石坂しづかの作品一覧

「石坂しづか」の「食堂かたつむり」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 食堂かたつむり
    値引きあり

    食堂かたつむり

    小説・文芸

    4.0
    1巻554円 (税込)
    おいしくて、いとおしい。 同棲していた恋人にすべてを持ち去られ、恋と同時にあまりに多くのものを失った衝撃から、倫子はさらに声をも失う。 山あいのふるさとに戻った倫子は、小さな食堂を始める。 それは、一日一組のお客様だけをもてなす、決まったメニューのない食堂だった。 巻末に番外編を収録。

ユーザーレビュー

  • 食堂かたつむり

    Posted by ブクログ

    おかんと倫子の関係に、考えさせられる一冊。

    余命宣告をきっかけに変わっていくふたりの関係。
    初恋の相手との再会を通して、おかん自身にも幸せが訪れ、親子としてお互いの大切さに気づいていく姿が印象的だった。

    最後の手紙には、思わず胸がぎゅっとなった。

    そして、料理の描写がとにかく魅力的!

    読んでいるだけでお腹が空いてくるほど!
    ちなみに私は、夜中の22時にアップルパイを食べました。笑笑

    0
    2026年10月28日
  • 食堂かたつむり

    Posted by ブクログ

    筆致が好きでした。
    ちょうど、自分が担任していた生徒の結婚式場に向かう電車の中で、最後まで読み切り、切なくも温かい気持ちになりました。

    読むべき本は読むべき時に出会うのだなと思います。

    教え子も、苦しい体験をした後に、自分の幸せを見つけることができました。
    愛の中に包まれる、幸せな時間を導いてくれた、忘れられない作品になりました。

    0
    2026年10月23日
  • 食堂かたつむり

    Posted by ブクログ

    料理人の主人公が自然と人と向き合って作る一品。料理の数々は目に浮かぶようだった。
    料理を通じてだんだんと雪解けに向かっていく母と娘のストーリーに引き込まれた。
    フクロウ爺と手紙、、のところは涙なしには読めない。

    0
    2026年10月06日
  • 食堂かたつむり

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    彼氏に捨てられて、声の出なくなった倫子は、仲の悪いおかんのところにもどり、予約制の食堂を始める。出てくる料理はどれも馴染みはないけど、文章を読んでいるだけでおいしそうでほっこりした。
    この食堂の料理を食べると願いが叶うと言われ始めるが、それはひとえに倫子の心遣い、真摯に食材に向き合う姿勢のおかげだと思う。
    登場人物がみんな親切で温かくて、幸せな気持ちになった。

    おかんが急に結婚することになり、そしてなんと余命が近いことを知らされ、おかんのペットのブタちゃんを解体して、披露宴の料理に倫子が変えていく。

    おかんが死んだあと、いつも12時に12回鳴く不思議なフクロウ爺が鳴かなくなる。まさかと思って屋根裏を見ると、そこにはフクロウの目覚まし時計と、おかんからの手紙が。
    手紙にはおかんからの初めての娘への愛がつづられていた。不倫の子だから倫子、ではなかったことも明かされ、倫子はまた食堂を再開する。

    料理がつなぐ人間関係が、丁寧な暮らしのなかにそっと仕込まれて、すごく満足感があったので、珍しく星5にしましたよん。
    倫子が幸せになるといいな!!


    0
    2026年10月04日
  • 食堂かたつむり

    Posted by ブクログ

    食材に対して命をくれたという考え方が凄く良かった
    鶏や牛なども生きたいけど人間の食料の為に命を落としているから、その命を無駄にしない為にも大切に残さず食べようと思えた。

    倫子の本当の名前の由来を聞いて、いいお母さんだなと思ったし倫子の思い込みで、おかんのことを忌み嫌っていて、おかんが亡くなってから仲良くすればよかったと後悔していたので親はいつ亡くなるか分からないからコミュニケーションをしっかり取って思い込みで判断するのは辞めようと思えた。

    最後のハルミくんとサクラちゃんのエピソードもとても素敵でホッコリした。
    ハルミくんの気遣いと言葉遣いにキュンとしたし、見習おうと思えた。

    おかんの希望でエルメスを食べてしまうシーンが悲しかった。でも生き物の食材に感謝して食べようと思えた。鳩を食べるシーンがあって鳩って食べれるんだってなった笑

    0
    2026年09月04日

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