ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ふじさん

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    私はさくらももこ先生のことが大好きなので問答無用で満点評価。
    仲間と楽しく過ごす日々や美味しそうな食べ物の描写。こんな風に暢気に楽しく過ごしたいものだなあと憧れる。
     もう先生の新たな文章を読むことはできないと思っていたので嬉しくてたまらない。
    「たびたび」も「ふじさん」も大好き。
     先生の毒とユーモアがある文章を読むたびに
    「本を読み始めて面白さに気づいた小学生時代」を思い出す。
    エッセイやちびまる子ちゃんが置かれた本棚に
    新たな一冊が加わったことは幸せだなと思う。

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    2026年09月12日
  • 国宝 下 花道篇

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    20260912035

    国宝下巻。芸の道に生きる主人公、その周りの人々を巻き込んだストーリー。すばらしい。

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    2026年09月12日
  • ミーナの行進

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    中学生のころの自分にも読ませてあげたい。大人の今でも少女に返って、普通な女の子である主人公に共感しながら、どきどきする展開にひきこまれながら、洋館やコビトカバの姿をありありと目に浮かべながら、一気に読んだ。優しい気持ちで、一緒に思い出を振り返ったかのように、読み終わった。
    それぞれ抱えるものがありつつも根っこに自然な愛を持ち続ける大人達が美しい。

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    2026年09月12日
  • 木曜日にはココアを

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    星5
    大好きな作品です。
    連作短編集なんですが、お話が繋がってると言うより、人で繋がってる感じです。
    最後の方の一文に、はっとさせられ、温かくて大好きです。
    この作品から青山さんを読むようになりました。

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    2026年09月12日
  • インデックス

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    『インビジブルレイン』を経て池袋署へ異動した姫川玲子。現在の事件から若き日の姿まで、『ブルーマーダー』前後の時間をつなぎながら、さまざまな玲子の貌を描く全8編の連作短編集。

    第2シーズンまで来て、ようやくこのシリーズならではの楽しみ方が分かってきた気がする。
    長編で濃密な物語に浸り、短編集で少しひと息つきながら人物や物語の隙間を味わい、そして次のシーズンへの期待を高めていく。この流れが実に楽しい。

    中でも、若き日の玲子を描いた「彼女のいたカフェ」はどこかほっこりさせられ、「落としの玲子」では、今泉管理官をやり込めてしまう玲子がなんとも面白い。一方、「夢の中」「闇の色」は、長編になってもおかしくないほど内容が濃く、短編集だからといって満足感が薄れることはなかった。

    『シンメトリー』でも感じたが、長編に盛り込めばテンポを損ねそうな人物の日常や過去、事件の余白を、短編だからこそじっくり味わえる。そうした物語が加わることで、シリーズの世界が少しずつ厚みを増していくのが嬉しい。

    さらに、ここから先へつながっていきそうな気配も随所に感じられ、ひと区切りついたはずなのに、気持ちはもう次のシーズンへ。
    長編が物語を前へ進め、短編集がその世界を横へ広げていく。そんな読み方ができるのも、このシリーズの大きな楽しみになってきた。

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    2026年09月12日
  • 蜜蜂と遠雷(上)

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    星5
    上下刊読んでの感想となります。

    凄い作品です。
    日本で開催される国際的なピアノコンクール。
    そこに3人の天才が現れます。
    ピアノを文章で表現するんですが凄い。
    魅力的なキャラクターがたくさん居て、人気投票出来そう。
    私は、亜夜と明石が大好きです。

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    2026年09月12日
  • かがみの孤城

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    星5
    大好きな作品です。
    途中読んでて、これは中高生が読む物かなぁ、って思ったんですが、狼の正体もビックリしましたが、特にエピローグが素敵です。
    ぜひ、読んで欲しい一冊です。

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    2026年09月12日
  • 看守の流儀

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    すごくよかった!!!
    サスペンスとしての読み応えと刑務所という自分が知らない世界の新鮮さ、人間ドラマ、この人なんなんだろう?という読み進めるための引っ張る力……
    全編にこれらがあって、ページをめくる手がとまらんってこういうことね!って感じでした。
    刑務官を中心に、刑務所のことを丁寧に描写してくださり、どういう感情を持ちやすいのかも伝えてくださるので、感情移入がしやすく感じた!

