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2人が出会って多くの傑作ミステリーが生まれた。そして18年後、2人は別れた――。大人気作家・岡嶋二人がどのようにして誕生し、28冊の本を世に出していったのか。エピソードもふんだんに盛り込んで、徳さんと著者の喜びから苦悩までを丹念に描いた、渾身の自伝的エッセイ。ファン必携の1冊!(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
昨年、岡嶋二人を知り、『99%の誘拐』『クラインの壷』『焦茶色のパステル』『ちょっと探偵してみませんか?』の4作品を読んですっかり虜になってしまいました。 二人の活動を振り返った本書には、未読の作品のネタバレも含まれると思われたので、読むのをためらっていたところもあったのですが、読み終えた今ではいい...続きを読むタイミングで読むことができたと思っています。 二人の出会いと別れの経緯が生々しく描かれていて、時に胸がつまるほどせつない部分もありましたが、読後感は爽やかでした。二人の天才が駆け抜けた13年間の歴史は、一人の創作者とは違う苦悩があって、まさに岡嶋二人でしかありえないエッセイです。
気分が落ち込んで、鬱っぽくなり、エネルギーを要することが自発的にできなくなったときに読む本がいくつかある。その多くは、例えば『まんが道』『プレイボール』などのマンガであったけど、今回は既読の本棚に並んでいた本書を手にとった。本書は、井上氏による「岡嶋二人物語」であり、ミステリ作家の自叙伝であり、一種...続きを読むのノウハウ本であり、青春物語であり、そして何度も読むことができる☆☆☆☆☆の傑作である。 解説の大沢氏と同様に、私は雑誌(『メフィスト』だったのだろうか? 当時の講談社の日本ミステリ専門誌だった)初出時に読んでおり、それもちょうど就職活動期で落ち込んでいたときで、忙しい時期だったにもかかわらず、あまりの面白さに一気読みしてしまったものである。だから、読むたびに、あのシュウカツの空気を思い出す。
もの書き、としてと 人と働く、ってことで いろいろと勉強になる。 あとは、まあ単純に面白いってのが大きい。
井上夢人さんと徳山諒一さんがコンビでやっていた、「岡嶋二人」というミステリー作家の誕生から消滅までが、包み隠さず描かれている。コンビという特殊性より、全くの素人から芥川賞を受賞するまでの苦悩・成長の過程がリアルに書かれていて、とても興味深い。電車で正面の人の顔をスケッチするとか、短編小説を分解して分...続きを読む析する等、努力で作家になるヒントがいっぱい。大先生の「文章〜」「小説家になるには」みたいなのより全然おもしろい。小説家を目指す人にオススメ。
岡嶋二人のファンなら誰しも興味があるであろう、二人がどのようにして出会ったのか、どのように創作していたのか、など、もう岡嶋二人のすべてが載っている本です。もう必見です!でも残念ながら絶版なんですよね。いや、是非古本で見つけてください。
「岡嶋二人」として、数々のミステリーをモノにした著者。「岡嶋二人」は著者ともう1人の合作ペンネームであった。この本は合作の始まりから、コンビの解消までを綴ったエッセイ。好きなのに上手くいかない・・・。男性同士ではあるけれど、それはまるで恋愛であるかのように切ない。伝えたいことが上手く伝わらないもどか...続きを読むしさ。何度読んでも、ちょっとだけ寂しい気持ちになってしまう。
何十年振りかの再読でした この本を読むと小説家を目指したくなります。どれだけ大変さが克明に記されてても、なんだか憧れてしまいます そして、イズミと徳さんの関係に切なくなります。 2021年11月に徳さんが他界されたこと、この本を読むとさらに寂しく感じます なんとも良い一冊です
2017年21冊目。 大好きな作家である岡嶋二人が、どのように生まれてどのように解散するに至ったかを井上夢人氏からの視点で書かれたエッセイ。 デビューまでと、デビュー以降のギャップに読んでいて苦しくなる部分も多い。そして、既に読んだ小説がどのようにして完成したのかなど、ネタバレだけでなく組み立て方な...続きを読むんかも出ていてとても面白かった。 総合的に岡嶋二人は大好きなんだけど、面白い作品とそうでもない(もっと言えば残念とまで思える)作品のギャップがあって、それがやっぱり合作である故なのかと思ってたけどそうじゃなかったんだとか色々分かって、既に読み直したいと思う作品がいくつかある。 ただ、解散に至るまではやっぱり一方の話だけでは分からないかな。 徳山氏自身が出さないと言っているのだから真相は分からないままだろうけど、ぜひ徳山氏の思いも聞いてみたい。 あたしは「99%の誘拐」で岡嶋二人を知って、その後すぐクラインの壺を読んだ。この二作品は今も増版されてるくらい人気のある作品だけど、あたしは同じくらい「明日天気にしておくれ」が好きなのだ。
岡嶋二人を結成から解散まで描いた自伝的エッセイ。ちょい冗長だが、小説のHow toとしては良質かもしれない。。
岡島二人はおかしな二人です。 片方の井上夢人さんの書かれた 内訳話。 話の作り方から書いてあるので 小説家を目指す人が読めば すごく勉強になると思います、
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