ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 世界99 上

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    異常性と嫌悪感が何度も襲って来ては、すぐに社会に馴染むという変な感覚がずっと続いた。空子は初め、コンビニ人間の主人公を思い出したが、結局はみんな誰かをトレースしているはず。自分の意思がない空子が小早川に出会って意思が生まれたのは面白かった。上巻を一気読みしてぐちゃぐちゃになった頭の中を整理するのが難しい。下巻は全く予測がつかない。

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    2026年07月02日
  • いまさら翼といわれても

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    古典部シリーズ第6弾。6章からなる短編集。あーこの感じやっぱり好き。奉太郎の過去がいろいろみえて、なんだかんだ優しいいい奴だと再確認。
    高校生っていう多感な時期だし悩みはつきないだろうけど、千反田さんの悩みは高校生には重たいなー。
    続きでますかね?

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    2026年07月02日
  • 女王陛下に捧ぐ、王家の宝の在処

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    ネタバレ

    良かった…
    どう表現したらいいのかわからないが、
    読んでよかったと思える本。

    2/3くらいまでは、
    ふーーん、とか、へーーと読んでいたら
    最後の方になって急に展開が早くなり、
    一気に読んでしまった!
    入れ子構造が複雑だが、
    それも含め、わたしは興味深く面白く読んだ。
    こんな本は読んだことがなかったから。
    狂気の沙汰のレベルの入れ子。笑
    マトリョーシカかな?笑

    p402の
    "この世界は何かを信じていることを美徳としている。〜
    無条件でそれを全面的に信頼するということは、とても美しく綺麗なものに見える。
    でもその美しさは、同じものを信じる人同士でしか共有されない。
    そこから外れた者に

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    2026年07月02日
  • 明け方の若者たち

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    ビッグになろうって意気込んでたわけじゃないけど、人よりはいい人生を歩めるんじゃないかと漠然と感じていたあの頃。同時に抱いていたえもしれぬ不安。社会人になってこんなはずじゃなかったと感じたあの日の帰り道。この作品を読みながら、記憶の底に沈澱していた、当時感じていた様々な感情や目にした情景がグワっと掘り起こされた感覚。
    他の人の感想を読んでいると、これは自分のことなのではと感じている人が多い様子。かくいう僕もその1人。
    不倫ではないけど、似たような、綺麗とは言えない恋にのめり込んだこともあったし、その当時の彼女から知った音楽は今でもよく聴いていたり。
    現実に打ちのめされては立ち上がりを繰り返して気

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    2026年07月02日
  • 倫敦スコーンの謎

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    久しぶりに本を読み終えた。
    「維納ザッハトルテの謎」のラストに向けて畳み掛けていく様、かなりドキドキした。米澤穂信作品はこうでなくちゃ(?) ザッハトルテ、食べたいなあ。

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    2026年07月02日
  • 七月の波をつかまえて

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    夏休みにピッタリ!ビーチにいる気分で、キラキラした夏を疑似体験。

    主人公・ベティ(本名ジュイエ)は12歳。夏休みを過すため母親とオーシャンパークにやってきます。
    ベティは飛行機を異様に怖がるのですが、そのうち、飛行機に限らず全てが怖いらしい事が判明。
    父親不在の理由や忙しすぎる医師の母親、地元ではネガティブ思考の友人とひたすらジメジメ過ごしていたこともあって、ベティはカチカチ頑ななマイナス思考人間。
    かなり大げさに描かれているんだろうけど、なんか身につまされる…
    すっかり消極的なベティに話しかけたのがとびきり明るいサーファーガールのサマー。サマーはけっこう強引、グイグイと接近してベティをビー

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    2026年07月02日
  • BUTTER

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    2026.4.17
    ?「butter」

    連続殺人犯のカジマナは
    フェミニストとマーガリンを嫌う。

    男性に癒しを与える「女性」
    グルメの象徴の「バター」を
    執拗に求める、また与える…
    「本物」「正解」を求めているかもしれないが
    里佳と玲子の関係性と対をなすと
    カジマナが徐々に「作り物」「偽物」
    「マーガリン」のように感じられる?

    また里佳の自分自身に対する洞察は鋭く
    読むほどに自分も巻き込まれる…
    実際に読書期間はバターたっぷり
    パンケーキやオムライスを食べた(笑)

    何が本物で、何が偽物か…
    固定されたものはなく
    関係性をその都度調整していくこと,
    相手の気持ちを想像し、尚且つ
    曖昧な

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    2026年07月02日
  • 裏切りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    どれも面白く、サクサク読めた!特に荒木あかねさん、初読み作家さんでしたがその他の作品も読んでみたいと思いました。事件自体の謎についてや犯人につながる気になるポイントがうまく散りばめられていて、先が気になり読んでいて面白かった。今度他の作品を買いに行こうと思います!そして方丈貴恵さんのはキャラのアクが強くて最高。好きですね。文春文庫さんのアンソロジーは他にも色々あることを知り、他のシリーズもぜひ読みたい。

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    2026年07月02日
  • ツナグ 想い人の心得(新潮文庫)

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    死んだ人と生きている人を再会させる使者(ツナグ)
    涙を誘う再会エピソードはもちろん胸にぐっとくるものがあったが、再会せずに故人の気持ちを思いやる"一人娘の心得"も良かった
    会えなくなったからこそ思いを馳せて思い出すこと、遺志を継ぐことが供養になる、そんなことをあらためて感じた

