【感想・ネタバレ】食堂かたつむりのレビュー

あらすじ

おいしくて、いとおしい。 同棲していた恋人にすべてを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、倫子はさらに声をも失う。 山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな食堂を始める。 それは、一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂だった。 巻末に番外編を収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

『食堂かたつむり』を読み終えて、涙が止まらなかった。
本を読んでここまで声を上げて泣いたのは、生まれて初めてだと思う。
“命はどれほど大切なものなのか”という問いが、静かに、だけど強く胸の奥に突き刺さった。

物語が進むにつれて、お母さんの倫子への愛情が少しずつ明らかになっていく。
派手に示される愛じゃない。
人目につかないところで、そっと積み重ねられてきた愛。
その存在に気づいた瞬間、胸が締め付けられて、最後の手紙ではもう涙を抑えられなかった。

エルメスのシーンは言葉にできないほど心を揺さぶられた。
様々な事情を理解したうえで、自ら解体されるために歩み寄る姿は、残酷で、優しくて、尊くて、悲しくて…
大切な存在の死を経験したことのある人なら、きっと涙せずにはいられないと思う。

そして、料理によって人が幸せになっていく描写がとても好きだ。
「料理は祈りそのもの」という言葉が強く心に残った。
誰かのために作る料理は、“幸せになってほしい”という願いの形なんだと気づかせてくれる。

読み終えた今、胸にぽっかり穴が空いたような寂しさと、確かに温かいものが残っている。
『食堂かたつむり』は、間違いなく大切な一冊になった。
出会えて本当に良かった。

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2025年12月06日

Posted by ブクログ

この本を読まないまま死ななくてよかった。途中から泣いてばっかりだった。読んだことがないのに懐かしくなるような小説。母娘の確執は深く語られないけれど、食器を引き合いに出して語られる「おかんと私の価値観は正反対」という言葉が効いている。
作者の小川さんについては全然わからないけど、食べることも作ることも好きなんだなあと伝わってきた。いくら料理が上手くても、飲食店のトイレが汚いとすべてが台無しになる、という一言の説得力よ。紹介されるひとつひとつのメニューも、ほとんど野菜だけで味を整えるジュテームスープも、そしてエルメスを解体するシーンも、食材に、食事という行為にリスペクトがないと思いつかないし書けないはず。文章を書くのが好きなだけでは小説家にはなれないと実感した。
はじまりから絶望的な展開に違いないのに、どこか現実感がなく、軽やかでもある。それは後半にかけても変わらず、でも心は動かされるし、悲しくなるし、あたたかくもなる。この空気を醸し出しているのが文体なのか、のどかな舞台なのかわからないけど、またこの世界に浸りたくなるだろうと思った。

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2025年11月25日

Posted by ブクログ

優しい感動が静かに湧いてくる。
風景や料理の描写が丁寧。特に料理は本当に食べてみたくなる。
料理ひとつ、食材ひとつにも、感謝の気持ちをもって丁寧に味わうようにしたい。
改めて「いただきます」「ごちそうさま」という言葉の大事さを実感。
毎日を丁寧に生きようって気になった。

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2025年11月15日

Posted by ブクログ

再読。

命を頂くこと。
それはみんながわかっていることだけれどサラッと流される風潮があるがこの物語ではしっかりと描かれていることに好感が持てた。
人によってはどうしてこんな場面を描くのだろうと疑問に思うかもしれないけれどやっぱりどうしたって必要だと私も思う。

何もかも失って人生のどん底に突き落とされた主人公が料理や出会う人々を通して、また人生を歩み始める元気を取り戻していく姿は、今何かにつまずいてしまっている人にも、新たに何かを始める人にも勇気を持たせてくれるだろう。

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2025年10月21日

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小川糸さん好きになったきっかけの本。
昔単行本で読んですごく好きだった記憶があったんだけど文庫化されてたから購入して久々に!
倫子が作る料理がどれも本当に美味しそうであったかくて。優しい気持ちになれる大好きなお話です。
食堂かたつむり、私も行ってみたいなぁ。
エルメスの最期はとても丁寧に描かれていて、命をいただくということを考えさせられる。
おかんからの手紙のところはボロボロ泣きながら読んだ。
文庫限定の番外編チョコムーンもとっても良かった!倫子の料理を食べる側の人の話も読んでみたいと思ってたので嬉しかった。

