは、
    前川知大「ゆんちゃん、お弁当」、
    尾崎世界観「流血酒場ABOAB」、
    小田雅久仁「GULA」、
    青柳碧人「猫が大腸に棲みついた日」)
    それ以外にも山口祐加×ダ・ヴィンチ・恐山による自炊レッスン、偏食にまつわるエッセイ、チベット文学研究者による腐れチーズの旅など…
    文芸誌に収まらない、ライト層の好奇心も満たしてくれる、今この時代に新たなる文芸誌が誕生した事に感謝

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    2026年06月28日
  • ビブリア古書堂の事件手帖V ~扉子と謎めく夏~

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    久しぶりにあの田中さん出てきたもんだから、もしや扉子に話が写ったのは田中さんとの因縁続けるつもりなのだろか。
    相変わらず、シャートックホームズも中原中也も、改めて読んでみたいと思うきっかけに。
    とりあえず、昔の文学を楽しむ時間を確保しなければならない。それが課題だ。

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    2026年06月28日
  • シャーロック・ホームズは引退しました

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    題名に惹かれこの本を選びました。

    シャーロック・ホームズの住所は「ベーカー街221B(221B Baker Street, London)」
    今実在する場所:はロンドンの実際の番地では「ベイカー街239番地」付近にあり、現在はシャーロック・ホームズ博物館になっているそうです。

    何かこれだけでも夢がありますよね。そりゃあ、ホームズ好きならこの住所に手紙を送りたいですよね。しかも、これが一種のエンタメになっており、送った手紙はお届け先不明などで戻って来ることはない。

    ハリーホワイトが気になった一通の手紙から物語は始まります。この作品をきっかけにまたコナンドイル作品を読見たくなりました。緋色の

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    2026年06月28日
  • アルプス席の母

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    自分自身息子やスポーツに心血を注ぐ子供もいないが、冒頭から野球に打ち込む子供の母親の気持ちにすっかり入り込むことが出来、後半は何度もジワジワと泣ける場面多々あり。
    甲子園に出られる人間よりも、必死に甲子園を目指して涙する高校球児とその家族はごまんといて、それぞれのドラマがあるのだろう。
    子供のスポーツで親の面倒な問題も大変とは思うが、一方で分かり合える親友ができたりする事はよくあることかもしれない、それは最高の財産。
    とても前向きになれた作品。

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    2026年06月28日
  • 令和元年の人生ゲーム

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    登場人物は皆、自分なりの「正しさ」を持っている。そして、その正しさで自分を支え、時には他人を裁いてしまう。学歴、仕事、社会貢献、結婚、価値観……競争を降りたつもりでも、今度は「正しさの競争」が始まる。この表現には思わず唸った。

    一方で、誰も悪人ではない。それぞれが一生懸命に生き、自分が納得できる物語を作ろうとしているだけなのだ。それなのに、人は自分の正しさを他人にも求め、押しつけてしまう。その姿が、とても痛々しく、そしてどこか自分にも重なって見えた。

    「変わることも変わらないことも正解はない中で決断しなければならない」という現実が描かれる。外野はいくらでも正論を言える。しかし、実際に決断し

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    2026年06月28日
  • 月の立つ林で

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    クラスの明るい子たちは、互いの輝きがわかりやすいから、すぐに合図を送り合うことができるのだろう。だけど私たちの灯りはあまりにもほのかで、同志がどこにいるのか見つけるのに時間がかかるのだ。
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    自分は今も昔も友達が多いタイプではないけど、思いがけないきっかけで親しくなった相手とは不思議と長い付き合いになることが多い。一方そういう相手と出会うまでは時間がかかり、1人でいることも少なくない。友達ができないなんて、自分は少し変なのかな、と思うこともあったけれど、この一節を読んで腑に落ちた気がした。時間をかけて出会えた人との縁を、これからも大切にしたい。

    青山美智子さんの小説

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    2026年06月28日
  • アウシュヴィッツの恋人たち

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    アウシュヴィッツ収容所を体験した人々に取材を続けている新聞記者が、いつものようにダヴィドへのインタビューをしていた。いつも通りに終わろうとしたところ、インタビューの終わりに、彼が「収容所に恋人がいたんだ。」とぽつりと呟いた事がきっかけでこの本が作られることになった。

    スロバキア出身のツィッピという女性と,ポーランド出身のダヴィドという男性が出会い、恋をするノンフィクション作品です。

    過酷な状況でも、危険を犯しても、人は恋をすることを求めるのだなと思った。むしろ危険な状況でいつ自分の命も無くなるか分からない極限な状況だからこそ、少しの時間でも大切にしたいからなのかもしれない。


    恋物語もだ

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    2026年06月28日
  • すこやかなひとりぼっちの守り方

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    ネタバレ

    じんわりとあたたかさが染み込むような本。
    本を愛する気持ちがとても伝わる。

    すきなフレーズ
    「こっちの道で後悔すると決めている」
    「花ってやさしいなと思うのは、視線を上へ向けさせてくれる花とその場にしゃがみ込ませてくれる花、どちらもいるところ」
    「あたたかくしてね、は愛の言葉」

