ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • PRIZEープライズー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    好きすぎて、再読。
    小説家と編集者の創作の裏側が味わえる小説好きにはたまらない作品。何がなんでも賞が獲りたいという主人公の狂気な思いも焦りも、そして次第になりふり構わないようになっていくあたりも人間らしくて好き。

    0
    2026年08月22日
  • ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    読み終わったのがとっても寂しい。
    温かく柔らかな気持ちにさせるノンフィクション。

    人の人生なんて全部知り得ることなんてないけど、その一部を読むことができてよかったと思える一冊でした。

    著者の方もその家族も周りもみんなが幸せに暮らしていってほしいと祈りたくなりました。

    0
    2026年08月22日
  • 生命式

    Posted by ブクログ

    別の星の人が書いた小説かと思った。ページを捲るたびに脳が180度回転するような感覚に襲われた。
    内容がぶっ飛んでいるとはいえ、文化・常識・道徳・倫理は我々人間が勝手に決めたことであり、この小説内にもあったがこの先、価値観や倫理観が変わる法律が作られるかもしれないと思った。事実、お葬式は時を得て家族でひっそりと行う式典になっている。この先、またどう変わるのか誰も分からないよなと感じた。
    この短編集では、特に、「素晴らしい食卓」と「街を食べる」と「孵化」が良かった。
    別世界にトリップしたいときに使えるドラッグ本として再読したい。

    0
    2026年08月22日
  • 星を継ぐもの

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ザ理系の科学者たちの議論が面白かった。

    自分の信じてきた理論を絶対に揺るがしたくない学者と、もっと柔軟にあらゆる角度からじっくり検討すべきで、早急に結論を出すべきではないとする科学者。単純に謎を解くだけではなく、科学者たちがどうやって真実に近づいていくのか、その過程そのものが物語になっている。

    特に面白かったのが、本当にわずかなヒントから科学的に分析して、そこに存在した世界の条件まで逆算していくところ。骨格や筋肉の構造から体重と筋力の比率を調べたり、持ち物の素材の結晶構造から重力の強さを推測したりする。ごく小さな証拠から何千万年前の世界を復元していく科学そのものに感動したし、そんなところま

    0
    2026年08月22日
  • 白と黒のソナタ

    Posted by ブクログ

    ピアノに関わる人々を中心にした物語で、読んでいるうちに誰がどこにつながのかチョット振り返り読みをしましたが(記憶力の問題かも)終わってみれば納得という感じでした。

    紆余曲折を経ても目指す道を突き進んで行ける人は魅力的ですね

    0
    2026年08月22日
  • リバース

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ハッピーエンドかと思いきや、ラストでまさかのどんでん返し。
    深瀬と広沢、それぞれが互いを大切な親友だと思っていたこそ、良かれと思って取った行動が、あの結末に繋がるとは……
    結末を知った上で、もう一度読み直したいと思える一冊でした。

    0
    2026年08月22日
  • 凍土二人行黒スープ付き[増補改訂版]

    Posted by ブクログ

    優しいけれど、現代テーマがさり気なく散りばめられた大人の童話を読んでいる気分でした。

    地球ではないどこかの星の話で、パートナー同士の心の通わせ方が、自然で、無理やり過ぎず交わっていく形が心地良く読める。
    家読みという面白い設定のシガとクローンのナガノの関係が、愛とか自由とはどんなことなのか、人生って考え方一つで変わるという哲学的結末も素晴らしかった。
    未来のどこかの惑星とあって、オリジナル用語かたくさん出てくるのが面白く、想像力の豊かな作家さんだと感じた。
    個人的に傑作!何回か読めば更に深い読書体験出来そうです。
    寝る前に読むにもおすすめです。

    0
    2026年08月22日
  • ジェイムズ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    黒人奴隷制は映画や物語の中で見たことはあったが、黒人奴隷の目線で書かれたこの本の内容は衝撃的だった。信じられないほど残酷な白人の奴隷への扱いが、昔実際に行われていたとは、信じたくないが事実なんだろう。暴力だけでなく、黒人奴隷を人間として扱わない行動や思考。なぜそんなことができるのか。人が人を所有するということは絶対にあってはいけない。
    その境遇を主人公ジェイムズや他の黒人の奴隷たちは冷静に見ていて、自分たちが生き延びるためにどうすることがベストなのか見極めて行動している。ただ生き延びるために奴隷らしい行動をし、そして白人を見極めている。俯瞰した白人への評価が痛快なところもあるが、境遇が過酷すぎ

    0
    2026年08月22日
  • ダクダデイラ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    すごく面白くてカクヨムのサイトから書籍購入に誘導する動線もバッチリです。ホラーにおいて注意書きがこんなに的確だったことは初めてなんですが、注意と書かれている所から先が本当に怒涛のグロです。でも人間とは全く異なる行動原理と欲求をもつ怪異を表現するのには必要不可欠なグロでした。読み終わってからもう一度伏線を確認したくなる。面白いけど人に勧められない本No.1。

