小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ読み始めた時は、学生時代や幼少期を間で語りながらメインでは今=30代くらいの生活を綴っていくのかと思っていたが70代までが綴られていて、ある夫婦、家族の生涯を覗き見した気分になった。
主人公の光が息子がスイミング教室を嫌になったことを知り、辞めることを許可するが夫は「そんなんじゃ逃げ癖がつく」、「男はスポーツをやっていた方がいい、今でも体育会系は評価されやすいんだ」と言った時、夫が解雇された時、転職した夫が仕事に集中できるように努めた時、ベリーショートにすると褒めてくれはしたものの夫の中に「ベリーショートの私」を受け入れる器がなかった時、、、人に言うとそんなこと?と思われるようなことやテレビで -
Posted by ブクログ
以前、文芸誌で本書か東北モノローグを読んだ記憶がある。
いま急に読みたくなったのは、震災があった日が近づいていたからか。
地震や津波、液状化、孤立地帯、SOSの文字、遺体安置所、当時の記憶は色濃く残っている。でも、今より知識の少なかった私は原発のことをあまり理解できていなかった。
放射性プルームが降ったこと、そのことを知らずに地域の方は生きるために外出していたこと、食物への影響など、本書を読んで衝撃を受けたことが何個もあった。あまりに無知だった。
永井玲衣さんの解説がまたとても良かった。
歴史的な出来事は教科書に載るけれど、それによって小さい出来事に纏められてしまうことがある。語り手がいるこ -
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Posted by ブクログ
今作でも最高の鬼才っぷり。邪悪な罠がつまった短編集。
「怨霊」のオチたるや。そんなところに着地するとは。「勝ち組人生」たまにこんな人いるよなー。通帳の数字を見てにやにやするけどやりすぎはね。「どっちが大事」ぞっとするほど面倒な妻だった。「診断」ぞっとするほど他人の意見を受け入れられない母だった。あの救急隊員もね。表題作の「幸せスイッチ」そんなスイッチがあればつけてしまうかも。依存しちゃうだろうなー。「哲学的ゾンビもしくはある青年の物語」この奇妙で不条理な会話の感じが最高にヤスミンだった。
どれも頭おかしくなるよ。良い意味でね。もはやヤスミンファンとして客観視できてないかも?(笑) -
Posted by ブクログ
以前たまたま紹介動画が流れてきました。
その時はただ、学生の頃小説ハマってたし、また小説読んでみるか、程度でした。
ですが友人がこの小説とほぼ同じ状態になったことを聞かされて、読みました。
友人は新夏とも重なる部分はあるものの、すごく丁寧で真っ直ぐな人です。
「応援したい」という簡単な表現ではなく、友達として自分の意見も伝えつつ、1つの正解、参考書のような感覚で読み続けました。
小説もそうですが、作品自体、よく他人事にはしてはいけないなど、話は聞きますがそれが今回友人が同じような目にあった事で気付かされ、噛み締めております。
自分ですら読んでいくのが苦しい、気持ち悪い、そう感じるのであ
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