ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 不毛地帯 第五巻

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    最終巻。まさに会社は生き物で、それぞれの正義あり。権利と責任。同じ会社人として、覚悟を胸に進めねばならぬ時はあるということを学んだ。これから商社勤めをしたい方には必見の小説。

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    2026年06月28日
  • あこがれ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    川上未映子さんは、ヘブンや黄色い家の、生き方や人生観を考えさせてくれるゴリゴリの純文学感が好きなのだが、あこがれはやわらかい、優しいお話だった。で、それはそれですごくよかった。
    麦くんとヘガティーがそれぞれ少しずつ大人になっていく様子を眺めることができた。麦くんもヘガティーもお互いを思いやることができて、優しくて読んでいて好きなキャラクターだなと思った。きっと川上未映子さんが優しい人だから、そんな人柄がキャラクターにも意図せず投影されている(滲み出ている)のかなと思った。
    文体がとても読みやすいんだよなぁ、リズムがいいのかなんなのか。

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    2026年06月28日
  • 青春をクビになって

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    日本政府が教育費にお金を使ってないせい?
    研究者がもったいない。好きな研究してもらうのはとても贅沢だな、羨ましいなと思うけど、これじゃあんまりだ。日本の制度は貧しすぎる。

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    2026年06月28日
  • ジョーカー・ゲーム

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    サクサク進んで毎話スッキリ感と衝撃のあるミステリーでとても好き。時代背景やスパイたちの生き様も味わい深い

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    2026年06月28日
  • お探し物は図書室まで

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    いつもそばにいる人から勧められて
    本作を手に取りました。
    青山さんの作品は初めてかな。
    とても読みやすかったですね。
    連作短編の面白さをじっくり味わえました。

    どの世代の登場人物も人生の岐路に悩み、
    本を通じて希望を見出していくのですが
    ああ、そんな時代もあったなあとか
    まさしく今の自分に当てはまってる!などと
    共感することしきり。

    いつもそばにいる人から
    この本を勧められた理由が
    なんとなくわかるような気がしてきたのは、
    自身が本作を通じて
    「読んだ人が自分自身に紐づけてその人だけの何かを」
    得たからなんだろうなとしみじみ思っています。

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    2026年06月28日
  • スモールワールズ

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    どの話も予想を裏切る結末でありながら現実にありそうな出来事でもあり、そのバランス感覚と、それぞれの登場人物に合わせた文体や語り口調や言葉の選び方がとても魅力的

    「ネオンテトラ」と「ピクニック」が特に好きかなあ

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    2026年06月28日
  • 総長さま、溺愛中につき。⑫ 南の独占欲暴走で由姫最大のピンチ!

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    昨日の夜に買って 10分で読み終わり ‼️


    南くんの家の事情 ...

    あたしたちとは 住む世界が違うな ーー って

    思いました 笑 

    南くん かっこかわいい です > < ♡


    あたし的には 由姫ちゃん × 南くん ペア

    も お気に です ^_−☆


    伊集院さん ウタイテ! で 言ったら

    海ちゃん ぽい ので まじすきです ‼️

    てか うつくしかっこいい です > <


    蓮くん の 嫉妬する気持ち 

    すごい分かります ... ‼️

    あたしが 蓮くん だったら あれは

    嫉妬するから ‼️

    それ考えたら 今度は 南くん がな ーー ..

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    2026年06月28日
  • 眉山の風よ!阿波の踊りに吹け!

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    夢を抱いて徳島を飛び出した少女が東京の波に揉まれながらも徐々に母親になっていく姿、そして覚悟を決めた母親の強さを凄く感じた。そんな強さを息子も受け継いでいるんだろうと感じる姿を随所で感じられて、感動で涙が滲んだ。
    そして何より阿波踊りの素晴らしさを物凄く感じた物語だった。
    阿波踊りってこんなにも熱くてカッコイイものだったんだな。全然知らなかった。

    ちなみに帯に書いてあって知ったのだけれど、原作はラジオドラマで、8年間やった176話を大幅に加筆修正したものらしい。このラジオドラマというのも聴いてみたい。

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    2026年06月28日
  • あなたの燃える左手で

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    左手移植をめぐる小説でありながら、単なる医療小説ではなかった。手の移植を通して、自己と他者の境界、死者を受け入れること、国境や移民、夫婦、記憶、欲望までが重ねられている。

    作品全体に、「自己/非自己」という構造が敷かれていた。移植された手を身体が拒絶することと、主人公が他者の手を自分として受け入れられないことが重なる。さらにそれが、ロシア、ウクライナ、クリミア、移民、国境、夫婦関係へ広がっていく。他者を受け入れるとは、「相互理解」でさえないのかもしれないと思った。

    「人間が手の使用によって高い知性を獲得したのなら、手の移植によって受け継がれるのは知性ということになる。しかし、実際に受け継が

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    2026年06月28日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    とても好みの作品で一気読み。

