小説・文芸の高評価レビュー
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探偵が二人で協力?してるパターン初めて!しかも不可解担当と不可能担当で全然分野が違うのにいっつもなんだかんだ二人で解決するの良い。インターフォンがなくてノックしないといけない事務所は一見不便だけどノックの感じでどんな人が来たのか推理出来るから探偵事務所っぽいから良いかも。これが由来で倒理が付けた名前のせいで喫茶店と間違えて来る人もいるけど‥依頼人が少ないのも良い!情景、心理描写を挟まず会話文だけの部分が読みやすくて好き!テンポよく会話が進む、はずむ♪それに面白い!まるで即興大喜利大会が不定期に開催されているみたい☆事件も一見不可解分野かと思えば実は不可能分野だったり、また逆もあったり面白い!チープなトリックも複雑なトリックも楽しめる!チープなのに絶対思いつかないようなトリックが特に好き☆短編集だからサクサク進む。めっちゃおもろい!
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Posted by ブクログ
ネタバレ【毎日が黄金に輝いていた12歳の夏、少年は川辺の流木に奇妙な印を残して忽然と姿を消した。23年後、刑事となった相馬は、少女失踪事件の現場で同じ印を発見する。相馬の胸に消えた親友の言葉が蘇る。「俺の親父、ヒトゴロシなんだ」あの夏、本当は何が起こっていたのか。人が犯した罪は、正しく裁かれ、正しく償われるのか?司法の信を問う傑作ミステリ。日本推理作家協会賞候補作。】
「石段坂の降り口に着くと、尚も拓もまだ来ていなかった。クマゼミが空気を刻むように鳴くのを聞きながら、僕は一番上の段に腰を下ろした。照りつける朝の陽射しは早くも昼の暑さを予感させた。辺りを見渡すと、そこここに一昨日の台風の痕跡が残っていた。家々の屋根のアンテナはなぎ倒され、骨だけになったビニール傘の残骸か道端に散らばっている。石段坂の途中には青々とし葉を茂らせたまま無惨に折れたポプラの枝が転がっていた。僕は、ふと台風の夜の尚のことを思い出して不安になった。黒いクーペの屋根に上に立った尚の姿が、僕の頭の内側に写真のように貼りついている。あんな尚を見たのは初めてだった。あの夜、僕は初めて尚が何かに苦しんでいるんじゃないかと思った。」
「尚はこの町できっと長く暮らせると思った。弁当が出来上がり、親爺に代金を払って弁当を受け取った。そして、二人分の唐揚げ弁当の袋を提げて来た道を帰りかけた時、拓が「尚」と小声で呼んでTシャツの裾を引っ張った。「あれ見て」と、拓が目で後方を指した。振り返って見ると、一人の少年が立っていた。尚と同じくらいの少年で、少し驚いた表情で尚たちの方を見ていた。尚も引っ越して以来、坂ノ上地区で同じ年頃の子供を見たことがなかったのでちょっと驚いた。この辺りに住んでいるんだろうか。もしかしたら、二学期から行く学校にあの子も通っているんだろうか。少年は驚きにわずかに口を開け、一本気そうな目で真っ直ぐにこちらを見ている。遠くに高校野球の実況とクマゼミの声が聞こえていた。尚は、友達になれるといいなと思った。」
水沢家の全員があまりにも報われなくて読んでいて辛くなる場面がたくさんあった。日本における容疑者への取調べは、現代でも本に書かれているようなことが日常的に行われているのだろうか?そうだとしたら本当に恐ろしいと思った。
2026.9.8 -
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二日でいっきに読み切った。「火垂るの墓」の映画の素晴らしい解説書だった。
「二度と見たくない傑作 (A Masterpiece You Never Want to See Again)」 海外の映画ファンの間で本作を語る際の定番フレーズです。作品としての美しさや完成度を絶賛しつつも、描写のリアルさと絶望的な展開から「心にトラウマを残すほど悲しすぎるため、人生で1度観れば十分だ」と語られます。Geminiから引用
美しい描写と惨憺たる悲劇がどのページを読んでも浮かび上がってくる。
2019年に高畑勲展を東京国立近代美術館でアニメ作家が美術館て展示するのかと興味本位で見に行った時の思い出が浮かび上がる。
原作野坂昭如の小説が肉付けされて高い芸術昨日に昇華されていく過程がよくわかるほんだった。
「火垂るの墓と高畑勲の7冊のノート」のNHKETV特集2025年8月2日放送のNHKディレクターの書いたルポルタージュ。読みがいのある本でした。
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食堂のおばちゃんシリーズ14巻。ラーメン屋さんの千歳さんが仲間入り。安定のほこほこシリーズ。
第1話 ワンコインでラーメンをやってみようということになった。焼き鳥屋鳥千の御主人が来て店を閉めるという。ラーメン屋さんに貸し出すことにしたらしい。それでラーメンワンコインをどうしようかと思うが、とりあえずやってみることにした。新装開店のラーメン屋さんから火が出る。
