【感想・ネタバレ】夜市のレビュー

あらすじ

妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。ここでは望むものが何でも手に入る。小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。野球部のヒーローとして成長した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。そして今夜、弟を買い戻すため、裕司は再び夜市を訪れた――。奇跡的な美しさに満ちた感動のエンディング! 魂を揺さぶる、日本ホラー小説大賞受賞作。

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Posted by ブクログ

角川ホラー文庫に初挑戦!
ホラーというかファンタジーに近かった。
内容的には暗めというか、少しゾッとするけれど、なんだか心が温まる話だった。
ホラーと似通わないけれど、感動する物語だった。

ひと夏の思い出にとてもいい!

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2026年08月18日

Posted by ブクログ

この作品を読んで恒川光太郎さんの大ファンになり、他の作品もほぼすべて読みましたが、私の中では今なおこの『夜市』を超えるものに出会えていません。

日本ホラー小説大賞を受賞した表題作「夜市」は、妖怪たちが怪しい品々を売買する異世界の市へと迷い込むファンタジーホラーです。単に怖いだけでなく、どこか不安でいて美しく幻想的、そしてノスタルジックな世界観に心地よく浸ることができます。

また、同時収録されている「風の古道」も素晴らしく、個人的には夜市よりも好みでした。「よくぞこんな世界を生み出したな」と感嘆させられます。2作とも、夏の終わりに読みたくなるような、しっとりと心に染みる名作です。

読後は切なくも余韻の残る不思議な感覚に包まれ、ほんの少しだけ異世界を垣間見た人間たちが、これからどのように生きていくのかと思いを馳せたくなる一冊です。

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2026年08月12日

Posted by ブクログ

読みやすい!
角川ホラー文庫から出ているが、ホラーという感じはしなくて、世にも奇妙な物語みたいだった。
不思議で儚い世界観に、ちょっぴり切ないお話。
あらすじを読んだ時、てっきり夜市の話だけかと思ったが、短編2本で編成されてて、古道のお話も切なかった。
でもやっぱり、主題の夜市は、過去に弟を売り飛ばしてしまい数年後に買い戻しに行く兄のお話、という設定がかなり面白くて惹き込まれた。
小説にありがちな、登場人物が多くて理解に時間がかかるということもなく、少人数で話の展開も早いのでどんどん先が気になって一気に読んでしまう本だった。
2本とも、見る人によってハッピーエンドかそうでないか意見が分かれそうなお話かな。

『今宵は夜市が開かれる。
夕闇の迫る空にそう告げたのは、学校蝙蝠だった。学校蝙蝠は小学校や中学校の屋根や壁の隙間に住んでいる生き物で、夜になると虫を食べに空を飛びまわるのだ。
夜市は岬の森にて開かれる。
学校蝙蝠はいった。
夜市にはすばらしい品物が並ぶことだろう。
夜市には北の風と南の風にのって、多くの商人が現れるからだ。この小説の始まりがとても綺麗で印象深い。
西の風と東の風が奇跡を運ぶだろう。
学校蝙蝠は、町をぐるりとまわりながら自分が町に告げるべきことを告げた。
今宵は夜市が開かれる。』
という始まりの文章がとても綺麗で印象深かった。

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2026年08月07日

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好きな小説は?ときかれたらこの本を言おう、と思うほど刺さった。蟲師が好きな人は好きな気がする。
すっきり解決しようという話ではない。
人がどうこうできるわけではない怪異、現象みたいなものがただあって、それに触れてどうするのか、どうなるのか。みたいな話だった。
どうしようもなさと、夢のような余韻の読後感が大好き。

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2026年08月02日

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なんでも手に入れられる夜市に迷い込んだら、あなたは何を買いますか?

身長、年齢、愛情、才能、不治の病の薬…どんな物でも自分が手に入れたいと思うものがこの夜市では手に入る…
でも逆に夜市で自分の本当に欲しいものを買わなければ夜市から出ることはできない。

この小説は「夜市」と「風の古道」の2つのストーリーが楽しめる小説です。

ホラー小説ですが、どちらも息の詰まるホラーではなく、人間の未熟さや愚かさ、醜さなど考えさせられる場面や、幻想的で綺麗に感じる場面もある小説でした!

