ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ハウスメイド3 最後の秘密

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    ミリーが信頼していて心から愛している人と結婚出来ていて本当に嬉しい。2人の関係性が色んな困難がある中で支えあったり信頼し合う姿がとにかく良かった。2人の絆が強すぎる。
    ご近所のいけすかない小金持ちに何度もイライラさせられた。
    ミリーがキレた瞬間からラストスパートすごく良かった。
    海外文学にここまで楽しく読めたの初かもしれない。とにかく作者の文体、そして翻訳素晴らしかっです。
    日本で映画化楽しみにしてよう。

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    2026年08月19日
  • スピノザの診察室

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    季節感や情景の描写の語彙がとても鮮明で素敵だったので、そういった描写も流し読みせずに一文一文丁寧に読んでも、物語に没入してすいすい読めた。

    作者ご本人がお医者さんということを知って読み始めたのもあって、医療現場はこんな感じなのかな?と想像したり、医療者の葛藤もリアルに感じられるような気がして面白かった。

    日々病院で起こる出来事が淡々と進んでいく展開なのに、飽きずにむしろ京都の街の情景や登場人物の想像がどんどん膨らんでいって、とてもお気に入りの本になった。
    マチ先生に会ってみたいなと思った。

    続編のエピクロスの処方箋も、立て続けで読むことにした。

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    2026年08月19日
  • 葉桜の季節に君を想うということ

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    ネタバレ

    主人公たちの活き活きとした描写が若い人を中心に描いているように見えたため、終盤で驚いた。それと同時に、自分が主人公たちの行動から年齢を勝手に想像しているのがわかり、人間の認知の恐ろしさも少し認識した。最終盤からは年をとっているからこそ自分の好きなことを楽しめることや、若い時が全てではないことを学べた。それによって、老いていくことへの恐怖が薄れたような気がする。また、自分のやりたいことに対してもっと自由になってもいいと思えた。タイトル回収も美しく、落ち着いて読めた。

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    2026年08月19日
  • 近畿地方のある場所について

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    ここ最近ずっと本の感想を書けていなかった。この本を読み終わったのは1年以上も前だ。感想を書く習慣を復活させるために、少しずつ、思い出しながら書いていく。

    当時既に有名だったから存在だけはうっすらと知っていた。でも、内容については全く未知だった。それがよかった。この本は、何も予備知識を入れずに、ただただ書いてある内容に没頭していくのが正しい読み方だったように思う。
    とても上質なホラーだった。ゾッとしたし、嫌な気持ちにさせられたし、こんな怪異に絶対に出くわしたくない、と思った。ホラー小説でこんなに満足のいく読書体験は久しぶりだった。
    巻末の袋とじも良かった。なんだか、袋とじというものそのものがな

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    2026年08月19日
  • ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験

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    宇宙飛行士は雲の上の存在だけど、最終選抜に残った10名から人間味を感じたし、努力や困難などの泥臭い一面がたくさんあることを知って、親近感を感じた。
    年齢問わず、子どもの頃からの夢に挑み続ける生き様がかっこいい。
    他にもアポロ13号事故や現役宇宙飛行士の活躍についても書かれており、宇宙開発について詳しくなった。

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    2026年08月19日
  • 日の名残り

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    偉大な執事とは何か。
    品格とは何か。
    自らの仕事に人生を捧げた男の、独白。

    執事という仕事に人生を捧げたスティーブンスが、最後にミス・ケントンと出会い、そして彼女が心境を打ち明けた時に彼女の幸福を祝福した(してしまった)シーンで、僕は少し涙が出た。
    偉大な執事として、ダーリントンホールに君臨したスティーブンスとしてなら、かつての同僚の幸福を祝福するのは至極当たり前である。しかし、その地位と引き換えに、スティーブンスという1人の人間としての本能はかき消されてしまったのかもしれない。それが良い、悪いではなく、それが生きるということなのだと思う。
    カーディナル卿との会話で、スティーブンスは頑なに自

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    2026年08月19日
  • 凍りのくじら

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    ネタバレ

    すごく良かった。
    後半はページをめくる手が止められなかった〜
    「すこし、不思議」でもあったし、「スゴク、深い」世界だった。

    あきらさんが過ごした部屋にあった写真のサイン、「A.Ashizawa」。A…?って首をひねったけど、そういうことか、と分かったときの、ピースが全部はまっていくかんじ!すごくよかった。たかぶった!

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    2026年08月19日
  • Nのために

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    Nのためにという題名の意味に気づけてやっとこの小説が腑に落ちました。皆それぞれ自分の大切なNのために奔走している様子が人物ごとに書かれていて面白かったです!

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    2026年08月19日
  • さいとうなおきの読書術 イラストが上手くなるために読むべき本100選

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    イラストレーターのさいとうなおきさんが読んできた漫画やアニメのことが書かれていて、インスピレーションを感じたところが紹介されています。
    刃牙を読んでインスピレーションを感じたところが共通してて嬉しかったです。

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    2026年08月19日
  • 隣人(新潮文庫)

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    超★5 今年一番のトンデモサスペンス! 不穏な雰囲気、胡散臭さ満載キャラ、驚愕必至の展開を堪能せよ #隣人

