ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 木挽町のあだ討ち(新潮文庫)

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    江戸・木挽町には、大きな芝居小屋が3軒、その他にも小屋が立ち並んでいた。
    その一角で、雪の降る睦月の晩に、元服前の美しい若侍・菊之助は父親の仇討ちを見事果たした。
    一見博徒のような風体の大男・作兵衛が、菊之助の仇の相手だった。
    この仇討ち事件の目撃者は数多く、たちまち木挽町界隈の人々の語り種となった。
    仇討ち事件から2年ほど経過した辺りで、菊之助の知り合いという若い侍が木挽町に現れ、目撃者たちに仇討ちの様子を尋ねて話を聴きまくった。
    何故にこの若侍は菊之助が起こした仇討ちの話を聞き及ぶのか⋯、その話の内容から仇討ちの真実に迫る物語だ。

    この物語の構成は6話からなっていて、1話ごとに芝居小屋に

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    2026年01月28日
  • 食堂かたつむり

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    小川糸さん、ライオンのおやつに続いて2作目。心があたたまる、けれど、、やっぱり悲しい。本作は後半まで美味しそうな料理と素敵なお話で、このまま幸せな気持ちで終わると思っていたのに…。おかんの病気からのエルメス、そして手紙。涙がこぼれ落ちそうになった。悲しい気持ちが強いまま終わってしまったので、巻末に短編小説がのっているんだけど、それは読まず、悲しみから顔を上げた倫子に私も便乗
    。さ、ご飯作ろう!

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    2026年01月28日
  • イクサガミ 神

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    ネタバレ

    面白かったです!終わってしまって淋しい。
    最後は個人的には悲しい終わり方でした。まさかみんないなくなっちゃうなんて。彩八の時は衝撃でした。それからは何となく、みんないなくなっちゃうのか、、、と思いながら読み進めていたら。
    四蔵には残って欲しかったな。

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    2026年01月28日
  • お探し物は図書室まで

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    仕事に行き詰まったら読みたい本。自分のそばに置いておきたいバイブルのような1冊。

    全ての事柄は視点を変えることでいかようにでも見える。考え方、視野を広く持ちたいと思った。

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    2026年01月28日
  • 樹海警察(3)

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    私はこの樹海警察シリーズのストーリーよりも樹海で起こる事件に関わる特別室3名の警察官の人柄、会話、信頼関係が好き。
    私の中ではもうキャストも決まってまして(^_^;)
    ドラマ化は難しいかな〜。

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    2026年01月28日
  • 神々の山嶺 下

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    ネタバレ

    登攀に入ってからは一気に読んでしまいました。休日の午後、読書のみです。
    途中では読むのを止めさせてくれない感じ。
    久しぶりに読むだけでクタクタです。

    山の知識は全くないし、高山病の恐ろしさとか山岳地帯に生きる人々の生活などはうっすらとテレビなんかで観た位でしかなかったのですが物語にグイグイと引き込まれました。

    6500メートルを超えた冬の描写は何度も足を運んだ者でしか書けない迫力と真実味を突きつけられました。まさに神々の領域。

    「自分には〇〇しか無い。」そう言える人生は私には想像がつきません。
    深町が羽生とエベレストで再会したときに見つけた“羽生の単独登頂への拘り“には畏怖しかありません

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    2026年01月28日
  • 密室黄金時代の殺人 雪の館と六つのトリック

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    軽やかな文章で、直ぐに読み終われた。
    畳みかけるように事件が起きるのも、読書スピードを上げるのに一役買った。
    殆どの登場人物の名前が役割に合っており、名前を記憶するのに必要なカロリーが抑えられるのもありがたい(マネージャーのマネイさんとか、医師の石川さんとか)。

    内容はそのタイトル通り、密室祭り。
    ちょっと粗っぽい感じのトリックもあるが、最後のものなど、なるほど、というものだった。

    次回作も出ているようなので、読んでみたい。

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    2026年01月28日
  • A DAY IN YOUR LIFE

