小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ百貨店の中の魔法なお話。
2回読んだけど、なんだか涙が出てくる。
好きなのはシンデレラの階段の歌のところ。
夏の木馬で、お母さんに出会えた話。
精霊の鏡で、お互いの絵に惹かれていたところ。
百貨の魔法で、お利口くんと福の神ちゃんの話。
結子のストーリーも。
みんながそれぞれを大切に想い合っていて、
あったかい。
ほっこりした気持ちになるお話。
エレベーターガールや外が見えるガラス張りのエレベーター。
そういえば昔は屋上の遊び場があったなぁ、なんて思ったり。
感想を書いた後で、みんなの感想を読んでみたら、
けっこう賛否両論なのね・・・。
ファンタジーが好きな人におすすめします! -
Posted by ブクログ
15歳の自閉症の藤田壮眞さんのエッセイ。
私は発達障害について、一般の方よりも知識があると思っています。発達障害のあるお子さんを持つ親御さん達の気持ちもある程度分かっているつもりです。
でも、ご本人の感じていることは想像するしかありませんでした。気持ちは聞くことができても、見えているもの聞こえているものを共有することはできません。それをここまで具体的に言葉にしてくれているとは!
それも15歳とは思えぬ文章!感性!
定型発達の15歳の少年で、ここまで自己分析をして、それを言葉にできる人はいるだろうか?いや、◯歳の中年の私だってこんなことはできない‥‥
読んでいて、こんなこともできるんだ、楽しく通 -
Posted by ブクログ
エンジェルフライトを読んで、佐々涼子さんの書かれたものを読んでみたいと思い、手を伸ばした。
日本人として日本に住んでいると、友達でもいない限り、コンビニや工場勤務のユニフォームを着ている外国人がどんなビザで日本に滞在しているのか、どうやってビザを取得しているのかを想像する機会はあまりないように思う。ましてや難民に至っては、どうやって日本に辿り着いたのか、これまで深く考えたことがなかった。
私は過去20年にわたり海外で生活してきた。学生ビザや労働ビザなど、それぞれの国で必要なビザを取得して滞在してきたので、一般の人よりは少し事情を知っているつもりだ。ビザ申請というのは本当に面倒で、時間もお金 -
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凄惨すぎるぅぅー!!
グロいし後味が悪くて、とにかく最悪!
最悪なんだけど最高(笑) こういうのが良いんだよ!シンプルだが、非常にスリリングで引き込まれる設定。
超極限のデスゲーム。
人怖、グロ、緊張感などの全ての要素に釘付けになった。これは一気読みに限る!
極限状態になると、人間はここまで変わってしまうのか…そりゃ生きたいよなぁ。
サバイバル要素全開により、ゾクゾクの連発でページを捲る手が止まらない。狂気で怖すぎるんだけど、好みのジャンルということもあり、とにかく面白かったという率直な感想。
最初に読んだ「青の炎」に続き、刺さりまくりで貴志祐介の虜になってまう! -
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児童虐待、性加害、貧しさ、、、
現代日本が抱える社会問題の渦の中にいる人々の心情を通して、人間関係や社会的なものさしについて考えることができた。
とくに主人公章子の手紙では、章子が成長過程の中で、母親、友達、周囲、そして自分と父親のことなどの受け止め方が的確に文章にされていて、気付かされる点が多かった(以下に抜粋)。
物語自体はそこまで意外な展開が続く訳では無いのに、湊かなえさんの文章が、読む手を止めなくて、どんどん読み進めてしまった。中学生の時から読んでいるけど、精神年齢に関わらず、どの年代でも面白いと思える(感じ方はそれぞれ違うだろうけど)物語を書かれるのはすごいなあって素直に感動。
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Posted by ブクログ
ラブストーリーではあるけど、他の作品では無視されがちなカップルの経済状況(給料、家賃、貯金)とか、親の介護とか、”実際の”恋愛(特に30代)には必ずついて回る要素が主軸となっている。
主人公・都の境遇がなんとなく自分と似ており、少しの自己投影をしながら読んだ。年齢的には自分より少し先をいっている彼女の姿が、少し先の未来の自分と重なる。
描いているのは紛れもない事実というか人生の話。自分が今よりもう少し若かったら完全にフィクションとして読んでた気がするけど、おそらくほとんどの人が人生の中で辿るであろう苦悩が描かれていて、それらは20代後半の自分にとってフィクションとして捉えるには近いところにあ -
Posted by ブクログ
正直に言います。すっっっごく不快な本でした!
登場人物みんな気持ち悪い!!
でもそんな人達に所々共感してしまう。
現実に居そうで、でも居たら嫌だなぁというラインの人ばかりです。
本当に不快なのに、読んでて惹き込まれます。
内容を軽くお話しすると、
体調不良を理由にいつも仕事を配慮してもらう芦川さん。
頭痛を理由に早退した彼女が次の日、仕事を変わってもらったお礼にと手作りのマフィンを持ってきました。「頭痛薬を飲んだら治ったから作りました」と。
ありがとう!優しいね!と彼女を褒めるパートさん。
芦川さんはか弱いから仕方ない、みんなで助け合おうという上司。
生真面目で、そんな彼女と周囲を認 -
Posted by ブクログ
ネタバレほんわかした話なのかと思ったら、、、
恐ろしかった。
まずは芦川さん。
弱くて仕事ができない、犬の世話もできない。
何もできないはずなのに、お菓子を上手に作ってくる。あれ、何もできない人のはずなのに、お料理はできる。
何もできないふりはもしかして、生存戦略なのか。本人が無意識に行なっている生き残る力。
二谷さん。
女性に対しての貪欲さがない。全くない。自分のことをわかってくれる女はむしろ面倒で、だまってにこにこしてればそれだけで何も望まない。欲望だけはあるけど、相手を大切に思ったりする気持ちはないし好きでもない。
すごく今どきな人のような、昭和のお父さんのような感じ。
押尾さん。
自立したいと -
Posted by ブクログ
読み切るのに1ヶ月近くかかった。
各章のエピソードが長く、時代小説に出てくる名前やセリフを理解しながら読むのに時間がかかった。
途中、夜寝る前に読みながら1、2ページで寝落ちする日も何度かあった。
はい、時代小説×ミステリー小説ですね、とわかった気になり、各章で難事件発生し、主人公が官兵衛のヒントで解決的なストーリーかと思って少し退屈していた。しかし、終わりが近づくと、そんな薄っぺらい話では無く、全てが一つの大きな物語の必要な要素の一部で、自分はその一部だけを読んでわかった気になっていただけだと最後になってようやく気づいた。
またもう一回読もうと思う素晴らしい作品でした。
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