ブックライブの高評価レビュー

小説・文芸の高評価レビュー

  • 連続殺人鬼カエル男 完結編

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公が可哀想な目に合います。死んじゃうんじゃないかって何度かハラハラさせられたけど楽しめました。
    犯人はなんとなく分かっているつもりでいて残り数十ページで「やっぱそうか」って鼻を高くしていましたが、ことごとく折られました…裏返しの裏返し、どんでん返しのどんでん返し。前半では純粋なミステリー、後半では短編小説を読んでいるかのような軽やかさを感じました。後半にさしかかると読むスピードが止まらなくなってしまったので、待ち時間にはおすすめできないかもしれません。

    0
    2026年03月13日
  • 星を掬う

    Posted by ブクログ

    私はひとり親家庭で、進路とか親の勧めでやってる事が多いから、時々親のせいにしないか不安になる。

    周りは海外旅行とか行って、大学も上京もしてるのにどこからそのお金が出てくるんだろうって羨ましくなるし、それも親のせいにしたくなる。

    でもこの本を読んで、親のせいにしていいのは未成年の間だけ、という言葉が心に刺さりました。

    ここまで育ててきてくれたことに感謝をしてるのに、親のせいにしようとする自分の未熟さを感じました。

    これからも家族を大切にしようと思えました。

    0
    2026年03月13日
  • 死者の奢り・飼育

    Posted by ブクログ

    ノーベル文学賞受賞作家の初期の短編し6作品を収録した一冊です。6作品の中からタイトルとなっている「死者の奢り」と「飼育」を紹介します。

    まず「死者の奢り」。

    主な登場人物は、「僕」「女子大生」「管理人」で名前は無し。従って、登場人物のパーソナリティや物語性ではなく、彼ら彼女らの言葉や行動に描かれる心象描写に、著者「大江健三郎」さんの主張が込められているのだと思いました。

    「僕」は文学部の学生で、「僕は希望を持っていない。毎日の生活に希望はいらない。子どものとき以外は希望を持って生きたことが無いし、その必要もなかった。」と、はっきり言いきるほど虚無的な思想を持った学生で、目的は分かりません

    0
    2026年03月13日
  • テスカトリポカ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    めちゃくちゃ良かった。
    前情報なにもなく読み始めて、舞台が地球の反対側だったから遠い話だなと思っていたけれど、みんな日本に上陸してきた。
    バルミロと医者が出会う部分が好き。わくわくした。バルミロは生き様がかっこよすぎる。でもこんな人日本じゃ生きていけないのよ、、自分の目標になりふり構わず行動できる人好きなんだけど、みんな日本には似合わなすぎてこの人しか生き残れないじゃない、、って終わりに向けて寂しくなった。
    神とか信仰って神聖なもので到底他人が利用しちゃいけないものだよね。コシモは自分の中で神を大切にしていたけど、バルミロは自分の欲求のために神を利用してたし、医者は他人の信仰心を利用してた。

    0
    2026年03月13日
  • 元カレごはん埋葬委員会

    Posted by ブクログ

    元カレとあるけど亡くなった奥さんや母親など恋人に限らず誰かとの思い出に纏わる料理の話。一番好きなのは本屋の木村さんの奥さんとの思い出料理。黒田さんの母親は悪気無く息子を差別して追い詰めて、でも気が付かないんだろうな、一生。どの話に出てくる料理も美味しそうで再現してみたいな。ドラマ化しやすそうなお話だなーとも思った。

    0
    2026年03月13日
  • 52ヘルツのクジラたち【特典付き】

    Posted by ブクログ

    この本に出会うまで、「52ヘルツのクジラ」という存在を知りませんでした。

    貴瑚の過去はとても辛く、悲しく、想像するだけで胸が痛くなります。
    けれどその経験があったからこそ、彼女は“聴こえない声”に気付ける人になったのだと思いました。

