小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ登攀に入ってからは一気に読んでしまいました。休日の午後、読書のみです。
途中では読むのを止めさせてくれない感じ。
久しぶりに読むだけでクタクタです。
山の知識は全くないし、高山病の恐ろしさとか山岳地帯に生きる人々の生活などはうっすらとテレビなんかで観た位でしかなかったのですが物語にグイグイと引き込まれました。
6500メートルを超えた冬の描写は何度も足を運んだ者でしか書けない迫力と真実味を突きつけられました。まさに神々の領域。
「自分には〇〇しか無い。」そう言える人生は私には想像がつきません。
深町が羽生とエベレストで再会したときに見つけた“羽生の単独登頂への拘り“には畏怖しかありません -
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葬儀に集まった親族達の所作や心模様
故人とのエピソードが語られていく物語
場面 視点 会話 可視化された想念が
いつのまにか切り替わっていく文体
脳内映像は俯瞰したりズームアップしたりと
忙しない
けれどそれが時間経過や人々の浮かんでは消えていく想いのリアルそのものだと思いました
故人への想いが強烈に伝わってくる
わけではないけれど
ふと湧き上がってくる思い出で生前の故人を偲ぶ
そこに現れる故人は死んでいない者たちと同じ強さで心のうちに現れていました
人々の想念が移ろっていく様を読みながら
今まで参列してきた葬儀で
死んだらどうなるのだろう
生まれ変わりってあるのかなぁ
などと頭をよぎっ -
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イリエワニの1世代をその特徴とともに描いた絵本。
オーストラリア北部の熱帯のマングローブの森の汽水域。
海の生き物もやってくるこのエリアに世界最大級のワニ、イリエワニは住む。
全長6メートル、歯は66本もあり、抜けても欠けても何度でも生え変わる。
外皮感覚器で水の流れや獲物の動きを感じ取り、巧みに狩りをする。
水中でも喉の奥の筋肉に蓋ができるため捕食が可能だ。
繁殖の季節には、オス同士が縄張り争いをし、勝者は子孫を残すことができる。
メスは湿地帯で50個の卵を産んだあとは2ヶ月半そこを動かず卵を守る。
そして赤ちゃんが生まれたら、水辺に運び、しばらく一緒に過ごす。
そして、大きくなったオスは -
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作者の海外古典ミステリーに対する敬愛が感じられる作品。「そして誰もいなくなった」のオマージュであり、更に登場人物の造形や言動にも遊び心を忍ばせています。
特にエラリイは本家にかなりキャラクターを寄せていて、決め台詞「Q.E.D(証明終わり)」をサラッと挟んだり、前期作品にみられる「挑戦状」的なセリフを入れていたり、手品のカードが中期作品名の「ハートの4」だったり。
そしてルルウが代表作の作品名にちなんで黄色のトレーナーを着ているのが、さりげない洒落になっていて、古典ミステリー好きには浮き立つ嬉しさ。
ミステリーとしての仕掛けも驚きわくわくするもので、40年近く前の日本の時代の空気も新鮮に思え -
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(2026/01/25 2h)
自分が不登校とか引きこもりとかニートである原因を言語化したくて、当時の自分を救いたくて、少しずつ当事者研究などの本を探し始めているところ。
『ひきこもりを家から出す方法』というタイトルだけ見て、当事者家族のための解決策を提示するタイプの書籍かと思ったが小説。オレンジ文庫は比較的ライトなレーベル。
これ、引きこもりの解像度がすっごく高くて驚いた。著者の猫田佐文は当事者なのかな。参考文献の斎藤環の本も良い。
自分は終盤辺りの主人公の状況と近い感じ。
知り合いには10年以上引きこもってるひとも、社会に出たものの引きこもらざるを得なくなった人もいるけど、主人公とまっ -
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京都好きにはたまらない!
カバンにぽいっと入れて街散歩してくださる方が増えるといいなぁ〜と彬子女王
まさにたまに開きながらそれぞれの通りを歩きたい
「京の三名水」と言われる染井、佐女牛井さめがい、
縣井あがたい、唯一現存の染井が境内にあるのが梨木神社
祇園祭というと、毎年7月17日に行われる山鉾巡行を思い浮かべるようだ。でも、祇園祭は7月1日の吉符入から、31日の疫神社夏越祭えきじんじゃなごしさい
で幕を閉じるまで、さまざまな神事や行事が1ヵ月に互って繰り広げられ長いお祭りである。
古くは「祇園御霊会」ごりょうえと言われ、平安京をはじめ日本各地に疫病が流行した貞観11(869)年に、神 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「運」についての考え方が書かれている本。
運が劇的に変わるとき、その場で何かが起こるのではなく、後から「あの時が人生のターニングポイントだったな」って気づくことなんだなと。でもその転機が訪れる為の運は自分が常に上機嫌でなければ気がつくことすらできないし、逃げていってしまう。そして上機嫌でいるということは、自分の都合いいことを考えるのではなく、自分の人生で何が起こってもこれは自分の人生の中で必要な経験だったとプラスに捉えられること。
自分のマインドを変えることは簡単ではないけれど、少しでも恩恵を残して去れるようにプラス思考で生きていきたいなと思った。
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