ラバー・ソウル

ラバー・ソウル

小説・文芸
1,210円 (税込)

6pt

洋楽専門誌にビートルズの評論を書くことだけが、社会との繋がりだった鈴木誠。女性など無縁だった男が、美しいモデルに心を奪われた。偶然の積み重なりは、鈴木の車の助手席に、美縞絵里(みしまえり)を座らせる。大胆不敵、超細密。ビートルズの名曲とともに紡がれる、切なく衝撃の物語。空前の純愛小説が、幕を開ける――。高頭佐和子氏の解説も収録。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    ラバー・ソウル
  • タイトルID
    :
    274501
  • ページ数
    :
    688ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年08月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    6MB

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ラバー・ソウル のユーザーレビュー

これは「究極」の純愛小説!
幼い頃の病気のせいで両親からも誰からも疎んじられて生きてきた鈴木誠。洋楽専門誌に寄稿するビートルズ評論だけが唯一の社会との接点だった。ある日、ヒロイン美縞絵里と出会いそこから物語か始まる。。。
前半は執拗かつ残酷なまでにヒロインへのストーカー行為が描かれ、鈴木誠のサイコパスっぷりに不快感を感じるかも知れません。ところがラストは、まるでレコードのA面B面のように世界が反転します。なぜ各章の題名にビートルズの名曲が使用されているのか?歌詞の意味は本文と関係があるのか?ぜひ読んで確かめていただきたい!
「せつない」の一言では表現できない!今まで感じたことのない新しい感動に包まれて、しばらく呆然とすること必至です。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    はぁぁ…ぁ?
    って感じ笑

    これは見破るとか、トリックがわかる人はいないのでは?というか無理だよね?って感じ。
    「護る」の意味。
    なんとも言えない読後感。

    半分超えてからは一気読みって感じだったな。
    プラスティックよりはラバーソウルの方が私は面白かった。

    0
    2026年09月27日

    Posted by ブクログ

    叙述トリックやどんでん返し系の作品が好きなので「びっくりしてなんとも言えない読後感」を味わうことはよくあるが…この作品はそのレベルが高すぎる。
    もちろん「ここ文章怪しいな」「このキャラの行動って意図ありそうだな」なんて思いながら読んだりするが、そうしながらでも全く想像できない終わり方だった。
    しかも「ここ結局どうなったの?」と思うところもなく、完璧に伏線が回収されている。
    今、その読後感の中、頭をぼんやりとさせながら感想を書いてますが、素晴らしい作品だった。

    文庫本の相場の300ページの約2倍、670ページほどあり、内容も醜悪なストーカー行為の描写が続くので読む人によってはきついかと思うが、読み始めたのならできるだけ最後まで読んでほしい。
    この作品を“ただのストーカー行為を書いた作品”という印象で終わらせるには、あまりにも勿体無いから…

    ビートルズは全くわからないけど、『ラバーソウル』のアルバムを聴いてみようと思った。
    ビートルズファンなら、よりこの作品を楽しめるだろうと思う。
    解説にも「『ラバーソウル』を聴いてから読んでも良いのではないだろうか」というような記述があるが、私もそれをオススメする(解説はネタバレ無しで読めるので、先に読んでも良いかもしれません)。

    ビートルズのアルバム『ラバーソウル』から、この作品の着想を得たのかと考えると、作者の発想力がとても悍ましいとすら感じる。
    そしてただその着想を作品にぶつけるだけでなく、完璧なミステリー作品として完成させており、作者の小説家としての才能・力にただ尊敬するしかできないほど圧倒された。
    井上夢人さんの作品はこれが初めてでしたが、他の作品も読みたくなりました。

    0
    2026年01月31日

    Posted by ブクログ

    700ページ近くあったけど
    最後まで面白かった

    ビートルズのことあんまりわかんないけど
    全然大丈夫だったし

    他作もたくさん読んでて
    井上さん調べてみたら
    ビートルズ好きの素敵なおじさまで
    ファンになっちゃう

    分厚めの作品だけに
    これをどう大ドンデン返しにするんだろうと
    期待はかなり膨らむ…

    ちょっと真実を知った時は
    『そんなに上手くいくかぁ⁈』と、確かに疑問は残るけど

    鈴木誠のビジュアルとか、徹底したストーカー行動とか、いろいろな気持ち悪い状況がまとわりついて
    うわぁ……となってる時
    最後に『えええええ!!』となります

