小説・文芸の高評価レビュー
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予知夢とか、神がかりとかそういう系の家族の話。女は怖いよ。面白かった。
第1話 福井の父が帰ってきてくれと頼むので帰省したら、家の中じゅうに杖がある。母にヌタガミ様が憑くのだという。輝は母と自転車に乗っていて、事故に遭い母だけ死んだ。今の母はこの後来た人だ。
第2話 私はおばあちゃん子で、祖母は夢の話をよくした。たまに祖母の夢は当たった。弟を強引に休ませた日、学校で集団食中毒があった。祖母は死んだ。母は気味の悪い能力が怖かったようだ。私は夢をみることなどなかったが、21歳の時に高熱に浮かされて以降見るようになった。
第3話 第2話の夫婦に子供ができた。千夜太と夜音次。家族は夢の話をする。 -
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ネタバレ近畿地方のある場所について
感想をあえて端的に示せば
「世の中のあらゆる事象にいいも悪いもない、
それをどう受け止めどう伝えるかでいい悪いが決まってくる、
そして悪いことは伝え方がむつかしくぶれやすい」
理系寄りの人間に言わせてしまうと、全てはことわりどおりに進んでる、という話であって、その事象には善悪もなければ意味もない。
極端な話「死」という言葉だけを聞くと、多くの人はそれをネガティブにとらえると思うのですが、「〇〇の死」と書くと〇〇次第で意味か変わってくる。
〇〇に親密な人の名前が入れば、それはどうしようもない不幸であり悪なのだけど、
〇〇に入るのが自分が嫌いで迷惑をかけてきた人 -
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認知心理学を駆使して被疑者のウソを見破る検事・大神と、その下で働くことになった新人事務官・朝比奈が、様々な事件と被疑者に当たっていく連作短編集。
「相手のウソを見破る」というと、佐藤青南さんの「楯岡絵麻」シリーズと同じ感じかな?と最初は思っていたものの、そのアプローチ方法が全く違った。
楯岡絵麻はマイクロジェスチャーという、常人では察知できない動きを見る(ある種の超人的スキル)ことでウソを見破るのに対して、大神は心理学的手法を用いて、相手のウソを見破っていく。
ゆえに、心理学的な説明がちょこちょこ挟まれる。
もちろん話を理解するには必要とはいえ、下手をすると説明臭くなり、読むリズムが途切れ -
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ラジオ番組は本書の元になったコーナーがメインではありますが音楽のコーナーが大変面白く放送開始から毎週欠かさず2年ほど聴いていました。
山口館長の解説が本の解説ではなくキーワードの解説であることに加えて長濱ねるさんとの対話であったことが、参考図書に興味が無くても読んでいなくても説得力があって興味を惹かれる大変魅力的な番組になった要因だと思っていました。
参考図書の全部が全部読みたいと思ったわけではありませんが気になった本は順次読んでいて大変参考になっています。本書では時系列とは別にテーマを決めてそれに沿った形でまとめていますが、放送時は今週のテーマは何だろう?というのも楽しみの一つではありました -
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10巻の主人公は長谷部伊予。理恵の元同僚で今はしずくの朝の常連仲間だ。一度に沢山の会社の広告業務を担当していたので、やる事はいくらでもあった。ここのところミスが目立つSNSをチェックしていたはずなのに何も頭に残っていない。急に不安が押し寄せてきて鼓動が速くなる。1.ベンチで休んでいると女子高生にパニック発作ですかと声をかけられる。彼女のお父さんと症状が似ているという、専門医に診てもらった方がいいと言われハンカチを借りる。2.休業して鎌倉の祖母の遺品整理を始める。近くにキッチンカーを見つけてピザを食べる。同じ様によく食べに来ている婦人は娘夫婦からのお土産だとシークワーサーを持って来る。3.会社の
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イアン・トール著『太平洋の試練』は、太平洋戦争を主としてアメリカ側の視点から描いた大著である。三部作の第三部にあたる『レイテから終戦まで』は上下二分冊で、本書はその上巻。サイパン、グアムなどマリアナ諸島をアメリカに奪われ、日本の敗色が決定的となった時期から、終戦までの戦いを描いている。
上皇ご夫妻も慰霊の旅に訪れたパラオ・ペリリュー島での、日本軍による玉砕覚悟の激闘。日本本土攻撃への足がかりとして台湾攻略を目指すか、それともマッカーサーの悲願であるフィリピン奪還を優先するかをめぐる、アメリカ軍内部の激しい攻防。そして、日本の連合艦隊が最後に組織的な戦闘を行ったレイテ沖海戦と、神風特別攻撃隊によ -
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山を覆う杉の木は当たり前にそこにあったのだと思っていた
はい、新田次郎さんの傑作小説『ある町の高い煙突』です
これは鉱山の煙害(公害)を世界一高い煙突を建てることで無くすという企業と住民がある意味力を合わせた稀有な”勇気と忍耐”の物語なんよ
もうがっつり地元なので、”ある町”でもなんでもないんですがね
なんていうか、知った地名が出てくるだけで、その場所が明確に頭の中に思い浮かぶだけで、なんだか嬉しくなっちゃいます
あーあそこはね
煙溜まるよなーとかね
そして大煙突な
ほんとに大煙突だったのよ
いやもう大々々々々々煙突だったね
残念ながら平成五年におよそ三分の一を残して倒壊してしまったん -
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小路幸也さんの文章ってやっぱすごく読みやすい!(^^)
並行して読んでる本があるんだけど、めちゃくちゃ読みにくくて物語が頭に入ってこなくて何度も読み返してる。東京バンドワゴンはシリーズで順番に読んでるけど、今回もやっぱり面白かった。
いつも語り部として出てくる勘一の妻が今回の主人公。
遡る感じで最初分からなかったけど、読んでいて面白かったなぁ。
参考にされた書籍が色々載ってたけど、やっぱり昔の日本も戦後こんな感じの事があったんだろうな。
戦争ってほんとよく分からない。
分かり合えなくても人を殺したり、他の国を侵略したり、壊したりしなくてよくない??
なんでそこまでなっちゃうんだろね、男は。。 -
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ネタバレいや〜めちゃくちゃ良かった。短編集(うち二つだけ連作)なのだけれど、どの話も人から人へと送られる個包が出てくる。通販ではなく、わざわざ送るという行為にはこんなにも物語生があるのかと思い知らされた。
そして、タイトルが良い。「母親」からの小包は「ダサい」ものが入っているかもしれないけれど、それを上回る愛情がある。「まだ入る」「隙間を埋めないともったいない」、そんな風に思ってギチギチに詰めた母の気持ちが垣間見える物たち——僕の場合はタオル、履かないタイプの下着、乾燥の切り干し大根、みかん、すだち、海苔、お中元でもらうタイプの固い缶の果物のジュースなど——がまた良い味を出している。本文にはババシャ -
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読んでるときのシチュエーションや、現実世界での出来事、感情、、なども良きスパイスとなって、忘れられない作品になりました。
カズオイシグロさん作品、まだまだ未読のものが多いけど、きっとどれも好きになるという確信めいた感覚がある。著者の持っている根本的なもの、世界の見方とか、人間への洞察とか、そういうものへの信頼の厚さというか。
「カパルディさんは探す場所を間違ったのだと思います。特別な何かはあります。ただ、それは…」という部分が特に好きでした。
この作品を読んでいる間に考えていたこと、それは、「優しさ=想像力」なのかな、ということ。相手の様子、感情、考え、などを理解しようお思いを馳せること
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