    私も、52ヘルツのクジラに気付ける人でありたい。
    そして視野を広げながら生きていきたいと感じました。

    この小説は、世界を少し広げてくれる。
    そして様々な生き方を学ばせてくれる、そんな一冊でした。

    0
    2026年03月13日
  • 帰りに牛乳買ってきて 女ふたり暮らし、ただいま20年目。

    Posted by ブクログ

    相手を求める気持ち、自分にうそのない気持ち。社会の普通の概念の、何気ない圧迫。そんなのがぎゅっとつまったコミックエッセイ。

    0
    2026年03月13日
  • わたしの知る花

    Posted by ブクログ

    もうこれはわたしの中ではトップレベルの本でした。
    なんだろう、なにから書けばいいんだろう…。
    そう悩むくらい感想をどう書いていいかが分かりません。最初は「くっっそ貴博ウゼェ……」くらいにしか思っていなかったのに、こんなにも深い話だなんて…

    そして町田そのこさんの文章はなんでこんなにも心が温まるんだろう…。
    結局、最初の安珠のあの嘘も嘘じゃなかったじゃん…、とも思いました。

    暫くこの本の余韻が残りそうです。

    0
    2026年03月13日
  • 刑事弁護人(上)

    Posted by ブクログ

    薬丸岳が徹底的な取材を元に構想17年を費やした渾身の法廷リーガルミステリ。
    それにしても刑事弁護人とは割に合わないというか過酷な仕事だと思う。ニュースなどで残虐な殺人事件が報道された際に「何でこんな鬼畜の刑を軽くしようとするんだよ!」と弁護士に対する反感を持ったことは一度や二度ではない。まして被害者遺族にしてみれば犯人の肩を持つ共犯者と同じような人間に見えるのだろう。作中でかつて主人公・持月凜子の父親を殺害した犯人である被害者の母親が「殺されて当然」と言った言葉は背筋を凍らせる。刑事弁護人の存在意義とは何か、本作の主要なテーマの一つだ。
    犯人がなぜ罪を犯さざるをえなかったのかという点を詳細に描

    0
    2026年03月13日
  • 掬えば手には

    Posted by ブクログ

    なんの取り柄のない普通の大学生の梨木君。唯一特別と感じることは、「人の心を読めること」。人の心を読めることを悪用することはなく、誰かの一歩踏み出したい気持ちを後押ししてくれるそんな男の子。アルバイト先のオムライス屋さんの大竹店長は、口が悪く、暴言など言うため、バイトが続かない。そんな中、物静かな女の子、常盤さんがアルバイト仲間として加入。大竹店長は、口が悪いけど、そこにはたしかに愛がある。うまく言葉では言えないだけの不器用な人。きっと、大竹店長は梨木君がだいすきなんだなというのか伝わってきて、ぽかぽかした気持ちになった。この本は、ちょっと前に進めないときやほっこりしたいときに読むといいと思った

    0
    2026年03月13日
  • アルプス席の母

    Posted by ブクログ

    高校球児の母親から見た高校野球。

    応援し、支える母親目線が新鮮で、菜々子さんに感情移入しながら読んだ。

    子どもに楽しんで野球をやってもらいたい
    母の願いはそれだけのような気がする。
    自分の生活環境を変え、保護者同士、監督との付き合いなど多忙で、大変な思いをしながらも、子を想う親の気持ちは、それに勝るんだなと感じた。

    そして、そんな親のことを子どももちゃんとわかっているんだと思う。

    甲子園に出場する
    そこまでの道のり、そこからの道のりにも、選手の数だけ、いや関わる人たちのドラマがある。そんなことに思いを馳せながら、高校野球をより楽しめる、そんな小説だ。

    0
    2026年03月13日
  • 蛍たちの祈り

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ずっと気になってた本。町田そのこさんは好きな作品多いけど、これは抜群に好みでした。ちょっとイヤミス(ミステリーではないけど)っぽく、道尾秀介さんみたいな雰囲気もあるかも。5作の連作短編集で、章ごとに時間が経過し登場人物たちの人生が進みます。幸恵や紅実子の女性としての物語に惹かれつつ、一冊通して読むとこれは正道と隆之の物語だなと。どの人生についてもハイライト部分というかダイジェストでしか語られてないにも関わらず、それ以外の時間も想像できてしまうのがすごい。厚みのある作品だな。最終章は泣きました。

