【感想・ネタバレ】夜市のレビュー

あらすじ

妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。ここでは望むものが何でも手に入る。小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。野球部のヒーローとして成長した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。そして今夜、弟を買い戻すため、裕司は再び夜市を訪れた――。奇跡的な美しさに満ちた感動のエンディング! 魂を揺さぶる、日本ホラー小説大賞受賞作。

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感情タグBEST3

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ネタバレ

千と千尋の神隠しのような、個人的にどストライクな世界観だった...!みるみる惹き込まれて一気に読み終わった。

これは一応短編集になるのかな?『夜市』と『風の古道』は同じ世界線の話だよね?
そう考えると、カズキも現実世界では元々存在しなかった事になってしまうのかな…。

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2026年09月29日

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名前だけ知っていて、ノータッチだった恒川さん。
これは、とんでもない密度。
短いお話なのに、長編を読み終えたような満足感。
他の作品も気になる。

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2026年09月23日

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ネタバレ

普段ファンタジー系の作品はあまり読まないのですが、YouTubeでオススメされているのを見て購入。
夜市と、風の古道の2部作。
もしかしたらこんな世界が現実のどこかに存在しているのではないかと、大人になった今でも想像してしまいます笑
どちらの作品も子どもながらの好奇心や、無知故の愚かさと真っ直ぐさが伝わります。
そして思い通りにはいかない、悲しくて寂しい最後だけれど、どこか心温かくなる、何とも言い表せない物語でした。

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2026年09月22日

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妖しい夜市に向かった人間たちがふしぎな体験をするファンタジーホラー

満開の桜
神社の林
秘密の抜け道
そういう場所の向こうには知らない世界が続いているような気がする

「夜市」にあるのも日常と地続きの異界
ただ美しいだけではない
ただ恐ろしいだけでもない

幻想的でどこか懐かしい
なのに一歩踏み込めば帰り道がわからなくなりそうで怖いような

子どもの頃に感じた友だちと分かれたあとの心細い夕方の帰り道を久しぶりに思い出させてくれる物語だった

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2026年09月16日

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キューライスさんデザインのパモス表紙の角川ホラー文庫を買いました、可愛い。
『夜市』も、一緒に収録されている『風の古道』も、どちらもとても面白かったです!
解説にもあったように、ホラーというよりファンタジーって感じがしました、どちらも。
『風の古道』の登場人物のレンくんが推しです。

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2026年09月13日

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日常のすぐ隣に、ふとした拍子に迷い込んでしまいそうな異界。その静かで美しく、どこか懐かしい情景が目の前に浮かび、夢の中を歩いているような感覚で一気に読んだ。「夜市」と「風の古道」は異なる物語でありながら、どちらにも人間の願いや選択、取り戻せないものへの思いが描かれている。何が起こるか分からない不気味さの中に、切なさと温かさが溶け合う独特の世界観が魅力的だった。
派手に泣かせるのではなく、読み終えたあとから場面や言葉の意味がじわじわと胸に広がり、いつまでも余韻が残るという感じ。
怖い話というより、美しくも残酷な現代の寓話のような作品で、静かな幻想譚や、少し不思議で切ない物語が好きな人にぜひ薦めたい一冊!

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2026年09月03日

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ネタバレ

1部目は夜市、2部目は風の古道の2部構成であった。
1部目の夜市は、主人公と女友達が夜市に向かうのだが、夜市で老紳士と出会う。主人公は過去に弟を夜市で売り、野球の才能を得ていたが罪悪感から弟を取り戻すために夜市へ行く。弟が攫われた人攫いの店に行くが弟がどれか分からない。人攫いに偽の弟を買わされそうになったところを老紳士が助け人攫いを殺す。実は老紳士は弟であった。弟は若さで自由を買ったのだ。みな助かるかと思われたが、主人公は夜市の一部として永遠に飲み込まれてしまう。

2部目の風の古道は、主人公がとある老婆から家に帰るための裏道があると奇妙な遊歩道を案内される。その遊歩道は様々な怪異者が通る禁断の道であった。そこから出るためにたまたま男と出会い、その男に連れられ出口を探しに行く。その男は人間ではないのだが、主人公を助けてくれ、何とか出口までたどり着く。そこで主人公は帰りたくないと帰るのを拒む。主人公は元の世界に戻るのかそれとも異世界に居続けるのか。

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2026年08月24日

Posted by ブクログ

角川ホラー文庫に初挑戦!
ホラーというかファンタジーに近かった。
内容的には暗めというか、少しゾッとするけれど、なんだか心が温まる話だった。
ホラーと似通わないけれど、感動する物語だった。

ひと夏の思い出にとてもいい!

