小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
23歳の夏——この罪を見過ごすことはできなかった。MWA賞受賞作家が放つ瑞々しい青春ノワール
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23歳のハーディ。大学を中退し 寂れた遊園地のお化け屋敷(ダークライド)で働き 給料は奨学金の返済でカツカツ。出来の良い兄にハードリー(めったに~ない)とあだ名をつけられるほど、頭を使わず 頑張らずにその日を気ままに生きている。
面倒なことは先延ばしにするハードリー。その日も駐禁の違反切符を延長する為に市役所を訪れていた。
そこで出会った幼い姉弟。
その身体に煙草の火傷痕を見つける。
どう行動するか逡巡するも、そのうちに母親が姉弟の手を引き 車で去ってしまう。
児童保 -
Posted by ブクログ
主人公とその周りの登場人物を章ごとに丁寧に描いていて、それぞれの視点から読み進めることで物語全体に深みと広がりが生まれ、読後の満足感がすごい。
テーマとしてはセンシティブなものだけど、大阪弁でのやりとりが、軽やかさや温かみを与えていて、読んでいても暗くならずに前向きな気持ちで読み進められるところもよく考えられていると思う。
世間の空気やイメージよりも自分の好きを大切にすることを最終的に選んだ清澄や水青を通して、
男らしさ、女らしさや性別による役割固定といったアンコンシャスバイアスへのアンチテーゼを暗に投げかけているところも時代にあっていてよかった。
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Posted by ブクログ
令和8年の8月が(早くも)やってきました。
昨年の秋に職場が変わったわたしの新年度は、まるで滑るように過ぎていき、あっという間に4ヵ月が経っていたという印象です。
そんな中、職場の方にオススメいただいた「東京バンドワゴン」(現在21巻まで刊行中)は、読み進めて10巻までたどり着きました。
1年に1冊ずつ刊行されるこの作品は、明治に開業した古本屋「東京バンドワゴン」を舞台に大家族が暮らしていく姿が描かれていますが、なんといってもその特徴は、登場人物が刊行に併せて1歳ずつ歳を重ねていくというところでしょう。
店や家族に関わる人物も年々増え、「この人、誰だったけ?」と混乱する時もありま -
Posted by ブクログ
フランス・パリに実在する保護施設「女性会館」の創設者にまつわるストーリー。
本作は、著者が女性会館の前を通りかかったことが執筆のきっかけになったそうです。
約100年前のパリで施設創設に尽力したブランシュ・ペイロンと、現代のパリの施設で代書のボランティアをする弁護士のソレーヌ。物語は二人の視点で交互に描かれています。
『路頭に迷うすべての女性と子供が身を寄せられる施設をつくる』
100年前、まだ女性が自分名義で銀行口座も開けない時代にも関わらず、救世軍ブランシュの人生を賭して成し遂げようとする確固たる意志と行動力に圧倒されました。
一方で現代、施設で代書ボランティアを始めたソレーヌは、
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