【感想・ネタバレ】わたしの美しい戦場のレビュー

あらすじ

美しい色。美しい香り。時間をかけ心を尽くして旬を集めることは、わたしの生活そのものだ――。知らない土地に古民家を買って宿のオーナーシェフとなり、各地から訪れる人をもてなすようになった著者。春はふきのとうを摘み、竹の子を掘る。夏は草を刈って桃をかじる。秋は柿を干して鹿肉を焼き、冬は薪を割って柚子を蒸す。12か月の味わい深い物語。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

間違いなく今まで読んできたエッセイの中で一番心に響いた。音、色、匂い、香り、味、光や温度まで本から伝わってくる。私が1番気に入っている一文、「夏至の翌日、月が綺麗だよと息子に誘われて外に出た。」美しく、愛に満ちた日常に涙が出そうになった。

「ある時、ヴィンテージのクープグラスにスパークリングワインを注いでお出ししたところ、声を上げて感激されたお客様がいらした。その方は、目にするもの全てが素敵で、自分がとても大切に扱われている感じがするとおっしゃったのだった。こうした感情の輝きが私を照らして、空っぽになった部分が満ち始める。」この『自分が大切に扱われている感じ』は、どんなにかお客様の心の癒しになったであろう。きっとこの気持ちは、巡り巡って循環していく予感がする。

ご縁があれば、ぜひ私も寿木さんのお宿へうかがってみたい。

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2026年01月31日

Posted by ブクログ

どうやってこんな料理が思いつくんだろうとその発想の豊かさには驚くばかりだ。
目にしていなくても味や香りを想像するのは楽しく、でもやっぱり実際に見て食べてみたいという欲求がむくむくと湧いてきた。
季節の流れや日々の変化に耳を傾けて築かれていく素敵な空間に癒され励まされ、ここまでの生活は難しいけれど生活を彩る楽しさを私も覚えたいなと思った。
全部読み終えて、読み始める前には気が付かなかったタイトルの力強さと美しさにしばらくぼぅっとしてしまった。

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2026年03月07日

Posted by ブクログ

日々を大切に過ごして逞しい。自然の与えてくれる実りの豊かさを感じました。
遠矢山房、寿木さんの料理、味わってみたいです。

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2025年10月20日

Posted by ブクログ

寿木けいさんのエッセイ。『泣いてちゃごはんに遅れるよ』『土を編む日々』、けいさんのエッセイをいろいろ読んできたが、遠矢山房という紹介制のゲストハウス?のような宿泊施設を開業し、ごはんも作っていて、そこでの暮らしのエッセイ。遠矢の様子もInstagramで検索してみたが、写真もとても美しく、一度行ってみたいと思えるものであった。遠矢のメニューも載っているのだが、そのメニューを見るだけで、季節を味わえる不思議。
『泣いてちゃ〜』『土を編む日々』のエッセイは刺さり好きなのだが、今回のはいつもの寿木さんと違うように感じた。が、最後の方に、夏休みのエピソードで、こどもと過ごす時間は短く、仕事をセーブし、収入が減ることを受け入れ、こどもとの日々を大切に過ごす姿がとても印象的で良かった。(いつもの寿木さん)

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2025年09月14日

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