小説・文芸の高評価レビュー
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市場経済の始まり
以前に,高槻泰郎の「大坂堂島米市場 江戸幕府vs市場経済」という新書を読んで感銘を受けたことがあったが、本書はこの新書の小説版である。小説であるから、暴れん坊将軍 徳川吉宗を資本主義経済 市場経済に理解ある将軍として描いているが実際のところは違うような気がする。まあ小説だから現実に有りえないようなことを書いても楽しめれば良い と割り切って読み進めることができた。まあ 儒教や武士道と市場経済というのは、相反するもののような気がする。
大引けや約定という大坂堂島での取引用語が現在の東京証券取引所でもそのまま生きているのは大変に興味深い。 -
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内容(ブックデータベースより)
仇討ちに挑む四人の女。それぞれの愛憎の行方は……。
藍染めを手がける紺屋の女将・紫屋環は、三ヶ月前に亭主が殺された事件の真相を知るべく、大店の東雲屋を探っていた。東雲屋の亭主・三左衛門が事件に関わっていると環は確信するが、確証が得られない。
そこで環は、同じく東雲屋ゆかりの者に恨みを持つ女たちと出会い、四人で協力して東雲屋に挑むことに。
しかし、四人それぞれの愛憎や思惑、環に惚れる同心、藍の産地である阿波藩のお家事情なども絡み、事件は意外な展開を見せていく……。
「一切の始末は、やはり私の手でつけるのが筋でございましょう」と最後に覚悟を固める環。果たして環の仇 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ良かった!
泉ゆたかさん、初めて読んだのですが、ご都合主義ではない、理不尽を描いていて、切なくてとてもとても良かった
紀ノ川花魁の透けてしまいそうな儚さと、人としての誇りを失わなかった強さ
真っ黒い、買われてきた汚い子どもの一人だったわかな(タネ)が紀ノ川花魁に可愛がられ、自然に吉原に馴染んでいくさま
アサのプロ根性、梅の成長
遊女に振りかかる理不尽の100分の一も描かれてはいないけれど、この物語の底に流れる哀しさは全体をひんやりと引き締めている気がする
最後の紀ノ川と珠緒のやりとりが、切なくて胸を締め付けた
「これから旅の支度で忙しくなる」と言い、産んだ子を珠緒に託す紀ノ川への -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者としては、姉が両親から医療を受ける権利を侵害された問題を記録したドキュメンタリーだといえます、と。
まずは問題を見つけること、ミスをしたときはミスをミスと認めることからはじまる。
自分に置き換えると、ありがたくも意図せずに、とある家族に生まれて育ち、学校や社会との関わりを持ちつつ、大人になって自分の家族を作ってみていま15年くらい、外に開かれている部分もあるけどうちの場合は価値観は夫婦でそこそこ一枚岩、夫婦で意見が食い違って子どもを混乱させそうなときは、話し合って同じ方向を向くようにしている。
そのあり方はこの著者のご両親とも同じかと思う。
家族はなにかあるたびに、右か左かの選択をし -
Posted by ブクログ
”Badgerlands: The Twilight World of Britain’s Most Enigmatic Animal”
Patrick Barkham (Author, Narrator, Publisher)
大変面白かった。
古書セール350円のさらに2割引だった。ありがたい。
ヨーロッパアナグマの保護活動家の祖母の活動の足跡をたどり、
農家、餌付けする人、研究者、また文学作品などに取材し、
イギリスに生息しているヨーロッパアナグマの生態と歴史を探る。
1971年にアナグマがMycobacterium bovisの保菌動物として特定され、
当時、イギリスの牛へのアナグマ関 -
Posted by ブクログ
199P
小野小町
レズビアンってめちゃくちゃ美人たまにいるから、世界三大美女の小野小町がレズビアンでも驚かない。
日本古典文学読みながら、レズじゃね?って女探すの楽しい。今の所、紫式部と小野小町がレズだと思ってる。
吉野山は今は桜のイメージだけど昔は雪の名所だったらしい。
「【訳文】 和歌は、人の心を種として、それが生長して様々な言葉になったものである。この世の中に生きている人は、関わり合いになる出来事や行動が多いので、それらについて心に思ったことを、見るものや聞くものに託して、言葉で表現しているのである。花の枝で鳴く鶯や、川に住む河鹿蛙の声を聞くと、いったいどんな生き物が歌を詠