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2025年10月20日

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ネタバレ

主人公が地元の田舎に引っ越すところから物語がはじまるのでもうこの時点で引き込まれた。これ好きだなって思った。

好きな本はやっぱりところどころ印象に残ったシーンがよく記憶に残っていて、
彼氏にありとあらゆる物を盗まれて絶望するところ(主人公は反応薄く感じたけど読んでいる私の方がショックだった)や、お店を開いてそこに訪れる人たちの物語の雰囲気の良さ、自然豊かな環境、飼っていた豚を解体して食事にしていただくところなど全てがもう魅力的で素敵で読んでいてとても楽しかったし癒された。

解体するところは辛く感じたけど、ものすごく食事に対する意識について考えさせられた。
辛いけど実際当たり前に食べているのだから、こういう仕事をしてくださる方がいることや食べられる動物たちのことを考えるきっかけって必要だなって思った。
可哀想だから食べない、とはならないけどスーパーとかに並べられる肉そのものだけ見ていてもパッと解体される様子が結びつかなくて、感謝の気持ちって忘れてしまいがちなことなので時々思い返したいなと思う。

初めての小川糸さんの作品だった。
この本を読んでもっと小川糸さんの本読みたい!って思った。有名なだけあって本当に素敵な物語だったな。

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2025年09月24日

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めちゃくちゃ飯テロ小説です。シンプルだから読みやすいし、登場する料理はどれも匂いが漂ってきそうなほど美味しそうすぎて、お腹が空いてしまいます。読む前にお腹いっぱいにさせておくか、読みながらおやつを摘んだ方がいいです。続編出してくれないかな〜。

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2025年09月12日

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「食」について考えさせられる話。
食べるということ、生きるということは様々な生命との関わりの中で成り立っていて、その一つ一つに感謝しないといけないんだなと気付かされる。
そして何より主人公が営む食堂が本当に素敵でわくわくした。自分でもこだわりのお店を開きたくなった。

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2025年09月06日

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不遇の境遇ながら、主人公の女性の心の中は非常に澄んでいて清々しい。それでいて彼女の感性がとても素晴らしいので暗い話になっていない。人間の再生の話なのだが、当然の様に彼女を応援したくなるし、彼女の周りの人達も彼女の再生を手助けしてくれる人ばかりで、とにかく読んでいて気持ちが良い。料理の描写も丁寧だし、豚の解体シーンやその他のシーンも彼女の解釈が非常に意味深いので読んでいるこちらが高尚なものに触れている気にさせてくれる。最後の最後まで清々しく読めて読後感も良い。

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2025年08月29日

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小川糸さんのらいおんのおやつの後に手に取りましたが、この方のギャグセンスというか、言葉の選び方や表現方法がますます好きになりました。
エルメスや、おかんとも衝撃的な結末を迎えますが、特に悲しさを与えることがなく、ハッピーエンドで終わったので、ほっこりしました。

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2025年08月17日

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ネタバレ

途中までごはん系小説って感じでマイペースに読んでいたんだが、
これは愛の物語だった
泣いたよー泣いた〜

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2025年08月11日

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何年かぶりに再読。
やっぱり温かくて面白い。
出てくる料理がどれも珍しくて美味しそう。
ザクロのカレーが食べてみたい…!

ラスト、おかんからの手紙で涙が止まらなかった。
何度読んでも泣けるし、優しい気持ちになれるし、食への感謝が深まる。
読むべき一冊。

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2025年08月10日

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ネタバレ

なんか重要なことがぽろっと書かれる感じが妙にリアルだった。最後のオカンからの手紙は不器用ながら頑張ったんだなぁと思った。

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2025年08月06日

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最後は思わず涙が浮かんだ。

物語としては急展開、そして穏やかな食堂での日々なんだけど、食材、料理、エルメスに関しての表現が細かくて、魅了された。

料理って素敵だって思わせてくれた。
同時に、生と死の儚さも感じて、何気ない日を大切に生きようと思った。

小川糸さんのファンになりそうです〜
著書全て良い本です!

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2025年08月06日

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倫子が1日1組のお客様の為に
丹念込めてつくる料理が本当に美味しそう … ♡

料理を作る描写やお客さん1人1人の背景が
何度読んでもほっこり癒される

かたつむり食堂行ってみたいなぁ ‪(*´ `*)

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2025年11月02日

Posted by ブクログ

恋人に裏切られたショックで声を失った主人公。行き場もなく故郷へと帰り、昔からそりのあわないスナックアムールで働く母と飼い豚のエルメスと暮らすことに。主人公は母に頼み込み、大好きな祖母の影響やこれまでの仕事の経験をいかして夢だった食堂かたつむりを始めます。主人公はお客さんを面接(筆談)し、それぞれのことを想い、祈りをこめて料理を作ります。主人公が作る料理に対する細かな描写、その料理が起こす奇跡、母との関係性の変化など、声がなくても伝わるものがあると認識させてもらえる一冊でした。

