石坂しづかのレビュー一覧

  • 食堂かたつむり

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    小川糸さん、ライオンのおやつに続いて2作目。心があたたまる、けれど、、やっぱり悲しい。本作は後半まで美味しそうな料理と素敵なお話で、このまま幸せな気持ちで終わると思っていたのに…。おかんの病気からのエルメス、そして手紙。涙がこぼれ落ちそうになった。悲しい気持ちが強いまま終わってしまったので、巻末に短編小説がのっているんだけど、それは読まず、悲しみから顔を上げた倫子に私も便乗
    。さ、ご飯作ろう!

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    2026年01月28日
  • 食堂かたつむり

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    ライオンのおやつ以来のやさしくて繊細な文章はほんとに感情移入する、豚にも食材にもなれるような感覚
    エルメスが姿を変えてみんなを元気づける、エルメスの命が継承され慈しまれる。
    ふとしたきっかけで今はいろんな感情になってしまう人間だけど、原始から継承されている植物や動物が持つ根本的な力ってのはもっと重んじられてもいいな、慈しまれるべきなのかな、ご飯食べている時くらい全てを忘れて感謝しながら、背景を想像しながらいただくようにしたいな

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    2026年01月23日
  • 食堂かたつむり

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    小川糸さんの「生」の物語。
    恋人に裏切られて声が出なくなった主人公が、ふるさとに戻って食堂かたつむりを運営することで、わだかまりのあった母との関係や自分の声を取り戻していく物語

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    2026年01月04日
  • 食堂かたつむり

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    ネタバレ

    食べることは命をいただくこと。
    私も今まで以上に食材に感謝したいなという思い。
    熊さんのやさしさ、みんな食堂かたつむりの想いを受け取っていい方向に進むところ(これはご飯の力で勇気が出たり活力が湧くからだと思う)が微笑ましかった。
    そして最後のふくろうの謎とおかんからのお手紙は私も大号泣。おかんも倫子も不器用だけど愛があるんだね。

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    2025年12月29日
  • 食堂かたつむり

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    ネタバレ

    『食堂かたつむり』を読み終えて、涙が止まらなかった。
    本を読んでここまで声を上げて泣いたのは、生まれて初めてだと思う。
    “命はどれほど大切なものなのか”という問いが、静かに、だけど強く胸の奥に突き刺さった。

    物語が進むにつれて、お母さんの倫子への愛情が少しずつ明らかになっていく。
    派手に示される愛じゃない。
    人目につかないところで、そっと積み重ねられてきた愛。
    その存在に気づいた瞬間、胸が締め付けられて、最後の手紙ではもう涙を抑えられなかった。

    エルメスのシーンは言葉にできないほど心を揺さぶられた。
    様々な事情を理解したうえで、自ら解体されるために歩み寄る姿は、残酷で、優しくて、尊くて、悲

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    2025年12月06日
  • 食堂かたつむり

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    この本を読まないまま死ななくてよかった。途中から泣いてばっかりだった。読んだことがないのに懐かしくなるような小説。母娘の確執は深く語られないけれど、食器を引き合いに出して語られる「おかんと私の価値観は正反対」という言葉が効いている。
    作者の小川さんについては全然わからないけど、食べることも作ることも好きなんだなあと伝わってきた。いくら料理が上手くても、飲食店のトイレが汚いとすべてが台無しになる、という一言の説得力よ。紹介されるひとつひとつのメニューも、ほとんど野菜だけで味を整えるジュテームスープも、そしてエルメスを解体するシーンも、食材に、食事という行為にリスペクトがないと思いつかないし書けな

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    2025年11月25日
  • 食堂かたつむり

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    優しい感動が静かに湧いてくる。
    風景や料理の描写が丁寧。特に料理は本当に食べてみたくなる。
    料理ひとつ、食材ひとつにも、感謝の気持ちをもって丁寧に味わうようにしたい。
    改めて「いただきます」「ごちそうさま」という言葉の大事さを実感。
    毎日を丁寧に生きようって気になった。

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    2025年11月15日
  • 食堂かたつむり

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    再読。

    命を頂くこと。
    それはみんながわかっていることだけれどサラッと流される風潮があるがこの物語ではしっかりと描かれていることに好感が持てた。
    人によってはどうしてこんな場面を描くのだろうと疑問に思うかもしれないけれどやっぱりどうしたって必要だと私も思う。

    何もかも失って人生のどん底に突き落とされた主人公が料理や出会う人々を通して、また人生を歩み始める元気を取り戻していく姿は、今何かにつまずいてしまっている人にも、新たに何かを始める人にも勇気を持たせてくれるだろう。

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    2025年10月21日
  • 食堂かたつむり

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    小川糸さん好きになったきっかけの本。
    昔単行本で読んですごく好きだった記憶があったんだけど文庫化されてたから購入して久々に!
    倫子が作る料理がどれも本当に美味しそうであったかくて。優しい気持ちになれる大好きなお話です。
    食堂かたつむり、私も行ってみたいなぁ。
    エルメスの最期はとても丁寧に描かれていて、命をいただくということを考えさせられる。
    おかんからの手紙のところはボロボロ泣きながら読んだ。
    文庫限定の番外編チョコムーンもとっても良かった!倫子の料理を食べる側の人の話も読んでみたいと思ってたので嬉しかった。

