【感想・ネタバレ】ようこそ地球さんのレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年10月24日

 最も印象に残ったのは、「処刑」である。
 罪を犯し、処刑用の星に飛ばされた男は、生活に必要不可欠な水をもたらし、またいつ爆発するか分からない「玉」を持ち、星を巡る旅に出る。死の恐怖と戦いながら玉のボタンを押すが、ある瞬間から、ボタンを押すことに躊躇がなくなる。そのときの男の気づきが、この短編の本質...続きを読むである気がした。
 死は、日常にありながら非日常のように扱われ、人は死について考えず、また考えようとしない。しかしながら、死の可能性は生きる私たちの周囲に無数に存在し、今生きる私たちはその死へ繋がるルートを幸運にも逃れてきたに過ぎない。そして、この先も、死の可能性は私たちにつきまとい続ける。
 これは、死の恐怖と戦いながらボタンを押す男と、何ら変わらないのかもしれない。

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Posted by ブクログ 2023年03月09日

SFチックなショートショートでとても読みやすい
星新一特有の世界観とその中にあるブラックな要素がクセになる
昔の作品なのに今読んでも色褪せない

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Posted by ブクログ 2023年01月04日

星新一さん、科学者のような視点から作り出すショートショート。吹き出してしまいそうなオチがあったり、心あたたまるエンディングであったり、とにかく楽しく読める。
特に気に入ったのは『処刑』。いつ死ぬかわからないのは玉が爆発する時をハラハラ待つのと同じ。いや、元気に生きていても手元にいつ爆発するか分からな...続きを読むい玉があるかもしれない。いつも人間は死刑執行を待っているのかも知れない。死を感じながら、死を恐れて、生に執着して生きてるのが人間なんだな。
『愛の鍵』ドアを開けるための言葉。「楽しかったわ」が「ごめんなさい」に代わり、2人の心が繋がる。他のストーリーにはない微笑ましい話。

地球が星新一の描くような星にならないことを祈ります。

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Posted by ブクログ 2022年11月07日

NHKで星新一さん原作のドラマをやってたこともあり、影響を受けて『きまぐれロボット』以来読んでみた。
私事だけど、通勤がバスに変わってバスの中読むには短編集が時間的にちょうど良くて気持ちの切り替えに向いている。
星新一さんの本を読むたびに勤務地が変わったばかりのこの時を思い出すことになるだろう。

...続きを読む宇宙や未来など夢のあることばかりではなく人間としての営みから生まれる歪みや感情のずれ、勘違いなどこの現代にも同じように通じることばかり。
どこか皮肉めいていてフッと笑いたくもなり、ゾワッとする怖さだったり、それを短編で上手くまとめている天才だと思う。

特に
「霧の星で」
「見失った表情」
「処刑」は私のお気に入り。
人間自体もその感情も複雑でまるで宇宙。
それは地球にいてもどこにいても変わらないんだろうな。

他も読んでみたいし、またこれも忘れた頃に読み返そう。

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Posted by ブクログ 2022年09月23日

始めてから最初に登録した本です。
星新一は私の好きな作家ですが、この本は中でも好きな1冊です。
スラスラと話が進んでいくので読みやすいし、独特な世界観も親しみやすいです。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年09月13日

どんでん返しが待ち受ける42篇。『不満』語り手が人間ではなく猿で、最後に人間を滅ぼす物語。『待機』着陸した惑星を侵略するつもりが、その惑星の住民たちによって地球が逆に侵略される。
短いからと侮るなかれ。読書が捗るショートショート集。

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Posted by ブクログ 2022年06月29日

☆5では足りない面白さだった。
私のベスト本10冊を決めるとしたら、ランクインすると思う。
たくさんのメッセージと人間や世の中への皮肉がうんと込められていて、ズシンと心に残る。
それでいて面白くてユーモアに富んだストーリー。
たった数ページ、十数ページの短いストーリーでありながら想像もつかない展開。...続きを読む
はぁ、ため息が出ます。
読み終わってから2週間くらい経ったと思うのですが、いまだに余韻が消えません。

単純に面白くて笑ったのが「西部に生きる男」。
星新一はこんな話も書くのかと以外だったのが「愛の鍵」。
そして珠玉の短編ばかりのこの小説の中でも、ずば抜けて良かったのが「処刑」と「殉教」。

「西部に生きる男」
西部で決闘が行われる。
男は相手の裏をかくが、相手も負けずに裏をかく。
裏をかきすぎて、もはや何が何だかわからない。
最初は真面目に読んでいたが、途中から笑いを堪えられず。

「愛の鍵」
本当は相思相愛なのに喧嘩をしてしまった恋人たち。
最後にステキな展開が起こる。
星新一といえばシュールな短編のイメージが強く、背筋が冷たくなるようなオチが待っているのではとドキドキしながら読み進めたが、まさかの(?)ハッピーエンドに。
こんなパターンもあるのか、と新鮮。

