ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 風のマジム

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    沖縄の通信会社で派遣社員として勤務している女性、まじむが、社内ベンチャーに応募し、それまでなかった沖縄産ラム ー風の酒ー を作り上げるために、悪戦苦闘しながらも、多くの仲間たちに支えられ成長していく物語である。
    もちろん派遣社員という立場であるし、ラムの作り方も事業の進め方の右も左もわからないので、次々と困難が押し寄せる。そんなまじむの支えになったのは、おばあの存在だ。厳しくも優しく、まじむのためを思って叱ってくれるおばあ。まじむは、そんなおばあを大好きで尊敬していたし、何よりまじむがラムを作りたいと思ったきっかけもおばあだった。
    おばあ以外にも魅力的な登場人物は数多くいた。ラムをはじめて飲ま

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    2026年04月22日
  • お梅は呪いたい

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    封印が解かれ、戦国時代の呪いの人形が現代に降臨した「オカルトハートフルコメディ」
    必死に呪うお梅がめっちゃかわいいwそして現代を知ろうとする姿勢、勉強熱心なところがまたいじらしい。
    お梅は呪っているのに、なぜか対象者が幸せになってしまうという作りも、めちゃくちゃ良くできていておもしろかった。
    次作もあるみたいなのでぜひ読みたい。

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    2026年04月22日
  • 鎌倉うずまき案内所

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    ネタバレ

    最後に年表とエピソードがまとめられているの嬉しかった!山西さんだけ見落としてしまった

    カメノゾキイロの説明が人によって違うのはどうしてなんだろう?

    花はふてぶてしくて、ブキミで強衣のやつです。
    と言った中学2年生の須賀勉くんって青山さんの他の話に出てきたりするのかな?すきだな〜この子の感性

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    2026年04月22日
  • ジョーカー・ゲーム

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    ネタバレ

    何度目の再読か分からないが相変わらず面白い
    ・ジョーカー・ゲーム
    記念すべき1作目。出来る事なら全ての物語を佐久間の視点からみたいと思うくらい佐久間は好きなキャラクター。所謂典型的な軍人然としながらもD機関で魔王と化物に触れ合ううちに日本軍の持つ精神に疑問を持てる逸材。
    ・幽霊
    スパイ活劇を書き手も良いところをまさかのスカシ。何故かグラハムとチェスを打つシーンは初読の時から印象に残っている。最後の蒲生の仮面を脱ぎ捨て口笛を吹くシーン大好き
    ・ロビンソン
    次こそはスパイ活劇が来るだろうと思っていたところで任務失敗(と思わせる話)が来るとは。結城中佐の恐ろしさを知らせるための話
    ・魔都
    D機関が裏

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    2026年04月22日
  • 容疑者Xの献身

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    いくらなんでも献身が過ぎるだろと思ってしまうぐらい、石神はピュアだったなあ。

    完全に口コミを頼りに手に取った初の東野作品だったが、評価通りすごい小説だった。やられた。最高に面白かった。

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    2026年04月22日
  • 同志少女よ、敵を撃て

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    とても壮大でありながら緻密で、戦争という人間の利己的な暴力に迫った傑作だった。やはり優れている点は、性差による役割が割り当てられながらも、敢えて真逆の駒になることを選んだ人を主要人物に据えたことだと思う。戦争がもたらす悲劇を実直に描きながらも、人間一人一人には物語があり、人の死に鈍感になることなどあってはならないのだと感じた。文庫化によせた著者のコメントには感銘を受けた。現代はこのような歴史の上に成り立っていることを事実として受け止め、暴力による人間の残虐性とおぞましさを決して忘れてはならない。

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    2026年04月22日
  • 恋とそれとあと全部

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    ちょっと変わった高校生が死と向き合いながら、自分の気持ちと相手の気持ちを考えすぎながら、恋を進めていく作品。なんか結局純愛でとても良かった。変わった人に心惹かれる気持ちわかるなぁって思いながら読めました。私好みの作品でした。

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    2026年04月22日
  • 迷路館の殺人〈新装改訂版〉

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    びっくりした。ただの本格ミステリではなかった。犯人が判明したあたりでは、あまり驚きもせず『十角館の殺人』『水車館の殺人』よりは単純だなという感想を書こうとしていたが、エピローグから徐々に違和感を覚え、わけがわからなくなり、最後の一ページまで到達した時には「さすが綾辻先生」と称えたくなった。やはり今回も上手く騙された。幸せとはミステリで騙されることだと私は思う。

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    2026年04月22日
  • 本屋さんのダイアナ

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    この作品を中学・高校生あたりで読めるかたは大変幸せだと思います。50半ばのオッサンでも勇気をいただけます。

    ぜひお読みください!

    本の概要

    私に命令できるのは、この世界で私ひとりだけ……。

    私の名は、矢島大穴(ダイアナ)。変な名前も金髪もはしばみ色の瞳も大嫌いだった、あの子に出会うまでは。心ふるえる最強のガール・ミーツ・ガール小説。

    私の名は、大穴(ダイアナ)。おかしな名前も、キャバクラ勤めの母が染めた金髪も、はしばみ色の瞳も大嫌い。けれど、小学三年生で出会った彩子がそのすべてを褒めてくれた――。正反対の二人だったが、共通点は本が大好きなこと。地元の公立と名門私立、中学で離れても心は

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    2026年04月22日
  • 明け方の若者たち

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    大恋愛。無茶苦茶に誰かを好きになる事。若さ。後悔。いろんな事を思い出した。
    読んでて苦しかったー!
    彼女に物申したい事はいろいろあれど!
    いつかはみんながハッピーエンドを迎えられたらいいよね。
    主人公と尚人の自然体な会話が好きでした。

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    2026年04月22日
  • 暗殺者グレイマン〔新版〕

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    プロローグ

    ヒタッ、ヒタッと忍び寄る
    元CIAの凄腕暗殺者がやってくる

    誰も知らない、知られゃいけない♪
    (デビルマンじゃないよー!)