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2026年08月18日

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この作品を読んで恒川光太郎さんの大ファンになり、他の作品もほぼすべて読みましたが、私の中では今なおこの『夜市』を超えるものに出会えていません。

日本ホラー小説大賞を受賞した表題作「夜市」は、妖怪たちが怪しい品々を売買する異世界の市へと迷い込むファンタジーホラーです。単に怖いだけでなく、どこか不安でいて美しく幻想的、そしてノスタルジックな世界観に心地よく浸ることができます。

また、同時収録されている「風の古道」も素晴らしく、個人的には夜市よりも好みでした。「よくぞこんな世界を生み出したな」と感嘆させられます。2作とも、夏の終わりに読みたくなるような、しっとりと心に染みる名作です。

読後は切なくも余韻の残る不思議な感覚に包まれ、ほんの少しだけ異世界を垣間見た人間たちが、これからどのように生きていくのかと思いを馳せたくなる一冊です。

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2026年08月12日

ジャンルはホラーなのだけど、入り込んだ世界が幻想的で、読んでいるうちに不思議で美しく妖しい別世界に迷い込んだような気持ちになっていました。

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2021年04月14日

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評判通りに素晴らしい。どうにもならない哀しみや別れをそのままに描く。ご都合主義的な要素がないところが素晴らしく、だからこそ余韻が深い…。

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2026年09月27日

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⭐️4
幻想的なホラーファンタジーの世界観にすっと入り込めるのは、文章がうまいからかな。
どちらもよかったけど、『風の小道』が好き。
切なさだけではなく、ほんのり温かさも残る読後感がいいですね。

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2026年09月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

短編2本立ての和風ファンタジー小説。
ホラーとのジャンル設定は、
どう考えても間違いであり足かせにさえなっているが、
それで売り出されてしまったためか、
もう取り返しがつかなくなってしまったようだ。

個人的にはタイトル同名の短編「夜市」がよかった。
もう片方も舞台感は悪くはないが、
規模感とコンパクトさでより引き締まるのが「夜市」のほう。

キャラクター、牽引するミステリー、ひねりは共に
世界観のファンタジーのカセならではのもので
機能も成立していて納得感がある作り。

キャラクターの置き方のセンスもよい。
感受性、相性、関係性の設定がうまく考えられていて、
掛け合いの台詞に読ませる魅力と旨味があり、
ほどよい現実感のぼやかしの度合いなども含めて
ファンタジーとしては空気感が理想的である。

登場人物の数が限られる短編だから
気になる構成の癖としては、
なぜか「答え合わせ」「最終結果」「真相明かし」といったところは、
疑似視点人物以外の誰かに回想で語らせる傾向があるところが挙げられる。
覚めやすいという意味であまりいい構成とは言えない上、
2本立ての短編集に2本連続でこの構成は悪目立ちする。


疑似視点人物に設定された、
がさつでドライながらも、共感力と勘の良さが平均的な
女子高生はとても良い味していた。
絶妙な具合に若干全部が他人ごとに終始するところによる、
本当の物語の当事者の少年の心を慮る
若干取り残された読者のやりきれなさも後味として効いている。

狙ったブラックヒューモアとまではいかないが、
それに類する何かしら重さや暗さに、
ある種の笑いの機能を持ち込みつつ
展開させるバランスが大変よい。

本筋に関係ない、前段の会話に出てくる、
繊細枠担当の当事者少年の「昔の女枠の悪女」について、
嫌になった場面と理由の短いやりとりがあるが、
その悪女の台詞と場面のチョイスは
絶妙なリアリティとそれを根に持つことの滑稽さがあり、
作風を代表するちょっとした名シーンとして思い出になる。

日常的にそういうことをプロセスできない厄介な生真面目感性と、
いちいち考えずにけろっと忘れる質との隔たりの、
主人公二名が住む世界の根本的違い見事の呼応表現にもなっているし、
それ単体でもこじらせエピソードとして面白い。

普段人はそういうことを何かしら大小引きずっているもので
行き場のない気持ちの語る場もないのだから、
小説読む価値のひとつが、そういうところにあるよね、
と思い出させるのに充分だった。

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2026年09月24日

Posted by ブクログ

ホラーでもダークファンタジーでもない。描かれていることはそれらしいけど、夏の終わりの夕暮れみたいな、さみしい気持ちになった。

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2026年09月17日

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そんなに怖くない。ホラー文庫になってるけど、読み終えると切なさやあたたかみも感じる。
小学生の夏休みをもう1回したい

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2026年09月17日

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一応ホラーに分類される小説らしいが、
ホラーというより幻想的という方が適切な小説だと思う。
すぐに読めてしまうくらいのボリュームで、ここまでしっかり内容が作り込まれているのは凄い。