    結末はそう来たか〜って苦しくなったけど、歪みに歪み切った執着心を美しいと感じる気持ちも何処かにあって個人的には良い終わり方
    最終的にるりえは蘭花の幸せよりも蘭花が自分から離れない未来を取ったんだね

    皮肉にも、恋しそうになるくらい菜々子が関わっていた時期の星近が魅力的だったな〜。麗しい
    死んでしまう事が最初に書かれてるからこそ、そう思うのかもしれないけど。

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    2026年06月28日
  • 山の上の家事学校

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    家事力を鍛えながら、「人」として、「成長しよう」とする本。成長できるかどうかはその人次第。
    だって、シンクに洗ってない皿があって、そのままにしておく人と洗っておける人、人それぞれ。文の意味を理解できるかどうかも人それぞれ。
    今回、「聞く力」が足りないと思ったけど、再び手にした時はまた違う力が必要と思うはず。

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    2026年06月28日
  • ほどなく、お別れです 遠くの空へ

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    4作目。漆原さんの過去や水神さんの話、突然の別れ、長年連れ添った家族との別れ、1話1話とても泣ける。

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    2026年06月28日
  • ここはこどものいない国

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    面白かった。ディストピア×シスターフッド。自分も「こども」を持つということに対して抵抗があるタイプなので主人公の視点で見る世界はすごく興味深かった。PBの普及が実際に行われたら、救われる人っていうのは一定数いるんじゃないかな…?あと、作中で登場した「自動身体洗浄機」。切実に欲しい。

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    2026年06月28日
  • 窓の魚(新潮文庫)

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    真ん中に温泉宿で身元不明の死体が発見されるという事件があって、その周囲をなぞるように4人の男女の心理描写が錯綜する。ナツ、トウヤマ、ハルナ、アキオの順に話が展開する。\nその間に旅館の従業員や他の客などの証言で真ん中にあるはずの事件が浮き彫りになる。\n巧みなのはその表現、ページを捲る手が止まらない。女性の作家が得意とする心理描写を研磨し続けた先にある一つの到達点であるように感じた。\n西加奈子恐るべし!

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    2026年06月28日
  • 大往生

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    死について考えさせられる新書だった

    「「天涯孤独っていう人がいるじゃない、あァいう人がうらやましいわ。  呆けた両親を見ていると、老人とかかわらないで一生が終われるなんて最高よ!」」

    —『大往生 (岩波新書)』永 六輔著

    「☆二十歳の頃から、自分が三十歳になったら、四十歳になったら、六十歳になったら、八十歳になったら、ということを考えている人は上手に歳がとれるという。若者から、「歳をとったら、あァいう老人になりたい」と憧れられてこそ、本当の老人である。くれぐれも「あァいう老人になりたくない」と言われないように。」

    —『大往生 (岩波新書)』永 六輔著

    「「私の障害は一級一種です。  

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    2026年06月28日
  • バリ山行

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    ⚫︎受け取ったメッセージ
    安定した道を選ぶことは、本当に安全か?
    危ない道を選ぶことは、ただ無謀なだけなのか。

    ⚫︎感想
    会社の方向転換とバリ山行が並行構造になっていて、登山が仕事や人生のメタファーになっている。安定した道だと思えても、思わぬ出来事や責任が発生したり、バリ山行のような命懸けの道に生命の煌めきを感じたり、ながされるままに生きているようで無意識に選択していたり、人生ってやっぱり面白いものだと改めて感じた。

    バリをやっている妻鹿(めが)さんは、会社や人生の不安は、頭の中で増殖する幻のようなものかもしれないが、山では、目の前の危険に対して実際に身体を使って対処するしかない、と語り、

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    2026年06月28日
  • 変な地図

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    栗原さんが深堀されてて面白かった!
    ミステリーも相変わらず薄気味悪い感じがすごい好き
    最後のQRコードで読み込んだ制作秘話みたいな感じのやり取りまで完璧でした

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    2026年06月28日
  • とりあえずウミガメのスープを仕込もう。

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    歯切れの良い文体。お子さんとの料理を通したエピソードの数々が、家族って同じものを食べて成長していくんだと再認識させてくれた。

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    2026年06月28日
  • 夜行

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    全てが気持ちよく解決しないことにリアリティを感じた。バッドエンドではないが決してハッピーエンドではない後味の悪さがこの小説への没入感を深めているのだと思った。自分も夜行に魅せられて「抜け出せない夜の中にいる」そんな気持ちになる小説だった。

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    2026年06月28日
  • 夜明けのはざま

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    この本を読んで自分自身、妻の仕事に対して対等な意識がなかったかも知れないと反省しました。
    思い返すとやりがいのある仕事と言っていたのに転職をすすめたり…世の中の男性に読んで貰いたい本でした。

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    2026年06月28日