ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 小説「聖書」 旧約篇上

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    アブラハム〜ダビデ即位前までの流れをストーリー仕立てで分かりやすく記した一冊。挫折しがちな出エジプト後半以降の律法まわりがほぼカットされ、ストーリーの流れのみに終始しているため、聖書の内容を把握するのであればこれ以上ないシリーズといえる。
    一方で研究に使用するには不向きのため、これで内容を頭に入れたあと、七十人訳等と突き合わせていくのがよい。

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    2025年12月20日
  • 星を編む

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    続編っていいよね。人生を追っていくお話好きかも。
    気になったキャラである先生の人生の岐路と選択たちが読めて嬉しかった。
    言葉に出来ない、したくない機微をさらっと書くのがすごい。

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    2025年12月20日
  • 七つの海を照らす星

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    こちらもまた初読みの作者さん。
    時々レビューで見かける「アルバトロスは羽ばたかない」が面白そうで、その前の巻から買ってみた。

    様々な事情を抱えた子どもたちが暮らす児童養護施設・七海学園で起こる不思議な出来事の謎を、主人公の保育士・北沢春菜と児童相談所の児童福祉司・海王が解き明かしていくお話。
    と書いてしまったが、いわゆる“日常の謎”系の話ではあるのだが、謎解きだけでなく、それに絡んで語られる施設の子どもたちの生活や行動がしっかり書き込まれていて、それらが興味深く読めるところが良い。
    暗かったり辛かったりする話も多いが、幼い頃から一緒に育ったメンバーが互いに相手を気遣う第五話をはじめとして、そ

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    2025年12月20日
  • クロエとオオエ

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    好きな作家さんのラブコメでしかも宝飾のお話が読める幸せ!
    そうなんだよね、男性が作って買い付けてくる男目線なジュエリー多いよね。どんな人が着ける想定なのかわからん商品いっぱいある。
    QRでインスタへ飛ぶの今時!

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    2025年12月20日
  • 八日目の蝉

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    不倫相手の赤ん坊を誘拐するシーンから始まる物語。

    母親(希和子)は娘への与える愛を通して自分を保つが、娘を失い、自分を見失う。娘への愛情の奥には母親になりたいという強い思いがあった。

    娘(恵理菜)は母からの与えられていた愛を失い、自分を見失う。そして忌避していた母親と同じ不倫をする。愛情の奥には誰かに愛されたいけど、信じ切れない、拒絶もできない空白があった。

    前半は淡々と事実のみの描写が続くが、後半にかけて母親と娘が抱えている悩みが同じ心の空白である点がわかり、それぞれの愛情の奥にある心理を一気に描いてて、面白かった。

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    2025年12月20日
  • スプートニクの恋人

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    語り手の「ぼく」を通して、彼が生きていくうえで必要な存在としてのスミレ、そしてスミレが愛するミュウという二人の女性が描かれる物語だった。
    スミレは性欲を含めた全存在としてミュウを求めるが、ミュウは過去に身体的欲望を自らから切り離す選択をしており、その思いに応えることができない。

    ミュウはそうして自分の一部を封印することで生き延びてきたが、その代償として内的な人生の道標を失っている。
    一方で「ぼく」は、スミレから性的対象として見られることはなく、痛みを抱え続けながらも、その痛みを含めてスミレとの関係を大切にし続けることで、人生を前へ進めている。

    自分の一部を失ったミュウと、そんなミュウを愛す

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    2025年12月20日
  • 対岸の彼女

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    立場の異なる二人の女性の友情とすれ違いの物語。

    相手を理解したいという思いや努力が、むしろ理解できない現実を浮かび上がらせ、相手とつながれない関係(=自己防衛)になる様子を上手に描いている。

    高校生の頃、葵は当時の友人のナオコと深い関係にあった。しかし、ナオコは相手が変わってしまって、「以前のようには話せないかも」と恐れるがあまり、葵と再びつながる関係にはなれなかった。

    大人になってから、仕事で仲のよい関係となった小夜子とは一度は同様につながれない関係となるが、再度一緒にいるようになる。

    無理に理解しあおうとせずとも、存在を無視しあわないことが、最終的な人間関係として自然な状態である様

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    2025年12月20日
  • 痴人の愛

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    男が理想の女を作り上げようとして、理想に食われていく話。

    女のわがままと身体に溺れて破滅していく様子がまざまざと描かれていた。

    最終的に譲治は、ナオミに完全に屈服しており、一つの愛情の究極の姿をみている風でもあった。

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    2025年12月20日
  • カフェどんぐりで幸せ朝ごはん

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    あったかい気持ちになれる。
    朝ごはん大事。食べない人ある意味すごいなと思う。
    何日かに分けて読んでいるのもあって、老夫婦の話と最初の女子高生の話が繋がっているのが最後でようやく気づいた。
    それ以外にもそことそこが繋がるのか!と感動したり。現代社会あるあるの働き方とかを見ていて、自分も気をつけようとなる。