    にしても
    鈴木誠さんどんなだったんだろう
    怖いもの見たさ…
    この恐怖もまたよかった

    0
    2025年12月20日

    Posted by ブクログ

    分厚いページ数に、最初は戸惑う。ストーリーもくどく感じ、戸惑う。しかし読み進めていくうち、この世界観に引き込まれました。気づいたら徹夜までしてしまいました!
    悲しすぎるよ。こんな結末…。でも、良い意味で読者を裏切ってくれてありがとうございます。

    0
    2025年08月26日

    Posted by ブクログ

    ストーカーを続ける主人公の物語だったが、単純に「気持ち悪い」と切り捨てることはできなかった。もちろん行為そのものは常軌を逸しているが、その執着の裏にある感情や、ふとした瞬間に見せる人間らしさに、どこか共感してしまう部分があった。相手の一挙手一投足に一喜一憂し、勝手に意味を見出しては振り回される姿には、誰もが一度は経験したような「好き」という気持ちの極端なかたちを見た気がする。だからこそ、どこか羨ましさのようなものすら感じながら読んでしまった。
    最後の展開は想定外だった。

    0
    2025年08月02日

    Posted by ブクログ

    ビートルズという偉大なる存在をここまで物語に昇華させた手腕に脱帽。
    ビートルズ好きには見事という構成と各章を含めたタイトルに込められた意味。

    主人公・鈴木誠は、容姿に強いコンプレックスを抱え
    36年間女性とほとんど関わりのない孤独な人生を送ってきた。
    唯一の社会との接点は、洋楽専門誌に寄稿するビートルズの音楽評論。
    ある日、雑誌の撮影現場を見学した鈴木は、
    美しいモデル・美縞絵里に出会い、
    その際起こった不幸な事故をきっかけに彼女に強く惹かれていく。

    物語は、警察の事情聴取形式で進行していく。
    事件の当事者たちが、次々に当時を供述していく。
    そしてその複数の当事者たちの供述によって、
    読み手の頭の中で形成されていく鈴木誠の人物像。
    狂っているとしか言いようがない鈴木誠という人間に抱く感情、
    そして鈴木の対象となった美縞絵里という女性に抱く感情。
    その全てがここまでひっくり返されるなんて。
    それが読み終わった後の率直な感想であった。

    確かに腑に落ちない箇所はいくつかあり、
    どことなく消化不良なまま幕を閉じたという印象は拭えないが、
    ビートルズ好きには突き刺さる一作ではないだろうか。

    0
    2025年07月21日

    Posted by ブクログ

    読み終わったとき、最初からまた読み直したくなった作品。
    ストーカーの描写がリアルで、不快な気分になることもあった。後から振り返ると、そのくらいリアルなストーカー目線の手記をわざわざ書いていたことにびっくりしたし、それだけえりを想う気持ちにも驚いた。
    先入観を持たないようにすることって難しいな〜

    0
    2026年10月08日

    Posted by ブクログ

    さすが、井上夢人作品という感じ。
    ネタバレ厳禁作品なのであらすじは、本の裏でも見てください。
    「プラスティック」と同様に手記のような形で、進んでいく。
    結末は予想できるかもしれないが、私たち読者の読後感は、絶対に予想のつかないところに着地させてくれる。
    騙された。と思いたくてミステリを読んでる側面もあるが、形容し難い、こんな気持ちにさせてくれるのかという感想。

    今度は、ビートルズを予習してから読みます。

    0
    2025年03月09日

    Posted by ブクログ

    エスカレートしていくストーカー行為や複数人の聴取から同じ出来事を多重的に描く構成が中盤あたりから冗長に感じたけれど、読後はページの量が鈴木の懊悩を表していたのかなと演出の一部に思えた。作品自体への印象が180度変わる体験はなかなか出来るものではないので、面白かった。

    0
    2025年03月09日

    Posted by ブクログ

    分厚い本を若干の苦痛を感じながら読み続けて、途中読むのをやめてしまおうかと思うぐらいだったけど最後まで読んで良かった。
    苦痛や嫌悪感を感じながら読むのが正解なんだと思う

    0
    2024年08月07日

ラバー・ソウル の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    講談社文庫
  • タイトル
    :
    ラバー・ソウル
  • タイトルID
    :
    274501
  • ページ数
    :
    688ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年08月08日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    6MB

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