第2話 ラーメン屋さん付近を不審な男が彷徨いていたのである。消火を手伝ったので消防署の人に事情聴取される。
第3話 秋が来る。中条は孫の皐月に炒飯を作る。ラーメンちとせは新作ラーメンを披露する。
第4話 ラーメンちとせのシャッターに悪質なスプレー落書きをされている。犯人はあの男だろうか。
第5話 コロッケは生姜焼きなんかより手がかかる。千歳と団は年が明けたら結婚する。 -
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中2の夏、幼馴染の3人は、虐待を受けている乃愛を救うためにある計画をたて彼女を救う。
それは警察を騙す、完全犯罪だった。
だが15年後、乃愛が誘拐され、完全犯罪を成し遂げた3人に真犯人が名乗り出なければ、彼女の命を奪い、3時間ごとに彼らの個人情報を拡散するという…
かつての少年たちの選択と決断は、今になってどういうふうに変化するのか…
友情は変わらないのか…
それとも家族を優先するのか…
中学時代の彼らは「本町ギャングスターズ」と名乗り、それは乃愛を守るためでもあった。
中2という、子どもっぽさも残る彼らがどこまでやりきるのか…到底、完全犯罪などと無理な話だと思っていたが、第二部で警察とのやりとりのなかで隠し通せたこと、そしてちょっとした話で見えてきたもの。
少しの綻びが、やがて真実へと辿り着く。
あっという間で、とても楽しめた読者時間だった。
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すごく面白かった!
ギャンブル、お酒、借金癖どうしようもない父親ことゴウ。
そんなゴウと連れ添い50年苦労が絶えない人生を共に歩む淑子。
バツイチ、契約社員のち雇い止め無職となる娘の歩。
登校拒否の息子勇太。
映画をこよなく愛してきた円山家
辛い時映画が円山家を励ましてくれたんだね。
父親ゴウの言葉P22、
「人生でわかんないことがあったら、映画を観ろ。答えはぜんぶ映画の中にある。」
ラスト授賞式の歩のスピーチ(泣)
女優の園子さん登場 ゴウとの会話(泣)
ここ数年全然映画を観てない事に気づく
子供の頃、ゴウと似たり寄ったり今は亡き我が父親と「スーパーマン」観に行った事を思い出す。正義の味方スーパーマン!カッコよかった^ ^
久しぶりに映画を観たくなりました。
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ネタバレ『査察官』がめちゃくちゃ面白かった!
フレスタコフがめっちゃ好き。
途中までは「申し訳ないけどお金を貸してくれませんか」だったのにボプチンスキー&ドプチンスキーのときには面倒になったのか「(突然、ぶっきらぼうに)お金、ありますか?」になるところが好き。
フレスタコフがひとり勝ちして去るラストも楽しい。
爽快感があるね。
周りの人々が好き好んで騙されているような感じが安心して笑える。
フレスタコフをもっと見たい!
『査察官』は「検察官」と訳している場合もあるそうだね。
『鼻』『外套』が落語調なのも面白かったな。
『鼻』は、鼻が制服を着てるってどんな状態なんやろ。
『外套』はコートひとつでこんなにも話が展開できるのかと驚いた! -
Posted by ブクログ
前作の“日日是好日”がとても好印象だったので。
普通に(無意識に)暮らしていると季節を暑い寒いしか感じてないなー私、と思った。街中やスーパー等で作られた季節しか気が付けないのは勿体無い気がした。
最近訪れた松江のお菓子『菜種の里』や、最近読み進めていた星野道夫さんの展示会が登場していて、ふんわりと嬉しく思った。
イギリスの1ヶ月も咲き続ける桜の話と、
高齢の親を看取った稽古仲間への武田先生の年季の入った大人な挨拶と、
高校時代の同級生の「もっと遠くからものを見る視線を持ちたい」というメールと、
生まれ持った自分自身と闘いながら生きている、という悩みについての話と、
「できるなら稽古しなくてよろしい。できないから稽古するんですっ」という武田先生の叱責と。
著者の森下典子さんが描いた挿絵が素敵でした。
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Posted by ブクログ
ネタバレ久しぶりにこのシリーズに戻ってきて、ラストの怒涛の驚きの展開が最高に癖になる感覚を思い出しました!
題名に反して、急に不穏な状況になっててずっとドキドキハラハラしながら読んでいました!そして、雪哉と千早がバチバチに対立してて正直少し悲しかった…。読むにつれて不穏さが解消されることはなく、最終章で怒涛のネタばらしにずっと驚きが隠せなかった。最後の最後まで騙され続け、いちばん最後の一文でいちばんゾッとした。
今回の雪哉の冷酷さは、今までと比べてもカンスト超えててもはや狂気を感じざるを得なくなっていた気がする…。それでもやっぱりなにか考えがあるんじゃないかと期待してる自分がまだ残ってる…!
やっぱり面白すぎる!続きが気になる…!!!
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