小説・文芸の高評価レビュー
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Posted by ブクログ
ネタバレ明烏は伊三次と添ったことをかすかに後悔してしまったお文が、辻占い氏の導きでもう一つの人生を体感するお話
右に行ったら「左に行ったらどういう人生だったんだろう」と思うし、逆も然り
いいことばかりの人生なんて待ってはいない
今ある幸せを大切にしなければ、と私も思った
黒い振袖を今読み終えたのだけれど、ここまで読んできた伊三次シリーズのなかで一番好きかも
かがり姫が本当に素敵で、かすかに心惹かれる龍乃進の切ない気持ちが伝わってくる
姫は姫で思うようにいかない人生であろうが、貝之助が耳は不自由でも立派な藩主になれるであろう予感を残した最後で、後味も良かった
伊三次とお文の話をその前の明烏で満喫した -
Posted by ブクログ
ネタバレ頼朝ほんま糞(笑)後白河法皇の方がなんぼかマシな気がしてきた。
壇ノ浦の戦いのさなか、源氏優勢と見て取るや、義経を殺しに行くのは腹黒すぎて怖かった。
ずっと高みの見物で弟達を死地に追いやり、用済みとなれば理由をつけて手下どもに暗殺させる。怖え〜。
知盛をヒーローに据えた小説を初めて読んだので、新鮮だったけど、めっちゃ面白かった。
義経の天才的な戦術も平家側から見たら恐怖でしかない。意表を突かれまくって取り乱し敗走する平氏に共感しながら読んだから、知章のあたりは情緒がヤバかった。菊王丸に琵琶を託すシーンや知章と釣りの約束をするシーンは全部死亡フラグでしかなかったし、ひたひたと滅びの足音がしてい -
Posted by ブクログ
理想の自分になんとか追いつこうとするから苦しくなる。たどり着いたとて、ハードルがさらにあがって焦燥感と劣等感でずーっと怯えることになる。常に未来の自分を考えて生きてたことに気がつく。本当はもっと自分はこうなんだという理想にしがみついて今の自分、時間をないがしろにしていたことに気がつくのに37年。
若林さんと同学年の私。
...すごくわかる。
そういったことに気がつくのに費やした年数や気がついた年代だとか恐ろしいほど一致する。上昇思考というか、挑戦して高みを目指すとか、一生懸命やるのがいいと教え込まれていた世代でもあるのかもしれない。一種の呪いだよね。
体力も衰えてきてもう悩むのも面倒臭くなる
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