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    2026年06月28日
  • 俺ではない炎上

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    SNS時代の炎上と冤罪の怖さを、冤罪被害者である山縣泰介・娘の夏美・周囲の人物たちそれぞれの視点でテンポよく描いた、かなり読み応えのあるサスペンス。ネット上の情報がどれだけ簡単に人を追い詰めるか、そして「自分は悪くない」と思い込む心理が連鎖していく感じが生々しく、最後まで緊張感が途切れない。人物同士の関係性や会話の細部が効いていて、現代社会の息苦しさまで感じる。なんといってもトリックが見事で、なんかおかしいなと思いつつも完全に騙された。

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    2026年06月28日
  • アタラクシア

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    鈴木涼美さんの「不倫論」に出てきたから、読んでみた。おもしろいけど怖い。金原ひとみさん読んだのが何冊目か覚えていないけど、これから好きな作家として桐野夏生さんの次に挙げるかもしれない。

    一番心配なのはパティシエの英美。私も夫婦関係に散々悩んで離婚したけど、実の母に物を投げるのは異常だよね。カウンセリング受けるといいんじゃないかなぁ。

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    2026年06月28日
  • 虹猫喫茶店

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    ネタバレ

    とても楽しく読めました。主人公が成長していく姿がとても応援したくなりました。他の登場人物も皆個性的で好きです。

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    2026年06月28日
  • 水車小屋のネネ【毎日文庫】

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    ボリュームはかなりあり、とくに大きなドラマが起きるわけでもないのだけど、展開が気になって一気に読んでしまった。
    決して恵まれた状況ではないのに、いい人達がたくさん出てきて、そこで助けてもらった主人公達も、与えてもらったものを次の世代に返していくというお話。
    親ガチャ的には最低だったとしても、正しくこつこつ生きていくとこんないいことがあるんだよと思える。
    そして、モノや名声ってなんだろうなと思う。

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    2026年06月28日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    私はトイレが近い。
    だからこその共感できるポイントが多い本書。
    書き記すには、言葉を選ぶような経験が、多々ある。
    海外旅行での一番の問題はトイレである。私はトイレ用のチップをすぐ出せるようにし、もう少し行けばチップを出さなくてもいいトイレがあるのを知っていても、トイレのマークを見つけた瞬間、我慢の限界を迎えるのである。
    もちろんトイレネタ以外もいいのだけれどね。

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    2026年06月28日
  • 空白を満たしなさい(下)

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    ネタバレ

    これ読んでると、マジで自分の分人について深く考えるし、みんなの分人についても考えるし、私の好きなみんなの私に対する分人が、その人にとってかけがえのない好きといえる分人だといいなと思う。結局何のために生きてるか、なんのために生き返ってるか、命は尊いものとこ自殺はダメとかそんなことを言いたいんじゃなくて、自分の好きと思える自分を生きることとか、そこに他者をうまく介入させなきゃいけないとか、どんなふうに生きたら良いのかなってことを深く考えさせられる。

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    2026年06月28日
  • ババヤガの夜

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    暴力の話を読みたい。無性にそう思って、この話を買った。

    主人公の新道依子は小さい頃から喧嘩が大好きで、暴力をふるうことに天性の才能があった。そんな彼女がふとしたことからヤクザのお嬢様を護衛することになり、ついには二人で組を出奔する。
    冒頭、ヤクザたちを相手に大立ち回りをし、物凄い身体能力でなぎ倒していく場面から引き込まれてしまった。気の利いた台詞もなく、ただ荒々しい描写が続く殺伐とした場面。素のままの暴力だった。

    依子が護衛することになった内樹尚子は最初、人形のような美しさと物腰を持つ娘だったが、依子と運命を共にする中で何度も脱皮し鋼のような強さを練り上げた。
    二人が互いに呼吸を計って戦う

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    2026年06月28日
  • 少年と犬

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    ネタバレ

    自分は身近に犬がいる環境に置かれたことがないので共感は少なかったが、「少女と犬」の瑠衣や最終章「少年と犬」の光のように自殺を思いとどまったり外に出かけたり話すようになったりドッグセラピーの効力を感じた。
    東日本大震災から10年以上経って忘れかけていた脅威を思い出させてもらった。最近地震が続いていてちゃんと備えないとなぁと感じたのでこれから防災グッズの定期点検します。

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    2026年06月28日
  • 鎌倉うずまき案内所

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    ネタバレ

    それぞれの短編の登場人物に悩みがあり、少し重い気持ちになってしまいそうなところを、双子のおじいさんがいる不思議な案内所というファンタジー要素が入ってくるので読みやすいです。外巻さんと内巻きさんのキャラが好き!
    だんだん巻き戻っていく時代風景も面白かったです。
    そして読み進めるうちに、おっこの人ってもしかして。。?となり何度も戻ってしまいます。じっくり、かつ忘れないうちに一気に読むのがおすすめです。

    どのお話も最後にはじんわり心があたたかくなりました。
    登場人物が色んな年代の人で様々な悩みを持っているので、どの人が読んでも共感出来るお話がありそう。

    ロイド先生の「あなたに向けて、書いたんです

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    2026年06月28日
  • 衣にちにち

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    おもしろい〜ファッションの話って大好き
    マーク・ジェイコブスが可愛いことを知れてよかった
    体型に悩みがある+加齢で難民化。大変だ

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    2026年06月28日