あらすじ
動物島に捕えられているりゅうの子を助けるため、エルマーは冒険の旅にでかけます。広がる空想、ユーモア、リアリティー。幼年童話の最高峰の一つとして読みつがれています。
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Posted by ブクログ
【両文庫への登録完了のお知らせ】
『エルマーのぼうけん』:アリのお届け便 & 平和祈念絵本文庫 蔵書登録のお知らせ
家族の特別な一冊を、次世代の子どもたちへ
このたび、幼年童話の金字塔『エルマーのぼうけん』を、私たちの活動である**「アリのお届け便」と「平和祈念絵本文庫」**の両方に正式に蔵書登録いたしました。
この絵本は、私と妻が二人の子どもたちに、何度も読み聞かせをした、私たち家族にとって特別な思い出の一冊です。その大切な絵本を、活動を通して次世代の子どもたちにお届けできることを心から嬉しく思います。
物語に込められた「平和の精神」
家出した9歳の少年エルマーが、かわいそうな竜の子を助けるために「どうぶつ島」へ一人で冒険に出かけるお話です。
エルマーは、猛獣たちを相手に力でねじ伏せるのではなく、知恵と勇気でピンチを乗り越えます。これは、非暴力による問題解決という、平和の精神を子どもたちに伝える素晴らしいメッセージです。
「アリのお届け便」とは
#アリのお届け便 は、私の家族の看取り体験から生まれた**「ありがとうという感謝の心」**を、絵本とともにお届けする活動です。
その気持ちを宿した『アリ』という、活動の象徴を**カタカナで「アリ」**と表記することで、明確に、そして力強く強調しています。
蔵書情報
• タイトル: エルマーのぼうけん
• 作: ルース・スタイルス・ガネット
• 絵: ルース・クリスマン・ガネット
• 訳: 渡辺 茂男
• 出版社: 福音館書店
• 対象年齢: 5歳、6歳〜(主に小学校低学年向け)
主に5歳、6歳頃から小学校低学年の子どもたちの読み聞かせにおすすめの一冊です。
Posted by ブクログ
幼稚園に入る前のまだ小さかったときにこの本を読みました。エルマーが大きな冒険をしたことにより、私も本の旅へと出向くきっかけとなり、思い出深い作品です。もう何度読み返したかわかりません。色あせないエルマーの冒険録に何度も楽しませてもらっています。
Posted by ブクログ
鉛筆画がとにかく凄い。
濃淡や雨の描写だけではなく、質感や毛並みまでもが黒鉛1つで表現されている。
繊細なだけではなく、自然を描く時はダイナミックで構図は遊び心を感じる。
みかんや動物の数字遊び、ねずみの言葉遊び、困り事への閃きはどれも楽しくおもしろい。
私が幼ければ、本当にリュックにこの持ち物詰めて冒険してるだろう。
Posted by ブクログ
「なんで ライオンに リボン...?!」
漢字:1年生レベル
フリガナ:あり(全ての漢字に)
文字の大きさ:中
長さ:長い(128ページ)
出版年:1963年(アメリカ)
内容:主人公エルマーが、とらわれた「りゅうの子ども」を助けるために「どうぶつ島」を冒険する。
感想:立ちはだかる動物たちを、斬新な発想で次々に攻略していくところが面白い。そのさい、出発時に用意した(その時点では何に使うためのもののかよく分からない)持ち物を巧みに用いていく点がユニーク。話の展開が速く、テンポよく進んでいくので読みやすい。
Posted by ブクログ
子どもの頃に読んでいたが、
どんなんやったかなーと再読。
エルマー、なかなか悪知恵 働くや〜ん。
話し言葉が丁寧なのが好き。
(訳者さんの匙加減なんですけどね。)
Posted by ブクログ
週末の『エルマーとりゅう』観劇に向けておさらい。小学校低学年以来の再読だったが、大人になった今でもワクワクしながら読める最高の児童文学。エルマーがリュックに用意する持ち物が9歳の少年らしく可愛くて好き。ももいろのぼう付きキャンディー、憧れたなぁ。エルマーを食べようとやって来る動物たちを、機転を効かせてやり込める様子がどれも面白い。最後のシーンは読者も笑ってしまうほどで、挿絵がまた可愛い。
Posted by ブクログ
4歳で聞いてくれるとは思っていなかったけど、
毎日寝る前に1章ずつ読んだら大ハマり!
