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マンションで孤独死体となって発見された女性の名は、鈴木陽子。刑事の綾乃は彼女の足跡を追うほどにその壮絶な半生を知る。平凡な人生を送るはずが、無縁社会、ブラック企業、そしてより深い闇の世界へ……。辿り着いた先に待ち受ける予測不能の真実とは!? ミステリー、社会派サスペンス、エンタテインメント。小説の魅力を存分に注ぎ込み、さらなる高みに到達した衝撃作!
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「絶叫」
2019年3月24日~ WOWOW 出演:尾野真千子、安田顕、小西真奈美
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Posted by ブクログ
そうきたかーー!! またすごい小説をひとつ読んでしまった。 全体的に暗くてしんどい話だけど、中弛みは一切なく、最後に明かされる真実までの着地も見事。 小説として上手いなぁ〜と思ったのは、共通する言葉が違う人の視点で出てきても、全部を無粋に説明するわけじゃないんですよね。 読者が「あれ、これどこかで...続きを読む見たような…」と読み返すと、うわそういうことか!と気づいてさらに打ちのめされるという。 描写がエグいところもあるので、誰にでもオススメという感じではないけど、私は大好きな一冊です!
500ページを越える長編、「絶叫」という題名。 この物語の底辺にある主人公の歩みは壮絶で悲壮。そこにはありとあらゆるこの世の社会的問題が詰め込まれている。貧困、ジェンダー、無縁社会、ブラック企業…。 どうしても立場の弱い女性が、社会の枠の底辺を歩いていく様は読んでいて辛い部分も多かった。だけど、...続きを読む最後までページを捲る手は止まらない…。 読み終わって、最後に読者が「絶叫」するというより、物語のそこかしこでいろいろな人が「絶叫」していた。時には大声で、時には息を飲み、時には心の中で… 。 人間の本質は自由で、善悪優劣因果のすべては、その上に貼られたラベルにすぎないという。始まりがあるものにはすべて終わりもある。 さて、これから彼女はどうやって生きていくのだろう
抜群の読み易さ。主人公の陽子と追う刑事の二つの視点から追いかける。 時代背景、社会情勢を反映した良作。 作者の他の作品も読みたいと思える出来映え。
読み応えがあった。 途中で白骨死体は実は母親ではと推理したが外れた。 作者が女性の心理や体について、まるで女性の様に生々しく描いているのが不思議。 他の作品も読んでみたい。
すごい、、 本編だけでも605ページもあるのに、読み進める手が止められない。最後の結末は予想できなかった。至る所の伏線がちゃんと回収されている。長編なのに、凄く緻密な構成だと感じた。 主人公、陽子の人生を思うと、何が悪かったんだろう?その一瞬一瞬を切り取ると「そうするしかなかった(無理もない)」と...続きを読む思うし、そう思ってしまうからこそ、フィクションと現実の世界で切っても切り離せない部分があるとも感じてヒュっとした
匿名
孤独と生きてきた女性。自ら選ぶ事はせずに流れに任せて生きて、どんどん不幸になってゆく。1つの事件からなんとも恐ろしい事件に繋がってゆき、とにかく怖かった。気持ち悪さがずっとまとわりついて、こんなに怖い女性だった?と、不気味でした。
#怖い #ドロドロ
虚しさと哀しさと人間
長編でしたが、すーっと読めた印象です。家族とは、愛とは、色々と考えさせられる内容です。フラットな気持ちで読んで下さい。
陽子が最期の最期まで求め続けたものは承認欲求を満たしてくれる存在と無償の愛ではなかったか。 本来はどちらも幼児期に親から与えられ、満たされた状態で人は大人になっていくものだが、機能不全めいた家庭で育った陽子は、人としての根幹を固められぬまま成長してしまった。 自分に欠けている何かを得て埋め合わせ...続きを読むようと必死に生きる彼女の心身を社会やまわりの人々は都合よく扱い蹂躙した。 ラストは完全なバッドエンドではなかったけれど、ハッピーエンドとも言い難い。だがそこに人生のリアルさが詰まっているような気がして、悲しいけれど妙に納得してしまった。 陽子にはあの最期が合っている。あの安らげる場所が永遠に在り続けるといい。
生まれた時からしんどい陽子の人生、悪いことをしているわけではないのにどんどん堕ちていくのが読んでいて辛かったが、不思議と読みやすくサクサクページが進んだ。 ミスバイオレット何かありそうだなぁと思ったらそこにつながるのね〜お見事!ずっと搾取される奪われる側だった陽子が自由になる話だった。
主人公“鈴木陽子”の人生に“絶叫”する思いで一気読みしてしまいました。“何でこうなるの?”と思いつつ。 高校生ぐらいまでは ごく普通の生活、人生を送っていたのに。母が弟を溺愛し、陽子をほとんど顧みない以外は。 弟が交通事故で亡くなり、父が借金を残し蒸発してから 歯車が狂ったように転落の道をまっし...続きを読むぐら。それでも“何でこうなるの?”
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