ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 十戒

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    先が気になって一気読み!
    最後の最後まで楽しめる作品でした。こんな展開になるなんて想像もしていなかった…。方舟の後に読んだ方がいいという理由にも納得。
    いろいろと分かった上で何度読み返しても違う楽しみ方ができると思います。

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    2026年05月13日
  • 月がきれいな夜に、誰かに思い出してほしかった

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    自分を認められない。許せない。そんな時にこの本に出てくる言葉たちを読むと、静かにやさしく大丈夫だよと言ってくれてる気がします。。
    傷ついても立ち上がる強さ、その吐き出す役割をこの本は担ってくれてる気がします。。

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    2026年05月13日
  • ブレイクショットの軌跡

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    予約本、やっと手元に届いた!
    どう繋がってるのかとわからないまま読み進めたホワイトハウスのところも、少しずつストーリーが絡み合って、最後の伏線回収はしっかり腹落ちしてすっきりした。膨らませていった想像とは全然違って、当たり前だけど作家さんの凄さを実感。
    読み応えもあるし、考えさせられる。

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    2026年05月13日
  • 流

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     小さい頃、親戚のヨボヨボのおじさんから聞かされた荒唐無稽な話を、超高解像度で頭にぶち込んでくるお話。
     蒋介石が死んだ直後の混沌とした台湾の中、殺された祖父のことを色々と考えつつも、主人公が青春を送るというのが本筋だが、そこで登場する登場人物たちも一癖も二癖もある者が多く、面白かった。無秩序の中で元気いっぱいに彼らがもがき続ける様は、共感せずにはいられなかった。

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    2026年05月13日
  • 絞め殺しの樹

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    菩提樹と呼ばれる木はお釈迦さまに関連する慈愛豊かな植物を想像させるが、寄りかかれる木が空洞になってしまうまで巻きつき締め殺してしまうという。
    生まれて間も無く母を失ったミサエは、その真っ直ぐな人柄ゆえ周りの人々に巻き付かれ不幸を背負っていく。その不幸さに読み進めるのも躊躇した時もあるが、彼女の息子雄介に遺伝した、真っ直ぐな心が希望を繋いでくれる物語の終わりに安堵した。
    不幸な登場人物、理不尽な悪人たちの多い物語ではあるが、だからこそ優しい人の温もりにホッとする。
    所々現れる真っ白い猫に作者は癒しと希望を託したのだろうか。

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    2026年05月13日
  • 幸せな家族 そしてその頃はやった唄

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    昭和の良き時代の家族。
    主人公が少年だからなのでしょう、ミステリーに分類される小説としてはかなり読み易く堅苦しい言葉はあまり使われていないようなか思えます。
    幸せそうな家族ではあるけど、みんなちょっとずつ狂ってる感じが堪らなく好きです。人間の薄暗い所を暴いてるようで。

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    2026年05月13日
  • 生きる言葉(新潮新書)

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    最近テレビでお見かけして、気さくな性格に惹かれました。サラダ記念品という、少し突飛な短歌を書く人ということで、型破りなイメージもありましたが、思ったよりはるかに言葉について常に考えている方で、更にそこに新しいものに対する柔軟性があるのかなと思いました。子供が育っていく過程での言葉について、またラップの韻を踏むことについて語る章が面白かったです。

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    2026年05月13日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    中学受験に挑むある家族の話。すごく良いお父さんなのになんでそんなに嫌悪感を出すのかな、思春期きついなーなんて思いながら読んでいたが、お母さんと初詣に行ったあたりから事情が判明して主人公の気持ちが理解できた。
    ゾーンに入った感じとか、家族で一丸となって取り組んでいるところとか、青春ものみたいでワクワクした。後半は電車の中で鼻水と涙を垂らさないように頑張って読んだ笑 胸が熱くなる作品だった!
    あとは、登場人物に悪い人がいなくて良かった。友達も事件に巻き込まれるとかなくて良かった。

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    2026年05月13日
  • ハサミ男

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    まんまと騙された。

    主人公の視線がかなり歪んでいるので、「生々しい」「キモい」「狂人の物語」と勝手に決めつけて読み進めてしまい、完全にミスリードの積み木状態。
    さてクライマックスかな、と思った24章で、自分が何を読んでいたのか分からなくなるほど混乱し、積み木が土台からガタガタ崩れた。ここまで騙されるとむしろ気持ちいい。

    ミステリーは固定観念にとらわれて読むとダメだなと痛感した。

    読んでいて、この作家かなり頭がいいんだろうなと思った。医者の雑学トークや意味不明のアメリカンジョークが変なタイミングで差し込まれるのも妙に面白い。物語は終始かなり不快なのに、妙に笑えるシーンが多い。

    久しぶりに

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    2026年05月13日
  • 問題。 以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい

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    どうせ朱に交わって赤くなるのなら、その朱はいい朱の方が良くないか?