「処刑」
犯罪者は、銀の玉を持って処刑地である惑星にパラシュートで降ろされるのだった。
ボタンを押すと水が出る、けれどいつか爆発して死ぬのだ。
1回目なのか、100回目なのか、それは誰にもわからない。
どこからか聞こえてくる爆発の音は誰かの命が絶たれた音。

諦めて、無気力で、生きた心地もしないまま、恐怖に慄きながらボタンを押して毎日をやり過ごす。
どれだけの月日が過ぎたのかもわからない。

けれど、主人公ははたと気付いたのだった。
これは地球での日々と実は何も変わらないのではないかと。

鳥肌が立ちました。
根拠のない漠然とした未来への不安と恐怖を抱えて日々生きる人間のなんと多いことか。
私はそんな風に生きたくない。

「殉教」
死者との通信ができる機械の発明。
そこでわかったことは、死の世界はとても素晴らしいということだった。

今まで人間の根底にあった死の恐怖がなくなったことにより人々を制御するものがなくなったのだった。

「処刑」のあとに「殉教」…これ、わざととしか思えません。
私が「殉教」の世界の中にいたらどうするのか。
もしかしたら私も死の世界を選んでしまうかもしれないと思うのです。
死にたいということではなく、この大きな流れの中、仲間がいるかもわからないのに生き残ることが正直怖い。
そんなことを考えてしまう自分に戦慄しました。

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Posted by ブクログ 2019年05月06日

ショートショートの枠の中に、風刺の効いたブラックな世界が広がる。
今読んでも、ぞっとするほど怖い。
セキストラ、空への門、愛の鍵、処刑、殉教などが特に凄みを感じた。

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Posted by ブクログ 2018年01月08日

アッと驚く大逆転が満載な42本のショートショート集。予想の斜め上を行く意外な結末であったり、我々が普段なにげなく信じている倫理・道徳であったり、日々の生活の中でスルーしている事柄であったり、そんな色々なものが、短いストーリーの中でひっくり返される衝撃たるや! そして作中で提示される逆転の数々は、いず...続きを読むれ現実に起こり得るかもしれないリアリティを含んでいる。批判的精神の鋭さに唸らざるをえない一冊。

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Posted by ブクログ 2016年09月04日

私が星氏のショートショートと出会ったのは中学の教科書に収められていた「友好使節」だった。本書はそれを含んだ作品集で、実に切れ味鋭い作品が並ぶ。
特に「友好使節」から入った私はいわゆるアイロニックな笑いを求めた軽みが星氏の持ち味と思っていたが、本書に収録された「処刑」のストイックさと荒寥感に驚いた。氏...続きを読むの作品の中でも一、二を争う長さだろうこの作品のなんとも云えない怖さと虚しさに胸を打たれたのだ。
また「探検隊」は美談として『南極物語』というタイトル映画化された実話を星氏なりの皮肉な視点で描いた作品。
その他の作品も粒ぞろい。
それよりもいまだに絶版になっていないことを喜ぼう!

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Posted by ブクログ 2016年10月25日

今回は42編のショートショートが収録されています。
ただ「ようこそ地球さん」という物語はありません。

面白かったのは「桃源郷」「神々の作法」、個人的に好きなのは「蛍」「愛の鍵」「小さな十字架」「見失った表情」考えさせられるのは「テレビ・ショー」「処刑」「殉教」かな。
特に「愛の鍵」「小さな十字架」...続きを読む「処刑」「殉教」が秀逸。
表紙も素敵でまた読みたくなる一冊。

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Posted by ブクログ 2024年01月19日

この作品は「ボッコちゃん」と対になる、星新一の初期短編集であるらしい(あとがきより)
確かに、「星新一らしさ」が少なめのショートショートがあったり、ショートショートでまとめるには少し長い短編作品があったりと、まるでおもちゃ箱のような1冊。→

その中でも特に印象に残ったのは、「処刑」。
地球で罪を犯...続きを読むしたものは「赤い惑星」に「銀の玉」を持たされて流刑される話。水がない惑星なのだが、銀の玉に付いているボタンを押せば飲み水が手に入る。ただし、何回かに一度、激しい爆発が起こる確率があり、爆発が起これば確実に助からない……これはすごかった。星新一氏の本はわりと読んできたが、この読み心地は初体験だった。ラストも含めて素晴らしい。

他に好きな話は「ずれ」「セキストラ」「空への門」「見失った表情」「開拓者たち」「復讐」「最後の事業」。
昭和36年以前の話なのに、今読んでも楽しめるのはさすがとしかいいようがない。