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2026年09月17日

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永久放浪者ってこの人の小説には良く出るのだろうか

表紙で選んで読み終わってあらためて内容の怖いところをよく拾っている美しい絵だと思いました

2作目のレイさんは、映像にしたら米津のような人だろうか

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2026年08月30日

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ホラーというか幻想的な物語というか
白昼夢をみていたような感覚
しばらく現実に戻って来れなかったなんかふわふわして

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2026年08月28日

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妖怪や怪異などが好きなわたしのための本かしら?とおもうほど、世界観が好みで大変良かった。
期間限定で表紙をキューライス氏が手掛け、とても好きな作品とSNSで言っていたこともあり期待値高く読んだのだが、期待を裏切らない結末に思わずにっこり。(笑うような話ではないのだが)

どちらの話ももっと読みたい!と多少の物足りなさも感じたが、なんでも腹八分目が良いというし、このくらいが1番おいしく読めるのだろう。

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2026年08月22日

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ホラー大賞を取った「夜市」と本作に収録されている「風の古道」が収録されている
解説でもあったが夜市と風の古道はホラーというより幻想ファンタジーという感じの作風で進み全然怖くなかったどちらかというと神や妖怪の類の話だ
内容はどちらも好みなのだがどちらの方が好きかというと風の古道の方だろう
でも夜市も風の古道もどんな話と聞かれると答えづらい
内容が説明しづらい物語なのだ
だが一度物語を読み始めるとあっという間に読み終わる読みやすさと物語への没入感がよかった
風の古道のオチでも書いてあったがこれは成長の物語ではない
ただ現実と神の間の世界に迷い込んでしまった人間の物語にすぎない

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2026年08月22日

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ホラーと言われるとちょっと違う気がする…。というのが読んでいての正直な感覚。どちらかというとファンタジーというか、細田守作品とかに近い気もする。主人公がどこか不思議な場所に…という展開だがその場所で不思議で少し息を呑むようなことに発展する。
個人的には好きな作品である、ただしホラーとしてはおさすめはしない。

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2026年08月18日

Posted by ブクログ

高校生の頃始めて読んだ。
計2回読んだ気がする。

弟がいるから、なんか主人公と同じ目線で見れて、弟のことを大事にしないとなと思った記憶がある。

母もこの本を読み、「あんたこんなことしないでよw」と言われた。

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2026年08月17日

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ホラー作品と言われたら疑問符を浮かべる人も
いるかもしれない。
でも、個人的にはこういう不思議な物語好き。

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2026年08月09日

Posted by ブクログ

面白かった。
大好きな漫画家キューライスさんとのコラボカバーがきっかけで購入。

人間の世界とは別の世界。
ごく稀に、人間が足を踏み込んでしまう。
そんな世界の物語。

ホラーではあるものの、ファンタジー要素もあり、サクッと読めるけど、どっぷり余韻が残る。

「風の古道」の最後の一節が良かった。

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2026年08月08日

Posted by ブクログ

個人的には後者の風の古道の方が好みだった。
前者も後者も命とはどう扱うべきかみたいなものが見えた気がした。
ただホラーでは無いかな?不気味な雰囲気が漂っては居るがホラーでは無いと思う

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2026年08月11日

Posted by ブクログ

凄く読みやすくてすらすら読めた。ホラー小説には、ある種の難解さやひねくれさを求める節がある。良くも悪くも淡泊な文章で自分の求めていたものとは違うなあという印象。しかし非常に面白く、ページをめくる手を止めずに2日で完読した。作者の他の作品も積んでいるので読むのが楽しみ!

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2026年09月05日

匿名

ネタバレ 購入済み

ホラーと銘打ってはいるがファンタジーっぽさもある少し切ない物語。どちらも物語のその後を考えさせられる。

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2025年04月20日

匿名

購入済み

ジャンルとしてはホラーだがそこまで怖くないので、初めてのホラーにオススメ!
そして、世界観が幻想的で美しい。
ノスタルジックで少し切なくなるような作品が好きな読者に読んでいただきたい。

#切ない

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2023年02月14日

購入済み

夜市、お勧めです。

夜市を人から勧められて、久しぶりに本を読もうと思って本屋に行ったら、取り寄せと言われたので、ブックライブで購入して読みました。サクサク読めて、面白さに引き込まれ、あっという間に読んでしまいました。ミステリーではあるんでしょうが、童話ぽっいような、人間味溢れる所もあり不思議な世界の話しで、今どきの異世界漫画のような情景が読みとれて凄く面白かったです。
また、同じ作家の他の作品を読んでみたいと思いました。