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2025年11月18日

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同棲していた恋人に全てを持ち去られ、衝撃から声も失ってしまう。故郷に帰りそこで1日1組だけをもてなす食堂を始める。
途中まではお客さんそれぞれのエピソードとお料理に癒されていたけど、まさか最後でこんなにしんみりとするなんて。
作中描かれている自然の情景なんかが食べ物の香りとか色で表現されているのもよかった。

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2025年11月02日

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あたたかい作品だった。料理の工程が細かく書かれていて作者が自分で体験したのかな?母とのすれ違いで、結局最後まで素直になれない親子の不器用さ。喋れなくても伝わる誠意、それが仕草や行動だけじゃなくて料理にも現れている。主人公の気遣い、思いやりの心、料理を作るだけではなく食べる人のさらに先のことを考えていて、こんな食堂があればいってみたい。最後の物語もあたたかかった。心が疲れた時に読みたい作品。

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2025年10月20日

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恋人に全てを持ち去られるところから始まる物語なので、恋愛をメインとした物語かと思いきや、意外と親子の関係性について考えさせる作品だった。
何もかもをリセットした状態から、自分と、他人と、動物と、自然と、向き合っていく物語。

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2025年10月18日

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シンプルいい話。
人を救うことは、すなわち自分を救うことなのかもしれない。
誰かの笑顔をみて嬉しいっていいな〜人のためになる仕事っていいな〜って羨ましくもなる。
夢中になることがあれば、悩んでたことも忘れるよね。暇は良くない。。

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2025年09月10日

Posted by ブクログ

小川糸さんのことはこの小説を読む前から知っていた。雑誌『天然生活』で小川さんのすてきなライフスタイルが何度も取り上げられていたからだ。森の中の一軒家で、夜になれば蜜蝋キャンドルに火を灯し、寒くなれば薪ストーブで暖を取る生活。もちろん食事は地元の旬の食材をふんだんに使った手料理だ。それは絵に描いたような「ていねいな暮らし」で、憧れると同時になんてバイタリティのある人なんだろうと感心した。そんなユニークな人が描いた小説が面白くないはずがない。期待をこめて読んでみたが、果たして期待以上だった。

大筋としては「恋人に去られたショックで失声症になった若い女性が、田舎に戻って食堂を開くことになる。温かい手料理で客のおなかと心を満たしてゆく過程で、自らもまた癒されていく」という物語だ。母と娘の確執、そして和解もテーマとなっており、長編であるにもかかわらずぐいぐい読ませるパワーがある。

正直、メロドラマめいた展開や、自然体を通りこして卑猥に傾きがちな表現には、自分の好みではないと感じる部分も多かった。しかし、TVドラマ風のふわふわしたストーリーに対して、倫子のインテリアへのこだわり、大地に根ざした料理の数々、そして「いのちをいただく」ことへの覚悟と執着など、細部には異様なまでの具体性とリアリティがあり、美点が欠点(と私が感じる所)をはるかに凌駕していると感じた。自分で手を動かして額に汗した経験のある者にしか書けない、頭ではなくハートで書いた物語だ。

私自身料理が好きということもあり、物語抜きで料理パートだけでも十二分に楽しむことができた。読むと料理を食べたくなる小説は多いが、読むと料理を作りたくなる小説は稀ではないだろうか。これはそういう稀な小説のひとつだ。

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2025年09月07日

Posted by ブクログ

恋人に裏切られ、親子関係も微妙で、おばあちゃんっ子。都会から田舎に移って再出発というよく見る始まり。
しかし、食堂かたつむりをオープンしてからどんどん面白くなってくる。
提供される美味しそうな食事を想像してお腹が空いてきたりとほのぼのとした気持ちで読んでいると衝撃の展開が…

命をいただくと言うことは理解しているつもりでも、直視したくない私は涙を滲ませながら読みました。

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2025年08月26日

Posted by ブクログ

食を通して愛情が溢れ出す優しい物語。

倫子にとって熊さんがとっても大きな存在だったな。でも偶然を装い熊さんを引き合わせたのはあのおかんだった。

おかんの気持ちをもう少し早くにわかっていれば…でも最後に本当の意味での親孝行ができて良かったと思う。おかんの手紙は良かった。

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2025年08月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

