小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
「処刑台広場」……これだけで舞台は現代から遡り、公開処刑のあった影のある時代のこと?
「○○の女」……また、翻訳小説の邦題としてはよくあるパターン?
そんな印象の読み始めから、なんとも謎めいた事件が立て続けに起こっていく。
気がつけば冒頭の登場人物紹介の人たちがずいぶんと亡くなってしまっていて、さらに混沌としていく。
まさに“ジェットコースター ミステリー”(あとがきより)
常に読者を惑わす手口が張りめぐされていて、550ページものあいだ飽きることはなかった。
また、他の作品ではあまり好きになれない“謎の過去手記”の挿入も、端的で効果的だ。
とても面白かった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレものすごく良かった!!何度読み返してもきっと同じように感動するんだろうな、と思ったし、ずっと手元に置いておきたい本
"「ずっと家の中にいたり、同じ場所にいるからって、同じような生活をしていて、一見落ち着いて見えるからって、心まで狭く閉じ込められていたり静かで単純だと思うのは、すっごく貧しい考え方なんだよ。
人の心の中にどれだけの宝が眠っているか、想像しようとすらしない人たちって、たくさんいるんだ。」"
"浮ついたことが好きな人たちは、きっと無駄にしてもいいような愛情、どんどん水道の水みたいに流してもまだまだ溢れてくる愛情に無頓着になってよかった人たちに違い -
Posted by ブクログ
ネタバレおもしろかった…!
ページをめくる手が止まらないとはこのことか。
あらすじとか全く知らずにほぼジャケ買いだったのですが、まず設定がおもしろい。
自分が殺されそうになったところを培った営業術で回避。殺し屋の営業として働くことになるが、監禁・監視されながら時には暴力も振るわれる。
途中までは平凡な人間、まともな人間と称されていた鳥井だが、ある場面からだいぶヤバい人になっていく。
環境が人を変えたというより、鳥井が自分の本質にあった環境と出会ってしまった、というところが、なんとなく罪悪感なく読めた。
本当に平凡な人が、生きるために唇噛み締めてアングラ世界で生きていかなければならなくなった、なんて設定 -
Posted by ブクログ
恋愛のゴールって一体どこなんだろうと思いました。
付き合って結婚して一緒の墓に入る、みたいなのが一般的なゴールとして知られているけれど、それはゴールのひとつなだけかもしれない。
どの恋愛もいつかは終わる。その恋愛ひとつひとつにそれぞれのゴールがあって、成就しなかったような恋にだって、恋する側にも恋をされる側にもゴールがあるんだろう。ゴールがあるけれどどこに向かって走っていくのかわからない。素敵なものであって欲しいけどいつだってそうとは限らない。恋愛ってよく考えると気持ち悪かったり、期待させたり、がっかりしたり、寂しかったり、性欲だったり、なんだか色んな要素が絡み合っている。だけどしてしまう。い -
Posted by ブクログ
面白かったのでほとんど一気に読んだ!
家族四代記だから、上巻に比べて下巻の登場人物が多いったら。
眠れない夜にそのひとりひとりを思い出してみたりして楽しかった笑
これ、著者が英語で書いたものの、日本語訳なんだね。てっきり韓国の文学だと思っていたけど、巻末の解説を読んで、納得しました。
なんにせよ本当に面白いのでおすすめします。
「パチンコ」ってタイトルが、俄然生きてくる下巻。
コ・ハンスの心情、内心の葛藤、本心なんかも、知りたかったな。
地味で強情なソンジャも、
高潔でザ・聖女なキョンヒも、
現実に生きるヤンジンも、
モーザスの妻裕美もみんな知り合いのように思える。
そしてノア。繊
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