ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 派遣者たち

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    ネタバレ

    エピローグにて、ある人とある人の別れが、生と死という概念では説明できない繋がりによって再び繋がる描写がある。

    今、生きて存在してる私・私の大切な人たち、過去に亡くなってしまった大切な人たちが、私たちの今の生が終わった後にこうしてまた会えるといいなと思う。

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    2026年03月30日
  • ポルターガイストの囚人

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    ネタバレ

    前作が面白かったため読み終わってすぐこの本を購入しました。
    作中でこれはこうだからこう対策しよう、など起きた出来事や考えをまとめてくれるため、主人公達と一緒に謎解きができるので置いてきぼりになることがなく楽しめました。
    少しどんでん返しというか叙述トリックもあり、好みでした。

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    2026年03月30日
  • 出版禁止(新潮文庫)

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    自分が初めて読んだミステリー本。
    どんどんどんどんでん返しというフレーズに惹かれ手に取った。中盤より少し進んだぐらいにどんでん返しではあったがどんどんどんどんでん返しほどではないなと思い少し誇張していたのだなと思っていたが、最後にどんどんどんどんどんでん返し返しをまんまとくらってしまった。衝撃で本を進める手が止まった。初めて読んだ作品というのもあるのかも知れないけれど、最後らへんは背筋がゾワっとするほど怖さの連続だった。何度も読みたくなる本で買って良かったなと思う。

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    2026年03月30日
  • クロエとオオエ

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    ネタバレ

    楽しかった!2人もだけど、お店周りのみんなの関係性も良くて楽しく。
    QRコードで実際のものが見れるのも面白く…でも数があるから一覧でページまとめておいてほしくはありました。個人的に。
    インスタ登録してない人、見れないしね…。
    演出的にインスタだからこそかけてる文章であることも後から気づいたけど。多くて…と途中で気づいたので遡っては、さすがに読めてない。
    ので、あのおまけは本当に、章ごとに分けて一覧で繋がるページがあったら嬉しかった。

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    2026年03月29日
  • 本の話はどこまでも 青山美智子さんが答える33の質問

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    優しさに溢れていました。コンスタントに新作を発表されていて、すごいなあと思っていたけれど、そのための努力と今までの土壌と、何より書くことが大好きだという気持ちがあるからこそなのですね。小説家ってすごいなぁ。

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    2026年03月29日
  • 闇に染まりし、闇を祓う

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    ■全体的な感想
    都市ボーイズの動画を見まくっているおかげで、はやせさんが喋っている部分がちゃんとはやせさんの声で脳内再生される。これが心地よくて面白い。

    ■特級呪物 猫ちゃん
    この本で初めて知った話。呪物って本当にあるんだな、と信じざるを得ない。はやせさんと奥様が今後も無事に過ごせますように。

    ■ありがとうございます
    いちばん怖かった。電話でのやり取り。

    ■エピローグ
    はやせさんの呪物への愛が伝わってきた。呪物の起承転結の話、好き。ちょっと泣きそうになった。

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    2026年03月29日
  • 身代わりの贄はみなそこで愛される

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    ネタバレ

    村の安寧と繁栄のための人柱になる定めの双子の物語

    人柱の条件が『美しい娘』なため、同じ顔だけど、生まれつき顔半分にアザのある姉は必然的に生かされる
    ゆえに、父母からも村人からも『生かされるくせに』と虐待されて育つ姉、16歳で『贄になるから』と大事に育てられる妹

    生まれた時から村中で虐待されて育った宵の描写が、本当に『働くことと叩かれること』しか知らなくて、憎んだり妬んだり卑屈になったりしない無垢さで、そこが素晴らしく良い……

    また、殺される事が決まっている環の、死への恐怖はあってもそれが必然と受け止めている純粋さと緩やかな虐待にも泣けた

    双子がそれぞれの立場で素直な描写が本当素晴らしい

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    2026年03月29日
  • 命がけの証言

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    胸が潰れた。本書はウイグル人が助けを求める声である。中狂は歴史上最悪の組織だ。日本人はこれを重大な警鐘と受け止め、隣人と子孫のために闘うべきだ。

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    2026年03月29日
  • リバース

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    湊かなえ先生の作品は『告白」で衝撃を受け、『Nのために』はドラマを観た後しばらく抜け出せなくてその後本を読み、続けて『少女』、先日『母性』、今回の『リバース』で5作品目。

    思わずコーヒーを淹れて、蜂蜜も投入し、お昼は蕎麦にして休日をリバースに捧げた。そしてなるほど...最後の一文にやられましたね...。あの後彼はどういう行動をとったのだろうか。そしてドラマはどんな感じで描かれたのだろうか。とても気になる。

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    2026年03月29日
  • 忘れられた巨人

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    愛と平和は、雌竜が吐く霧によって保たれている。夫婦の愛と社会の平和は、忘却によって保たれている。
     雌竜の霧。いい表現だ。
     それはともかくカズオ・イシグロが導き出す現実は、身も蓋もないぐらいに厳しい。『私を離さないで』を読んだ後、目の前が真っ暗になるような思いをしたが、この『忘れられた巨人』も同様の読後感を持った。アーサー王物語も古代ブリテンの歴史も知識がほとんどないまま、ファンタジー的な物語なのかと思って読み進めていたが、終盤の終盤に一気に心が鬱になりかけた。
     夫婦の旅の目的地は、三途の川の向こうの死の世界だ、と私は読んだ。結局、死は一人で迎えるしかないものである。最後の場面、主人公の決

