あらすじ
運動音痴のキャプテンと骨折した絶対的エース。
ふたりの絆が奇跡を起こす、号泣の青春バスケ小説。
***********************************
全力で応援しすぎて(涙)、声が枯れた、と思う。
俳優・坂井真紀
***********************************
熱くて爽やかで手に汗握る本格青春バスケ小説!
怪我をしたエースの親友との友情物語かつ、
拗れてしまったスポーツドクターの父親との再生物語。
医師作家がスポーツ小説家としてデビューする決意で筆を取った渾身の一作です。
是非お楽しみ下さい!(著者より)
【あらすじ】
スウィッシュはボールがリングにまったく触れない完璧なシュート。
澄んだ音は味方を奮い立たせ、試合の流れを引き寄せる。
息詰まる攻防であるほど、一本のスウィッシュが勝敗を左右する。
しかし、決められる選手はほんのひと握り。
そんなシュートを打ったこともないバスケ部の愛奈は、
骨折をしてしまったエースの羽瑠とともに高校生最後の大会に挑む。
しかし羽瑠は全治四ヶ月。このままだと大会には間に合わない。
愛奈はチームのために、疎遠だったスポーツドクターの父・竜介に相談するが――
【目次】
ティップオフ
第一Q 折れた足
第二Q 愛奈と羽瑠
第三Q 親子の絆
第四Q スウィッシュ!
延長戦
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
子供の限界、親が勝手に決めてない?と思わされる一冊。
以下、本文から
「正直、驚いているよ」
勝てない勝負はしない。大それた冒険はしない。そんな娘だと思っていた。そんな愛奈が羽瑠から強い意志で治療を拒絶されたにもかかわらず、なんとか道を模索しようとしている。
小さな頃から、かしこい、物分かりがいい子だと褒められることが多かったが、その度に愛奈は違和感を覚えていた。なんのことはない、ただただ分の悪い賭けを避けてきて、波風立たない道を歩き続けていただけだったからだ。
幼子が伸ばす手の先に無限の世界が広がっているのは、未来を計算できないからだ。だからこそ、恥ずかしさをおくびにも出さずに夢を語り、激情に任せて勝てない相手に立ち向かい、好きなものを好きと言えるのだ。
Posted by ブクログ
運動音痴の愛菜が高校に入ってバスケットボール部で頑張り出した。スポーツドクターをやっている父竜介は苦々しくそれを見ている。自分も運動音痴でバスケをずっとやっていたが、報われなかったからだ。
愛菜のバスケットボール仲間羽瑠が足を骨折したのだが、高校最後の試合に間に合わないかもしれないとのことで、愛菜が父に相談した。羽瑠は疲労骨折なのと、貧血まであり、あと痩せすぎで栄養不足だと判明する。
食事をきちんと摂り、身体をいちから作り直す必要があるのだが、羽瑠は首を縦にふらない。
Posted by ブクログ
高校生女子バスケの青春ものでありつつ、スポーツドクター目線の、ケガやリハビリに対して、根性論ではない現実的なアプローチがとてもリアルに描かれていて面白かった。これを読んでプレイヤーだけじゃなくてトレーナーや栄養士なんかの道に憧れる若い子もいるかも、なんて思えた。
ちなみにリアルな描写だと思ってきたら、作者さんお医者さまでした
Posted by ブクログ
かなりバスケの専門的な話が出てきて、正直画像としてイメージできない部分もあったが、最後の試合のラストワンプレーは鳥肌もの。ただ、それだけに、逆転勝利!で終わらせてあげれば良かった気はする。また、この状況を予測して練習してきたとも思えないし、こんなトリックプレーを完成できるものかとも少し思う。マナがラスト、ハルを囮に使うプレーを選択するのにもあまり納得感はない。
だから、こんな種明かしがあるのではないかと思っていた。マナは、普通にラスト、ハルに託すつもりだった。だが、体力の限界だったハルは、咄嗟の判断でボールを受けとるふりをしながら、マナの肩をポンと叩く。マナは瞬時にハルの意図を理解して、共同作戦が成立する。
この方がリアルだし、その後の美しい描写もより生きる。ハルが振り返ったとき、ハルの手にはボールがない。唖然とする相手ディフェンダーと対照的にハルは満面の笑み。この笑みが「成功した!」ではなく「やっぱりマナはわかってくれた!」になる。
Posted by ブクログ
個人的には、最初はあんまりかな?と思ったけど、途中からグイグイ引き込まれ、最後ら辺は急いでページをめくった。爽快な読後感で中高生に読んで欲しい一冊。(高等学校の部の課題図書であることに納得!)