想像以上に真剣にきいて、ドキドキするシーンではハッ!と大げさに息をのんでくれる。
自分自身も母に読んでもらっていたのを思い出します。
今日もエルマー読もう?
が気づけば、もう3周目に突入。
そろそろ次巻を買いたいなぁ…笑
Posted by ブクログ
保育園の時に読み聞かせてもらってずっと好きだったのを再読!
子供の頃のわくわくを思い出したし,
持っている荷物を使いつつ冒険をするなんて
最高の夢!
使うかもしれないからって荷物が多くなっちゃう人は、きっとこの本の影響!
私も含めて
Posted by ブクログ
絵本にしては文が多いものである。何かで紹介されていた。有名すぎるので読んでいなかったと思われる。最初は、エルマーが自分の持ってきたものを利用して知恵を働かせて島の恐ろしい動物の裏をかいて竜を助ける話である。
Posted by ブクログ
どうぶつ島でとらわれているりゅうを助けて、空をとんでみたい! エルマーは、どうぶつ島へ冒険に出かけるが、そこにはおそろしい動物が待ちうけていた。エルマーは、リュックサックにつめた道具を使って、動物たちからにげだしていく。
ドキドキワクワク。スリル満点! それに、エルマーの知恵と勇気がすごい!
リュックの中身を、いつ、どんなふうに使うんだろう。と質問したり、「いまが、あの道具の使いどころじゃない!?」と推測したりしながら楽しむことができるよ。
Posted by ブクログ
小学校の頃に出会っていたら、絶対に防災リュックにチューインガムやジャックナイフや大きな空の袋を詰め込んでいたであろう(そしてそれに「クランベリいき」って書く)
とりあえずももいろの棒つきキャンデー買ってきます
Posted by ブクログ
知らない人はいないんじゃないかと思うくらい有名な本。
としとったのらねこを養ってやったエルマーは、ねこからどうぶつじまにとらえられているかわいそうなりゅうの話を聞く。助けてあげれば、空を飛べると言われたエルマーは、早速りゅうを助けに向かう。ねこのアドバイスで、チューインガムやももいろのぼうつきキャンディ、わごむ、長靴、じしゃく、歯ブラシと歯磨き粉、虫メガネ6つ、ジャックナイフに、クシとヘアブラシ、そして、リボン、クランベリーいきと書いた袋という、なんとも不思議な荷物を持ってどうぶつじまに行ったエルマー。この、不思議な荷物を上手に使ってりゅうを助けるお話。
お母さんがエルマーをムチで打つとか、そもそも密航だよねとか。よく読み返してみると、最初はエルマーの息子が語り始めたのに、いつのまにかエルマーの話になってて不思議。
ぜひ、再読してください。
Posted by ブクログ
子どもの頃に、読んだことがなかった本。
胃が痛いことがあって、こんな児童書が読みたくなった。長くないからすぐに読める。読んでいる間は胃の痛いことを忘れられた。
Posted by ブクログ
児童書をなめちゃいけない。すごくおもしろかった。
子供に読ませる冒険物はこの一冊からスタートすると良いと思います。
エルマーの知恵、かわいらしい動物たち、地図をなぞりながら物語を読むとよりいっそう楽しく読めました。
アフターゾロリ、3年生くらいからおすすめできるワクワクする冒険物の本です。
Posted by ブクログ
小学生ぶりに読んだ。シリーズ一作目。
勇敢な男の子エルマーがどうぶつ島に捕えられている可哀想なりゅうの子を助けにいく冒険譚。リュックに詰め込んだアレコレで数々のピンチを切り抜けていくさまがかっこいい。あたたかみのあるタッチで描かれる挿画はより一層冒険を明瞭なものにしてくれている。大人になって読んでも面白い、納得のロングセラー。
Posted by ブクログ
ああこんな話だったか〜と納得して、まあ大人の私は面白かったんですけど…今の時代、アニメで気軽に、ドキドキハラハラの冒険譚も恋物語も面白い話も聞けて、書籍でもイラストの可愛い読みやすいものがたくさんあります…となると、昔ながらの名作とはいえ、さすがに子どもに勧めにくいものになってしまいます…。
知恵と工夫で動物たちを出し抜いて竜を助けるお話ですが、夜明けの夢みたいなふわふわした動機と展開で、あまり感情移入できませんでした。子ども向けの冒険譚が珍しかったから流行っただけでは?と思ってしまいます。
ひらがなの多い文章で書くレイアウトに工夫がなく、子どもが1人で読めるか不安です。教科書で見ると読みやすく魅力的な作品なので、レイアウトを見直しすればきっと生まれ変わると思うのですが…。
漢字を入れて新訳しなおしたりとかって、難しいんですかね…。
レイアウトが1番問題かと思うので、読み聞かせならいいかなぁ。でももっと、優先する本はある気がするな。
Posted by ブクログ
本が苦手な又甥に、何を薦めるべきか?