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    2026年03月29日
  • ファーストラヴ

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    作家が体験より勉強に基づいて書いた作品か。やや平板な読後感を持った。父親を殺した罪で起訴された環奈は、裁判の前後で人物像が変わりすぎだ。変わった理由も書かれているが、十分には感じられなかった。性虐待は手垢の付いたテーマであるだけに、読み応えのある話を作るのは難しいと思う。

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    2026年03月29日
  • 流行作家は伊達じゃない

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    流行作家は伊達じゃない
    今野敏の生い立ちを書いた作品である。まさに生まれた北海道の宝物が東京に進出して有名作家になるまでのエッセイを描いている。大好きな今野敏が、どのように生まれたのかを共有することが出来てとても幸せ。読んで良かった。作家としての才能は、やはり努力、努力、努力でした。改めてリスペクトし、これからも読み続けたいと思います。

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    2026年03月29日
  • 口に関するアンケート

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    文章量が短くて読みやすいのに、ちゃんと怖くて面白かった。
    最後のアンケートで全部理解できる仕組みになってる構造もすごい!

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    2026年03月29日
  • 未成年1

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    ああドストエフスキーを読んだ、とまた思えて良い

    ドストエフスキーの長編小説群が「五大長編小説」という括りで呼ばれることがあるなんて、恥ずかしながらこの小説に出会って初めて知った。『罪と罰』『カラマーゾフの兄弟』は自分の読書経験の中でも最高峰に入り、『白痴』『悪霊』も非常に好きな作品だが、ほかに長編があるとは知らなかった。残り一つがこの『未成年』である。順番で言うと『未成年』に始まり『白痴』『悪霊』『未成年』『カラマーゾフの兄弟』となる。『悪霊』と『カラマーゾフの兄弟』の間の作品ということであれば、これを読まずに死ぬわけにいかない。しかも、こなれた日本語を操る亀山郁夫氏の翻訳である。  この

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    2026年03月29日
  • 神々の復讐 人喰いヒグマたちの北海道開拓史

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    ゴールデンカムイの最適併読本

    本書は、マンガ「ゴールデンカムイ」の最適な併読本である。ヒグマの恐ろしさを当時の新聞記事から拾う形で伝えてくれており、ゴールデンカムイの描写がリアルであることを裏付けてくれる。  とにかくヒグマは恐ろしい。私は、本書に出てくる当時の新聞の引用で「つかむ」という表現が気になった。例えば次のように使われている。 「三歳くらいの熊がミツの後頭部に一撃を加え、ミツをつかんで引きずって行った」『小樽新聞』昭和十一年八月三十日より要約 「熊は市太郎の背中から猛然とりかかり、その両足をつかんで風車のごとくクルクルと廻しながら、悠々と草むらに姿 を隠した」『北海タイムス』大正

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    2026年03月29日
  • 盾と矛

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    神本である。
    「このパターンがあったか!」という驚き。そしてワンパターンに陥らないバリエーション。
    実に良き。

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    2026年03月29日
  • 人間

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    未完成?

    主人公は、いつも自己演出し、そんな自分を自分であざとい人間だと考えている。実際は凡人なのだと自覚してみるが、才能に憧れ、素の自分を見失っている。本書は、そんな自分から脱皮しようと足掻く男の青春小説であり、『花火』『劇場』に続く三部作の締めか、と始めのうちは想像しながら読んでいた。でも読み進めるうちに、これが後の作品の出発点になってほしいと感じた。読後感想を率直に言ってしまうね。これは未完成作品? 何か骨組みだけの建物を見た感じがした。スカスカのところがいっぱいあって、それぞれの物語の間がもっと埋まっていないといけないのでは、と。つまり主人公が抱える自己演出問題は、昔の恋人、旧友、父

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    2026年03月29日
  • お探し物は図書室まで

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    凄く面白かった!!
    どんどん、読み進めたくなるお話で、少しずつ繋がっているいくつかのお話で出来ているので、読みやすい。
    他の本も読みたくなりました。

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    2026年03月29日
  • Another (下)

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    ネタバレ

    面白かった
    凄惨な展開に陰鬱な気分で読み進めていたけれど最後一応メインキャラクターは生き残ってホッとした 

    真相が明らかになる気持ち良さや最悪な状況から脱する事が出来た解放感安心感に加え苦しさと切なさが残る余韻が良い

    最後の最後まで実は『もう1人』は別の人物でした〜とかそういう最悪などんでん返しがあるのではとビクビクしていたがそんな事もなく一安心

    勅使河原が風見を殺したと告白したシーンは愕然とした 
    全体が暗い雰囲気の中まだ登場シーンは楽しさがある勅使河原だっただけに尚の事
    でも生きてて良かった風見

    それまで超然とした雰囲気の見崎だったけれど生い立ちや血縁者との関係性の話でグッと感情移

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    2026年03月29日
  • 呪いのシンプトム 天久鷹央の推理カルテ

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    ネタバレ

    今回は、統括診断部のチームとしての一体感と鷹央の小鳥遊への信頼が表現されている作品だった。

    小鳥遊の恩師である浮雲新一が「皮膚を貫く透明な弾丸」で殺された。統括診断部が調査に当たり、鷹央が真相を見抜くが、それは『正解のない問題』であった。真相解明は小鳥遊一人の手に委ねられた…

    事件の真相は、最初に違うだろうと思って除外しているものであり、いいどんでん返しであった。しかし、犯人の動機も考えるのが難しいものであった。法律では罰されるが、果たしてそれが正しいことなのか。その判断こそが、『正解のない問題』であった。

    事件を起こしてしまった人の気持ちを考えることも時には大切であると気付かされた。

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    2026年03月29日