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2026年07月26日

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めちゃくちゃおもしろかった。
特に古道は夜市とは違って、不気味なところはあるがなんとなく温かさもあり、慣れてしまえばきっと居心地が良いんだろうなと思わせてくれるような情景が広がっていました。

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2026年07月23日

Posted by ブクログ

幻想的な世界観と空気感がとても好きだった。現実と異界の境界が曖昧で、「どこかに本当にありそう」と思わせる雰囲気が心地よい。 特に心に残ったのは『風の古道』。 何もかも綺麗に解決しないこと、奇跡で帳尻を合わせないこと、それでも登場人物がそれぞれの人生を受け入れて前へ進いていくこと。その静かな余韻がとても好きだった。 レンの潔さというか、どうにもならないことを受け入れる強さにも惹かれた。悲しい物語なのに、不思議と読後感は澄んでいて、「綺麗な話だったな」と思えた。 幻想的な空気に浸りたい夜に読みたい一冊。

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2026年07月18日

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ホラーだと身構えていましたが、怖いというよりは、不思議な異世界の夜の市場に迷い込んだようなファンタジー感があってワクワクしました。恒川さんの描く独特な世界観や文章の雰囲気がすごく好きで、どんどん先が気になって一気に読んでしまいました。

でも、物語が進むにつれてまさかの展開になり、本当にびっくり。

特にラストの、もう元の世界には戻れないんだと突きつけられるような終わり方は、すごく辛くて胸の奥がゾワゾワとしました。読み終わった後も、あの夜市の空気感がずっと頭から離れません。
向こう側の世界にめっちゃ行ってみたいめっちゃ気になるが、絶対に行かない。帰ってこれないと嫌だから。

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2026年07月05日

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ネタバレ

2つの物語が描かれている。
1つ目は夜市。
2人の人間が夜市に行く話。
そこには昔、お兄さんが夜市から出るために弟を人攫いに売った。何年か後、お兄さんは大金を持って弟を買いなおそうとした。
だが、弟は売られた後、逃走し、若さを売り、お爺さんになっていた。そのおじいさんが、夜市を案内してくれた人だった

2つめは古道というところに小学生2人の男の子が入り、出るまでにとある古道で産まれたため、一生、古道から出られない少年と出会う。
色々あって、小学生の1人が死んだ。
結果は生き残った小学生は家に帰り、死んだもう一人の小学生は生き返らせることができず、
幽霊として古道の先に歩いて行った。



妖怪系の話が好きな人にはおすすめ。
結末が予想外でそれも楽しい。

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2026年07月01日

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約170ページで、2つのお話が書かれています。読みやすいボリュームでした。
どちらのお話も、うすーく繋がっているような表現がありました。

この2編のお話の読後感は、どちらも切ないです。決してバッドエンドではないんですが、手放しでは喜べない終わり方でした。

独特の世界観があります。その場の風景や主人公たちの心情を表す表現がそうさせているように感じました。また、「学校蝙蝠」や「永久追放者」、「人攫い」などのネーミングセンスがそうさせているようにも感じました。
この本はホラー小説を薦める文脈の記事かなにかで見つけて読んだのですが、ホラーというよりファンタジーのような印象を受けました。

この著者の作品は初めて読んだのですが、こういう世界観の作品をもっと読みたくなりました。まさに、引き込まれました。

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2026年07月01日

ジャンルはホラーなのだけど、入り込んだ世界が幻想的で、読んでいるうちに不思議で美しく妖しい別世界に迷い込んだような気持ちになっていました。

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2021年04月14日

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妖怪や怪異などが好きなわたしのための本かしら?とおもうほど、世界観が好みで大変良かった。
期間限定で表紙をキューライス氏が手掛け、とても好きな作品とSNSで言っていたこともあり期待値高く読んだのだが、期待を裏切らない結末に思わずにっこり。(笑うような話ではないのだが)

どちらの話ももっと読みたい!と多少の物足りなさも感じたが、なんでも腹八分目が良いというし、このくらいが1番おいしく読めるのだろう。

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2026年08月22日

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ホラー大賞を取った「夜市」と本作に収録されている「風の古道」が収録されている
解説でもあったが夜市と風の古道はホラーというより幻想ファンタジーという感じの作風で進み全然怖くなかったどちらかというと神や妖怪の類の話だ
内容はどちらも好みなのだがどちらの方が好きかというと風の古道の方だろう
でも夜市も風の古道もどんな話と聞かれると答えづらい
内容が説明しづらい物語なのだ
だが一度物語を読み始めるとあっという間に読み終わる読みやすさと物語への没入感がよかった
風の古道のオチでも書いてあったがこれは成長の物語ではない
ただ現実と神の間の世界に迷い込んでしまった人間の物語にすぎない