優しい気持ちになれる本
美味しいものを自分がすきな人と食べられる時間が何より幸せだよなぁと改めて感じた

初めは主人公にとって最大の宿敵だったオカンが、最後は自分にとっての味方になっていて
もう取り返しがつかない、なくなってから気づくことの方が多い

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2025年08月06日

購入済み

自然

都会と田舎。
生きることと死ぬこと。
憎悪と愛情。

飾ること。
魅せること。
心を込めること。
どれもコロナ禍で失われつつあるもの。
それらがどれだけ心の糧になっていたか,私たちはこれから痛感していくのであろう。

#泣ける #感動する

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2021年04月26日

Posted by ブクログ

同棲していたインド人にすべてを持ち去られた倫子。ショックで声も失い、失意で山あいの故郷に戻る。おりあいのよくない母親から借金をし、食堂を始める。
『食堂かたつむり』。1日1組限定、メニューのない食堂。

料理は本当に美味しそうで、一度食べてみたくなるほど。
いろんなひとたちが、うさぎが倫子の料理に癒されていく。
でも豚のエルメスを食べてしまうとは…
そこまでしなくても…

なんとなく、料理で終わってしまったような。
倫子の声も最後まで戻らないまま。
母・ルリコもあっさり亡くなり、本当の親子関係も見れないまま。
何か物足りなさを感じる。




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2025年11月29日

Posted by ブクログ

倫子が作った料理を通して、人々の感情が動かされていく素敵な物語だった。エルメスのシーンはしんどかったけど目を背けてはいけない内容で、心に刻まれた。

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2025年10月29日

Posted by ブクログ

料理で人を幸せにできるって最強だよね。母からの手紙はグッとくるものがあった。
そして、たしかに評価が分かれそうな、なんだか不思議な余韻が今ある。

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

こんな食堂が実在したらいいな、どの料理も食べる人の生活環境や年代性格が考慮されて、その人に合った料理を考えてくれて、料理は全て美味しそう。幸せな時間なんだろうなと。倫子のようにやりたいことを見つけ、実行する生き方がうらやましい。
ただ、結末はびっくりだった。これが動物の運命なのかもしれないが、切なくなってしまった。途中で読むのをやめようと思ったぐらいに生々しい場面あり、、、。でもうるっと感動したり、ホッとしたり、最後まで複雑な感情が入り乱れた。

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2025年10月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ


心あたたまりながら読んでたら
最後の辺りで、心をナイフでえぐられるぐらいのショックが...
でも目を背けてはいけない、それでも読むのが本当に辛かった。
最後には涙が溢れた。

命は、重く、そして大切な人の心に残り続けて生きていくのだなと感じた。

読んでいて非常に苦しくなる描写があったため星3です
でもこちらの作品はわたしの心に深く残りつづけるとおもいます。
決して忘れられないほどの衝撃をうけました。

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2025年07月28日

Posted by ブクログ

初めて読む作家さん。
ゆったり読み手を包み込むような…と思いきや、言葉選びや展開はなかなか衝撃的。清さと穢れが一緒くたに投げ込まれてマーブル模様のように混ざり合っている小説。

素材やレシピ、調理の描写が、とてもこまやかでプロフェッショナル。意外性のある組み合わせで、どんな味なのかな?香りは…と想像しながら読むのが愉しい。そして、命を頂く行為を、目を背けたくなる瞬間まで余さず書き切る覚悟の据わった姿勢。イタリアの文学賞バンカレッラ賞「料理部門賞」を受賞、なるほど、わかる気がします。

お店の佇まいや、店内に流れる時間はナチュラルで静謐。食に関する感性は五感に染みわたるようで、スピリチュアルな域まで研ぎ澄まされていて、とても丁寧に美しく描かれています。
一方で、母娘の関係性や、性や血に関する描写は生々しく、俗で強い表現が頻繁に現れるのでギョッとします。明らかに不快と感じさせる言葉もあるので、あえて両極端に揺さぶりをかけてるんだろうな。
好き嫌いはあれど、確かに、ただ心地いいだけではない凄みや痛さ、重さを残す力がありました。

甘いだけが美味しさじゃない、苦みやえぐみやも含めて美味なんだという、単純ではないお話を楽しみました。

あと、言うだけ野暮なんでしょうけど、どーうしても気になったこと。
実績のない無名の料理人が、1日1組しか入れないという天才シェフの実験みたいなお店を始めて。出すのはスープやサンドイッチ一品、みたいな日もあったりして。おいくらの設定にすれば商売として成り立つんでしょうか。
「命をいただく」は書ききったけど、「お金をいただく」は、目を逸らしましたね…

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2025年07月26日

購入済み

うーーん

前半は楽しく読んでいたのですが、後半は急に話が進みすぎていまいちついていけない感じがしました。
前半の感じで物語が進んでいけばすごく好きな本なのにと思いました。
嫌いではないのですが、なんだかモヤモヤする本でした。

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2020年02月03日

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