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Posted by ブクログ 2023年12月03日

2023.12.03
昭和36年より前の作品が集まった短編集。
素朴だがちっとも古びた感じがないのがすごい。

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Posted by ブクログ 2023年07月12日

あとがきによると名作「ボッコちゃん」から選考漏れした作品を収録したとのこと。だからと言って面白くないかというと、そこは星新一、圧倒的なクオリティのSSが揃っています(ただあちらに比べるとブラックな要素強め?)
シチュエーションは近未来を舞台にしたSFと、共通してますが、そこから、ホラー系、コメディ系...続きを読む、ほっこり系と多種多様なお話が入っており、流石の一言。
個人的に好きだったのは「セキストラ」「天使考」「ずれ」「復讐」「処刑」「殉教」。
特に「処刑」と「殉教」は人間の死生観に強く問いかける内容となっており、考えさせられる内容でした。 
短編集の最後を締めくくるのが「殉教」なのもある意味著者なりの風刺というかそういう意図もあるんですかね、考えすぎかな?

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Posted by ブクログ 2023年06月26日

アイデアで溢れてて、皮肉がきいてて、一つ一つ独創的で。この人の頭の中はどうなってるんやろうと思った。最後に「殉教」を持ってきたところに痺れた。

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Posted by ブクログ 2023年04月02日

星新一さんの頭の中はどのようになっているのだろうか?
次々と作られる物語の発想、アイデアは凄い。
「処刑」「殉教」は死の恐怖というものを考えさせられた。
「愛の鍵」も見事、良かった。

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Posted by ブクログ 2022年12月26日

「ぽっこちゃん」と並ぶ星新一入門的一冊。宇宙関連のショートショートが多め。最後の1行までオチがわからない話も多く面白い。昭和30年くらいの宇宙観を想像し、当たってること当たりそうもないことを楽しむのも一興(笑)「処刑」「廃墟」「悪を呪おう」「通信販売」「復讐」あたりが好きだった。

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Posted by ブクログ 2022年08月22日

初めて星新一のショートショートを読んだ。もともと長編が好きであって、短編だと物語の厚みがどうしても劣ってしまうから好みではないけど、さらに短いショートショートというジャンルはすきま時間に一話を読めるのでとても気軽に感じる。もちろん短いだけあって物足りなく感じる作品もあったが、短いにも関わらずよくこん...続きを読むなネタを思いつくなと思わせるものもあり、こんなにもたくさんのアイデアを出す筆者に感心した。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年04月30日

やはり星新一は安定の面白さ…制覇したいなぁ…

日常を簡単に忘れさせてくれるし、想像力も豊かになる

7:3くらいの割合でバッドエンドがあるから、割と覚悟して読むことが多い
3割のハッピーがくると、あら?いい話じゃない…!!ってなってハッピー度が増す
バッドエンドのダークな話ももちろん好きだけど、そ...続きを読むのハッピーな話がとても好きだし貴重だし素敵

エッセイは面白くなかったけど(笑)、やはり素晴らしいショートショート作家さんだと思う…好き…

・天使考
人が死ぬと仕事が生まれるっていう設定が面白い。
でもやってることは人間の仕事と似てる

・不満
サルだったのか、、
サルが地球を滅ぼすとは!

・愛の鍵
ステキな話!!

・信用ある製品
わたしの好きな矛盾の話…!わたしだったらやはりホコタテしちゃうな。人類全滅するけど笑笑

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Posted by ブクログ 2017年11月18日

発行が昭和47年であり、少し古いため、当時の未来やテクノロジーに対するイメージが色濃く反映されており、少しこそばゆい感じがした。しかし、根底にある「人間とは」「生きるとは」といったテーマは常に心にくるものがあった。中でも「処刑」は特にオススメ!!

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Posted by ブクログ 2015年08月04日

あとがきで発表年見てびっくりした。人類初となるロシアの有人宇宙ロケット打ち上げの年なんですね。その世代で生み出されたこの発想、作者の想像力に脱帽です。ストーリー展開も、シュールなもの、怖いもの、笑えるもの、ホロリとさせるものとバラエティ豊かで読むものを飽きさせない。
同世代に生み出されたという、ボッ...続きを読むコちゃんも、いつかも読みます。

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Posted by ブクログ 2015年06月10日

星新一は何を読んでも面白い。初期の短編という事で、星新一ワールド全開と言うわけではないが、こんな感じのショートショートも発表しているのだと思えば、かえって新鮮かもしれません。

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Posted by ブクログ 2023年12月25日

◆雨 : バカバカしさNo. 1
◆不満 : 人間の勝手さを考えさせられる。
◆西部に生きる男 : ギャグっぽくて面白い。
◆ずれ : 少しのずれが繋がらない様でいて、全て繋がっている面白さ。