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2026年08月22日

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ホラーと言われるとちょっと違う気がする…。というのが読んでいての正直な感覚。どちらかというとファンタジーというか、細田守作品とかに近い気もする。主人公がどこか不思議な場所に…という展開だがその場所で不思議で少し息を呑むようなことに発展する。
個人的には好きな作品である、ただしホラーとしてはおさすめはしない。

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2026年08月18日

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高校生の頃始めて読んだ。
計2回読んだ気がする。

弟がいるから、なんか主人公と同じ目線で見れて、弟のことを大事にしないとなと思った記憶がある。

母もこの本を読み、「あんたこんなことしないでよw」と言われた。

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2026年08月17日

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ホラー作品と言われたら疑問符を浮かべる人も
いるかもしれない。
でも、個人的にはこういう不思議な物語好き。

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2026年08月09日

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面白かった。
大好きな漫画家キューライスさんとのコラボカバーがきっかけで購入。

人間の世界とは別の世界。
ごく稀に、人間が足を踏み込んでしまう。
そんな世界の物語。

ホラーではあるものの、ファンタジー要素もあり、サクッと読めるけど、どっぷり余韻が残る。

「風の古道」の最後の一節が良かった。

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2026年08月08日

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これはホラーなのでしょうか?
私には、ノスタルジックな美しい物語に思えます。
表題作の「夜市」も「風の古道」も、気付いたら異世界に迷い込んでいるというお話。
『となりのトトロ』や『バケモノの子』のような、子どもの時にだけ出会える不思議な世界。
もしかしたら、そういう入り口はどこかにあるのかもという気になってきます。
子どもの頃に、「そんなことあるわけないじゃん」てことを、よく言っていたあの子の言動‥‥ホントのことだったりするのかもしれない、なんて思ったり。
大人になったら皆、忘れてしまうけれど、夜祭のあの屋台の向こう、神社のあの林の向こう、何があるのかな?でもちょっと怖いな、けど覗いてみたいな‥‥って気持ち。誰もが一度はそんなことを思ったことがあるから、恒川光太郎さんの作品は妖しくも懐かしいのだと思います。
個人的には、「風の古道」が、より好みだったなぁ。子どもの頃のあの気持ちが刺激されます。

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2026年08月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

現代では、「神隠し」は、口減らしや犯罪を覆い隠すための共同体の語りとして機能していた、という解釈を耳にする。それでも、神隠しが確かに存在すると、心のどこかで感じる人は多いのではないだろうか。
現実の中にも時折、「ここは通らないほうがいい」と感じる場所が現れるように。

そうした感覚にぬるりと入り込んでくるのが、この本だと思う。
だからこそ不思議と懐かしく、「私もその世界を知っている」と思いながら読み進めた。

「夜市」に登場する女友達は、突如現れた不可思議な空間に対する恐怖や驚きがあまり描かれておらず、やや違和感があった。「風の古道」の登場人物たちからは、人の世界と神の世界との狭間を漂う、現実味のある不穏さを感じた。後者の主人公が子どもたちだったことも、その理由かもしれない。

神の世界を知り、自由に行き来する者。その世界の「所有物」となり、外へ出ることを許されない者。
神の世界に踏み入れれば、そこには人間の理屈とは異なるルールがあり、例外は非情なまでに許されない。

収録されている「夜市」と「風の古道」は、同じ世界の中でつながっている。二作を貫く神の世界のルールには、作者の世界観の核が表れているように思う。

その世界が揺るぎないルールによって成り立っているからこそ、残酷さを目にしながらも、不思議な安心感を覚えるのだろうか。
またあの世界に触れに行きたい。そう思う自分がいて、再読してしまう作品だ。

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2026年07月24日

Posted by ブクログ

お話は2話収録。両方とも面白かったけど個人的には2話目が好みでした。夜市も好きですが。
両作品とも、どこかノスタルジーで、日本のホラー的な世界観は少しじめっとした感じがしますが、読後はモヤモヤ残らずスッキリしました。

