小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
季節感や情景の描写の語彙がとても鮮明で素敵だったので、そういった描写も流し読みせずに一文一文丁寧に読んでも、物語に没入してすいすい読めた。
作者ご本人がお医者さんということを知って読み始めたのもあって、医療現場はこんな感じなのかな?と想像したり、医療者の葛藤もリアルに感じられるような気がして面白かった。
日々病院で起こる出来事が淡々と進んでいく展開なのに、飽きずにむしろ京都の街の情景や登場人物の想像がどんどん膨らんでいって、とてもお気に入りの本になった。
マチ先生に会ってみたいなと思った。
続編のエピクロスの処方箋も、立て続けで読むことにした。 -
Posted by ブクログ
ここ最近ずっと本の感想を書けていなかった。この本を読み終わったのは1年以上も前だ。感想を書く習慣を復活させるために、少しずつ、思い出しながら書いていく。
当時既に有名だったから存在だけはうっすらと知っていた。でも、内容については全く未知だった。それがよかった。この本は、何も予備知識を入れずに、ただただ書いてある内容に没頭していくのが正しい読み方だったように思う。
とても上質なホラーだった。ゾッとしたし、嫌な気持ちにさせられたし、こんな怪異に絶対に出くわしたくない、と思った。ホラー小説でこんなに満足のいく読書体験は久しぶりだった。
巻末の袋とじも良かった。なんだか、袋とじというものそのものがな -
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Posted by ブクログ
偉大な執事とは何か。
品格とは何か。
自らの仕事に人生を捧げた男の、独白。
執事という仕事に人生を捧げたスティーブンスが、最後にミス・ケントンと出会い、そして彼女が心境を打ち明けた時に彼女の幸福を祝福した(してしまった)シーンで、僕は少し涙が出た。
偉大な執事として、ダーリントンホールに君臨したスティーブンスとしてなら、かつての同僚の幸福を祝福するのは至極当たり前である。しかし、その地位と引き換えに、スティーブンスという1人の人間としての本能はかき消されてしまったのかもしれない。それが良い、悪いではなく、それが生きるということなのだと思う。
カーディナル卿との会話で、スティーブンスは頑なに自 -
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超★5 今年一番のトンデモサスペンス! 不穏な雰囲気、胡散臭さ満載キャラ、驚愕必至の展開を堪能せよ #隣人
■あらすじ
イギリスの湖水地方、わたしの住む家の隣に引っ越してきたアナ。彼女はパン屋を営み、村のみんなから親しまれていた。
ある日、怪しげな教会信者たちが現れ、アナのパン屋にも訪れるようになる。そして信者の少女コンスタンスがアナに助けを求めに来た… 前年四月、女性精神科医のアナリーズは、教師をナイフで刺した少年ジェイゴに対して精神医学的評価を行っており…
■きっと読みたくなるレビュー
超★5 今年一番のトンデモサスペンスですね、またもやってくれたシャロン・ボルトンの新作です。
本 -
Posted by ブクログ
ネタバレ主人公が亡き妻の仇を打つことに夢中になって闇の世界に首を突っ込む中で、様々な種類の殺し屋が登場し、その非現実的に思える世界も、どこかにもしかしたら存在するのかもしれないと思いながら、先の展開が気になって一気に読み進めてしまった。
亡き妻との結婚指輪を常に意識する主人公の姿から、そこまでおもってくれる旦那に出会えた妻は幸せ者だろうなと思った。
殺し屋のセリフの中で、「人は誰しも死にたがっている」というフレーズが、なんだか理解できないようでできるような気がした。
主人公の亡き妻の、バイキングで食べきれないくらいの量を取って、最後はお腹がはち切れそうになっている様子が自分と重なり、私にも同じような出 -
Posted by ブクログ
ネットでの評価がめちゃくちゃ高くてワクワクしながら読んだ。最高。めちゃくちゃで最高です。私好みだった。本当にあるサイトやSNSを用いた怪文書が連なり、極限まで現実に近づいたモキュメンタリーホラーって感じ。だが内容は結構ぶっ飛んでてわりと冷静になってしまう部分はある。が、ツイートの内容とか投稿された文章がリアルすぎておもろかった。黒水くんが熱い。
あと○Vタイトルって本に載せていいんだって思っちゃった。すごい生々しくてすごいグロい。思わずうぇってなる。
すごいどうでもいい内容だけど、怪物もマックのベーコンポテトパイが気になるんだって笑っちゃった。
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