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    2025年12月20日
  • オー!ファーザー

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    なんともおかしな伊坂幸太郎ワールドの設定で、それぞれの父親からの過去の教えが身を守った際に鳥肌がたち、最後は心が温まった。
    伊坂幸太郎作品で、1番好き。

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    2025年12月20日
  • 躁鬱大学―気分の波で悩んでいるのは、あなただけではありません―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    店頭で見つけて、パラパラめくって即購入。めちゃくちゃ面白かった。ありのままの自分でいるってこういうことだと思う。
    1つ気づきがあった。自分は、安定志向だと思っていた。しかし、よくよく考えてみると、夢中になってもすぐ飽きるし、やりたいことがいくつも浮かぶタイプだった。
    なぜ勘違いしていたか。おそらく、私が本来求めていたものが「心理的安全性」だからだと思う。幼少期は、親の思い通りに振る舞い、抑圧されるままに過ごしていた。自分を解放することと、安全な時間を過ごしたいという欲求を、混同してしまっていた。その結果、「自分は安定志向だ」という誤認に繋がっていた。
    その後、色々あって、心理的安全性が満たされ

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    2025年12月20日
  • 星の王子さま

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    手元に置いておきたくて買った一冊。

    「大切なものは目に見えないものなんだ。」

    今後も何度も読み返したい。

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    2025年12月20日
  • 蜻蛉の夏

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    ネタバレ

    エンタメ全振りの作品と漏れ聞いていましたが、まさにエンタメ。
    想定していなかった、異能者バトルからの仲間の物語を戦国時代を舞台に描き切ったと感じました。序盤から完全に平助に感情移入してしまいました。ラスト直前は本能寺を平助が焼いて死ぬのだと思っていたのに、まさかの桂月の月観発動であったとは!平助は本望だったことでしょう。残された円四郎は、水観をつなぐことができたのか。それはまた、別の話…
    実写化してほしいような、してほしくないような複雑な気持ちです。

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    2025年12月20日
  • 三体3 死神永生 下

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    ネタバレ

    3次元太陽系への2次元攻撃と小宇宙から大宇宙への引越し、スケール膨大すぎて読んでてアドレナリンすごかった...これより面白いSF存在できるのか

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    2025年12月20日
  • ナゾトキ・ジパング SAKURA

    匿名

    購入済み

    おもしろいです

    読みやすく、空き時間に気楽に読めるお話でおもしろかったです。
    あらたな知識を得ることができましたし、次に読みたい本もできたので買ってよかったです。

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    2025年12月20日
  • ヘヴン

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    百瀬の言うことも分かるし、コジマの言うことも分かる。全てのことに意味があると思いたかったが、案外そんなことはなく、全てが偶然の上に成り立っているのかもしれないと、最近は思っている。
    苦しいばかりの世の中で、善悪を自分の中に宿すためのよすがを見つけるのはとても難しい。
    「僕」は最後に、誰の言葉も介さない、自分だけの世界を見たのかもしれない。

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    2025年12月20日
  • デスチェアの殺人 上

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    いよいよこれがシリーズの最終本らしい

    物語は主人公ポーがセラピーを受けており場面から始まり、この設定が今回の味付けになっている。
    それと、会計検査院からライナスの存在も今までと違う登場人物で、マンネリしてしまいそうなシリーズを=に新鮮味を与えている。
    上記のことも有り、場面展開も軽快で読み飽きる事が無い。

    事件は複雑そうで遅々と進まない展開だがおそらく下巻で大きくうねり始めるだろう。

    本とは関係ないが、子猫を保護してしまい読種がやや停滞気味!!

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    2025年12月20日
  • 犯罪

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     続けてドイツ人作家の小説。本作の著者フェルディナント・フォン・シーラッハは、ナチ青少年最高指導者の孫だと云う。そんなの関係ねー!と思いつつ、不穏感が湧いてくるのが正直なところ…。

     著者は弁護士の傍ら小説を書き始め、デビュー作の本作でドイツのクライスト賞、日本で2012年本屋大賞「翻訳小説部門」第1位を受賞。11篇の連作短編集ですが、それぞれにつながりはありません。

     タイトル通り、罪を犯した人々の物語です。著者が実際に携わった刑事事件から着想を得たそうで、まるで11の刑事事件の実録?というほどリアルな印象です。しかし、ただの事件の羅列ではなく、描かれるのは人間の挫折・罪・素晴らしさです

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    2025年12月20日
  • 銀座「四宝堂」文房具店6

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    最後のホテルのエピソードすごくお気に入り。
    同じ接客業をしている身として、考えさせられる言葉が沢山詰まってた。

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    2025年12月20日
  • invert 城塚翡翠倒叙集

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    ネタバレ

    mediumとは違って犯人が最初からわかってるけど、解決編になってからの城塚翡翠はマジでスゴすぎる

    もうこの一言につきる……!!!

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    2025年12月20日