    0
    2026年08月22日
  • ブラッディダイスの殺人 下

    Posted by ブクログ

    相変わらずグイグイ読ませる流石の作品だった。
    解決するべき事件が一つだけで、話も一本道構成で、シンプルだけれど犯人の異常性が凄くてどんどん話に引き込まれた。
    上巻冒頭のショックシーンも犯人の行動原理が明かされると「ということは」とわかるけれど「じゃあそれをどうやったのか」の種明かしを面白く読み進められた。
    ポーが公私ともに新たなステージに進んだので次巻がどんな展開になるのか早くも楽しみ。

    0
    2026年08月22日
  • オズの魔法使い

    Posted by ブクログ

    あなたに必要なのは自信だけです。危険を前にして、怖がらない生き物はありません。ほんとうの勇気とは、怖くても危険と向き合うことであって、そういう勇気を、あなたはふんだんにお持ちなのです

    0
    2026年08月22日
  • かがみの孤城

    Posted by ブクログ

    引き込まれる世界。
    不登校の子どもたちが、鏡の中のお城に集まる。

    「あーそうつながるんだ!」と最後は圧巻でした。

    0
    2026年08月22日
  • 「考える腸」が脳を動かす

    Posted by ブクログ

    脳が腸に働きかけるのはわかるけど、腸が脳に働きかけるというのはおどろきだった。

    腸は独自の情報システムを持ち、脳からの指令がなくても自律的に動いてるという点もおどろきだった。

    0
    2026年08月22日
  • ファントムの病棟 天久鷹央の推理カルテ 完全版

    Posted by ブクログ

    一見すると非常識で傍若無人な印象の天久鷹央だが、研修医時代は苦労したり、自分の特性で相手を傷つけるかもしれないと悩んだり怯えたり、人間なんだよな
    健太くんとの一件で成長した
    それにしても子供が病気で…はフィクションでも本当に辛い

    0
    2026年08月22日
  • ゾンビ回収婦

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    AIに仕事を奪われ、ゾンビとなった人々を回収する仕事についているけれど、しかし、たとえ無意識にではあっても、そしてどれほど病んでも、模範的な労働観というくびきからは逃れられない。そういうことが言いたいのかな、と思った。前作『猿の戴冠式』からテーマは変わっていないけれど、しかし、前作の安直なラストを反復せず、著者は抑制された表現に努めていると思う。

    0
    2026年08月22日
  • 三千円の使いかた

    Posted by ブクログ

    お金の話をしているようで、実は「物事をどう捉えて生きるか」の話だった。
    登場人物たちが直面する出来事は必ずしも自分の身近なものではない。それでも、友人と比べてしまう気持ちや、投資をどうしようか、お金とどう向き合っていこうか……と考えてしまう感覚など、ところどころで現実と掠める。その「ありそう」が積み重なることで、現代日本の生活を覗いているような妙なリアリティがあった。

    それぞれが抱えている問題が少しずつほどけていくので、生活小説でありながら問題解決もののようなカタルシスもある。そしてラストが「こんなのファンタジーじゃん!」とリアリストな自分が叫びつつも、好きだった。すべてがきれいに解決したわ

    0
    2026年08月22日
  • ムギと王さま 本の小べや1

    Posted by ブクログ

    池澤春菜さんきっかけで手に取ってみた。きっかけがなければ自分では辿り着けなかったであろう作品。

    最初は不思議な世界観だなーと思うくらいであまり乗っていなかったのが、『レモン色の子犬』で面白さに気付き、『西ノ森』で美しさに気付いた。そして一番好きなのは『小さな仕立屋さん』。

    0
    2026年08月22日
  • 夜行観覧車

    Posted by ブクログ

    普段は小説を読まないが、友人に勧められ読むことに。

    本当に面白い作品で、するつもりは毛頭なかったのにぶっ通しで読み続け、数時間で読破してしまいました…

    作中、随所で
    同じストーリーのはず…なのに、視点が変わる度に感じ方が変わるなぁ…
    一人一人の登場人物が鬱陶しいはずなのに、視点が変わると同情の気持ちが湧くなぁ…
    という感情を抱いていた。

    ラストの小島さと子の一言…
    「長年暮らしてきたところでも、一周まわって(観覧車から)降りたときには、同じ景色が少し変わって見えるんじゃないかしら。」
    このセリフを読んだ時に、湊先生がそれらを意図していたことを確信した。

    本当に心躍る読書体験でした!

    0
    2026年08月22日
  • ガラスの街(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    頭良すぎる‼️‼️‼️‼️‼️‼️
    めちゃくちゃ面白かった。
    メタ構造というか、色々な二重構造があり、成り代わりがあり、物語としても構成としても新鮮に読める。

    0
    2026年08月22日
  • シュレディンガーの密室

    Posted by ブクログ

    読む手が止まらず、一気に読んでしまいました。
    最後の最後まで心を掴まれっぱなしで、読み終えたあともしばらく余韻が抜けません。
    忘れられない一冊になりました!表紙のデザインもすごく好みです!

    0
    2026年08月22日