【感想・ネタバレ】夜市のレビュー

あらすじ

妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。ここでは望むものが何でも手に入る。小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。野球部のヒーローとして成長した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。そして今夜、弟を買い戻すため、裕司は再び夜市を訪れた――。奇跡的な美しさに満ちた感動のエンディング! 魂を揺さぶる、日本ホラー小説大賞受賞作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

夜市も風の古道も両方すごい好きだった。
ふたつともなんか悲しい静かな終わりでもうこういう終わり方も好きだし両方はなにこれ?ってやつが最終的に全て繋がってスッキリもした

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2026年04月26日

Posted by ブクログ

ネタバレ

夜市
私の読みたいと思っていた通りの和風ファンタジーだった
世界観に引き込まれた

こういうのって脱出ゲームとかでよくある展開なんだけど、主人公に都合のいい謎の異世界に迷い込むのではなく、こちらの常識が通用しない理不尽さが不気味で怖くて良かった
ちょっとホラーぽさもあるかもしれない
最初の方世界観の説明するためにゆうじがいずみに話すシーンがちょっと長ったらしく説明口調すぎたというのは少し感じたかな
もう少し自然な流れで世界観が分かっていく方が私は好きだな

ゆうじの弟が優秀過ぎた
これ結果オーライでハッピーエンドだけど逆だったら確実に終わってたよな
そもそも弟を買い戻すという選択肢が頭に浮かんだんなら、野球がつまんなくなったとかいうしょうもない理由でやめんなよ
もっと努力して金稼いでから夜市行けよ
なんやねん高校中退してアルバイトでぜんざいさん72万円って
ゆうじの思慮の浅さに呆れるしイライラした
弟は不利な環境の中で、いついかなる事態に備えてコツコツ働き、コツコツ体を鍛え努力していたのに
この佇まいで実年齢15歳とか賢すぎるだろ 判断も早いし


自分が無理やり弟を連れてったのに弟を身代わりにするゆうじマジでサイテー(でも当時5歳だし仕方ないか)

普通に最初いずみと弟を引き換えにすると思ってたからまじゆうじが怖くて仕方なかった

風の古道
夜市とは全く関係ない物語だった(世界観は同じ)
こっちもぁまぁ面白かったけど、夜市と比べて物語に引き込まれる感覚はなく情景をイメージしづらかった
でも共通して言えることは、私たちの生きてる世界の中でどこかに異世界に通じる扉がある、すぐ近くに想像もつかないようなまったく違う世界が広がっているという設定で、そういう設定は洒落怖とかSCPが好きな私にとっては大好物だった

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2026年04月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

幼い頃、読書をしない母が珍しく面白いと言っていた本。『風の古道』が好きだと言っていたのを今でも覚えている。当時は表題の『夜市』が圧倒的に面白く母の気持ちが理解出来なかったが今ではとても良く分かる。そして今回、何度目の再読かわからないかわ相変わらず素晴らしい作品だと思った。一体何人の人間がこの文章にあてられ小説を書き、劣化版夜市を生み出したのだろうかと思いも巡らせずには居られない。そんな作品。

■夜市
テーマがまず魅力的である。妖怪のような生き物が市場を開いていてそこに入り込んでしまう主人公。似たテーマの作品を探していたこともあったが結局自分が読みたいのは『夜市』なのだと気付かされ探すのをやめた。読んでから感想を書くのに間が空いてしまったので今回はこの辺で。また読んだら書こうと思う。『風の古道』は直後に書いたのでちゃんとしてます。

■風の古道
これはよく言われることではあるが私も『夜市』より『風の古道』の方が好きだ。日常の裏にこんな古道があり、奇々怪々が行き来しているという恐怖心と好奇心が刺激されるのがたまらない。今回読み返して思ったのだが、通常は基本的に作中で生き返ると明言されているなら、生き返るものとして読むのが普通だ。ただこの物語だとカズキは生き返らないと思いつつ読んでいるのが不思議に思った。これは風の古道という道そのものがこの世の理に近いものとして書かれているからではないか。ここでは死だが別物だとしても理は平等だ。誰かに優しくしたり厳しくしたりすることはい。覆ることも無い。死という絶対的な理はカズキだけを生き返らせたりしない。暗にそう思っているからカズキが生き返らないと思いながら雨の寺を目指す主人公を見ているのではないか。そう思った。

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2026年04月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すっきりした文章で、感情も情景も雰囲気も伝わってもの凄く読みやすかった。
ファンタジー寄りな雰囲気の中に、日常のすぐ隣にあるようなゾッとする冷たさが良い。
2つもと悲しくて綺麗な話。

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2026年04月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

⚫︎夜市
偶然迷い込んだ夜市で兄は欲しい能力を手に入れるために幼い弟を売った。なんともモヤモヤする出だしだったが、最後の結末は良かった。よかったのかな、でも少なくとも兄弟が最終的にお互いにとって最善と思える選択をしたという点において救いを感じた。

⚫︎風の古道
興味深いのは、古道を行き交う人間ならざるもの(神様、鬼などの異形)がまるで風景かのようにシンプルに描写され、あくまで古道から元の世界へ戻ろうとする者、古道で生まれ古道でしか生きれない人間に焦点が当てられている。ホラーやオカルトになりすぎず、少年時代の古い冒険が、瑞々しさや切なさを伴って朧げな記憶のアルバムのひとコマとして再生される。人と人との別れが死ではなく四つ角でたがうのも印象的だった。

この作品、特に「風の古道」が纏う独特の雰囲気や、行ったこともない場所なのにどこか懐かしさを覚えるこの気持ちをなんと表現したらいいのかわからなかった…のでレビューをすること自体迷ったがこの読後感を拙い言葉でもまとめておきたいと思い投稿する。

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2026年04月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

重なって存在する別のルールで回る世界。もしかしたらいつか自分も踏み越えてしまうかも、なんて不安とわくわくを感じられた。
「夜市」「風の古道」どちらの話もとても良かった。
何も解決せず、ただそこに存在し続ける。
後味もなんとも言えなくて最高だった。

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2026年03月10日

匿名

ネタバレ 購入済み

ホラーと銘打ってはいるがファンタジーっぽさもある少し切ない物語。どちらも物語のその後を考えさせられる。

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2025年04月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ホラー耐性エケチャンでも読めるホラーとしておすすめいただいて読んだ!
ホラーというより幻想小説っぽくて読みやすかった。表題よりは「風の古道」の方が好きだったけど、どっちも和風ファンタジーっぽくて読める読める〜と思ってたら全然オチ辛くてわたし意外とハピエンを求めるタイプだったんだなと知った。たまたまだけど夏に読んだのは正解だった。

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2026年05月05日

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