小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレ若松英輔『日本人にとってキリスト教とは何か_遠藤周作『深い河』から考える』を読んでいる時、将来入団するつもりでウオッチングしていた近所の合唱団が、黒人霊歌『深い河(ディープ・リバー)』をたまたま練習しているのを知って、不思議な縁を感じながらこの本も読むことにした。
少年時代に洗礼を受けた遠藤周作は、キリスト教は肌に合わぬ、出来合いの洋服を無理やりに着させられたような、違和感にたえず苦しんだという(『日本人にとってキリスト教とは何か』)。その遠藤が人生の終盤でどんな考えに至ったか。この本から、それを読み取りたいと思った。
読後、作者は「神という言葉を使わずに」、「神」または「神の愛」ということ -
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館なのさんのレビューでこの本を手に取ったわけですが、非常〜にスカッとして面白かったです。
どうもありがとう!
綿矢りささんって私蹴りたい背中ぶりの再会なんでございますが(デビュー作じゃん)、こんな感じに羽化していたのですね。
見開きがね、蛍光ピンクで。
その蛍光ピンクの中表紙をめくると、蛍光緑が待ってるの。
気合いの入り方が違うよね。
中はもう言わずもがなよね。
じゃあ最近(ここ一年くらいのことね)にあった私的スッキリした話をひとつ。
私が長女の悪阻に苦しんでいた時のことです。
私の場合吐かないけどずっと気持ち悪い、寝ても覚めても気持ち悪い。オエっとしても何も出ない。そんでもってこの世 -
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学生の頃にどハマり、というかもはや心酔していた深沢七郎、20年ぶりくらいの再読。やっぱりグッとくるが、これは思い出補正と言われるもの…?全くフラットには読めていないことは確か。
試食会でお二人が「田舎の子は澁澤に憧れて、都会の子は深沢みたいなんを好きになったりする」というようなことをおっしゃってたのを思い出した。笑
都会の子といえるほどの出自でもないんですが、土着的なもの、前近代的なものへの憧れはかなり強いので「おっしゃる通りです…」となった。
どれも好きだが、特に「お燈明の姉妹」と「べえべえぶし」はあっけらかんとした人生の哀しさにみちていてジーンとくる。 -
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7巻。3章になっているが登場人物は繋がっておりドンドン深い話になってきている。1.旅行プランナーの森下和歌子は風邪で行けなかった小6の修学旅行への思いからおとなの修学旅行企画を立て、その後失恋した時には失恋旅行企画を立てどちらも人気企画となった。2.朋絵は自分の夢だった実家のリフォームを姉の綾香がした事で誰からも愛されている綾香に嫉妬していた。3.綾香の友人奈保は両親が離婚したとき苗字を変えた。会社で小6以来会っていなかった和歌子に初めましてと挨拶された時和歌子に気付いたが初めましてと返してそのまま言い出せなくなった。あの肌寒い日にプールに誘った事で人生が変わったと思っていたから、人の人生に踏
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本書は、昨今の私たちの生活、或いは仕事、を便利にしようとしてくれる数々の目に見えるもの、或いは目には映らないが効率的に進めようとする社会的な背景、さらに言えば思想、そして政治などについてを、主に米国人にとって親しみやすい歴史的な出来事や科学的な発明、発見、そして社会的な風習等を引き合いに出しながら考察し、実に興味深い問題提示をしてくれる書籍であった、という印象である。
ここで私が言う「問題提示」とは、まさにこの書籍のタイトル通り、最適化、或いは効率化(する為のさまざまなテクノロジー、科学、等)が、果たして人間を本当に幸せにしているのだろうか?、と言う事になろうかと思う。
電力、通信、鉄道、 -
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調香の勉強をしていたときに、香りがテーマの小説があるとYoutubeで見かけて、手に取った1冊。
調香師と言う世の中で広くは知られていない職業をテーマに、香りという言葉で表現するのが難しいテーマを取り扱った素晴らしい小説。朔の近寄りがたくて、何を考えているかわからなくて、だけど間違いなく天才だと思わせてくれるキャラクターの作り上げ方がとても良かった。調香師が主人公といっても、心地良い香りの話ばかりでは無いけれど、香りと言うものに興味がある人は一度絶対読んだほうが良い。
幼い頃は本が大好きだったけど、かなり長いこと日本語の本を読んでいなくて、千早茜さんのことも存じ上げなかったのだけど、読み始