小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレタイトルを見てまず「どういうこと?」と思いました。
納得いく診断を求めて医者を渡り歩くことをドクターショッピングといいますが、その行動になぞらえて納得いく(?)神様を求めてあちこち行くことを本書ではそう呼んでいるということのようでした。なるほど。
全8話の短編は全て世界のあちこちへ神様を求めて行くお話。その動機や場所や神様はそれぞれだけど、やむにやまれず求めに行くのは同じ。
信心深くなくとも神様なんて信じてなくても、生きてたら何かにすがりたくなることはままあります。そういう時神様は確かに都合がよい。
寄りかかることもお願いすることも非難することもできる存在ってそうそうない気もするし。
本書 -
Posted by ブクログ
横浜空襲と大阪空襲が描かれる。
著者の筆力に圧倒された二篇目。
愛子さんの壮絶な人生に息を詰めるしかなかった。
「穴の中の戦争」
白楽二丁目に掘られた防空壕に集まる隣組の5家族。隣組魂を説く組長。防空演習に出てこない白井さん。その息子の優介さんにお姉ちゃんは恋している…。「わたし」美智子の視点で、穴の中の人間模様が語られていく。
「愛子さん」
あれは、なんやったんやろうな…
防空頭巾とモンペ姿で穴の中に逃げる。
1945年6月1日、大阪に焼夷弾が降る。
家を焼かれ両親を亡くし、私の足は…。
もう失うものはないと思っていた。
親戚の家に厄介になり女学校を退学。
「ばけもんのくせに」夫の吐 -
Posted by ブクログ
面白かったーーーーー!!!!
キャサリンの出す本の原稿が何者かに消去されてしまう。一体キャサリンの原稿の何が原因でこうなってしまったのか?という謎解きが始まる。そして、命を狙われる。
上巻でキャサリンと再会して終わり、いよいよ謎に迫っていく。でもなかなか核心には至らない感じがもどかしくもある。界域に潜入して、何がなされてたのかを推測しながらキャサリンの本についても明らかになっていく。その過程が面白い。
一方で、ゴーレム視点も上巻当初からずっとあって、精神病棟という特殊環境でなぜサーシャの守護者になったのか、もっと言うと、精神病棟でおそらく部屋なども個別であろう中、サーシャを急に助けられた -
Posted by ブクログ
とても魅力に溢れた本だ。
シジュウカラの鳴き声や非言語コミュニケーションを研究し、シジュウカラは文法すら駆使することを突き止め、遂には動物言語学という分野を打ち立てた著者による一冊。
自らの研究者としての半生を振り返ることで、その研究成果と、研究者としての歩みとの両方を味わえる。
第一に、割と身近な鳥のシジュウカラの生態や、驚くべき言語能力について、非常に平易でわかりやすく解説しており、明日から鳥の鳴き声に思わず耳を澄ませたくなるような楽しみに満ちている。
第二に、自らの研究者としての半生を振り返ることで、自らの研究テーマをいかに掘り下げて、発見したことをいかに他人に対して証明するかを考え
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