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    2025年10月20日
  • 食堂かたつむり

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    不遇の境遇ながら、主人公の女性の心の中は非常に澄んでいて清々しい。それでいて彼女の感性がとても素晴らしいので暗い話になっていない。人間の再生の話なのだが、当然の様に彼女を応援したくなるし、彼女の周りの人達も彼女の再生を手助けしてくれる人ばかりで、とにかく読んでいて気持ちが良い。料理の描写も丁寧だし、豚の解体シーンやその他のシーンも彼女の解釈が非常に意味深いので読んでいるこちらが高尚なものに触れている気にさせてくれる。最後の最後まで清々しく読めて読後感も良い。

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    2025年08月29日
  • 食堂かたつむり

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    倫子が1日1組のお客様の為に
    丹念込めてつくる料理が本当に美味しそう … ♡

    料理を作る描写やお客さん1人1人の背景が
    何度読んでもほっこり癒される

    かたつむり食堂行ってみたいなぁ ‪(*´ `*)

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    2025年11月02日
  • 食堂かたつむり

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    本当に大切なことは、自分の胸の中に、ぎゅっと、鍵をかけてきっちりとしまっておこう。誰にも盗まれないように。空気に触れて、色褪せてしまわないように。雨風にさらされ、形が壊れてしまわないように。
    倫子
    大事なものは、なんでも冷蔵庫の中にしまえばいいのよ。そして、必要な時にレンジでチンすれば大抵のものは平気なの。
    ルリコ


    作中に出てくる、大事なもの大切なものの解釈。真面目で慎重な娘とマイペースで大雑把な母親、2人の性格が色濃く出ている場面かなと思います。二人の関係が物語の主軸となっていたと感じます。母と娘の絡まった糸がほどけた証に倫子の声が戻る。とても、幸せな気持ちになりました。

    私にとって母

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    2026年02月07日
  • 食堂かたつむり

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    ストーリーは展開が多少唐突で
    ぶつ切り感が否めないけれど、
    料理の描写だけで読み甲斐があります。
    食材の声が、私にも届くようでした。

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    2026年01月18日
  • 食堂かたつむり

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    あたりまえに食べている毎日の食事は、命をいただいているんだということに気づかされる。
    読んでいて辛くなる場面もあったけれど、食べることが好きな私にとって、そういうことに気づかせてくれる作品は、食事をより価値あるものにしてくれる。

    おかんからの手紙もよかった。

    食が好きだから読み進められたけれど、そうでない人には読むのが辛い作品かもしれない。

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    2025年12月22日
  • 食堂かたつむり

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    ネタバレ

    食べること、生きること、死ぬこと。
    やさしい物語の顔をしながら、
    容赦なく命の重さを突きつけてくる一冊。
    あらすじやネタバレレビューを読んで展開を知っていたのに、つらすぎて涙が止まらなかった。
    読み飛ばしはしなかったけれど、味わって読む余裕はなかった。

    物語の冒頭、
    インド人の恋人がすべてを持ち去って消えるという展開は衝撃的だった。声を失うほどの出来事なのに、主人公はそれを悲観的に捉えていない。強い人なのかと思ったけれど、それは「向き合わない」ことで保たれていた強さでもあった。

    私は自分を弱い人間だと自認していた。

    倫子のように切り替えられず、
    悲しみや痛みに真正面から向き合い続けてしま

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    2025年12月15日
  • 食堂かたつむり

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    登場人物の一人ひとりのエピソードが微笑ましい。

    食を通じて主人公の気持ちが変化していくのがポイント

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    2025年12月08日
  • 食堂かたつむり

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    恋人に裏切られたショックで声を失った主人公。行き場もなく故郷へと帰り、昔からそりのあわないスナックアムールで働く母と飼い豚のエルメスと暮らすことに。主人公は母に頼み込み、大好きな祖母の影響やこれまでの仕事の経験をいかして夢だった食堂かたつむりを始めます。主人公はお客さんを面接(筆談)し、それぞれのことを想い、祈りをこめて料理を作ります。主人公が作る料理に対する細かな描写、その料理が起こす奇跡、母との関係性の変化など、声がなくても伝わるものがあると認識させてもらえる一冊でした。

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    2025年11月18日
  • 食堂かたつむり

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    同棲していた恋人に全てを持ち去られ、衝撃から声も失ってしまう。故郷に帰りそこで1日1組だけをもてなす食堂を始める。
    途中まではお客さんそれぞれのエピソードとお料理に癒されていたけど、まさか最後でこんなにしんみりとするなんて。
    作中描かれている自然の情景なんかが食べ物の香りとか色で表現されているのもよかった。

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    2025年11月02日
  • 食堂かたつむり

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    小川糸さんのことはこの小説を読む前から知っていた。雑誌『天然生活』で小川さんのすてきなライフスタイルが何度も取り上げられていたからだ。森の中の一軒家で、夜になれば蜜蝋キャンドルに火を灯し、寒くなれば薪ストーブで暖を取る生活。もちろん食事は地元の旬の食材をふんだんに使った手料理だ。それは絵に描いたような「ていねいな暮らし」で、憧れると同時になんてバイタリティのある人なんだろうと感心した。そんなユニークな人が描いた小説が面白くないはずがない。期待をこめて読んでみたが、果たして期待以上だった。

    大筋としては「恋人に去られたショックで失声症になった若い女性が、田舎に戻って食堂を開くことになる。温かい

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    2025年09月07日
  • 食堂かたつむり

    購入済み

    自然

    都会と田舎。
    生きることと死ぬこと。
    憎悪と愛情。

    飾ること。
    魅せること。
    心を込めること。
    どれもコロナ禍で失われつつあるもの。
    それらがどれだけ心の糧になっていたか,私たちはこれから痛感していくのであろう。

    #感動する #泣ける

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    2021年04月26日