Posted by ブクログ
『ポジション!』の女子バージョン。
部活と経済格差、生理とスポーツというテーマにも切り込んでいて読みごたえがある。次のページをめくりたくなる文章の運び方も秀逸。読書感想文も書きやすいのでは。
Posted by ブクログ
令和8年度高校課題図書。
高校バスケの青春小説であり、スポーツによる怪我の治療法や予防法、親の愛が熱く書かれた感動的な物語。
スポーツドクターのお父さん、娘相手だとダメダメなのがちょっと嫌だと思ったけれど、たくさん感動する場面があった。
青春時代を何かに捧げる若人たちは、本当にいいですね。
Posted by ブクログ
高等学校の課題図書。怪我の描写が丁寧だなと思ったら著者がお医者様なんですね(納得)どうしても親目線で読んでしまうので愛奈ちゃんはもう少し年齢上がればお父さんの気持ちもわかるんじゃないかなと思ってしまいました。出来れば我が子には嫌な思いはしてほしくない(もちろん成長のために必要な時もあるし体験しないと学習できないこともあるのはわかる)ラストゲームは手に汗握りました。面白かったです。
Posted by ブクログ
バスケ青春小説。
視点がスポーツドクターの父なのが入りやすかった。もう大人なのでね、大人視点の方が入りやすい。キャプテンである娘ちゃんの思春期っぷりにん〜と思うところがあったけど、父の方にも悪いとこはあるからやむなし。お母さんがちゃんとしてて偉い!(お金のこととかまず相手の気持ちを考えるとことか)
一生残るシュートだろうな〜。この頑張った日々があるからこの子はこれからも目標に向かって努力できそう。
Posted by ブクログ
エースの怪我をきっかけに、かかわった皆の成長物語。バスケット部の子やスポーツに関わる仕事を目指す子にお勧めしたいです。
親視線で読むと辛い話でもありました。子どもは環境を選べないこと。貧困家庭で育つ子は未来の選択肢を諦めざるを得ないこと。貧困家庭でなくても、親が子どもの行く道を安全な方へと思うがために決めつけて押し付けてしまうこと。子ども達が自分の人生を生き生きと羽ばたけるよう親の役割は大切だと痛感しました。親世代にもぜひ読んでほしいです。
Posted by ブクログ
SNSのフォロワーさんからの企画で手にした青春バスケ小説で、初の藤ノ木 優作品
王道の青春小説とは少し毛色が違い、女性アスリートならではの悩みを作品に入れて、どうしたら強豪校と互角に争えるかを描いた爽やかな青春小説
主人公の愛奈の友達でチームのエースである、羽瑠のキャラクターがとても好感がもてて、クライマックスの試合のシーンでは、思わず声を上げて応援したくなる話しでした❗️
全体的に爽やかな雰囲気のこの時期にオススメの作品でした
Posted by ブクログ
あしたの名医シリーズで好きな作家さん作品。
スポーツドクターの説得力が、さすが医師と思う。
手に汗握る白熱シーンに、スポーツも書けるなんてすごい。
Posted by ブクログ
スポーツ小説でありながら、家族との仲も描かれる家族小説。
女子選手ならではの不調など、わたしは女だけど正直目から鱗が落ちる思いでした。
生理が辛い自体は、女性なら程度は違えど味わってきた思いだと思います。
しかし上手くなろうとして頑張った分と成長期で使用したエネルギーが足りず、結果痩せすぎて生理不順に陥る。接種エネルギーを増やして、身体が良くなったと思いきや、生理がきちんと再開し、今度は貧血と腹痛で…。と読み、
女性アスリートとして活躍している人々は、このような自身の身体と向き合いながら活動されていたのだなと驚きました。
私はどちらかというと運動ができないタイプであり、運動ができる人は強い、と思い込んでしまっていたので本当に考えを改めさせられました。
また、挫折を経験して復活するというストーリーはスポーツ小説としてよく見るけれど、
治療という過程を描いた作品は珍しいなと思いました。
さらに家族小説としても読み応えがありました。父娘との確執。父は娘を思い遣っているつもりだけど、それが娘には伝わらない。
そんな親子が物語を通して、少しずつ変化していく。父親は娘に言葉足らずにならないよう努力していて、娘は父親の仕事ぶりを見て心境が変化していく。
スポーツ×青春×家族で読み応え抜群な作品でした。
Posted by ブクログ
バスケのルール ゲームを知ってないと難しい見せ場が当然あるが、専門用語がわかりにくかった。
高校生課題図書ですが、この頃の高校生はバスケのルール 知ってるのだろうか?
特定の人物の性格に助けられた作品
父親の掘り下げが甘く、現実味があまりない。
でも、この作者が好きだから読む。
Posted by ブクログ
この時期になると本屋には課題図書が沢山並ぶ
今年は高等学校の部を手にしてみた
著者が藤ノ木優さんだったのも選んだ理由
「医療は魔法じゃない、怪我と向き合うのはあくまで自分なんだ」
私も同じようなことを言われたな…
沢山のドクターたちに
Posted by ブクログ
青春スポーツ小説。
愛奈がバスケをはじめるきっかけになった羽瑠とのはじめてのプレーに感動。
女性アスリートに起こりやすい健康問題も描いていて中高生にも読んでほしい内容。
Posted by ブクログ
成長期での栄養管理の大切さ
脚を怪我してしまった。エースで親友の羽瑠が全治四ヶ月と診断を受ける。
このままでは高校生最後の試合に出れない。
愛奈はチームのために、スポーツドクターの父である竜介に相談するが・・・
部活に取り組んだからこそ分かる、青春スポーツ小説でした。
パフォーマンスを上げるために食事管理がとても大事だと改めて教えていただきました。また、女性ならではの悩みなどがリアルにあり、別の大変さを知れました。
一言言えるのは、全てを否定するのではなく、人の考えに寄り添ってあげる器の大きさも大切だなって感じます。
Posted by ブクログ
高校の女子バスケがテーマ。高三の愛奈と羽瑠は、羽瑠が怪我をしたことで、地区予選の決勝に復帰を間に合わせようと愛奈の父竜介を頼ることにする。竜介は愛奈がバスケをやりたいと言った時に反対して以来関係が途絶えていたが、スポーツドクターとしての竜介の腕を頼ることにする。
怪我を乗り越え、チームはまとまり、父娘の関係もよくなりとストーリーは少しお約束という感もあるが、話は楽しめる。
Posted by ブクログ
自分が好きなのは、個人スポーツ。勝負が掛かる集団スポーツの方が、周囲の応援も凄いだろうから、テンションも上がるし、燃えるだろうと容易に想像つくが、運動が得意ではない自分は、コツコツやっていく方が性に合っていた。今は、それが功をなして、負担を掛けなかったので、故障がない。別に将来を見越してスポーツする訳ではないので、何とも言えないが。頂点を目指す事の代償。それを減らす為のサポート。何もかも大事。