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    2026年07月02日
  • うつくしが丘の不幸の家

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    舞台は海を見下ろす丘に広がる住宅地にある、
    3階建ての一軒家。連続短編集で、
    章が移ることに主人公が前章の一代前の入居者となり、時間をさかのぼる形で、
    歴代の住人たちの物語が編まれていく。
    それぞれ異なる事情があり、
    家族構成もバラバラで、自分たちで選んで、
    ここに引っ越してきた人もいれば、
    他に居場所がなくてやってきた人もいる。


    小さな仕掛けがあり、
    それがだんだんと物語につながっていき、
    楽しかったです。
    枇杷(びわ)の木にいろんな効能があることを知りました。

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    2026年07月02日
  • 木曜日にはココアを

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    疲れた心に染み渡るような優しい物語だった。
    文章が驚くほど読みやすくするすると読めるし、難しい言葉や言い回しもないので、読書をあまりしない人にもおすすめできる一冊だと思う。
    小さな喫茶店を起点にして、常連客の人々の縁が紡がれて行く、心温まる優しく美しい群像劇だった。
    基本的に各話の主人公にあたる人物の一人称で書かれていて、各話ごとの登場人物も少ないので情報量がさほど多くなく非常にシンプルで分かりやすい。本当に読みやすくてびっくりした。
    『コーヒーブレイクのお供にしたい本』を具現化したような一冊だった。いや『ココアブレイク』かな?
    続編もあるようなので買います。

    ところで「マスター」…何者なん

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    2026年07月02日
  • 生殖記

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    なんとも言い難い…
    終盤までは、私の物言いやツッコミが面白いし、ヒトについてグサグサ言うのも面白いしーー
    と楽しく読んでいたら!
    終盤!!!!
    そんなことが!!!
    なかなか考えさせられるお話だったな

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    2026年07月02日
  • 国宝 上 青春篇

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    映画がすごく話題になっていて、観に行きたいと思いながらも、その長さに躊躇ってしまい…。大きなスクリーンで観るのと、読むのとではきっと感じ方が違っているかもと、機会があれば映像でも観てみたいと思う。続きが気になって下巻を読むのが楽しみでしかたがない。

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    2026年07月02日
  • 短くて恐ろしいフィルの時代

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    短くて面白かった。読んだことのない話。こういうユーモア好き。
    「まともな国はふつう縮んだりしないよな」
    ぶっ飛んでいる。

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    2026年07月02日
  • エデンの裏庭

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    ネタバレ

    前半がエッセイ、後半が小説という、最高に贅沢な構成の一冊!
    全体的に静かで優しく、でも哲学的な深みがあり、吉田さんらしい魅力がぎゅっと詰まった作品だった。

    特に、「舞台袖」という言葉の使い方。
    光の当たるメインステージの物語の傍らでは、常に人知れず別の物語が広がっている。それを想像することで、物語は永遠に終わらない、という考え方がとても素敵だった。
    この視点は小説だけでなく、芸術や人の人生そのものにも当てはまるなぁとも感じた。
    好きな作家のエッセイを読むと、その人の考え方に触れて自分の感性が豊かになる。
    そんなことを改めて実感させてくれた、何度も読み返したくなる大切な一冊に出会えました。

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    2026年07月02日
  • 水滸伝 六 風塵の章

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    秦明の存在感がでかい。小説でも伝わる秦明(霹靂火)が叫ぶシーンが熱い。
    「眼を醒ませ。気力を奮い起こせ。追撃する。これこそ梁山泊の軍だというところを、官軍に見せてやれ」

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    2026年07月02日
  • 日輪の遺産

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    10年くらい積読になっていた本。もっと早く読めば良かった。映画も見てみたかった。舞台が現在の多摩にある米軍レクリエーション施設。読み始めたら、自分が生まれ育った場所だったので、街道の名前や町名がリアルで、もしかして三谷って、いまの町内会名か?あそこは弾薬庫だったと聞いていたが、そこなの?と、とても興味深く読みました。多摩に住んでいる方は、ぜひおすすめしたい本です。終戦時の話なので、目をつぶりたくなる場面も多々あり、こんな悲惨なことは二度と起こしてはいけないと考えさせられました。

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    2026年07月02日
  • かがみの孤城

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    辻村深月の『鍵のない夢を見る』が面白かったので、他の作品で評判良さそうな本作を選んだが、納得の傑作だった。
    主人公は中学生か、読み切れるかな、と序盤は心配したが、一気に読んでしまった。
    特に最後のエピローグの直前のシーン、あれ?誰だっけこの子、と思って数ページ遡って名前を確認した瞬間、鳥肌が立った。
    また、エピローグも素晴らしかった。

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    2026年07月02日
  • 風待荘へようこそ

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    近藤史恵さんの作品の中に出てくる料理はどれも美味しそうです。古都での人生再開に至る過程が丁寧に書かれていて、勇気の出る作品でした。

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    2026年07月02日
  • 捨て犬こむぎが教えてくれた3つのこと

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    表紙で何となく感動系だってわかって
    買ってみました
    本当に感動したっ!!!
    涙でちゃうところだった…

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    2026年07月02日