夜市

夜市

小説・文芸
550円 (税込)

2pt

妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。ここでは望むものが何でも手に入る。小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。野球部のヒーローとして成長した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。そして今夜、弟を買い戻すため、裕司は再び夜市を訪れた――。奇跡的な美しさに満ちた感動のエンディング! 魂を揺さぶる、日本ホラー小説大賞受賞作。

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夜市 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    名前だけ知っていて、ノータッチだった恒川さん。
    これは、とんでもない密度。
    短いお話なのに、長編を読み終えたような満足感。
    他の作品も気になる。

    0
    2026年09月23日

    Posted by ブクログ

    妖しい夜市に向かった人間たちがふしぎな体験をするファンタジーホラー

    満開の桜
    神社の林
    秘密の抜け道
    そういう場所の向こうには知らない世界が続いているような気がする

    「夜市」にあるのも日常と地続きの異界
    ただ美しいだけではない
    ただ恐ろしいだけでもない

    幻想的でどこか懐かしい
    なのに一歩踏み込めば帰り道がわからなくなりそうで怖いような

    子どもの頃に感じた友だちと分かれたあとの心細い夕方の帰り道を久しぶりに思い出させてくれる物語だった

    0
    2026年09月16日

    Posted by ブクログ

    キューライスさんデザインのパモス表紙の角川ホラー文庫を買いました、可愛い。
    『夜市』も、一緒に収録されている『風の古道』も、どちらもとても面白かったです!
    解説にもあったように、ホラーというよりファンタジーって感じがしました、どちらも。
    『風の古道』の登場人物のレンくんが推しです。

    0
    2026年09月13日

    Posted by ブクログ

    日常のすぐ隣に、ふとした拍子に迷い込んでしまいそうな異界。その静かで美しく、どこか懐かしい情景が目の前に浮かび、夢の中を歩いているような感覚で一気に読んだ。「夜市」と「風の古道」は異なる物語でありながら、どちらにも人間の願いや選択、取り戻せないものへの思いが描かれている。何が起こるか分からない不気味さの中に、切なさと温かさが溶け合う独特の世界観が魅力的だった。
    派手に泣かせるのではなく、読み終えたあとから場面や言葉の意味がじわじわと胸に広がり、いつまでも余韻が残るという感じ。
    怖い話というより、美しくも残酷な現代の寓話のような作品で、静かな幻想譚や、少し不思議で切ない物語が好きな人にぜひ薦めたい一冊!

    0
    2026年09月03日

    Posted by ブクログ

    角川ホラー文庫に初挑戦!
    ホラーというかファンタジーに近かった。
    内容的には暗めというか、少しゾッとするけれど、なんだか心が温まる話だった。
    ホラーと似通わないけれど、感動する物語だった。

    ひと夏の思い出にとてもいい!

    0
    2026年08月18日

    Posted by ブクログ

    この作品を読んで恒川光太郎さんの大ファンになり、他の作品もほぼすべて読みましたが、私の中では今なおこの『夜市』を超えるものに出会えていません。

    日本ホラー小説大賞を受賞した表題作「夜市」は、妖怪たちが怪しい品々を売買する異世界の市へと迷い込むファンタジーホラーです。単に怖いだけでなく、どこか不安でいて美しく幻想的、そしてノスタルジックな世界観に心地よく浸ることができます。

    また、同時収録されている「風の古道」も素晴らしく、個人的には夜市よりも好みでした。「よくぞこんな世界を生み出したな」と感嘆させられます。2作とも、夏の終わりに読みたくなるような、しっとりと心に染みる名作です。

    読後は切なくも余韻の残る不思議な感覚に包まれ、ほんの少しだけ異世界を垣間見た人間たちが、これからどのように生きていくのかと思いを馳せたくなる一冊です。

    0
    2026年08月12日

    ジャンルはホラーなのだけど、入り込んだ世界が幻想的で、読んでいるうちに不思議で美しく妖しい別世界に迷い込んだような気持ちになっていました。

    0
    2021年04月14日

    Posted by ブクログ

    評判通りに素晴らしい。どうにもならない哀しみや別れをそのままに描く。ご都合主義的な要素がないところが素晴らしく、だからこそ余韻が深い…。

    0
    2026年09月27日

    Posted by ブクログ

    ⭐️4
    幻想的なホラーファンタジーの世界観にすっと入り込めるのは、文章がうまいからかな。
    どちらもよかったけど、『風の小道』が好き。
    切なさだけではなく、ほんのり温かさも残る読後感がいいね。

    0
    2026年09月26日

    Posted by ブクログ

    ホラーでもダークファンタジーでもない。描かれていることはそれらしいけど、夏の終わりの夕暮れみたいな、さみしい気持ちになった。

    0
    2026年09月17日

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