金木犀とメテオラ

金木犀とメテオラ

小説・文芸
715円 (税込)

3pt

12歳の春。東京出身の宮田佳乃は、家庭の事情で北海道にある中高一貫の女子校に入学する。しかし、秀才でプライドが高い彼女には、受け入れ難い進路だった。一方、地元出身の奥沢叶も、新入生総代に選ばれるほどの優等生。パッと目を引く美少女で誰もが羨む存在だが、周囲には知られたくない“秘密”があり……。思春期の焦燥や嫉妬、葛藤をふたりの視点で描く、青春長編。スピンオフ短編も収録。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    金木犀とメテオラ
  • タイトルID
    :
    1112288
  • ページ数
    :
    384ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年04月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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金木犀とメテオラ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    心の鬱屈や嫉妬や挫折が繊細に描写されていてとても良い小説を読んだ。明暗は正に表裏一体で心に落とす影が濃くなるのだと思う。

    0
    2026年02月18日

    Posted by ブクログ

    学生時代って…側から見るとめちゃくちゃキラキラしてるんですよね、楽しそうで楽しそうで。
    だけど、笑顔の裏に色んな気持ち隠してたり、人間関係苦しんだり、ほんと、波瀾万丈。
    私あんまり一気読みしないんですが、これは後半止まりませんでした!

    0
    2025年09月13日

    Posted by ブクログ

    思春期の不安、孤独、人と比較してしまうこと自分らしさの狭間で苦しむ。
    親に精神的に捨てられた主人公のプライドと不安。
    劣等感や嫉妬、人を信じたい気持ち等細やかに描かれている。
    残念なことがひとつ。
    亡くなった母親との関係がもっと書かれていたらよかった。
    無関心な父親に対して、亡くなってもまだなお佳乃を支配する母とはどんな人間だったのだろう。そこをもう少し知りたかった。

    それと、変わりかけた佳乃と叶、もう少し先まで読んでみたかった。

    0
    2025年05月11日

    購入済み

    本屋さん大賞ノミネートの

    ラブカは静かにから流れて拝読

    途中読むのがツラクなる描写もありましたが中々の良作
    作中の時の流れが早過ぎて、終わりも登場人物の進路の
    描写もなく物足りなさもありそれでいいのかも?

    スーパースターのみなみの家族が一番普通
    きっとこの作品に必要な書き下ろしでした

    個人的には馨が1番好き。

    #エモい #萌え

    0
    2025年03月17日

    Posted by ブクログ

    解説がなんか…合ってるのかな?
    私にとって、この小説の真髄は最後の短編にあった。
    天才と天才とが、互いの良さ醜さを目の当たりにしながら、人それぞれの持つ弱さを知っていく。そんな傍らで息をする凡人が何を思いどう生きるか、ただハッピーエンドを迎えるのではないところがたまらなく好きだった。
    テーマ自体はよくある青春小説、と思いきや、とても生々しく綺麗な物語。タイトルと装丁に惹かれて買った本だが、正解だった。文体も読みやすく素敵だった。

    0
    2024年09月22日

    Posted by ブクログ

    バチバチに発露する女子中高生達の感情を描写した青春小説。青春小説だからといって、明るく楽しく、ではなく、嫉妬や自己証明のための苦悩など、この年齢特有の苦味のある感情がメインに来る物語。

    一筋縄では行かない人間関係。容易にわかりあう展開じゃないからこそ読み応えがありました。結末は、登場人物達にとってはようやく始まったといえる地点なのでこの先も読みたい!と思うけど、書かないからこその余韻であり、伝わるものがあるということなんだろうな。

    0
    2025年10月23日

    Posted by ブクログ

    すごく好きなかんじ!

    自然豊かなど田舎にできた新興の中高一貫の女子校の一期生たちのお話。

    はたから見たら凡人離れしている突出して優秀な少女、宮田と奥沢。
    それぞれ意識して、互いに相手を羨んで反発しているけど、その実どちらも劣等感や大きな悩みを抱えて苦しんでいる。

    二人が相手も色々あるんだって気付くのに、変に距離が縮まったりしない感じが良い。

    まわりの凡人?な少女たちも、キャラが立っていて魅力的。
    ちょっとうざい子はいても、すごい嫌な奴っていうのいなくて、結局ずっと同じメンバーでつるんでいるの微笑ましい。
    誤解されやすい宮田が「こいつはそういう奴」って、排除されることなく受け入れられていて、なんかほっこりした。

    旧宣教師館に向かう落ち葉の道や
    星を見に行く真っ暗な道路
    色んな季節ごとの空気とか
    そういうの描くのも上手だなぁと思いました。

    この作家さん初めてだったので、他の作品も読んでみたい!

