あらすじ
おいしくて、いとおしい。 同棲していた恋人にすべてを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、倫子はさらに声をも失う。 山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな食堂を始める。 それは、一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂だった。 巻末に番外編を収録。
感情タグBEST3
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彼氏に捨てられて、声の出なくなった倫子は、仲の悪いおかんのところにもどり、予約制の食堂を始める。出てくる料理はどれも馴染みはないけど、文章を読んでいるだけでおいしそうでほっこりした。
この食堂の料理を食べると願いが叶うと言われ始めるが、それはひとえに倫子の心遣い、真摯に食材に向き合う姿勢のおかげだと思う。
登場人物がみんな親切で温かくて、幸せな気持ちになった。
おかんが急に結婚することになり、そしてなんと余命が近いことを知らされ、おかんのペットのブタちゃんを解体して、披露宴の料理に倫子が変えていく。
おかんが死んだあと、いつも12時に12回鳴く不思議なフクロウ爺が鳴かなくなる。まさかと思って屋根裏を見ると、そこにはフクロウの目覚まし時計と、おかんからの手紙が。
手紙にはおかんからの初めての娘への愛がつづられていた。不倫の子だから倫子、ではなかったことも明かされ、倫子はまた食堂を再開する。
料理がつなぐ人間関係が、丁寧な暮らしのなかにそっと仕込まれて、すごく満足感があったので、珍しく星5にしましたよん。
倫子が幸せになるといいな!!
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食材に対して命をくれたという考え方が凄く良かった
鶏や牛なども生きたいけど人間の食料の為に命を落としているから、その命を無駄にしない為にも大切に残さず食べようと思えた。
倫子の本当の名前の由来を聞いて、いいお母さんだなと思ったし倫子の思い込みで、おかんのことを忌み嫌っていて、おかんが亡くなってから仲良くすればよかったと後悔していたので親はいつ亡くなるか分からないからコミュニケーションをしっかり取って思い込みで判断するのは辞めようと思えた。
最後のハルミくんとサクラちゃんのエピソードもとても素敵でホッコリした。
ハルミくんの気遣いと言葉遣いにキュンとしたし、見習おうと思えた。
おかんの希望でエルメスを食べてしまうシーンが悲しかった。でも生き物の食材に感謝して食べようと思えた。鳩を食べるシーンがあって鳩って食べれるんだってなった笑
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糸さんの本はご飯の話が多い。そして美味しそう。しかも温かくて優しい気持ちになる。
お母さんが破天荒すぎる。母の相手が嫌なキャラすぎたがご飯で静かに涙して気持ちを置いていくシーンは良かった。熊さんとくっつくかなと思ったがそうではなかった。フクロウ、そうきたかぁ。手紙がユーモアもあるしほろりとくる。
おっぱい山の頂上付近はレースのブラジャーをつけたようにうっすらと白くなっていた。とか表現が可愛かったりするところがまた良い。
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ひとりの女性が、料理を通して周りの人を幸せにし、夢に向かってひたむきに努力する姿に読んでいるこちらが励まされた。倫子さんは魅力的だ。
エルメスの解体シーンにすごくドキドキしてしまったけれど、これが命を頂くということだよね。普段、何も気にせずに食事をしていたけど、命を貰うことって本来はこれほど重いことなのだよね。
きっと、昔だったらこの小説はハマらなかった。
自分が料理をする立場になったからこそ、この小説の良さがわかるようになった気がする。
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小川糸さんの本は心が少し弱っている時に読むと言葉一つ一つが暖かくて優しい涙が出てくる。気がつけばボロボロ泣けてふと優しくなれる魔法をかけられた気分になります。
主人公の倫子はインド人の恋人がぬか床以外の全ての荷物と一緒に姿を消してしまってショックで声が出なくなってしまう。というところから物語は始まって、いろんな人と出会い。苦手だった人の素敵な一面を知ったり、おかんとの仲も少しずつ縮まったり、命の大切さをより一層実感して感謝したり、失ったものを一つずつ拾い集めていくような、大切なことに気付いていくような、素敵なお話でした。
