ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • ハイジ 下

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    クララが立ち上がって歩けるようになったことがメインの話である。そこに、お爺さんが兵隊になったときに、隊長を看護したことがわかってくる。医者が移り住んできたことと、讃美歌をペーターのおばあさんの前でハイジがうたったことは、覚えていなかった。

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    2026年08月23日
  • ポトスライムの舟

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    自分の1年間の労働の対価と世界一周旅行の値段が同じ、という事を、自分の労働の価値に繋げていくのが美しいと思った。意味ではなく、価値。実際に世界旅行に行くわけではない、という事に意味がある話だな、と。世界にバズってる商品の工場で働いているとか、飛行機の部品の工場で働いているとか、そういうことではなく、仕事に世界と繋がる意味を持たせる事に意味がある、みたいな。自分の仕事の意味を、自力で世界に繋げていく。労働を一年分、すなわち世界を見た、と捉える。そういう意味で、発給のかわり映えのないライン作業の仕事を肯定する。
    世界旅行が遠のく事を意識しながらも、りつ子に電車賃を貸して、母にランチをおごって、雨水

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    2026年08月23日
  • 流浪の月

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    ネタバレ

     文が谷さんに小児愛者と嘘を伝えたのは、谷さんが長年気にしている胸部のコンプレックスが悪化を防ぐためであり、相手が地の果てに落ちるのを回避する代わりに彼はいつも自分を生贄にしていると思った。
    更紗の時も、自分が世間から白い目を向けられると自覚していながら、更紗の幸せを優先していた。
    だけど決定的な相違点として、更紗の場合には文自身も幸せで開放的な気持ちが含まれているように感じた。一方で谷さんとの交際期間は寂しさを埋める、傷を舐めあう関係だけを求めただけで、幸福などとは程遠いと思った。

     また亮くんの転落に関する参考人という形で、再び文は警察での事情聴取を受けたわけだが、その時にいつも冷静な彼

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    2026年08月23日
  • 青のナースシューズ

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    読み進めながら、みんな成道くんのファンになるのではと思った。やさしく、ひたむきに歩む彼の人生に光がさしてよかった。

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    2026年08月23日
  • 三浦綾子 電子全集 塩狩峠

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    ネタバレ

    裏表紙に「自らの命を犠牲に」という言葉があったので結末の想像は出来ましたが、それでも泣いてしまいました。信夫の幼少期からの心の動き、悩み、成長や信夫の家族・友人達との交流が丁寧に描かれています。温かなその描写を読んだ後、残りの50ページほどで予想している結末が来るのだと思うと辛くて一旦読むのを止めてしまいました。心を打たれる作品です。

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    2026年08月23日
  • 塩狩峠

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    ネタバレ

    裏表紙に「自らの命を犠牲に」という言葉があったので結末の想像は出来ましたが、それでも泣いてしまいました。信夫の幼少期からの心の動き、悩み、成長や信夫の家族・友人達との交流が丁寧に描かれています。温かなその描写を読んだ後、残りの50ページほどで予想している結末が来るのだと思うと辛くて一旦読むのを止めてしまいました。心を打たれる作品です。

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    2026年08月23日
  • 失われた過去と未来の犯罪

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    現時点での読書人生TOP5くらいのワクワクでした。間違いなく星5です。 ベッドをゴロゴロしこの本を手にとった自分やどこかの神に感謝しました。

    一人称視点で始まり、認知できる情報から仮説を立てていく描写が非常に上手く読んでて悶えました。
    人物が単に行動するのではなく、現在の自分の能力では完璧な理解はおそらくできないと認識した対象について、どう対応するか、理解しようと手こずりながら進んでいく姿がドツボで心踊ります。

    テーマにも引き込まれました。緊急事態に人々が連携しようと動く姿、必死に今それぞれでできる事に取り組む人類の様子に胸熱でした。こういう世界がいい。
    登場人物たちが、自分のためだけじゃ

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    2026年08月23日
  • 深夜カフェ・ポラリス

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    ネタバレ

    ぇー、良い!
    正直、たまたまのジャケ買いみたいな感じで読んだので(笑)、特に期待はしてなかったんですよ。
    でも、何ていうか、絶妙!!
    すべてがよい塩梅でした。(私にとって。)

    人々が持ち込む話題の暗さ・深刻さも、深刻過ぎず社会的過ぎずに日常的で、でも世間話というのとも違って、日々の暮らしの中で起こったら十分にツライレベル。最近流行る小説は、ガッツリ正面から社会問題に組み合っているような物も多く、何というか、疲れているときには読み始めたくならないこともあるし、感じるところもある分疲れるというか。そうでなければ、ちょっと一気におちゃらける方へ触れる物も多い気がする。若しくはミステリー。でも、この

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    2026年08月23日
  • BUTTER

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    ネタバレ

    自分とは縁遠い事件が題材なのに、登場人物や出来事がとてもリアルで、でもやはり物語らしくちょっとだけ主人公が強い。
    「そうそうこんな世の中で嫌になっちゃうよ」と思うシーンが多々あり、読みながら何度も眉間に皺が寄ってしまった。でも前向きな終わりなので、私にとっては程よい気持ちよさの読後感。

