小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
自分にはとても合った、という意味で星5つです。
主人公が何か心の隙間を埋めたい時などに、有名な喫茶店巡りをする姿はおじさんとはいえ、微笑ましく、また、立ち寄ったお店の魅力を分析する描写は読んでいてそれだけで面白い。
また、手厳しい家族や知り合いの言葉や現実に打ちのめされそうになりながら、それでも、喫茶店に立ち寄ることで、自分を振り返り、心を整えていく、という毎月お決まりのパターンも心地よく感じます。
おじさん主人公がスイーツなどのメニューを堪能しているのも、グルメ本としてもいいです。
また、大きなテーマとして、第二の人生の過ごし方があり、一度失敗した主人公が学んで経験を積んで行くのが前 -
Posted by ブクログ
お勧め本として何度も目にし、実際に何度か読もうとしつつも、女学生向けだろうなと延ばし延ばしになっていたのが読んでみる。
とても良かった、お勧め本としてあがるのもわかる。
学校に行けなくなってしまった女子中学生の女の子、おばあちゃんの家で一時的に暮らすことになり、一緒に生活することで大切な事を学んでいく話。
長女が学校に行かなくなった時に、私はこの両親のような態度はとれなかったな。本書で語られる大切だと思う事を私も共感できるし、多くの人に読んでみてほしいと思った。
中学生の長女に勧めて読んでくれた様だが、感想は「うーん」とのこと。うーん。。。 -
Posted by ブクログ
文庫化を待ち望んでいた。発売日の前日には店頭に並んでいたので早速購入した。帯によって映画化を知り人物イメージが多少固定化された。
キャストを先に知ってしまうというパターンはあまり好みではない。固定化されるとイメージが膨らませにくくなるから。
著者のセルフオマージュと言ったら、聞こえが悪くなるだろうか?内容に関しては、『罪の声』を意識せずにはいられない。重大事件、マスコミ、追跡、時効、家族、親子、兄弟……エトセトラ、エトセトラ。散りばめられた要素は結構似通っているところが多い。そのひとつひとつの読み応えが上がっていて、満足感はむしろ高い。何よりも『罪の声』が好きだから。
『罪の声』の阿久津 -
Posted by ブクログ
館シリーズで一番好きかも水車館。
十角館から入って2作目が水車館じゃなかったらこんなにこのシリーズにハマってなかったくらい大好き。
この世界観にずっと浸っていたい。
その理由がエピローグ。
とにかくエピローグの盛り上がり方がおかしい。
ミステリー小説で一番ワクワクする場面って名探偵が真犯人を指差す瞬間だと思ってたんです。
名探偵が推理を明らかにして事件のトリック犯人の行動を見事に暴いて謎が解けるところがアドレナリン分泌の頂点。ついでに犯人も動機を暴露してみたりとか。
なのでエピローグはそこの盛り上がりから着地に向けてスピードを落とす時間だと思ってて、犯人の救済タイムになるとか、残された人のそ -
Posted by ブクログ
ピアノコンクールを舞台にした圧倒的な天才の話なのかなと思ったらそれぞれ異なるタイプの複数の天才達を描いた作品だった。読んでいると情景が思い浮かぶようで曲を聴いてみたいと思わせてくれる。
面白いと思いながら読みつつもひとつずっと引っ掛かっていたことがあった。作中でアヤを指して何度も「少女」と表現していることだ。20歳の女性を捕まえて少女は無いだろうと。世間一般的にも法的にも20歳は少年には含まれない。少女と言われて思い浮かべるのは高校生くらいまでで違和感しかない。成人女性を少女と表現するのは若々しいといった褒め言葉というよりは幼さを想起させてかえって侮っているような印象さえ覚える。実際には20歳
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