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    誰かの「ある一日」を小説家の槙村朗が小説仕立てにして紹介するというラジオ番組。
    活字で読んでいるのに、本当にこういう番組があってラジオから流れてきているのを聴いているような感覚。すっかりこのラジオ番組のファンになってしまった。
    どこにも悪者がおらず、心が暖かくなる話で安心して読み進められるので小路幸也さんの本は好きです。

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    2026年01月28日
  • 死んでいない者

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    葬儀に集まった親族達の所作や心模様 
    故人とのエピソードが語られていく物語
    場面 視点 会話 可視化された想念が
    いつのまにか切り替わっていく文体
    脳内映像は俯瞰したりズームアップしたりと
    忙しない
    けれどそれが時間経過や人々の浮かんでは消えていく想いのリアルそのものだと思いました

    故人への想いが強烈に伝わってくる
    わけではないけれど
    ふと湧き上がってくる思い出で生前の故人を偲ぶ
    そこに現れる故人は死んでいない者たちと同じ強さで心のうちに現れていました

    人々の想念が移ろっていく様を読みながら
    今まで参列してきた葬儀で
    死んだらどうなるのだろう
    生まれ変わりってあるのかなぁ
    などと頭をよぎっ

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    2026年01月28日
  • イリエワニ

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    イリエワニの1世代をその特徴とともに描いた絵本。

    オーストラリア北部の熱帯のマングローブの森の汽水域。
    海の生き物もやってくるこのエリアに世界最大級のワニ、イリエワニは住む。
    全長6メートル、歯は66本もあり、抜けても欠けても何度でも生え変わる。
    外皮感覚器で水の流れや獲物の動きを感じ取り、巧みに狩りをする。
    水中でも喉の奥の筋肉に蓋ができるため捕食が可能だ。
    繁殖の季節には、オス同士が縄張り争いをし、勝者は子孫を残すことができる。
    メスは湿地帯で50個の卵を産んだあとは2ヶ月半そこを動かず卵を守る。
    そして赤ちゃんが生まれたら、水辺に運び、しばらく一緒に過ごす。
    そして、大きくなったオスは

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    2026年01月28日
  • 十角館の殺人〈新装改訂版〉

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    作者の海外古典ミステリーに対する敬愛が感じられる作品。「そして誰もいなくなった」のオマージュであり、更に登場人物の造形や言動にも遊び心を忍ばせています。
    特にエラリイは本家にかなりキャラクターを寄せていて、決め台詞「Q.E.D(証明終わり)」をサラッと挟んだり、前期作品にみられる「挑戦状」的なセリフを入れていたり、手品のカードが中期作品名の「ハートの4」だったり。
    そしてルルウが代表作の作品名にちなんで黄色のトレーナーを着ているのが、さりげない洒落になっていて、古典ミステリー好きには浮き立つ嬉しさ。

    ミステリーとしての仕掛けも驚きわくわくするもので、40年近く前の日本の時代の空気も新鮮に思え

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    2026年01月28日
  • ひきこもりを家から出す方法

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    (2026/01/25 2h)

    自分が不登校とか引きこもりとかニートである原因を言語化したくて、当時の自分を救いたくて、少しずつ当事者研究などの本を探し始めているところ。
    『ひきこもりを家から出す方法』というタイトルだけ見て、当事者家族のための解決策を提示するタイプの書籍かと思ったが小説。オレンジ文庫は比較的ライトなレーベル。

    これ、引きこもりの解像度がすっごく高くて驚いた。著者の猫田佐文は当事者なのかな。参考文献の斎藤環の本も良い。
    自分は終盤辺りの主人公の状況と近い感じ。
    知り合いには10年以上引きこもってるひとも、社会に出たものの引きこもらざるを得なくなった人もいるけど、主人公とまっ

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    2026年01月28日
  • ときどき旅に出るカフェ

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    初めて読みましたが満足度の高い作品でした。
    読みやすさもあり、お話もしっかりしていて、しっかり「旅」と「食事」というコンセプトが守られてるのも良かったです。
    早く続きが読みたいです。

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    2026年01月28日
  • スウィッシュ!