    0
    2026年03月13日
  • フーガはユーガ

    Posted by ブクログ

    今、私と同じ、今を生きていて、現実にこうして怖い思いをしている人がいる事を想像して、とても怖かった。せめて子供がしっかりしなくても生きていけたらみたいな文章を読んで本当にそうだよな…と思った。平和だと良いよなぁ。簡単な言葉だけどみんな安心して眠れたら、起きれたら。と思った。
    私も双子なので、双子は2人でひとつだ。特別だ。みたいな描かれ方をするお話は、んーちょっと夢見すぎでしょと思って生きてきたものの、生まれた時から同じように育ってるんだから、そりゃやっぱりお互いが特別だし、一緒にいたら強いよなと思う。私も相方を大事にしようと思う

    0
    2026年03月13日
  • 虚弱に生きる

    Posted by ブクログ

    握力の数値とか数々の数値で見ると、そこまでではないが、私もクラス、学年で体力がビリの方で、体育を呪っている側なのでとても共感ができるような気がしている。

    筋トレなどをしてもなかなか数値の上がらない著者の場合にこういうこともあるのかと思ったりした。だが、確かに努力している。

    三十を越えてからでも更に健康に近づいてくれることを願ってやまない。

    0
    2026年03月13日
  • 海賊とよばれた男(下)

    Posted by ブクログ

    やっと読み終えたー
    なんとも良い。
    ほんとに凄い方っているんだな。
    こういう方が日本を支えてほしいと思える方だった。
    実際に、会ってみたかった。
    素晴らしい本でした。

    0
    2026年03月13日
  • 秘密の花園

    Posted by ブクログ

    子供たちとお庭が、あるべき姿にもどっていくところがじっくりゆっくり丁寧に描かれてました。大自然に囲まれたような、お日様をあびたような、土の匂いをかいだような、季節の風を感じたような、そんな気持ちになれて、実に健康にいい物語。心のストレスも消してくれた。

    0
    2026年03月13日
  • 死命

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    オーディブルで。最初は、犯人の、異常な性癖が
    嫌な話の印象が強かったが、死命をかけた犯人と刑事の執念の闘いがすごい。事前に病院で会っていた伏線など、本当に素晴らしい。

    0
    2026年03月13日
  • ほどなく、お別れです

    Posted by ブクログ

    亡くなった方、それを見送るご遺族
    辛く耐えられない死、切な過ぎる死
    その葬儀を漆原は、故人の意を紡ぐ式を行う。
    美空は漆原を尊敬し優しさに包まれながら成長する。
    嗚咽が止まらない、ただ悲しいだけでなく、希望も持てる一冊。ただ泣き過ぎて頭が痛い。

    0
    2026年03月13日
  • 8番出口

    Posted by ブクログ

    映画→小説

    単純なゲームの小説家、映像化がこれだけ成功してエンタメになるってすんんごいな

    VIVANTおじさん結構好き

    0
    2026年03月13日
  • 風と共にゆとりぬ

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白かった。特に初めてのアルバイトの話が面白すぎて、電車の中で読んでいたのに肩が揺れるほど笑ってしまい、それから笑いをこらえるのが大変だった。
    私はさくらももこのエッセイが好きで何冊も持っているのだが、この本の著者もさくらももこが好きだと知り、勝手に親近感が湧いた。同年代ということもあり、ところどころに出てくるボケや感覚がツボにはまり、最初から最後まで楽しく読むことができた。
    会社で嫌なことがあった日の帰り道、この本を読んでいると嫌な出来事を忘れられて、心が救われた。楽しい時間をありがとうございました。

    0
    2026年03月13日