小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ2つの物語が描かれている。
1つ目は夜市。
2人の人間が夜市に行く話。
そこには昔、お兄さんが夜市から出るために弟を人攫いに売った。何年か後、お兄さんは大金を持って弟を買いなおそうとした。
だが、弟は売られた後、逃走し、若さを売り、お爺さんになっていた。そのおじいさんが、夜市を案内してくれた人だった。
2つめは古道というところに小学生2人の男の子が入り、出るまでにとある古道で産まれたため、一生、古道から出られない少年と出会う。
色々あって、小学生の1人が死んだ。
結果は生き残った小学生は家に帰り、死んだもう一人の小学生は生き返らせることができず、
幽霊として古道の先に歩いて行った。
妖 -
Posted by ブクログ
前半の鴨川ランナーと後半の異言、
きみとぼくで対照的だった。
鴨川ランナーが好きだった。文章が綺麗で、読んでいると涙が出てきた。大学時代を京都で過ごしたということもあり、情景が全て想像することができ、想像の中でも京都は本当に美しい街でキラキラしていた。
「きみ」の知らない言語の中でその国の人は毎日を過ごし無関係に動いているのを想像している京都への憧れと、最後は京都に飽きてしまっていた対比が印象的だった。どこまでいっても日本人にはなれない歯痒さや、自分がいるせいで純粋な日本語が聞けないという葛藤を描いていた。
心にぶわっとくるようなそんなお話しだった。 -
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熱いね。熱過ぎる。
私はやっぱりこういう刑事物が好きです。
文章は硬質で、出てくる男たちは荒々しい。だけど、描かれる人間の心理描写は緻密で繊細。刑事も、被疑者も、被害者も、生々しい人間たちがぶつかる中で生じるミステリの先の読めない緊迫感。
F県警強行犯捜査一課
一班 朽木
二班 楠見
三班 村瀬
県警の誇る精鋭部隊のリーダーたちが己の手柄をかけて熾烈に争う様。めっちゃくちゃ面白い。
全6話の短編集。それぞれの話が異なる視点人物で描かれることでF県警捜査一課の雰囲気が立体的に描かれて行く。
そして、最後の「モノクロームの反転」で彼らが直接ぶつかりあう。
熱い。続編あるのか。読むしかない -
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本当に青山さんの本はどれも、読み終わったあとの満足感と心が温まる感じがたまらないなと思った。
今回は今までわたしが読んだのと違う恋愛の物語だったから、読む前は心がほっこり温まるような物語ではないのかなと思ってた。けど、予想を超えてくる大掛かりな伏線と、いつもの青山さんの温かい言葉遣いで読んで良かったなと心から思った。
エピローグを読んだあと、思わず4つのエピソードを読み返してしまうぐらい、最後伏線を暴いていくのが楽しかった。あと、タイトルの赤と青が各エピソードの小タイトルにも表されていて、お話を読んでいるときに赤と青を見つけたときは楽しくてウキウキした。
やっぱり青山さんの書いた本は全部コ -
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ネタバレ最初はYouTubeでこむぎさんのことを知りました。
私自身もパニック障害や躁鬱を持っているので、よく病気の方のYouTubeは私も頑張るぞの気持ちで拝見させていただくのですが、正直最初に見つけたときは衝撃的でした。交通事故にあってしまったのかと勘違いするほど、、、これが日常であることに驚きと、もっと知りたいという気持ちで動画を全て拝見させて頂いたことを今でも鮮明に覚えています。
しかし、動画から、こむぎさんの病気との向き合い方、人柄、話し方など、
尊敬するところばかりで、可哀想という言葉ではなくて、こむぎさんのような人が生きやすい世の中であってほしい、そして私も自身の病気が、どうせ皆には伝 -
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ネタバレ旭川にある禁域<黄泉の森>でリゾート開発を進めようとした作業員たちが、なにかに襲われた痕跡を残して失踪する。7年前に家族が失踪した外科医の佐原茜は、相次ぐ失踪事件と家族の失踪の関係を探っていく。
ヒグマの怖さがよくわかるとともに、ヒグマをも超える謎の生物に迫るバイオホラー。バイオホラーと銘打たれてはいるが、ミステリ、SFといった要素もあり、それらが最後に上手くまとめられた結末となっていた。真相にギリギリまで気付かせない構成も素晴らしかった。安易に小此木がベクターだと思ってしまったが、まさかの茜自身だった。確かに伏線は散りばめられていたけど、あまりにも自然すぎて全くおかしいと思わなかった。天久シ