倫子でいう「料理」のような自分の軸や強みを何か一つでも持っておくべきだなと改めて思いました。その軸が何かあった時に自分に手を差し伸べて助けてくれる時がくるのかなと。それを探すのもまた人生である。みたいな事なのかな。
おいしそうなお料理が沢山でてきて、読後はいつもよりちょっとだけ手の凝ったお料理を作ってしまいました(笑)
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小川糸さん2冊目。小川さんは本当に起承転結がしっかりしていて飽きずに読める。途中頓挫しかけても、また戻ってくる。なんだかジワジワはまる系である。料理(食)を通して人と自分と分かち合いながら生きていくの人間らしくていいです。珍しい食材や調理法が面白かったり、お客さんの人間模様も色々あって良かった。
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中学生の頃に読んだけどこの小川糸ブームの渦中、読むしかないと思い再読。最初の数ページで引き込まれる。ごはんも美味しそうだしほろりと泣ける。読んだあとは温かい気持ちになれる。りんごちゃんの性格が大好き。
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山で食堂を始めた繊細な女の人の話だったような…と、あまり内容を覚えてなかったので、小川糸さんのデビュー作を久々に再読です( ´Д`)=3
恋人に何もかも持ち逃げされ、声も失った倫子が、どん底から食堂を開き、料理を通して自分を取り戻していくストーリー。自然の恵みも相まって料理が出来上がると心が温かくなります。
一方で後半の命をいただく描写は、文章だからどうにか読めたものの、映像だったら目を背けたくなるだろうなと思いました。命の重みを受け止める耐性や器の広さは持っておきたいし、ただ優しいだけではない食・生きることの泥臭さを感じることができました。
『なるべく静かにしていようと決めた。水の中で魚が動き回れば濁った泥水になってしまうけど、心を穏やかにしていれば、やがて泥は下に沈み、上の方はきれいな水になる。わたしは、きれいな水でいたかった。』
『もっと胸を張って、堂々と生きなさい。きちんと地面に足をつけて、呼吸をしなさい。あなたみたいに偏屈な子供は、もっともっといっぱい遊んで、恋をして、世界を広げなさい。』
2026.9
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むかーし映画で観た記憶があり、原作読んでなかったなーってうっかりしていた食堂かたつむり。
食べ物が人を幸せにする話が好きでとても良かった。
最後、一緒に暮らしてきたエルメスを手にかけて余すことなく料理に仕上げる場面。
心が痛かった、、、。
命をいただくことを痛感したし、こんなに度胸のある倫子はたくましくて本物の料理人だし人一倍優しい子だし。
食物として供養すること。
命を無駄にしない。
命をいただくことをありがたく尊く思い、美味しく食べて自分の明日に繋げていけるように。
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いつか、声が出るときが、くる。
読みたい本に登録していたけれど読んでいなかった本。
小川糸さんのエッセイばかり読んでいて、小説はあんまり読んでいなかった。
カップルの結婚祝いディナーを届けたあと、「誰かのために料理を作れるだけで、本当に、心の底から幸せ」と思えた倫子さん。
その一文を読んで、幸せってそうか、こんなに身近で日常の中にあるんだった、と思い出させてもらえた。たしかに、誰かのために料理をしている時間や自分のこと、結構好きだったりする。
そして、力強く「幸せ」と思えている倫子さんを誇らしく感じ、自分もそうありたいと思えた。
新しい商品の情報や、他人の楽しそうな情報などを目にしていると、頭にその情報が入ってきて占拠されてしまうのだけれど、いま自分が手にしているもの、自分が与えられている(自分にも与える力がある)という事実が幸せであるということを忘れずに毎日を過ごしたい。
大切に育ててきたエルメス(豚)の解体作業と料理の描写は、まさにこれがいのちをいただくということなんだと、本当の意味を思い知らされた。
リアルな解体シーン、美味しそうな調理シーン、この2つが1つの物語に存在していること。本当は2つで1つ。別々のことではなく、つながっている。こうしてわたしたちは美味しいご飯にありつけている。
