小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
地方紙を発行する会社内の熱く男臭いドラマの連続。
半沢直樹に近いかもしれない。
飛行機が落ちたのはどこの山か、県内か県外か、という緊迫感や、大スクープを掴みながらも裏を取れずに刻々と迫る締切の描写は迫力満点。
社内に敵は多く、数少ない仲間の労にも報いることができない報道の難しさと葛藤が終始描かれている。
暴言や罵声は当たり前、殴り合いや恐喝もあり、ワークライフバランスやメンタルヘルスなんてものは皆無。実際に主人公も家庭を犠牲にして、息子とは修復不可能なところまで来ている。
ハラスメント防止が叫ばれ、転職のハードルも下がった昨今において、この一つの小さな組織の中で汗水流して自分の仕事と向き合 -
Posted by ブクログ
同じ映画を2回観に行くほど(人生で初めてです)、あまりにも面白かったので、原作の方は⋯?と気になりました。
結論としては、まだ上巻しか読んでいませんが、面白すぎて、映画を観た時のように興奮冷めやらず、です。
大筋では一緒の流れになっていくのでしょうが、小説では細かい設定や解説もあり、一番の違いは、映画では長崎時代で出演が終わっていた徳次が、小説ではその後もずっと喜久雄の側にいた事でしょう。
確かに徳次が長崎の場面以降もこまめに出続けていたら、ただでさえ長めの上映時間が、とんでもない長さになっていたでしょうから、映画での取捨選択、何を際立たせるかという点で正しい選択だったのかも知れません。
映画 -
Posted by ブクログ
ついに読んだぞ、『嵐が丘』。毎回、勢いよく読み始めるのだが、途中でだれがだれかわからなくなり、挫折の繰り返し。
もともと、ミステリやホラー(ゴシックロマン?)の要素もあって、すぐはわからないように作ってある。なんたって、キャサリンが2人出てくるし、アーンショー家とリントン家が対称形でこんがらがるようにしてある。現在と過去の間の往来もある。謎解きと展開を楽しむ作品なのだ。
しかし、人間関係が理解できると、そこはエミリーのストーリーテリングの巧さ、一気に読める。完成品を姉と兄と妹(シャーロット、ブランウェル&アン)に読ませた時には、きっとドヤ顔だったに違いない。
思っていたほどには自然描写は出てこ -
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