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2026年07月18日

Posted by ブクログ

ホラーはホラーなんだろうけど、子供の頃見た河童の映画みたいな、ファンタジーに近い感覚だった。「異世界との間の夜市」「異世界に通じる道」等、全世界にありそうなファンタジーではあるけれども、世界観に日本のエッセンスが溢れていて読んでいてとてもワクワクした。

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2026年07月11日

Posted by ブクログ

ほんのりホラーの不思議な話。初めて読むタイプの本でした。
すごくよかったから色んな人にオススメしたいのに、この本の魅力を伝える語彙力が私にはない…
まぁ読んでもらわないと分からないので、とりあえずみんな読んで!!

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2026年07月09日

Posted by ブクログ

 収録作の「夜市」と「風の古道」は、前後はわからないが、どちらかがどちらかの焼き直しのようで、期待外れに思った。しかし、解説にもあったように、平易であることにより無駄のない洗練された筆致は読者をやる気にさせるものに感じた。

結構ファンタジー強めで、ホラーが薄いのでホラーということで読むのをためらうのはもったいないと思います。

内容というよりも、文章の書き方からくる雰囲気がなんだかじわじわきて良い。

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2026年07月08日

Posted by ブクログ

ホラーというより幻想小説に近いな、幻想小説はちょっと苦手かもと思ったけど、読み進めていくうちに払拭されるぐらい幻想とホラーと現実が交互に出てくる。とにかく文章が巧みで、情緒的でノスタルジックなんだけど、過度にディテールを書き込まないので想像に委ねられてる部分が幻想小説までいかない部分なのかも?とおもった

これは成長の物語ではない。
何も終わりはしないし、変化も、克服もしない。

この文が本当に良かった

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2026年07月05日

Posted by ブクログ

ホラーは興味はあるけど眠れなくなりそうなので敬遠している
ただこの夜市や風の古道は妖しい雰囲気の中に登場人物のキャラクターが十二分に発揮されていていつまでも物語に浸っていたい感覚になる
初めて読んだ作家さんであるが他の作品も読んでみたいと思った

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2026年07月03日

Posted by ブクログ

個人的には後者の風の古道の方が好みだった。
前者も後者も命とはどう扱うべきかみたいなものが見えた気がした。
ただホラーでは無いかな?不気味な雰囲気が漂っては居るがホラーでは無いと思う

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2026年08月11日

匿名

ネタバレ 購入済み

ホラーと銘打ってはいるがファンタジーっぽさもある少し切ない物語。どちらも物語のその後を考えさせられる。

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2025年04月20日

匿名

購入済み

ジャンルとしてはホラーだがそこまで怖くないので、初めてのホラーにオススメ!
そして、世界観が幻想的で美しい。
ノスタルジックで少し切なくなるような作品が好きな読者に読んでいただきたい。

#切ない

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2023年02月14日

購入済み

夜市、お勧めです。

夜市を人から勧められて、久しぶりに本を読もうと思って本屋に行ったら、取り寄せと言われたので、ブックライブで購入して読みました。サクサク読めて、面白さに引き込まれ、あっという間に読んでしまいました。ミステリーではあるんでしょうが、童話ぽっいような、人間味溢れる所もあり不思議な世界の話しで、今どきの異世界漫画のような情景が読みとれて凄く面白かったです。
また、同じ作家の他の作品を読んでみたいと思いました。

#深い #ダーク

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2022年09月02日

Posted by ブクログ

何だろう、この懐かしい感覚は。子供の頃に出会うような冒険心と、大人になることの喜びや厳しさや悲しさを、知人ではないが、この人の言うことは正しいのだろうなと、きっと信用できる感じ。生きていくために、とても大切なことを教わるような感じ。

ホラー小説というイメージではなく、ファンタジーに近い感じですが、あまりに異世界めいてはいません。文体に無駄がなく読みやすいけど、世界観の美しさが溢れるさまに、思わずじっくりと読みたくなります。早く読み終わるのがもったいないような感じ。10年以上前の作品ですが、もっと早く、この方の作品に出会っていればと思ってしまいました。

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2026年08月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

