天龍院亜希子の日記

天龍院亜希子の日記

550円 (税込)

2pt

【第30回小説すばる新人賞受賞作】人材派遣会社に勤める田町譲・27歳。ブラックな職場での長時間勤務に疲れ果て、プライベートでは彼女との仲がうまくいかない。なんとなく惰性で流れていく日常。そんな平凡な男の日々を勇気づけるのは、幼い頃に憧れていた野球選手と、長らく会っていない元同級生が書く穏やかな日常のブログだった――。

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天龍院亜希子の日記 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    ラフかは静かに

    からの流れで拝読
    何だか清々しく文章が流れていきました。

    少し新鮮
    電車書籍だと90%位の文面が1番素敵

    誰かに応援してもらいたいとは思いませんが
    気付かれなくても応援したい人を応援は
    し続けてもいいんだな。

    #スカッとする

    0
    2025年07月18日

    Posted by ブクログ

    第30回小説すばる新人賞受賞作。人はふいに分かり合えたと感じたり、裏切られたり、思いもよらないものに救われたりする。そんなささやかな、しかし深く刻まれる経験を、ごく自然に書き出した作品。タイトルからは想像できない内容にもかかわらず、読み終わってみるとこのタイトルしかないと思わされる不思議。賞レースの

    0
    2025年03月03日

    Posted by ブクログ

    日常的なささいな出来事を描いているだけなのに、何故か面白くて共感できる。日常も捨てたもんじゃないね。

    0
    2024年10月07日

    Posted by ブクログ

    ラブカは静かに弓を持つ、金木犀とメテオラと新しい作品から読み始め、このデビュー作にたどり着きました。

    どの作品も登場人物の描写がすごく良くて、ほぼ全員に感情移入してしまった。そして自分自身何度も仕事で関わってきた派遣社員業界の大変さも身につまされた。

    解説にも書かれていたけれども、自分が誰かを信

    0
    2023年02月19日

    Posted by ブクログ

    人材会社勤務27歳男性の何気ない日常を覗き見したような小説。誰しもが日々生きていくなかで、湧きでる小さな希望や絶望の繰り返しが丁寧に描かれていて、自身にとっては共感性の高い作品だった。
    とくに印象的なのは佐藤陽平との出来事だ。実際自分の身に起きたらかなり精神的にきそうな一件である。リアルで虚しく痛々

    0
    2025年03月04日

    Posted by ブクログ

    社会人が抱える仕事やプライベートに関わる普遍的な悩みを幅広く描いた小説。
    ただ、それぞれの悩みに100点の回答をくれる社会人のバイブル的な作品、ということは全くなく、誰しも65点くらいのところで納得させて生きてるんだと思わせてくれる社会人のお守り的な作品。

    0
    2024年09月18日

    Posted by ブクログ

    どんなに仕事がつらくても毎日会社に行かなきゃいけない。平凡な生活のなかに見つける一つの希望。
    それは、かつて少しいじめた天龍院亜希子が毎日幸せそうに生きていること。

    じゃなくてふみかだろ。
    同期で毎日顔を合わせて同じ苦労を味わい、話も合うし巨乳、仕事終わりは居酒屋で愚痴りエッッッなことまで...。

    0
    2024年02月13日

    Posted by ブクログ

    人の心を覗き見しているような感じで面白かった!ヤバい派遣スタッフの話とか、なんか生々しかったな~。みんな血の通った、生きてる人間なんだな。体温のある本だった。

    0
    2023年10月21日

    Posted by ブクログ

    あなたの『苗字』は、『すごい苗字』ですか?

    天皇陛下以外、日本人なら誰もが持つのが『苗字』です。そんな『苗字』は10万、30万というおびただしい数にのぼるとも言われています。お隣の韓国では280程度しかないと聞くと、この国の『苗字』の多さに驚きもします。

    そんな『苗字』で多いのが”佐藤”、”鈴木

    0
    2023年01月30日

    Posted by ブクログ

    「鬼龍院花子の生涯」?と誰でも連想するだろうけど、でもって著者自身がそこから思いついたタイトルだと言ってるけど、このタイトルでこのストーリーって、その違和感がそれだけで何だか妙な存在感。

    ストーリーは、少ぅしブラック目の派遣会社に働く社員(スタッフを派遣する側の役割の人)の何てことない日常なんだけ

    0
    2022年06月28日

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