あれこれ悩んで、読みやすくて面白い本を読み直して検証してみている。3部作。
地図や絵が物語を盛り上げてくれて、ともかく面白く読んだ。
空から落ちて捕らわれてしまった子どものりゅう、しゃべるとしよりネコ、たてがみがからまっちゃうライオン、ぼうつきキャンデーをしっぽにつけて一列になって橋になるワニ…。
古い本なのに、今読み直しても古臭くなく、わくわくする。旅に準備するものが、どんなふうに役立つのかなど、次々と解明されていく細かな仕掛けも、わくわくする。ベストセラーとは、こういうものだなあ。
実は、この物語は英語版も読んでいる。
でも、細かな内容を忘れていた。これ、1,2冊目は「続きもの(前編・後編)」なんだな。で、3冊目が「続編」なんだな、とわかった。プレゼントするなら、1,2冊目まではセットでないとダメだな(もちろん3冊セットがあるのも知っているし、それがベストなのもわかるけど、まず1,2冊まで読んで、面白くて、次が読みたかったら、自分で3冊目を探してもらうのが良い感じ)。
ちなみに、英語版を読んだ時に、島に生えている植物がマングローブだったことに気付いた。イラストにも胎生種子が描かれている。
Posted by ブクログ
幼稚園のとき、帰りの会の15分くらいで先生が読んでくれた本。25年くらい前のことだけど、所々鮮明に記憶が残ってる。エルマーが冒険に行く支度をするところとか、すごくわくわくしながら聞いてたな〜。当時、エルマーに憧れて自分でリュックにいろいろ詰めたりしてたしね。大人になった今、改めて読んでもワクワクするし、エルマーのアイデアというか柔軟性はこの社会を生き抜くためのスキルとして見習うべきところもありそうだよね。
Posted by ブクログ
空を飛んでみたいエルマーが、子どものりゅうが囚われているということを聞き、助けに旅にでる話。とらや、さいや、ゴリラや、わにや、いろんな動物に対して、機転を効かせて、ピンチを乗り越えるエルマーの準備のよさ(猫からの事前情報のおかげ?)が面白かった。
対象年齢目安
読み聞かせ 5歳〜
自分で読むなら 小学2年生〜
Posted by ブクログ
名作ということでずっと読んでみたかったので読みました。
世界中で愛される理由はまた私にはわからなかったです。
でもこどもは内容をほぼ覚えているようで、
こどもに愛される本なのだなと感じました。
Posted by ブクログ
50代にして初読。
タイトルは聞いたことあっても読んだことはなかった。
なるほど、これは子供の頃に読んでたらおとなになっても忘れないかもしれない。
で、大人になってから初めて読んだ私の場合は、まあ面白い話なのかもしれないけどドキドキ・ワクワク感は感じなかった。
むしろ地図に惹かれた。こういう冒険の島の地図とか大好き。十五少年漂流記とか思い出す。
Posted by ブクログ
こういった冒険の本は小さい頃良く読んでたな…
子どもの頃に読んでたら、もっと楽しめたかもしれないと思いながら読みました
エルマーとりゅうに、新しい世界がまっていますようにと願ってしまいます