これもまた、忘れないでいたい。
同棲していた恋人に出ていかれてひとりぼっちになったときから、声が出せなくなっていた倫子さんが、声を取り戻すシーンも印象的。
いま、体調が不安定で、心の中がどうなっているのか、自分でもわからないときがある。日々過ごしていれば、ふと、いつか、声が出るようなときはくるのかもしれない。ふんわり、うっすらと、希望を持ってみてもいいのかも。
偶数ページに2ページ分ページ数振ってあるの、画期的だしおしゃれ。
コクトーの絵、描けそうで好き(失礼)。
女系家族の隔世遺伝説。わたしは母とも祖母とも仲がいいが、たしかに趣味趣向は母より祖母の方に似ているような気がする。
Posted by ブクログ
最初から衝撃的な始まりで、
そんな事あるの!?とは思ったが、あるのかもしれない。
その後のラッキーな展開が、ラッキー過ぎて
またそこでも、いやいやそんなに運がいいことある?と思ったが
話の続きに料理の描写がある事で引き込まれてしまった。
隔世遺伝、というのも何となくわかるような気もするし
最後にはやはり読んで楽しかったと思える小説だった。
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糸さんの、解釈を読者に任せるような余韻のある文章
料理には詳しくないので、想像がついてこない部分もあったけど、読み進めるうちに気付いたらあたたかい気持ちで覆われている
お茶漬けを作ったシーンからが、特に作者の、そして主人公の熱がこもっていく印象
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ていねいに描写されており、イメージが湧いてきます。
少しのすれ違いなどからなかなか関係が良くならないことがありますが、最後はよい形にひとまずなるお話でした。
インド人はどこへ??
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今年2冊目の読書は、小川糸さんの『食堂かたつむり』。同棲相手にすべてを奪われ、ショックから声を失った倫子。一文無しで帰郷した彼女を待っていたのは、長年確執のあった「おかん」だった。
「自分には料理しかない」と気づいた倫子は、実家の敷地で小さな食堂を始めることに――。
本作はいわゆる「料理小説」の枠に留まらない。倫子が心を込めて作る料理をベースに、母娘の確執と和解、そして主人公の心の再生が丁寧に描かれていく。
母との関係にはハラハラさせられるが、村の人々の温かさが物語を優しく包み込んでおり、終始心地よく読み進められる。そして終盤、予想もしなかった衝撃の展開が訪れ、思わず涙があふれてしまった。この感情の揺さぶり方は、さすが人気作家の手腕だ。
以前観たドラマ『ツバキ文具店』とも通じるエッセンスを感じ、「バリエーション違いの姉妹作」のようにも思える。心に深く残る一冊だった。
Posted by ブクログ
イライラしたり悲しい気持ちで作ったりしたお料理は、必ず味や盛りつけに現れますからね。食事を作る時は、必ずいいことを想像して、明るく穏やかな気持ちで台所に立つのですよ。
本当に大切なことは、自分の胸の中に、ぎゅっと、鍵をかけてきっちりとしまっておこう。誰にも盗まれないように、空気に触れて、色褪せてしまわないように。風雨にさらされ、形が壊れてしまわないように。
Posted by ブクログ
タイトルだけ見てずっと気になっていた本。
なんとなく料理に関連する話なんだろうなという簡単な予想を片手に、読み始めました。
読後には心の中が橙色の優しい灯りがほわっと灯ったように暖かくなりました。そして改めて周りの人に気持ちをきちんと伝えながら後悔のないように生きていきたいと感じさせてくれる内容でした。
料理を作る描写も丁寧で、この物語の中に出てくる料理全部食べてみたい。。食堂かたつむりに行って静かでゆっくりとした時間を過ごしてみたくなりました。
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初、小川糸さん
いいなぁ、こんなふうに料理を作ったことがない、私にとって料理は“義務”に近いです
毎日こんな気持ちで料理できたらシアワセだろうなぁ
食材や工程の描写がとてもよい、あたたかくて心地よくて気持ちが晴れてゆく
そして出て来る人が結局みんないい人なのも癒される
もし食堂かたつむりに行くことができるなら、ビールに合う一皿、ワインに合う一皿、そして日本酒でも一皿、最後にエスプレッソで小さなスイーツをいただけたら最高です!