良い所と悪いところがそれぞれある。
良いところはちゃんとミステリーというかどんでん返し、その人がその人だったんだみたいなつながりがあるのがすごいなぁって思う。すべての要素がちゃんと全部つながってるのが技術力高いなぁって思う。
悪いところがストーリーの展開がゆったりだからすごく眠くなるし、伏線回収が綺麗って言うところがあんまり伝わってこないというかびっくりしないで話が進んでいく感じがした。なんでかって言うとわかんないけどこのストーリーの緻密さが普通に読んでると、素晴らしさが伝わらないのがもったいないなぁと思った。

詳しく説明していきたい。
1つ目の夜市
夏祭りの風景と、奇怪さがロマンチックに書かれてて風景が想像しやすかった。
主人公の男の子が野球を上手くなるって言う資格の引き換えに弟を売ってしまったって言うのと、途中で出てくる老人と、その老人が買うなんでも切れる刀と、なぜか一緒に連れて行った女性が最後落ちで全部きれいにつながるのがやっぱすごいなぁと思うし、多分その世界観に没入させるために、その老人が向こうの世界で、どんなふうに過ごしてたかが細かく書かれてた。
でも、やっぱり話が静かだから、やっぱ眠い。ちょっと退屈になってくる。

2つ目の風の古道
これもボートの少年が、おばさんに誘われて、この道を進めって言われて進む感じが幻想的なのと、その後にもう一回小路に入り直して、その道で10日間とか過ごす中での小径の情景描写が行ってみたいなと思わせるというか、すごく幻想的だったなと思う。
あと、ここでもやっぱり伏線回収がすごくて、少年がそこで生まれた理由、途中で聞いた17歳の女の子が彼氏を生き返らせるために雨の寺に行ったって言う話、途中でコモリとの出会い、途中で見る殺人事件の新聞記事とかも全部きれいにつながってて、やっぱりそこはすごいなぁと思う。
ちゃんと思い返すと素晴らしい作品なんだけど、やっぱ読んでるときの退屈さがどうしようって言う感じ。もう自分でもなんで退屈と思ったか理由がわからないけど、ゆったり進みすぎてるのと静かすぎるのでSNSを見て育った私には刺激が足りなかったのかなとか思う

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2026年08月12日

Posted by ブクログ

ホラーなのか?ホラーだとすれば1番怖いのは人間。
人間の欲望が渦巻く夜市。探したら私も出会えるかな?弟の気持ちや境遇を考えると胸くそではあるものの、普通に感動した。

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2026年08月04日

Posted by ブクログ

キューライスさんの表紙が欲しくて、
普段なら買わないジャンルを読んでみたら、
まー、面白いこと面白いこと。

『夜市』も引き込まれて面白かったが、
それ以上に『風の古道』がよかった。
子どもの頃に一度しか行けなかった道や、
そこで出会った人や、
その感覚を思い出されて、
心象風景が鮮やかに浮かび上がった。

ホラー映画やドラマが好きなので、
今度からは小説も読もう。

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2026年07月09日

Posted by ブクログ

妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。ここでは望むものが何でも手に入る。

そんなあらすじに興味が湧いて手に取った一冊。表紙のデザインもお洒落ですね。
角川ホラー文庫ですが、全く怖くありません。その点は安心して読めました。
作者の恒川光太郎さんは初読みの作家さんですが、なぜか私は勝手に昔の人だと勘違いしており……。2005年にデビューされた、まだまだ現役の方でした。

表題作の「夜市」と書き下ろしである「風の古道」の2編が収録されており、どちらも雰囲気が非常によかったです。
何気ない日常だったはずなのに、ふと”綻び”に気付いたのがきっかけで、似ているようで少し違う世界に紛れ込んでしまう。そんな設定と、やはり日本の夏は相性がよいのでしょうね(夏休みやお祭りがあるから?)。
特に「風の古道」の世界観には心惹かれました。大変そうだから行ってみたいとは思わないけれど、そこに魅入られてしまう人がいることもわかります。
また、ホラーファンタジーのようでちょっとした謎もあり。面白い作家さんだなと感じました。

どちらも100ページ未満でさくっと読めますし、体感温度も少し下がった気がします。……嗚呼、小説に描かれる夏は涼しそうでいいなぁ。。

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2026年08月18日

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