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    運動音痴の愛菜が高校に入ってバスケットボール部で頑張り出した。スポーツドクターをやっている父竜介は苦々しくそれを見ている。自分も運動音痴でバスケをずっとやっていたが、報われなかったからだ。
    愛菜のバスケットボール仲間羽瑠が足を骨折したのだが、高校最後の試合に間に合わないかもしれないとのことで、愛菜が父に相談した。羽瑠は疲労骨折なのと、貧血まであり、あと痩せすぎで栄養不足だと判明する。

    食事をきちんと摂り、身体をいちから作り直す必要があるのだが、羽瑠は首を縦にふらない。

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    2026年01月28日
  • 海がきこえる〈新装版〉

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    無為に日常を過ごしていた学生時代の自分に読ませたい気持ちもあるけど、当時読んでも刺さらなかったんだろうなとも思う。
    社会人になって人との繋がりの大切さを知った今、他者との関わり合いを避けていたら何も始まらないんだよな、と読みながらつくづく思った。
    思いやりながらも、自分の考えをはっきり主張できる登場人物全員が眩しい。下巻が楽しみ。

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    2026年01月28日
  • おもちのえほん おもちのおやど

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    おもちのもーちゃんとちーちゃんが旅行中。
    旅館に到着するのですが、冷蔵庫みたいな「冷え冷え部屋」や蒸し器みたいな「ポカポカ部屋」に案内されて…というお話。
    野菜やパン、お寿司たちが温泉を満喫している様子がなんとも可愛らしい。細かい描写が楽しく見入ってしまいます。

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    2026年01月28日
  • 新装版 京都 ものがたりの道

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    京都好きにはたまらない!
    カバンにぽいっと入れて街散歩してくださる方が増えるといいなぁ〜と彬子女王
    まさにたまに開きながらそれぞれの通りを歩きたい


    「京の三名水」と言われる染井、佐女牛井さめがい、
    縣井あがたい、唯一現存の染井が境内にあるのが梨木神社


    祇園祭というと、毎年7月17日に行われる山鉾巡行を思い浮かべるようだ。でも、祇園祭は7月1日の吉符入から、31日の疫神社夏越祭えきじんじゃなごしさい
    で幕を閉じるまで、さまざまな神事や行事が1ヵ月に互って繰り広げられ長いお祭りである。
    古くは「祇園御霊会」ごりょうえと言われ、平安京をはじめ日本各地に疫病が流行した貞観11(869)年に、神

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    2026年01月28日
  • 残り全部バケーション

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    伊坂作品はストーリーとキャラクター描写がいつも素敵。ハズレがないですね。悪いことはいけないけど、溝口さんみたいに己の感性のまま、生きてみたいと憧れるのは良くないかな笑

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    2026年01月28日
  • 運転者 未来を変える過去からの使者

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    ネタバレ

    「運」についての考え方が書かれている本。
    運が劇的に変わるとき、その場で何かが起こるのではなく、後から「あの時が人生のターニングポイントだったな」って気づくことなんだなと。でもその転機が訪れる為の運は自分が常に上機嫌でなければ気がつくことすらできないし、逃げていってしまう。そして上機嫌でいるということは、自分の都合いいことを考えるのではなく、自分の人生で何が起こってもこれは自分の人生の中で必要な経験だったとプラスに捉えられること。
    自分のマインドを変えることは簡単ではないけれど、少しでも恩恵を残して去れるようにプラス思考で生きていきたいなと思った。

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    2026年01月28日
  • 僕には鳥の言葉がわかる

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    世界で初!人類以外の動物にも言葉がある事を証明した研究者の本。
    その過程がとても分かりやすく書かれ、また文章もやさしくて読みやすく、読んでる自分もワクワク感が生まれた。

    万人にオススメ!
    あっという間に読んでしまった。

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    2026年01月28日