小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレもっと淡々としたものかなと思ってたけど、北極探検歴史やこれまでの冒険家の話なども書いてあって、読みごたえがあった。大航海時代の話は『砂糖の歴史』でも載っていたので、その辺りの話を頭から引っ張り出して重ね合わせて考えて読んだ。
インド側に通じる航路はスペイン・ポルトガルが押さえていたから、イギリスなどがそれ以外で中国などへ行く方法を模索するために北極海側の航路が開拓されていった。スペイン・ポルトガルが弱まったのでイギリスがインド側の航路へと出てきたと。
歴史、楽しい。
歴史も面白かったけど、旅の中身も濃い。
『寒くても尻は出せる。が、最近はウンコをするにもテントの中で済ませてしまうことが多い。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ新聞に紹介されてて迷いなく読みたいと思った。海外ものは訳され方によっては長く読むのが辛くなる場合があるけどこれは違った。原作が和訳に向いた作りなのか訳者が上手いのか。
次の作品も出るみたいだから読んで確かめよう。
それにしても素晴らしかった。あまりにも悲しい…あまりにも残酷、と思って読み始めたけど、これって理想の死に方じゃないかと思わずにいられないラスト。ジョアンヌに巡り会えたエミルは幸運だった、ジョアンヌもエミルに救われた。
ラストがたまらなくいい。主人公が亡くなって終わり…ではこの長い物語に入り込んで読んでいた読者はものなりないのだ、だからちゃんとお葬式にもこっそり参列してくれて、オパー -
Posted by ブクログ
【短評】
実は未読だった一冊。上梓は2007年である。18年も経ったのだ。
書店で平積みされたハードカバーを買おうか買うまいか随分と悩んだ在りし日を今でも良く覚えている。貧困大学生が泣く泣く諦めた一冊が、今、手元にある。
「2008年本屋大賞」「このミステリーがすごい!(2009年度版)第1位」「第21回山本周五郎賞受賞」と各賞を総嘗めにした伊坂幸太郎の「集大成」と名高い一冊は、期待に違わぬ圧倒的な面白さだった。
凱旋パレードの最中、首相が爆殺されるという衝撃な事件に日本中が震撼した。
報道が過熱するなか、犯人と目された男・青柳雅春(あおやぎまさはる)。
俺はやってないーー必死の訴えも虚しく -
Posted by ブクログ
東日本震災2011年3月11日
くどうれいんさんも 盛岡出身 盛岡在中のかたなので
きっと実体験なのかと感じて読み進めました。
でも 主人公の名前は「伊智花」
検索しても くどうれいんさんは工藤玲音が本名
やはり 小説なのねと思いながら 読み進めました。
震災で 被害にあってない自分が 逆に苦しくなるパターン
私自身も感じていたことだったので
「同じ思いのかたがいたんだ」と本を通して安心したのです。
あとがきで
くどうれいんさんも 「被災県在中だけど被災者じゃない」
だけど 世間では「被災者」だと勘違いされて聞かれることの辛さ
沿岸の人たちこそ 本当に辛いのに。。。と思うジレンマ -
Posted by ブクログ
古事記を一度ちゃんと読んでみたいと思っていたけれど、いろんな訳が出ている中で、この池澤夏樹さん訳、三浦佑之さん解説の古事記は読みやすく、理解しやすかった。
子供の頃絵本で読んだヤマタノオロチや因幡の白兎が実際は、こういう神様達の物語だったんだという気付きと、アマテラスからの歴代天皇のつながり、多くの神々の名前、その関係など、知れば知るほど面白い事ばかり。三浦さんが書かれているように、古事記を読む事は以前、戦争協力体制に利用された事もあって、誤解され、敬遠されていたけれど、今の私達は、純粋に神話や天皇の事績を記した歴史書として楽しみたいと思う。
上中下巻の三部からなっている古事記は、古代の人々に