    あの男が再び戻ってくる

    その名も“グレイマン”が、、、


    本章
    『暗殺者グレイマン』★5
    主人公コート・ジェントリーこと暗殺者グレイマンは、諜報業界、所謂Intelligence Community では誰もが知る超有名人

    ただ、印象に残らない男ゆえ、その正体はベールに包まれている

    そんな“グレイマン”にミッションが降る
    彼にとっては簡単なミッションなはずであったが、、

    ひょんなことから、同胞を守る為にしたことが、
    12カ国の殺し屋チームがグレ

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    2026年04月22日
  • ぎょらん(新潮文庫)

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    やはり町田そのこの描く短編は一級品だ。

    人が死ぬ際に残す珠「ぎょらん」
    噛み潰せば、死者の最期の願いがわかるのだという。
    地方都市の葬儀会社に勤める元引きこもり青年・朱鷺は
    ある理由から都市伝説めいたこの珠の真相を調べ続けていた。
    「ぎょらん」をきっかけに交わり始める様々な生。
    死者への後悔を抱えた彼らに珠は何を告げるのか。

    短編なのだが、それぞれの物語の登場人物たちが繋がりを見せる連作短編。
    大きなテーマとしては朱鷺という青年の再生への過程といったところか。

    どのエピソードも感涙もの。
    個人的には『冬越しのさくら』と『糸を渡す』の二篇は
    もう読んでいて涙が止まらなかった。
    葬儀社での朱

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    2026年04月22日
  • それでも旅に出るカフェ

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    前作に続いて、なんだか優しい気持ちになれるお話だった
    コロナ禍で苦しくて旅に出られないながらも様々な人の想いに寄り添う素敵なカフェ
    今回はカフェルーズに不穏な雰囲気も訪れた

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    2026年04月22日
  • 私たちの世代は

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    コロナ禍を思春期に過ごした2人の少女が大人にねるまでの話
    やっぱり瀬尾まいこ
    と思わせる
    傍に置いておきたい1冊

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    2026年04月22日
  • フンころがさず

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    まさかのいい話!
    キツツキの言葉がしびれた!
    「フンコロガシはふんごろがさずではなくて、フンコロガシなんだ」!

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    2026年04月22日
  • そして誰もゆとらなくなった

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    数々の名だたる作品を世に送り出している著者のエッセイ、面白くないわけがない。

    とはいえ朝井リョウ作品は正欲以来。
    正欲、衝撃作品でしたねー。
    本著はいい意味でとにかくくだらない、そう、くだらないのである。
    朝井さんのエッセイ読者やラジオリスナーでない限り、あんな衝撃作を生み出す著者はさぞかし真面目で私生活も整っているのだろうと想像に難くない。
    つまり本著を読み進めながら、そのくだらなさと数々の作品を想像しもやりながらも感銘を受けるのである。
    エピソードにでてくる運動的な要素や〇〇会を盛り上げたい感、とてもわかる、いやしかし熱力の根拠が独特すぎる。

    つまりギャップを楽しめる。というか吹き出し

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    2026年04月22日
  • ここで唐揚げ弁当を食べないでください

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    小原晩さん、今年のトップ3に入ってくる本に出会えました。ありがとうございます。どうしても唐揚げが食べたくなり、午後からずっと「唐揚げ定食を食べるんだ」という気持ちで乗り切りました。ジョイフルで唐揚げ定食を貪り食いました。やすい、うまい、はやい。私の好物、唐揚げ。

    私は、くどうれいんさんも好きなのですが、なんだかおんなじ空気を感じて、わあああ、面白い。と喋りながら読み進めました。
    ビルとビルの間で、彼女にとっては癒しの、逃避の時間だったろうに、こんな張り紙を見つけて。すごく、切ない気持ちになりました。
    悲しい現状なんだけれど、本人はそんな感じかあ、というような気持ちで日々生きているのが感じ取れ

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    2026年04月22日
  • 本と歩く人

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    <どんな人におすすめ?>
    ・本好きが書いた本好きのための本を読みたい人
    ・海外文学に精通した人
    ・本でつながる人々の物語を読みたい人

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    2026年04月22日
  • 珍獣に合鍵

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    ネタバレ

     中高一貫の私立校に勤める奏の、仕事とプライベートが描かれていく。真面目な性格の奏は、男子校という環境の中で多くの葛藤を抱えながらも、職務を全うしようとする。その一方で、職場の管理職と不倫関係にあり、さらに学生時代に想いを寄せていた相手と交際している友人とルームシェアをしている。実家の両親からも一人前として扱われず、奏には無条件に受け止めてもらえる場所がない。
     そんな状況に置かれた奏を思うと、読んでいるこちらまで息が詰まり、苦しくなる。それでも、最後に奏が本音をぶちまける場面では、自分のことのように爽快な気持ちになった。
     奏の言葉を聞いていると応援したくなるが、本来それは特別なことではない

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    2026年04月22日
  • 虚弱に生きる

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    ネタバレ

    著者の虚弱体質による人生と、辛かった経験から、それを受け入れ共に生きる覚悟が知れた。後半の「でもお前早稲田出てるじゃん」に対するアンサーが秀逸だった。また、「お前も虚弱体質ならこの著者のように努力しろ」に対するアンサーも良く、エッセイ本であるが、元気が出た。

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    2026年04月22日