#深い #ダーク

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2022年09月02日

Posted by ブクログ

弟と引き換えに才能を手に入れるという。後悔して取り戻そうとするも…
ホラーというか、ファンタジーというか。

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2026年10月02日

Posted by ブクログ

少し期待しすぎたというか、、
ホラーで怖いというよりは幻想的な作品。
怖いを求めていた私にはハマらなく、
読むのに時間がかかった。

でも物語性があり、唯一無二
弟や友達、相方との関係性など
色々考えさせられたなぁ

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2026年09月27日

Posted by ブクログ

妖のお話し好きな友達から借りた本。
私は妖はともかく、幽霊のようなホラー話は不得意。
軽い気持ちで借りた後でよくよく見たら『角川ホラー文庫』とあるではないですか。しかもホラー小説大賞…ゾワッ。

でも、
『そんなに怖くないよ』
という言葉を信じて読んでみれば確かに霊的な怖さはなかったので今更ながらよかったです。笑

この本は
『夜市』と『風の古道』の2篇収録されていました。

『夜市』はホラーのような怖さはないけれど『入ったら出られない』というのは別の意味でとても怖いです。

『風の古道』も同じように入ったらなかなか出られない…というのは共通かもしれないけれど、不思議と怖くはなくて日本の昔話でも読んでいるような気持ちになりました。

どちらのお話も『世にも奇妙な物語』みたいな感じでした。

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2026年08月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

良い所と悪いところがそれぞれある。
良いところはちゃんとミステリーというかどんでん返し、その人がその人だったんだみたいなつながりがあるのがすごいなぁって思う。すべての要素がちゃんと全部つながってるのが技術力高いなぁって思う。
悪いところがストーリーの展開がゆったりだからすごく眠くなるし、伏線回収が綺麗って言うところがあんまり伝わってこないというかびっくりしないで話が進んでいく感じがした。なんでかって言うとわかんないけどこのストーリーの緻密さが普通に読んでると、素晴らしさが伝わらないのがもったいないなぁと思った。

詳しく説明していきたい。
1つ目の夜市
夏祭りの風景と、奇怪さがロマンチックに書かれてて風景が想像しやすかった。
主人公の男の子が野球を上手くなるって言う資格の引き換えに弟を売ってしまったって言うのと、途中で出てくる老人と、その老人が買うなんでも切れる刀と、なぜか一緒に連れて行った女性が最後落ちで全部きれいにつながるのがやっぱすごいなぁと思うし、多分その世界観に没入させるために、その老人が向こうの世界で、どんなふうに過ごしてたかが細かく書かれてた。
でも、やっぱり話が静かだから、やっぱ眠い。ちょっと退屈になってくる。

2つ目の風の古道
これもボートの少年が、おばさんに誘われて、この道を進めって言われて進む感じが幻想的なのと、その後にもう一回小路に入り直して、その道で10日間とか過ごす中での小径の情景描写が行ってみたいなと思わせるというか、すごく幻想的だったなと思う。
あと、ここでもやっぱり伏線回収がすごくて、少年がそこで生まれた理由、途中で聞いた17歳の女の子が彼氏を生き返らせるために雨の寺に行ったって言う話、途中でコモリとの出会い、途中で見る殺人事件の新聞記事とかも全部きれいにつながってて、やっぱりそこはすごいなぁと思う。
ちゃんと思い返すと素晴らしい作品なんだけど、やっぱ読んでるときの退屈さがどうしようって言う感じ。もう自分でもなんで退屈と思ったか理由がわからないけど、ゆったり進みすぎてるのと静かすぎるのでSNSを見て育った私には刺激が足りなかったのかなとか思う

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2026年08月12日

Posted by ブクログ

妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。ここでは望むものが何でも手に入る。

そんなあらすじに興味が湧いて手に取った一冊。表紙のデザインもお洒落ですね。
角川ホラー文庫ですが、全く怖くありません。その点は安心して読めました。
作者の恒川光太郎さんは初読みの作家さんですが、なぜか私は勝手に昔の人だと勘違いしており……。2005年にデビューされた、まだまだ現役の方でした。

表題作の「夜市」と書き下ろしである「風の古道」の2編が収録されており、どちらも雰囲気が非常によかったです。
何気ない日常だったはずなのに、ふと”綻び”に気付いたのがきっかけで、似ているようで少し違う世界に紛れ込んでしまう。そんな設定と、やはり日本の夏は相性がよいのでしょうね(夏休みやお祭りがあるから?)。
特に「風の古道」の世界観には心惹かれました。大変そうだから行ってみたいとは思わないけれど、そこに魅入られてしまう人がいることもわかります。
また、ホラーファンタジーのようでちょっとした謎もあり。面白い作家さんだなと感じました。

どちらも100ページ未満でさくっと読めますし、体感温度も少し下がった気がします。……嗚呼、小説に描かれる夏は涼しそうでいいなぁ。。

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2026年08月18日

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