また別な作品で美味しそうな料理に出会いたいと思う、初・小川糸でした
自然
都会と田舎。
生きることと死ぬこと。
憎悪と愛情。
飾ること。
魅せること。
心を込めること。
どれもコロナ禍で失われつつあるもの。
それらがどれだけ心の糧になっていたか,私たちはこれから痛感していくのであろう。
Posted by ブクログ
祖母の残したぬか漬けの壺以外、全てを失った倫子の絶望感が伝わるところから始まり、引き込まれていった。
声を失った倫子が熊さんの助けをかりつつ食堂かたつむりをオープンさせる過程にワクワク。希望の光が差し、次から次へと来客した人たちを幸せにすることで生きがいを見つけていく。
うさぎの話も妾さんの話もほっこりしたと同時に、悩める人がこんなにも多く、そんな人たちを丁寧な料理で元気づけていく倫子の腕もすごいなーと、一度訪れたいとも思った。
最後はきっと母親に料理を振る舞うのだと思っていたが、まさかこんな結末になるとは…
母親との敵対心があったが、明かされた真実に倫子は混乱と迷い。
ふくろう爺はもしやと思っていたけれど、最後の手紙があるとは…!
エルメスの解体から涙が止まらなかったし、正直苦手な描写もあったが命のありがたみを感じて、いただきますと言わなければと思った。
声が出なくなったことも、また出せるようになったことも愛情が関係している。恋人を失ったが、母親の愛情、そして母親からのメッセージを託された?鳩を食べた感動を得て生きる希望を見出せた。
たくさん泣いてほっこりした内容だったが、なんとなくテーマがわからなかったので⭐︎3つ
同性愛のカップルからは結局何のプレゼントをもらったのだろう。そしてあの夜、倫子は素直に母親に甘えて欲しかったなぁ。
Posted by ブクログ
今はあまり刺さらなかった。
なんか、食堂かたつむりが商売としてできてることとか、色んなことがおとぎ話みたいで、そんな上手くいくわけあるかい、と思ってしまった。でも、小説に、自分の知識だけでできた偏ったリアリティを押しつけるのは無粋だなとも思う。
Posted by ブクログ
恋人に全財産を持ち逃げされ、住む場所もお金も、そして声も失った…。
少々衝撃的な物語の幕開けだったが、故郷で料理を通して倫子が自分を取り戻していく様子に、彼女なりの『生きる』ことへの執念を感じた。母親との確執についてもう少し背景描写があれば、母親との別れに向けて倫子の気持ちが大きく動く様子がもっと鮮やかに感じ取れたのかも?という気もしたが、最後は母親からのメッセージで生きる気力と声を取り戻せて良かった。
料理の過程では、豚や鳩を捌いて食べる描写が生々しく、『血』や『内臓』の存在をありありと感じて読み進めるのが少し辛い部分もあった。でも倫子がそれだけ『生きる』ことを諦めていないということ、そして、何事も綺麗事だけでは済まされないのだという泥臭さを感じて、この物語全体に力強さと太い軸が加わっていたと思う。
Posted by ブクログ
柴咲コウ主演で映画化もされた作品。
見たことも聞いたこともない料理が次々と登場するが、どれもただ美味しそうなだけではない。地産地消や大地の恵みを、その人の人生や想いごと血肉へと変えていくような、特別な一皿だった。
喪服を脱いだお妾さん。シニョリータに会えた熊さん。施設へ入る前の誕生日会で振る舞われた“大人のお子様ランチ”――。料理はお腹を満たすだけではなく、その人がもう一度前を向き、生きる力を取り戻すための「希望」として描かれていた。