    0
    2024年11月21日

    Posted by ブクログ

    中学の時の塾の先生に勧められてから数年が経ち、最近友達が貸してくれて「そういえばタイトル聞いたことあるな〜」と思いながら読み始めた。

    自分自身、可愛い制服や美しい校舎に惹かれて北海道の端にある女子校に憧れを抱いていた時期があったので、この本の舞台設定にはとてもときめいた。

    宮田や奥沢が、自分には持ちえないものを持っているという点で特別な関係として描かれるのでは無く、同じクラスの程よい距離感の間柄として描かれるのがリアルで良かった。
    進学校だと半強制的に自分の将来を考えて大人に伝えなくてはならない時が来るし、そういう時にこれまで育ってきた環境や容姿など、自らが選択出来ない自己を形成する要素に不満を持つことってあるよな〜と思った。

    人には人の辛さがある、宮田と奥沢の置かれた環境の苦しさも感じたけど、平凡な一読者の私から見たら、彼女たちの苦しさを等身大で感じることは難しくて、二人の持ち合わせるものに終始ほんのりとした憧れを抱くことをやめられなかった。
    だから本編よりもみなみの視点で描かれた「スーパースター」の方がより強く共感したし感情が大きく動かされた。
    宮田や奥沢の持つものは、どこかで見たスターの来歴の一部ようで、私は「もしも私が宮田や奥沢だったら」というような想像をやめられないし、分不相応な夢を抱くこともやめられず、現実と理想の乖離に苦しむ。
    宮田をライバル視していた馨も成績が常に三番手という優秀なキャラクターで、平凡もしくはそれ以下の人間はやっぱりスターと同じ土俵には上がれないのか、星の影のままなのか、と歯痒くなった。
    深く心情が描かれることのなかった悠や真帆、由梨から見た宮田と奥沢の印象も気になる。

    自分と誰かを比べて苦しむのではなく、良い意味で自分の持つものだけに目を向けて、他人をありのままで受け入れる彼女たちのしなやかさに感動した。

    宮田や奥沢がどんな進路に進んだのか、その後も気になる。

    0
    2024年11月08日

    Posted by ブクログ

    学生時代ってこんな感じだったか…ってきらきらの青春真っ盛り!ではない現実的な心情が描かれていた。奥沢のように外から与えられるイメージのとおりにふるまうこともある。宮田のように過去の栄光にすがって自分が一番だって思う気持ちもわかる。
    奥沢と宮田の直接的な発言ではなく周りの様子から、彼女たちの葛藤や心の内が伝わってくる。仲が良いし楽しくても、みんなが繕って青春の空間を作り上げている感じ…あるなぁ。それでも最後、前を向こうとする二人の描写はとてもよかった。

    0
    2024年02月03日

    Posted by ブクログ

    なんだかわからないけれど、すごく泣きそう。

    北海道の中高一貫の女子校一期生で、ツートップの成績を誇る宮田と奥沢。
    豊かな環境で育ちながらも無愛想でトラウマを抱える宮田と、愛想が良く美少女かつ優等生ながら家庭環境に秘密を抱える奥沢。
    成績がよく、類稀な才能を持つ2人だが、その中身はとても不安定で歪。

    一方で2人と一緒に過ごすみなみや馨といった女の子たちは、2人と比較すると一般的で秀でたところがない自覚しているものの、人格が安定していて思いやり深い。
    彼女たちもすごく魅力的で、特に宮田のまわりに2人がいてくれてよかったなと思った。

    正直最後まで人に心をずっと開いていないのは奥沢の方で、彼女の家庭環境に気が付きながら相手に気遣うまわりの子たちが成熟しすぎていてこうなりたいなと思ったりした。

    そうなんだよなあ、、頭いい子とかって歪んでたりするんだよな、、。でも厳しい環境に置かれたことも2人の優秀さの原因ではあって、とはいえ頭がいいから歪むのかもしれないし、これどっちが先なんだろなと。

    宮田と奥沢がどんな未来を進んだのか描かれてない点も余韻があってよかった。宮田が東大ピアノ学科に進めるといいな!笑

    御三家がまだ変わってないみたいで安心しました。

    0
    2024年01月28日

金木犀とメテオラ の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    金木犀とメテオラ
  • タイトルID
    :
    1112288
  • ページ数
    :
    384ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年04月07日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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