小説・文芸の高評価レビュー
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こういうのが読みたかった~の本
「あの本、読みました?」で取り上げられていて絶対におもしろいだろうなと思ったら本当におもしろかった。
私は日頃から”池井戸潤作品の登場人物が男女逆転した奴が読みたい”と考えていた。女性が企業のなかや政治の場で権力争いや派閥争いをするのが見たい。女vs女で人脈や策略でのし上がるところが見たい。そのなかで立てる義理やあふれる人情が見たい。
そんなときに知った『女の国会』
「女にうまれてごめんなさい」
そんな遺書を残し自殺した国会のマドンナこと”お嬢”。敵対する第一野党の”憤慨おばさん”こと高月が死の真相を探り始めるポリティカルミステリである。
政治の場で女が働くとは -
Posted by ブクログ
覚悟を持って読んで下さい。
又吉純文学ですから、人の心の醜さ正直さ弱さを、美しい文章に乗せて読ませてきます。
そして、正直に真面目に生きてきた人には大変共感しづらい内容です。
この作品の登場人物にまともな感性を持った人は多分一、二人くらいしか出てきません。注意してください。胸糞悪い展開がずっと続きます。
又吉さんは実体験でこの話を書いたのでしょうか?伝聞だとしてもよく頭で整理して綺麗に文章に起こせるなぁって感心してしまいました。
世の中にここまで人の心が無い人がいるとしたら、本当に信じられません。
最後何もかも失った岡田が一人でブランコ立ちこぎして、「でも生きとるわ」とか言って終わるのかなっ -
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ネタバレ
読書記録
『櫻子さんの足下には死体が埋まっている わたしを殺したお人形』
タイトルを見たとき、呪いの人形のお話かな?
と思ったけれど、呪いのようなホラー展開はなく物語が始まる。
いきなり現れた記者は、花房なのかと思う登場の仕方。
もしくは、花房の手下。
正太郎くんが連れてかれたら、百合子ちゃんも心配になる。
すぐに櫻子さんに連絡するのは、正しい判断。
そもそも、変な人にはついて行ってはならない教訓。
記者の話を聞くと、正太郎くんと櫻子さんのペアが疑われるのは無理もない。
偶然とはいえ、死体発見が繰り返されれば、ふたりが怪しく見えてくる。
疑われるふたりから -
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ネタバレ
読書記録
「櫻子さんの足下には死体が埋まっている キムンカムイの花嫁」
〜プロローグ〜
花房に少しずつ近づいている……。
そんな気がするけれど、知らない間に家の中に花房につながる人物が入っていた……。
そう考えると、近づいてるようで、むしろ相手からの接近のほうが強く感じる。
こんなこと、ばあやさんには伝えたくないのも頷ける。
使用人とは言え、家族のような存在。
そんな人を危険な目に合わせるようなまね、一体誰ができるのだろうか?
〜第壱骨〜
櫻子さんらしいな。
いちばん近くにいるのに、誕生日も曖昧にしか覚えてないあたり。
むしろいちばん近くにいるからこその、信頼感の -
Posted by ブクログ
過去の自分を認識して受け止めて、前に進めさせてくれる物語。
吉田篤弘さんの本は2冊目。電球交換士で心を奪われ、他のも読んでみたくなった。
結果、ものすごく良かった!個人的に良い本というのは情景や人物が勝手に思い浮かぶ本。頭の中で映像のように動き、その成行きに目を奪われる。
そして読み終わったあとに少し現実の世界がどこか変わったような感覚になる。
まさにそんな印象を受けた本だった。
あとがきに書いてあったが、実は本書は3部作のうちラストらしい。これだけで十分面白かったのに…!
これは他の2冊も読まなければ。
はぁ。久しぶりにいい読書をした。
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