物語自体は淡々と進むため、好みは分かれるかもしれない。それでも、言葉を失った(たとえ一時的だったとしても)りんごちゃんを、柴咲コウが映画でどう表現したのかはとても気になった。
母との確執、そして最後の手紙には思わず涙がこぼれた。エルメスのくだりは受け入れにくいと感じる人もいるだろう。しかし、それさえも命をいただくということへの感謝につながる描写なのだと思う。
この作品を読んで改めて感じたのは、食事とは単なる栄養補給ではなく、あらゆる命をいただき、自分の命へとつないでいく尊い営みだということ。
最近は「泣いた=名作」と短絡的に結びつけてしまいがちだけれど、作品の価値は涙の量では測れない。この物語は、静かに心へ染み込み、読後にじんわりと温もりを残してくれる一冊だった。
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すごくスラスラ読めて興味深い内容であった。
だが、飼い豚のエルメスが殺されるシーンが私にはしんどかった…そして母の死もしんどく感じれてしまった。
Posted by ブクログ
生きることと食べることが深く結びついた物語でした。色んな食べ物が出てくるんですがなかなか想像できない難しい料理で想像しにくかったですが心あたたまる感動の物語でした。
Posted by ブクログ
恋人との別れをきっかけに声を失った倫子が、ふるさとに戻り小さな食堂を開くという始まりはとても魅力的だった。出てくる料理もどれも美味しそうで、食材や調理法ひとつひとつにこだわりが感じられ、「誰かのために心を込めて料理を作ること」の温かさが強く印象に残った。
物語の途中からは想像とは違う展開になっていき、そこはやや置いていかれる感覚もあった。
エルメスを自らの手で調理し、人に振る舞う場面は読んでいて辛さもあったが、「命をいただく」ということの重みやありがたさを改めて考えさせられた。
最後の母からの手紙の場面では思わず涙。母も娘も、素直になれないまますれ違ってしまった。それでも最後に残された手紙によって、倫子が救われたように感じられ、読後感としては温かさの残る結末だった。
Posted by ブクログ
母親と不仲であった主人公の蟠りが溶けていき、最後にはまた料理を通して誰かを喜ばせたいという生きる希望を見つけられて良かったと思った。
エルメスが死ぬシーンはなんとも心苦しかったので、この評価
Posted by ブクログ
何が起きても生きていける。
周りを見渡すのが怖い時でも目の前だけを見れば、明日だけを信じて動けばいい。と思えた。
手に職が無いと。とかそういう事じゃなく、頼れる人って大切にしたい。
Posted by ブクログ
鳩のローストのシーンが印象的だった。
命をいただくことの重みを感じた気がする。
エルメスの話も記憶に残ってる。
やさしい雰囲気だけど、少し考えさせられる部分もあった。
Posted by ブクログ
4月になり、毎日が慌ただしく、読書をしていても、いまいち集中できず数ページ読むのに何日もかかっていた。
話題になっていたけど読んだことのない本を読んでみようと手に取ったのが『食堂かたつむり』だった。これまで読めなかったのが嘘のように、すらすら言葉が入ってきてあっという間に読めた。
うーーん
前半は楽しく読んでいたのですが、後半は急に話が進みすぎていまいちついていけない感じがしました。
前半の感じで物語が進んでいけばすごく好きな本なのにと思いました。
嫌いではないのですが、なんだかモヤモヤする本でした。