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    2026年09月12日
  • 歌舞伎座の怪紳士

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    生きていくことはハッピーなだけじゃない。でも、きっと大丈夫。
    相手は自分を攻撃しようと思ってなくても、そうかもしれないとプレッシャーを感じてしまうこともある。それが些細な一言で救われることもある。そうやって、ちょっとチクチクする気持ちを大丈夫だよって、そっと背中を押してくれる。歌舞伎見てみようかな。

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    2026年09月12日
  • エレガンス

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    実在の人物を主人公にした、テーマ性の高い力作。個人的にはもう少し時代やテーマをミステリー的に深掘りして欲しかったところ。

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    2026年09月12日
  • 盲目的な恋と友情(新潮文庫)

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    ネタバレ

    はじめは単なる恋愛小説かと思っていたのに、最後の展開があまりに衝撃的で、読み終わってため息が出た。
    別作品も読んだけれど、人間の虚栄心や自己愛、歪んだ執着心といった複雑で繊細な感情の描き方があまりにも上手いと思う。文章も難しすぎるわけではないのに、美しくて読むのが心地よい。蘭花の凛とした美しさが想像できるような文章だった。ミスリードからの、真実が明らかになる瞬間までが怒涛すぎて。登場人物たちの心情が強く関わっているから絶対にわからないだろうと思うのに、ほの暗い執着心に妙に共感してしまったりもした。傲慢と善良に似通う部分もあったように感じた。恋のパートも友情のパートも、出力は違っても根底には執着と支配欲があるように感じられた。すごく好きです!

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    2026年09月12日
  • 枯れ枝に桜

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    若い男娼と高齢の女性客たちの話。
    「娼年」(映画見たけど原作は未読)や渡辺淳一さんみたいな空気感があった。
    「最奥に棲む」に鳥肌がたったし、「最期の宴」のシスターフッドに胸がいっぱいになった。
    人物描写が濃厚で、むせそうになった。そこが良い。

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    2026年09月12日
  • すこやかなひとりぼっちの守り方

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    心に留めておきたい言葉がたくさん詰まってた。ひとりぼっちと感じる事が多くて、この本の題名に惹かれて手に取った。出会った人の善意の言葉に、もっと心を向けていこう。そして自分もそんな言葉を発する事ができるようにしよう。

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    2026年09月12日
  • 氷河期のゴミ

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    面白かった。時代にあっていると思う。
    実際に起きた事件や過去の出来事が書かれていることで、話に重みが増していた。
    テンポよく、エンタメ性が高い社会派。
    ドラマ化に向いていると思う。

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    2026年09月12日
  • たんぽぽの日々 ~俵万智の子育て歌集~

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    父親だけど心に残る詩、文章ばかりだった。
    なんて優しくて温かい文章を書く人なんだろう。
    子育てが「たんぽぽの日々」であること、日々の忙しさの中で育児をしているとつい忘れてしまうなあ。上手くいかないこと、イライラすることも多いけど、そういう感情もまるっと抱きしめてあげて、子を育てる、子に育ててもらう「たんぽぽの日々」を味わおう。

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    2026年09月12日
  • 鶏まみれ

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    出版区のYouTubeで俵万智さんが勧めていたのを観て読みたくなった。近所の本屋に置いてあったので購入。早速読んでみた。
    率直な感想としては、「とにかく面白いから、人の感想なんか読む前に騙されたと思って読んでください」しかないのだけど。
    とりあえず言葉にしておきたいので書いてみる。

    著者の繁延あづささんは本書の前に『山と獣と肉と皮』と『ニワトリと卵と、息子の思春期』という著書があり、そちらを先に読んだ方が経緯がわかりやすいのではと思ったが、はじめに軽く説明してくれているのでとりあえず本書から読んだ。
    文章が面白いのでスラスラ読めるのだが、経緯の内容が濃厚過ぎて前作が気になってくる。どういうことだ。どういうことだ。

    ともあれ本書の大筋は夫の退職を機に養鶏場をはじめる話で、家族のことやカメラマンの仕事のことなど日常も挟みながら話が進んでいく。生肉を売るには資格が必要で、資格を取るためには食鳥処理場で三年以上の勤務経験が必要。そこで食鳥処理場で働きだすのだが、そこで想像を遥かに超えた体験をする。
    前作で猪狩りに同行した際に著者が感じたという、森の中に死は溢れているが、街では隠されてしまう違和感。食鳥処理場はその間に立つところだった。

    そこでは夥しい数の鶏が流れては食肉となっていく。状況を飲み込む時間もないまま、タイトル通り鶏まみれになりながらひたすら捌き続ける。
    体験を重ねるごとに広がる想像と現実のギャップに湧き起こる「?」。読んでるこちらも頭の中がぐるぐるしてくる。さらに家族や職場の先輩達との何気ない会話が心に突き刺さる。どうすればいいのか。頭の中でオセロのように白と黒とがひっくり返し合っている。なるほど!なるほど?