    たとえば将来君が何かで大成功して、自伝を書くとする。そこで綴られる中学受験のことなんて、1行か、2行くらいのものだよ。「中学では親もとを離れ、大阪の中学に進学して」とか、「そのときに私が選んだのは大阪の私立の女子中で」とか、その程度のこと。その人生のたった1、2行のために、いま頑張ってるんだ。

    結局、人はいまやるべきことをやることでしか現状を切り拓くことができないのだ。

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    2026年05月13日
  • ふがいない僕は空を見た(新潮文庫)

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    とても良かった。

    最初はえぐい性描写と年齢差のある男女(しかも高校生と大人)という設定に読むのはしんどいかもしれないと思って本を閉じようかと思った。
    でも読み進めて良かった。

    タイトルにあるようにふがいなかったり、うまくやれなかったり、なんでだろうって思ったり、でもそれでもそれでいいと思わされた。
    苦しいと思いながら生きることについて考えさせられたし、自分を重ねることができた。

    斎藤くんの冷やさないようにねという言葉や体にやさしく触れることができる技術がとても素敵だと思った。
    最近立て続けに本を読んで思うけど、あまり喋らないけど何か考えている系の男の子像が好みらしい。特に斎藤くんは好きだ

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    2026年05月13日
  • 汚れた手をそこで拭かない

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    素晴らしい
    全編オチがすごかった。
    「汚れた手をそこで拭かない」というタイトルからして、親が子に呆れているような、なんとなく嫌な雰囲気のある言葉がまさにピッタリ。
    主人公たちが、後ろめたい事柄である「汚れた手」を自分で拭けていないところが面白い。

    特に「忘却」がすごくよかった、、

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    2026年05月13日
  • 大人をお休みする日

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    時折寂しいものも含まれつつも全編を通じてやさしさや穏やかさがあり、みずみずしいという形容には当てはまらないような気がするもののしかし筆者の感性が乾ききっているということではなく、ほどよく乾燥してふわふわとした土の上にいるような、木漏れ日の射す森の中で、乾いた倒木に腰掛けて外界の驟雨を聞くような、穏やかで心落ち着く感覚だった。本書は筆者の第五詩集にあたり、他の詩集には教科書に取り上げられたものもあるようなので、他の作品も読んでみたいところである。

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    2026年05月13日
  • マーブル館殺人事件 下

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    ■構成は過去作と同じ
    本作もやはり「現実世界」「作中作」が描かれ、2つのフーダニットがあり、両者がリンクする、という点については『カササギ殺人事件』『ヨルガオ殺人事件』と同じ。
    描かれる順番が現実→作中作→現実→作中作・・・となっていくという点だけ違う。

    ■作中作の方が好き
    『カササギ殺人事件』『ヨルガオ殺人事件』でもそうだったが、『マーブル館殺人事件』においても、古典好きな自分はやはり作中作の方が好き。今作で言えば作中作『ピュント最後の事件』の方が現実世界の事件よりも好き。
    特に本作については作中作の納得感が強かったため、相対的に現実世界の解決編は今ひとつ納得できないというか、薄味というか

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    2026年05月13日
  • ルパンの消息

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    夢中になってあっという間に読み終わりました。以前から警察モノの作品が好き。著者の作品は、人間味があって、出てくるオジサン達がそれぞれにクセがありながら、カッコいい。次も横山秀夫作品を読みたいと思います。

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    2026年05月13日
  • 博士の愛した数式

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    胸の奥がじんわりと温かくなるような優しさに満ちた作品でした。
    家政婦である「私」の聡明さ、そして彼女が博士の世界に魅せられていく過程や、息子であるルートと共に成長していく姿に心を打たれます。混沌とした現世から切り離されたかのような、あの博士の離れの時が止まった静寂な空気感に、私も引き込まれていきました。
    博士が子供に向ける無垢な愛情が、数式という純粋な言葉で綴られた非常に美しい物語でした。

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    2026年05月13日
  • 何様(新潮文庫)

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    まず、光太郎の話で泣いてしまった。「何者」の時からすごくいいキャラクターだなと思ってたけど改めて光太郎視点で進む物語はより本人のことを知れて好きが増した。サワ先輩もより好きになった!!!
    最後の話もよかったなぁ。「何様」って本のタイトルとも同じ章、”答え”は提示されないけど背中を押してくれるような言葉があって素敵だった。

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    2026年05月13日
  • 虹の橋からきた犬

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    昨年、家族として13年間生活を共にしていた愛犬(チワワ)を病気で亡くし、悲しみに暮れている中、遠方に住む知人(妻の友人)から送られて来た供物に、『虹の橋の物語』というタイトルの散文詩が書かれた1枚の紙が添えられていました。ご存知の方もいると思いますが、ペットロスで悲しみと寂しさを抱えた人たちを慰めてくれるとっても素敵な詩でした。

    そんなときに目にしたこの小説のタイトルです。すぐに購入したものの、なかなか読めずにいましたが、最近になってようやく読むことが出来ました。あくまで小説ではありますが、著者である新藤冬樹さんの実体験をベースにした作品だそうです。

    仕事人間で家庭も顧みず、人格的にも尖り

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    2026年05月13日
  • 雫

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    中学4人組の30年。

    2025年4月 珠が20年勤めた「タカミネジュエリー」がお店を畳むことになった。不動産部門は残るけど、珠はジュエリーのデザイナーなので、辞める。明日から無職。

    2020年2月 珠の母はボケかけている。昔から母が好きでも嫌いでもない。母の世話は姉に任せている。

    2015年12月 お父さんの形見のオニキスのカフスを自分のピアスにリフォームする。この頃はしずくの周辺をしずくの父がうろついている。

    2010年7月 姪のりんの運動会に来た。そこで知り合った長田さんの家にバーベキューに行った。長田さんにお付き合いしたいと言われて帯状疱疹になる。

    2005年4月 珠はヤンおば

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    2026年05月13日
  • いただきます。 人生が変わる「守衛室の師匠」の教え

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    ネタバレ

    この本を読んだ日から、いただきますを発する時の想いが明確に変わった。命をいただく。それは食物だけではなくて、そこに携わるたくさんの方が手掛けた生きた時間そのもの。そして、それを私がいただくことでまた次の何かに繋がる気がした。誰もができることをすることが一番差が出るから、一流に近づくという話も印象的だった。

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    2026年05月13日