    ■あらすじ
    イギリスの湖水地方、わたしの住む家の隣に引っ越してきたアナ。彼女はパン屋を営み、村のみんなから親しまれていた。

    ある日、怪しげな教会信者たちが現れ、アナのパン屋にも訪れるようになる。そして信者の少女コンスタンスがアナに助けを求めに来た… 前年四月、女性精神科医のアナリーズは、教師をナイフで刺した少年ジェイゴに対して精神医学的評価を行っており…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    超★5 今年一番のトンデモサスペンスですね、またもやってくれたシャロン・ボルトンの新作です。

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    2026年08月19日
  • グラスホッパー

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    ネタバレ

    主人公が亡き妻の仇を打つことに夢中になって闇の世界に首を突っ込む中で、様々な種類の殺し屋が登場し、その非現実的に思える世界も、どこかにもしかしたら存在するのかもしれないと思いながら、先の展開が気になって一気に読み進めてしまった。
    亡き妻との結婚指輪を常に意識する主人公の姿から、そこまでおもってくれる旦那に出会えた妻は幸せ者だろうなと思った。
    殺し屋のセリフの中で、「人は誰しも死にたがっている」というフレーズが、なんだか理解できないようでできるような気がした。
    主人公の亡き妻の、バイキングで食べきれないくらいの量を取って、最後はお腹がはち切れそうになっている様子が自分と重なり、私にも同じような出

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    2026年08月19日
  • うたうおばけ

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    一千万円分の不幸が特に好きだった。
    あの時別の道へ進んでいれば…とか思うこともあるけど、実際今の人生も楽しいし結局どの線を選んでも全部当たりのあみだくじ。ダメだったとしても人生には必ず何かしらの意味はあると思う。
    落ち込むことがあったら私もスクラッチを買ってみようかな〜
    暗号のスズキくんは、くっっっ…!!ってなった、とってもよかった

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    2026年08月19日
  • ミサゴの守る町

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    生きていることを感じさせてくれる

    生きたいと感じさせてくれる

    生きろと感じさせてくれる

    『ミサゴの守る町』はまさにそのような小説ではないだろうか


    災害を経験すれば、誰しも人生を振り返り行き方を顧みる
    災害の極限状態の中で命を守るために覚悟を持って奮闘する消防士、我が町を守ろうとする人々、そして愛する家族を守る者


    久しぶりに胸を打てれる作品に出会いました
    これはぜひ読んでもらいたい一冊です


    『龍の守る町』の続編なのでまずはそちらからどーぞ!

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    2026年08月19日
  • 帰れない探偵

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    好きだった。タイトルに反していわゆる探偵物語ではない。ファンタジーの空気を纏いつつ、かなり深い文学の世界。
    普段あまり気にせずに使っている概念(時間、情報、帰る場所、存在すること/しないこと/かつてしたこと などなど)について問われて心の奥でたじろぐ感覚。
    主人公と一緒に地球上の色々な国のどこかの町に滞在している気分を味わえるのも楽しい。

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    2026年08月19日
  • きみの友だち

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    ネタバレ

    小学生の頃に読んだ本。初めて泣いた本かもしれない。
    久々に読もうと思ったら姉が持って行ってしまってずっと探してた。

    いなくなっても一生忘れない友達が1人いればいい。
    この文章をずっと覚えていて、そうだったこの本だったと思い出した。

    この本は手元に置いておきたい。時々読んで、思い出したい。

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    2026年08月19日
  • 僕の人生には事件が起きない(新潮文庫)

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    文章で読むと普段ラジオで聞いてるエピソードとはまた違った印象を感じました。造られた事件ではなく日々の延長線にある日常を楽しんでる岩井さんは豊かだなと思います。自分の日常にも事件は知らずと起こっているのかも。

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    2026年08月19日
  • 失われた過去と未来の犯罪

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    表紙詐欺ではあるけど小林泰三は天才。こんなぶつ切りの話をぐっちゃりくっつけるとは思わないじゃん。集落を善意で乗っ取る正義の女が怖すぎるしイタコになっちゃうのが皮肉。自我とは何なのか。

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    2026年08月18日
  • ダクダデイラ

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    ネットでの評価がめちゃくちゃ高くてワクワクしながら読んだ。最高。めちゃくちゃで最高です。私好みだった。本当にあるサイトやSNSを用いた怪文書が連なり、極限まで現実に近づいたモキュメンタリーホラーって感じ。だが内容は結構ぶっ飛んでてわりと冷静になってしまう部分はある。が、ツイートの内容とか投稿された文章がリアルすぎておもろかった。黒水くんが熱い。
    あと○Vタイトルって本に載せていいんだって思っちゃった。すごい生々しくてすごいグロい。思わずうぇってなる。

    すごいどうでもいい内容だけど、怪物もマックのベーコンポテトパイが気になるんだって笑っちゃった。

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    2026年08月18日
  • 天帝妖狐

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    表題作の他、A MASKED BALLが同時収録されている。もう一気読みしてしまった。夏と花火と私の死体を20年以上前に読んだきり、乙一先生の作品は気になりながらも読めていなかった。もう、なんだこれ。なんだこれ!!(褒めてる)

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    2026年08月18日
  • ともぐい(新潮文庫)

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    山でひとつの生き物として生きる男の体温、体臭、汗、血を感じる迫力ある物語。
    それを山の静の部分を織り交ぜて装飾なく伝える筆力も素晴らしく、短文で織りなす文体も潔い。
    結末は何を暗示しているのか。
    母性の凄まじさか、男の居場所が無い時代の変化か。それとも、生の意味からの解放か、はたまた地球上に根付く望みは無いヒトの異質さか。
    筆者の他作品にも俄然興味がわきました。

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    2026年08月18日