    凄く濃厚な読書体験だった。余すところなく鶏。鶏肉はとても身近な食材なのに何も知らなかった。著者の繁延さんについて行くだけで、食に関してだけではなく、日本の経済から歴史、労働と対価、子供と後期高齢者まで色々なことがヒヨコのように鶏にくっついてやってくる。

    食肉処理場での光景は、知らない人が見れば壮絶であり衝撃的であるが、その職場を改善すれば済むというような問題では全くない(改善はすべきだが)。それより皆んなが普段食べている鶏肉が、何処からどのようにやってくるかを見たことがない我々の方が「ズレて」いるように感じた。
    それは命の教育とか、食べ物に感謝できるようになるとかそんな話でもない。こんなに大切なことを知らずに生活してるのは勿体ないと感じている。そもそもがズレていたのか。本書を読んだ後だと、著者が言う捌かれた鶏や内蔵の写真の美しさが伝わってくる。

    社会は勢いでここまで来たけど、行く先を見失っている今、あっちこっちと移動しながら都度立ち止まって考えてくれる繁延さんは有難い存在だ。
    著者が様々な現場で感じる「なぜ」が生きる事の全てに繋がっている。それぞれに良い面と悪い面が複雑に重なって、今の社会があることが見えてくる。
    なにより恐怖を伴いながらも(家計の為とはいえ)それに立ち向かう著者の勇気に敬服する。なかなかここまでやれる人はいない。やり遂げることの凄さ。その中で理想と現実の葛藤を抱え続けることのできる強さ。

    食鳥処理場での体験だけでなく、家族との時間や、カメラマンの仕事、他の業種の人達との会話が、本書に温かみを与えていると共に、メディアからは敬遠されている仕事が自分たちの生活と地続きであることを伝えようとする強い意志を感じた。
    物を作る人間としては、繁延さんが販売する卵のパッケージやパンフレットのデザインや販売の仕方、全ての細部に、それらの体験と言葉が滲み出ていて、ぐっときました。これぞ本来のデザインの仕事のあり方だと眩しく感じます。

    著者が感じたこの大きなクエスチョン・マークをより多くの人が読んでくれたらと思った。話はそれからだ。

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    2026年09月12日
  • 悪い夏

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    全体的に暗く、アウトロー感がある。その暗さにこちらも引き込まれそうなほど、章を重ねるごとに話に重みが増す。
    またその展開に読む手を止めたくなってしまうほど。
    ページ数こそ多いが、その分ヒューマンホラーの面白さを詰め込んだ作品である。

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    2026年09月12日
  • カエルの楽園(新潮文庫)

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    カエルが主人公ということもあり、世界観がややポップ。
    しかし内容はとても示唆に富んだ内容であり、一種の啓発本とも取れる。
    そのギャップで、大人と子供、双方の読後の感想を大きく分ける作品であると思う。

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    2026年09月12日
  • 死んだら永遠に休めます

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    ネタバレ

    予想外に非常に面白かった。表紙の絵柄からは想像もつかない展開で非常に驚いた。
    第5章、最後に三井仁菜が真相を説明するシーンは圧巻。そこで仁菜の想像を超える真実が明かされる。

    「総経本部メンバー4人が青瀬を殺そうとしていた。」

    飯野は、青瀬が仕事ができないからという理由で消えてほしいとは語っているが、殺すというのは飛躍しすぎ。パワハラの前川を殺したいのはわかるが、青瀬は殺さなくてもなんとかなると思う。

    5章のあとに、過去のエピソードがあり、エピローグがあるのはよかった。

    こんな会社あるのかなとも思うが、冷静に考えると確かにありそう。
    ここへ行って仕事の改善をしたくてたまらなくなった。
    メンタルがやられるとどんどん悪循環に陥ってしまい、脱出できなくなる怖さがよく描かれている。

    作者の別作品も読んでみたい。

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    2026年09月12日
  • オリエント急行の殺人

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    ネタバレ

    おもしろすぎたー!!

    まさかの全員が犯人!!
    その可能性があるっていうのも分かるけどさー、1人か2人だと思うじゃんね!!!!物語的に!!

    やられましたわほんとに。こんなん書こうと思うのクリスティさんおもしろすぎるて!

    それに最後のポアロもブークもコンスタンティン医師も、かっこよすぎたし、ポアロはただ真実を明らかにするだけじゃなく、そこにいる人達がどう生きていくのかまで考えて、時には真実を明かさないっていう選択もするんだなって思った。
    わりと情があるタイプの探偵ですきだぜ!!

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    2026年09月12日