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全国に熱狂的なファンを持つ、謎に包まれた小説家・ミマサカリオリの訃報が、人気シリーズの完結目前に告げられた。奇しくも作品は批判に晒され、さらに作家に心酔していた高校生・純恋が後追い自殺を図る。未遂に終わったが「完結編が読めないなら生きる意味がない」と語る純恋。やがて山中の廃校に純恋を含むミマサカファン、七人の男女が集まった。小説をなぞる生活をし、その結末を探ろうとしたのだが、ある事件が起きて――。
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Posted by ブクログ
SNSが普及している現在で、エゴサって言葉もあり人にどう思われてるのか考えるのが人間。 また、人気がある人ほどアンチがある。 人間の心理を考えさせられる1冊でした。 7人が織りなす廃校での共同生活。一人一人の心境の変化を感じ最後まで気になりすぎて本をめくる手が止まりませんでした。 そして、あとがき...続きを読むがとても好きです!
ミステリ要素濃いめの綾崎隼。近年だとかなり好き!!! ちょうど、高校卒業してから価値観を揺さぶられるような小説に出会ってないな〜と思ってたところだったので、こんな小説に出会いたくなっちゃいました。
これぞ物語って気がする。 最初から後ろのページ見たら 全然面白くなく、段々と読み進めていくのに適した本でした。 特にあらすじが凄い。 最初からあらすじは読まないで欲しい。 沢山の人間関係が視覚化されているので ほんとに読んだ方がいい。
久しぶりに心震わされる小説を読みました。 本が好きで多くの作家さんの文を読むけれど、その中には、その文で特別な輝きを感じさせる方々がいる。それを知ってるから、この話にもリアリティと深みが生まれ、深い感動が生まれる。 綾崎さんも、それを知ってるから、この話が書けるんだろう。そこはある程度、読めてしまう...続きを読む話の筋とは関係のないところ。
死にたがりの君に贈る物語。その意味が分かり、胸をうたれた。ラストのタイトル回収が秀逸だった。 書き手と読み手。両者は、ある種の信頼関係の上で成り立っている。改めて凄い職業だと思わされたし、心無い外野の悪意がどれほど罪深いかを思い知らされる傑作だった。
後半から正体がじわじわ分かっていくけど確定的なものがないもどかしさ。焦らされている感じが良かった。最後の最後の文章が心にきてとても感動した。心が暖かくなる。
YouTuber、政治家、芸能人… 誰かしらが何か行動を起こす度に、すぐ炎上したり、誹謗中傷が殺到してしまう今日。正直私は、気に入らないんだったら見なければいいのに、コメントを投稿しなければいいのに…って思ってしまう。 自分が放ってしまった言葉で、会ったことすらない人達まで傷つけていることを自覚...続きを読むするべきだ。何気ない一言も誰かの心を苦しめ、最悪の場合、死に追いやってしまう可能性だってある。 使い方を間違えてしまえば 「言葉は人が常に持ち歩いている刃物だ」
病んだ人の心を治せるのは、きっと愛ある人なんだろう、何かと愛があれば、誰かを、何かを愛することができれば、どんな心の病気でも治せるのだろう。そう思わせてくれた物語であった。
ミステリー要素を持ちなら繊細で感動的な物語でした。たいへん楽しく読みました。「若さ」をお持ちのみなさんにおすすめします。(生きていれば濃淡あれど若さありますから、みなさんですね) 物語を語ったり、書いたりすることと、物語を聞いたり、読んだりすることは、どれだけ離れたことなんだろうかと思いました...続きを読む。 小説家と読者だと、まったく別の種類の人間のように思ってしまいます。 でも、この本を読むと、そんなに離れていない、作家と読者は表裏一体、近しい存在なんのかなと感じられました。 この小説の主要テーマである「誹謗中傷」なんかはすっ飛ばし、わたしなりの理解は、以下のとおりです。 「遠いむかし、ある時ひとつの霊魂が、物語を語り・書く魂と、物語を聞き・読む魂に突然分裂してしまった。そこから長い年月を経て、この魂たちはようやくこの物語で再会をはたすことができた。」 みたいな感じでしょうか。どこにも書いてませんけど、とにかく魂なんです。(めんどくさがってるわけじゃないです) この小説は、物語の書き手と読み手の霊魂の再会・再生の物語であるとともに、もうひとつ、若いひとたちの人生の再生物語でもありました。 それから、この小説はとっても演劇的だなとも思いました。登場人物たちのセリフや立ち振舞が、舞台をみるようでした。集合したはじめのほうは、リアリティー・ショーみたいだったし。(よい意味ですもちろん!) 「若い」心で、小説のなかの小説である『Swallowtail Waltz』を受け入れ、登場人物たちのあり様を受け入れ、魂と魂の再会を目撃していただきたいです。
人が作り上げた虚構の世界が人を動かす事ってあります。僕自身高校の頃「グインサーガ」の世界に体半分くらい入り込んでいた気がします。 この本はそんな物語を現実よりも近しいと感じた若者たちのピュアな物語です。とてもいいラストです。
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死にたがりの君に贈る物語
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綾崎隼
orie
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