小説・文芸の高評価レビュー
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斎藤茂吉の「赤光」を初めて読んだ時、その良さを分かることもなく、ただ文字面を眺めただけに終わった。小池光さんの「茂吉を読む」を読んだ時は、いかに茂吉は変人で面白い人であるのかを教えてもらった。そしてこの品田悦一さんの「斎藤茂吉 異形の短歌」で、茂吉の短歌がどれほど異形であるのかを知り、その短歌をどのように読み込むのかを、楽しませてもらった。「已然形露出」も真似をしたくなった。茂吉が短歌を作るのは「作りたくなるからである。何かを吐出したいといふ変な心になるからである。この内部急迫(Drang)から予の歌がでる」からだそうだ。そういえば僕もそうである。
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Posted by ブクログ
一台のピアノ、ニーマイヤーという「呪われたピアノ」と云われるピアノを巡る物語。
友澤伸多という新進気鋭の若手ピアニストはジストニアという病でピアノが弾けなくなります。
時は遡り、大正時代アッカ―という日本人の華族である16歳のヨリコを愛するピアニストもまた右手を車に轢かれてピアノを弾けなくなります。
二人のピアニストが弾いたニーマイヤーのピアノとは…。
私は実は読み始めは何の話かわからなかったのですが、主人公はピアノだったようです。
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私もピアノは五歳の誕生日に買ってもらい20年は弾いていました。
中学の時は物凄くよいピアノの先生に当たり、毎日下校してから四時間くら -
Posted by ブクログ
とても素敵な小説だった。
読み終わった後、ああ好きな作品だなって
心がほかほかした。
亡くなった滋郎の妹で、古本屋を相続することになった珊瑚と、珊瑚の親戚の国文科の大学院生、美希喜のそれぞれの視点から物語が進んでいく。美味しい食と優しい人たち、興味深くよんでみたくなる本が詰まっていて、私の大好きな一冊となったな。滋郎さんが亡くなった後もたくさんの人に影響を与えていて、涙が溢れた。心の中で生きているんだなって。
珊瑚さん視点も美希喜ちゃん視点もどう物語がすすんでいくんだろうってワクワクして、途中から一気によみすすめられた。
大好きになった一冊。 -
Posted by ブクログ
大好きなシリーズが久しぶりに発売。
ひかりさんは褒め上手。
毎日『立禅』をやり、足腰は本当に丈夫!
(羨ましい)
だからか、元気!
そして気遣い上手。
ひかりばあちゃんと話していると気分が上がってくるらしい。
本当は知っていることも
『あ、それ知ってるし〜』
なんて、間違っても言わない。笑
相手に花を持たせてあげる。
優しい嘘も上手。
違うな…と、思われることもやんわり遠回りに言って自分で気づいたように仕向けることができる。
これは、なかなかできないことだと思います。
そんなこんなで死ぬ場所を求めて来た人を救ってしまったりと今回も大活躍!
確かな知識を持ち合わせて、でもひけらかさない -
Posted by ブクログ
朝日新聞デジタルの連載を、大幅に加筆修正されたもので、当時読んだことがあったが、大変興味深かった。
英才教育とすると、選民思想が生まれてしまう。
どうやってギフテッドを定義するのか?
横並びの日本の教育では、同調圧力が特異な才能を伸ばす障壁になっている。
「ギフテッド」と聞くと、「なんだ、高知能自慢か」と思われることが多いと思う。
そうではなくて、特異な能力ゆえに周囲と馴染めなかったり、変な子扱いされて除け者にされたり、いじめられたり、授業が退屈と感じて学校から脱走したり不登校になったり…。
本人や周囲の困難を取り除くために、どうアプローチしていくのかが、まだまだ課題となっている現状だそう
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