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    2026年08月23日
  • パーティーが終わって、中年が始まる

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    あまり読んだことのない感じの本で、興味深く読めた。

    若さは当たり前だけど、いつまでも続くものではないことを著者は切実に書いていて、それが人ごとではなく自分自身にも突きつけられているように感じた。

    喪失感や諦めや焦りなど様々な感情が表現されているがそれでも自分は自分として生きていく決意のようなものも感じられて良かった。

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    2026年08月23日
  • 銀座「四宝堂」文房具店2

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    シリーズ2作目もよかった。
    途中に前回から続いていた硯と良子の温泉旅行のくだりも入っていた。
    全部の短編がほっこりで続きも全部読みたい。

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    2026年08月22日
  • 図書館革命 図書館戦争シリーズ(4)

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    ネタバレ

    とても素晴らしい!!
    原発テロをきっかけに検閲権を拡大させようとする良化法委員会に対して、対抗していく本館では図書隊の団結力が際立った。そして、同時並行で進んでいた堂上と笠原、手塚と柴崎の恋愛も進んで良かった。
    特に良かったのは手塚の兄だ。敵?から味方になった時の心強さはすごかった。
    別冊の続編は恋愛よりらしいのでまた気が向いたら読もうと思う。

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    2026年08月22日
  • ジェリコの製本職人

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    製本工場の女工、双子の姉妹の姉のペギーを主人公にして、憧れの女子大学に行く夢を実現するまでを描く。女性参政権運動を皮切りに男達による搾取や支配、そして何より残虐な戦争、ちょっぴり恋愛、いろいろ問題満載の骨太の物語。

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    2026年08月22日
  • きまぐれな夜食カフェ マカン・マラン みたび

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    今回も心温まるお料理に癒されました。
    ああ、こんなお料理食べたいです。
    そして、前向きになれるお話で、背中を押してくれる本です。

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    2026年08月22日
  • 運転者 未来を変える過去からの使者

    ネタバレ 購入済み

    プラス思考について、人生の可能性についてゆるりと、でもしっかりと学べる本。
    この本を読んで、今がどん底だと思っていてもそれで全てが終わるわけじゃないし、上機嫌で起こることを楽しんでいたら運が貯まり使えるようになるって思ったら、どんなに嫌な時でも嫌って思うだけじゃなくて頑張ろうって立ち向かえる気がした。また、そこら中にある、奇跡を起こす種を見つけられる人になりたいと思った。

    #感動する #タメになる #深い

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    2026年08月22日
  • 海に願いを 風に祈りを そして君に誓いを

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    5回くらい読んでる友達に激推しされて購入。
    難しそうなイメージを持ってたけど、1日で読み切れるくらいのめり込める小説だった。とても感動して号泣した小説なので時間を空けてもう一度読みたい。

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    2026年08月22日
  • 5分後に涙のラスト

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    何回も何回も読んだ。短編だから凄く読みやすい。個人的には「君にクローバーの花束を」ってタイトルのお話が好き。今後も何回も読む本だとおもう。

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    2026年08月22日
  • カフネ

    ネタバレ 購入済み

    自分を大切にしようと思える本

    悲しさや優しさが入り混じる、温かい物語。
    強さ、生きるということ、助け合い。
    野宮薫子は夫の公隆から離婚を切り出され、弟の春彦を亡くし、荒んだ生活を送っていた。そもそも薫子はつらい幼少期を過ごし、真面目で生きにくいところがある。
    そんな折、春彦の遺した遺言書を通して春彦の元恋人だという小野寺せつなに会う。
    せつなが薫子に料理を作ってくれたり、カフネの家事代行サービスでやっている週一のボランティアに誘ってくれたりして、薫子を絶望の生活から救い出す。
    薫子はせつなとペアでいろんなお宅にボランティアに行くうち、生き生きと活力を取り戻す。

    せつなが料理をするシーン、人に正直に真っ直ぐに言葉を放つとこ

    #泣ける #共感する

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    2026年08月22日
  • medium 霊媒探偵城塚翡翠

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    しっかりと騙された。ピュアに強烈などんでん返しがあるミステリを欲していたので、その欲求を思いっきり満たしてくれる本でした。推理の気持ちよさも本格王道ミステリのそれであり、読後の清々しさがたまらない。
    キャラクターが極端で若干アニメ感があるものの、それを上回る城塚翡翠という人物の魅力に取り憑かれ、早速2作目に手を出している。

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    2026年08月22日
  • 三体

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    最初の文革のところは知らない単語が多くて難しかったが、それ以降は大丈夫だった。翻訳がとても上手い気がする。風景や感情の描写も、科学の話も読みやすかった。

    ストーリーは絶望的な出来事が次々と起こって、かなりスリルがあった。後半は三体世界に関する情報がどんどん出てきて、話のスケールが徐々に地球から宇宙へと広がっていくのを感じられた。

    登場人物も一人一人がすごく魅力的だった。みんな知性があるか、自分なりの思想や軸を持っている。ゲームの中の環境や歴史上の人物も想像しやすかった。

    科学に関しては、天体の相対的な位置や通信の話は普段仕事でよく触れていることもあって、読んでいて面白かった。一方で、最後

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    2026年08月22日