小説・文芸の高評価レビュー
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ネタバレすごくすごくよかったです。物語の始まりに夫婦関係を修復しようとするきっかけに本をプレゼント。とても喜んでくれたのにそこからまさかの他に好きな人がの告白。こんなにも大好きなのに。もう心がここにないなんて。傷つき萎れ無気力に。外的要因で怪我してしまいそこから不倫相手を交えての3人生活。主人公の絵里さんの再生と自立の物語。もうね。不倫なんて最低最悪。と言う思いがもちろんあるんだけれども。それ以上にみんな素敵な人たちばかりなんだよ。苦しくて切なくてそれでもあったかくて。優しさに包まれる。ここまで相手を思いやれる。そしてそれに返すことができる。こんな人たちに囲まれたい。
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★5 『ゲオスミン』と『ペトリコール』それぞれ上下反転させて読む体験型ミステリー #I #道尾秀介
■きっと読みたくなるレビュー
★5 『ゲオスミン』と『ペトリコール』ふたつの物語、それぞれの話を上下反転させて読むという体験型ミステリー。
道尾秀介先生は毎度毎度いろんな仕掛けで読者を楽しませてくれますよね~。なにせ今回はまず読者が最初にどちらから読むかを選択し、その判断によって物語の結末が大きく変わってしまうというのです。マジで?!そんなことできんの?
そりゃまぁ複雑な仕掛けや条件設定みたいなのを入れれば可能かもね? と思いましたが、ところがどっこいギミック自体はそんなに派手なものではな -
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最高に笑えてほっこりできる、ちょっぴりスリリングな物語!
ラジオパーソナリティの主人公が、あれこれ戸惑いながらも奮闘している様子がたまらなく愛おしいです。仲間たちのキャラクターも一人一人が際立っていて、特別な事件もないのに映画を見ているような面白さがあります。
特に随所で出てくるラジオ放送の様子が本当におもしろい。実際にラジオを聴いているような気持ちになれました。
女の子の性格がぶっ飛びすぎてて味方になれないところや、真相の奇妙さもありましたが、それも含めて小説だからこそ活かされていると思います。
みんなの過去話には思わずやり切れない気持ちになりました。それでも弱いままでなんとか生きていこうと -
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よかったです。
とてもすてきな小説でした。
農業をやりたいと言う父親といじめで学校へ行けなくなった小五の雪乃が、曾祖父母が住む田舎へ移住します。離れて暮らす母親との関係や父親の強い思いを読んで、この家族の強さを感じました。小説は周囲の人たちとの交流を通して変化していく雪乃の気持ちをうまく表現していました。
いじめは絶対に許せないことだということ。本当に強い人は、弱音が吐ける人だということ。誤りはきちんと認めて、謝罪すること。多くの場面で、考えさせられた読書でもありました。
小説の始めの頃の雪乃と終盤の雪乃は、気持ちの持ちようがすっかり変わっていました。一年かけて様々な経験をして、ようやく -
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ネタバレ
いやー騙された騙された!
自分が巷を騒がせる"ハサミ男"なのに、同じ手口でターゲットを殺した真犯人がいるなんて。
殺人鬼が真犯人を探すなんて。
もっとびっくりしたのが、主人公(ハサミ男)の正体。
えー?!!!デブ男じゃないの???
日高はだったらなんであんなに熱心に由紀子の葬儀に行ったりしてたんだよ。
彼については分からないことが多いまま殺されてしまった。
メグロ・ストリート・イレギュラーズ、めちゃくちゃキレ者たち過ぎ。
ちゃんと現場で得た経験と勘がしっかり活きてる。
彼らだから堀之内の違和感にも気付けたんだなと納得です。
ただ知夏がそれよりも上手だっただけ。本物 -
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私は30歳の会社員で男性の多い職場だ。
上司(男)に飲み会で肩を抱かれたり、頭をたたかれたりされたこともある。胸が小さいと言われたこともある。
すごくすごく嫌だったけど、笑って過ごしてた。場の空気を読んでた。
でもそのときにもしこの本を読んでいたならば、「嫌です」とか「不快です」と言えたと思う。
この本を読んで、私は怒ってよかったんだって知れた。
私のカラダは私のものなので、誰かに脅かされると腹が立つ。
私だけの愛するカラダで私でしか愛せない。
そんなメッセージを感じた。
総じてユーモアと強さとエネルギーをもらった。この本を読んで本当に良かったと思う。
私が今後、嫌な気持にさせられたらギ