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Posted by ブクログ 2023年02月11日

地球人と異星人、宇宙と地球をモチーフとしたSF短編42遍が収録されている。短いストーリーにオチをつけるショートショートを楽しむのが苦手であったのだが、印象に残ったのは、「天使考」である。

「天国はずっと独占事業だったので、天使たちは、しだいに役人臭をおびてきた」という最初の一文から、登場してくる天...続きを読む使たちが可愛かった。天国は一つしかないので、放っておいても、地上で死んだ魂はやってくる。そのため、天使たちは、真面目に働かなくても職を失うことがない。次第に天使たちは、「雑談やふざけっこをしながら、いばりちらしてい」るだけになり、「太陽のかけらで作った勲章がほしい、ほかの星の天国に出張したい」などと、図々しくなった。
こうした態度を見かねた神さまは、真面目に働かなければ、世界を作り直して、土木工事をさせるぞと脅し、「ガブリエル社」と「ミカエル社」に天使を分けて競争させることにした。

競争というのは、より多くの死んだ人間の魂を勧誘するというものだった。天使たちは、人が多く死にそうな場所に行き、それぞれの得意を活かした勧誘戦略を考える。頭が悪く、力の強い天使は、死刑場に張り込む。口のうまい天使は、病院で現世に未練のある魂を説得する。
それぞれの天使が、自分の特性を活かして働こうとする姿がかわいかった。ただ、そうしたことを繰り返すうちに、なぜ自分たちが働くようになったのかを忘れてしまう姿は、社会の縮図のようでもあった。



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Posted by ブクログ 2022年11月01日

タイトルの如く、宇宙や未来がテーマになった話が大多数を占めている。
テーマ的に?なのか、少し似たような内容やオチが予測できる内容のものがあるかなという印象。
個人的に、星新一初心者におすすめではないかも。

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Posted by ブクログ 2022年09月27日

「もしこんな世界だったらおもしろいな」の可能性を、たくさんくれる本。
一生分の宇宙人を摂取した。
星新一のショートショートは、その中にしっかりと起承転結があって、ある意味様式美とも言えると思う。
60年以上前に書かれたのに、古さがなく色あせないのはすごい。
おすすめされた処刑は、よくこんな設定を考え...続きを読むられたなという印象が1番にきた。
人間が、こうされたら1番きついししんどいっていうのをよくよく分かってるなと思った。残酷。苦しみの日々が最大限になるように仕組まれていた。

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Posted by ブクログ 2022年09月13日

記録をつけ始めてから初めての星新一作品。

昔は読書自体あまり得意じゃなくて、1話が短いという理由ですごくハマってた記憶。

久しぶりに読んで感じたのは星新一と宇宙の親和性の高さ。とても短い文章の中でひとつの物語を完結させるために、いかに読者に現在の設定と突拍子もない背景を受け入れさせるかがカギな気...続きを読むがするが、そこに対する宇宙とか未来という世界観の親和性が高すぎる。

基本的にどんでん返しというか、ちょっと無理矢理な起承転結が面白さの原動力だと思うが、「宇宙なら(未来なら)そんなこともあり得るか」というギリギリのラインを突いていてどれも面白かった。

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Posted by ブクログ 2019年10月30日

ショートショート。人間の性癖を皮肉っぽくとらえている。宇宙に関するものが多い。すべて昭和36年6月以前の初期作品とのこと。科学の進んだ現在読んでもそう古さを感じない。2019.10.30

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2017年08月06日

【あらすじ】
文明の亀裂をこじあけて宇宙時代をのぞいてみたら、人工冬眠の流行で地上は静まりかえり、自殺は信仰にまで昇華し、宇宙植民地では大暴動が惹起している――人類の未来に待ちぶせる悲喜劇を、皮肉げに笑い、人間の弱さに目を潤ませながら、奇想天外、卓抜なアイデアをとりまぜて描いたショートショート42編...続きを読むを収録。現代メカニズムの清涼剤とも言うべき大人のための寓話集です。

【感想】

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Posted by ブクログ 2017年02月13日

『星新一 1001話をつくった人』を読んだのがきっかけに、久しぶりに星新一のショートショートを読んだ。
本書は同時に電子書籍でも読んだ。というより、寝る前に一話ずつ、いや一話を読みきらずに寝てしまったことが多かったが、電子書籍で読んだ方が多かった。そして、ショートショートは電子書籍との相性が良いこと...続きを読むを発見した。SFの無機質な世界だからか、紙の残量を気にしなくて済むことが理由なのか分からないが、電子書籍の方が読みやすかった。
これから寝る前に星新一のショートショートを読むことが習慣になるかもしれない。
『ようこそ地球さん』に収められた話では、水が出る球の「処刑」と、死者と話せる「殉教」が良かった。

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